JP5615003B2 - 連続加熱冷却装置 - Google Patents

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本発明は、丸棒材が連続的に加熱及び冷却されうる装置に関する。
丸棒鋼の焼入れに、連続炉が用いられている。図7に、連続炉が用いられた従来の装置2が示されている。この装置2は、多数の搬送ローラ4、加熱炉6及び冷却装置8を備えている。図7には、7本の丸棒鋼10も示されている。それぞれの丸棒鋼10は、図7の右から左に向かって進行する。それぞれの搬送ローラ4は、丸棒鋼10の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図示されていないが、搬送ローラ4は、その表面に7つの溝を備えている。それぞれの溝は、搬送ローラ4の周方向に延在している。この溝に丸棒鋼10が嵌り込んだ状態で、搬送ローラ4が回転する。搬送ローラ4が傾斜していることと、この搬送ローラ4が溝を備えていることとにより、丸棒鋼10には周方向へのモーメントが加わる。このモーメントにより、丸棒鋼10は周方向に回転する。丸棒鋼10は、回転しつつ進行する。加熱炉6を通過することにより、丸棒鋼10は所定温度にまで加熱される。回転により、丸棒鋼10はほぼ均一に加熱される。
冷却装置8は、7つの冷却器12を備えている。それぞれの冷却器12は、隣接する2つの搬送ローラ4の間に配置されている。冷却器12と搬送ローラ4との干渉を避けるため、7つの冷却器12は、図7中、上から下に向かって左から右に向かう方向に沿って配置されている。すなわち、7つの冷却器12は、搬送ローラ4の軸方向に沿って並んでいる。加熱炉6を通過した丸棒鋼10は、冷却装置8を通過する。冷却装置8において丸棒鋼10は、急冷される。急冷により、丸棒鋼10はマルテンサイト変態を起こす。マルテンサイト変態により、丸棒鋼10は硬化する。
図7において、矢印Laで示されているのは、一方側に位置する冷却器12aと、加熱炉6の炉体14の出口16との距離である。矢印Lbで示されているのは、他方側に位置する冷却器12bと、加熱炉6の炉体14の出口16との距離である。距離Laは、距離Lbよりも大きい。炉体14から出た丸棒鋼10は、室温に曝される。炉体14から出た後、丸棒鋼10の温度は徐々に下降する。一方側の丸棒鋼10aが炉体14から出た後、冷却器12aに到達するまでの時間は長い。この丸棒鋼10aが冷却器12aに到達した段階では、この丸棒鋼10aの温度は低い。他方側の丸棒鋼10bが炉体14から出た後、冷却器12bに到達するまでの時間は短い。この丸棒鋼10bが冷却器12bに到達した段階では、この丸棒鋼10bの温度は高い。
図7に示された7本の丸棒鋼10に関し、炉体14の出口16と冷却器12との距離は、互いに異なっている。従って、これら7本の丸棒鋼10に関し、冷却処理がなされる直前の温度は、互いに異なっている。温度の相違に起因して、マルテンサイト変態の程度がばらつき、丸棒鋼10の品質がばらつく。同様の問題は、焼戻し等の他の熱処理においても生じている。
本発明の目的は、丸棒材の品質のバラツキが抑制されうる連続加熱冷却装置の提供にある。
本発明に係る連続加熱冷却装置は、複数の丸棒材を並列させて搬送するための搬送機と、これら丸棒材が通過する炉体を有する加熱炉と、この加熱炉の下流に位置する冷却装置とを備える。搬送機は、並列された多数の搬送ローラを備える。それぞれの搬送ローラは、丸棒材の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。炉体の出口は、搬送ローラの軸方向に実質的に沿った形状を有する。冷却装置は、炉体の出口と実質的に平行に配置される。本発明では、中実の棒及び中空の管のいずれもが、「丸棒材」と称される。
好ましくは、炉体の入口は、出口と実質的に平行な形状を有する。
丸棒材の均一処理の観点から、上記炉体の出口と上記冷却装置との間の、上記搬送機の側方に、外気の流入を防止するための防風壁が立設されているのが好ましい。
上記防風壁は、床面から搬送ローラ上の丸棒材より上方にまで延設されるのが好ましい。
断熱効果の観点から、上記防風壁が、セラミックファイバからなるブロック体を有しているのが好ましい。
本発明に係る丸棒材の連続加熱冷却方法は、
炉体の出口が丸棒材の進行方向と直交する方向に対して傾斜した加熱炉を、複数の丸棒材が通過して、この丸棒鋼が加熱される工程
及び
これら丸棒材が上記炉体の出口と実質的に平行に配置されている冷却装置を通過して、この丸棒鋼が冷却される工程
を含む。
