JP5389397B2 - 加熱炉用搬送ローラ支持装置 - Google Patents

加熱炉用搬送ローラ支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5389397B2
JP5389397B2 JP2008210182A JP2008210182A JP5389397B2 JP 5389397 B2 JP5389397 B2 JP 5389397B2 JP 2008210182 A JP2008210182 A JP 2008210182A JP 2008210182 A JP2008210182 A JP 2008210182A JP 5389397 B2 JP5389397 B2 JP 5389397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
support
passage
roller
furnace body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008210182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010043816A (ja
Inventor
上士 岡島
満 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritake Co Ltd filed Critical Noritake Co Ltd
Priority to JP2008210182A priority Critical patent/JP5389397B2/ja
Publication of JP2010043816A publication Critical patent/JP2010043816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5389397B2 publication Critical patent/JP5389397B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

本発明は、炉体の側壁から突き出す複数本の搬送ローラの端部を回転可能に支持する加熱炉用搬送ローラ支持装置に関するものである。
トンネル状の炉室を有する炉体と、その炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を通して互いに平行な状態でその炉体の長手方向に配設された複数本の搬送ローラとを備え、それら複数本の搬送ローラを回転駆動することにより、複数本の搬送ローラ上の被加熱物を正圧雰囲気に維持された前記炉体内を搬送して熱処理を施す加熱炉が知られている。この加熱炉は、所謂ローラハースキルンと称されるものであり、たとえば特許文献1に記載されている。
上記加熱炉では、炉体の側壁から突き出した搬送ローラの両端部が、その炉体の側面に固定されたカバーケースによって覆われるとともに、そのカバーケースにより回転可能に支持された支持軸によって同心状態で支持される。このように構成された加熱炉では、複数本の搬送ローラを挿し通すために側壁に形成されている複数個の貫通穴を通して外側へ流出する高温気体がカバーケースによって抑制されるので、貫通穴内のシール機構を簡略化および小型化でき、さらに炉体内へ送り込む気体の流量を低減することができる等の利点がある。
特許第2804221号公報
ところで、上記加熱炉では、その炉内が不活性ガスにより大気圧よりも高い圧力である正圧の雰囲気に維持された状態で被加熱物の熱処理が行われることから、複数本の搬送ローラを挿し通すために側壁に形成されている複数個の貫通穴を通して、高温気体が外側へ流出するため、カバーケースが高温となり、特に支持軸を回転可能に支持する軸受の耐久性が損なわれるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、搬送ローラを支持するための支持軸を回転可能に支持する軸受の耐久性を高めることができる加熱炉用搬送ローラ支持装置を提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決するために種々の検討を重ねた結果、支持軸を回転可能に支持する軸受或いはその付近のシール性が低く、炉体の側壁を貫通する貫通穴を通して外部へ流出した高温気体が軸受へ向かって流れることに起因して、その軸受が高温となり、その耐久性が損なわれることを見いだした。本発明はその知見に基づいて為されたものである。
