JP2011185405A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速比の変化幅を縮小することなく変速機を小型・軽量化すること、もしくは、変速機を大型化することなく変速比の変化幅を拡大することができるベルト式無段変速機を提供する。
【解決手段】可動シーブ7と固定シーブ8とから構成される駆動プーリ3と、可動シーブ9と固定シーブ10とから構成される従動プーリ5と、各プーリ3,5に巻き掛けられる伝動ベルト6とを備え、可動シーブ7と固定シーブ10とを、および固定シーブ8と可動シーブ9とを軸間距離L方向で対向して配置したベルト式無段変速機1において、駆動プーリ3および従動プーリ5を、可動シーブ7の外径Dが固定シーブ8の外径Dよりも小さくかつ可動シーブ9の外径Dが固定シーブ10の外径D10よりも小さくなるように形成し、固定シーブ8の外周部分8oと固定シーブ10の外周部分10oとを軸間距離L方向でオーバーラップさせた。
【選択図】図1

Description

この発明は、駆動側のプーリと従動側のプーリとの間で、それらの間に巻き掛けられた伝動ベルトを介して動力伝達を行い、かつ変速比を連続的に制御するベルト式無段変速機に関するものである。
ベルト式無段変速機は、ベルトを巻掛けたプーリの溝幅を変化させることにより、プーリの有効径すなわちベルトが巻き掛かっている半径を変更して変速比を無段階に設定することのできる変速機である。したがって駆動側もしくは入力側のプーリ(プライマリプーリ)、および、従動側もしくは出力側のプーリ(セカンダリプーリ)を、固定シーブとその固定シーブに対して軸線方向に前後動する可動シーブとによって構成し、可動シーブを例えば油圧などを利用して移動させることにより、各プーリの溝幅を変化させて、ベルトの巻き掛かり半径を連続的にすなわち無段階に変更できるように構成されている。
上記のようなベルト式の無段変速機の一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載された無段変速機のケース構造は、エンジン側に設置されたプライマリプーリと、このプライマリプーリとの間に巻き掛けられる駆動ベルト(伝動ベルト)を介して連結されるセカンダリプーリとが備えられ、セカンダリプーリのプーリ軸とそのプーリ軸に回動自在に設置された出力軸とを接続・離間させる出力クラッチが、上記のセカンダリプーリの軸端に配置された無段変速機のケース構造であって、出力クラッチを格納する収納部とプライマリプーリのプーリ軸に設置される回転部材を収納する収納部とに互いに連通する開口部が設けられ、その開口部を介して回転部材の外周の一部と出力クラッチの外周の一部とが軸方向に一定の距離をもってオーバーラップするように構成されている。
なお、特許文献2には、可動プーリ(可動シーブ)の外径が、固定プーリ(固定シーブ)の外径よりも小さくなるように構成されたVベルトオートマチック機構に関する発明が記載されている。
また、特許文献3の図1,図2等には、入力軸側および出力軸側の各プーリの可動シーブの外径が、それぞれ、各プーリの固定シーブの外径よりも小さくなっている構成が開示されている。
特開2004−52816号公報 実用新案登録第3142847号公報 特開平7−103302号公報
上記の特許文献1では、その特許文献1に記載されたベルト式無段変速機によれば、プライマリプーリ側に設置される回転部材の外周の一部と、セカンダリプーリ側に設置される出力クラッチの外周の一部とが、互いに軸方向に一定の距離をもってオーバーラップするように配置されることにより、出力側の軸受け間スパンを長くすることなく、それらプライマリプーリ側の回転部材とセカンダリプーリ側の出力クラッチとの干渉を防止してクラッチ径の拡大を可能にし、かつ装置全体のコンパクト化を図ることができる、とされている。
