JP6032749B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明は、スイッチング電源装置に関し、特に、外部から入力される交流入力電圧に基づいて直流出力電圧を生成し、当該直流出力電圧を負荷に供給するスイッチング電源装置に関する。
従来のスイッチング電源装置としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。図3に示すように、このスイッチング電源装置10Bは、電源プラグPL11を介して入力される交流入力電圧を整流および平滑する一次側整流平滑部11と、一次側整流平滑部11から出力された電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング素子FET11と、一次巻線N11、二次巻線N12および補助巻線N13を有し、一次巻線N11にスイッチング電圧が供給されるトランスT11と、二次巻線N12に誘起される誘起電圧を整流および平滑する二次側整流平滑部12と、二次側整流平滑部12からの出力を一次側にフィードバックするための出力検出部13と、当該フィードバックに応じてスイッチング素子FET11のスイッチングを制御するスイッチング制御部14と、交流入力電圧を監視する電圧監視部15と、補助巻線N13に誘起される誘起電圧により充電されるコンデンサC13を有し、コンデンサC13に蓄積された電荷に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部14に供給する補助電源部16と、放電経路を形成する放電経路形成部(放電回路)17とを備えている。
このスイッチング電源装置10Bでは、定常動作時に何らかの要因で交流入力電圧の入力が停止すると、電圧監視部15のコンデンサC14が抵抗R14を介して放電し、トランジスタTR11がオフする。トランジスタTR11がオフすると、一次側整流平滑部11のコンデンサC11に蓄積されている電荷によって放電経路形成部17のトランジスタTR12がオンし、放電経路形成部17に放電経路が形成される。放電経路が形成されると、補助電源部16のコンデンサC13が当該放電経路を介して放電され、スイッチング制御部14の電源電圧が急速に低下し、スイッチング制御部14が停止する。スイッチング制御部14が停止すると、スイッチング素子FET11のスイッチング動作が停止し、二次側整流平滑部12から負荷への出力が停止する。このように、このスイッチング電源装置10Bによれば、交流入力電圧の停止後、比較的短時間で負荷への出力を停止させることができる。
図4に、別の従来のスイッチング電源装置10Cを示す。同図に示すように、スイッチング電源装置10Cは、一次側整流平滑部1と、スイッチング手段Q2と、トランスT1と、二次側整流平滑部2と、出力検出部3と、PWM制御回路(スイッチング制御部)4と、電圧監視部5と、補助電源部6と、放電回路(放電経路形成部)7とを備えている。
一次側整流平滑部1は、商用交流電源ACVから入力される交流入力電圧を整流するダイオードブリッジBD1と、整流後の交流入力電圧を平滑する平滑コンデンサC1と、ダイオードブリッジBD1と平滑コンデンサC1と間に接続された力率改善回路と、を備えている。力率改善回路は、力率を改善するために設けられたものであり、コイルLと、スイッチング素子(MOSFET)Q1と、整流ダイオードD1とで構成されている。
スイッチング手段Q2は、一次側整流平滑部1から出力された直流電圧をスイッチングしてスイッチング電圧を生成するスイッチング素子(FET)で構成されている。スイッチング手段Q2は、PWM制御回路4の制御下でスイッチング動作を行う。
トランスT1は、一次巻線N1、二次巻線N2および補助巻線N3を有している。1次巻線N1の一端(なおトランスT1については、●印の側を一端側、反対側を他端側とする。以下同じ。)は一次側整流平滑部1に接続される一方、1次巻線N1の他端はスイッチング手段Q2に接続されている。一次巻線N1には、スイッチング電圧が供給される。
二次側整流平滑部2は、アノードが二次巻線N2の他端に接続された整流ダイオードD2と、一端が整流ダイオードD2のカソードに接続され、かつ他端が二次巻線N2の一端に接続された平滑コンデンサC2とで構成されている。二次側整流平滑部2は、二次巻線N2に誘起される誘起電圧を整流ダイオードD2により整流し、平滑コンデンサC2により平滑することで、負荷に供給するための直流出力電圧を生成し、当該直流出力電圧を出力する。
