JP2011187282A - 雌端子金具 - Google Patents

雌端子金具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011187282A
JP2011187282A JP2010050584A JP2010050584A JP2011187282A JP 2011187282 A JP2011187282 A JP 2011187282A JP 2010050584 A JP2010050584 A JP 2010050584A JP 2010050584 A JP2010050584 A JP 2010050584A JP 2011187282 A JP2011187282 A JP 2011187282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
fitting
terminal body
contact
pressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010050584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5294038B2 (ja
Inventor
明典 ▲高▼田
Akinori Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2010050584A priority Critical patent/JP5294038B2/ja
Publication of JP2011187282A publication Critical patent/JP2011187282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5294038B2 publication Critical patent/JP5294038B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】雄端子との摺動によってメッキ等の表面処理層が摩耗することを防止する。
【解決手段】挿入開口12及び中空部を有し、スリットによって縮径方向に弾性変形可能な接触片部15を形成した筒状の端子本体11と、接触片部15の基端部側に突出して形成された径大部と、端子本体11に挿入開口側から装着され、中空部18内に位置し中空部18に挿入された雄端子金具50によって押圧可能な突き当て部22及び端子本体11の外周に嵌合する外嵌部21をスリットを通る連結部によって一体化した被押圧部材20と、被押圧部材20を端子本体11の挿入開口側に付勢するバネ部材25とを備える。被押圧部材20の外嵌部21及び端子本体11の径大部の少なくとも一方には、挿入された雄端子金具50によって被押圧部材20が押圧されることにより接触片部15を縮径方向に弾性変形させる傾斜面17が形成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、雌端子金具に関する。
従来、電気自動車の充電コネクタに用いられる雌端子金具として、特許文献1に記載のものが知られている。この雌端子金具は、雄端子金具の端子ピンを嵌入する筒状接触部と、電線を接続する電線接続部と、を備えている。筒状接触部はその開口端から基端にかけて長手方向にスリットが形成されており、筒状接触部の内径よりも大きい外径をもつ端子ピンが挿入されると、当該筒状接触部の側壁が径方向に拡がるように撓んで端子ピンを挟持する。加えて、筒状接触部の端子ピンの挿入端側には内側に突出する複数の突起が設けられており、筒状接触部に挿入された端子ピンにこの突起が点接触する。この筒状接触部の側壁による挟持と突起による点接触により電気的な接続状態が得られる。
特開平10−116644号公報
ところで、上記構成において端子ピンが雌端子金具に挿入されると、端子ピンと筒状接触部の内面とが互いに摺動するため、端子ピンの表面及び筒状接触部の内面には耐摩耗性を付与するためにメッキ等の表面処理が施されている。充電コネクタにおいては端子ピンが繰り返し挿抜されるから、元々摺動部位のメッキが剥れやすい。それに加えて、上記の雌端子金具のように、点接触する突起が筒状接触部の挿入端側に設けられていると、端子ピンとの摺動距離が長くなることでさらにメッキが剥れやすい状態にある。このため、摺動部位のメッキの被覆厚を厚くするなどの対策が考えられているのだが、材料費増大が懸念されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、雄端子との摺動によってメッキ等の表面処理層が摩耗することを防止できる雌端子金具を提供することを目的とする。