一方、上記のようなベルト式無段変速機は、プライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離を短縮することによっても、変速機本体を小型化あるいは軽量化することができる。したがって、変速機の小型・軽量化を図るためには、例えば上記の特許文献1の図2に示されているように、ベルト式無段変速機のプライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離は、各プーリの外周部分が互いに干渉しない範囲で可及的に短く設定されるのが望ましい。プライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離が短縮されることにより、変速機本体を小型・軽量化できるとともに、それらプライマリプーリとセカンダリプーリとの間に巻き掛けられる伝動ベルトに加わる負荷を軽減することもできる。
そして、プライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離は、それらプライマリプーリおよびセカンダリプーリの外径を小さくすることによって短縮することができる。しかしながら、プーリの外径を小さくすると、その分、プーリに伝動ベルトが巻き掛かる際のベルトの巻き掛かり半径の変化幅が狭くなる、すなわちベルト式無段変速機で設定し得る変速比の変化幅が狭くなってしまう。
このように、ベルト式無段変速機で設定可能な変速比の変化幅を縮小することなく、プライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離を短縮して変速機本体の小型・軽量化を図るためには、もしくは、プライマリプーリとセカンダリプーリとの軸間距離を延長させてベルト式無段変速機本体を大型化することなく、その無段変速機で設定可能な変速比の変化幅を拡大するためには、未だ改良の余地があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、ベルト式無段変速機で設定可能な変速比の変化幅を縮小することなくその変速機本体を小型・軽量化すること、もしくは、ベルト式無段変速機本体を大型化することなくその変速機で設定可能な変速比の変化幅を拡大することができるベルト式無段変速機を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、駆動側の回転軸に対してその回転軸線方向に移動可能に取り付けられた駆動側可動シーブと該回転軸線方向に移動不可能に取り付けられた駆動側固定シーブとによって駆動側ベルト巻き掛け溝を構成する駆動プーリと、前記駆動側の回転軸に平行な従動側の回転軸に対してその回転軸線方向に移動可能に取り付けられた従動側可動シーブと該回転軸線方向に移動不可能に取り付けられた従動側固定シーブとによって従動側ベルト巻き掛け溝を構成する従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに巻き掛けられてそれらの間で動力を伝達する伝動ベルトとを備えているとともに、前記駆動側可動シーブと前記従動側固定シーブとが、および前記駆動側固定シーブと前記従動側可動シーブとが、それぞれ前記各回転軸の軸間距離方向で互いに対向して配置されており、前記各可動シーブを前記回転軸線方向に前後動させて前記各ベルト巻き掛け溝の溝幅を変化させることにより、前記各プーリに対する前記伝動ベルトの巻き掛かり半径を変化させて変速比を連続的に変更するベルト式無段変速機において、前記駆動プーリおよび前記従動プーリは、前記駆動側可動シーブの外径が前記駆動側固定シーブの外径よりも小さく、かつ前記従動側可動シーブの外径が前記従動側固定シーブの外径よりも小さくなるように形成されているとともに、前記駆動側固定シーブの外周部分と前記従動側固定シーブの外周部分とが前記軸間距離方向で互いオーバーラップして配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記駆動プーリおよび前記従動プーリにおける前記各可動シーブの外径が、それぞれ、前記各可動シーブと前記各固定シーブとが同径であった場合の前記各巻き掛かり半径の最大値の2倍よりも大きいことを特徴とするものである。