出力検出部3は、二次側整流平滑部2から出力される直流出力電圧を検出するための出力電圧検出回路と、出力電圧検出回路で検出された直流出力電圧の多寡に関する信号をPWM制御回路4に出力するフォトカプラPC1とで構成されている。
PWM制御回路4は、直流出力電圧が一定になるように、スイッチング手段Q2のスイッチング動作を制御する。PWM制御回路4では、起動時には起動抵抗R5を介して平滑コンデンサC1の端子電圧がVH端子に入力され、定常動作時には補助電源部6で生成された電源電圧がVcc端子に入力される。
電圧監視部5は、アノードが一次側整流平滑部1の一方の入力端に接続された整流ダイオードD4と、一端が整流ダイオードD4のカソードに接続された抵抗R3と、一端が抵抗R3の他端に接続され、かつ他端が接地された抵抗R4およびコンデンサC4からなる並列回路と、ベースが並列回路の一端に接続され、かつエミッタが並列回路の他端に接続されたトランジスタQ3とで構成されている。トランジスタQ3は、定常動作時にオンする一方、交流入力電圧の入力が停止するとオフする。換言すれば、トランジスタQ3のコレクタ(電圧監視部5の出力端)は、定常動作時にローレベルの状態(第1状態)となる一方、交流入力電圧の入力が停止するとハイレベルの状態(第2状態)となる。
ところで、スイッチング電源装置10Cでは、定常動作時に交流入力電圧の入力が停止した場合、平滑コンデンサC1の両端電圧からスイッチング電圧が生成される。このため、交流入力電圧の入力停止からある程度の時間が経過すると、平滑コンデンサC1の両端電圧が大きく低下した状態でスイッチング電圧が生成されこととなり、スイッチング手段Q2等の誤動作を招くおそれがある。この誤動作を防止すべく、早期に交流入力電圧の入力停止を検出するために、電圧監視部5が設けられている。
また、スイッチング電源装置10Cでは、電圧監視部5に抵抗R4およびコンデンサC4からなる並列回路を設け、トランジスタQ3がオフするタイミングを遅らせることで、交流入力電圧の停止後であっても所定値以上の直流出力電圧が保持される時間(以下、保持時間)を確保している。例えば、負荷がマイコンおよび不揮発性メモリを含む場合、負荷が動作しているとき(重負荷状態のとき)に交流入力電圧の入力が停止しても、この保持時間の間にマイコン内のデータを不揮発性メモリに退避させることができる。
保持時間は、負荷が重負荷状態のときは負荷の消費電力が大きくなるので相対的に短くなり、負荷が軽負荷状態(スタンバイ状態)のときは負荷の消費電力が小さくなるので相対的に長くなる。
補助電源部6は、アノードが補助巻線N3の他端に接続された整流ダイオードD6と、一端が整流ダイオードD6のカソードに接続され、かつ他端が補助巻線N3の一端に接続されたコンデンサC7とで構成されている。補助電源部6は、補助巻線N3に誘起される誘起電圧により充電されるコンデンサC7の端子電圧を、電源電圧としてPWM制御回路4のVcc端子に出力する。
放電回路7は、ベースが電圧監視部5のトランジスタQ3のコレクタに接続され、かつエミッタが接地されたトランジスタQ4と、一端が補助電源部6のコンデンサC7の一端に接続され、かつ他端がトランジスタQ4のベースに接続された抵抗R9と、一端がコンデンサC7の一端に接続され、かつ他端がトランジスタQ4のコレクタに接続された抵抗R10とで構成されている。放電回路7では、交流入力電圧の入力停止時に電圧監視部5のトランジスタQ3がオフすることで、トランジスタQ4がオンし、補助電源部6のコンデンサC7を放電させるための放電経路が形成される。
続いて、図5を参照して、定常動作時に交流入力電圧の入力が停止した場合におけるスイッチング電源装置10Cの動作について説明する。
以下の説明では、負荷がマイコンおよび不揮発性メモリを含むものとし、重負荷状態時において、交流入力電圧の入力停止後にマイコン内のデータを不揮発性メモリに退避させるために必要な保持時間をTとする。また、定常動作時の平滑コンデンサC1の両端電圧をVとし、交流入力電圧の入力停止後に直流出力電圧を保持するために必要な平滑コンデンサC1の両端電圧をVとする。
スイッチング電源装置10Cでは、重負荷状態時において平滑コンデンサC1の両端電圧がVからVになるまでの時間と保持時間Tとが同程度になるように、平滑コンデンサC1の容量を決めている。また、スイッチング電源装置10Cでは、保持時間Tを経過した後にトランジスタQ3がオフするように、ある程度の余裕を持たせてコンデンサC4および抵抗R4からなる並列回路の時定数を設定している。
