JP2011181927A - 偏波ホールバーニングを軽減させるシステム及び方法 - Google Patents

偏波ホールバーニングを軽減させるシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光通信システム内の偏波ホールバーニングの影響を軽減するシステムを提供する。
【解決手段】 当該システムは、1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号と、該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べるよう構成された測定モジュールと、前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成するよう構成されたゴースト・チャネル生成モジュ―ルと、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、概して光通信ネットワークの分野に関し、より詳細には偏波ホールバーニングの影響の軽減に関する。
本発明は、更に、偏波ホールバーニングの影響の軽減のためのゴースト・チャネルの選択の管理に関する。
本発明は、更に、偏波ホールバーニングの影響の軽減のためのゴースト・チャネルの選択に関する。
本発明は、更に、偏波ホールバーニングの影響の軽減のためのゴースト・チャネルの選択の最適化に関する。
通信ネットワークは、該ネットワークを通じてパケットをルーティングするノードの経路を有する。光増幅器は、光ネットワークの運用可能な距離を増大するために光信号を増幅することにより、これらのネットワーク内で重要な機能を果たす。幾つかの構成では、光通信ネットワークの効率は、偏波ホールバーニングとして知られる影響により危うくなる。
長距離に渡り動作するよう設計された光通信システムは、システムの動作効率を低減させる複数の偏光に依存する影響に苦しみうる。偏波ホールバーニング(PHB)は、これらの現象のうちの1つである。PHBは、通信システム内で信号強度を増幅するために用いられるエルビウム・ドープ・ファイバ増幅器(EDFA)のような希土類ドープ光ファイバ増幅器の性能を著しく低下させうる。
PHBは、強く偏光された光信号がEDFAに入射されるときに生じる。この強い信号は、増幅器の異方性飽和を引き起こしうる。この飽和の影響は、EDFAの母集団反転動作に関連し、飽和信号と同一の偏波状態(SOP)を有する光に対するEDFAの利得を低下させる。従って、PHBは、飽和信号と直交するSOPを有する信号が、飽和信号の利得より大きい利得を有するようにさせる。
結果として、飽和信号と直交するSOP内の増幅された自然放出(ASE)雑音は、飽和信号のSOP内よりも速く累積されうる。飽和で又は飽和近くで動作する一連のEDFAを利用する通信システムでは、ASE雑音は、各増幅器段で累積しうる。雑音はシステムの進路に渡り蓄積されるので、飽和信号と直交するSOPを有する信号の信号対雑音比(ANR)は、許容できないレベルまで上昇しうる。従って、このような場合のSNRは、受信したデータ・ストリーム内に誤りを引き起こしうる。従って、増幅された光システム内のPHBの影響を軽減することが望ましい。
望ましくないPHBの影響の一因は、利得圧縮をもたらす方法でEDFAを動作させることである。利得圧縮(「Cp」)は、増幅器の非飽和利得(「Go」又は低電力信号で動作するときの利得)と、増幅器の飽和動作利得(「G」)との差の指標である。動作利得は、次のように飽和出力電力(「So」)と飽和信号の入力電力(「Si」)との間の差を取ることにより、デシベルで測定できる。
G=So−Si
対応する利得圧縮は、非飽和利得と飽和動作利得との間の差として計算されうる。
Cp=Go−G
飽和信号と直交するSOPの利得は、飽和信号と直交する入力信号を有するプローブ信号を用いて、該プローブ信号の入力電力(「Pi」)及び出力電力(「Po」)を測定することにより、測定されうる。
Po−Pi=G+ΔG
上式中の「ΔG」は、飽和信号と直交するSOPのPHBの量を表す。これは、増幅器を飽和信号で動作させた結果である。増幅器の利得圧縮が増すにつれ、PHBの量及び影響も増大する。例えば、約3dBの利得圧縮で動作する単一のEDFAは、約0.08dBのPHBを生成しうる。しかしながら、該EDFAが更なる飽和状態で動作するとき、Cp=9−10dBで、PHBは約0.2dBまで上昇しうる。
PHBの程度は、飽和信号の偏波の程度のような他の要因によっても影響されうる。信号のSOPが時間を経て変化する場合、PHBの影響は低減されうる。
単一のEDFAに対するPHBの影響は小さいが、これらの影響は、一連のEDFAを一緒に連ねる通信システム内で深刻に合成されうる。多数の装置が、光通信システム内のPHBの影響を低減するために提案されてきた。しかしながら、このような装置は、任意のチャネル負荷、費用と実装の困難、及び希土類ドープ・ファイバ増幅器の固有の安定性特性に対応できないというような欠点に苦しみ続けている。
本発明によると、光増幅器内の偏波ホールバーニングの影響を軽減する従来技術に関連する不利点及び問題が低減又は除去されうる。
