JP2011183401A - 油圧ダイクッション装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧ダイクッション装置20は、例えばプレス機1のスライド10と接触しスライド10の移動と連動して一軸移動可能なダイクッションパッド22と、ダイクッションパッド22を駆動する油圧シリンダ23と、油圧シリンダ23に連通されて油圧シリンダ23で用いられる油が蓄えられるアキュムレータ26と、油圧シリンダ23とアキュムレータ26との間の油の流路を開閉するロジック弁27と、ダイクッションパッド22が下死点に達した時点で油圧シリンダ23内の油が排出されてアキュムレータ26に蓄えられるようにロジック弁27を制御する制御装置30とを備える。
【選択図】図1
Description
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記制御装置が、前記弁装置が閉状態から開状態になるのに要する応答時間を考慮して前記弁装置を制御することを特徴としている。
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記制御装置が、前記接触部材が下死点に達する時点から前記応答時間の分だけ前の時点で前記弁装置の制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記油圧シリンダの圧力状態を検出する圧力センサ(29a〜29c)を備えており、前記制御装置は、前記圧力センサによって検出される前記油圧シリンダの圧力状態が予め設定された圧力状態になった場合に前記弁装置を開状態から閉状態にする制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記弁装置が、開状態と閉状態との2状態をとるロジック弁であることを特徴としている。
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記油圧シリンダが、前記接触部材に連結された第1ピストン(P1)と、前記第1ピストンとの間で油を挟持し、当該油に対する加圧及び減圧を行うための第2ピストン(P2)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の油圧ダイクッション装置は、前記第2ピストンに連結された可動板(24)と、前記制御装置によって制御され、前記可動板を移動させることによって前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に挟持された油に対する加圧及び減圧を行うモータ(25)とを備えることを特徴としている。
本発明のダイクッション装置の制御方法は、接触対象物(10)と接触し前記接触対象物の移動と連動して一軸移動可能な接触部材(22)と、該接触部材を駆動する油圧シリンダ(23)とを備える油圧ダイクッション装置(20)の制御方法において、前記接触部材が下死点に達した時点で前記油圧シリンダ内の油が排出されて前記油圧シリンダに連通された蓄圧器(26)に蓄えられるように、前記油圧シリンダと前記蓄圧器との間の流路を開閉する弁装置(27)を制御することを特徴としている。
θ1=θ0−ω×td …(1)
20 油圧ダイクッション装置
22 ダイクッションパッド
23 油圧シリンダ
24 可動板
25 モータ
26 アキュムレータ
27 ロジック弁
29a〜29c 油圧センサ
30 制御装置
P1,P2 ピストン
Claims (8)
- 接触対象物と接触し前記接触対象物の移動と連動して一軸移動可能な接触部材と、該接触部材を駆動する油圧シリンダとを備える油圧ダイクッション装置において、
前記油圧シリンダに連通されており、前記油圧シリンダで用いられる油が蓄えられる蓄圧器と、
前記油圧シリンダと前記蓄圧器との間の油の流路を開閉する弁装置と、
前記接触部材が下死点に達した時点で前記油圧シリンダ内の油が排出されて前記蓄圧器に蓄えられるように前記弁装置を制御する制御装置と
を備えることを特徴とする油圧ダイクッション装置。 - 前記制御装置は、前記弁装置が閉状態から開状態になるのに要する応答時間を考慮して前記弁装置を制御することを特徴とする請求項1記載の油圧ダイクッション装置。
- 前記制御装置は、前記接触部材が下死点に達する時点から前記応答時間の分だけ前の時点で前記弁装置の制御を行うことを特徴とする請求項2記載の油圧ダイクッション装置。
- 前記油圧シリンダの圧力状態を検出する圧力センサを備えており、
前記制御装置は、前記圧力センサによって検出される前記油圧シリンダの圧力状態が予め設定された圧力状態になった場合に前記弁装置を開状態から閉状態にする制御を行う
ことを特徴とする請求項3記載の油圧ダイクッション装置。 - 前記弁装置は、開状態と閉状態との2状態をとるロジック弁であることを特徴とする請求項4記載の油圧ダイクッション装置。
- 前記油圧シリンダは、前記接触部材に連結された第1ピストンと、
前記第1ピストンとの間で油を挟持し、当該油に対する加圧及び減圧を行うための第2ピストンと
を備えることを特徴とする請求項1から請求項5記載の油圧ダイクッション装置。 - 前記第2ピストンに連結された可動板と、
前記制御装置によって制御され、前記可動板を移動させることによって前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に挟持された油に対する加圧及び減圧を行うモータと
を備えることを特徴とする請求項6記載の油圧ダイクッション装置。 - 接触対象物と接触し前記接触対象物の移動と連動して一軸移動可能な接触部材と、該接触部材を駆動する油圧シリンダとを備える油圧ダイクッション装置の制御方法において、
前記接触部材が下死点に達した時点で前記油圧シリンダ内の油が排出されて前記油圧シリンダに連通された蓄圧器に蓄えられるように、前記油圧シリンダと前記蓄圧器との間の流路を開閉する弁装置を制御することを特徴とするダイクッション装置の制御方法。
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CN103648674B (zh) * | 2012-03-29 | 2015-06-17 | 株式会社Ihi | 模具缓冲控制装置 |
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