図5に示すように、時間tにおいて交流入力電圧の入力が停止すると(図5(a))、電圧監視部5のコンデンサC4が抵抗R4を介して予め設定された時定数で放電し始め(図5(b))、保持時間Tの終期である時間tよりも後の時間tにおいてトランジスタQ3がオフする(図5(c))。
時間tにおいてトランジスタQ3がオフすると、放電回路7のトランジスタQ4がオンして放電経路が形成され(図5(d))、PWM制御回路4では電源電圧Vccが急速に低下して(図5(e))、時間t’においてPWM制御回路4が停止する。その結果、時間t’においてスイッチング手段Q2のスイッチング動作(平滑コンデンサC1の放電)が停止し、負荷への直流出力電圧が停止することとなる(図5(f))。
結局、スイッチング電源装置10Cでは、保持時間Tの終期である時間tよりも後の時間t’において負荷への直流出力電圧が停止することとなるので、保持時間Tを確実に確保することができる。
実用新案登録第2551390号公報
ところで、負荷が軽負荷状態の場合、例えばマイコン内のデータを不揮発性メモリに退避させる時間等が不要となるので、軽負荷状態時の保持時間Tを保持時間T以上にする必要はなく、むしろ軽負荷状態時の保持時間Tは保持時間T以下である方が好ましい。
しかしながら、従来のスイッチング電源装置10Cでは、交流入力電圧の入力が停止してから負荷への直流出力電圧の出力が停止するまでの時間が、負荷の状態にかかわらず電圧監視部5のコンデンサC4および抵抗R4の時定数によって一律に決まってしまうので、重負荷状態時に保持時間Tを確保しようとすると、軽負荷状態時の保持時間Tが無駄に長くなってしまうという問題があった。
したがって、従来のスイッチング電源装置10Cでは、軽負荷状態時の保持時間を重負荷状態時の保持時間以下にすることはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、軽負荷状態時の保持時間を重負荷状態時の保持時間以下にすることができるスイッチング電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るスイッチング電源装置は、(1)トランスおよびトランスの一次側に接続されたスイッチング手段を備え、外部から入力される交流入力電圧に基づいて直流出力電圧を生成し、直流出力電圧をトランスの二次側に接続された負荷に供給するスイッチング電源装置であって、スイッチング手段のスイッチングを制御するスイッチング制御部と、トランスの補助巻線に誘起される誘起電圧により充電されるコンデンサを有し、コンデンサに蓄積された電荷に応じた電圧を電源電圧としてスイッチング制御部に出力する補助電源部と、交流入力電圧を監視して交流入力電圧の入力が停止すると第1遅延時間が経過したタイミングで出力端の状態を第1状態から第2状態に変える電圧監視部と、負荷が重負荷状態のときに交流入力電圧が停止した場合に第1遅延時間よりも長く設定された第2遅延時間が経過するまでは第1レベル信号を出力し、第2遅延時間が経過した後は第2レベル信号を出力する一方、負荷が軽負荷状態のときに交流入力電圧が停止した場合に第2レベル信号を出力し続ける負荷状態検出部と、電圧監視部の出力端の状態および負荷状態検出部からの信号に基づいてコンデンサに蓄積された電荷の放電経路を形成することでスイッチング制御部を停止させる放電経路形成部とを備え、放電経路形成部は、出力端が第1状態のときまたは出力端が第2状態でも第1レベル信号が入力されたときは放電経路を形成せず、出力端が第2状態でかつ第2レベル信号が入力されたときに放電経路を形成することを特徴とする。
この構成によれば、放電経路形成部は、負荷が重負荷状態のときは第2遅延時間が経過したタイミングで放電経路を形成し、軽負荷状態のときは第2遅延時間よりも短く設定された第1遅延時間が経過したタイミングで放電経路を形成するので、軽負荷状態時の保持時間を重負荷状態時の保持時間以下にすることができる。
なお、本明細書における「重負荷状態」とは、例えばマイコンを動作させている状態等の比較的大きな電力を消費している状態をいい、本明細書における「軽負荷状態」とは、例えばスタンバイ状態等のほとんど電力を消費していない状態をいう。