そして、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記駆動プーリおよび前記従動プーリにおける前記各巻き掛かり半径が、それぞれ前記各ベルト巻き掛け溝が最小となる際に前記各プーリに前記伝動ベルトが巻き掛かった状態で前記各ベルト巻き掛け溝と前記伝動ベルトとが接触する部分の範囲内での最大半径と最小半径とを平均した値であることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、駆動プーリおよび従動プーリの各可動シーブが、それら各プーリの各固定シーブよりも小径に形成される。そのため、各可動シーブと各固定シーブとが同じ外径で形成される場合と比較して、各可動シーブの外径が小径化された分だけそれら各可動シーブを軽量化することができる。
そして、各可動シーブを小径化させることによって駆動プーリと従動プーリとの間に生じた空間を利用して、駆動側固定シーブの外周部分と従動側固定シーブの外周部分とを各プーリの回転軸同士の軸間距離方向、すなわち各プーリの回転軸の両方に垂直な方向で互いオーバーラップさせる位置に、駆動プーリと従動プーリとが配置される。したがって、各可動シーブの外径が小径化された分、駆動プーリと従動プーリとの軸間距離を短縮することが可能になる。この場合、各プーリに伝動ベルトが巻き掛かる際のベルトの巻き掛かり半径の最大値を規定する各固定シーブの外径は維持されるので、ベルトの巻き掛かり半径の最大値が減少されることがない。言い換えると、ベルトの巻き掛かり半径の変化幅すなわちベルト式無段変速機として設定可能な変速比の変化幅が縮小することはない。そのため、設定可能な変速比の変化幅を縮小することなく、このベルト式無段変速機本体を小型・軽量化することができる。
あるいは、各可動シーブを小径化させることによって駆動プーリと従動プーリとの間に生じた空間を利用して、各可動シーブに各プーリの軸間距離方向でそれぞれ対向する各固定シーブの外径を大きくすることができる。したがって、各可動シーブの外径が小径化された分、駆動プーリと従動プーリとの軸間距離はそのままで、すなわち駆動プーリと従動プーリとの軸間距離を延長させることなく、各固定シーブの外径を大径化してベルトの巻き掛かり半径の変化幅を広げることができる。そのため、このベルト式無段変速機本体を大型化することなく、設定可能な変速比の変化幅を拡大することができる。
また、請求項2の発明によれば、各固定シーブに対してそれぞれ小径化される各可動シーブの外径が、それら各固定シーブと各可動シーブとが同径であった場合のベルトの巻き掛かり半径の最大値の2倍以上の値に設定される。すなわち、各固定シーブに対して各可動シーブの外径がそれぞれ小径化される以前の状態でプーリのベルト巻き掛け溝が最小になった場合に、そのプーリに伝動ベルトが巻き掛かった部分の直径に相当する値よりも小さくならない範囲で、各可動シーブの外径が小さくされる。そのため、各可動シーブの外径を小さくすることによりベルトの巻き掛かり半径の最大値が低下させられることはない。言い換えると、各可動シーブの外径を小さくするためにベルトの巻き掛かり半径の変化幅が縮小されることはない。したがって、各可動シーブを適切に小径化させることができる。
そして、請求項3の発明によれば、各固定シーブに対してそれぞれ小径化される各可動シーブの外径が、各ベルト巻き掛け溝が最小になる、すなわちベルトの巻き掛かり半径が最大になる際に各プーリに伝動ベルトが巻き掛かった状態で各ベルト巻き掛け溝と伝動ベルトとが接触する部分の範囲内での最大半径と最小半径とを平均した値の2倍以上の値に設定される。すなわち、各固定シーブに対して各可動シーブの外径がそれぞれ小径化される以前の状態でベルト巻き掛け溝が最小になった場合に、そのプーリに伝動ベルトが巻き掛かって実際に動力伝達を行う部分の平均的な直径に相当する値よりも小さくならない範囲で、各可動シーブの外径が小さくされる。そのため、各可動シーブを適切に小径化させることができる。
この発明に係るベルト式無段変速機の構成を示す断面図である。 図1に示すベルト式無段変速機の構成の詳細を説明するための拡大断面図である。 図1に示すベルト式無段変速機の構成の詳細、特に各プーリのオーバーラップ部分を説明するための拡大断面図である。 ベルト式無段変速機における変速比と芯ずれ量との関係を説明するための図である。 ベルト式無段変速機で芯ずれが生じた場合の伝動ベルト各部の挙動を説明するための模式図である。 図4に示す伝動ベルト各部の挙動の詳細を説明するための拡大図である。 従来のベルト式無段変速機の構成を示す断面図である。