本発明の一実施形態によると、光通信システム内の偏波ホールバーニングの影響を軽減するシステムが提供される。 当該システムは、1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号と、該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べるよう構成された測定モジュールと、前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成するよう構成されたゴースト・チャネル生成モジュ―ルと、を有する。
本発明の一実施形態によると、光通信システム内のゴースト・チャネルの選択を管理するシステムが提供される。当該システムは、前記光通信システム内のノードの第1の段の光通信チャネルの有効性を示す1又は複数の第1のデータ値を集めるよう構成された構成要素と、前記光通信チャネルの光パワー・レベルを示す1又は複数の第2のデータ値を集めるよう構成された構成要素と、前記ノードの第2の段へ前記第1及び第2のデータ値を送信するよう構成された構成要素と、前記第1の段で、前記第1及び第2のデータ値を受信するよう構成された構成要素と、前記第1の段で、前記第1の段及び前記第2の段の前記第1及び第2のデータ値を統合するよう構成された構成要素と、を有する。
本発明の別の実施形態によると、光通信システム内のゴースト・チャネルの選択を管理する方法が提供される。当該方法は、前記光通信システム内のノードの第1の段の光通信チャネルの有効性を示す1又は複数の第1のデータ値を集める工程と、前記光通信チャネルの光パワー・レベルを示す1又は複数の第2のデータ値を集める工程と、前記ノードの第2の段へ前記第1及び第2のデータ値を送信する工程と、前記第1の段で、前記第1及び第2のデータ値を受信する工程と、前記第1の段で、前記第1の段及び前記第2の段の前記第1及び第2のデータ値を統合する工程と、を有する。
本発明の一実施形態によると、光通信システム内のゴースト・チャネルを選択するシステムが提供される。当該システムは、前記光通信システムのノード内の光通信チャネルを検査するよう構成された構成要素と、前記光通信システムの隣接チャネルを検査するよう構成された構成要素と、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定するよう構成された構成要素と、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じない場合、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されているか否かを決定するよう構成された構成要素と、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されていない場合、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして選択するよう構成された構成要素と、を有する。
本発明の別の実施形態によると、光通信システムのノード内の偏波ホールバーニングの影響を軽減するためにゴースト・チャネルを選択する方法が提供される。当該方法は、前記光通信システムのノード内の光通信チャネルを検査する工程と、前記光通信システムの隣接チャネルを検査する工程と、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定する工程と、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じない場合、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されているか否かを決定する工程と、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されていない場合、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして選択する工程と、を有する。
本発明の一実施形態によると、光通信システムのノード内の偏波ホールバーニングの影響を軽減するためにゴースト・チャネルの選択を最適化するシステムが提供される。当該システムは、制御部を有し、前記制御部は、ゴースト・チャネルとしての使用のために前記ノード内の光通信チャネルを特定し、前記ノード内の前記光通信チャネルを伝達する第1の段のセットを特定し、前記第1の段のセット内で、有効なチャネルである前記光通信チャネルを有する段を有する第2の段のセットを特定し、前記第1の段のセット内で、十分に強力な前記光通信チャネルを有する段を有する第3の段のセットを特定し、少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから前記ゴースト・チャネルを発信するために第1の段を選択する、よう構成される、ことを特徴とする。
本発明の別の実施形態によると、光通信システムのノード内の偏波ホールバーニングの影響を軽減するためにゴースト・チャネルの選択を最適化する方法が提供される。当該方法は、ゴースト・チャネルとしての使用のために前記ノード内の光通信チャネルを特定する工程と、前記ノード内の前記光通信チャネルを伝達する第1の段のセットを特定する工程と、前記第1の段のセット内で、有効なチャネルである前記光通信チャネルを有する段を有する第2の段のセットを特定する工程と、前記第1の段のセット内で、十分に強力な前記光通信チャネルを有する段を有する第3の段のセットを特定する工程と、少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから前記ゴースト・チャネルを発信するために第1の段を選択する工程と、を有する。