本発明は、雄端子が挿入される挿入開口及び中空部を有し、前記挿入開口から切り込み形成されたスリットによって縮径方向に弾性変形可能な接触片部を形成した筒状の端子本体と、前記接触片部の基端部側に突出して形成された径大部と、前記端子本体に前記挿入開口側から装着され、前記中空部内に位置し前記中空部に挿入された前記雄端子によって押圧可能な突き当て部及び前記端子本体の外周に嵌合する外嵌部を前記スリットを通る連結部によって一体化した被押圧部材と、前記被押圧部材を前記端子本体の前記挿入開口側に付勢するバネ部材と、を備え、前記被押圧部材の前記外嵌部及び前記端子本体の前記径大部の少なくとも一方には、前記中空部に挿入された前記雄端子によって前記被押圧部材が押圧されることにより前記接触片部を縮径方向に弾性変形させる傾斜面が形成されていることに特徴を有する。
雄端子が端子本体に装着された被押圧部材の突き当て部を端子本体の径大部まで押圧しつつ、当該端子本体へと挿入されると、外嵌部及び径大部の少なくとも一方に形成された傾斜面によって接触片部が縮径方向に弾性変形し、雄端子の外周に当接する。このような構成によれば、従来の例えば、端子本体の挿入開口側に端子間接続を行うための接点部が形成されている場合と比較して、雄端子は接点部を含む端子本体に長い距離摺動することなく端子間接続を行うことが可能である。よって、雄端子との接触部位にメッキ等の表面処理が施されている場合でも、メッキ等の表面処理層が磨耗するのを防止することができる。これにより、端子本体に用いられるメッキ量を抑制することが可能となるから、雌端子金具における材料費低減を図ることができる。また、本発明は突き当て式接触端子と接続する雌端子金具に構成が似ているが、端子間接続は突き当て部に当接する雄端子の先端を介するのではなく、接触片部が雄端子の外周に当接することによって行われるため、例えば触手対策として雄端子の先端に樹脂キャップなどが装着されている場合にも適用が可能である。また、被押圧部材を端子本体の挿入開口側に付勢するバネ部材を備えることで、雄端子を引き抜いて接続を解除した場合には、被押圧部材をバネ部材の付勢力によって押圧前の初期位置へと戻すことができるから、この被押圧部材を介した端子間接続を繰り返し行うことができる構成となっている。
前記端子本体には、前記スリットが対向状に2本形成されて2つの接触片部が形成され、前記被押圧部材の前記外嵌部は前記端子本体の外周を取り囲む円環状をなすとともに、前記突き当て部は前記外嵌部に対してその直径方向に延びるように形成されていることが望ましい。
前記バネ部材は、前記端子本体の内部に収容されていることが望ましい。このような構成とすれば、例えばバネ部材を端子本体の外周に配する場合と比較して、雌端子金具全体の大きさを小さくすることが可能であり、雌端子金具を適用したコネクタ等において省スペース化を図ることができる。
本発明によれば、雄端子との摺動によってメッキ等の表面処理層が摩耗することを防止できる雌端子金具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る給電コネクタと受電側コネクタの嵌合前の断面図 雄端子金具が挿入される前の雌端子金具の断面図 雌端子金具を構成する端子本体の斜視図 雌端子金具を構成する被押圧部材の斜視図 被押圧部材の上面図 図5のA−A断面図 図5のB−B断面図 雌端子金具に雄端子金具が挿入された状態の断面図 雌端子金具と雄端子金具とが電気的に接続した状態の断面図 給電コネクタと受電側コネクタの嵌合後の断面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。
本実施形態における雌端子金具10は、図1に示すように、電気自動車等に電気を供給するための給電装置を構成する給電コネクタ30に適用したものであって、車両に固定された受電側コネクタ40には、雌端子金具10に対応した雄端子金具50が配設されている。以下、それぞれ給電コネクタ30と受電側コネクタ40との嵌合面側を前側、給電コネクタ30の電線35側及び受電側コネクタ40の電線43側を後側として説明する。
受電側コネクタ40は、円筒状に形成されたコネクタハウジング41の内部に雌端子金具10に接続する複数の雄端子金具50を収容した構成をなしている。コネクタハウジング41には、給電コネクタ30との嵌合面側に開口し、後述する給電コネクタ30の雌端子金具10を収容した端子収容室33を個別に挿入可能なフード部42が形成されている。フード部42には雄端子金具50の丸ピン形状をなす接触軸部51が突設され、接触軸部51の後端には電線43が接続されている。なお、接触軸部51の表面には、銀(合金)メッキが施されている。