つぎに、この発明を具体例を参照して説明する。図1には、この発明を、例えば車両に搭載されるベルト式無段変速機1に適用した例を模式的に示してある。このベルト式無段変速機1は、基本的な構成や動作原理は従来のベルト式無段変速機と同様のものである。すなわち、このベルト式無段変速機1の主要部分は、駆動側の回転軸2、すなわち、例えばエンジン(図示せず)などの駆動力源からトルクが入力される駆動軸2に取り付けられた駆動プーリ(もしくはプライマリプーリ)3と、従動側の回転軸4、すなわち、例えばデファレンシャルギヤ(図示せず)などの出力部材にトルクを出力する従動軸(もしくはセカンダリシャフト)4に取り付けられた従動プーリ(もしくはセカンダリプーリ,出力プーリ)5と、それら駆動プーリ3および従動プーリ5に巻き掛けられる伝動ベルト6とから構成されている。そして、各プーリ3,5に対する伝動ベルト6の巻き掛かり半径を連続的に変化させることにより、変速比を連続的にすなわち無段階に変更するように構成されている。
具体的には、このベルト式無段変速機1は、駆動軸2に対してその回転軸線方向Aに移動可能に取り付けられた可動シーブ7と駆動軸2に対して回転軸線方向Aに移動不可能に取り付けられた固定シーブ8とによってベルト巻き掛け溝3vを構成する駆動プーリ3と、駆動軸2に対して平行に配置された従動軸4に対してその回転軸線方向Bに移動可能に取り付けられた可動シーブ9と従動軸4に対して回転軸線方向Bに移動不可能に取り付けられた固定シーブ10とによってベルト巻き掛け溝5vを構成する従動プーリ5と、それら駆動プーリ3および従動プーリ5に巻き掛けられて、各プーリ3,5の間でトルクを伝達する伝動ベルト6とから構成されている。
また、駆動プーリ3と従動プーリ5とは、各可動シーブ7,9と各固定シーブ8,10とが、それぞれ各プーリ3,5の各回転軸2,4同士の軸間距離L方向で互いに対向するように配置されている。言い換えると、各回転軸2,4同士の軸間距離L方向、すなわち駆動軸2および従動軸4の両方に垂直な方向において、駆動プーリ3の可動シーブ7と従動プーリ5の固定シーブ10とが対向し、かつ駆動プーリ3の固定シーブ8と従動プーリ5の可動シーブ9とが対向するように、駆動プーリ3と従動プーリ5とが配置されている。
上記のように駆動プーリ3は、駆動軸2の外周に一体的に形成もしくは固定された固定シーブ8と、駆動軸2の回転軸線方向Aに移動できるように構成された可動シーブ7とを有している。また、これら固定シーブ8と可動シーブ7との対向面間に、すなわち固定シーブ8のテーパ面8aと可動シーブ7のテーパ面7aとの間に、V字形状のベルト巻き掛け溝3vが形成されている。そして、可動シーブ7を駆動軸3の回転軸線方向Aに前後動させ(図1での左右方向に動作させ)、その可動シーブ7と固定シーブ8とを接近・離隔させる油圧アクチュエータ11が設けられている。
一方、従動プーリ5は、従動軸4の外周に一体的に形成もしくは固定された固定シーブ10と、従動軸4の回転軸線方向Bに移動できるように構成された可動シーブ9とを有している。また、これら固定シーブ10と可動シーブ9との対向面間に、すなわち固定シーブ10のテーパ面10aと可動シーブ9のテーパ面9aとの間に、V字形状のベルト巻き掛け溝5vが形成されている。そして、可動シーブ9を従動軸4の回転軸線方向Bに前後動させ(図1での左右方向に動作させ)、その可動シーブ9と固定シーブ10とを接近・離隔させる油圧アクチュエータ12が設けられている。
上記のように構成された駆動プーリ3のベルト巻き掛け溝3v、および従動プーリ5のベルト巻き掛け溝5vに、伝動ベルト6が巻き掛けられている。この伝動ベルト6は、例えば図2に示すようなエレメント13を、多数それぞれ向きを揃えて環状に配列し、これをリング14で結束して構成されている。エレメント13は、例えば金属製の板片状の部材であって、その幅方向(図2での左右方向)における左右の両側面がエレメント13を正面から見た状態でいわゆるV字状に傾斜した面として形成されていて、各プーリ3,5のV字形状の各ベルト巻き掛け溝3v,5vに嵌り込むようになっている。リング14は、例えば金属製の帯状の環状部材により形成されている。したがって、伝動ベルト6は、V字形状の各ベルト巻き掛け溝3v,5vが形成された各プーリ3,5に巻き掛けられるVベルトとして構成されている。