本発明の特定の実施形態は、1つ以上の技術的利点を提供しうる。一実施形態の技術的利点は、適切な隣接チャネルからのゴースト・チャネルの選択が、隣接ゴースト・チャネルを有する信号の信号対雑音比を向上させうることである。幾つかの実施形態では、許容可能な低いレベルの帰還の危険性を有する隣接チャネルの選択は、偏波ホールバーニングを軽減するための実装の価格を低下させうる。
一実施形態の技術的利点は、通信システムのノードの適切な段からのゴースト・チャネルの選択及び最適化が、隣接ゴースト・チャネルを有する信号の信号対雑音比を向上させうることである。幾つかの実施形態では、十分に有効な、新鮮な及び/又は強力な段のセットからの選択は、偏波ホールバーニングを軽減するための高品質な実装を提供しうる。
一実施形態の技術的利点は、通信システムの段の適切な段からのゴースト・チャネルの選択及び最適化が、隣接ゴースト・チャネルを有する信号の信号対雑音比を向上させうることである。幾つかの実施形態では、十分に有効な、新鮮な及び/又は強力な段のセットからの選択は、偏波ホールバーニングを軽減するための高品質な実装を提供しうる。
本発明の特定の実施例は、上述の技術的利点の何れも有さないか又はいくつか若しくは全てを有してよい。1つ以上の他の技術的利点は、本願明細書に含まれる図、説明、及び請求項から当業者に直ちに明らかであろう。
本開示の特定の実施形態による光通信ネットワーク・システムを図示する。 本開示の特定の実施形態による複数の段を有するノードを示す。 本開示の特定の実施形態による、片側をゴースト・チャネルにより囲まれたトラフィック・チャネルのグラフを示す。 本開示の特定の実施形態による、ゴースト・チャネルを生成する光増幅方式を示す。 本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減する方法の一実施形態を説明するフローチャートである。 本開示の特定の実施形態による、ノードの段に入力するチャネルの有効性に関する情報を格納するテーブルを示す。 本開示の特定の実施形態による、特定の段のノードに入力するチャネルの有効性及び信号強度に関する情報を格納するテーブルを示す。 本開示の特定の実施形態による、ノードの他の段から受信された統合された情報を表す一連のテーブルを示す。 本開示の特定の実施形態による、ノードの段に対する現在のゴースト・チャネル負荷に関する情報を格納するテーブルを示す。 本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するときの、ゴースト・チャネルの選択を管理する方法の一実施形態を説明するフローチャートである。 本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するときに用いられる、ゴースト・チャネルを選択する方法の一実施形態を説明するフローチャートである。 本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために、適切なゴースト・チャネルを選択するノードの段を選択する方法の一実施形態を説明するフローチャートである。 本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために、ゴースト・チャネルの選択ルーチンを最適化する方法の一実施形態を説明するフローチャートである。
本発明並びにその特徴及び利点のより完全な理解のため、添付の図と共に以下の説明を参照する。
本発明の実施形態及びそれらの利点は、図1乃至13を参照することにより最も理解される。図中の類似の参照番号は類似の部分を表す。
図1は、本開示の特定の実施形態による光通信ネットワーク・システムを示す。光ネットワーク・システム10は、ネットワーク・ノード22のような構成要素を有する。通常、ネットワーク・ノード22は、該ネットワーク・ノードの動作を実行する構成要素の如何なる適切な構成を有してもよい。例として、ネットワーク・ノードは、ロジック、インタフェース、メモリ、他の構成要素又はこれらの如何なる適切な組み合わせを有してもよい。「ロジック」はハードウェア、ソフトウェア、他のロジック又はそれらの如何なる適切な組合せを表してもよい。特定のロジックは、装置の動作を管理してもよく、例えばプロセッサを有してもよい。「プロセッサ」は、命令を実行しデータを操作し動作を実行する如何なる適切な装置を表してもよい。
「インタフェース」は、ネットワーク・ノードへの入力を受信し、ネットワーク・ノードからの出力を送信し、入力又は出力又はその両方の適切な処理を実行し、又はそれらの如何なる組合せを行うようにされ、及び1又は複数のポート、変換ソフトウェア又はその両方を有するネットワーク・ノードのロジックを表してもよい。
「メモリ」は、情報を格納し読み出しを助けるようにされたロジックを表してもよく、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気ドライブ、ディスク・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)ドライブ、デジタル・ビデオ・ディスク(DVD)ドライブ、取り外し可能な記憶媒体、如何なる他の適切なデータ記憶媒体、又はそれらの如何なる組合せを含んでもよい。
