JP2011184712A - 連続熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】丸棒材の焼き入れ処理及び焼きならし処理が可能な連続加熱冷却装置の提供。
【解決手段】複数の丸棒鋼Wを並列させて搬送するための搬送機2と、内部を通過する丸棒鋼Wを加熱するための加熱炉3と、この加熱炉3の下流に位置する冷却装置4と、上記冷却装置4の下流に設置された焼きもどし炉と、上記搬送機2の、上記冷却装置4と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒鋼Wを搬送機2外へ送り出すための払い出し装置5とを備えており、上記搬送機2が、並列された多数の搬送ローラ6を備えており、上記冷却装置4が、搬送機2内において上記丸棒鋼Wを冷却する作用位置OPと、搬送機2から脱出して丸棒鋼Wを冷却し得ない退避位置RPとに移動可能に構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、丸棒材が連続的に加熱及び冷却されうる装置に関する。
丸棒鋼の焼入れに、連続炉が用いられている。図6に、連続炉が用いられた従来の装置51が示されている。この装置51は、多数の搬送ローラ52、加熱炉53及び冷却装置54を備えている。図6には、7本の丸棒鋼Wも示されている。それぞれの丸棒鋼Wは、図6の右から左に向かって進行する。それぞれの搬送ローラ52は、丸棒鋼Wの進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図示されていないが、搬送ローラ52は、その表面に7つの溝を備えている。それぞれの溝は、搬送ローラ52の周方向に延在している。この溝に丸棒鋼Wが嵌り込んだ状態で、搬送ローラ52が回転する。搬送ローラ52が傾斜していることと、この搬送ローラ52が周方向の溝を備えていることとにより、丸棒鋼Wには周方向へのモーメントが加わる。このモーメントにより、丸棒鋼Wは周方向に(自軸回りに)回転する。丸棒鋼Wは、回転しつつ進行する。加熱炉53を通過することにより、丸棒鋼Wは所定温度にまで加熱される。回転により、丸棒鋼Wはほぼ均一に加熱される。
冷却装置54は、7つの冷却器55を備えている。それぞれの冷却器55は、隣接する2つの搬送ローラ52の間に配置されている。冷却器55と搬送ローラ52との干渉を避けるため、7つの冷却器55は、図6中、上から下に向かって左から右に向かう方向に沿って配置されている。すなわち、7つの冷却器55は、搬送ローラ52の軸方向に沿って並んでいる。加熱炉53を通過した丸棒鋼Wは、冷却装置54を通過する。冷却装置54において丸棒鋼Wは、急冷される。急冷により、丸棒鋼Wはマルテンサイト変態を起こす。マルテンサイト変態により、丸棒鋼Wは硬化する。焼き入れ処理された丸棒鋼Wは、図中左方の焼きもどし炉(図示していない)に搬送される。
丸棒鋼Wの焼きならし処理のために、上記焼き入れ処理用の上記装置51を流用することができればたいへん便利である。焼き入れ処理においては、一般的に、丸棒鋼Wを800〜950℃程度に加熱した後、油冷又は水冷によって急冷する。一方、焼きならし処理においては、一般的に、丸棒鋼Wを800〜900℃程度に加熱した後、空冷によって徐冷する。
両処理は加熱温度が比較的近似していることから、焼きならし処理に対し、焼き入れ処理用の上記装置51のうちの加熱炉53を流用することは可能である。しかしながら、焼きならし処理に、水冷の上記冷却装置54を使用することはできない。上記冷却装置54への冷却水の供給を停止することによって冷却動作を停止しておくと、加熱された丸棒鋼Wの熱によって冷却装置54が損傷するおそれがある。また、上記冷却装置54の下流側の搬送ラインは、急冷されて低温となった丸棒鋼Wの搬送を条件として設計製造されている。従って、この搬送ラインは徐冷中の高温の丸棒鋼Wの搬送には不向きである。