上記(1)のスイッチング電源装置では、例えば、(2)電圧監視部は、出力端が放電経路形成部に接続され、負荷状態検出部は、一端が放電経路形成部に接続された、スイッチング手段に流れる電流に応じて変動する変動電圧と所定の基準電圧とを比較し、変動電圧と基準電圧の大小関係が変わったときに出力を第1レベル信号と第2レベル信号とで切り換える電圧比較部を有し、基準電圧は、重負荷状態のときの変動電圧よりも小さく、かつ軽負荷状態のときの変動電圧よりも大きくなるように設定されており、電圧比較部は、重負荷状態のときに交流入力電圧の入力が停止した場合、第2遅延時間で変動電圧を基準電圧まで低下させる変動電圧調整回路を含むよう構成できる。
上記(2)のスイッチング電源装置では、例えば、(3)変動電圧調整回路は、スイッチング手段に流れる電流により充電される第1コンデンサと、第1コンデンサを放電させる第1抵抗とを並列接続させた第1並列回路からなる構成できる。
上記(2)または(3)のスイッチング電源装置では、例えば、(4)電圧監視部は、交流入力電圧により充電される第2コンデンサと、第2コンデンサを放電させる第2抵抗とを並列接続させた第2並列回路を有する場合、第1遅延時間は、第2並列回路の時定数により決まるよう構成できる。
上記(2)〜(4)のスイッチング電源装置では、例えば、(5)電圧比較部は、反転入力端子に変動電圧が入力され、非反転入力端子に基準電圧が入力され、かつ出力端子から出力信号が出力されるコンパレータを有していてもよい。
上記(5)のスイッチング電源装置では、例えば、(6)電圧比較部は、一次側整流平滑部とスイッチング手段とを接続する低電位ラインに直列接続された第3抵抗と、アノードがスイッチング手段および第3抵抗の接続点に接続され、かつカソードがコンパレータの反転入力端子に接続された第1整流ダイオードと、アノードが補助巻線に接続された第2整流ダイオードと、第2整流ダイオードのカソードとコンパレータの非反転入力端子と間に接続された分圧回路と、カソードが分圧回路に接続され、かつアノードが接地されたツェナーダイオードと、をさらに有していてもよい。
本発明によれば、軽負荷状態時の保持時間を重負荷状態時の保持時間以下にすることができるスイッチング電源装置を提供することができる。
本発明に係るスイッチング電源装置のブロック図である。 交流入力電圧の入力が停止した場合における本発明に係るスイッチング電源装置の動作を示すグラフである。 従来のスイッチング電源装置のブロック図である。 従来の別のスイッチング電源装置のブロック図である。 交流入力電圧の入力が停止した場合における従来の別のスイッチング電源装置の動作を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るスイッチング電源装置の好ましい実施形態について説明する。なお、図1に示されている各構成要素のうち、図4と同一の符号を付した構成要素については従来技術で説明したものと同様なので、ここでは説明を一部省略する。
[構成]
図1に、本発明の一実施形態に係るスイッチング電源装置10Aを示す。同図に示すように、スイッチング電源装置10Aは、図4に示す従来のスイッチング電源装置10Cに電圧比較部(負荷状態検出部)8を追加した構成となっている。
電圧比較部8は、コンパレータAmpと、抵抗R1、R2、R6〜R8と、整流ダイオードD3、D5と、コンデンサC3、C5と、ツェナーダイオードZD1とで構成されている。
抵抗R1は、一次側整流平滑部1とスイッチング手段Q2とを接続する低電位ラインに直列接続されており、整流ダイオードD3は、アノードがスイッチング手段Q2および抵抗R1の接続点に接続され、かつカソードがコンパレータAmpの反転入力端子(−)に接続されている。
コンデンサC3および抵抗R2は、並列接続されている。コンデンサC3および抵抗R2からなる並列回路(変動電圧調整回路)は、一端が第1整流ダイオードD3のカソードおよびコンパレータAmpの反転入力端子(−)に接続され、かつ他端が接地されている。ここで、コンデンサC3の両端電圧は、定常動作時は充放電を繰り返しながら一定の電圧に維持されているが、交流入力電圧の入力停止により充放電のバランスが崩れると低下していく。
また、本実施形態では、変動電圧が基準電圧よりも大きい場合に、予め設定された第1遅延時間(コンデンサC4が放電を開始してからトランジスタQ3がオフするまでの時間)よりも長くなるように設定された第2遅延時間を経過したタイミングで変動電圧が基準電圧を下回るように、コンデンサC3および抵抗R2を選定している。