ネットワーク・システム10は、光信号のような信号を通じて情報を通信する。例として、光信号は、周波数が約1550ナノメータであり、データ・レートが毎秒10、20、40、又は40より高いギガビット毎秒であってもよい。
図示された実施形態によると、ネットワーク・システム10は1又は複数のネットワークを有してもよい。ネットワークは、図1に示されたようなメッシュ・トポロジ又は線若しくはリング・トポロジのような如何なる他の適切なトポロジ内のファイバ26により結合されたノード22を有してもよい。
図2を参照して以下に詳細に説明されるように、ネットワーク・システム10の構成要素は、光ファイバ26により共に結合され、1又は複数の再構成可能な光アッド/ドロップ・マルチプレクサ(ROADM)、1又は複数の増幅器、及び1又は複数のスプリッタを有してもよい。ネットワーク・システム10は、如何なる光通信ネットワーク又は如何なる他の適切なネットワーク又はネットワークの組合せの中で用いられてもよい。光ファイバ26は、単一モード・ファイバ(SMF)、拡張大有効面積ファイバ(E−LEAF)又はTrueWave(登録商標)低スロープ(TW−RS)ファイバのような如何なる適切な種類のファイバを有する。
所与のトポロジで、各ノードは、関連する数の「段」を有する。ノード22の段の数は、ノード22に入射するリンクの数であるよう定められてもよい。図示された実施形態では、4個のノード22を有するメッシュ・トポロジの一部が示される。各ノード22は、4個の段を有する。つまり、3つのリンクがネットワーク・システム10の他のノード22に入射され、1つのリンクがネットワーク・システム10の残りの部分に入射される。段の数は、特定のトポロジ及び実装の選択に依存して、如何なる数であってもよい。
幾つかの実施形態では、ネットワーク・システム10は、各入力信号を特定の「チャネル」又は搬送波波長に割り当てるよう設計されてもよい。割り当てられたチャネル及び波長の数は、選択された実装に依存して変化してもよい。説明のための例として、ネットワーク・システム10は、1550nmの波長帯で88個のチャネルを伝達し、チャネル分離は50GHz(〜1.4nm)であってもよい。つまり、ネットワーク・システム10は、1528.77nm(196.1THz)乃至1563.45nm(191.75THz)の間の搬送波波長で情報を通信する可能性がある。幾つかの実施形態では、ネットワーク・システム10は、如何なるチャネルも同時に使用されない又は一部の若しくは全てのチャネルが同時に使用されるような設計の必要性に依存して、入力信号を種々の波長に動的に割り当てる幾つかの手段を有してもよい。
単一の光経路の複数のチャネルを介して情報を通信する処理は、光学的に、波長分割多重方式(WDM)と称される。高密度波長分割多重方式(DWDM)は、ファイバに、通常40より多い多くの(高密度の)数の波長を多重することを表す。WDM、DWDM又は他の複数波長伝送技術は、光ファイバ当たりの総計帯域幅を増大させるために、光ネットワークで利用される。WDM又はDWDM無しでは、ネットワーク内の帯域幅はたった1つの波長のビット・レートに限られてしまうだろう。より広い帯域幅では、光ネットワークは、より大量の情報を伝送できる。再び図1を参照すると、ネットワーク・システム10は、WDM、DWDM又は特定の他の適切な複数チャネル多重化技術を用いて異なるチャネルを伝送し、及び多重化波長40を増幅するよう動作可能である。
図2は、本開示の特定の実施形態による複数の段200を有するノード22を示す。図では、4つの段200が示されるが、所与の構成内により多くの又は少ない段200が存在してもよい。ノード22の各段200は、スプリッタ202、波長選択スイッチ(WSS)204、光チャネル・モニタ(OCM)208、及び1又は複数の増幅器206を有してもよい。動作中、ノード22の段200は、多重化波長40をノード22の他の段200、別のノード22、又はネットワーク・システム10の特定の他の部分から受信する。ノード22の段200に入力する多重化波長40を有するチャネルは、ノード22の段200を出る前に、アッド、ドロップ及び/又は増幅されてもよい。
増幅器206は、多重化波長40を増幅するために用いられてもよい。増幅器206は、特定長のファイバ26の前及び/又は後に置かれてもよい。増幅器206は、光信号を増幅する光中継器を有してもよい。この増幅は、光−電気又は電気−光変換を行わずに実行されてもよい。幾つかの実施形態では、増幅器206は、希土類元素をドープされた光ファイバを有してもよい。信号が光ファイバを通過するとき、光ファイバのドープされた部分の原子を励起するために外部エネルギが印加され、光信号の強度を増大させる。例として、増幅器206は、エルビウム・ドープ・ファイバ増幅器(EDFA)を有してもよい。しかしながら、如何なる他の適切な増幅器206が用いられてもよい。図示された実施形態では、ノード22の各段200は、増幅器カード212に複数の増幅器206を有する。また幾つかの実施形態では、図6−10に関して以下に詳細に説明されるように、増幅器カード212は、多重化波長40に関する情報を集めるよう構成されてもよい。図は各段200が自身の増幅器カード212を有するように示しているが、ノード22又は複数のノード22の幾つか又は全ての段200のために単一の増幅器カード212が存在してもよい。
