JP2011187136A - 半導体記憶装置及びそのセル活性化方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びそのセル活性化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の半導体記憶装置は、SRAMセルへの安定したアクセスを行うために複数の異なる電源を必要とし、回路規模が増大する問題があった。
【解決手段】本発明の半導体記憶装置は、データを記憶する第1のSRAMセルと、第1のSRAMセルを活性化する第1の制御信号WL11を出力するワード線制御回路と、を有し、ワード線制御回路は、第1の活性期間(t1〜t4)において、第1の制御信号WL11の電圧レベルを、基板電位GNDから第1の電源電位VDDまで徐々に上昇させ、第1の活性期間に続く第2の活性期間(t4〜t6)において、第1の制御信号WL11の電圧レベルを、第1の電源電位VDDに維持し、第2の活性期間に続く第3の活性期間(t6〜t7)に第1の制御信号WL11の電圧レベルを第1の電源電位VDDから第2の電源電位VDD2に昇圧する。
【選択図】図10

Description

本発明は半導体記憶装置及びそのセル活性化方法に関し、特に記憶セルとしてSRAM(Static Random Access Memory)を有する半導体記憶装置及びそのセル活性化方法に関する。
スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM: Static Random Access Memory、以後SRAMと略称する)は、プロセス互換性の高さからこれまでCPUをはじめとした各種機能ブロックと共に半導体装置に混載されてきた。半導体装置は、基本素子であるトランジスタを微細化することで、高集積化や高速化が達成されてきており、混載されるSRAMに対しても同様に、微細化されることで高集積化や高速化が達成されることが求められる。
しかし、近年、CMOSプロセスの微細化に伴い、SRAMセルを構成するトランジスタにおいて素子バラツキが増加している。これにより、SRAMセルの読み出し操作において、読み出し特性が悪化して記憶している記憶データが破壊される問題が生じている。また、SRAMセルの書き込み操作において、データの書き込み特性が悪化する問題が生じている。そして、これらの特性の悪化により、大規模なSRAMの製造歩留まりが低下する問題が生じている。この歩留まり低下を抑制するためには、SRAMセルを構成するトランジスタサイズを大きくして素子バラツキを削減する必要がある。しかしながら、トランジスタサイズを大きくした場合、SRAMセルのサイズが大きくなる問題がある。
そこで、この問題を解決するための手法が非特許文献1に開示されている。非特許文献1では、ワード線制御回路より出力されるワード線信号の電位をSRAMセルの電源電位よりも低くなるように制御した。これにより、非特許文献1に記載の手法では、SRAMセルの読み出し操作において、記憶データの破壊を抑制して読み出し特性を向上させることができる。また、SRAMセルの書き込み操作において、SRAMセルの電源電位をワード線信号の電位よりも低くなるように制御した。これにより、非特許文献1に記載の手法では、書き込み時のSRAMセルにおいてデータの書き込み特性を向上させることができる。
また、読み出し特性及びデータの保持特性を改善する別の手法が特許文献1に開示されている。特許文献1では、高抵抗負荷型SRAMに対する安定したアクセス操作を行うために、ワード線信号の電位を第1の電源電位と第2の電源電位の2段階に制御した。ワード線信号の電位が第1の電源電位の間に読み出し操作を行い、ビット線対の電位差をセンスアンプ回路で増幅した後に、ワード線信号の電位を第2の電源電位に制御して書き込み操作を行う。書き込み操作が行われないSRAMセル、すなわち擬似読み出しセルでは、センスアンプ回路によって、そのSRAMセルの記憶データが書き戻されており、擬似読み出しセルで記憶データの破壊を起こさずに書き込み操作が行われる。
特開2006−040466号公報
上述したように、非特許文献1に記載した手法では、読み出し特性と書き込み特性の両方を改善するために、3つの電源をSRAMに供給する必要がある。また、特許文献1に記載した手法では、ワード線制御回路に2つの電源を供給する必要がある。しかし、半導体製造プロセスの微細化が進むと、読み出し特性がさらに劣化することが予測される。そのため、読み出し特性の劣化の抑制又は読み出し特性の改善を行うためには、ワード線制御回路に供給される2つの電源をSRAMセルの電源とは異なる電位に制御する必要がある。つまり、非特許文献1又は特許文献1に記載の手法を適用したSRAMでは、SRAMセルへのアクセス動作を行うために3つ異なる電源を必要とする。
以上のように、読み出し特性と書き込み特性の両方を改善するためには、SRAMに3つの電源を供給する必要がある。しかし、一般的に半導体装置においてSRAMのために供給できる電源は1つであり、SRAMセルへのアクセスのために異なる電圧の電源を用いる場合、当該異なる電圧を供給する電源回路を追加しなければならない。つまり、非特許文献1又は特許文献1に記載の手法を適用したSRAMでは、安定したSRAMへのアクセスを行うために追加した電源回路により回路規模が増大する問題がある。
本発明にかかる半導体記憶装置の一態様は、格子状に配置され、データを記憶する複数の第1のSRAMセルと、列方向に配置される第1のSRAMセルに沿うように設けられる複数の第1のビット線対と、前記複数の第1のビット線対毎に設けられ、対応する第1のビット線対に出力される読み出し信号の電位差を増幅し記憶する複数の第2のSRAMセルと、前記複数の第2のSRAMセルの増幅機能を制御する制御セルと、前記複数の第2のSRAMセルに設けられる少なくとも1個以上の第2のビット線対と、前記複数の第1のSRAMセルにおいて行アドレスで選択される行に配置された第1のSRAMセルを活性化する第1の制御信号と、前記複数の第2のSRAMセルにおいて列アドレスで選択される第2のSRAMセルを活性化する第2の制御信号と、制御セルを活性化する第3の制御信号と、を出力するワード線制御回路と、行方向に配置される前記第1のSRAMセルに沿うように設けられ、前記第1の制御信号を伝達する複数のワード線と、前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルから前記第2のビット線対へ出力される読み出し信号の電位差を増幅するセンスアンプ回路と、前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルに対し前記第2のビット線対を介して書き込み信号を出力する書き込み制御回路と、を有し、前記ワード線制御回路は、第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、第1の速度で基板電位から所定の電位まで上昇させた後、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で前記所定の電位から第1の電源電位まで上昇させ、前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する。
本発明にかかる半導体記憶装置の別の態様は、格子状に配置され、データを記憶する複数の第1のSRAMセルと、列方向に配置される第1のSRAMセルに沿うように設けられる複数の第1のビット線対と、前記複数の第1のビット線対毎に設けられ、対応する第1のビット線対に出力される読み出し信号の電位差を増幅し記憶する複数の第2のSRAMセルと、前記複数の第2のSRAMセルの増幅機能を制御する制御セルと、前記複数の第2のSRAMセルに設けられる少なくとも1個以上の第2のビット線対と、前記複数の第1のSRAMセルにおいて行アドレスで選択される行に配置された第1のSRAMセルを活性化する第1の制御信号と、前記複数の第2のSRAMセルにおいて列アドレスで選択される第2のSRAMセルを活性化する第2の制御信号と、制御セルを活性化する第3の制御信号と、を出力するワード線制御回路と、行方向に配置される前記第1のSRAMセルに沿うように設けられ、前記第1の制御信号を伝達する複数のワード線と、前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルから前記第2のビット線対へ出力される読み出し信号の電位差を増幅するセンスアンプ回路と、前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルに対し前記第2のビット線対を介して書き込み信号を出力する書き込み制御回路と、を有し、前記ワード線制御回路は、第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、最大電流値が制限された制限電流により決まる速度で基板電位から第1の電源電位まで上昇させ、前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する。
