JP2007098422A - ダイクッション機構の制御装置 - Google Patents

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平輔 岩下
Hajime Okita
肇 置田
Hiroyuki Kawamura
宏之 河村
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Abstract

【課題】 プレス動作の一工程に要する時間を短くして、生産性を向上させる。
【解決手段】 サーボモータ(18)を駆動源としてプレス機械のスライド(24)に対して力を生ずるダイクッション機構(20)の制御装置(10)が、スライドとダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段(66)と、サーボモータの電流指令を作成する電流指令作成手段(65)とを具備する。電流指令作成手段により作成される電流指令は、衝突検出手段が衝突を検出したときから所定の時間にわたって一定値とされる。さらに、ダイクッションとスライドとの間に生じている力を検出する力検出手段(22)を具備し、電流指令作成手段により作成される電流指令は、衝突検出手段が衝突を検出したときから力検出手段により検出された前記力の検出値が所定の値になるまでの時間にわたって一定値とするようにしてもよい。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイクッション機構の制御装置に関する。
曲げ、絞り、打抜き等のプレス加工を行うプレス機械において、加工動作中に、プレス加工に用いる第一の型を支持する可動側の支持部材(一般にスライドと称する)に対し、第二の型を支持する支持部材(一般にボルスタと称する)の側から所用の力(圧力)を加える付属装置として、ダイクッション機構を装備することは知られている。ダイクッション機構は通常、所定の圧力で保持した可動要素(ダイクッションと称する)に、型閉め方向へ移動中のスライド(または第一の型)を直接または間接に衝突させた後、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッドがスライドに力(圧力)を加えながら、スライドと共に移動するように構成されている。この間、例えば、クッションパッドとスライドとの間に被加工ワークの加工箇所の周辺領域を挟持することにより、被加工ワークの皺の発生を防止することができる。
図13は従来技術のダイクッション機構の制御装置の機能ブロック図である。制御装置100の位置制御部920は、ダイクッション位置指令値と位置フィードバックで用いられるダイクッション位置の検出値とから位置制御速度指令値Cv1を作成する。さらに、力制御部940は、ダイクッションとスライドとの間に作用する力の指令値と力フィードバックで用いられる力の検出値とから力制御速度指令値Cv2を作成する。
次いで、これら位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2は比較演算部950に供給される。比較演算部950においては、これら位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2のうちの下向きの大きさ、つまりスライドがクッションパッドに向かって下降する方向への速度の大きさが比較される。そして、例えば位置制御速度指令値Cv1の方が大きいと判定された場合には位置制御部920によってダイクッションが制御されるように、および力制御速度指令値Cv2の方が大きいと判定された場合には力制御部940によってダイクッションが制御されるように、切換器930の切換動作が行われる。
ところで、ダイクッション機構のスライドは当初はその上限位置で待機している。そして、スライド動作の初期には、位置制御速度指令値Cv1が力制御速度指令値Cv2よりも大きいので、切換器930によって、ダイクッションは位置制御部920からの力制御速度指令値Cv2に基づいて下降するようになる。このような比較演算部950における比較処理はスライド下降時に繰り返し行われる。そして、力制御速度指令値Cv2が位置制御速度指令値Cv1よりも大きくなると、スライドがダイクッションに衝突したものと判定されて、切換器930により位置制御部920から力制御部940への切換動作が行われる。これにより、ダイクッションは力制御部940の力制御速度指令値Cv2に基づいて下降し、適切なクッション圧が生じるようになる。
ところで、ダイクッションを駆動させるサーボモータのトルクに余裕がある場合には、所望のトルクを生じさせるのに要する時間が比較的短くて足りるので、位置制御と力制御との切替えによりダイクッションとスライドとの間に発生する力を制御することは、特に問題はない。