多重化波長40の光強度が特定点に達したとき、増幅器206は、自身の最大線形応答に達しうる。この点を過ぎると、増幅器206は、非線形に(「飽和している」と表される)動作しうる。これらのレベルで、多重化波長40は、「飽和信号」として表されてもよい。増幅器206は、飽和信号を供給されるとき、偏波ホールバーニング(PHB)のような多大な特定の悪影響を経験しうる。PHBは、飽和信号と同一のSOP内の増幅された自然放出雑音と、飽和信号と直交するSOP内の増幅された自然放出雑音との量に差を生じるよう動作しうる。この差は、信号対雑音比の全体的な減少をもたらす。更に、減少の大きさは、飽和信号の偏波状態及び経時変化に依存する。これは、後のノード22における信号品質の低下及び経時変化する信号品質の低下の両方をもたらしうる。PHBの影響は、図3−13を参照して以下に詳細に記載されるように、ネットワーク・システム10内に存在する増幅された自然放出(ASE)雑音から精製されたゴースト・チャネルの使用を通じて軽減されうる。増幅の後、必要ならば、次に多重化波長40はスプリッタ202を通ってもよい。
スプリッタ202は、多重化波長40の複数の複製をノード22の他の構成要素に又はネットワーク・システム10の他のノード22に送る前に、多重化波長40を(より大きい又は小さい大きさで)再生するよう構成される如何なる装置又は装置の構成要素を有してもよい。多重化波長40のこのような複製の1つは、WSS204に渡されてもよい。WSS204は、ノード22の他の段200又はネットワーク・システム10の他のノード22から送信された入力多重化波長40の構成チャネルを受信、結合、アッド、ドロップ及び/又は増幅するよう構成される如何なる装置又は装置の構成要素を有してもよい。幾つかの実施形態では、図3−5を参照して以下に詳細に記載されるように、WSS204は、ゴースト・チャネルを生成し及び/又は前に生成されたゴースト・チャネルを増幅若しくは減衰するよう構成されてもよい。
OCM208は、多重化波長40を有する個々の光チャネルの光パワーに関する情報を提供するよう動作する如何なる構成要素又は構成要素のセットを有してもよい。幾つかの実施形態では、OCM208は、富士通のFlashwave7500ROADM及びFlashwave9500ROADMに見られるようなスイッチ・カード214の統合された部分であってもよい。他の実施形態では、OCM208は、独立型構成要素であってもよい。或いは、OCM208の機能は、WSS204又はノード22の如何なる他の適切に構成された構成要素により実行されてもよい。動作中、OCM208は、PHBの影響を軽減するためのゴースト・チャネルの適切な生成、選択、管理及び最適化のために、少なくとも信号成分のチャネルの光パワーの情報をノード22の他の構成要素に提供する目的で、該光パワーを測定してもよい。図6−10を参照して以下に詳細に記載されるように、スイッチ・カード214又はスイッチ・カード214の構成要素は、スプリッタ202、WSS204、OCM208又は段200の現在のゴースト・チャネル負荷に関する情報の保守のような如何なる他の必要な機能を提供するよう構成されてもよい。
図3は、本開示の特定の実施形態による、片側をゴースト・チャネル302により囲まれたトラフィック・チャネル304のグラフ300を示す。図示された実施形態では、トラフィック・チャネル304及びゴースト・チャネル302は、特定の波長及び特定の振幅で示される。トラフィック・チャネル304及びゴースト・チャネル302のこれら及び他の特定の特性は、単に説明のためであり、如何様にも本開示の範囲を制限するものではない。
幾つかの実施形態では、ノード22は、トラフィック・チャネル304を囲むゴースト・チャネル302を生成するよう構成された特定のモジュールを有する。これらのゴースト・チャネル302は、有害なPHBの影響を低減するよう動作しうる。ゴースト・チャネル302は、通常、如何なる信号情報も伝送することのない、ネットワーク・システム10の通信チャネルを通じた光エネルギの伝搬を表す。ゴースト・チャネル302は、増幅及び/又は伝搬を必要とする他のチャネルのように扱われてもよいが、信号情報を伝達しない。
図4を参照して以下に詳細に記載されるように、ゴースト・チャネル302は、トラフィック・チャネル304の又はその近くの光強度を有するよう増幅される。トラフィック・チャネル304は、所与の瞬間に自身の搬送波波長で情報を伝達する複数チャネル光信号内のチャネルである。ゴースト・チャネルの生成、選択、管理及び最適化は、図4−13を参照して以下に詳細に記載される。
幾つかの実施形態では、トラフィック・チャネル304は、片側に1つのゴースト・チャネル302のみを有してもよい。幾つかの実施形態では、2、4又はネットワーク・システム10の現在の容量より少ない如何なる数のゴースト・チャネルが存在してもよい。幾つかの構成では、より多い数のゴースト・チャネル302の使用により、ネットワーク・システム10内の帰還ループの可能性を生じてもよい。所与の実装は、ゴースト・チャネル302(及び対応するPHBの影響の減少)の要求と、帰還を回避する要求との平衡を保ってもよい。