本発明にかかる半導体記憶装置のセル活性化方法の一態様は、ワード線を介して与えられる第1の制御信号に基づき活性状態が制御され、外部から与えられるデータを保持するSRAMセルを有する半導体記憶装置のセル活性化方法であって、第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、第1の速度で基板電位から所定の電位まで上昇させた後、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で前記所定の電位から第1の電源電位まで上昇させ、前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する。
本発明にかかる半導体記憶装置及びそのセル活性化方法では、データを保持するSRAMセルを活性化する第1の制御信号を第1の活性期間から第3の活性期間のそれぞれの期間において異なる電圧レベルに第1の制御信号を制御する。つまり、本発明にかかる半導体記憶装置及びそのセル活性化方法では、電源のオンオフを切り替えることなく第1の制御信号の電圧レベルの制御によりSRAMセルを安定的に活性化する。これにより、本発明にかかる半導体記憶装置及びそのセル活性化方法は、データ保持特性の劣化したSRAMセルを有する半導体記憶装置であっても、1つの電源による動作を可能とする。
本発明にかかる半導体記憶装置及びそのセル活性化方法によれば、回路規模を抑制しながらSRAMセルのデータの読み出し特性及び書き込み特性を向上させることができる。
実施の形態1にかかる半導体記憶装置のブロック図である。 実施の形態1にかかるワード線制御回路のブロック図である。 実施の形態1にかかるワード線ドライバの回路図である。 実施の形態1にかかる駆動能力制御回路の回路図である。 実施の形態1にかかる昇圧電源回路の回路図である。 実施の形態1にかかるSRAM回路のブロック図である。 実施の形態1にかかる第1のSRAMセルの回路図である。 実施の形態1にかかる第2のSRAMセルの回路図である。 実施の形態1にかかる制御セルのブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体記憶装置内のスタティックノイズマージン特性の劣化したSRAMセルからのデータ読み出し操作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる半導体記憶装置内のセル電流特性の劣化したSRAMセルからのデータ読み出し操作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる半導体記憶装置内のSRAMセルへのデータ書き込み操作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる制御セルの別の例を示す回路図である。 実施の形態1にかかるワード線ドライバの別の例を示す回路図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に実施の形態1にかかる半導体記憶装置1のブロック図を示す。以下の説明では、半導体記憶装置としてSRAMとしての機能に着目するが、本発明にかかる半導体記憶装置は、CPU等の他の機能回路と共に1つの半導体基板上に形成されるものでも良い。図1に示す半導体記憶装置1は、ワード線制御回路10、センスアンプSA及び書き込み制御回路WAが配置されるI/O回路11、複数のSRAM回路12を有する。本実施の形態では、ワード線制御回路10、I/O回路11、SRAM回路12はいずれも第1の電源電位(例えば、電源端子VDDから供給される電源電位)と基板電位(例えば、接地端子GNDから供給される接地電位)とに基づき動作する。
ワード線制御回路10は、図示しない他の回路から入力される制御信号(アドレス信号を含む)に基づき行制御信号群WCNT1〜WCNTi(iは1以上の整数であって、SRAM回路12の行数を示す)をSRAM回路12に出力する。この行制御信号群WCNT1〜WCNTiは、後述する第1から第3の制御信号及びプリチャージイネーブル信号を含むものである。
I/O回路11は、センスアンプSA及び書き込み制御回路WAを有する。センスアンプSAは、第2のビット線対(例えば、グローバルビット線対GBL1〜GBLj(jは1以上の整数であって、SRAM回路12の列数を示す))を介してSRAM回路12から読み出された信号の電圧差を増幅して、外部に当該電圧差に基づき再生されたデータを外部に出力する。書き込み制御回路WAは、外部より入力される入力信号に基づきグローバルビット線対GBL1〜GBLjを駆動し、SRAM回路に入力信号に基づくデータをSRAM回路12に書き込む。
複数のSRAM回路12において、SRAM回路12は格子状に配置される。そして、同一の行に配置されるSRAM回路12は、同一の行制御信号群により制御される。また、同一の列に配置されるSRAM回路12は、同一のグローバルビット線対に接続される。SRAM回路12は、複数のSRAMセルを含むものであり、詳細は後述する。
次いで、図2にワード線制御回路10のブロック図を示す。そして、図2を参照してワード線制御回路10の詳細について説明する。図2に示すように、ワード線制御回路10は、行制御信号群を出力する。行制御信号群には、第1の制御信号(例えば、第1のワード選択信号WL)、第2の制御信号(第2のワード選択信号YS)、第3の制御信号(センスイネーブル信号SE)、及びプリチャージイネーブル信号PCが含まれる。なお、図2では、ワード線制御回路10は、複数の行制御信号群のうち1行目に配置されるSRAM回路12に与える行制御信号群WCNT1のみを示した。ここで、行制御信号群WCT1には、第1のワード選択信号WL11〜WL1m(mは1以上の整数であって、任意のSRAM回路12に含まれるSRAMセルの行数を示す)、第2のワード選択信号YS11〜YS1n(nは1以上の整数であって、任意のSRAM回路12に含まれるSRAMセルの列数を示す)、プリチャージ信号PC1、センスイネーブル信号SE1が含まれる。
図2に示すように、ワード線制御回路10は、制御信号生成回路20、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1m、駆動能力制御回路21、昇圧電源回路22を有する。
制御信号生成回路20は、アドレス信号を含む制御信号に基づき、昇圧制御信号PE、第2のワード選択信号YS1、プリチャージイネーブル信号PC1、センスイネーブル信号SE1、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mの入力信号WLB11〜WLB1mを出力する。より具体的には、制御信号生成回路20は、アドレス信号に基づき信号WLB11〜WLB1mのいずれか1つを活性化させる。本実施の形態では、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mがインバータを構成しているため、信号WLB11〜WLB1mは、第1のワード選択信号WL11〜WL1mを反転した信号であって、低電位である場合に活性状態を示す。また、制御信号生成回路20は、アドレス信号に基づき第2のワード選択信号YS11〜YS1nのいずれかを活性化する。第2のワード選択信号YS11〜YS1nは、高電位である場合に活性状態を示す。また、制御信号生成回路20は、アドレス信号に同期して入力される読み出し制御信号又は書き込み制御信号に基づき、出力する信号の論理レベルを切り替えるタイミングを制御する。
なお、第1のワード選択信号WL11〜WL1mは、後述する第1のSRAMセルの活性状態を制御する信号である。第2のワード選択信号YS11〜YS1nは、後述する第2のSRAMセルの活性状態を制御する信号である。プリチャージイネーブル信号PC1は、SRAM回路12内に設けられる第1のビット線対をプリチャージするタイミングを制御する信号である。センスイネーブル信号SE1は、後述する制御セルの活性状態を制御する信号である。
ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mは、制御信号生成回路20が出力した信号WLB11〜WLB1mを反転及び増幅して第1のワード選択信号WL11〜WL1mを出力する。ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mは、基板電位(例えば、接地端子GNDから供給される接地電位)と駆動電源ノードNDから供給される電源に基づき動作する。
ここで、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mの詳細な回路について説明をする。本実施の形態では、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mは、同一の回路構成を有するため、ワード線ドライバWDRV11を例にワード線ドライバについて説明を行う。そこで、図3にワード線ドライバWDRV11の回路図を示す。