コンパレータAmpでは、反転入力端子(−)にスイッチング手段Q2に流れる電流に応じて変動する変動電圧(コンデンサC3の端子電圧)が入力され、非反転入力端子(+)に基準電圧が入力され、変動電圧と基準電圧とが比較される。負荷が重負荷状態の場合、スイッチング手段Q2に流れる電流は大きくなる。このため、コンデンサC3は比較的大きな電流によって充電され、その結果、変動電圧は大きくなる。一方、負荷が軽負荷状態の場合、スイッチング手段Q2に流れる電流は小さくなる。このため、コンデンサC3は比較的小さな電流によって充電され、その結果、変動電圧は小さくなる。ここで、変動電圧の大小は、脈流の大小の振幅ではなく、脈流を除いた直流成分の大小をいう。
基準電圧は、重負荷状態時における変動電圧よりも小さく、かつ軽負荷状態時における変動電圧よりも大きくなるように設定されている。具体的には、基準電圧に応じて、ツェナーダイオードZD1および抵抗R6〜R8(分圧回路)が選定される。
コンパレータAmpの出力端子は、放電回路7の抵抗R9を介してトランジスタQ4のベースに接続されているので、変動電圧が基準電圧よりも大きい場合、トランジスタQ4のベースにローレベルの信号(第1レベル信号)が入力され、変動電圧が基準電圧よりも小さい場合、トランジスタQ4のベースにハイレベルの信号(第2レベル信号)が入力される。このため放電回路7では、交流入力電圧の入力停止により電圧監視部5のトランジスタQ3がオフしても、コンパレータAmpからハイレベルの信号が入力されなければ、放電経路は形成されない。
ダイオードD5は、アノードが補助電源部6の整流ダイオードD6を介して補助巻線N3の他端に接続され(なおトランスT1については、●印の側を一端側、反対側を他端側とする。以下同じ。)、かつカソードが抵抗R6、R7、R8からなる分圧回路を介してコンパレータAmpの非反転入力端子(+)に接続されている。ツェナーダイオードZD1は、カソードが抵抗R7および抵抗R8の接続点に接続され、かつアノードが接地されている。抵抗R6は、一端が抵抗R7およびコンパレータAmpの非反転入力端子(+)の接続点に接続され、かつ他端が接地されている。
コンデンサC5は、一端がダイオードD5および抵抗R8の接続点に接続され、かつ他端が接地されている。
[動作]
続いて、図2を参照して、定常動作時に交流入力電圧の入力が停止した場合におけるスイッチング電源装置10Aの動作について、重負荷状態時と軽負荷状態時とに分けて説明する。
以下の説明では、負荷がマイコンおよび不揮発性メモリを含むものとし、重負荷状態時において、交流入力電圧の入力停止後にマイコン内のデータを不揮発性メモリに退避させるために必要な保持時間をTとする。また、定常動作時の平滑コンデンサC1の両端電圧をVとし、交流入力電圧の入力停止後に直流出力電圧を保持するために必要な平滑コンデンサC1の両端電圧をVとする。
さらに、本実施形態では、重負荷状態時において平滑コンデンサC1の両端電圧がVからVになるまでの時間と保持時間Tとが同程度になるように、平滑コンデンサC1の容量を決めているものとする。
(重負荷状態時)
負荷が重負荷状態の場合、図2に示すように、時間tにおいて交流入力電圧の入力が停止すると(図2(a))、電圧監視部5のコンデンサC4が抵抗R4を介して予め設定された時定数で放電し始める(図2(b))。
コンデンサC4および抵抗R4からなる並列回路の時定数は、コンデンサC4が放電を開始してからトランジスタQ3がオフするまでの時間(第1遅延時間)が、保持時間Tよりも短くなるように設定されている。具体的には、保持時間Tの終期である時間tよりも前の時間tにおいて、トランジスタQ3がオフするように設定されている(図2(c))。
電圧比較部8では、時間tにおいてコンデンサC3が抵抗R2を介して放電し始め、これによりコンデンサC3の両端電圧(変動電圧)が低下し始める(図2(d))。また、電圧比較部8では、コンパレータAmpの反転入力端子(−)に入力された変動電圧が非反転入力端子(+)に入力された基準電圧を下回るまでの時間(第2遅延時間)が、保持時間Tよりも長くなるように設定されている。具体的には、保持時間Tの終期である時間tよりも後の時間tにおいて、変動電圧が基準電圧を下回るように設定されている(図2(d))。
このため、電圧比較部8では、時間tにおいて変動電圧が基準電圧を下回るまでは、コンパレータAmpの出力端子からローレベルの信号が出力され、時間tにおいて変動電圧が基準電圧を下回ると、コンパレータAmpの出力信号の極性がハイレベルに変わる(図2(e)上図)。