給電コネクタ30は、受電側コネクタ40と同様に円筒状に形成されたコネクタハウジング31の内部に複数の雌端子金具10を収容した構成をなしている。コネクタハウジング31には、受電側コネクタ40との嵌合面側に開口するフード部32が形成されており、フード部32内には、雌端子金具10を個別に収容する円筒状の端子収容室33が突設されている。雌端子金具10はリテーナ34に一括保持された状態でコネクタハウジング31の端子収容室33にそれぞれ後方から収容される。
端子収容室33は、図1及び図2に示すようにその前面に端子挿入口33Aが開口され、内部は雌端子金具10を収容できるように中空状に形成されている。端子挿入口33Aは、雄端子金具50の接触軸部51の外径よりもやや大きい内径をなす端子挿入口33Aの後端部に向けて縮径するようにテーパ形状が施されている。このように接触軸部51の挿入側となる端子挿入口33Aの前端部の内径を大きく形成することで、接触軸部51を端子収容室33に挿入しやすい構成としている。
端子収容室33に収容される雌端子金具10は、図2に示すように、その後端に電線35を圧着して接続する円筒状の端子本体11と、端子本体11の挿入開口12から装着可能なリング状の被押圧部材20と、端子本体11内に収容される圧縮コイルばね25(バネ部材に相当する)とから構成されている。
端子本体11は、銅合金等の導電金属材製であって、図2及び図3に示すように、前面を開口し、電線35に接続された基端部側に底面13を有する円筒状に形成されている。端子本体11には周方向を2分割するスリット14が長手方向に沿って挿入開口12から切り込み形成されている。このスリット14により分割された対向する一対の片部は接触片部15とされ、端子本体11の底面13側は、対向する接触片部15がなす外径よりも大きい外径をなす径大部16とされている。スリット14は、径大部16の前方部分にまで達し、その幅寸法は後述する被押圧部材20の連結部23の幅寸法と略同じとされている。端子本体11の外側面において、接触片部15と径大部16との境界部には、径大部15に向かってその外径が拡径する傾斜面17が形成されている。端子本体11内の空間は中空部18とされ、そのうち底面13を有する径大部16内の空間には、図2に示すように、圧縮コイルバネ25が収容されている。圧縮コイルバネ25の自然長は、後端が底面13に当接した状態で、前端が端子本体11の長手方向において傾斜面17の前端と略同じ位置となる長さとされている。なお、端子本体11の少なくとも接触片部15の内側面には、銀(合金)メッキ層が形成されている。また、両接触片部15間の幅寸法は、雄端子金具50の接触軸部51の外径寸法よりも僅かに大きく、接触軸部51が中空部18内に強く接触して挿入されることがないようにされている。
端子本体11の挿入開口12から装着される被押圧部材20は、金属等の導電材製であって、図4ないし図7に示すように、リング状の外嵌部21と、外嵌部21に対して直径方向に延びる帯状の突き当て部22と、外嵌部21から延出して突き当て部22を連結する連結部23とを備えて構成されている。外嵌部21の内径は、端子本体11の対向する接触片部15がなす外径と略同じに形成されており、連結部23により外嵌部21に連結される突き当て部22の幅寸法は、スリット14の幅寸法と略同等とされている。なお、連結部23の幅寸法もスリット14の幅寸法と略同等とされており、突き当て部22の両端部及び連結部23がスリット14を挿通することで、外嵌部21が端子本体11に外嵌しつつ、被押圧部材20を端子本体11の径大部16側へと押し進めることができる。
さて、外嵌部21の突き当て部22に直交する位置には、外嵌部21の延出方向に沿って延びる押圧片24が一対形成されている。押圧片24の内側面は、図6に示すように、外嵌部21の内径から後方に向かって拡径する傾斜形状をなしており、押圧片24の先端部はその外側面と延出方向を同じとした平板形状をなしている。押圧部24同士の先端部における対向間隔は、端子本体11の径大部16の外径寸法よりもやや狭く設定されている。押圧片24は、図7に示すように当該押圧片24の先端に向かって先細となる形状をなし、その端部は突き当て部22の後端面よりも前側に位置している。
続いて、雌端子金具10の組立て手順について説明する。
まず、端子本体11の中空部18に圧縮コイルバネ25を収容する。続いて、被押圧部材20を突き当て部22側から端子本体11の挿入開口12に装着する。具体的には、被押圧部材20の突き当て部22の両端部及び連結部23をスリット14に挿通させ、外嵌部21を接触片部15に外嵌させつつ、被押圧部材20を径大部16側へと挿入する。そして、図2のように、被押圧部材20の突き当て部22が圧縮コイルバネ25に当接する位置に配された状態が雌端子金具10の初期状態となる。
次に、本実施形態における作用について説明する。