所与のチャネルは、1又は複数の「隣接」チャネルを有してもよい。隣接チャネルは、通常、所与のチャネルの特定の波長距離内にあるチャネルとして定められる。例えば、ネットワーク10が50GHz(〜0.4nm)のチャネル分離を実装する場合、1544.92nm及び1545.72nmにおけるチャネルは、1545.32nmにおけるチャネルの隣接チャネルである。他の実施形態では、近隣チャネルは、システムの(信号干渉の怖れ、選択された搬送波波長の固有特性のような)設計基準に依存して、チャネル間隔帯域幅(例えば、説明のための例では50GHz)の2倍に等しい光帯域幅の範囲内であると定められてもよい。近隣チャネルは、信号チャネルを「囲む」とも言われる。
PHBの影響は、特定のトラフィック・チャネル304が他のトラフィック・チャネル304から隔離している状況で最も深刻になりうる。ネットワーク・システム10が全能力で動作し、全てのチャネルが同時に情報を伝達している場合、各動作チャネルは、他の動作チャネルにより囲まれる。このような例では、囲んでいるチャネルは、如何なる所与のチャネルのPHBの影響も軽減するよう機能する。しかしながら、ネットワーク・システム10がこのような全能力で動作することは滅多にない。屡々、一定の割合の通信チャネルだけが、任意の時間に情報を伝達する。
幾つかの従来の解決策は、通信信号のSOPをランダムに回転させ、PHBの影響が任意の特定の偏波状態で深刻にならないようにする。しかしながら、このような解決策は、実装するのに非常に高い費用がかかり、飽和信号のSOPを回転するために選択された実装に依存して、ネットワーク・システム10全体のチャネルの動的負荷を上手く処理できない(情報伝達チャネルの数と同一性とが時間と共に変化する状況)。このような状況では、PHBの影響は、通信チャネルをゴースト・チャネルで囲むことにより軽減されうる。
幾つかの実施形態では、トラフィック・チャネル304は、十分近くに別のトラフィック・チャネル304を有さない場合には、ゴースト・チャネルにより囲まれてもよい。この決定は、一式の所定のルールに従い行われてもよい。例えば、第1の光信号で、次に近い光信号が20チャネルより離れている場合、該第1の光信号は、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために付随するゴースト・チャネルを必要としてもよい。信号が隔離しているほど、ゴースト・チャネルの必要性は強い。以下は、所与のトラフィック・チャネル304(λiにより表される)に対してゴースト・チャネルを生成することが望ましい状況の例である。
Figure 2011181927
λi−1、λi+1は、λに隣接するチャネルであり、Nはある範囲内で伝搬するチャネルの総数である。
Figure 2011181927
λi−1、λi+1は、λに隣接するチャネルであり、Nはある範囲内で伝搬するチャネルの総数である。
Figure 2011181927
λi−1、λi+1はλに隣接するチャネルであり、λ、λi+2はλi+1に隣接するチャネルであり、Nはある範囲内で伝搬するチャネルの総数である。
Figure 2011181927
λi−1、λi+1はλに隣接するチャネルであり、λ、λi+2はλi+1に隣接するチャネルであり、Nはある範囲内で伝搬するチャネルの総数である。
幾つかの実施形態では、ゴースト・チャネル302が生成されなくてもよいときを決定するルールが存在してもよい。例えば、トラフィック・チャネル304(λにより表される)が以下に記載されるルールに含まれる場合、トラフィック・チャネル304は、ゴースト・チャネル302の生成の正当な理由となるほど十分に隔離していないかも知れない。
Figure 2011181927
...,λi−1,λ,λi+1,...は隣接チャネルであり、nは隣接チャネルの数であり、Nはある範囲内で伝搬するチャネルの総数である。
図4は、本開示の特定の実施形態による、ゴースト・チャネル302を生成する光増幅方式400を示す。図示された実施形態では、トラフィック・チャネル304及びゴースト・チャネル302は、特定の波長及び振幅で示される。トラフィック・チャネル304及びゴースト・チャネル302のこれら及び他の特定の特性は、単に説明のためであり、如何様にも本開示の範囲を制限するものではない。トラフィック・チャネル304が例えばノード22の増幅器206により増幅されるとき、特定量の雑音が、自然放出として知られる現象を通じて導入される。トラフィック・チャネル304の増幅は、この雑音も増幅してしまい、結果として、特にトラフィック・チャネル304がその経路に沿って複数回増幅されうる長距離システムでは、増幅された自然放出(ASE)、望ましくない且つ問題のある雑音源を生じる。ASEは、通常、許容可能な信号対雑音比を維持するために、ネットワーク・システム10から吸収又は抽出される。
