JP2011187366A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】防汚性、信頼性、測定精度を向上させ得るようにする。
【解決手段】筐体1の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイル8a,8bと、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサ回路が設けられたセンサー回路基板と、センサー回路基板の出力に基づき誘導加熱コイルを駆動する制御回路9a,9bと、を備え、赤外線センサーとセンサー回路基板を一つのセンサーケース11Aに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、一部が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーの筐体上面からの突出量を少なくでき、かつ測定精度を向上させ得る誘導加熱調理器に関する。
従来より、被加熱物から放射される赤外線量を側面より検出し、被加熱物の温度を測定する機能を備えた誘導加熱調理器は知られている。
このようなものにおいて、被加熱物の温度を測定する赤外線センサー、及びこのセンサーの出力を例えばA/D変換(アナログ/デジタル変換)したり特定波長領域の光の抽出などの処理を行うセンサー回路の基板は、従来、筐体内に直接収納している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−264055号公報(図1、図2)
しかしながら、赤外線センサー及びセンサー回路基板を直接筐体に収納するようにしたものにあっては、赤外線センサーの筐体上面からの突出量が大きく、そのため汚れやすく、汚れにより測定精度が低下してしまうという難点があった。
本発明の技術的課題は、防汚性、信頼性、測定精度を向上させ得るようにすることにある。
本発明に係る誘導加熱調理器は、筐体の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサ回路が設けられたセンサー回路基板と、センサー回路基板の出力に基づき誘導加熱コイルを駆動する制御回路と、を備え、赤外線センサーとセンサー回路基板を一つのセンサーケースに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、一部が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付けたものである。
本発明に係る誘導加熱調理器においては、赤外線センサーとセンサー回路基板を一つのセンサーケースに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、一部が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付けるようにしているので、赤外線センサーの筐体上面からの突出量が少なくなって、防汚性・防水性が高まり、信頼性、測定精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、通風口グリルを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケース取付穴部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの前部品の背面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の制御回路側の接続ケーブルを含むセンサーケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの上部品を除く分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の基板ケースユニットとチャンバを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図、図2はそのトッププレートを外し、通風口グリルを分解した状態の斜視図、図3はそのセンサーケース取付穴部の分解斜視図、図4はそのセンサーケースの分解斜視図、図5はその赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの前部品の背面図、図6はそのカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1乃至図6のように筐体1の上面における背面側の2ヶ所に通風口グリル2a,2bと一体化されて通風性を有し、吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部を覆うカバー部材3a,3bがそれぞれ設けられている。これらカバー部材3a,3bには、赤外線センサーが受光するための窓部が設けられ、窓部に赤外線透過部材5a,5bがそれぞれ取り付けられていて、トッププレート30に載置される被加熱物から放射される赤外線が入射可能となっている。また、トッププレート30の下側には、前面側に左右とそれらの中間部の後方位置に、それぞれ誘導加熱コイル8a,8b,8cが設けられているとともに、左右後方の空いてるスペースに、赤外線センサー4による検出結果や図示しないサーミスタによる温度検知の結果に基づき誘導加熱コイル8a,8b,8cを駆動する制御回路の基板(以下、「制御基板という」)9a,9bが配置されている。