すなわち、上記目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、(a)トンネル状の炉室を有する炉体と、該炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を通して互いに平行な状態で該炉体の長手方向に所定間隔で配設された複数本の搬送ローラとを備え、該複数本の搬送ローラを回転駆動することにより、該複数本の搬送ローラ上の被加熱物を正圧雰囲気に維持された前記炉体内を搬送して熱処理を施す加熱炉において、前記炉体の側壁から突き出す複数本の搬送ローラの端部を回転可能に支持する加熱炉用搬送ローラ支持装置であって、(b)前記炉体の側面において、前記炉体の側壁から突き出す複数本の搬送ローラの端部をそれぞれ覆う一対の気密カバーと、(c)前記搬送ローラの端部を支持する先端部と、前記気密カバーに固設された長手状の支持板に嵌め着けられた第1ベアリングを介して支持板に回転可能に支持された基端部とを有し、該搬送ローラと同心に配置されて該搬送ローラの端部を前記気密カバー内において支持する複数本の支持軸とを、含み、(d)前記支持板は、冷却流体を流通させるために内部に形成された冷却通路を有し、(e)その冷却通路は、前記支持板内の前記複数の第1ベアリングの上側および下側において支持板の長手方向にそれぞれ形成された一対の入力側通路および出力側通路と、前記支持板内に形成され、前記複数の第1ベアリングの間において該入力側通路および出力側通路の間を該入力側通路および出力側通路の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路とを有し、前記冷却流体を前記入力側通路から前記連絡通路を経て前記出力側通路へ流通させることにある。
請求項1に係る発明によれば、複数本の搬送ローラの端部を支持する支持軸を回転可能に支持する支持板は、その複数本の支持軸をその支持板に嵌め着けられた複数の第1ベアリングを介してそれぞれ回転可能に支持するとともに、冷却流体を流通させるためにその支持板内に形成された冷却通路とを有し、その冷却通路は、前記支持板内の前記複数の第1ベアリングの上側および下側において前記支持板の長手方向にそれぞれ形成された一対の入力側通路および出力側通路と、前記支持板内に形成され、前記複数の第1ベアリングの間においてその入力側通路および出力側通路の間をその入力側通路および出力側通路の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路とを有することから、冷却流体が上記入力側通路から連絡通路を経て出力側通路へ流通させられることにより支持板が直接冷却されるので、軸受装置の複数の第1ベアリングに対する高温気体からの加熱が緩和されるので、その軸受装置の耐久性が高められる。したがって、軸受装置の固着が防止されるとともに、その軸受装置に対する保守や点検作業が軽減される。また、上記冷却通路の中間部を構成する複数本の連絡通路は、入力側通路および出力側通路よりも小さな流通断面であって流通抵抗が相対的に高くされていて複数本の連絡通路の両端部には同様の圧力差が形成されることから、入力側通路或いは出力側通路の圧損によって発生する各連絡通路内の流量の相対的変化が少なく、複数の第1ベアリングの冷却が均等に行われ、耐久性が高められる利点がある。
ここで、好適には、前記支持板は、前記気密カバー内に配設されていることから、高温となり易い気密カバー内において、冷却流体が上記入力側通路から連絡通路を経て出力側通路へ流通させられることにより支持板が直接冷却されるので、軸受装置の複数の第1ベアリングに対する高温気体からの加熱が緩和されるので、その軸受装置の耐久性が高められる。
また、好適には、前記複数本の支持軸の基端部は前記支持板の外側へそれぞれ貫通しており、その支持軸の基端部に固定されたスプロケットホイールと、ローラ駆動装置の出力軸に固定されたスプロケットホイールとの間には伝動チェーンが巻き掛けられており、その伝動チェーンおよびそのローラ駆動装置の出力軸に固定されたスプロケットホイールは、前記気密カバーから延長するように設けられたカバーケースによって気密に覆われていることから、ローラ駆動装置の出力軸に固定されたスプロケットホイールおよびそれに巻き掛けられた伝動チェーンを含み、気密性が維持される。
また、好適には、前記一対の気密カバーは、前記炉体の側壁から離れる方向に突き出し且つ前記支持軸を挟んで互いに対向する上側カバー部材および下側カバー部材をそれぞれ備え、前記支持板は、該一対の上側カバー部材および下側カバー部材の先端部を相互に連結するものであることから、上記一対のカバーケース部材および前記支持板は、前記炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を覆う閉空間を形成するので、加熱炉の気密性が高められる。
また、好適には、前記複数本の支持軸の基端部は、前記支持板を外側へそれぞれ貫通しており、該支持板に所定距離隔てて平行に固定された第2の支持板により、複数の第2ベアリングを介してそれぞれ回転可能に支持されていることから、支持軸は所定距離隔てたベアリングおよび第2ベアリングによって2位置で回転可能に且つ安定的に支持される利点がある。