しかしながら、ASEの位置及び大きさを制御することは、ゴースト・チャネルを生成するための発信元を提供しうる。図4に戻ると、ネットワーク・システム10の4つのノード22が示され、ノード22a、22b、22c及び22dとしてラベルを付されている。これらのラベルは、議論の明確化を目的としており、如何様にも本開示の範囲を限定することを意図しない。トラフィック・チャネル304は、ノード22aでアッド(追加)されてもよい。損失図402aに示されるように、ノード22aで、全ての入力チャネルにおけるASEはブロックされてもよい。電力スペクトル404aは、トラフィック・チャネル304がノード22aからノード22bへ送信されるとき、トラフィック・チャネル304のみが送信されることを示す。損失図402a及び電力スペクトル404aは、説明の目的のためにのみ提供される。例として、幾つかの実施形態では、間隔の変化する複数のトラフィック・チャネル304が存在してもよい。
トラフィック・チャネル304がノード22bで増幅されるとき、トラフィック・チャネル304に隣接するチャネルのASEは、吸収又は抽出されない。これらの隣接チャネルのASEは、トラフィック・チャネル304を囲む適切なゴースト・チャネル302を提供するために、特定点まで大きくなることを許されてもよい。損失図402aは、隣接チャネルに適用されるブロック・レベルが実質的に低いレベルに低減されていることを示す。これは、隣接チャネルのASEが大きくなることを許容し、電力スペクトル404bに示されるようにゴースト・チャネルを生成する。
この段階で、ゴースト・チャネル302は、トラフィック・チャネル304と比較して低い光強度を有する。トラフィック・チャネル304及びゴースト・チャネル302は、第3のノード22cを通過する。ゴースト・チャネル302は、より強い光強度に増幅されてもよい。損失図402cは、隣接チャネルに適用されるブロック・レベルが、損失図402bのブロック・レベルと同一の実質的に低いレベルに低減されていることを示す。これは、隣接チャネルのASEが大きくなり続けることを許容し、電力スペクトル404cに示されるようにゴースト・チャネル302に光パワーを獲得させる。
この増幅は、ゴースト・チャネル302の光強度がトラフィック・チャネル304の光強度又はその近くになるまで、第4のノード22dを通じて続いてもよい。この段で、ゴ―スト・チャネル302は、トラフィック・チャネル304を超えることなく、偏波ホールバーニングの影響を軽減するのに最も効率的であってよい。損失図402dは、隣接チャネルに適用されるブロック・レベルが損失図402cと比べて上昇しているが、依然として損失図402aよりも実質的に低いレベルであることを示す。これは、電力スペクトル図404dに示されるように、特定の光パワー・レベルで隣接チャネルのASEの上限を定めさせ、トラフィック・チャネル304に実質的に等しい光パワー・レベルでゴースト・チャネル302を伝搬させる。
この図は一連の4つのノード22a−dに渡って行われる処理を示すが、特定の実装は、より多くの又は少ないノードを用いてゴースト・チャネル302を適切な光強度にしてもよい。
幾つかの実施形態では、ノード22の段200は、ゴースト・チャネル302を増幅してもよい。増幅の一部として、段200は、ゴースト・チャネル302を増幅する必要があるか否か、又はゴースト・チャネル302が既に十分な大きさであるかどうかを決定してもよい。例えば、幾つかの実施形態では、図5−13を参照して以下に詳細に記載されるように、ゴースト・チャネル302の増幅の上限を定めることが望ましい。他の実施形態では、増幅及び測定は、ネットワーク・システム10のより多くの又は異なる構成要素により行われてもよい。
図5は、本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減する方法500の一実施形態を説明するフローチャートである。方法500は、隣接するゴースト・チャネル302の存在について入来するトラフィック・チャネル304を調べる段階、必要な場合にはゴースト・チャネル302を生成する段階、必要な場合にはゴースト・チャネル302を増幅する段階、を有する。
一実施形態によると、望ましくは方法500は段階502で開始する。本開示の教示は、種々の構成のノード22及びネットワーク・システム10に実施されてもよい。従って、方法500の好適な開始点及び方法500の有する段階502−512の順序は、実装の選択に依存してもよい。図1を参照して詳細に上述されたように、ノード22は段200の数に関連付けられてもよく、各段200はネットワーク・システム10の異なる部分から多重化波長40を受信する。実装の選択に依存して、方法500は、ノード22の段200のうちの幾つか又は全てで実行されてもよく、又は何れによっても実行されなくてもよい。更に、多重化波長40は、多重化波長40の構成チャネルに逆多重化されうる複数チャネル信号であってもよい。実装の選択に依存して、方法500は、多重化波長40のトラフィック・チャネル304のうちの幾つか又は全てに対して実行されてもよく、又は何れに対しても実行されなくてもよい。
段階502で、ノード22の段200は、多重化波長40を受信する。多重化波長40を受信した後、方法500は、多重化波長40を有する第1のチャネルを分析し始めてもよい。該チャネルを分析した後に、方法500は、段階503に進んでもよい。段階503で、ノ―ド22は、検討中のチャネルがトラフィック・チャネル304であるか否かを決定してもよい。幾つかの実施形態では、図6−10を参照して以下に詳細に記載されるように、所与のチャネルがトラフィック・チャネル304であるか否かを決定する段階は、該チャネルのWCS及びWCFビットを検査する段階を有してもよい。