図3に示すように、ワード線ドライバWDRV11は、NMOSトランジスタN1、PMOSトランジスタP1を有する。NMOSトランジスタN1は、ソースが接地端子GNDに接続され、ドレインがPMOSトランジスタP1のドレインに接続され、ゲートに信号WLB11が入力される。また、PMOSトランジスタP1は、ソースが駆動電源ノードNDに接続され、ドレインがNMOSトランジスタN1のドレインに接続され、ゲートに信号WLB11が入力される。そして、NMOSトランジスタN1のドレインとPMOSトランジスタP1のドレインとの接続点から第1のワード選択信号WL11を出力する。つまり、ワード線ドライバWDRV11は、NMOSトランジスタN1とPMOSトランジスタP1とによりインバータゲートを構成する。
次いで、駆動能力制御回路21について説明する。駆動能力制御回路21は、ワード線ドライバ回路WDRV11〜WDRV1mの駆動電源ノードNDに接続され、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの立ち上げ速度(例えば、第2の速度)を決定する。また、駆動能力制御回路21は、最大電流値が制限された制限電流を出力する。そして、この制限電流の電流値は、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの立ち上げ時間を設定するものである。ここで、駆動能力制御回路21は、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mよりも低い電流駆動能力に設定される。つまり、駆動能力制御回路21を介さずに駆動電源ノードNDに電源端子VDDを直接接続したワード線ドライバ回路WDRV11〜WDRV1mでワード線を駆動した場合、後述する第1の活性期間を経ることなく第1のワード選択信号WL11〜WL1mはごく短時間に電源電位に達する。
ここで、駆動能力制御回路21の詳細について説明する。そこで、駆動能力制御回路21の回路図を図4に示す。図4に示すように、駆動能力制御回路21は、PMOSトランジスタP2を有する。PMOSトランジスタP2は、ドレインが電源端子VDDに接続され、ゲートに昇圧制御信号PEが入力され、ソースが駆動電源ノードNDに接続される。つまり、駆動能力制御回路21は、昇圧制御信号PEが高電位(例えば、電源電位)である場合は遮断状態となり、昇圧制御信号PEが低電位(例えば、基板電位)である場合は導通状態となる。そして、駆動能力制御回路21は、導通状態においてPMOSトランジスタP2のトランジスタサイズ及びソースゲート間の電圧差に基づき設定される最大電流値を有する電流(例えば、制限電流)を出力する。
次いで、昇圧電源回路22について説明する。昇圧電源回路22は、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mの駆動電源ノードNDに接続され、駆動電源ノードNDの電位(例えば、電源電位)を昇圧して第2の電源電位(例えば、昇圧電位)を生成し、昇圧電位をワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mに供給する。また、昇圧電源回路22は、昇圧制御信号PEの電圧レベルに基づき昇圧電位を生成するか否かを切り替える。
ここで、昇圧電源回路22の詳細について説明する。そこで、昇圧電源回路22の回路図を図5に示す。図5に示すように、昇圧電源回路22は、インバータゲートIV1、IV2、容量素子(例えば、コンデンサC1)を有する。インバータゲートIV1、IV2は、基板電位と電源電位とに基づき動作する反転回路である。そして、インバータゲートIV1、IV2は直列に接続され、インバータゲートIV1に入力された昇圧制御信号PEと同一の論理レベルの信号をインバータゲートIV2から出力する。インバータゲートIV1、IV2は昇圧用ドライバ回路を構成する。インバータゲートIV2の出力端子には、コンデンサC1の一端が接続される。コンデンサC1の他端は駆動電源ノードNDに接続される。つまり、本実施の形態では、昇圧制御信号PEが低電位(例えば、基板電位)かつ駆動電源ノードNDが電源電位である場合、コンデンサC1には、基板電位と電源電位との電位差に相当する電荷が蓄積される。そして、昇圧制御信号PEが高電位に切り替わると、コンデンサC1のインバータゲートIV2側の端子の電位が電源電位となる。そのため、駆動電源ノードNDの電位は、コンデンサC1に蓄積された電荷により昇圧される。本実施の形態では、コンデンサC1により昇圧された駆動電源ノードNDの電位を昇圧電位と称す。また、昇圧制御信号PEが低電位である期間においてコンデンサC1に蓄積された電荷は、第1のワード選択信号WL11〜WL1mのいずれか1つの電圧レベルを上昇させる場合において、その電位上昇期間の初期段階で用いられ、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電位上昇期間を短縮する。
本実施の形態にかかるワード線制御回路10は、行制御信号群WCTN1〜WCNTiに含まれる各種制御信号の制御手順に特徴の1つを有する。そこで、各種制御信号の制御手順について詳細に説明する。
まず、制御信号生成回路20は、後述する第1のSRAMセルへのアクセス期間において、プリチャージイネーブル信号PC1を非活性状態(例えば、高電位)とする。
次いで、第1のワード選択信号WL11〜WL1mは、第1の活性期間から第3の活性期間の各期間において異なる電圧レベルを有するように制御される。第1の活性期間から第3の活性期間は、後述する第1のSRAMセルを活性化させる期間を3つに分割したものである。
制御信号生成回路20は、第1の活性期間において、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mのいずれか1つを選択する。選択されたワード線ドライバ(例えば、ワード線ドライバWDRV11)は、第1のワード選択信号(例えば、第1のワード選択信号WL11)の電圧レベルを、第1の速度で基板電位から所定の電位まで上昇させた後、第1の速度よりも遅い第2の速度で所定の電位から第1の電源電位まで上昇させる。この第1の速度と第2の速度の違いは、ワード線ドライバ(例えば、ワード線ドライバWDRV11)が出力する電流の違いにより生じる。第1の速度は、ワード線ドライバ(例えば、ワード線ドライバWDRV11)の電流駆動能力により決まる電位上昇速度である。また、第2の速度は、ワード線ドライバ(例えば、ワード線ドライバWDRV11)よりも電流駆動能力が低い駆動能力制御回路21が出力する電流の電流値により決まる電位上昇速度である。本実施の形態では、ワード線ドライバWDRV11〜WDRV1mの電流駆動能力が駆動能力制御回路21の電流駆動能力よりも高く設定されるため、第1の速度は第2の速度よりも速くなる。ここで、所定の電位は、後述する第1のSRAMセルのトランスファトランジスタの閾値電圧よりも低い電圧である。
なお、第1の速度で電位が上昇する期間は、第1の活性期間を短縮するために設けられるものであり、第1の速度で電位を上昇させる期間を設けなくても動作に支障はない。この場合、第1の活性期間において、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルは、駆動能力制御回路21が出力する最大電流値が制限された電流により決まる速度(例えば、第2の速度)で基板電位から電源電位まで上昇する。
第1の活性期間に続く第2の活性期間において、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルは、電源電位で維持される。そして、第2の活性期間に続く第3の活性期間において、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルは、電源電位から昇圧電位に昇圧される。なお、第3の活性期間における第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルは、読み出し操作時と書き込み操作時で変えることも可能である。例えば、読み出し操作時の第3の活性期間は、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルを電源電位に維持し、書き込み操作時の第3の活性期間は、第1のワード選択信号WL11〜WL1mの電圧レベルを昇圧電位に昇圧しても良い。
制御信号生成回路20は、上記第1のワード選択信号WL11〜WL1mの操作を実現するために、第1の活性期間及び第2の活性期間において昇圧制御信号PEを非活性状態(例えば、低電位)とし、駆動能力制御回路21を活性状態かつ昇圧電源回路22を非活性状態とする。また、制御信号生成回路20は、第3の活性期間において昇圧制御信号PEを活性状態(例えば、高電位)とし、駆動能力制御回路21を非活性状態かつ昇圧電源回路22を活性状態とする。なお、昇圧制御信号PEは、第3の活性期間以外の期間は非活性状態に制御されるものとする。
制御信号生成回路20は、第3の活性期間において、第2のワード選択信号YS11〜YS1nを活性状態(例えば、高電位)とする。これにより、後述する第2のSRAMセルとグローバルビット線対GBL11〜GBL1jを導通状態とする。