放電回路7では、時間t〜tにおいては、電圧比較部8のコンパレータAmpからローレベルの信号が入力されるため、電圧監視部5のトランジスタQ3がオフしていてもトランジスタQ4はオフされたままとなり、放電経路は形成されない(図2(f)上図)。一方、時間t以降は、電圧監視部5のトランジスタQ3がオフしており、かつ電圧比較部8のコンパレータAmpからハイレベルの信号が入力されるため、トランジスタQ4がオンして放電経路が形成される(図2(f)上図)。
PWM制御回路(スイッチング制御部)4では、時間t〜tにおいては、放電回路7で放電経路が形成されないため、電源電圧Vccが維持される(図2(g)上図)。その結果、時間t〜tにおいては、スイッチング素子FET11のスイッチング動作が継続され、一次側整流平滑部1の平滑コンデンサC1に蓄えられていた電力を利用して、負荷への直流出力電圧の出力が続けられる(図2(h))。
一方、時間tにおいて放電回路7で放電経路が形成されると、PWM制御回路4では電源電圧Vccが急速に低下し(図2(g)上図)、時間t’においてPWM制御回路4が停止する。その結果、時間t’においてスイッチング手段Q2のスイッチング動作(平滑コンデンサC1の放電)が停止し、負荷への直流出力電圧が停止することとなる(図2(h))。
結局、スイッチング電源装置10Aでは、保持時間Tの終期である時間tよりも後の時間t’において負荷への直流出力電圧が停止することとなるので、重負荷状態時の保持時間がT(=T)となり、保持時間Tを確実に確保することができる。
(軽負荷状態時)
負荷が軽負荷状態の場合、時間tにおいて交流入力電圧の入力が停止すると(図2(a))、電圧監視部5では、重負荷状態時と同様に時間tにおいてトランジスタQ3がオフする(図2(c))。
電圧比較部8では、基準電圧が軽負荷状態時における変動電圧よりも大きくなるように設定されているため(図2(d))、コンパレータAmpの出力端子からは、時間tの時点においてすでにハイレベルの信号が出力されている(図2(e)下図)。
放電回路7では、時間tにおいて、電圧監視部5のトランジスタQ3がオフし、かつコンパレータAmpからハイレベルの信号が入力されるため、トランジスタQ4がオンして放電経路が形成される(図2(f)下図)。
PWM制御回路4では、時間tにおいて電源電圧Vccが急速に低下し始め(図2(g)下図)、時間t’においてPWM制御回路4が停止する。その結果、時間t’においてスイッチング手段Q2のスイッチング動作(平滑コンデンサC1の放電)が停止し、負荷への直流出力電圧が停止することとなる(図2(h))。
結局、スイッチング電源装置10Aでは、保持時間Tの終期である時間tよりも前の時間t’において負荷への直流出力電圧が停止することとなるので、軽負荷状態時の保持時間T(=t’−t)を重負荷状態時の保持時間T(=t−t)よりも短くすることができる。
したがって、本発明の実施形態に係るスイッチング電源装置10Aによれば、保持時間Tを確実に確保しつつ、軽負荷状態時の保持時間Tを短くすることができる。
以上、本発明に係るスイッチング電源装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、第1遅延時間を保持時間Tよりも短く設定することで、軽負荷状態時の保持時間Tを重負荷状態時の保持時間Tよりも短くしているが、第1遅延時間を保持時間Tと同程度に設定することで、軽負荷状態時の保持時間Tを重負荷状態時の保持時間Tと同程度にすることもできる。
また、上記実施形態では、重負荷状態時において平滑コンデンサC1の両端電圧がVからVになるまでの時間と保持時間Tとが同程度になるように、平滑コンデンサC1の容量を決めているが、平滑コンデンサC1の両端電圧がVからVになるまでの時間が保持時間Tよりも長くなるように、平滑コンデンサC1の容量を決めてもよい。
本発明に係るスイッチング電源装置として、上記実施形態ではフライバックコンバータを例に挙げて説明したが、本発明は、フォワードコンバータやハーフブリッジコンバータ等の他のコンバータにも、好適に適用可能である。
1 一次側整流平滑部
2 二次側整流平滑部
3 出力検出部
4 スイッチング制御部(PWM制御回路)
5 電圧監視部
6 補助電源部
7 放電経路形成部(放電回路)
8 電圧比較部

Claims (6)