このように、ベルト式無段変速機1は、互いに平行に配置された駆動プーリ3および従動プーリ5のそれぞれが、各固定シーブ8,10と、油圧アクチュエータ11,12によってそれぞれ回転軸線方向A,Bに前後動させられる各可動シーブ7,9とによって構成されている。したがって各プーリ3,5の各ベルト巻き掛け溝3v,5vの幅が、各可動シーブ7,9を回転軸線方向A,Bに移動させることにより変化し、それに伴って各プーリ3,5に巻掛けた伝動ベルト6の巻き掛かり半径(各プーリ3,5の有効半径)が連続的に変化し、変速比が無段階に変化するようになっている。
なお、この具体例では、従動プーリ5における油圧アクチュエータ12には、ベルト式無段変速機1に入力されるトルクに応じた油圧(ライン圧もしくはその補正圧)が供給されている。したがって、従動プーリ5における各シーブ9,10が伝動ベルト6を挟み付けることにより、伝動ベルト6に張力が付与され、各プーリ3,5と伝動ベルト6との挟圧力(接触圧力)が確保されるようになっている。言い換えれば、挟圧力に応じたトルク容量が設定される。これに対して、駆動プーリ3における油圧アクチュエータ11には、設定するべき変速比に応じた圧油が供給され、目標とする変速比に応じた溝幅もしくは有効半径に設定するようになっている。
前述したように、上記のように構成されたベルト式無段変速機1では、変速機本体を小型・軽量化するため、あるいは伝動ベルト6に加わる負荷を軽減するために、駆動プーリ3と従動プーリ5との軸間距離Lが、各プーリ3,5の外周部分が互いに干渉しない程度に可及的に短く設定されるのが望ましい。例えば図7に示すように、従来の構成のベルト式無段変速機101では、駆動プーリ30の可動シーブ70および固定シーブ80と、従動プーリ50の可動シーブ90および固定シーブ100とが、それぞれ、駆動プーリ30と従動プーリ50との軸間距離L方向で互いに対向して配置されるとともに、それら駆動プーリ30の最大外径D30を規定する外周部分と、従動プーリ50の最大外径D50を規定する外周部分とが干渉しない範囲で、軸間距離Lが可及的に短くなるように構成されている。そのため、軸間距離Lを更に短縮するためには、設定可能な変速比の変化幅を犠牲にして、駆動プーリ30の外径あるいは従動プーリ50の外径を小さくしなければならなかった。
そこで、この発明におけるベルト式無段変速機1は、設定可能な変速比の変化幅を縮小することなく変速機本体を小型・軽量化するために、もしくは、変速機本体を大型化することなく設定可能な変速比の変化幅を拡大するために、駆動プーリ3および従動プーリ5における各可動シーブ7,9が、それら駆動プーリ3および従動プーリ5における各固定シーブ8,10よりも外径が小さくなるように形成されている。
すなわち、図1,図2に示すように、駆動プーリ3は、可動シーブ7の外径Dが固定シーブ8の外径Dよりも小さくなるように形成されている。また、従動プーリ5は、可動シーブ9の外径Dが固定シーブ10の外径D10よりも小さくなるように形成されている。
具体的には、駆動プーリ3における可動シーブ7の外径Dは、可動シーブ7と固定シーブ8とが同じ外径であった場合に、それら可動シーブ7と固定シーブ8とによって構成されるベルト巻き掛け溝3vの溝幅が最小になる際の伝動ベルト6の巻き掛かり半径Rの2倍以上の値となるように、固定シーブ8に対して小径化されている。
同様に、従動プーリ5における可動シーブ9の外径Dは、可動シーブ9と固定シーブ10とが同じ外径であった場合に、それら可動シーブ9と固定シーブ10とによって構成されるベルト巻き掛け溝5vの溝幅が最小になる際の伝動ベルト6の巻き掛かり半径Rの2倍以上の値となるように、固定シーブ10に対して小径化されている。