筐体上面の背面側には、中央に排気口6、その両側に吸気口7a,7bがそれぞれ設けられている。但し、これら排気口6及び吸気口7a,7bでなる通風口の配置は一例でありこれに限るものでなく、例えば筐体前面部に吸気口を設け、筐体背面側の上面に排気口を設けるレイアウトであってもよい。
また、吸気口7a,7bと同じ筐体上面の開口の一端には、図3のように吸気ダクトで仕切られたセンサーケース取付穴(吸気口7b側のみ示す)7cが設けられ、センサーケース取付穴7cにセンサーケース11Aが取り付けられ、センサーケース11Aがカバー部材3bに収容されて外部衝撃等より保護されるようになっている。なお、センサーケース取付穴7cは、必ずしも吸気口7a,7bにおける吸気ダクトで仕切られた部位とする必要はなく、筐体上面における排気口6及び吸気口7a,7bでなる通風口の開口であればどこでもよいものである。また、左右のセンサーケースは、設置角度を除けば同一構成であるため、これ以降、後述の他の実施の形態も含み、一方(右側配置)のセンサーケース11Aについてのみ説明する。
この右側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4は、センサー回路基板10に直接搭載されており、ここでは前面側の一方の誘導加熱コイル8bが加熱する被加熱物からの赤外線を検知して温度を測定している。なお、赤外線センサーとしては、センサー素子とセンサーカバーを一体に、単独の製品として作成し、これを基板上に取り付けるタイプのものと、センサー素子を基板上に実装し、この上にセンサーカバーを取り付けるタイプのものとが有る。
通常、右側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4が受光する水平方向の光軸の中心は、右側の誘導加熱コイル8bの中心に向けられ、左側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4が受光する水平方向の光軸の中心は、左側の誘導加熱コイル8aの中心に向けられ、各誘導加熱コイルの被加熱物と赤外線センサーは1対1となっている(本実施形態においては、中央の誘導加熱コイル8cの被加熱物温度を検知する赤外線センサーは具備されていない)。
複数の異なる製品(機種)においては、(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置位置が異なることがある。このため、(右)センサーケース11Aの位置・取付角度を一定に固定した条件において、複数の製品の(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置の中心を結ぶ線の中心に赤外線センサー4の水平方向の光軸が向くように赤外線センサー4を(右)センサーケース11A内に取り付けることにより、複数の異なる製品(機種)において(右)センサーケース11Aを共用化している。
このように、複数の異なる製品(機種)の誘導加熱調理器でセンサーケース11Aを共用することで標準化され、製品コストを低くすることができる。
筐体1の内部すなわちセンサーケース取付穴7c内の背面側には、図3及び図6のようにセンサーケース11Aが係合可能なプレート状の係止部1aが筐体背面から所定間隙離して設けられているとともに、係止部1aの上縁の2ヶ所に切欠部1bが形成されている。一方、センサーケース11Aには、係止部1aと筐体背面間の隙間に挿入可能な係止片部18aが設けられているとともに、この係止片部18aの前記隙間への挿入時に切欠部1b側となる端面の2ヶ所に、切欠部1bに嵌入してその下端と係合可能な締結部18bが突設されている。したがって、センサーケース11Aは、係止片部18aが、筐体1の係止部1aと背面間の隙間に挿入され、締結部18bが、切欠部1bに嵌入してその下端に係合することで、位置決めがなされ、取付け位置・方向の精度を確保でき、仮固定されるようになっている。そして、この仮固定状態下から、筐体背面よりセンサーケース11Aの締結部18bにねじ(例えばタッピンねじ)12を締め付けることで、本固定できるようになっている。このため、締結作業が容易で、作業性が高まり、製品コストを低くすることができる。