また、好適には、前記第1ベアリングは、前記支持板に形成された貫通穴と該支持軸との間を塞ぐように位置させられた一対のシール付ボールベアリングから構成されていることから、一対のカバーケース部材および前記支持板によって前記炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を覆うように形成される閉空間の気密性が一層高められる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は発明に関連する要部を説明するものであり、寸法および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例の搬送ローラ支持装置6を備えた加熱炉8を示す断面図である。加熱炉8は、磁器、セラミックス電子部品、炭素繊維等の焼成や、ホーロー製品衛生陶器等の釉焼に適用されるローラハースキルン型の熱処理炉である。加熱炉8は、耐熱レンガ、セラミックボード等の断熱材11およびその断熱材11を包被するケーシング13によって形成された長手状の炉体10と、被熱処理物を不活性の正圧雰囲気(窒素ガス、アルゴンガス、炭酸ガス等の正圧高温ガス)中で連続的に熱処理するためにトンネル状に形成された炉室12とを備えている。この加熱炉8では、被熱処理物の熱処理時間に適応する個数の炉体10が必要に応じて直列に連結された状態で設置される。
上記炉体10の両側に位置する側壁14の上下方向中央部付近には、その側壁14をそれぞれ貫通した状態で被熱処理物の移送方向と直交する方向に長手状を成し、被熱処理物の移送方向へ並列状態で横1列に一定間隔で配列された多数本の搬送ローラ16が設置されている。但し、炉体10の入口および出口においても搬入用の搬送ローラ列と、搬出用の搬送ローラ列とが連続して設置される。搬送ローラ16の両端部は、側壁14を貫設して形成された貫通穴28内に挿通された状態で配置されており、側壁14外へ突き出されている。上記搬送ローラ支持装置6は、気密カバー42および軸受装置66を備え、貫通穴28を封止しつつ、側壁14外へ突き出された搬送ローラ16の両端部を回転可能に支持するものである。
図2は、図1の搬送ローラ支持装置6を加熱炉8の側面から示す図1のII−II視断面図であり、図3は、その図2のIII −III 視断面図である。また、図4は、図1の搬送ローラ支持装置6の要部を拡大して示す図3のIV−IV視断面図である。
図2乃至図4に詳しく示すように、搬送ローラ16は円管状であり、その両端部の開口内に先端部18が軸心方向への移動可能にそれぞれ嵌め込まれた左右一対の支持軸20により回転可能に支持されている。各搬送ローラ16は、それと同心に配置された左右一対の支持軸20に固定されたばね受け22と搬送ローラ16の両端面との間にそれぞれ介在させられたコイルスプリング24によって軸心方向に挟圧され、支持軸20と連れ回るようになっている。上記支持軸20は、搬送ローラ16と同心となるように軸受装置66によって回転可能に支持された基端部19を有している。
上記搬送ローラ16の端部には、ロックウール、グラスウール等の耐熱繊維から成る円筒状断熱シール材36が嵌め入れられるとともに、貫通穴28が開口するシール材取付溝30の側壁面と円筒状断熱シール材36との間には、同様のロックウール、グラスウール等の耐熱繊維から成るバルク状断熱シール材38が嵌め入れられており、炉室12内と外部との間を連通させる貫通穴28がシールされている。
各側壁14の外壁面には、その側壁14から離れる方向に突き出した形状を有して前記貫通穴28から突き出す搬送ローラ16の端部を気密に覆う長手状の気密カバー42が、それぞれタップベース44およびケースパッキン46を介して固定されている。気密カバー42は、支持軸20を挟んで対向する長手状の上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bと、その一対の上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bの先端側を相互に接近する側へ直角に曲げられた長手状の連結板部50と、一対の上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bの基端側を相互に離隔する側へ直角に曲げられ、側壁14の外壁面に固定されたタップベース44に対してボルトにより締め着けられた長手状の一対の取付板部52と、長手方向の両端部をそれぞれ気密に塞ぐための矩形板状の端板部54とを備えている。
上記気密カバー42の連結板部50には、支持軸20の基端部19を挿通させるための挿通穴64が形成されており、その挿通穴64を塞ぐように外側に位置させられ、支持軸20の基端部19を回転可能に支持する軸受装置66が固定されている。
軸受装置66は、連結板部50の外側に隣接して固定された第1支持板68と、その外側にスペーサー74により所定間隙を隔てて平行に設けられた第2支持板70と、その第1支持板68と第2支持板70と連結板部50とを通してそれらを連結板部50に固定する複数本の通しボルト72と、第1支持板68の幅方向の中央部に嵌め着けられて複数本の支持軸20の基端部19を回転可能にそれぞれ支持する複数対の第1ボールベアリング76と、第2支持板70の中央部に嵌め着けられて支持軸20の軸端を回転可能に支持する第2ボールベアリング78とを備え、支持軸20およびそれに両端部が嵌合させられた搬送ローラ16を回転可能に支持している。上記一対の第1ボールベアリング76は、連結板部50に形成された挿通穴64を塞ぐようにその外側に位置させられている。