給電コネクタ30を受電側コネクタ40に嵌合するに際して、雄端子金具50の接触軸部51は端子収容室33の端子挿入口33Aから挿入される。具体的には、図8に示すように、接触軸部51は、端子挿入口33Aから端子収容室33内に挿入され、端子本体11の挿入開口12から接触片部15の内側に進入する。接触軸部51の先端が被押圧部材20の突き当て部22に当接し、引き続き被押圧部材20を押圧しながら、端子本体11の径大部16側へとさらに押し進めていくと、図9に示すように、押圧片24が傾斜面17を軸中心側へと押し倒しつつ、径大部16の外周に乗り上げる。この際、圧縮コイルバネ25は突き当て部22に押圧されて底面13側に圧縮された状態にある。接触片部15が軸中心側へと倒れ込むことにより、当該接触片部15の挿入開口12側の内側面が接触軸部51の外周に弾性的に圧接するようになる。この状態において、給電コネクタ30と受電側コネクタ40との嵌合が完了して両端子間の電気的接続が確立する(図10参照)。
なお、給電コネクタ30と受電側コネクタ40との嵌合を解除するに際して、雄端子金具50の接触軸部51が雌端子金具10から引き抜かれる。すると、被押圧部材20が、圧縮状態にあった圧縮コイルバネ25の付勢力により、端子本体11に対して雌端子金具10の初期状態へと押し戻される。この被押圧部材20が初期位置へと戻ることで、押圧片24によって軸中心側へと押圧されていた接触片部15が弾性復帰して、端子本体11も図2に示す初期状態へと復元される。このようにして、被押圧部材20によって接続片部15が縮径方向に変形することによって行われる端子間接続は繰り返し挿抜される雄端子金具50に対応可能な構成となっている。
以上説明したように本実施形態によれば、雄端子金具50の接触軸部51が、端子本体11に装着された被押圧部材20の突き当て部22を端子本体11の径大部16まで押圧しつつ挿入されると、被押圧部材20の内側に傾斜形状を有する押圧片24が傾斜面17を押圧しつつ径大部16の外周に乗り上げることで、接触片部15が縮径方向に弾性変形し、接触軸部51の外側面に当接する。このような構成によれば、接触軸部51は端子本体11にほとんど摺動することなく、接触片部15が最終的に接触軸部51に当接することで端子間接続を行うことができる。よって、接触軸部51の表面と、端子本体11の少なくとも接触片部15の内側面に施された銀メッキ層の磨耗を防止することができる。これにより、従来の例えば摺動部位の磨耗を考慮して銀メッキ層を厚くするといった必要がなくなるから、表面処理に用いるメッキ使用量を抑制することが可能となり、雌端子金具10における材料費低減を図ることができる。また、本実施形態のような雌端子金具10とすることで、相手側の雄端子金具50に施された銀メッキ層の摩耗を防止することもでき、雄端子金具50に用いるメッキ使用量の抑制による材料費低減にも寄与することが可能である。
また、端子間接続は、接触軸部51と被押圧部材20との接触によるのではなく、被押圧部材20により縮径方向に押し倒された接触片部15が接触軸部51の外側面に当接することによって行われる。これにより、触手対策として接触軸部51の先端に樹脂キャップ等の非導電部材が装着されている場合にも適用することができる。また、圧縮コイルバネ25を端子本体11内に備えることで、嵌合時には被押圧部材20と端子本体11の底面13との間で弾設された状態をなす圧縮コイルバネ25が、接触軸部51の離脱と同時に、その付勢力によって被押圧部材20を押圧前の初期位置へと戻すことができる。このように、被押圧部材20を介した端子間接続を繰り返し行うことができるから、給電コネクタ30のように雄端子金具50が繰り返し挿抜される雌端子金具10に好適である。
また、圧縮コイルバネ25は端子本体11の中空部18内に収容されているから、端子本体11の外周に配されている場合と比較して、雌端子金具10を小型化することができる。これにより、雌端子金具10を収容する端子収容室33の小型化を可能にし、ひいては給電コネクタ30内において省スペース化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記一実施形態において、被押圧部材20は金属等の導電材製であったが、これに限られず、例えば合成樹脂製であってもよい。
(2)上記一実施形態において、被押圧部材20の外嵌部21は端子本体11の外周を取り囲むリング状をなしていたが、これに限られず、例えば端子本体11の外周のうち半分程度を取り囲む略半円弧状に形成されていてもよい。