しかしながら、サーボモータのトルクに余裕が無い状態でプレス動作時に最大トルクが必要とされる場合には、制御上の遅れまたは機械のねじれなどによって力フィードバックの立ち上がりが遅れるのでモータトルクも遅れて発生するようになる。このような場合にはダイクッションの加速能力を最大限に利用できないので、スライドの速度を代わりに低下させる必要がある。その結果、プレス動作の一工程に要する時間は、トルクに余裕がある場合と比較して長くなっていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、プレス動作の一工程に要する時間を短くして生産性を向上させられるダイクッション機構の制御装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、前記サーボモータの電流指令を作成する電流指令作成手段とを具備し、前記電流指令作成手段により作成される電流指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから所定の時間にわたって一定値であるようにした制御装置が提供される。
2番目の発明によれば、サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、前記サーボモータの電流指令を作成する電流指令作成手段と、前記ダイクッションと前記スライドとの間に生じている力を検出する力検出手段とを具備し、前記電流指令作成手段により作成される電流指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから前記力検出手段により検出された前記力の検出値が所定の値になるまでの時間にわたって一定値であるようにした制御装置が提供される。
スライドとダイクッションとが衝突する際には、衝突時のショックが小さいために力の発生が遅いのでダイクッションをスライドに向かう方向に移動させて押し付ける必要がある場合と、衝突時のショックを低減するためにダイクッションをスライドから離間する方向に移動させる場合とが存在する。1番目および2番目の発明においては、衝突後の所定時間にわたって電流指令値を一定にしているので、この所定時間においては、位置制御および力制御を用いることなしにダイクッションをスライドに向かう方向またはスライドから離間する方向に移動させられる。従って、力フィードバックの立ち上がりが比較的遅い場合には立ち上がりを早くすると共に、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合には立ち上がりを遅くすることができる。これにより、力制御の性能が向上し、衝突時のスライド速度を速くする事ができるので、プレス動作の一工程に要する時間を短くでき、結果的に、生産性を向上させられる。
3番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を増加させられるように選択される。
すなわち3番目の発明においては、ダイクッションをスライドに向かう方向に移動させて力を増加させられるので、力フィードバックの立ち上がりが比較的遅い場合に立ち上がりを可能な限り早くさせられる。
4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を増加させられる最大値または略最大値である。
すなわち4番目の発明においては、最大トルクでダイクッションをスライドに向かう方向に移動させられる。
5番目の発明によれば、1番目または2番目の発明において、前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を低下させられるように選択される。
すなわち5番目の発明においては、ダイクッションをスライドから離間する方向に移動させて力を低下させられるので、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合に立ち上がりを可能な限り遅くすることができる。
6番目の発明によれば、5番目の発明において、前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を低下させられる最小値または略最小値である。
すなわち6番目の発明においては、最大トルクでダイクッションをスライドから離間する方向に移動させられる。
7番目の発明によれば、サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、前記サーボモータの速度指令を作成する速度指令作成部とを具備し、前記速度指令作成手段により作成される速度指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから所定の時間にわたって一定値であるようにした制御装置が提供される。
8番目の発明によれば、サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、前記サーボモータの速度指令を作成する速度指令作成手段と、前記ダイクッションと前記スライドとの間に生じている力を検出する力検出手段とを具備し、前記速度指令作成手段により作成される速度指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから前記力検出手段により検出された前記力の検出値が所定の値になるまでの時間にわたって一定値であるようにした制御装置が提供される。