このように、センサーケース11Aは、仮固定部を含む一部(下部)が筐体内、つまりセンサーケース取付穴7c内に納まるように、また一部(上部)が筐体上面から突出するように、筐体内部に取り付けられる。なお、制御基板9a,9bの制御基板接続ケーブル13(一方のみ図示)は、筐体内から引き出せる長さであり、筐体外でコネクタ部14(一方のみ図示)の着脱作業が可能な長さとなっている。
センサーケース11Aは、大別すると、図4のように前部品17と後部品18と上部品19の3部品で構成される。前後の部品17,18が組み合わされた後、外周面が一体的に形成されてなる上部品19が被せられることで、これらが一体化される。
センサーケース11Aの上部品19には、平面的に見て筐体上面のセンサーケース取付穴7cのエッジを挟むように樋部19bが設けられており、図3、図4及び図6のようにその樋部19bの外側壁上面がセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面と対向可能な対向面19cに形成され、対向面19cとセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との間に樋部防水部材(第1の防水部材)32が挿入されている。また、樋部19bの排水口となる部位、つまりセンサーケース11Aの筐体上面と接触しない部分に、水切部19dが設けられている。これにより、筐体上面のセンサーケース取付穴7cから侵入した液体等がセンサーケース11Aに伝って流れるのを防止するとともに、回収した液体等が樋部19bから水切部19d以外の部分に流出するのを抑制している。
これを更に詳述すると、センサーケース11Aの前部品17には、赤外線センサー4が受光するための矩形状の窓部17aが設けられ、窓部17aに矩形状の防水部材(第2の防水部材)21を介して矩形状の赤外線透過部材50が嵌め込まれている。赤外線透過部材50の周縁部は、図6のように上部品19の窓枠19aにて覆われ、内側に収納されるようになっている。これにより、トッププレート30に載置される被加熱物から放射される赤外線が入射可能となっている。なお、防水部材21は、ここでは前部品17の窓部17aの形状に合わせて矩形としたが、不定形の防水部材(シリコン系のシーリング剤)等でもよい。また、防水部材に接着性があると、防水性・密閉性が高まるとともに組立の作業性も高まるので、好ましい。
センサーケース11A内の赤外線センサー4の位置決めは、赤外線センサー4が直接搭載されているセンサー回路基板10の位置決めにより行われる。センサー回路基板10の配置角度は、図5に示す前部品17の3ヶ所の基板支持部22a,22b,22cにより基板面の角度は決まる。基板支持部のうち基板支持部22bは、センサー回路基板10を図5で見て裏面(基板能動面)を支持する部分とセンサー回路基板10の下縁を支持する部分を有するL形に形成されている。後部品18には、図4のように基板支持部の対面となる3ヶ所に基板押さえ23a,23b,23cが設けられており、前記基板支持部22a,22b,22cと協調してセンサー回路基板10を挟み込むことにより、センサー回路基板10を曲げ等の荷重をかけることなく固定することができるようになっている。
また、センサー回路基板10の高さ方向の位置決めは、図5のようにセンサー回路基板10に形成した基板位置決め穴24と前部品17に設けられた位置決めピン25により行われる。
また、前部品17の底面に、図5及び図6に示すようにケーブル貫通部26が設けられ、ケーブル貫通部26をセンサー回路ケーブル27が貫通している。このようにケーブル貫通部26の形成位置を底面とすることで、液体等は重力により下方へ流れ去り、内部に液体等が侵入するのを防止している。センサー回路ケーブル27は、言わば中継ケーブルであり、一端にセンサー回路基板コネクタ28と接続される内部接続コネクタ29を有するとともに、他端に制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と接続される外部接続コネクタ31を備えている。
また、筐体上面におけるセンサーケース取付穴7c周辺の少なくとも一部(ここでは前後および製品端側側面)に、図2及び図6のように凸条部33,34,35を設けている。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、次のような作用、効果を奏する。
センサー回路基板10に赤外線センサー4を搭載し、これらを一つのセンサーケース11Aに納めているので、赤外線センサー4の出力がセンサー回路基板10に到達するまでの間のノイズ・外乱の影響が減り、測定精度・信頼性が向上する。さらに、赤外線センサー4及びセンサー回路基板101の防汚性・防水性が高まり、周囲温度の変化の軽減(断熱効果)により、測定精度・信頼性が向上する。