これら各巻き掛かり半径R,Rは、それぞれ、上記のように各ベルト巻き掛け溝3v,5vが最小になる際に各プーリ3,5に伝動ベルト6が巻き掛かっている部分の半径、すなわち有効半径を示すものであり、言い換えると、巻き掛かり部分の各有効半径の最大値R,Rである。
より具体的には、特に図2に示すように、巻き掛かり半径Rは、上記のようにベルト巻き掛け溝3vが最小となる際に、駆動プーリ3に伝動ベルト6が巻き掛かった状態で、ベルト巻き掛け溝3vと伝動ベルト6とが接触する部分の範囲内での最大半径R3maxと最小半径R3minとを平均した値として規定されるものである。すなわち、巻き掛かり半径Rは、
=(R3max+R3min)/2
として表すことができる。
同様に、巻き掛かり半径Rは、上記のようにベルト巻き掛け溝5vが最小となる際に、従動プーリ5に伝動ベルト6が巻き掛かった状態で、ベルト巻き掛け溝5vと伝動ベルト6とが接触する部分の範囲内での最大半径R5maxと最小半径R5minとを平均した値として規定されるものである。すなわち、巻き掛かり半径Rは、
=(R5max+R5min)/2
として表すことができる。
したがって、駆動プーリ3における可動シーブ7の外径Dは、
(R3max+R3min)≦D<D
の条件を満たすように、固定シーブ8に対して小径化される。その場合、可動シーブ7の外径Dは可及的に小さくするのが効果的であるので、この図2に示す具体例では、可動シーブ7の外径Dは、
=(R3max+R3min)=2・R
として設定されている。このことは言い換えると、固定シーブ8に対して可動シーブ7の外径Dを小径化させる際には、伝動ベルト6の巻き掛かり半径Rすなわち駆動プーリ3のベルト巻き掛かり部分の有効半径の最大値Rは、その値が維持される、もしくはその値が小さくなることはない、と言うことができる。
同様に、従動プーリ5における可動シーブ9の外径Dは、
(R5max+R5min)≦D<D10
の条件を満たすように、固定シーブ10に対して小径化される。その場合、可動シーブ9の外径Dは可及的に小さくするのが効果的であるので、この図2に示す具体例では、可動シーブ9の外径Dは、
=(R5max+R5min)=2・R
として設定されている。このことは言い換えると、固定シーブ10に対して可動シーブ9の外径Dを小径化させる際には、伝動ベルト6の巻き掛かり半径Rすなわち従動プーリ5のベルト巻き掛かり部分の有効半径の最大値Rは、その値が維持される、もしくはその値が小さくなることはない、と言うことができる。
このように、駆動プーリ3および従動プーリ5の各可動シーブ7,9が、それら各プーリ3,5の各固定シーブ8,10よりも小径に形成される。そのため、各可動シーブ7,9と各固定シーブ8,10とが同じ外径で形成される場合と比較して、各可動シーブ7,9の外径D,Dが小径化された分だけ、それら各可動シーブ7,9を軽量化することができ、ひいてはこのベルト式無段変速機1の軽量化を図ることができる。
さらに、この発明におけるベルト式無段変速機1は、上記のように駆動プーリ3および従動プーリ5が、それぞれ、各可動シーブ7,9の外径D,Dが各固定シーブ8,10の外径D,D10よりも小さくなるように形成されているとともに、図1、および図3に拡大して示すように、駆動プーリ3の固定シーブ8の外周部分8oと従動プーリ5の固定シーブ10の外周部分10oとが、各回転軸2,4の軸間距離L方向で互いオーバーラップするように、駆動プーリ3および従動プーリ5が配置されている。
上記のように、各プーリ3,5の各可動シーブ7,9が、各固定シーブ8,10よりも小径に形成されることにより、各可動シーブ7,9と、それら各可動シーブ7,9に各回転軸2,4の軸間距離L方向でそれぞれ対向する各固定シーブ10,8との間に、スペースが生じる。すなわち、駆動プーリ3の可動シーブ7と従動プーリ5の固定シーブ10とが、各回転軸2,4の軸間距離L方向で対向する部分、および、従動プーリ5の可動シーブ9と駆動プーリ3の固定シーブ8とが、各回転軸2,4の軸間距離L方向で対向する部分には、各可動シーブ7,9がそれぞれ各固定シーブ8,10に対して小径化された分だけスペースが生じる。