図1乃至図3に詳しく示すように、ローラ駆動モータ84が設けられている側の第2支持板70の長手方向中央部にはその上方へ延び出す延出部80が形成されており、同じく駆動側の第1支持板68の長手方向中央部上端面にもその上方へ延び出す延出部82が形成されており、それら延出部80および延出部82は相互に連結されている。そして、その延出部80には、減速機構が収容されたギヤボックスを有するローラ駆動モータ84が取付けられており、このローラ駆動モータ84の出力軸86には駆動用の駆動スプロケットホイール88が固定されている。
延出部80の下部には、ボルト90によって遊転可能に支持された前後1対のガイド用のガイドスプロケットホイール92が所定間隙を隔てて設置され、第1支持板68と第2支持板70との間隙内の前後端部付近にはボルトによって遊転可能に支持された各2個のテンション調整用の調整スプロケットホイール96が設置されるとともに、第1支持板68と第2支持板70との間隙内の下部には第1支持板68と第2支持板70とにボルト98によって結合されたチェーンレール100が気密カバー42の長手方向に沿って水平伏に設置されている。
各搬送ローラ16にローラ駆動モータ84の回転を伝達するためのチェーン102は、駆動スプロケットホイール88、両調整スプロケットホイール96、前端および後端の搬送ローラ16の基端部19に嵌め着けられたスプロケットホイール26とに巻き掛けられるとともに、その前後端の搬送ローラ16のスプロケットホイール26を除く各搬送ローラ16の基端部19に嵌め着けられたスプロケットホイール26の下側に噛み合わされているので、支持軸20により両端部が支持された各搬送ローラ16はローラ駆動モータ84によりチェーン102を介して回転駆動され、同方向へ等速回転させられるようになっている。
図4に示されるように、軸受装置66の第1支持板68には、複数の第1ボールベアリング76の上側および下側において第1支持板68の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、複数の第1ボールベアリング76の間においてそれら入力側通路104および出力側通路106の間をそれら入力側通路104および出力側通路106よりも小径に形成されてそれらの流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ相互に連絡する複数本の連絡通路108とを有する冷却通路110が形成されている。上記入力側通路104および出力側通路106には入力ポート112および出力ポート114が設けられており、その入力ポート112には冷却水循環装置116から冷却水を送出する送出管路118が接続されており、その出力ポート114には冷却水循環装置116へ循環させる循環管路120が接続されている。
上述のように、本実施例の搬送ローラ支持装置6によれば、複数本の搬送ローラ16の端部を支持する支持軸20を回転可能に支持する軸受装置66は、その複数本の支持軸20を複数の第1ボールベアリング(第1ベアリング)76を介してそれぞれ回転可能に支持する第1支持板(支持板)68と、冷却流体を流通させるためにその第1支持板68内に形成された冷却通路110とを有し、その冷却通路110は、前記複数の第1ボールベアリング76の上側および下側において第1支持板68の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、複数の第1ボールベアリング76の間においてその入力側通路104および出力側通路106の間をその入力側通路104および出力側通路106の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路108とを有することから、冷却流体が上記入力側通路104から連絡通路108を経て出力側通路106へ流通させられることにより第1支持板68が直接冷却されるので、軸受装置66の複数の第1ボールベアリング76に対する高温気体からの加熱が緩和されるので、その軸受装置66の耐久性が高められる。したがって、軸受装置66の固着が防止されるとともに、その軸受装置66に対する保守や点検作業が軽減される。また、上記冷却通路110の中間部を構成する複数本の連絡通路108は、入力側通路104および出力側通路106よりも小さな流通断面であって流通抵抗が相対的に高くされていて複数本の連絡通路108の両端部には同様の圧力差が形成されることから、入力側通路104および出力側通路106の圧損に関連する各連絡通路内の流量の相対的変化が少なく、複数の第1ボールベアリング76の冷却が均等に行われ、耐久性が高められる利点がある。
また、本実施例の搬送ローラ支持装置6によれば、一対の気密カバー42は、炉体10の側壁14から離れる方向に突き出し且つ支持軸20を挟んで互いに対向する上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bをそれぞれ備え、前記第1支持板68は、一対の上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bの先端部を相互に連結するものであることから、上記一対の気密カバー42および第1支持板68は、炉体10の側壁14に形成された複数個の貫通穴28を覆う閉空間を形成するので、加熱炉8の気密性が高められる。