センサーケース11Aは、一部(上部)が筐体上面から突出し、一部(下部)が筐体内に納まるようねじ12にて筐体内部に取り付けているので、筐体上面は被せるだけで良く、組み立て時の作業性が向上し、製品コストを低減できる。また、メンテナンス時もセンサーケース11Aを外さなくても筐体上面を取外すことができ、不要なトラブルが発生せず、メンテナンスコストを低減できる。さらに、筐体上面からの突出量を少なくなって、調理作業性・意匠性を向上させることができる。
筐体内部すなわちセンサーケース取付穴7c内に、センサーケース11Aが係合可能な係止部1aを設け、これに仮固定して、センサーケース11Aの位置決め、取付け位置・方向の精度を確保するとともに、この仮固定の状態からねじ(締結部材)12で筐体1に固定できるようにしているので、組立性・メンテナンス性が向上し、製品コスト・メンテナンスコストを低減できる。
センサーケース11Aに、筐体上面に形成したセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面と対向可能な対向面19cを設けているので、センサーケース11Aと筐体上面のセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との密閉性が高まり、筐体内への液体等の侵入を抑制することができる。
センサーケース11Aに、平面的に見て前記筐体上面の前記センサーケース取付穴7cのエッジを挟むように樋部19bを設け、その樋部19bの外側壁上面を前記対向面19cとするとともに、樋部19bの排水口となる部位に水切部19dを設けたので、筐体上面のセンサーケース取付穴7cから侵入した液体等は、樋部19bで受け水切部19dから排水できる。このため、センサーケース取付穴7cから侵入した液体等が筐体内に侵入することはなく、センサーケース11Aから筐体内やケーブルに伝わって流れるのを防止することができる。
制御基板とセンサー回路基板10とを結線する制御基板接続ケーブル13を備え、図3のように制御基板接続ケーブル13間またはこの制御基板接続ケーブル13とセンサー回路基板10とを結線したまま筐体外に移動(引き回し)できるようにしているので、制御回路とセンサー回路の接続が容易となり、組立性・メンテナンス性が向上する。
センサー回路の接合部に中継ケーブルとなるセンサー回路ケーブル27を設け、その一端の内部接続コネクタ29をセンサー回路基板コネクタ28と接続するとともに、他端をセンサーケース11Aの前部品17の底面に設けたケーブル貫通部26を貫通させ、その末端の外部接続コネクタ31をセンサーケース11Aの外部において制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と接続するようにしているので、ケーブル貫通部は底部であるため重力により液体等は下方へ流れ、侵入が抑制されることから、センサーケース11Aへの液体等の侵入が抑制され、防汚性・信頼性が向上する。
センサーケース11Aの上部品19に設けた対向面19cと筐体上面のセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との間の隙間に、樋部防水部材(第1の防水部材)32を挿入したので、センサーケース取付穴7cから筐体内への液体等の侵入を抑制することができる。
筐体上面におけるセンサーケース取付穴7c周辺の少なくとも一部(前後および製品端側側面)に、凸条部33,34,35を設けているので、凸条部33により、トッププレート上の被加熱物である液体(お湯や煮汁等)が筐体上面に溢れた場合等にセンサーケース取付穴7cへの侵入を抑制することができる。また、凸条部34,35により、筐体が設置されるシステムキッチンの上面からセンサーケース取付穴7cへの液体の侵入を抑制することができる。
センサーケース11Aの筐体上面からの突出部の最も外側となる上部品19の外周面を一体的に形成しているので、図2のように通風口グリル2bと一体のカバー部材3bを外した状態で、センサーケース11Aの視認できる部位に継ぎ目が無く、したがってセンサーケース11A内への液体の流入等を抑制することができる。
センサーケース11Aの筐体上面からの突出部となる上部品19は、前面に開口部となる窓枠19aを有し、窓枠19aの内側に前部品17の窓部17aに嵌め込まれている矩形状の赤外線透過部材50が配置され、赤外線透過部材50の周縁部が上部品19の窓枠19aの縁にて覆われるようにしているので、赤外線透過部材50の矩形状周縁部が外面に露出せず、ユーザーが触ってケガ等をすることがなく、安全性が確保されるとともに、赤外線透過部材50とセンサーケースすなわち上部品19との接触面が増加し、上部品19と赤外線透過部材50との隙間からの液体の侵入等が抑制される。さらに、赤外線透過部材50の周縁部を前部品17によって支持することにより、赤外線透過部材50の強度を向上させることができ、外部からの力・衝撃への耐力が向上する。