制御信号生成回路20は、第2の活性期間のうち後半の期間においてセンスイネーブル信号SE1を活性状態(例えば、高電位)とする。また、制御信号生成回路20は、センスイネーブル信号SE1は、プリチャージイネーブル信号PC1が非活性状態となるまで活性状態が維持される。つまり、制御信号生成回路20は、昇圧制御信号PE及び第2のワード選択信号YSが活性状態とされる期間よりも長い期間、センスイネーブル信号SE1を活性状態とする。そして、センスイネーブル信号SE1により後述する制御セルを活性化させる。
次に、SRAM回路12の詳細について説明する。複数のSRAM回路12は、同一の構成であるため、以下では、行制御信号群WCNT1により制御され、グローバルビット線対GBL1に接続されるSRAM回路12を例に説明を行う。そこで、図6にSRAM回路12のブロック図を示す。図6に示すように、SRAM回路12は、第1のSRAMアレイ30と、第2のSRAMアレイ32を有する。
第1のSRAMアレイ30は、格子状に複数の第1のSRAMセル31が配置される。そして、同一の列に配置される第1のSRAMセル31は同一の第1のビット線対(例えば、ローカルビット線対)に接続される。ローカルビット線対は、ローカルビット線BLT11〜BLT1n及びローカルビット線BLB11〜BLB1nにより構成される。ここで、ローカルビット線対は、列毎に設けられるものであり、例えば、1列目のローカルビット線対は、ローカルビット線BLT11及びローカルビット線BLB11により構成される。また、同一の行に配置される第1のSRAMセル31は、同一の第1のワード選択信号WL11〜WL1mが与えられる。図6に示す例は、第1のSRAMアレイ30がm行n列を有するSRAM回路12を示すものである。
ここで、第1のSRAMセル31の詳細について説明する。複数の第1のSRAMセル31は、同一の回路構成を有する。そこで、以下では、ローカルビット線BLT11とローカルビット線BLB11とに構成されるローカルビット線対に接続され、第1のワード選択信号WL11により活性状態が制御される第1のSRAMセル31を例に第1のSRAMセル31を説明する。図7に第1のSRAMセル31の回路図を示す。図7に示すように、第1のSRAMセル31は、PMOSトランジスタMP1、MP2、NMOSトランジスタMN1〜MN4を有する。
PMOSトランジスタMP1は、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインが記憶ノードSNTに接続される。NMOSトランジスタMN1は、ソースが接地端子GNDに接続され、ドレインが記憶ノードSNTに接続される。また、PMOSトランジスタMP1のゲートとNMOSトランジスタMN1のゲートは記憶ノードSNBに接続される。PMOSトランジスタMP2は、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインが記憶ノードSNBに接続される。NMOSトランジスタMN2は、ソースが接地端子GNDに接続され、ドレインが記憶ノードSNBに接続される。また、PMOSトランジスタMP2のゲートとNMOSトランジスタMN2のゲートは記憶ノードSNTに接続される。NMOSトランジスタMN3は、ソース及びドレインの一方の端子が記憶ノードSNTに接続され、ソース及びドレインの他方の端子がローカルビット線BLT11に接続される。NMOSトランジスタMN4は、ソース及びドレインの一方の端子が記憶ノードSNBに接続され、ソース及びドレインの他方の端子がローカルビット線BLB11に接続される。また、NMOSトランジスタMN3、MN4のゲートには、第1のワード選択信号WL11が入力される。
なお、図7に示す第1のSRAMセル31においては、PMOSトランジスタMP1、MP2はSRAMセルにおける負荷トランジスタとして機能し、NMOSトランジスタMN1、MN2はSRAMセルにおける駆動トランジスタとして機能し、NMOSトランジスタMN3、MN4はSRAMセルにけるトランスファトランジスタとして機能する。
そして、NMOSトランジスタMN1とPMOSトランジスタMP1は一方のCMOSインバータ回路を構成する。また、NMOSトランジスタMN2とPMOSトランジスタMP2は他方のCMOSインバータ回路を構成する。つまり、第1のSRAMセル31は、NMOSトランジスタMN1のゲートとPMOSトランジスタMP1のゲートに入力された信号に基づいて、NMOSトランジスタMN1とPMOSトランジスタP1のソース−ドレイン間を流れる電流のON/OFFが制御されることにより、記憶ノードSNTに入力された信号の反転信号を出力する。また、記憶ノードSNTは、NMOSトランジスタMN2のゲートとPMOSトランジスタMP2のゲートに接続される。そのため、NMOSトランジスタMN2のゲートとPMOSトランジスタMP2のゲートに入力された信号に基づいて、NMOSトランジスタMN2とPMOSトランジスタMP2のソース−ドレイン間を流れる電流のON/OFFが制御され、記憶ノードSNBに記憶ノードSNTの反転信号が出力される。このように、第1のSRAMセル31は、ループ状に接続された2つのCMOSインバータを備え、記憶された信号の電圧レベル(以降、記憶データとする)を保持する。そして、NMOSトランジスタMN3とNMOSトランジスタMN4のソース−ドレイン間を流れる電流のON/OFFを制御することにより、記憶データの読み出し操作及び書き込み操作を行う。
次に、第2のSRAMアレイ32について説明する。第2のSRAMアレイ32は、複数の第2のSRAMセル33と、制御セル34を有する。第2のSRAMセル33は、第1のSRAMアレイ30のローカルビット線対に対応して設けられる。そして、第2のSRAMセル33は、対応するローカルビット線対に出力される読み出し信号の電位差を増幅し記憶する。第2のSRAMセル33は、第2のワード選択信号YS11〜YS1nのうち対応する信号が入力される。そして、第2のワード選択信号YS11〜YS1nが活性状態(例えば、高電位)となることで、第2のSRAMセル33は活性状態となる。読み出し操作において、第2のSRAMセル33は、活性状態になると記憶しているデータをグローバルビット線対GBL1出力する。また、書き込み操作において、第2のSRAMセル33は、活性状態になるとグローバルビット線対GBL1と対応するローカルビット線対とを導通する。また、第2のSRAMセル33は、プリチャージイネーブル信号PC1が入力される。そして、第2のSRAMセル33は、プリチャージイネーブル信号PC1が活性状態(例えば、低電位)である期間に対応するローカルビット線対は電源電位にプリチャージされる。また、第2のSRAMセル33は、プリチャージイネーブル信号PC1が非活性状態(例えば、高電位)である期間に対応するローカルビット線対の電位差を増幅すると共に記憶する。
ここで、第2のSRAMセル33の詳細について説明する。複数の第1のSRAMセル33は、同一の回路構成を有する。そこで、以下では、ローカルビット線BLT11とローカルビット線BLB11で構成されるローカルビット線対に接続される第2のSRAMセル33を例に第2のSRAMセル33を詳細に説明する。図8に第2のSRAMセル33の回路図を示す。図8に示すように、第2のSRAMセル33は、PMOSトランジスタMP3〜MP6、NMOSトランジスタMN5〜MN8を有する。
PMOSトランジスタMP3は、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインがローカルビット線BLT11に接続される。NMOSトランジスタMN5は、ソースに増幅制御信号SANが入力され、ドレインがローカルビット線BLT11に接続される。また、PMOSトランジスタMP3のゲートとNMOSトランジスタMN5のゲートはローカルビット線BLB11に接続される。PMOSトランジスタMP4は、ソースが電源端子VDDに接続され、ドレインがローカルビット線BLB11に接続される。NMOSトランジスタMN6は、ソースに増幅制御信号SANが入力され、ドレインがローカルビット線BLB11に接続される。また、PMOSトランジスタMP4のゲートとNMOSトランジスタMN6のゲートはローカルビット線BLT11に接続される。NMOSトランジスタMN7は、ソース及びドレインの一方の端子がローカルビット線BLT11に接続され、ソース及びドレインの他方の端子がグローバルビット線GBLT1に接続される。NMOSトランジスタMN8は、ソース及びドレインの一方の端子がローカルビット線BLB11に接続され、ソース及びドレインの他方の端子がグローバルビット線GBLB1に接続される。また、NMOSトランジスタMN7、MN8のゲートには第2のワード選択信号YS11が入力される。PMOSトランジスタMP5は、ドレインがローカルビット線BLT11に接続され、ソースが電源端子VDDに接続される。PMOSトランジスタMP6は、ドレインがローカルビット線BLB11に接続され、ソースが電源端子VDDに接続される。また、PMOSトランジスタMP7、MP8のゲートにはプリチャージイネーブル信号PC1が入力される。