したがって、上記のようにして生じたスペースを埋めるように、駆動プーリ3と従動プーリ5と互いに近づけて配置することにより、それら駆動プーリ3と従動プーリ5との距離、すなわち駆動軸2と従動軸4との間の軸間距離Lを短縮することができる。その結果、このベルト式無段変速機1の体格を小型化し、またそれに伴ってこのベルト式無段変速機1の重量を軽量化することができる。なおその場合、前述したように、各固定シーブ8,10に対して各可動シーブ7,9をそれぞれ小径化させる際には、各プーリ3,5の有効半径の最大値R,Rが小さくなることはないので、このベルト式無段変速機1で設定可能な変速比の変化幅が縮小することはない。
これに対して、駆動軸2と従動軸4との間の軸間距離Lはそのままで、上記のようにして生じたスペースを埋めるように、各プーリ3,5における各固定シーブ8,10の外径D,D10を大きくした場合は、各プーリ3,5の有効半径の最大値R,Rを大きくすることができる。その結果、このベルト式無段変速機1で設定可能な変速比の変化幅を拡大することができる。
図4,図5,図6に、このベルト式無段変速機1における変速比γと、各プーリ3,5に対する伝動ベルト6の芯ずれ量との関係、および、ベルト式無段変速機1で芯ずれが生じた場合の伝動ベルト6各部の挙動について示してある。図4に示すように、ベルト式無段変速機1では、変速比γが最大の場合(γ=γmax)および変速比γが最小の場合(γ=γmin)に、その芯ずれ量が最も多くなるように設定されている。そして、図4,図5に示すように、それら最大変速比γmaxの場合の芯ずれと、最小変速比γminの場合の芯ずれとは、共に同じ方向に発生するようになっている。
したがって、芯ずれが最も多く発生する最大変速比γmaxもしくは最小変速比γminの場合には、図6に示すように、プーリ3(もしくは5)に対して伝動ベルト6におけるエレメント13のベルト幅方向(図4,図5での左右方向)の中心が、可動シーブ9(もしくは7)側(図4,図5での右側)にずれる芯ずれが発生する。このとき、エレメント13が可動シーブ9(もしくは7)側に芯ずれすることに伴い、伝動ベルト6における各リング14は、固定シーブ10(もしくは8)側(図4,図5での左側)に相対移動することになる。その結果、リング14の側端部が、エレメント13の首部13aと固定シーブ10(もしくは8)のテーパー面10a(もしくは8a)とに当接するもしくは当接する方向に移動する。
仮に、駆動プーリ3および従動プーリ5における各固定シーブ8,10が、各可動シーブ7,9に対して小径化されたとすると、上記のように最大変速比γmaxもしくは最小変速比γminの状態で芯ずれが生じ、固定シーブ10(もしくは8)のテーパー面10a(もしくは8a)に伝動ベルト6のリング14の側端部が当接する際に、固定シーブ10(もしくは8)からリング14が脱落してしまう可能性が生じてしまう。すなわち、最大変速比γmaxもしくは最小変速比γminの状態で芯ずれが生じた際に、プーリ3(もしくは5)からの伝動ベルト6のリング14の脱落防止に寄与するのは、各固定シーブ8,10であり、各可動シーブ7,9は、そのリング14の脱落防止には関与していない。そのため、この発明では、各固定シーブ8,10を小径化するのではなく、駆動プーリ3および従動プーリ5における各可動シーブ7,9が、各固定シーブ8,10に対して小径化されている。
以上のように、この発明に係るベルト式無段変速機1によれば、駆動プーリ3および従動プーリ5の各可動シーブ7,9が、それぞれ、それら各プーリ3,5の各固定シーブ8,10よりも小径に形成される。そして、各可動シーブ7,9を小径化させることによって駆動プーリ3と従動プーリ5との間に生じた空間を利用して、駆動プーリ3側の固定シーブ8の外周部分8oと、従動プーリ5側の固定シーブ10の外周部分10oとを、各プーリ3,5の軸間距離L方向、すなわち各プーリ3,5の各回転軸2,4の両方に垂直な方向で互いオーバーラップさせる位置に、それら駆動プーリ3と従動プーリ5とが配置される。したがって、各可動シーブ7,9の外径D,Dが小径化された分、駆動プーリ3と従動プーリ5との軸間距離Lを短縮することが可能になる。