センサーケース11Aの前部品17の窓部17aと赤外線透過部材50の接触面の間に防水部材(第2の防水部材)21を挿入しているので、赤外線透過部材50と前部品17の接触面の隙間からの液体の侵入等を抑制することができる。
センサーケース11Aの筐体上面からの突出部の少なくとも一部を覆うカバー部材3bを設けているので、センサーケース11Aへの外部からの物の衝突や液体の侵入を抑制することができる。
カバー部材3bは、赤外線透過部材5bで覆われた窓部を有し、通風口グリル2bと一体化され、筐体上面より着脱可能であるため、窓部の清掃が容易で、測定の精度を維持することが容易である。
カバー部材3bは、通風性を有し、吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部を覆うように設けられているので、吸排気口のグリルを兼用させることが可能で、その場合には部品点数が減らせ低コスト化できる。また、このようにカバー部材3bに吸排気口のグリルを兼用させた場合には、吸排気口のグリルと赤外線透過部材5bの清掃が同時に行え、メンテナンス性が向上する。
なお、赤外線透過部材の表面に反射防止膜を設けることは好ましい。この場合には、赤外線の透過率が向上し、測定精度が更に向上する。
また、赤外線透過部材の表面に特定波長透過膜を設けることは好ましい。この場合には、不要な波長の透過が無くなり、赤外線センサー4の外乱要因が減り、精度が向上する。
筐体上面のセンサーケース取付穴7cを、吸気または排気の通風が可能な吸気口7a,7bまたは排気口6と同一の開口部に形成してあるので、筐体上面の加工が簡単で済み、コストを低減することができる。さらに、筐体上面のスペース効率が高まり、その分、吸気口・排気口の面積を大きくできて、圧力損失が低減でき、冷却ファン騒音の静音化が図れる。
また、複数の異なる製品(機種)の誘導加熱調理器において、(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置位置が異なる場合においても、(右)センサーケース11Aの位置・取付角度を一定に固定した条件において、複数の製品の(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置の中心を結ぶ線の中心に赤外線センサー4の水平方向の光軸が向くように赤外線センサー4を(右)センサーケース11A内に取り付けることにより、複数の異なる製品(機種)において(右)センサーケース11Aを共用化でき、標準化され、製品コストを低くすることができる。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図、図8はその制御回路側の接続ケーブルを含むセンサーケースの分解斜視図、図9はそのセンサーケースの上部品を除く分解斜視図、図10はそのカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図7乃至図10のようにセンサーケース11Bが、前述の実施の形態1のものと同様に、大別して前部品17と後部品18と上部品19の3部品で構成される。前後の部品17,18が組み合わされた後、外周面が一体的に形成されてなる上部品19が被せられることで、これらが一体化される。
これを更に詳述すると、センサーケース11Bの前部品17には、赤外線センサー4が受光するための円形の窓部(開口部)17bが設けられている。この窓部17bには、前述の実施の形態1で説明したような赤外線透過部材は取り付けられておらず、窓部17bの裏面エッジ部と赤外線センサー4の先端の間に図9のように防水部材(第2の防水部材)41が挿入されているのみである。ここでは、赤外線透過部材は、図10に示すようにカバー部材(片側のみ示す)3bの窓部に取り付けられた赤外線透過部材5bだけであり、それより内側には設けられていない。
また、センサーケース11Bの前部品17の底部にコネクタ貫通部が形成され、センサー回路基板コネクタ28がセンサー回路基板10からコネクタ貫通部まで延出して設けられていて、センサー回路基板コネクタ28と制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14とを直接接続することで、制御回路とセンサー回路とが結線されるようにしたものである。それ以外の構成は前述の実施の形態1のものと同一であり、実施の形態1のもつ基本機能は全て備えているものである。
本実施の形態の誘導加熱調理器においては、センサーケース11Bの前部品17の窓部17bの裏面エッジ部と赤外線センサー4の先端の間に挿入した防水部材41により、前部品17の窓部17bと赤外線センサー4の隙間から液体等が侵入するのを抑制することができる。