すなわち7番目および8番目の発明においては、衝突後の所定時間にわたって速度指令値を一定にしているので、この所定時間においては、位置制御および力制御を用いることなしにダイクッションをスライドから離間する方向に移動させられる。従って、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合には立ち上がりを遅くすることができる。これにより、力制御の性能が向上し、衝突時のスライド速度を速くする事ができるので、プレス動作の一工程に要する時間を短くでき、結果的に、生産性を向上させられる。
9番目の発明によれば、7番目または8番目の発明において、前記速度指令の前記一定値は、前記ダイクッションが前記スライドから離間するように選択される。
すなわち9番目の発明においては、ダイクッションをスライドから離間する方向に移動させて力を低下させられるので、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合に立ち上がりを可能な限り遅くすることができる。
10番目の発明によれば、9番目の発明において、前記速度指令の前記一定値は、前記ダイクッションが前記スライドから離間する最大速度指令値または略最大速度指令値である。
すなわち10番目の発明においては、最大速度でダイクッションをスライドから離間する方向に移動させられる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明に基づく制御装置10を備えたプレス機械のダイクッション機構20の基本構成を示す模式図であり、プレス機械は開放状態になっている。図1に示されるように、二つの支持部12がベース11から鉛直方向に延びており、これら支持部12の先端には、平板状のボルスタ15がダンパ13をそれぞれ介して配置されている。図1においては、ボルスタ15の下方には、ダイクッション機構20が設けられている。
スライド24はプレス加工に用いる第一型26を支持している。第一型26を支持する側とは反対側においては、ボールねじ装置33がスライド24に連結されている。このボールねじ装置33はベルト/プーリ装置34を介して第一サーボモータ38の出力軸に連結されている。このような機構によって、スライド24はボルスタ15に支持された第二型27に対し、プレス加工に要求される速度で接近又は離反する方向へ移動する。
本発明に基づくダイクッション機構20は、スライド24の動作に対応してボルスタ15の下面に対して垂直方向に摺動するクッションパッド16と、クッションパッド16を昇降させる第二サーボモータ18とを含んでいる。クッションパッド16の頂面から延びる複数のクッションピン31はボルスタ15の孔を通ってボルスタ15から突出している。被加工ワーク35はクッションピン31の先端に支持されている。
クッションパッド16は、第二型27に関連して配置され、ボールねじ装置17を介して、第二サーボモータ18の出力軸に接続されている。スライド24(又は第一型26)は、型閉め方向へ移動する間に、所定位置に待機していたクッションパッド16に直接又は間接に衝突する。そして通常は、型閉め(成形)を経て型開きに至るまで、クッションパッド16がスライド24に所要の力(圧力)Fを加えながらスライド24と共に移動するように構成されている。なお、本願明細書においては、クッションパッド16およびこれに関連する部材を適宜、ダイクッションと呼ぶことにする。
このような動作は本発明に基づくプレス機械の制御装置10により行われている。プレス機械の動作時には、制御装置10によって、第一サーボモータ38が回転して、スライド24が下降する。このため、第一型26が被加工ワーク35を介して複数のクッションピン31を押圧する。これにより、クッションパッド16が下方に押される。
一方、制御装置10によって、クッションパッド16の下降動作に応じて、第二サーボモータ18がクッションパッド16を下降させるよう回転する。クッションパッド16に作用する力(圧力)が大きくなると、クッションピン31がさらに下降し、被加工ワーク35がスライド24の第一型26とボルスタ15の第二型27との間で把持されてプレス加工される。このとき、ボルスタ15はスライド24によってわずかながら下降する。次いで、スライド24がその下死点に到達すると、スライド24は上昇開始し、他の部材も初期位置まで戻ってプレス加工が終了する。
このように、制御装置10は第一サーボモータ38および第二サーボモータ18を制御してクッションパッド16とスライド24との間に相関的な圧力(すなわち力F)を生じさせている。図1から分かるように、この圧力(すなわち力F)を検出する力検出部21は制御装置10に接続されている。第一サーボモータ38の回転速度をスライド24の速度Dv’として検出する速度検出部32が制御装置10に接続されている。同様に、第二サーボモータ18の回転速度をダイクッションの速度検出値Dvとして検出する速度検出部22も制御装置10にそれぞれ接続されている。これら速度検出部22、32はスライド速度およびダイクッション速度をそれぞれフィードバック制御するのに用いられる。
図1に示されるように、位置検出部25が支持部12に隣接して配置されており、この位置検出部25も制御装置10に接続されている。位置検出部25はダイクッション20の鉛直方向位置、特にクッションパッド16の鉛直方向位置を検出すると共にスライド24の位置も検出することができる。つまり、位置検出部25はダイクッション位置検出部およびスライド位置検出部としての役目を果たしうる。なお、力検出部21は公知の力覚センサを、速度検出部22、32は公知のエンコーダを、位置検出部25は公知のリニアスケールを、それぞれ採用することができる。