制御セル34は、複数の第2のSRAMセル33に対して1つが設けられる。制御セル34は、複数の第2のSRAMセル33の増幅機能を制御する。ここで、制御セル34の回路図を図9に示す。図9に示すように、NMOSトランジスタN2を有する。NMOSトランジスタN2は、ソースが接地端子GNDに接続され、ゲートにセンスイネーブル信号SE1が入力される。そして、NMOSトランジスタN2は、ドレインから増幅制御信号SANを出力する。つまり、センスイネーブル信号SE1が活性状態(例えば、高電位)を示す場合、制御セル34は活性状態となり、増幅制御信号SANとして接地電位を出力し、第2のSRAMセル33の増幅機能を有効にする。一方、センスイネーブル信号SE1が非活性状態(例えば、低電位)を示す場合、制御セル34は非活性状態となり、増幅制御信号SANは不定状態となり、第2のSRAMセル33の増幅機能を無効にする。
上記の構成により、第2のSRAMアレイ32では、制御セル34が第2のSRAMセル33の増幅機能を無効にしている状態において、プリチャージイネーブル信号PC1が活性状態(例えば、低電位)である場合、PMOSトランジスタMP5、MP6がオンする。そして、第2のSRAMセル33の第2の記憶ノード対、つまり、第1のビット線BLT11、BLB11に電源電位が供給される。従って、このとき、第2のSRAMセル33は、記憶データを保持しない不定状態を示すと共に、第1のビット線BLT11、BLB11は電源電位にプリチャージされる。
また、プリチャージイネーブル信号PC1が非活性状態(例えば、高電位)の場合、PMOSトランジスタMP5、MP6がオフする。また、この場合において、制御セル34のNMOSトランジスタN2がオフしていた場合、NMOSトランジスタN2のソース−ドレイン間に電流が流れない。従って、NMOSトランジスタMN5のソースとNMOSトランジスタMN6のソース間の電圧が接地電圧GNDに固定されないため、第2のSRAMセル33は、記憶データを保持しない不定状態を示す。
さらに、プリチャージイネーブル信号PC1が非活性状態(例えば、高電位)であって、センスイネーブル信号SE1が活性状態(例えば、高電位)となった場合、制御セル34のNMOSトランジスタN2がオンして増幅制御信号SANが接地電圧GNDを示す。そのため、第2のSRAMセル33は、対応するローカルビット線対(BLT11、BLB11)に出力される読み出し信号の電位差を増幅すると共に、第1のSRAMセル31と同様に記憶データを保持する。そして、NMOSトランジスタMN7、N8のソース−ドレイン間を流れる電流のON/OFFを制御することにより、記憶データの読み出し操作及び書き込み操作を行う。
続いて、実施の形態1にかかる半導体記憶装置の動作について説明する。そこで、図10〜図12に半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートを示す。図10、図11に示すタイミングチャートは、読み出し操作を示すものであり、図12に示すタイミングチャートは、書き込み操作を示すものである。また、SRAMセルでは、読み出し操作(書き込み操作での擬似読み出し操作を含む)で記憶データが破壊されるなどの誤動作を起こす可能性が高いセルとして、スタティックノーズマージンが小さなセルとセル電流が小さなセルとがある。そのため、図10にスタティックノイズマージンが小さなSRAMセルに対して読み出し操作を行う場合のタイミングチャートを示し、図11にセル電流が小さなSRAMセルに対して読み出し操作を行う場合のタイミングチャートを示す。また、図12では、データを書き込み難いSRAMセルに対して書き込み操作を行う場合のタイミングチャートを示す。
なお、図10〜図12では、ローカルビット線BLT11、BLB11により構成されるローカルビット線対に接続され、第1のワード選択信号WL11により制御される第1のSRAMセル31に対する読み出し操作及び書き込み操作を行う例を説明する。また、図10〜図12に示す動作例では、本実施の形態にかかる半導体記憶装置1が、読み出し操作と書き込み操作とにおいてプリチャージイネーブル信号PC1、センスイネーブル信号SE1、第1のワード選択信号WL11、昇圧制御信号PE、第2のワード選択信号YS11に対して同じ操作を行うものとする。そのため、各制御信号の操作タイミングの説明は図10の説明にて行い、図11、図12の説明では制御信号の制御タイミングの説明は省略する。
まず、図10に示す動作について説明する。図10に示すように、半導体記憶装置1は、タイミングt1の以前は、待機状態となっており、プリチャージイネーブル信号PC1が活性状態(例えば、低電位)となっており、ローカルビット線対BLT11、BLB11は電源電位にプリチャージされる。また、第1のワード選択信号WL11、センスイネーブル信号SE1、昇圧制御信号PE、第2のワード選択信号YS11は、いずれもロウレベルとされ、非活性状態(例えば、低電位)である。また、図10に示す例では、タイミングt1以前において第1のSRAMセル31は、記憶ノードSNTに高電位が記憶され、記憶ノードSNBに低電位が記憶される状態(記憶データとして1が記憶される状態)を示す。
そして、タイミングt1において、ワード線制御回路10がプリチャージイネーブル信号PC1を活性状態(低電位)から非活性状態(高電位)に切り替えることで、読み出し操作が開始される。また、ワード線制御回路10は、プリチャージイネーブル信号PC1に対する操作と共に第1のワード選択信号WL11の立ち上げを開始する。ここで、タイミングt1からt4までの期間が、第1のワード選択信号WL11における第1の活性期間となる。
この第1の活性期間では、タイミングt1〜t2の期間において、ワード線制御回路10のワード線ドライバWDRV11のPMOSトランジスタP1を介して昇圧電源回路22のコンデンサC1に蓄積された電荷がワード線に流れ込むため、この期間は第1の速度で第1のワード選択信号WL11が立ち上がる。この第1の速度は、タイミングt2以降の第1のワード選択信号WL11の電位上昇速度である第2の速度よりも速い速度である。
そして、タイミングt2において、第1のワード選択信号WL11が所定の電位まで上昇すると、ワード線ドライバWDRV11は、駆動能力制御回路21により制限された出力電流で第1のワード選択信号WL11の電圧レベルを上昇させる。この所定の電位は、第1のSRAMセル31のトランスファトランジスタ(NMOSトランジスタMN3、MN4)の閾値電圧よりも低い電位である。また、所定の電位は、タイミングt1以前にコンデンサC1に蓄積されている電荷の電荷量とワード線の寄生容量及びトランスファトランジスタのゲート寄生容量とにより決まるものである。また、タイミングt2からt4までの期間は第1のワード選択信号WL11は第2の速度で電源電位まで上昇する。
そして、タイミングt2からt4まで第1のワード選択信号WL11の電位レベルは駆動能力制御回路21の電流駆動能力に従って第2の速度で上昇するが、タイミングt3でトランスファトランジスタMN4がオンする電位レベルに達する。そのため、タイミングt3において記憶ノードSNBに記憶される「低電位」がローカルビット線BLB11へ出力される。これにより、ローカルビット線BLT11、BLB11の電位差の拡大が始まる。
そして、タイミングt4において第1のワード選択信号WL11の電位レベルが電源電位に達する。このタイミングt4では、ローカルビット線対BLT11、BLB11の電位レベルが十分に拡大しており、第1のSRAMセルの記憶データの破壊は生じない。つまり、半導体記憶装置1では、第1のSRAMセル31からの記憶データの読み出し開始時点(タイミングt3)において、第1のSRAMセル31の電源電位よりも低い電位を有する第1のワード選択信号WL11がトランスファトランジスタに印加される。そのため、第1のワード選択信号WL11の電位レベルが電源電位に達するタイミングt4においてローカルビット線BLT11、BLB11の電位差を十分に拡大することができる。従って、半導体記憶装置1では、スタティックノイズマージンが小さなSRAMセルの記憶データの破壊を防止することができる。
タイミングt4からt6の期間は、第1のワード選択信号WL11における第2の活性期間となる。タイミングt4で第1のワード選択信号WL11が電源電位に達するが、ワード線制御回路10は、第2の活性期間の間第1のワード選択信号WL11を電源電位で維持する。また、ワード線制御回路10は、第2の活性期間の後半の期間にタイミングt5においてセンスイネーブル信号SE1を活性状態(例えば、高電位)とする。センスイネーブル信号SE1を活性状態に切り替えるタイミングは、図12において説明するセル電流が小さなSRAMセルにおけるデータの破壊を防止するために第2の活性期間の後半とするのが好ましいが、第2の活性期間中であればいずれのタイミングでも良い。そして、センスイネーブル信号SE1が活性状態になることで、制御セル34が活性状態に移行し、第2のSRAMセル33に接地電位を有する増幅制御信号SANを与える。そして、この増幅制御信号SANに基づき第2のSRAMセル33の増幅機能が有効になり、第2のSRAMセル33がローカルビット線BLT11、BLB11の電位差を増幅して、第1のSRAMセル33に記憶されている記憶データを保持する。