また、赤外線透過部材は、カバー部材3bの窓部に取り付けられた赤外線透過部材5bだけであるので、赤外線透過部材の数が減った分、赤外線透過部材そのものが光を吸収することによる損失を低減することができ、赤外線の透過量を増やすことができる。このため、測定精度が向上する。
また、センサーケース11Bの前部品17の底部にコネクタ貫通部を形成し、センサー回路基板コネクタ28をセンサー回路基板10からコネクタ貫通部まで延出して設け、制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と直接接続できるようにしているので、基板の部品であるコネクタが露出せず、コネクタ貫通部は底部であるため重力により液体等は下方へ流れ、侵入が抑制されることから、防汚性・信頼性が向上する。さらに、中継ケーブルが不要となり、その分、ケーブルやコネクタの数が少なくて済み、部品コスト、組立コストを低くでき、製品コストを下げることができる。
実施の形態3.
図11は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図、図12はその基板ケースユニットとチャンバを分解した状態の斜視図、図13はそのセンサーケースの分解斜視図、図14はそのカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図11乃至図14のようにセンサーケース11Cが、前述の実施の形態1のものと同様に、大別して前部品17と後部品18と上部品19の3部品で構成される。前後の部品17,18が組み合わされた後、外周面が一体的に形成されてなる上部品19が被せられることで、これらが一体化される。
これを更に詳述すると、センサーケース11Cの前部品17には、赤外線センサー4が受光するための矩形状の窓部17aが設けられ、窓部17aに矩形状の防水部材(第2の防水部材)21を介して矩形状の赤外線透過部材50が嵌め込まれている。赤外線透過部材50の周縁部は、上部品19の窓枠19aにて覆われ、内側に収納されるようになっている。なお、本実施の形態においては、図14に示すようにカバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材が取り付けられておらず、カバー部材3b(3a)の窓部3cを通して空気が流通できるようにしている。
また、センサーケース11Cの前部品17における筐体内への収納部の前面側に、吸気口17dが設けられているとともに、センサーケース11Cの筐体上面からの突出部である上部品19の窓枠19aに、前部品17における赤外線透過部材配置面に沿うスリット状のノズルに形成された排気口19eが設けられており、かつこれら吸気口17dと排気口19eの間が風路17cにより通風可能に構成されている。これにより、赤外線透過部材50をエアカーテンによって保護することが可能となり、赤外線透過部材50への塵埃や油煙の付着、湯気(水蒸気)の結露を抑制することができる。さらに、カバー部材3b内の圧力が高まることで、カバー部材3bの窓部3cから室内に空気が放出されるため、カバー部材3b内への塵埃や油煙の侵入も抑制される。カバー部材3bの内部と通風口グリル2b部は、ダクトによって概ね分離されており、カバー部材3bから吹出された空気が直接吸気口から吸われることはない。特に、カバー部材3bの吹出口となる窓部3cは、筐体上面より高い位置に配置されるため、液体等の侵入は抑制される。
また、本実施の形態の誘導加熱調理器においては、図11のように前側の誘導加熱コイル8a,8b(一方のみ図示)の下方に、上面に吹出口61を有し、基板ケースユニット70に接続されたチャンバ60が配置されている。なお、筐体内部の圧力が冷却風により筐体外部に比べ高くなっていれば、チャンバ60は必ずしも必要ではなく、冷却風が筐体内に送風されていれば同様の効果が得られるものである。
基板ケースユニット70には、図12のように電動機76によって駆動される冷却ファン71が設けられ、回路部品や誘導加熱コイルの冷却を行うための冷却風を送風している。冷却風は、吸気口7bに接続される吸気ダクト72から吸引され、基板ケース吸気口73から基板ケース内に入り、冷却ファン71によりケース内の制御回路基板74の発熱部品を冷却した後、基板ケース排気口75より排気されるようになっている。また、基板ケース排気口75から排気された冷却風は、基板ケース排気口75に接続されるチャンバ吸気口62よりチャンバ60に流入して、チャンバ上面の吹出口61より上方の誘導加熱コイル8b(図2参照)の底面に吹き付けられ、誘導加熱コイル8bを冷却した後、筐体上面後方の排気口6へ流れ、筐体外へ排気されるようになっている。