図示しない実施形態においては、ダイクッションの鉛直方向位置を検出するための専用の位置検出部(図示しない)およびスライド24の鉛直方向位置を検出するための専用の位置検出部(図示しない)を別途設けるようにしてもよい。
図2は、本発明の第一の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。図2に示されるように、第一の実施形態に基づく制御装置10は、位置制御部92と力制御部94とを含んでいる。
図示されるように位置制御部92は、ダイクッション位置指令値Cxを指令するダイクッション位置指令部61と、ダイクッション位置検出値Dxを検出するダイクッション位置検出部25とに接続されている。位置制御部92は、ダイクッション位置指令値Cxと位置フィードバックで用いられるダイクッション位置検出値Dxとから位置制御速度指令値Cv1を作成する。
さらに、力制御部94は、ダイクッション20とスライド24との間に作用する力Fの力指令値Cfを指令する力指令部62と、この力Fの力検出値Dfを検出する力検出部21とに接続されている。力制御部94は、力指令値Cfと力フィードバックで用いられる力検出値Dfとから力制御速度指令値Cv2を作成する。なお、位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2は第二サーボモータ18の回転速度に関する速度指令値であるものとする。
また、図面には示さないものの、制御装置10には、ダイクッション機構の動作に応じて力制御有効信号が適宜入力される。この力制御有効信号はスライド24とダイクッション20とが衝突する前にON状態となり、スライド24とダイクッション20とが型開き後に離間したときにOFF状態になる。前述した位置制御部92における位置制御速度指令値Cv1および力制御部94における力制御速度指令値Cv2は、力制御有効信号がON状態であるときに作成される。
図示されるように、位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2は比較演算部95に入力される。比較演算部95においては、これら位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2のうちの下向きの大きさ、つまりスライドがクッションパッドに向かって下降する方向への速度の大きさが比較される。そして、例えば位置制御速度指令値Cv1の方が大きいと判定された場合には位置制御部92の位置制御速度指令値Cv1が選択されるように切替えられる。一方、力制御速度指令値Cv2の方が大きいと判定された場合には力制御部94の力制御速度指令値Cv2が選択されるように切替えられる。なお、図面には示さないものの、制御装置10は従来技術と同様な切換器930も備えており、この切替動作は切換器によって行われるものとする。
選択された位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2のうちの一方は、比較演算部95を通じて制御装置10の電流指令作成部65に入力される。図示されるように、電流指令作成部65には、ダイクッション速度検出部22により検出されたダイクッション速度検出値Dvも入力される。電流指令作成部65は、位置制御速度指令値Cv1および力制御速度指令値Cv2のうちの一方とダイクッション速度検出値Dvとに基づいて第二サーボモータ18の電流指令値Ciを作成する機能を備えている。
制御装置10は、さらに、スライド24とダイクッション20とが衝突したか否かを判定する衝突検出部66と、これらが衝突してからの経過時間Tを計測するタイマ67も含んでいる。これら衝突検出部66およびタイマ67は電流指令作成部65に接続されている。
以下、図3を参照しつつ、本発明の第一の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を説明する。図3に示される動作プログラム110のステップ111においては、力制御有効信号がON状態であるか否か、つまりスライド24とダイクッション20とが衝突する前であるか否かが判定される。
力制御有効信号がON状態である場合には、ステップ112に進み、衝突検出部66によってスライド24とダイクッション20との間の衝突が検出されたか否かが判定される。衝突検出部66による衝突判定手法については後述する。ステップ112においてスライド24とダイクッション20とが衝突していないと判定された場合にはステップ115に進む。
ステップ115においては、現在の制御が位置制御部92による位置制御であるか、あるいあは力制御部94による力制御であるかが判定される。位置制御である場合にはステップ116に進む。この場合には、電流指令作成部65によって、第二サーボモータ18の電流指令値Ciが位置制御速度指令値Cv1とダイクッション速度検出値Dvとに基づいて作成される。
図4(a)は電流指令値Ciのマップを示す図である。図4(a)に示される電流指令値Ciは、位置制御速度指令値Cv1とダイクッション速度検出値Dvとの関数f1として実験等により予め求められ、マップの形で制御装置10の記憶部(図示しない)に記憶されているものとする。電流指令作成部65による電流指令値Ciは、図4(a)に示されるようなマップから求めても良く、また所定の計算式に基づいて算出してもよい。
ステップ116にて電流指令値Ciを作成した後は、最初のステップに再び戻って処理を繰り返す。なお、ステップ111にて力制御有効信号がON状態でないと判定された場合にも、ステップ116において電流指令値Ciが位置制御速度指令値Cv1とダイクッション速度検出値Dvとに基づいて作成される。
一方、ステップ115において力制御であると判定された場合には、ステップ117に進む。この場合には、電流指令作成部65によって、第二サーボモータ18の電流指令値Ciが力制御速度指令値Cv2とダイクッション速度検出値Dvとに基づいて作成される。電流指令値Ciのマップを示す図4(a)と同様な図4(b)には、電流指令値Ciが、力制御速度指令値Cv2とダイクッション速度検出値Dvとの関数f2としてマップの形で示されている。この場合にも、電流指令作成部65による電流指令値Ciは、図4(b)に示されるようなマップから求めても良く、また所定の計算式に基づいて算出してもよい。
ところで、ステップ112において衝突検出部66がスライド24とダイクッション20とが衝突したと判定された場合には、ステップ113に進む。ステップ113においては、タイマ67により計測された衝突後の経過時間Tを検出する。次いで、ステップ117においてこの経過時間Tが所定時間T0以下であるか否かが判定される。
経過時間Tが所定時間T0以下である場合にはステップ118に進む。ステップ118においては電流指令作成部65において電流指令値Ciが電流指令一定値C0として作成される。
ところで、スライド24とダイクッション20とが衝突については、以下の二つの場合がある。第一の場合は、衝突時のショックが小さいために力の発生が遅いのでダイクッション20をスライド24に向かう方向に移動させて押し付ける必要がある場合である。言い換えれば、第一の場合は、力フィードバックの立ち上がりが比較的遅い場合である。
第二の場合は、衝突時のショックを低減するためにダイクッション20をスライドから離間する方向に移動させる場合である。つまり、第二の場合は、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合である。
このため、第一の場合においては、ステップ118における電流指令一定値C0はダイクッション20とスライド24との間に作用する力Fを増加させられるように選択される。これにより、ダイクッション20がスライド24に向かう方向に移動されて力Fが増加するので、力フィードバックの立ち上がりを早くさせられる。
第一の場合における電流指令一定値C0はダイクッション20とスライド24との間に作用する力Fを増加させられる最大値であるのが好ましい。これにより、最大トルクでダイクッションをスライドに向かう方向に移動させられるので、立ち上がりを最大限に早くすることができる。なお、電流指令一定値C0は、略最大値、つまり前述した最大値よりもわずかながら小さい値であってもよく、この場合にも同様な効果が得られる。
一方、第二の場合においては、ステップ118における電流指令一定値C0はダイクッション20とスライド24との間に作用する力Fを低下させられるように選択される。これにより、ダイクッション20がスライド24から離間する方向に移動されて力Fが低下するので、力フィードバックの立ち上がりを遅くさせられる。
第二の場合における電流指令一定値C0はダイクッション20とスライド24との間に作用する力Fを低下させられる最大値であるのが好ましい。これにより、最大トルクでダイクッションをスライドから離間する方向に移動させられるので、立ち上がりを最大限に遅くすることができる。なお、電流指令一定値C0は、略最大値、つまり前述した最大値よりもわずかながら小さい値であってもよく、この場合にも同様な効果が得られる。
ステップ118において電流指令値Ciを作成した後は、最初のステップに再び戻って処理を繰り返すものとする。従って、ステップ114において衝突後の経過時間Tが所定の時間T0よりも大きいと判定されるまでは、電流指令値Ciは電流指令一定値C0とされる。
このように本発明においては、衝突後の所定時間にわたって電流指令値Ciを電流指令一定値C0にしているので、この所定時間においては、位置制御および力制御を用いることなしにダイクッションをスライドに向かう方向またはスライドから離間する方向に移動させられる。従って、力フィードバックの立ち上がりが比較的遅い場合には立ち上がりを可能な限り早くすると共に、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合には立ち上がりを可能な限り遅くすることができる。これにより、力制御の性能が向上し、衝突時のスライド速度を速くする事ができるので、プレス動作の一工程に要する時間を短くでき、結果的に、生産性を向上させられる。
なお、操作者は実験、つまりプレス機械の試し打ちを予め行うことにより、実際に行うプレス動作が第一の場合に該当するのか第二の場合に該当するのかを見極め、このことを制御装置10に事前に設定しておく。あるいは、動作時におけるダイクッション20とスライド24との間の相対速度および力Fの上昇率に応じて、実験などを行うことなしに、第一の場合であるか第二の場合であるかの判断を制御装置10が行うようにしてもよい。
ところで、図3のステップ112において使用される衝突検出部66は、その機能ブロック図である図5に示されるように、スライド24の鉛直方向位置Cyを指令するスライド位置指令部71と、ダイクッションの鉛直方向位置Cxを指令するダイクッション位置指令部61と、スライドの鉛直方向位置Dyを検出するスライド位置検出部25と、ダイクッションの鉛直方向位置Dxを検出するダイクッション位置検出部25と、力Fの検出値Dfを検出する力検出部21とに接続されている。そして、これらスライド位置指令値Cy、ダイクッション位置指令値Cx、スライド位置検出値Dy、ダイクッション位置検出値Dxおよび力検出値Dfは衝突検出部66に入力されるようになっている。
衝突検出部の動作を示すフローチャートである図6(a)から図6(c)を参照して、衝突検出部66の衝突判定について説明する。図6(a)に示されるように、スライド位置指令値Cyとダイクッション位置指令値Cxとを常時比較して、スライド位置指令値Cyとダイクッション位置指令値Cxとが等しい値になったとき(ステップ121)に、ダイクッション20とスライド24とが衝突したと判定(ステップ122)することができる。
また、図6(b)に示されるように、スライド位置検出値Dyとダイクッション位置検出値Dxとを常時比較して、スライド位置検出値Dyとダイクッション位置検出値Dxとが等しい値になったとき(ステップ131)に、ダイクッション20とスライド24とが衝突したと判定(ステップ132)してもよい。
さらに、図6(c)に示されるように、力検出値Dfを所定の値Df0’と比較して、力検出値Dfが所定の値Df0’よりも大きくなったとき(ステップ141)に、ダイクッション20とスライド24とが衝突したと判定(ステップ142)してもよい。これら図6(a)から図6(c)に示した衝突判定手法のいずれを採用して衝突判定するようにしてもよく、また、図示しない他の衝突判定手法を採用してもよい。
図7は、本発明の第二の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。図2に示した第一の実施形態と同じ部材については前述したのと同様であるので説明を省略する。図7に示される第二の実施形態においてはタイマ67が排除されており、また力検出部21により検出された力検出値Dfが電流指令作成部65に入力されるようになっている。
さらに、図8は本発明の第二の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。図8に示されるフローチャートのプログラム210のステップ211、212および215〜218は、図3に示されるプログラム110のステップ111、112および115〜118と同一であるので説明を省略する。
プログラム210のステップ213においては、力検出部21よってダイクッション20とスライド24との間の力の検出値Dfが検出される。次いで、ステップ214において、力検出値Dfが所定の値Df0よりも小さいか否かが判定される。力検出値Dfが所定の値Df0よりも小さい場合には、ステップ218に進む。そして、図3のステップ118と同様に、電流指令作成部65において電流指令値Ciが電流指令一定値C0として作成される。一方、ステップ214において、力検出値Dfが所定の値Df0よりも小さくないと判定された場合にはステップ215に進む。
このような構成の第二の実施形態においても、前述した第一の実施形態と同様な効果が得られるのは明らかであろう。また、第二の実施形態においては衝突後の実際の力検出値Dfを検出しているので、衝突後の時間Tを単に検出する第一の実施形態と比較して、電流指令値Ciを電流指令一定値C0にすべき時間をより正確に制御するのが可能となる。
ところで、電流指令を最大値にしてダイクッションを最大トルクで移動させる場合であっても、ダイクッションは最大速度で移動するとは限らない。従って、以下の実施形態のように、ダイクッションが最大速度で移動するようにサーボモータ18の回転速度を直接的に制御するのが好ましい。
図9は本発明の第三の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。図2に示した第一の実施形態と同じ部材については前述したのと同様であるので説明を省略する。図9に示される制御装置10においては、位置制御部92において位置制御により作成された位置制御速度指令値Cv1と、力制御部94において力制御により作成された力制御速度指令値Cv2とが、速度指令作成部75に入力される。この速度指令作成部75はサーボモータ18の回転速度に関する速度指令値Cvを作成する。
図10は本発明の第三の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。図10に示されるフローチャートのプログラム310のステップ311、312、315は、図2に示されるプログラム110のステップ111、112、115と同一であるので説明を省略する。
プログラム310のステップ315において力制御ではない、つまり位置制御であると判定された場合には、ステップ316に進む。この場合には、速度指令作成部75において、位置制御速度指令値Cv1を速度指令値Cvとして出力する。一方、力制御であると判定された場合には、ステップ317において、力制御速度指令値Cv2を速度指令値Cvとして出力する。
また、第三の実施形態におけるプログラム310のステップ313においては、タイマ67により計測された衝突後の経過時間T1を検出する。次いで、この経過時間T1が所定時間T10以下であるか否かが判定される。
経過時間T1が所定時間T10以下である場合にはステップ318に進む。ステップ318においては速度指令作成部75において速度指令値Cvが速度指令一定値Cv0として作成される。
この速度指令一定値Cv0はダイクッション20がスライド24から離間するように選択される。そして、ステップ318において速度指令値Cvを作成した後は、最初のステップに再び戻って処理を繰り返すものとする。従って、ステップ314において経過時間T1が所定の時間T10よりも大きいと判定されるまでは、速度指令値Cvは速度指令一定値Cv0とされる。
このように本発明においては、衝突後の所定時間にわたって速度指令値Cvを一定(Cv0)にしているので、この所定時間T10においては、位置制御および力制御を用いることなしにダイクッションをスライドから離間する方向に移動させられる。従って、力フィードバックの立ち上がりが比較的早い場合には立ち上がりを遅くすることが可能となる。その結果、力制御の性能が向上し、衝突時のスライド速度を速くする事ができるので、プレス動作の一工程に要する時間を短くでき、結果的に、生産性を向上することも可能である。
なお、所定値Cv0は、ダイクッション20がスライド24から離間する最大速度指令値であるのが好ましく、それにより、力Fが低下するので、力フィードバックの立ち上がりを可能な限り遅くさせられる。特に、第三の実施形態においては、サーボモータの回転速度を直接的に制御しているので、ダイクッションを最大速度で移動させることも可能である。なお、電流指令一定値C0は、略最大値、つまり前述した最大値よりもわずかながら小さい値であってもよく、この場合にも同様な効果が得られる。
図11は本発明の第四の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。タイマ67が排除されていることを除けば、図7に示されるブロック図と同様である。
さらに、図12は本発明の第四の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。図12に示されるフローチャートのプログラム410のステップ411、412、415、および416から418は、図10に示されるプログラム310のステップ311、312、315および316から318と同一であるので説明を省略する。
プログラム410のステップ413においては、力検出部21よってダイクッション20とスライド24との間の力の検出値Dfが検出される。次いで、ステップ414において、検出された力検出値Dfが所定の値Df10よりも小さいか否かが判定される。力検出値Dfが所定の値Df10よりも小さい場合には、ステップ418に進む。そして、図3のステップ118と同様に、速度指令作成部75において速度指令値Cvが速度指令一定値Cv0として作成される。
このように第四の実施形態においても、前述した第三の実施形態と同様な効果が得られるのは明らかであろう。また、第四の実施形態においては衝突後の実際の力検出値Dfを検出しているので、衝突後の時間Tを単に検出する第三の実施形態と比較して、速度指令値Cvを速度指令一定値Cv0にすべき時間をより正確に制御するのが可能となる。なお、前述した実施形態のいくつかを適宜組み合わせることは本発明の範囲に含まれるものとする。
本発明に基づく制御装置を備えたプレス機械のダイクッション機構の基本構成を示す模式図である。 本発明の第一の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第一の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。 (a)電流指令値Ciのマップを示す図である。(b)電流指令値Ciのマップを示す他の図である。 衝突検出部の詳細を示す機能ブロック図である。 (a)衝突検出部の動作を示すフローチャートである。(b)衝突検出部の動作を示す他のフローチャートである。(c)衝突検出部の動作を示すさらに他のフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第二の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第三の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施形態に基づくダイクッション機構の制御装置を示す機能ブロック図である。 本発明の第四の実施形態に基づくダイクッション機構の動作を示すフローチャートである。 従来技術のダイクッション機構の制御装置の機能ブロック図である。
符号の説明
10 制御装置
11 ベース
12 支持部
13 ダンパ
15 ボルスタ
16 クッションパッド
17 装置
18 サーボモータ
20 ダイクッション
21 力検出部
22 ダイクッション速度検出部
24 スライド
25 スライド位置検出部
25 ダイクッション位置検出部
31 クッションピン
61 ダイクッション位置指令部
62 力指令部
65 電流指令作成部
66 衝突検出部
67 タイマ
71 スライド位置指令部
75 速度指令作成部
92 位置制御部
94 力制御部
Cf 力指令値
Ci 電流指令値
Cv0 速度指令一定値
Cv1 位置制御速度指令値
Cv2 力制御速度指令値
Cv 速度指令値
Cx ダイクッション位置指令値
Cy スライド位置指令値
C0 電流指令一定値
Df 力検出値
Dv ダイクッション速度検出値
Dx ダイクッション位置検出値
Dy スライド位置検出値
T、T1 経過時間

Claims (10)

  1. サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、
    前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、
    前記サーボモータの電流指令を作成する電流指令作成手段とを具備し、
    前記電流指令作成手段により作成される電流指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから所定の時間にわたって一定値であるようにした制御装置。
  2. サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、
    前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、
    前記サーボモータの電流指令を作成する電流指令作成手段と、
    前記ダイクッションと前記スライドとの間に生じている力を検出する力検出手段とを具備し、
    前記電流指令作成手段により作成される電流指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから前記力検出手段により検出された前記力の検出値が所定の値になるまでの時間にわたって一定値であるようにした制御装置。
  3. 前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を増加させられるように選択される請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を増加させられる最大値または略最大値である請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を低下させられるように選択される請求項1または2に記載の制御装置。
  6. 前記電流指令の前記一定値は、前記ダイクッションと前記スライドとの間の前記力を低下させられる最小値または略最小値である請求項5に記載の制御装置。
  7. サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、
    前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、
    前記サーボモータの速度指令を作成する速度指令作成部とを具備し、
    前記速度指令作成手段により作成される速度指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから所定の時間にわたって一定値であるようにした制御装置。
  8. サーボモータを使用してプレス機械のスライドに対して力を生じさせるダイクッション機構の制御装置において、
    前記スライドと前記ダイクッションとが衝突したのを検出する衝突検出手段と、
    前記サーボモータの速度指令を作成する速度指令作成手段と、
    前記ダイクッションと前記スライドとの間に生じている力を検出する力検出手段とを具備し、
    前記速度指令作成手段により作成される速度指令は、前記衝突検出手段が衝突を検出したときから前記力検出手段により検出された前記力の検出値が所定の値になるまでの時間にわたって一定値であるようにした制御装置。
  9. 前記速度指令の前記一定値は、前記ダイクッションが前記スライドから離間するように選択される請求項7または8に記載の制御装置。
  10. 前記速度指令の前記一定値は、前記ダイクッションが前記スライドから離間する最大速度指令値または略最大速度指令値である請求項9に記載の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007253212A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Komatsu Sanki Kk プレス機械のダイクッション制御装置
WO2008123584A1 (ja) 2007-04-04 2008-10-16 Sony Corporation 生体認証装置
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