(3)上記一実施形態において、被押圧部材20の突き当て部22は、外嵌部21の直径方向に延びる帯状に形成され、その両端の連結部23が一対のスリット14を挿通する態様をなしていたが、これに限られず、例えば突き当て部は円形状であってもよく、外嵌部21と突き当て部は1つの連結部によって連結され、どちらか一方のスリット14を挿通する態様であってもよい。接触軸部51の押圧面である突き当て部の形状を、接触軸部51との接触面積を大きくする等接触軸部51からの押圧力をより受けやすいものとすれば、少ない力で被押圧部材20を端子本体11の径大部16側へと押圧することが可能となり、雌端子金具10に対する接触軸部51の挿入抵抗を低く抑えることができる。
(4)上記一実施形態において、端子本体11に切り込み形成されたスリット14は、対向する位置に一対形成されていたが、これに限られず、端子本体11を周方向に3以上の複数に分割するスリットが3つ以上形成されていてもよい。このように、端子本体11が3以上の複数に分割されれば、上記一実施形態と比較して接触片部を縮径方向により撓み易くすることができる。
10…雌端子金具
11…端子本体
12…挿入開口
14…スリット
15…接触片部
16…径大部
17…傾斜面
18…中空部
20…被押圧部材
21…外嵌部
22…突き当て部
23…連結部
24…押圧片
25…圧縮コイルバネ(バネ部材)
30…給電コネクタ
33…端子収容室
33A…端子挿入口
40…受電側コネクタ
50…雄端子金具
51…接触軸部

Claims (3)

  1. 雄端子が挿入される挿入開口及び中空部を有し、前記挿入開口から切り込み形成されたスリットによって縮径方向に弾性変形可能な接触片部を形成した筒状の端子本体と、
    前記接触片部の基端部側に突出して形成された径大部と、
    前記端子本体に前記挿入開口側から装着され、前記中空部内に位置し前記中空部に挿入された前記雄端子によって押圧可能な突き当て部及び前記端子本体の外周に嵌合する外嵌部を前記スリットを通る連結部によって一体化した被押圧部材と、
    前記被押圧部材を前記端子本体の前記挿入開口側に付勢するバネ部材と、を備え、
    前記被押圧部材の前記外嵌部及び前記端子本体の前記径大部の少なくとも一方には、前記中空部に挿入された前記雄端子によって前記被押圧部材が押圧されることにより前記接触片部を縮径方向に弾性変形させる傾斜面が形成されていることを特徴とする雌端子金具。
  2. 前記端子本体には、前記スリットが対向状に2本形成されて2つの接触片部が形成され、前記被押圧部材の前記外嵌部は前記端子本体の外周を取り囲む円環状をなすとともに、前記突き当て部は前記外嵌部に対してその直径方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の雌端子金具。
  3. 前記バネ部材は、前記端子本体の内部に収容されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の雌端子金具。
JP2010050584A 2010-03-08 2010-03-08 雌端子金具 Expired - Fee Related JP5294038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010050584A JP5294038B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 雌端子金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010050584A JP5294038B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 雌端子金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011187282A true JP2011187282A (ja) 2011-09-22
JP5294038B2 JP5294038B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44793339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010050584A Expired - Fee Related JP5294038B2 (ja) 2010-03-08 2010-03-08 雌端子金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5294038B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187167A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ端子用接触ばね、並びに、雌端子、端子接続構造