本発明に係る連続加熱冷却装置では、並列させて搬送される全ての丸棒材に関し、炉体の出口と冷却処理との距離がほぼ統一されている。これら丸棒材の全てに関し、冷却処理がなされる直前の温度は、ほぼ統一される。この装置により、品質のバラツキの少ない丸棒材が得られうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る連続加熱冷却装置が丸棒鋼と共に示された平面図である。 図2は、図1の装置の一部が丸棒鋼と共に示された拡大平面図である。 図3は、図1の装置の加熱炉及び搬送ローラが丸棒鋼と共に示された拡大側面図である。 図4は、図1の装置の冷却器が丸棒鋼と共に示された拡大断面図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る連続加熱冷却装置が丸棒鋼と共に示された拡大平面図である。 図6は、図5の一部を断面にしたVI−VI線矢視図である。 図7は、従来の連続加熱冷却装置の一部が丸棒鋼と共に示された平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び2に示された連続加熱冷却装置20は、搬送機22、加熱炉24及び冷却装置26を備えている。図1及び2には、複数の丸棒鋼10も示されている。この実施形態では、丸棒鋼10の数は7である。図1及び2において、右から左に向かう方向は、丸棒鋼10の進行方向である。
搬送機22は、多数の搬送ローラ28を備えている。それぞれの搬送ローラ28は、丸棒鋼10の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図1において矢印θ1で示されているのは、搬送ローラ28の傾斜角度である。この実施形態では、傾斜角度θ1は15°である。図示されていないが、搬送機22は駆動手段を備えている。典型的な駆動手段は、モーターである。この駆動手段により、搬送ローラ28は、周方向に回転させられる。
図3は、図1の装置20の加熱炉24及び搬送ローラ28が丸棒鋼10と共に示された拡大側面図である。図3に示されるように、搬送ローラ28は、その表面に7つの溝30を備えている。それぞれの溝30は、搬送ローラ28の周方向に延在している。この溝30に丸棒鋼10が嵌り込んでいる。
加熱炉24は、炉体32を備えている。図3に示されるように、炉体32は天壁34、底壁36及び一対の側壁38を備えている。これらの壁34、36、38により、炉室が形成されている。図3では、この炉室の内部に位置する丸棒鋼10が示されている。図示されていないが、加熱炉24は加熱手段を備えている。典型的な加熱手段は、ガスバーナーである。
図1及び2に示されるように、炉体32の出口40は、丸棒鋼10の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図1において矢印θ2で示されているのは、出口40の傾斜角度である。この実施形態では、傾斜角度θ2は15°である。この傾斜角度θ2は、搬送ローラ28の傾斜角度θ1と同一である。換言すれば、出口40は、搬送ローラ28の軸方向に沿った形状を有している。
図1に示されるように、炉体32の入口42は、丸棒鋼10の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図1において矢印θ3で示されているのは、入口42の傾斜角度である。この実施形態では、傾斜角度θ3は15°である。この傾斜角度θ3は、搬送ローラ28の傾斜角度θ1と同一である。換言すれば、入口42は、出口40と平行な形状を有している。
図2に示されるように、冷却装置26は、加熱炉24の下流に位置している。冷却装置26は、複数の冷却器44を備えている。この実施形態では、冷却装置26は、7つの冷却器44を備えている。これら冷却器44は、1つの搬送ローラ28と、この搬送ローラ28と隣接する他の搬送ローラ28との間に配置されている。それぞれの冷却器44は、1本の丸棒鋼10に対応している。
7つの冷却器44は、図1中、上から下に向かって左から右に向かう方向に沿って配置されている。換言すれば、冷却装置26は、丸棒鋼10の進行方向と直交する方向に対して傾斜している。図1において矢印θ4で示されているのは、冷却装置26の傾斜角度である。この実施形態では、傾斜角度θ4は15°である。この傾斜角度θ4は、搬送ローラ28の傾斜角度θ1と同一である。換言すれば、冷却装置26は、搬送ローラ28の軸方向に沿って配置されている。さらに換言すれば、冷却装置26は、出口40と実質的に平行に配置されている。冷却装置26がこのように配置されているので、冷却器44の搬送ローラ28との干渉が生じない。
図示されていないが、冷却装置26は配管を備えている。この配管を通じ、それぞれの冷却器44に水が供給される。
図4は、図1の装置20の冷却器44が丸棒鋼10と共に示された拡大断面図である。この冷却器44は、断面円形である外筒46と、断面円形である内筒48とを備えている。外筒46と内筒48とは、同心に配置されている。内筒48の内部に、丸棒鋼10が通されている。外筒46と内筒48との間には、加圧状態にある水が供給される。内筒48は、多数のノズル50を備えている。このノズル50から、丸棒鋼10に向かって水が噴射される。