前述のとおり、焼き入れ処理用の上記装置51では、搬送ラインにおける冷却装置54の下流側に焼きもどし炉が並設されている。従って、この装置1を焼きならし処理に用いた場合、焼きならし処理された丸棒鋼Wは、必要がないにも関わらず、上記焼きもどし炉内を通過せざるを得ない。このとき、もちろん、焼きもどし炉の運転は停止している。しかし、丸棒鋼Wが、焼きならしにおける空冷時に曲がってしまった場合、焼きもどし炉内で搬送のトラブルが発生するおそれがある。鋼材の焼き入れ処理に用いられる連続熱処理装置の一例が、特開2005−48264公報に開示されている。
特開2005−48264公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、丸棒材の焼入れに用いられる連続熱処理装置であって、丸棒材の焼きならしにも問題なく流用することができる連続熱処理装置を提供することをその目的としている。
本発明に係る連続加熱冷却装置は、
複数の丸棒材を並列させて搬送するための搬送機と、
内部を通過する丸棒材を加熱するための加熱炉と、
この加熱炉の下流に位置する冷却装置とを備えており、
上記搬送機が、並列された多数の搬送ローラを備えており、
上記冷却装置が、搬送機内において上記丸棒材を冷却しうる作用位置と、搬送機から脱出して丸棒材を冷却し得ない退避位置とに移動可能に構成されている。
かかる構成の連続加熱冷却装置によれば、丸棒材に対して焼き入れ処理を行う場合には、上記冷却装置が作用位置に位置して丸棒材を急冷し、焼きならし処理を行う場合には、冷却装置が退避位置に脱出して丸棒材は徐冷される。このように、焼き入れ処理及び焼きならし処理の双方が可能となる。
上記冷却装置の下流に設置された焼きもどし炉と、上記搬送機の、上記冷却装置と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒材を搬送機外へ送り出すための払い出し装置とをさらに備えるのが好ましい。焼きならし処理のときには、丸棒材を、焼きもどし炉の手前でラインから外すことができるからである。
本発明に係る焼きならし処理方法は、
丸棒材を搬送する搬送機と、丸棒材を加熱する加熱炉と、搬送機内において丸棒材を冷却しうる作用位置と搬送機から脱出して丸棒材を冷却し得ない退避位置とに移動可能な冷却装置とを備えた連続加熱冷却装置を用いて丸棒材に焼きならし処理を施す方法であって、
上記搬送機から冷却装置を脱出させる冷却装置退避工程と、
複数の丸棒材を、上記加熱炉を通過させることによって加熱する加熱工程と、
これら丸棒材を、上記冷却装置が脱出した後の搬送機上を搬送させながら空冷する徐冷工程とを含んでいる。
上記連続加熱冷却装置が、上記冷却装置の下流に設置された焼きもどし炉と、上記搬送機の、上記冷却装置と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒材を搬送機外へ送り出すための払い出し装置とをさらに備えており、
徐冷された上記丸棒材を、焼きもどし炉に入る前に上記払い出し機によって搬送機の外部に送り出す工程をさらに含んでいるのが好ましい。
本発明に係る連続加熱冷却装置では、従来困難であった丸棒材の焼き入れ処理及び焼きならし処理のいずれをも、簡単な準備作業によって行うことができる。その結果、設備コストの低減及び設備用敷地の節約が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る連続加熱冷却装置の各機器の配置を示す平面図である。 図2は、図1の連続加熱冷却装置の一部を丸棒鋼と共に示す平面図である。 図3は、図1の装置の加熱炉及び搬送ローラを丸棒鋼と共に示す側面図である。 図4は、図1の装置の冷却器を丸棒鋼と共に示す横断面図である。 図5は、図1の装置の払い出し装置を丸棒鋼と共に示す側面図である。 図6は、従来の連続加熱冷却装置の一部を丸棒鋼と共に示す平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び図2に示された連続加熱冷却装置1は、丸棒鋼Wを搬送するための搬送機2を備えている。連続加熱冷却装置1はさらに、下流に向かって順に、加熱炉3、冷却装置4、払い出し装置5及び焼きもどし炉10を備えている。図1では、加熱炉3と焼きもどし炉10とが一直線上に配置されているが、かかる構成には限定されない。焼きもどし炉10が加熱炉3と平行に配置され、丸棒鋼Wは加熱炉3を出た後、折り返して焼きもどし炉10に搬送される構成もありうる。図2には、複数の丸棒鋼Wも示されている。この実施形態では、丸棒鋼Wの数は7である。図1及び図2において、丸棒鋼Wは右から左へ搬送される。
搬送機2は、多数の搬送ローラ6を備えている。それぞれの搬送ローラ6は、丸棒鋼Wの進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図示されていないが、搬送機2は駆動手段を備えている。典型的な駆動手段は、電動モータである。この駆動手段により、搬送ローラ6は、自軸回りに回転させられる。
加熱炉3の出口3oは、丸棒鋼Wの進行方向と直交する方向に対して傾斜している。この傾斜角度は、搬送ローラ6の傾斜角度と同一である。換言すれば、出口3oは、搬送ローラ6の軸方向に沿った形状を有している。加熱炉3の入口3iは、丸棒鋼Wの進行方向と直交する方向に対して傾斜している。この傾斜角度は、搬送ローラ6の傾斜角度と同一である。換言すれば、入口3iは、出口3oと平行な形状を有している。
図3は、図1の装置1の加熱炉3及び搬送ローラ6が丸棒鋼Wと共に示された拡大側面図である。図3に示されるように、搬送ローラ6は、その表面に7つの溝7を備えている。それぞれの溝7は、搬送ローラ6の周方向に延在している。この溝7に丸棒鋼Wが嵌り込んでいる。搬送ローラ6の回転により、丸棒鋼Wがその軸方向に進行する。搬送ローラ6が傾斜しており、かつ丸棒鋼Wが搬送ローラ6の溝7に嵌っているので、搬送ローラ6が回転すると、丸棒鋼Wには周方向のモーメントが加わる。このモーメントにより、丸棒鋼Wは周方向に回転する。図3では、加熱炉3の内部に位置する丸棒鋼Wが示されている。図示されていないが、加熱炉3は加熱手段を備えている。典型的な加熱手段は、ガスバーナーである。
図2に示されるように、冷却装置4は加熱炉3の下流に位置している。冷却装置4は搬送ローラ6の軸方向に平行に配置されている。すなわち、加熱炉3の出口3o及び入り口3iと平行に配置されている。従って、加熱炉3を出た7本の丸棒鋼Wはいずれも同一時間経過後に冷却装置4に至る。その結果、全ての丸棒鋼Wの熱履歴がほぼ統一され、冷却後の丸棒鋼Wの組織がほぼ統一される。
冷却装置4は、1つの搬送ローラ6と、この搬送ローラ6と隣接する他の搬送ローラ6との間に配置されている。冷却装置4は、ハウジング8と、このハウジング8の中に収容された複数の冷却器14とを備えている。冷却装置4は、同時に搬送される丸棒鋼Wの本数と同じく、7つの冷却器14を備えている。冷却器14は、ハウジングに代えて枠体に取り付けられてもよい。上記各冷却器14は、1本の丸棒鋼Wに対応している。図示されていないが、冷却装置4は配管を備えている。この配管を通じ、それぞれの冷却器14に水が供給される。
図4は、図1の装置1の冷却器14が丸棒鋼Wと共に示された拡大横断面図である。この冷却器14は、断面円形である外筒15と、断面円形である内筒16とを備えている。外筒15と内筒16とは、同心に配置されている。内筒16の内部を、丸棒鋼Wが通過する。外筒15と内筒16との間には、加圧状態にある水が供給される。内筒15は、多数のノズル17を備えている。このノズル17を通して、丸棒鋼Wに向かって水が噴射される。