なお、電動機76により冷却ファン71が駆動されて筐体内に冷却風が送風されると、筐体内の圧力が高くなる。これにより、圧力の低い筐体1の開口部(排気口6や前述したセンサーケース11Cの排気口19eなど)に向かう気流が形成される。センサーケース11Cからの吹出空気の清浄性を保つため、筐体前面側から外部の空気を取り入れる、又はセンサーケース11Cの吸込口に流入する空気は空気清浄フィルターを通した後とする、等の手段を講じてもよい。それ以外の構成(カバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材が取り付けられていない構成を除く)は前述の実施の形態1のものと同一であり、実施の形態1のもつ基本機能は全て備えているものである。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器においては、センサーケース11Cの筐体内への収納部となる前部品17下部の前面側に、吸気口17dを設けるとともに、センサーケース11Cの筐体上面からの突出部となる上部品19の窓枠19aに、赤外線透過部材配置面に沿う排気口を設け、これら吸気口と排気口の間を通風可能としたので、カバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材を取り付ける必要がなくなって、赤外線透過部材の数を減らせ、赤外線透過部材を透過する光が赤外線透過部材により吸収されることによる検出光(赤外線)の減衰(損失)を低減することができ、測定精度が向上する。さらに、赤外線透過部材50への塵埃や油煙の付着、湯気(水蒸気)の結露をエアカーテンにより抑制することができる。
ところで、本発明のようにセンサーケースを筐体内部に取り付ける方式においては、センサーケースの筐体内部の部分は、寸法・形状の制約が少なく、そのためセンサーケースの筐体内部の部分の容積を大きくすることができる。そのため、例えば赤外線センサー4やセンサーが取付けられたセンサー回路基板10を一体で動かすための駆動手段を内蔵することもできる。この場合、センサーの光軸を移動しながら検知するスキャンが可能となり、多様で精度の高いセンシングを実現することができる。なお、駆動装置は別室にしてもよいものである。
1 筐体、1a 係止部、3a,3b カバー部材、3c カバー部材の窓部、4 赤外線センサー、5a,5b,50 赤外線透過部材、6 排気口、7a,7b 吸気口、7c センサーケース取付穴、8a,8b,8c 誘導加熱コイル、9a,9b 制御回路、10 センサー回路基板、11A,11B,11C センサーケース、12 ねじ(締結部材)、13 接続ケーブル、14 接続ケーブルコネクタ、17c センサーケースの風路、17d センサーケースの吸気口、19 上部品(センサーケースの突出部)、19a 突出部の開口部、19b 樋部、19c 対向面、19d 水切部、19e センサーケースの排気口、27 センサー回路ケーブル、28 センサー回路基板コネクタ(センサー回路の接合部)、30 トッププレート、31 外部接続コネクタ、32 樋部防水部材(第1の防水部材)、33,34,35 凸条部、41 防水部材(第2の防水部材)。

Claims (21)

  1. 筐体の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、
    前記被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、
    前記赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサ回路が設けられたセンサー回路基板と、
    前記センサー回路基板の出力に基づき前記誘導加熱コイルを駆動する制御回路と、を備え、
    前記赤外線センサーと前記センサー回路基板を一つのセンサーケースに納め、該センサーケースは、一部が前記筐体上面から突出し、一部が前記筐体内に納まるよう該筐体内部に取り付けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記筐体内部には、前記センサーケースが係合可能な係止部が設けられており、前記センサーケースは、前記係止部との係合状態から締結部材で前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記センサーケースに、前記筐体上面に形成したセンサーケース取付穴の周縁部の下面と対向可能な対向面を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記センサーケースに、平面的に見て前記筐体上面の前記センサーケース取付穴のエッジを挟むように樋部を設け、その樋部の外側壁上面を前記対向面とするとともに、該樋部の排水口となる部位に水切部を設けたことを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記センサー回路の接合部は、一端が前記センサー回路基板に接続されるとともに他端に外部接続コネクタを有し前記センサーケースの底面を貫通するセンサー回