続いて、タイミングt6からt7の期間は、第1のワード選択信号WL11における第3の活性期間となる。タイミングt6では、ワード線制御回路10は、昇圧制御信号PE及び第2のワード選択信号YS11を活性状態(例えば、高電位)にする。そして、昇圧制御信号PEに基づき駆動能力制御回路21は非活性状態となり、昇圧電源回路22は活性状態となる。従って、昇圧電源回路22は、コンデンサC1の一方の電位が電源電位となり、コンデンサC1に蓄積された電荷がワード線ドライバWDRV11のPMOSトランジスタP1を介してワード線に流れ込み、第1のワード選択信号WL11を電源電位から昇圧電位(図10のVDD2)に昇圧する。また、第2のワード選択信号YS11が活性状態になることで、第2のSRAMセル33が活性状態となり、記憶している記憶データをグローバルビット線対GBL1に出力する。そして、グローバルビット線対GBL1の電位差が拡大する。また、グローバルビット線対GBL1の電位差をさらに増幅してセンスアンプ回路SAは、外部に第1のSRAMセル31に保持されていた記憶データを出力する。
続いて、タイミングt7では、ワード線制御回路10は、第1のワード選択信号WL11の電位レベルを基板電位(非活性状態)に戻す。これにより、第1のSRAMセル31のトランスファトランジスタがオフし、第1のSRAMセル31は、記憶ノードSNT、SNBに記憶している記憶データを保持する。また、第1のワード選択信号WL11を非活性状態にすることに応じて、昇圧制御信号PE及び第2のワード選択信号YS11も非活性状態に切り替える。そして、昇圧制御信号PEに応じて駆動能力制御回路21が活性状態に移行し、昇圧電源回路22は昇圧動作を停止する。また、第2のワード選択信号YS11に応じて第2のSRAMセル33は非活性状態に移行する。
続いて、タイミングt8において、プリチャージイネーブル信号PC1を活性状態(低電位)に切り替える。これにより、第1のSRAMセル31への読み出し操作が完了する。また、プリチャージイネーブル信号PC1が活性状態(低電位)になることで、ローカルビット線BLT11、BLB11が電源電位にプリチャージされる。
次いで、図11に示す動作について説明する。図11に示すタイミングチャートでは、タイミングt3からt5のローカルビット線BLT11、BLB11の動作以外は図10に示す動作と同じであるため、図10の動作と同じ動作についての説明は省略する。
図11に示す動作例では、第1のSRAMセル31のセル電流能力が通常の第1のSRAMセル31よりも低い。ここで、セル電流能力とは、第1のSRAMセルがローカルビット線対から電荷を引き抜く能力である。
図10に示す動作例では、セル電流が大きいため、第1のワード選択信号WL11の電位レベルが低いタイミングt3からローカルビット線BLT11、BLB11の電位差の拡大が開始される。しかし、図11では、セル電流能力が低いため、タイミングt3からt4に至るまでの期間はローカルビット線BLT11、BLB11の電位差がほとんど変化しない。そして、タイミングt4にて第1のワード選択信号WL11の電位レベルが十分に上昇すると、第1のSRAMセル31のトランスファトランジスタが十分にオンし、ローカルビット線BLT11、BLB11の電位差が徐々に拡大し始める。
そして、タイミングt5において、センスイネーブル信号SE1を活性状態にする。これにより、制御セル34が増幅制御信号SANとして接地電位を出力し、第2のSRAMセル33の増幅機能が有効になる。そして、第2のSRAMセル33のセルは、ローカルビット線対BLT11、BLB11の電位差を増幅し、第1のSRAMセル31に記憶されていた記憶データを保持する。つまり、タイミングt5は、セル電流が小さな第1のSRAMセル31において、ローカルビット線BLT11、BLB11の電位差が、第2のSRAMセル33の増幅操作が有効に機能するレベルまで拡大されるタイミングであることが好ましい。
次いで、図12に示す動作について説明する。図12に示すタイミングチャートは、第1のSRAMセル33への書き込み操作を示すものである。この書き込み操作では、グローバルビット線対GBL1、ローカルビット線BLT11、BLB11、記憶ノードSNT、SNBの電位レベルの変化以外は図10及び図11と同じである。そこで、ここでは、グローバルビット線対GBL1、ローカルビット線対BLT11、BLB11、記憶ノードSNT、SNBの電位レベルの変化を中心に説明する。
まず、書き込み操作では、プリチャージイネーブル信号PC1が非活性状態(高電位)に遷移するタイミングt1において、グローバルビット線対GBL1を書き込み制御回路WAが駆動する。これにより、グローバルビット線対GBL1の電位差が拡大する。
そして、タイミングt3からt5において、第1のSRAMセル31からローカルビット線対BLT11、BLB11への記憶データの出力が行われる。この期間において半導体装置1は、図10、図11で説明したように、スタティックノイズマージンが小さい又はセル電流が小さいSRAMセルであっても安定的にローカルビット線対BLT11、BLB11に記憶データを出力することができる。
そして、タイミングt6において、昇圧制御信号PEが活性化する。これにより、第1のワード選択信号WL11の電位レベルが電源電位から昇圧電位に上昇する。この昇圧電位が与えられることにより、第1のSRAMセル31のトランスファトランジスタは、ローカルビット線BLT11、BLB11の電圧が電源電位であったとしても十分な導通状態を確保することができる。つまり、データの書き込み特性が劣化しているSRAMセルに対しても、昇圧電位を用いることで、データの安定した書き込み操作を実現する。
また、タイミングt6では、第2のワード選択信号YS11が活性化する。これにより、第2のSRAMセル33のNMOSトランジスタMN7、MN8が導通状態となり、グローバルビット線対GBL1とローカルビット線対BLT11、BLB11を導通状態とする。そして、グローバルビット線GBLT1の高電位がローカルビット線BLT1に伝搬し、グローバルビット線GBLB1の低電位がローカルビット線BLB11に伝搬する。
このとき、第2のSRAMセル33は、活性状態であるため、NMOSトランジスタMN7、MN8を介して与えられた電圧差を増幅して、保持する。つまり、第2のSRAMセル33は、第1のSRAMセル31の書き込み操作を制御するローカル書き込み制御回路としての機能を有する。そして、ローカルビット線BLT11と接続された記憶ノードSNTと、ローカルビット線BLB11と接続された記憶ノードSNBには、それぞれ、高電位と低電位とが書き込まれる。
そして、タイミングt7において第2のワード選択信号YS11及び第1のワード選択信号WL11が非活性状態になることで、記憶ノードSNT、SNBがグローバルビット線対GBL1及びローカルビット線対BLT11、BLB11から記憶ノードSNT、SNBが切り離され、データ保持状態となる。
上記説明より、実施の形態1にかかる半導体記憶装置1では、第1のSRAMセル31の活性化を制御する第1のワード選択信号WL11を3つの電圧レベルに制御する。具体的には、第1の活性期間において、第1のワード選択信号WL11の電位レベルをワード線ドライバWDRV11の駆動能力よりも低い駆動能力制御回路21により生成される制限された電流に基づき上昇させる。これより、第1の活性期間において、第1のワード選択信号WL11は、通常の信号立ち上げ速度よりも遅い第2の速度で上昇する。そして、第1のSRAMセル31のトランスファトランジスタに擬似的に電源電位よりも低い電位を与える。また、第2の活性期間では、第1のワード選択信号WL11は、電源電位に維持される。また、第3の活性期間では、第1のワード選択信号WL11は、電源電位を昇圧した電位をコンデンサC1に蓄積された電荷により生成する。従って、半導体記憶装置1では、1つの電源により、3つの異なる電位レベルを有する第1のワード選択信号WLを生成することが可能になる。つまり、半導体記憶装置1では、3つの電位レベルを生成するために複数の電源を必要とせず、電源回路に相当する回路面積を削減することができる。
なお、半導体記憶装置1では、駆動能力制御回路21と昇圧電源回路22を有するが、これは、複数のワード線ドライバWDRVに対して1つ設けられるものである。また、それぞれの回路は、ごくわずかな回路素子で実現できる。従って、駆動能力制御回路21及び昇圧電源回路22を追加することによる回路面積の増加はほとんど無視できる程度である。
また、半導体記憶装置1では、第1の活性期間において、第1のワード選択信号WL11を立ち上げるためにアクセス遅延時間が生じる。しかしながら、第2の活性期間において、非特許文献1に示す従来例よりも高い電圧である電源電圧VDDを第1のSRAMセル101のワード線に印加できるため、第2の活性期間の制御時間を大幅に短縮できる。そのため、結果的に、第1の活性期間と第2の活性期間との合計時間により決まるアクセス遅延時間は増加しない。
また、半導体記憶装置1では、第1の活性期間において、昇圧電源回路22内のコンデンサC1に蓄えられた電荷を用いてワード線を急速に充電することで、第1のワード選択信号WL11の初期立ち上げ時間を短縮することができる。
また、半導体記憶装置1では、書き込み操作においても、第1のワード選択信号WL11を第1の活性期間と第2の活性期間を経て昇圧電位とする。そのため、第3の活性期間において、昇圧電圧が第1のSRAMセル31に与えられるタイミングにおいて、書き込み対象外の第1のSRAMセル31であって、第1のワード選択信号WL11が与えられる第1のSRAMセル31の記憶データを破壊することなく第2のSRAMセル33に保持することができる。これにより、半導体記憶装置1は、書き込み対象外の第1のSRAMセル31に保持されている記憶データの信頼性を向上させることができる。
また、動作サイクル内に、第3の活性期間の制御時間が加わるが、第3の活性期間のワード線の制御は、読み出し操作時において、第2のSRAMセル33からセンスアンプ回路SEまで読み出しデータを出力するまでの操作と同時刻に行われるために、結果として、サイクル時間は増加しない。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、図6に示すSRAM回路12では、1個の制御セル34でn個の第2のSRAMセル33を制御する構成としたが、複数個の制御セル34によってn個の第2のSRAMセル33が制御される回路構成とすることもできる。具体的には、制御セル34が2個備えられた場合には、n個の第2のSRAMセル33は2つに分割されて、2個の制御セル34がそれぞれn/2個の第2のSRAMセル33を制御する。また、制御セル34がn個備えられた場合には、n個の制御セル34が、対応する第2のSRAMセル33をそれぞれ1つ制御する。
また、図6に示すSRAM回路12では、n個の第2のSRAMセル33が1つのグローバルビット線対GBL1に接続される例について示したが、1つのSRAM回路12に複数のグローバルビット線対が接続される構成も可能である。例えば、SRAM回路12に2つのグローバルビット線対が接続されている場合には、1本のグローバルビット線対に、n/2個の第2のSRAMセル31が接続される。このような回路構成とすることで、グローバルビット線対の寄生容量を削減して動作を高速化することが可能である。なお、上記のように複数のグローバルビット線対を備える場合、カラムアドレスに応じたグローバルビット線対を選択するためにビット線対セレクタSELが用いられる。また、複数のSRAM回路12に接続されるグローバルビット線対を1つのビット線対セレクタSELに接続することで、第2のワード選択信号YS11〜YS1nの信号数をn個に維持したまま、カラムアドレス数をn以上に拡張することも可能である。
また、制御セル34は、図9に示す構成に変えて図13に示す制御セル34aを用いることもできる。図13に示す制御セル34aは、PMOSトランジスタP3及びNMOSトランジスタN3によりインバータを構成する。そして、センスイネーブル信号SE1が活性状態(例えば、高電位)を示す場合、増幅制御信号SANとして接地電位を出力し、センスイネーブル信号SE1が非活性状態(例えば、低電位)を示す場合、増幅制御信号SANとして電源電位を出力する。これにより、制御セル34aが第2のSRAMセル33の増幅機能を無効にしている状態においても、NMOSトランジスタMN5、MN6のソースが不定状態になることがないため、第2のSRAMセル33の回路動作を安定化させることができる。
また、図3に示すワード線ドライバWDRV11の代わりに図14に示すワード線ドライバWDRV11aを用いることができる。ワード線ドライバWDRV11aは、NMOSトランジスタN4、N5、PMOSトランジスタP4、P5、インバータIV3、IV4から構成される反転機能を有するレベル変換回路である。図3に示すワード線ドライバWDRV11では、非活性状態のワード線ドライバWDRVのPMOSトランジスタP1を介して、接地端子GNDに電荷が流れ込み、ワード線信号WLの電位が昇圧電位から低下する可能性がある。しかし、ワード線ドライバWDRV11aを用いることで、このようなワード線信号WL1の電位の低下を防止することができる。
また、図10及び図11では、読み出し操作時においても第1のワード選択信号WL11を昇圧電位としている。しかし、読み出し操作時のみ昇圧制御信号PEを停止し、第1のワード選択信号WL11を第3の活性期間においても電源電位に維持することも可能である。
1 半導体記憶装置
10 ワード線制御回路
11 I/O回路
12 SRAM回路
20 制御信号生成回路
21 駆動能力制御回路
22 昇圧電源回路
30 第1のSRAMアレイ
31 第1のSRAMセル
32 第2のSRAMアレイ
33 第2のSRAMセル
34、34a 制御セル
WCNT1〜WCNTi 行制御信号群
WDRV11〜WDRV1m、WDRV11a ワード線ドライバ
WL11〜WL1m 第1のワード選択信号
ND 駆動電源ノード
YS11〜YS1n 第2のワード選択信号
PC1 プリチャージイネーブル信号
SE1 センスイネーブル信号
PE 昇圧制御信号
GBL1〜GBLj グローバルビット線対
GBLT1〜GBLTj グローバルビット線
GBLB1〜GBLBj グローバルビット線
BLT11〜BLT1n ローカルビット線
BLB11〜BLB1n ローカルビット線
SAN 増幅制御信号
IV1〜IV4 インバータ
P1〜P5 PMOSトランジスタ
N1〜N5 NMOSトランジスタ
C1 コンデンサ
MP1〜MP6 PMOSトランジスタ
MN1〜MN8 NMOSトランジスタ
VDD 電源端子
GND 接地端子
SA センスアンプ回路
WA 書き込み制御回路

Claims (22)

  1. 格子状に配置され、データを記憶する複数の第1のSRAMセルと、
    列方向に配置される第1のSRAMセルに沿うように設けられる複数の第1のビット線対と、
    前記複数の第1のビット線対毎に設けられ、対応する第1のビット線対に出力される読み出し信号の電位差を増幅し記憶する複数の第2のSRAMセルと、
    前記複数の第2のSRAMセルの増幅機能を制御する制御セルと、
    前記複数の第2のSRAMセルに設けられる少なくとも1個以上の第2のビット線対と、
    前記複数の第1のSRAMセルにおいて行アドレスで選択される行に配置された第1のSRAMセルを活性化する第1の制御信号と、前記複数の第2のSRAMセルにおいて列アドレスで選択される第2のSRAMセルを活性化する第2の制御信号と、制御セルを活性化する第3の制御信号と、を出力するワード線制御回路と、
    行方向に配置される前記第1のSRAMセルに沿うように設けられ、前記第1の制御信号を伝達する複数のワード線と、
    前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルから前記第2のビット線対へ出力される読み出し信号の電位差を増幅するセンスアンプ回路と、
    前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルに対し前記第2のビット線対を介して書き込み信号を出力する書き込み制御回路と、
    を有し、
    前記ワード線制御回路は、
    第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、第1の速度で基板電位から所定の電位まで上昇させた後、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で前記所定の電位から第1の電源電位まで上昇させ、
    前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、
    前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する半導体記憶装置。
  2. 前記ワード線制御回路は、前記第3の活性期間において、前記第2のSRAMセルと前記第2のビット線対とが導通状態となるように前記第2の制御信号を制御する請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ワード線制御回路は、
    前記第1の制御信号を出力するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバの駆動電源端子に接続され、前記第2の速度を決定する駆動能力制御回路と、
    前記ワード線ドライバの駆動電源端子に接続され、前記第1の電源電位を昇圧して前記第2の電源電位を生成し、前記第2の電源電位を前記ワード線ドライバに供給する昇圧電源回路と、
    前記ワード線ドライバに前記第1の制御信号に対応する信号を与えると共に前記駆動能力制御回路と前記昇圧電源回路との活性状態を制御する制御信号生成回路と、を有し、