この装置20が用いられた焼入れでは、まず加熱炉24にてガスバーナーが燃焼する。燃焼により、炉室が所定温度に達する。搬送ローラ28の回転により、丸棒鋼10が進行する。搬送ローラ28が傾斜しており、かつ丸棒鋼10が搬送ローラ28の溝30に嵌っているので、丸棒鋼10には周方向へのモーメントが加わる。このモーメントにより、丸棒鋼10は周方向に回転する。丸棒鋼10は、回転しつつ、入口42から加熱炉24に進入する。加熱炉24において、丸棒鋼10は徐々に昇温する。回転しているので、丸棒鋼10はほぼ均一に加熱される。丸棒鋼10は炉室内を進行し、出口40から炉外へと出る。丸棒鋼10はさらに進行し、冷却装置26に達する。出口40から冷却装置26までの間、丸棒鋼10は室温に曝される。従って、丸棒鋼10の温度は徐々に下降する。しかし、冷却装置26に達した時点において、丸棒鋼10の温度は、A3変態点以上である。この丸棒鋼10に、冷却装置26において、水が噴射される。水により丸棒鋼10は急冷される。丸棒鋼10は、マルテンサイト変態を起こす。
図2において、矢印Laで示されているのは、一方側に位置する冷却器44aと、出口40との距離である。矢印Lbで示されているのは、他方側に位置する冷却器44bと、の出口40との距離である。距離Laは、距離Lbと等しい。一方側の丸棒鋼10aが炉体32から出た後に冷却器44aに到達するまでの時間は、他方側の丸棒鋼10bが炉体32から出た後に冷却器44bに到達するまでの時間と等しい。一方側の丸棒鋼10aが冷却器44aに到達した段階の温度は、他方側の丸棒鋼10bが冷却器44bに到達した段階の温度と等しい。図2から明らかなように、この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、出口40と冷却装置26との距離が統一されている。この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、冷却器44に到達した段階の温度が、ほぼ統一される。この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、冷却後の組織がほぼ統一される。この装置20により、高品質な丸棒鋼10が得られる。
この装置20では、丸棒鋼10を回転させるの目的で、搬送ローラ28が傾斜している。さらに、冷却装置26が搬送ローラ28同士の間に配置されるため、この冷却装置26も必然的に傾斜する。この装置20では、出口40が傾斜しているので、冷却装置26の傾斜に起因する不都合(丸棒鋼10の品質のばらつき)が生じない。
出口40の傾斜角度θ2と、冷却装置26の傾斜角度θ4とが、多少異なってもよい。品質の安定の観点から、傾斜角度θ2と傾斜角度θ4との差(θ2−θ4)の絶対値は10°以下が好ましく、5°以下が特に好ましい。理想的には、差(θ2−θ4)はゼロである。本発明では、差(θ2−θ4)の絶対値が10°以下である場合に、「冷却装置26と出口40とが実質的に平行」と称される。
図1において、矢印Saで示されているのは、一方側の丸棒鋼10aについての、入口42から出口40までの距離である。矢印Sbで示されているのは、他方側の丸棒鋼10bについての、入口42から出口40までの距離である。入口42が出口40と平行なので、距離Saは距離Sbと等しい。一方側の丸棒鋼10aが入口42を通過してから出口40を通過するまでの時間は、他方側の丸棒鋼10bが入口42を通過してから出口40を通過するまでの時間と等しい。従って、一方側の丸棒鋼10aは、他方側の丸棒鋼10bとほぼ同様の熱履歴を受ける。図1から明らかなように、この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、入口42から出口40までの距離が統一されている。この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、熱履歴がほぼ統一される。この装置20では、7本の丸棒鋼10の全てにおいて、冷却後の組織がほぼ統一される。この装置20により、高品質な丸棒鋼10が得られる。
出口40の傾斜角度θ2と、入口42の傾斜角度θ3とが、多少異なってもよい。品質の安定の観点から、傾斜角度θ2と傾斜角度θ3との差(θ2−θ3)の絶対値は10°以下が好ましく、5°以下が特に好ましい。理想的には、差(θ2−θ3)はゼロである。本発明では、差(θ2−θ3)の絶対値が10°以下である場合に、「入口42と出口40とが実質的に平行」と称される。
図5に示された連続加熱冷却装置60は、その炉体32の出口40と冷却装置26との間の、搬送ローラ28の側方に、防風壁62が立設されている。この連続加熱冷却装置60は、防風壁62を備えていること以外の構成は、図1及び図2に示された装置20と差異はない。従って、図5において上記装置20と同一部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