また、本実施例の搬送ローラ支持装置6によれば、複数本の支持軸20の基端部は、第1支持板68を外側へそれぞれ貫通しており、その第1支持板68に所定距離隔てて平行に固定された第2支持板70により、複数の第2ボールベアリング(第2ベアリング)78を介してそれぞれ回転可能に支持されていることから、支持軸20は所定距離隔てた第1ボールベアリング76および第2ボールベアリング78によって2位置で回転可能に且つ安定的に支持される利点がある。
また、本実施例の搬送ローラ支持装置6によれば、第1支持板68と支持軸20との間に設けられた第1ボールベアリング76は、その第1支持板68に形成された挿通穴64とその支持軸20との間を塞ぐように位置させられた一対のシール付ボールベアリングから構成されていることから、一対の気密カバー42および第1支持板68によって炉体10の側壁14に形成された複数個の貫通穴28を覆うように形成される閉空間の気密性が一層高められる。
また、本実施例の搬送ローラ支持装置6によれば、一対の上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bは、その先端側を連結板部50とその基端側を上下一対の取付板部52と相互にねじ止めにて連結されているので、ねじを外すだけで簡易に上側カバー部材48aおよび下側カバー部材48bを取り外すことができ、カバーケース42内部の保守や点検作業を容易に行うことができる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、搬送ローラ支持装置126を備えた加熱炉128を示す断面図である。加熱炉128は、前述の加熱炉8と同様に、断熱材11およびその断熱材11を包被するケーシング13によって形成された長手状の炉体10と、トンネル状に形成された炉室12とを備えている。そして、炉体10の両側に位置する側壁14の上下方向中央部付近には、その側壁14をそれぞれ貫通した状態で並列状態で横1列に一定間隔で配列された多数本の円管状の搬送ローラ16が設置されている。この加熱炉128では、上記多数本の搬送ローラ16の側壁14から突き出した両端部をそれぞれ支持する左右一対の搬送ローラ支持装置126の全体が、炉体10の側壁14から離れる方向に突き出し且つ前記支持軸を挟んで互いに対向するように上記ケーシング13に固定された互いに平行な一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bと、それら一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bに固定されてそれら一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bの間の開口を塞ぐ蓋板132とから成る左右一対の長手状の気密カバー134によってそれぞれ覆われており、加熱炉128内が前述の加熱炉8よりも気密性が高められている。
上記搬送ローラ支持装置126は、図6にも詳しく示すように、上記下側カバー部材130bに立設された支柱136と、その支柱136によって支えられ、加熱炉128と平行に水平方向に配設された長手状部材138と、その長手状部材138に把持された状態でその上側に固定された支持板140と、その支持板140の幅方向の中央部であって長手方向に一定の距離を隔てた複数位置にそれぞれ嵌め着けられて複数本の支持軸20の基端部19を回転可能にそれぞれ支持する複数対のボールベアリング142とを備え、支持軸20およびそれに両端部が嵌合させられた搬送ローラ16を回転可能に支持している。上記複数対のボールベアリング142は、その軸心方向において上記支持板140の厚み寸法よりも小さい寸法だけ隔てて位置させられている。
加熱炉128には、ローラ駆動モータ144とローラ駆動モータ144の回転を減速して出力する減速機構146とを有するローラ駆動装置148が設けられている。このローラ駆動装置148が設けられている側の支持軸20にはスプロケットホイール150が設けられており、減速機構146の出力軸に設けられたスプロケットホイール152との間に伝動チェーン154が巻き掛けられている。これにより、前記複数本の搬送ローラ16は伝動チェーン154を介して上記ローラ駆動モータ144によって同方向へ等速回転駆動され、搬送ローラ16上に載置された基板等のワークWが搬送されるようになっている。なお、支柱136には、テンション調整用の調整スプロケットホイール156が設置される。
上記スプロケットホイール152と、それとスプロケットホイール150との間に巻き掛けられている伝動チェーン154とは、下側カバー部材130bから下方へ延長するように設けられたカバーケース158によって気密に覆われている。