JP2015018795A (ja) * 2013-05-29 2015-01-29 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 電気的接触のための装置、及びかかる装置を備えるプラグ接続部、及びかかる装置を相手装置に連結する方法
WO2015019823A1 (ja) * 2013-08-08 2015-02-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子対および端子対の製造方法
WO2018133871A1 (zh) * 2017-01-23 2018-07-26 上海电巴新能源科技有限公司 弹性极柱、组合件、高压组件、电连接器和电池充电盘

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182074U (ja) * 1987-05-15 1988-11-24
JPH0350783U (ja) * 1989-09-21 1991-05-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63182074U (ja) * 1987-05-15 1988-11-24
JPH0350783U (ja) * 1989-09-21 1991-05-17

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013187167A (ja) * 2012-03-12 2013-09-19 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタ端子用接触ばね、並びに、雌端子、端子接続構造
JP2015018795A (ja) * 2013-05-29 2015-01-29 タイコ エレクトロニクス アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハウツンク 電気的接触のための装置、及びかかる装置を備えるプラグ接続部、及びかかる装置を相手装置に連結する方法
WO2015019823A1 (ja) * 2013-08-08 2015-02-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子対および端子対の製造方法
WO2018133871A1 (zh) * 2017-01-23 2018-07-26 上海电巴新能源科技有限公司 弹性极柱、组合件、高压组件、电连接器和电池充电盘

Also Published As

Publication number Publication date
JP5294038B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6146668B2 (ja) 端子金具
EP2689499B1 (en) Shield connector comprising a rubber plug with a resin member
CA2691026C (en) Single-pole electrical connector having a steel retaining spring
US9209561B2 (en) Connector structure
CN107809041B (zh) 大电流连接器及其母座连接器
EP2894722B1 (en) Terminal
US9331400B1 (en) Male contact assembly
JP2016095946A (ja) 電気コネクタおよびその製造方法
JP5294038B2 (ja) 雌端子金具
JP6125924B2 (ja) コネクタ
JP2020057493A (ja) シールド電線の端子接続構造
JP2010086797A (ja) 端子金具及び端子金具付き電線
CN109273939B (zh) 连接器装置
JP2016081734A (ja) 端子金具及びコネクタ
JP2014154377A (ja) 充電コネクタ
JP2010113962A (ja) ソケット端子
JP5223767B2 (ja) 電気コネクタ
JP5354294B2 (ja) 雌端子金具
JP5258802B2 (ja) プラグ電気コネクタ及びこれとレセプタクル電気コネクタとを有する電気コネクタ組立体
JP2015173136A (ja) コネクタ
JP6053605B2 (ja) コネクタ
JP4392381B2 (ja) シールドコネクタ
TWM537743U (zh) 大電流連接器及其母座連接器
JP2011198567A (ja) 雌型端子金具
JP7410904B2 (ja) 端子のゴム栓保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees