JP4958264B2 - 電気電子機器収納用キャビネット - Google Patents

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本発明は、屋外に設置される電気電子機器収納用キャビネットに関するものである。
屋外設置型の電気電子機器収納用キャビネットは、直射日光による高温から内部機器を保護するために、キャビネット筺体の内部から熱を逃がす工夫が要求される。特にHUBやVDSL等は内部機器の発熱量が多いために、真夏の日中の内部温度が問題となる。また、屋外設置型の電気電子機器収納用キャビネットは、風雨や外気中のダストの影響を避けるために防水、防塵の性能を要求される。従って、キャビネットの内部を換気によって冷却することは、適切ではない。
このため、屋外設置型の電気電子機器収納用キャビネットにはキャビネット筺体の外側に遮光板を取付け、直射日光を遮る遮熱効果を持たせたものが多い。また特許文献1のように熱交換器等の冷却機器を備えたものも多いが、冷却機器は外気との熱交換部を必要とするので、冷却機器を取り付けた面には遮光板を設置する場合には、冷却機器の部分を避けて遮光板を設置することになる。このため冷却機器の外側のほとんどの部分が直射日光にさらされることになり、冷却機器の性能が損なわれるという問題がある。さらに、冷却機器がキャビネットの外側に突出することとなるので、外観も悪いという問題があった。
特開2005−310924号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、遮熱効果に優れ、外観が良好であり、真夏の日中にも内部温度の上昇を抑制することができる屋外設置型の電気電子機器収納用キャビネットを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、キャビネット筺体とその外面に設置された遮光板との間に、冷却機器を配置した電気電子機器収納用キャビネットにおいて、前記遮光板はキャビネット筺体の一面全体を覆うサイズのものであり、キャビネット筺体と前記遮光板との間に補強板を配置し、冷却機器からの排気の再吸引を規制する機能を持たせたことを特徴とするものである。
本発明の電気電子機器収納用キャビネットは、キャビネット筺体とその外面に設置された遮光板との間に、冷却機器を配置した構造であり、外気との熱交換を遮光板に設けたルーバやスリットを介して行うことができるので、冷却機器をキャビネットの外側に突出させる必要がない。従って遮熱効果に優れ、外観が良好であり、真夏の日中にも内部温度の上昇を抑制することができる。
図1〜図6は、冷却機器が熱交換器である第1の実施形態を示すものである。
図1において、1は電気電子機器収納用キャビネットのキャビネット筺体であり、この図ではフレーム構造を持たないモノコックの筺体が示されているが、フレーム構造の筺体であってもよい。その側面あるいは背面には開口部2が形成されており、冷却機器3である熱交換器がこの開口部2に取付けられている。なおキャビネット筺体1に予備の開口部2を形成しておき、ブラインドパネルで塞いで複数の冷却機器3を取付け可能としておくこともできる。
冷却機器3である熱交換器は、図2に示すように本体4と外側プレート5とからなる。図2、図3に示すように、本体4の背面上部には盤内空気の吸気口6が設けられており、盤内空気を吸引する盤内ファン7が取付けられている。盤内ファン7の下方には両端部がゴムパッキンと金具によって支持された複数本の伝熱パイプ8が設けられており、その下端部は盤内側に突出されている。盤内ファン7により吸引された盤内空気は、伝熱パイプ8の内部を通って下端部から盤内に戻される。一方、伝熱パイプ8の下側の手前側には盤外ファン9が設置され、その周囲はフード10によって囲まれている。この実施形態では、伝熱パイプ8は熱伝導率の大きいアルミニウム管である。
外側プレート5は中央に排気口11、下側に外気を吸引するための吸気口12が設けられている。図3に示されるように、上記のフード10はこの吸気口12から外側に突出させておく。排気口11の上部には庇13を突設し、下側には傾斜させた風向ガイド14を設けておく。さらにこの実施形態では、上部にメンテナンス用開口を設け、メンテナンス蓋15で封止しておく。このメンテナンス用開口は盤内ファン7のメンテナンスを外側から行えるようにするためのものである。
図1、図3に示すように、上記した冷却機器3の外側には遮光板16が取付けられており、キャビネット筺体1と遮光板16との間に冷却機器3を配置した構造となっている。この遮光板16は周縁部を四方に折り曲げた形状のもので、排気口11に対応する部分のやや上部にルーバ17を設けるとともに、吸気口12に対応する部分のやや下側にルーバ18を施しておく。このような構造とすることにより、ルーバ17、18から侵入する雨水が直接ファン9や伝熱パイプ8に降りかかることを防止するものである。また折り曲げられた側面や上面にはスリット19を形成し、遮光板16とキャビネット筺体1との間の空気を逃がすようになっている。さらに遮光板16の裏面中央部には補強板20を設け、冷却機器3からの排気が吸気口12から再吸引されないようにする機能を持たせてある。また、本発明では冷却機器3のカバーをキャビネット筺体1の一面に拡大して遮光板16としたことにより、冷却機器3のカバーが遮光板16の機能を兼用することとなり、冷却機器3のみをカバーで覆い、さらにその外側を遮光板で覆う場合に比べ、製造コストの面で有利なものとなる。
なお、図1に示されるようにキャビネット筺体1の冷却機器3のない面にも遮光板21が取付けられているが、ルーバ17、18のない点を除き、その他の構成は上記した遮光板16と同様である。このようにキャビネット筺体1の各面を遮光板16、21で覆うことにより、外観上の違和感をなくすることができる。
このように構成された電気電子機器収納用キャビネットは、屋外に設置された場合にも遮光板16、21による遮熱効果によってキャビネット筺体1の内部温度の上昇を抑制することができる。また冷却機器3は、盤内ファン7により盤内空気を吸引して伝熱パイプ8を通して循環させるとともに、遮光板16のルーバ18を介して盤外ファン9が外気を吸引し、伝熱パイプ8の外部を上向きに流して排気口11、遮光板16のルーバ17を介して外部に放出する。
この間に伝熱パイプ8の壁面を介して盤内空気と外気との間で熱交換が行われ、盤内空気は冷却されるので、換気方式によらずに盤内を冷却することが可能となる。このため、キャビネット筺体1の内部温度の上昇は、遮光板16、21と冷却機器3とによって、効率よく抑制されることとなる。また上記のように風向ガイド14や補強板20を設けておけば、排気口11から排気される加熱された空気が直接盤外ファン9に吸引されることを防止することができる。
上記の実施形態では熱交換器を半埋め込み方式によりキャビネット筺体1の開口部2に取付けたが、これに限定されるものではない。またその数は、図4に示すように複数としてもよく、取付面も任意であって図5のように扉面への取付けや、図6に示すように両面への取付けも可能である。これらの場合にも外観は大差なく、違和感は少ない。
図7以下は、冷却機器3が電子式クーラである参考形態を示すものである。
この電子式クーラの冷却ユニットは、図8に示すようにペルチェ素子30の両面にフィン31、32とファン33、34とを配置したものである。本体35の背面に開口部を設け、ペルチェ素子30がこの開口部に嵌め込まれている。フィン31、32の外側はファン取付部材36、37で覆われている。盤内側のフィン31の下側には凝結したドレンを受けるドレンパン38を設け、本体35の背面下部に設けたスリット39を通してドレンを盤外側に排出できるようにしておく。なお、ペルチェ素子30は図示しない電源ユニットより電源の供給を受けて、駆動するものである。
このような電子式クーラを、本体35が盤内側に突出するようにキャビネット筺体1に取付け、ペルチェ素子30に直流を通電して盤内を冷却する。電子式クーラの外側は図9に示すように遮光板16により覆われる。遮光板16にはファン33に対応する位置にルーバ16aを設けるとともに、第1の実施形態と同様にスリット19を設けておく。
この参考形態の電気電子機器収納用キャビネットも、換気によらずに盤内を冷却することが可能であり、キャビネット筺体1の内部温度の上昇は、遮光板16と冷却機器3とによって効率よく抑制され、真夏の日中にも内部温度の上昇を抑制することができる。またキャビネット筺体1の外面全体は遮光板16、21により覆われており、外観上の違和感はない。
第1の実施形態を示す分解斜視図である。 遮光板を省略した分解斜視図である。 要部の断面図である。 第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。 第1の実施形態の熱交換器をキャビネット筺体に取り付けた様子を示す斜視図である。 第1の実施形態の熱交換器をキャビネット筺体の前後の扉に取り付けた様子を示す斜視図である。 参考形態における冷却機器の斜視図である。 参考形態における冷却機器の断面図である。 参考形態を示す斜視図である。
1 キャビネット筺体
2 開口部
3 冷却機器
4 熱交換器の本体
5 外側プレート
6 盤内空気の吸気口
7 盤内ファン
8 伝熱パイプ
9 盤外ファン
10 フード
11 排気口
12 吸気口
13 庇
14 風向ガイド
15 メンテナンス蓋
16 遮光板
16a ルーバ
17 ルーバ
18 ルーバ
19 スリット
20 補強板
21 遮光板
30 ペルチェ素子
31 フィン
32 フィン
33 ファン
34 ファン
35 本体
36 ファン取付部材
37 ファン取付部材
38 ドレンパン
39 スリット

Claims (1)

  1. キャビネット筺体とその外面に設置された遮光板との間に、冷却機器を配置した電気電子機器収納用キャビネットにおいて、前記遮光板はキャビネット筺体の一面全体を覆うサイズのものであり、キャビネット筺体と前記遮光板との間に補強板を配置し、冷却機器からの排気の再吸引を規制する機能を持たせたことを特徴とする電気電子機器収納用キャビネット。
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