この場合、各プーリ3,5に伝動ベルト6が巻き掛かる際の伝動ベルト6の巻き掛かり半径の最大値R,Rを規定する各固定シーブ8,10の外径D,D10は維持されるので、ベルトの巻き掛かり半径の最大値が減少されることがない。すなわち、伝動ベルト6の巻き掛かり半径の変化幅、言い換えるとベルト式無段変速機1として設定可能な変速比の変化幅が縮小することはない。そのため、設定可能な変速比の変化幅を縮小することなく、このベルト式無段変速機1を小型・軽量化することができる。
もしくは、各可動シーブ7,9を小径化させることによって駆動プーリ3と従動プーリ5との間に生じた空間を利用して、それら各可動シーブ7,9に各プーリ3,5の軸間距離L方向でそれぞれ対向する各固定シーブ8,10の外径D,D10を大きくすることができる。その結果、各可動シーブ7,9の外径D,Dが小径化された分、駆動プーリ3と従動プーリ5との軸間距離Lを維持しつつ、すなわち軸間距離Lを延長させることなく、各固定シーブ8,10の外径D,D10を大径化して伝動ベルト6の巻き掛かり半径の変化幅を広げることができる。そのため、このベルト式無段変速機1を大型化することなく、設定可能な変速比の変化幅を拡大することができる。
1…ベルト式無段変速機、 2…駆動軸(駆動側の回転軸)、 3…駆動プーリ、 3v…ベルト巻き掛け溝(駆動側ベルト巻き掛け溝)、 4…従動軸(従動側の回転軸)、 5…従動プーリ、 5v…ベルト巻き掛け溝(従動側ベルト巻き掛け溝)、 6…伝動ベルト、 7…可動シーブ(駆動側可動シーブ)、 8…固定シーブ(駆動側固定シーブ)、 9…可動シーブ(従動側可動シーブ)、 10…固定シーブ(従動側固定シーブ)、 A,B…回転軸線方向、 D…駆動側可動シーブの外径、 D…駆動側固定シーブの外径、 D…従動側可動シーブの外径、 D10…従動側固定シーブの外径、 L…軸間距離。

Claims (3)

  1. 駆動側の回転軸に対してその回転軸線方向に移動可能に取り付けられた駆動側可動シーブと該回転軸線方向に移動不可能に取り付けられた駆動側固定シーブとによって駆動側ベルト巻き掛け溝を構成する駆動プーリと、前記駆動側の回転軸に平行な従動側の回転軸に対してその回転軸線方向に移動可能に取り付けられた従動側可動シーブと該回転軸線方向に移動不可能に取り付けられた従動側固定シーブとによって従動側ベルト巻き掛け溝を構成する従動プーリと、前記駆動プーリと前記従動プーリとに巻き掛けられてそれらの間で動力を伝達する伝動ベルトとを備えているとともに、前記駆動側可動シーブと前記従動側固定シーブとが、および前記駆動側固定シーブと前記従動側可動シーブとが、それぞれ前記各回転軸の軸間距離方向で互いに対向して配置されており、前記各可動シーブを前記回転軸線方向に前後動させて前記各ベルト巻き掛け溝の溝幅を変化させることにより、前記各プーリに対する前記伝動ベルトの巻き掛かり半径を変化させて変速比を連続的に変更するベルト式無段変速機において、
    前記駆動プーリおよび前記従動プーリは、
    前記駆動側可動シーブの外径が前記駆動側固定シーブの外径よりも小さく、かつ前記従動側可動シーブの外径が前記従動側固定シーブの外径よりも小さくなるように形成されているとともに、
    前記駆動側固定シーブの外周部分と前記従動側固定シーブの外周部分とが前記軸間距離方向で互いオーバーラップして配置されていることを特徴とするベルト式無段変速機。
  2. 前記駆動プーリおよび前記従動プーリにおける前記各可動シーブの外径は、それぞれ、前記各可動シーブと前記各固定シーブとが同径であった場合の前記各巻き掛かり半径の最大値の2倍よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のベルト式無段変速機。
  3. 前記駆動プーリおよび前記従動プーリにおける前記各巻き掛かり半径は、それぞれ前記各ベルト巻き掛け溝が最小となる際に前記各プーリに前記伝動ベルトが巻き掛かった状態で前記各ベルト巻き掛け溝と前記伝動ベルトとが接触する部分の範囲内での最大半径と最小半径とを平均した値であることを特徴とする請求項2に記載のベルト式無段変速機。
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