冷却装置4はレール9の上に配置されている。このレール9は冷却装置4の長手方向に延びている。換言すれば、レール9は、搬送ローラ6の軸方向に平行な方向に敷設されている。冷却装置4は、レール9の上を、搬送機2内の作用位置OPと、搬送機から完全に脱出した退避位置RPとに移動可能である。冷却装置4は、作用位置OPにおいては冷却水の供給によって丸棒鋼を水冷することができるが、退避位置RPにおいてはそれができない。冷却装置4は台車の構造を有している。この冷却装置4を作用位置OPと退避位置RPとに移動させる方法は、電動モータを用いた駆動装置の他、手動も採用されうる。作用位置OP及び退避位置RPにおける冷却装置4の位置決めのために、図示されていない機械的なストッパ及びロック装置が設けられる。また、上記駆動装置が用いられる場合には、リミットスイッチ、光センサ、赤外線センサ等が用いられ、これらセンサの検知結果に基づいて駆動装置が停止されるようにしてもよい。
冷却装置4は、レール9上を移動するものに限定はされない。冷却装置が床面を移動しうるように車輪を有しており、この移動を案内する案内部材が設けられてもよい。又は、冷却装置4を搬送機2より上方の退避位置に吊り上げるためのチェーンブロック、クレーン等が採用されてもよい。又は、冷却装置4が昇降台の上に取り付けられ、この昇降台によって冷却装置4が上方の作用位置と下方の退避位置とに昇降させられるように構成されてもよい。しかし、移動機構が簡単で冷却装置の位置決めも容易な上記レール式が好ましい。
作用位置OPにある冷却装置4は、搬送されてきた丸棒鋼Wを水によって冷却する。退避位置RPにある冷却装置4は、冷却のための水は供給されないが、搬送されている高温の丸棒鋼Wから離れているので、その熱の影響は受けにくい。冷却装置4が退避位置RPにあるときでも、搬送機2は問題なく丸棒鋼Wを搬送することができる。搬送ローラ6が、丸棒鋼Wの長さより遙かに短い間隔で配列されているからである。冷却装置4が退避位置RPにあるときは、丸棒鋼Wに対する水冷による急冷はなされず、自然冷却等による徐冷がなされる。加熱炉3のすぐ下流部、すなわち、冷却装置4が脱出した後の搬送機2の部分は、丸棒鋼Wの空冷ゾーンCZといえる。空冷ゾーンCZより下流の、払い出し装置5の設置されている部分は搬送ゾーンTZであり、400℃以上の耐熱仕様で設計製造されている。
図5に示すように、本実施形態に係る払い出し装置5は、複数本の傾動バー11を有している。各傾動バー11は、隣接する搬送ローラ6同士の間に、搬送ローラ6と平行に配置されている。全傾動バー11は、搬送機2の一方の側縁E1に揺動支点Pを有している。全傾動バー11は、一体で、搬送機2の他方の側縁E2側の端部が上方へ移動するように構成されている。傾動バー11がこのように傾動したとき、払い出し装置5が作用位置となる。この揺動駆動装置としては、油圧シリンダ、空気圧シリンダ、電動モータ等が用いられる。この払い出し装置5の横には丸棒鋼W用の集積クレードル12が設置されている。
全傾動バー11が一体で作用位置まで傾動すれば、その上に乗っている7本の丸棒鋼Wは、傾斜した傾動バー11上を滑動又は転動して搬送機2の外の集積クレードル12内に落とされる。クレードル12に集積された焼きならし処理後の丸棒鋼Wは、次の工程の設備に搬送される。丸棒鋼Wが搬送機2によって搬送されている最中は、払い出し装置5は非作用位置にある。すなわち、傾動バー11の上端が搬送ローラ6の上端よりわずかに下方に位置している。従って、傾動バー11が丸棒鋼Wの搬送の障害になることはない。