図6に詳しく示すように、上記搬送ローラ支持装置126の支持板140には、前述の実施例の図4と同様に、複数のボールベアリング142の上側および下側において支持板140の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、複数対のボールベアリング142の間においてそれら入力側通路104および出力側通路106の間をそれら入力側通路104および出力側通路106よりも小径に形成されてそれらの流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ相互に連絡する複数本の連絡通路(図示せず)とを有する冷却通路110が形成されている。前述の実施例の図4と同様に、上記入力側通路104および出力側通路106には入力ポートおよび出力ポートが設けられており、その入力ポートには冷却水循環装置から冷却水を送出する送出管路が接続されており、その出力ポートには冷却水循環装置へ循環させる循環管路が接続されている。
本実施例の搬送ローラ支持装置126によれば、複数本の搬送ローラ16の端部を支持する支持軸20は、複数対のボールベアリング142を介して支持板140にそれぞれ回転可能に支持されており、その支持板140は、冷却流体を流通させるためにその支持板140内に形成された冷却通路110を有し、その冷却通路110は、前記複数のボールベアリング142の上側および下側において支持板140の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、複数対のボールベアリング142の間においてその入力側通路104および出力側通路106の間をその入力側通路104および出力側通路106の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路108とを有することから、冷却流体が上記入力側通路104から連絡通路108を経て出力側通路106へ流通させられることにより支持板140が直接冷却されるので、複数対のボールベアリング142に対する高温気体からの加熱が緩和されるので、そのボールベアリング142の耐久性が高められる。したがって、ボールベアリング142の固着が防止されるとともに、そのボールベアリング142に対する保守や点検作業が軽減される。また、上記冷却通路110の中間部を構成する複数本の連絡通路108は、入力側通路104および出力側通路106よりも小さな流通断面であって流通抵抗が相対的に高くされていて複数本の連絡通路108の両端部には同様の圧力差が形成されることから、入力側通路104および出力側通路106の圧損に関連する各連絡通路内の流量の相対的変化が少なく、複数対のボールベアリング142の冷却が均等に行われ、耐久性が高められる利点がある。
また、本実施例の加熱炉128では、上記多数本の搬送ローラ16の側壁14から突き出した両端部を支持する搬送ローラ支持装置126の全体が、上記ケーシング13に固定された互いに平行な一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bとそれら一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bに固定されてそれら一対の上側カバー部材130aおよび下側カバー部材130bの間の開口を塞ぐ蓋板132とから成る気密カバー134によって覆われており、加熱炉128内が前述の加熱炉8よりも気密性が高められているので、加熱処理が可能となる。
以上、本発明を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例の第1支持板68内に形成された冷却通路110は、前記複数の第1ボールベアリング76の上側および下側において第1支持板68の長手方向に形成された一対の入力側通路104および出力側通路106と、複数の第1ボールベアリング76の間においてその入力側通路104および出力側通路106との間をその入力側通路104および出力側通路106の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路108とから構成されていたが、その連絡通路108は、各第1ボールベアリング76の間において1本ずつ形成されてもよいし、複数本ずつ形成されてもよいし、1つおきに形成されていてもよい。
また、前述の実施例の連絡通路108は、入力側通路104および出力側通路106に対して小径に形成されていたが、同径に形成されて、オリフィスが装入されたものであってもよい。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものである。
本発明の一実施例の搬送ローラ支持装置が加熱炉に取付られた状態を示す断面図である。 図1の実施例の搬送ローラ支持装置を加熱炉の側面から示す図1のII−II視断面図である。 図1の搬送ローラ支持装置の一部である図2のIII −III 視断面図である。 図1の搬送ローラ支持装置の要部を拡大して示す図3のIV−IV視断面図である。 本発明の他の実施例の搬送ローラ支持装置が加熱炉に取付られた状態を示す断面図であって、図1に相当する図である。 図5の実施例の搬送ローラ支持装置の要部を拡大して示す図である。
符号の説明
6、126:搬送ローラ支持装置
8、128:加熱炉
10:炉体
12:炉室
14:側壁
16:搬送ローラ
18:先端部
19:基端部
20:支持軸
28:貫通穴
42、134:気密カバー
48a、48b、130a、130b:カバー部材