路ケーブルを備え、該センサー回路ケーブルの前記外部接続コネクタが、前記制御回路側の接続ケーブルに設けられた接続ケーブルコネクタと前記センサーケースの外部において接続されることで、前記制御回路と前記センサー回路基板とが結線されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記センサーケースの底部にコネクタ貫通部が形成され、前記センサー回路の接合部は、前記センサー回路基板から前記コネクタ貫通部まで延出するセンサー回路基板コネクタを備え、該センサー回路基板コネクタが、前記制御回路側の接続ケーブルに設けられた接続ケーブルコネクタと直接接続されることで、前記制御回路と前記センサー回路基板とが結線されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記センサーケースの対向面と前記筐体上面の前記センサーケース取付穴の周縁部の下面との間の隙間に、第1の防水部材を挿入したことを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  8. 筐体上面におけるセンサーケース取付穴周辺の少なくとも一部に、凸条部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部の外周面を一体的に形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部は、前面に開口部を有し、該開口部の周囲と前記赤外線センサーの間には第2の防水部材が挿入されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  11. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部は、前面に開口部を有し、該開口部の内側に赤外線透過部材が配置され、該赤外線透過部材の周縁部が前記開口部の縁にて覆われてなることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  12. 前記センサーケースの前記筐体内側となる部位に、前記赤外線センサーを単体で又は前記赤外線センサーと前記センサー回路基板を一体で移動させる駆動手段を設けたことを特徴とする請求項11記載の誘導加熱調理器。
  13. 前記センサーケースと前記赤外線透過部材の接触面の間に防水部材を挿入したことを特徴とする請求項11又は請求項12記載の誘導加熱調理器。
  14. 前記センサーケースの前記筐体内への収納部に、吸気口を設けるとともに、該センサーケースの前記筐体上面からの突出部に、前記赤外線透過部材の外周の少なくとも一部に排気口を設け、これら吸気口と排気口の間を通風可能としたことを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  15. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部の少なくとも一部を覆うカバー部材を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  16. 前記カバー部材は、赤外線透過部材で覆われた窓部を有し、前記筐体上面より着脱可能であることを特徴とする請求項15記載の誘導加熱調理器。
  17. 前記カバー部材は、通風性を有し、該カバー部材によって吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部が覆われてなることを特徴とする請求項15記載の誘導加熱調理器。
  18. 前記赤外線透過部材の表面に反射防止膜を備えることを特徴とする請求項11乃至請求項17のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  19. 前記赤外線透過部材の表面に特定波長透過膜を備えることを特徴とする請求項11乃至請求項18のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  20. 前記筐体上面の前記センサーケースを取り付ける開口部は、吸気または排気の通風が可能な開口部と同一の開口部であることを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  21. 複数の誘導加熱コイルの配置位置があり、前記赤外線センサーを共有する場合は、前記赤外線センサーは、その光軸が各誘導加熱コイルの中心を結ぶ線の中間位置に向くように配置することを特徴とする請求項1乃至請求項20のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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