  1. トランスおよび前記トランスの一次側に接続されたスイッチング手段を備え、外部から入力される交流入力電圧に基づいて直流出力電圧を生成し、前記直流出力電圧を前記トランスの二次側に接続された負荷に供給するスイッチング電源装置であって、
    前記スイッチング手段のスイッチングを制御するスイッチング制御部と、
    前記トランスの補助巻線に誘起される誘起電圧により充電されるコンデンサを有し、前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電圧を電源電圧として前記スイッチング制御部に出力する補助電源部と、
    前記交流入力電圧を監視して前記交流入力電圧の入力が停止すると第1遅延時間が経過したタイミングで出力端の状態を第1状態から第2状態に変える電圧監視部と、
    前記負荷が重負荷状態のときに前記交流入力電圧が停止した場合に前記第1遅延時間よりも長く設定された第2遅延時間が経過するまでは第1レベル信号を出力し、前記第2遅延時間が経過した後は第2レベル信号を出力する一方、前記負荷が軽負荷状態のときに前記交流入力電圧が停止した場合に前記第2レベル信号を出力し続ける負荷状態検出部と、
    前記電圧監視部の前記出力端の状態および前記負荷状態検出部からの信号に基づいて前記コンデンサに蓄積された電荷の放電経路を形成することで前記スイッチング制御部を停止させる放電経路形成部と
    を備え、
    前記放電経路形成部は、前記出力端が第1状態のときまたは前記出力端が第2状態でも前記第1レベル信号が入力されたときは前記放電経路を形成せず、前記出力端が第2状態でかつ前記第2レベル信号が入力されたときに前記放電経路を形成することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記電圧監視部は、前記出力端が前記放電経路形成部に接続され、
    前記負荷状態検出部は、一端が前記放電経路形成部に接続された、前記スイッチング手段に流れる電流に応じて変動する変動電圧と所定の基準電圧とを比較し、前記変動電圧と前記基準電圧の大小関係が変わったときに出力を前記第1レベル信号と前記第2レベル信号とで切り換える電圧比較部を有し、
    前記基準電圧は、前記重負荷状態のときの前記変動電圧よりも小さく、かつ前記軽負荷状態のときの前記変動電圧よりも大きくなるように設定されており、
    前記電圧比較部は、前記重負荷状態のときに前記交流入力電圧の入力が停止した場合、前記第2遅延時間で前記変動電圧を前記基準電圧まで低下させる変動電圧調整回路を含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記変動電圧調整回路は、前記スイッチング手段に流れる電流により充電される第1コンデンサと、前記第1コンデンサを放電させる第1抵抗とを並列接続させた第1並列回路からなることを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記電圧監視部は、前記交流入力電圧により充電される第2コンデンサと、前記第2コンデンサを放電させる第2抵抗とを並列接続させた第2並列回路を有し、
    前記第1遅延時間は、前記第2並列回路の時定数により決まることを特徴とする請求項2または3に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記電圧比較部は、反転入力端子に前記変動電圧が入力され、非反転入力端子に前記基準電圧が入力され、かつ出力端子から前記出力信号が出力されるコンパレータを有することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記電圧比較部は、
    前記一次側整流平滑部と前記スイッチング手段とを接続する低電位ラインに直列接続された第3抵抗と、
    アノードが前記スイッチング手段および前記第3抵抗の接続点に接続され、かつカソードが前記コンパレータの反転入力端子に接続された第1整流ダイオードと、
    アノードが前記補助巻線に接続された第2整流ダイオードと、
    前記第2整流ダイオードのカソードと前記コンパレータの非反転入力端子と間に接続された分圧回路と、
    カソードが前記分圧回路に接続され、かつアノードが接地されたツェナーダイオードと、
    をさらに有することを特徴とする請求項5に記載のスイッチング電源装置。
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