    前記制御信号生成回路は、前記第1の活性期間及び第2の活性期間において前記駆動能力制御回路を活性状態かつ前記昇圧電源回路を非活性状態とし、前記第3の活性期間において前記駆動能力制御回路を非活性状態かつ前記昇圧電源回路を活性状態とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ワード線ドライバは、前記駆動能力制御回路よりも高い電流駆動能力を有する請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記昇圧電源回路は、前記制御信号生成回路からの制御信号に基づき出力端子を前記基板電位又は前記第1の電源電位に制御する昇圧用ドライバ回路と、前記出力端子と前記ワード線ドライバの駆動電源端子との間に設けられる容量素子とを有する請求項3又は4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ワード線ドライバ、前記駆動能力制御回路、前記昇圧電源回路及び前記制御信号生成回路は、いずれも前記第1の電源電位に基づき動作する請求項3乃至5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記ワード線制御回路は、データの読み出し操作中の前記第3の活性期間においては、前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位で維持し、データの書き込み操作中の前記第3の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記所定の電圧は、前記SRAMセルのアクセストランジスタの閾値電圧よりも小さい電圧である請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記ワード線制御回路は、前記第2のSRAMセルが前記第1のSRAMセルに記憶された記憶データを保持した後に前記第3の活性期間を開始する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記第1のSRAMセル、前記第2のSRAMセル、前記ワード線制御回路、前記センスアンプ回路及び前記書き込み制御回路は、いずれも前記第1の電源電位に基づき動作する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  11. 格子状に配置され、データを記憶する複数の第1のSRAMセルと、
    列方向に配置される第1のSRAMセルに沿うように設けられる複数の第1のビット線対と、
    前記複数の第1のビット線対毎に設けられ、対応する第1のビット線対に出力される読み出し信号の電位差を増幅し記憶する複数の第2のSRAMセルと、
    前記複数の第2のSRAMセルの増幅機能を制御する制御セルと、
    前記複数の第2のSRAMセルに設けられる少なくとも1個以上の第2のビット線対と、
    前記複数の第1のSRAMセルにおいて行アドレスで選択される行に配置された第1のSRAMセルを活性化する第1の制御信号と、前記複数の第2のSRAMセルにおいて列アドレスで選択される第2のSRAMセルを活性化する第2の制御信号と、制御セルを活性化する第3の制御信号と、を出力するワード線制御回路と、
    行方向に配置される前記第1のSRAMセルに沿うように設けられ、前記第1の制御信号を伝達する複数のワード線と、
    前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルから前記第2のビット線対へ出力される読み出し信号の電位差を増幅するセンスアンプ回路と、
    前記第2の制御信号に基づいて活性化される第2のSRAMセルに対し前記第2のビット線対を介して書き込み信号を出力する書き込み制御回路と、
    を有し、
    前記ワード線制御回路は、
    第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、最大電流値が制限された制限電流により決まる速度で基板電位から第1の電源電位まで上昇させ、
    前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、
    前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する半導体記憶装置。
  12. 前記ワード線制御回路は、第1の活性期間において、前記制限電流よりも大きな駆動電流値により決まる第1の速度で基板電位から所定の電位まで前記第1の制御信号の電圧レベルを上昇させ、前記所定の電位から前記第1の電源電位まで前記制限電流により決まる第2の速度で前記第1の制御信号の電圧レベルを上昇させる請求項11に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記所定の電位は、前記第1のSRAMセルのアクセストランジスタの閾値電圧よりも小さな電圧である請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記ワード線制御回路は、前記第3の活性期間において、前記第2の制御信号により前記第2のSRAMセルと前記第2のビット線対を導通状態とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記ワード線制御回路は、
    前記第1の制御信号を出力するワード線ドライバと、
    前記ワード線ドライバの駆動電源端子に接続され、前記第2の速度を決定する駆動能力制御回路と、
    前記ワード線ドライバの駆動電源端子に接続され、前記第1の電源電位を昇圧して前記第2の電源電位を生成し、前記第2の電源電位を前記ワード線ドライバに供給する昇圧電源回路と、
    前記ワード線ドライバに前記第1の制御信号に対応する信号を与えると共に前記駆動能力制御回路と前記昇圧電源回路との活性状態を制御する制御信号生成回路と、を有し、
    前記ワード線ドライバは、前記駆動能力制御回路よりも高い電流駆動能力を有する請求項11乃至14のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  16. 前記ワード線ドライバ、前記駆動能力制御回路、前記昇圧電源回路及び前記制御信号生成回路は、いずれも前記第1の電源電位に基づき動作する請求項15に記載の半導体記憶装置。
  17. 前記制御信号生成回路は、前記第1の活性期間及び第2の活性期間において前記駆動能力制御回路を活性状態かつ前記昇圧電源回路を非活性状態とし、前記第3の活性期間において前記駆動能力制御回路を非活性状態かつ前記昇圧電源回路を活性状態とする請求項15に記載の半導体記憶装置。
  18. 前記昇圧電源回路は、前記制御信号生成回路からの制御信号に基づき出力端子を前記基板電位又は前記第1の電源電位に制御する昇圧用ドライバ回路と、前記出力端子と前記ワード線ドライバの駆動電源端子との間に設けられる容量素子とを有する請求項15乃至17のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  19. 前記ワード線制御回路は、データの読み出し操作中の前記第3の活性期間においては、前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位で維持し、データの書き込み操作中の前記第3の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する請求項11乃至18のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  20. 前記ワード線制御回路は、前記第2のSRAMセルが前記第1のSRAMセルに記憶された記憶データを保持した後に前記第3の活性期間を開始する請求項11乃至19のいずれか1項に記載の半導体装置。
  21. 前記第1のSRAMセル、前記第2のSRAMセル、前記ワード線制御回路、前記センスアンプ回路及び前記書き込み制御回路は、いずれも前記第1の電源電位に基づき動作する請求項11乃至20のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  22. ワード線を介して与えられる第1の制御信号に基づき活性状態が制御され、外部から与えられるデータを保持するSRAMセルを有する半導体記憶装置のセル活性化方法であって、
    第1の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、第1の速度で基板電位から所定の電位まで上昇させた後、前記第1の速度よりも遅い第2の速度で前記所定の電位から第1の電源電位まで上昇させ、
    前記第1の活性期間に続く第2の活性期間において、前記第1の制御信号の電圧レベルを、前記第1の電源電位に維持し、
    前記第2の活性期間に続く第3の活性期間に前記第1の制御信号の電圧レベルを前記第1の電源電位から前記第2の電源電位に昇圧する半導体記憶装置のセル活性化方法。
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