前述のとおり、出口40から冷却装置26までの間、丸棒鋼10は室温に曝され、その温度は徐々に下降する。出口40から冷却装置26までの間では、高温の丸棒鋼10によって空気が加熱され、上昇気流が生じている。そして、搬送ローラ28の側方から外気が流入している。特に最外位置を搬送される丸棒鋼10、すなわち一方側の丸棒鋼10a及び他方側の丸棒鋼10b、は上記外気によって冷却される。これらの丸棒鋼10は特にその側部を冷却される。そこで、側方から搬送ローラ28側への外気の巻き込みを阻止するために、出口40から冷却装置26までの間に上記防風壁62が設けられている。防風壁62の上流側端部は炉体32の出口40に接し、下流側端部は冷却装置26に接しているのが好ましい。図5では、複数の冷却器44を収容した冷却装置26のハウジングまたは枠体を二点鎖線で示している
図6に示されるように、防風壁62は床面に立設され、搬送ローラ28上の丸棒鋼10より上方まで延びている。防風壁62には、搬送ローラ28の軸部28aが貫通する孔64が形成されている。この孔64は上記軸部28aの直径よりわずかに大きい直径を有している。この孔64には、上記軸部28a回りを気密にシールするシール部材(図示しない)が装着されるのが好ましい。防風壁62の内面は搬送ローラ28の搬送部28bの側端部に近接している。かかる構成の防風壁62では、その内側への外気の進入路がほとんど存在しない。この防風壁62は、側方からの外気の巻き込みを効果的に阻止することができる。
なお、上記「床面」とは、装置60が設置されている床面のみならず、装置60の搬送機22の下面を覆う基板が存在すればその基板をも含んでいる。要するに、防風壁62が、搬送ローラ28上の丸棒鋼10より下方に外気の進入路が形成されないように立設されていることを意味している。丸棒鋼10より上方では、上昇気流が生じているため、外気が側方から進入して流下するおそれはない。
本実施形態では、防風壁62が搬送機22の両側方に設けられているが、かかる構成には限定されない。例えば、一方及び他方のうち、著しい外気流入が検出されたり予測される側にのみ設けてもよい。本実施形態では、防風壁62が炉体32から独立したものとして形成されている。しかし、炉体32の側壁38が下流方向に延長されることによって防風壁62が形成されてもよい。または、側壁38と低壁36とが下流方向に延長されることによって防風壁62が形成されてもよい。
防風壁62は、断熱効果の高い材料から形成されるのが好ましい。例えば、セラミックファイバからなるブロック体、ボード等が好ましい。特にセラミックファイバブロックが好ましい。金属板にセラミックファイバブロックを貼設したものを用いてもよい。
以上説明された装置は、焼入れのみならず、焼戻し等の他の熱処理にも用いられうる。この装置は、種々の金属材料からなる丸棒材の熱処理に用いられうる。
10・・・丸棒鋼
20・・・連続加熱冷却装置
22・・・搬送機
24・・・加熱炉
26・・・冷却装置
28・・・搬送ローラ
30・・・溝
32・・・炉体
40・・・出口
42・・・入口
44・・・冷却器
46・・・外筒
48・・・内筒
50・・・ノズル
60・・・連続加熱冷却装置
62・・・防風壁
64・・・孔

Claims (5)

  1. 複数の丸棒材を並列させて搬送するための搬送機と、これら丸棒材が通過する炉体を有する加熱炉と、この加熱炉の下流に位置する冷却装置とを備えており、
    上記搬送機が、並列された多数の搬送ローラを備えており、
    それぞれの搬送ローラが、丸棒材の進行方向と直交する方向に対して傾斜しており、
    上記炉体の出口が、搬送ローラの軸方向と平行な形状を有しており、
    上記冷却装置が、上記炉体の出口と平行に配置されており、上記炉体の入口が、上記出口と平行な形状を有する連続加熱冷却装置。
  2. 上記炉体の出口と上記冷却装置との間の、上記搬送機の側方に、外気の流入を防止するための防風壁が立設されている請求項1に記載の装置。
  3. 上記防風壁が、床面から搬送ローラ上の丸棒材より上方にまで延びている請求項に記載の装置。
  4. 上記防風壁が、セラミックファイバからなるブロック体を有している請求項2又は3のうちのいずれかに記載の装置。
  5. 並列して搬送される複数の丸棒材を連続加熱冷却する方法であって、
    炉体の出口が丸棒材の進行方向と直交する方向に対して傾斜した加熱炉を、上記複数の丸棒材が通過して、この丸棒が加熱される工程
    及び
    これら丸棒材が上記炉体の出口と平行に配置されている冷却装置を通過して、この丸棒が冷却される工程
    を含んでおり、
    上記炉体の入口が、上記出口と平行な形状を有する、丸棒材の連続加熱冷却方法。
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