50:連結板部
64:挿通穴
66:軸受装置
68:第1支持板(支持板)
76:第1ボールベアリング(第1ベアリング)
78:第2ボールベアリング(第2ベアリング)
104:入力側通路
106:出力側通路
108:連絡通路
110:冷却通路
140:支持板
142:ボールベアリング(ベアリング)

Claims (6)

  1. トンネル状の炉室を有する炉体と、該炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を通して互いに平行な状態で該炉体の長手方向に所定間隔で配設された複数本の搬送ローラとを備え、該複数本の搬送ローラを回転駆動することにより、該複数本の搬送ローラ上の被加熱物を正圧雰囲気に維持された前記炉体内を搬送して熱処理を施す加熱炉において、前記炉体の側壁から突き出す複数本の搬送ローラの端部を回転可能に支持する加熱炉用搬送ローラ支持装置であって、
    前記炉体の側面において、前記炉体の側壁から突き出す複数本の搬送ローラの端部をそれぞれ覆う一対の気密カバーと、
    前記搬送ローラの端部を支持する先端部と、前記気密カバーに固設された長手状の支持板に嵌め着けられた第1ベアリングを介して支持板に回転可能に支持された基端部とを有し、該搬送ローラと同心に配置されて該搬送ローラの端部を前記気密カバー内において支持する複数本の支持軸とを、含み、
    前記支持板は、冷却流体を流通させるために内部に形成された冷却通路を有し、
    該冷却通路は、前記支持板内の前記複数の第1ベアリングの上側および下側において支持板の長手方向にそれぞれ形成された一対の入力側通路および出力側通路と、前記支持板内に形成され、前記複数の第1ベアリングの間において該入力側通路および出力側通路の間を該入力側通路および出力側通路の流通断面よりも小さな流通断面でそれぞれ連絡する複数本の連絡通路とを有し、前記冷却流体を前記入力側通路から前記連絡通路を経て前記出力側通路へ流通させることを特徴とする加熱炉用搬送ローラ支持装置。
  2. 前記支持板は、前記気密カバー内に配設されていることを特徴とする請求項1の加熱炉用搬送ローラ支持装置。
  3. 前記複数本の支持軸の基端部は前記支持板の外側へそれぞれ貫通しており、
    該支持軸の基端部に固定されたスプロケットホイールと、ローラ駆動装置の出力軸に固定されたスプロケットホイールとの間には伝動チェーンが巻き掛けられており、
    該伝動チェーンおよび該ローラ駆動装置の出力軸に固定されたスプロケットホイールは、前記気密カバーから延長するように設けられたカバーケースによって気密に覆われていることを特徴とする請求項1または2の加熱炉用搬送ローラ支持装置。
  4. 前記一対の気密カバーは、前記炉体の側壁から離れる方向に突き出し且つ前記支持軸を挟んで互いに対向する上側カバー部材および下側カバー部材をそれぞれ備え、
    前記支持板は、該一対のカバー部材の先端部を相互に連結するものであり、
    前記一対の上側カバー部材および下側カバー部材と前記支持板とは、前記炉体の側壁に形成された複数個の貫通穴を覆う閉空間を形成することを特徴とする請求項1の加熱炉用搬送ローラ支持装置。
  5. 前記複数本の支持軸の基端部は、前記支持板を外側へそれぞれ貫通しており、該支持板に所定距離隔てて平行に固定された第2の支持板により、複数の第2ベアリングを介してそれぞれ回転可能に支持されていることを特徴とする請求項4の加熱炉用搬送ローラ支持装置。
  6. 前記第1ベアリングは、前記支持板に形成された貫通穴と該支持軸との間を塞ぐように位置させられた一対のシール付ボールベアリングから構成されたものである請求項1、4または5の加熱炉用搬送ローラ支持装置。
JP2008210182A 2008-08-18 2008-08-18 加熱炉用搬送ローラ支持装置 Active JP5389397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210182A JP5389397B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱炉用搬送ローラ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210182A JP5389397B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱炉用搬送ローラ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010043816A JP2010043816A (ja) 2010-02-25