この装置1によれば、丸棒鋼Wに対する焼き入れ処理のみならず焼きならし処理が可能である。焼き入れ処理が行われる場合、冷却装置4は作用位置OPに位置し、払い出し装置5は非作用位置にあって動作しない。丸棒鋼Wは、加熱炉3内を回転しつつ進行し、800℃〜950℃程度に加熱される。次いで、丸棒鋼Wは、冷却装置4によって急冷され、マルテンサイト変態を起こす。次いで、丸棒鋼Wは、搬送機2によって焼きもどし炉10(図1)に搬送される。焼きもどし炉10において、丸棒鋼Wは、回転しつつA1変態点以下の温度に加熱される。焼きもどし炉10から搬出された丸棒鋼Wは冷却される。
焼きならし処理が行われる場合、冷却装置4は退避位置RPに脱出しており、払い出し装置5は動作可能状態にある。丸棒鋼Wは、加熱炉3内を回転しつつ進行し、800℃〜900℃程度に加熱される。次いで、丸棒鋼Wは、上記空冷ゾーンCZにおいて、空冷によって400℃程度にまで徐冷される。次いで、丸棒鋼Wは、払い出し装置5が設置されている搬送ゾーンTZに搬送され、払い出し装置5によって集積クレードル12に集積される。集積クレードル12内の丸棒鋼Wは次工程の設備に搬送される。
以上説明された装置は、焼入れのみならず、焼ならし処理にも用いられうる。この装置は、種々の金属材料からなる丸棒材の熱処理に用いられうる。
1・・・連続加熱冷却装置
2・・・搬送機
3・・・加熱炉
4・・・冷却装置
5・・・払い出し装置
6・・・搬送ローラ
7・・・溝
8・・・ハウジング
9・・・レール
10・・・焼きもどし炉
11・・・傾動バー
12・・・集積クレードル
14・・・冷却器
15・・・外筒
16・・・内筒
17・・・ノズル
E1・・・(搬送機の)一方の側縁
E2・・・(搬送機の)他方の側縁
P・・・(払い出し装置の)揺動支点
OP・・・(冷却装置の)作用位置
RP・・・(冷却装置の)退避位置
CZ・・・空冷ゾーン
TZ・・・搬送ゾーン
W・・・丸棒鋼

Claims (4)

  1. 複数の丸棒材を並列させて搬送するための搬送機と、
    内部を通過する丸棒材を加熱するための加熱炉と、
    この加熱炉の下流に位置する冷却装置とを備えており、
    上記搬送機が、並列された多数の搬送ローラを備えており、
    上記冷却装置が、搬送機内において上記丸棒材を冷却しうる作用位置と、搬送機から脱出して丸棒材を冷却し得ない退避位置とに移動可能に構成されている連続加熱冷却装置。
  2. 上記冷却装置の下流に設置された焼きもどし炉と、
    上記搬送機の、上記冷却装置と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒材を搬送機外へ送り出すための払い出し装置とをさらに備えている請求項1に記載の装置。
  3. 丸棒材を搬送する搬送機と、丸棒材を加熱する加熱炉と、搬送機内において丸棒材を冷却しうる作用位置と搬送機から脱出して丸棒材を冷却し得ない退避位置とに移動可能な冷却装置とを備えた連続加熱冷却装置を用いて丸棒材に焼きならし処理を施す方法であって、
    上記搬送機から冷却装置を脱出させる冷却装置退避工程と、
    複数の丸棒材を、上記加熱炉を通過させることによって加熱する加熱工程と、
    これら丸棒材を、上記冷却装置が脱出した後の搬送機上を搬送させながら空冷する徐冷工程とを含む焼きならし処理方法。
  4. 上記連続加熱冷却装置が、上記冷却装置の下流に設置された焼きもどし炉と、上記搬送機の、上記冷却装置と上記焼きもどし炉との間の部分に設置された、丸棒材を搬送機外へ送り出すための払い出し装置とをさらに備えており、
    徐冷された上記丸棒材を、焼きもどし炉に入る前に上記払い出し機によって搬送機の外部に送り出す工程をさらに含んでいる請求項3に記載の焼きならし処理方法。
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