JP5389397B2 true JP5389397B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42015340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008210182A Active JP5389397B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 加熱炉用搬送ローラ支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5389397B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202011110724U1 (de) 2011-03-25 2016-01-22 Schwartz Gmbh Rollenherdofen zum Erwärmen von Werkstücken
JP5664505B2 (ja) * 2011-08-31 2015-02-04 住友金属鉱山株式会社 水冷式の軸受構造及びそれを用いた軸受構造の冷却方法。
JP5768974B2 (ja) * 2011-11-09 2015-08-26 日本碍子株式会社 ローラーハースキルンおよびこれを用いたワークの加熱処理方法
CN107741154A (zh) * 2017-11-21 2018-02-27 湖南金炉科技有限责任公司 用于气氛辊道窑的置换室
CN107738886A (zh) * 2017-11-21 2018-02-27 湖南金炉科技有限责任公司 一种辊道窑的密封传动装置
JP6878661B1 (ja) * 2020-07-29 2021-05-26 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 雰囲気加熱炉用搬送ローラ支持装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0359352U (ja) * 1989-10-11 1991-06-11
JP2541032Y2 (ja) * 1990-08-08 1997-07-09 大同特殊鋼株式会社 連続炉のハースローラ
JP2804221B2 (ja) * 1993-09-28 1998-09-24 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 熱処理炉におけるシール装置
JP2002180126A (ja) * 2000-12-07 2002-06-26 Daido Steel Co Ltd 雰囲気炉用カーボン部材の酸化防止方法および雰囲気炉
JP2003014376A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Nachi Fujikoshi Corp ローラハース式真空炉
JP5116074B2 (ja) * 2006-11-21 2013-01-09 株式会社アルバック イナートガスオーブン
JP5090096B2 (ja) * 2007-07-25 2012-12-05 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 加熱炉用搬送ローラ支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010043816A (ja) 2010-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5389397B2 (ja) 加熱炉用搬送ローラ支持装置
CN100515640C (zh) 钎焊炉
JP4938410B2 (ja) アルミニウム製品のろう付け用連続炉
JP5090096B2 (ja) 加熱炉用搬送ローラ支持装置
KR20150077313A (ko) 가열로용 반송 부재
KR101358285B1 (ko) 연속식 소성로
JP2005214453A (ja) 雰囲気加熱炉
JP2007319924A (ja) アルミニウム製品のろう付け用連続炉及びろう付け方法
JP6776214B2 (ja) 熱処理装置
JPH0790352A (ja) 熱処理炉におけるシール装置
WO2017043138A1 (ja) 熱処理装置
JP6133631B2 (ja) リフロー装置
JP5318327B2 (ja) 熱処理装置
JP2003014376A (ja) ローラハース式真空炉
JP6185863B2 (ja) 熱処理方法及び熱処理装置
JP2009228116A (ja) 連続焼戻し炉
JP4293994B2 (ja) 連続熱処理炉
JP6667698B1 (ja) ローラ搬送式焼成炉のシャッター装置
JP6667700B1 (ja) ローラ搬送式焼成炉のシャッター装置
JP6878661B1 (ja) 雰囲気加熱炉用搬送ローラ支持装置
KR101905653B1 (ko) 열손실 방지가 가능한 스테인레스 스트립 연속 소둔 설비
JP5615003B2 (ja) 連続加熱冷却装置
CN101868427B (zh) 向纤薄玻璃元件的表面上吹送流体的设备及方法
JP6660414B2 (ja) 加熱炉用搬送ローラー支持装置
JP5093441B2 (ja) 炉内雰囲気ガスの封止装置を備えた加熱炉

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5389397

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250