チャネルがトラフィック・チャネル304でない場合、方法500は段階512へ進む。段階512で、方法500は、段階502に戻る前に、次のチャネルの検査に進んでもよい。検討中のチャネルがトラフィック・チャネル304である場合、方法500は段階504へ進む。段階504で、ノード22は、トラフィック・チャネル304の既存のゴースト・チャネル302が存在するか否かを決定してもよい。幾つかの実施形態では、図1−4を参照して以上に詳細に記載されたように、段階504は、ノード22の波長選択スイッチ204をソフトウェア制御することにより、又は如何なる他の適切に構成された測定モジュールにより、実行されてもよい。他の実施形態では、段階504は、ハードウェア、ソフトウェア、又はノード22を制御するオペレーティング・システムを含む、ゴースト・チャネル302の存在を決定するよう構成された如何なる他のソフトウェア・モジュールにより実行されてもよい。
如何なるゴースト・チャネル302も現在存在していない場合、方法500は段階506へ進んでもよい。段階506で、ノード22は、ゴースト・チャネル302を生成してもよい。幾つかの実施形態では、図1−4を参照して以上に詳細に記載されたように、段階506は、ノード22の波長選択スイッチ204により、又は適切なチャネルのASEの遮断レベルを変更するよう構成された如何なる他のゴースト・チャネル生成モジュールにより、実行されてもよい。ゴースト・チャネル302を生成した後、方法500は段階5028へ進んでもよい。段階504で方法500が現存するゴースト・チャネル302があると決定した場合、方法500は、段階508へ直接進んでもよい。
図1−4を参照して以上に詳細に記載されたように、段階508で、方法500は、光チャネル・モニタ208により又は如何なる他の適切に構成されたパワー・モニタにより測定されたような、ゴースト・チャネル302のパワーを決定してもよい。次に、方法500は、ゴースト・チャネル302のパワーを関連するトラフィック・チャネル304のパワーと比較してもよい。幾つかの実施形態では、図1−4を参照して以上に詳細に記載されたように、この比較は、ノード22の波長選択スイッチ204により、又は如何なる他の適切に構成された比較器により、実行されてもよい。ゴースト・チャネル302が十分な大きさでない場合、方法500は段階510に進んでもよい。図1−4を参照して以上に詳細に記載されたように、段階510で、ゴースト・チャネル302は増幅される。この増幅の後、方法500は段階512へ進んでよい。
段階508で方法500が現存するゴースト・チャネル302が既に十分な大きさであると決定した場合、方法500は、段階512へ直接進んでもよい。段階512で、方法500は、段階502に戻る前に、次のチャネルの検査に進んでもよい。
図5は方法500に関して実行されるべき特定数の段階を開示しているが、方法500は、図5に示されたよりも多い又は少ない段階で実行されてもよい。また、図5は方法500の有する段階の特定の順序を開示しているが、方法500の有する段階は、如何なる適切な順序で達成されてもよい。例えば、示された方法500の実施形態では、ノード22は、ゴースト・チャネル302の大きさがトラフィック・チャネル304と実質的に等しいか否かを決定してもよい。しかしながら、設計配慮がゴースト・チャネルの可能な過成長への関心を必要としない短距離システムでは、これらの段階は必要なくてもよい。更に、方法500は、追加のゴースト・チャネル302が必要かどうかを決定するために、ゴースト・チャネル302がどれだけ近いかの決定に関する追加段階を有してもよい。
本発明の特定の実施形態は、1つ以上の技術的利点を提供しうる。一実施形態の技術的利点は、偏波ホールバーニングの影響を軽減するためにゴースト・チャネル302を用いることが、動的に負荷のかかる光通信ネットワーク・システム10におけるPHBの影響に対するより強靱な解決策を可能にすることである。別の利点は、本願明細書に開示された方法及びシステムが予め存在しているハードウェア及び/又はソフトウェアに実装されてもよいので、実装費用及び困難性が有意に低減されうることである。
光通信システム内の偏波ホールバーニングの影響を効率的に軽減することは、生成されるゴースト・チャネル302を効率的に管理、選択、及び/又は最適化するシステム及び/又は方法を必要としうる。再び図2を参照すると、ゴースト・チャネルの生成を効率的に管理するために、ノード22の段200を互いに通信させることが望ましい。ノード内通信は、異なる出力経路に渡る入来トラフィックの指示を含む多くの目的のために用いられてもよい。ノード内通信は、ノード22の各段200を通過する特定のチャネルの現在の状態を通信するために用いられてもよい。この情報は、偏波ホールバーニングの軽減のために用いられるゴースト・チャネル302の管理で重要でありうる。
幾つかの実施形態では、段200は、ゴースト・チャネル302を追加するか、ノード22の別の段200からの既存のゴースト・チャネル302を通過(及び場合によっては増幅)させる必要があってもよい。ノード22を横切るゴースト・チャネルの負荷を効率的に平衡させるために、現在の可能性のあるゴースト・チャネルの発信元を知ることが重要でありうる。しかしながら、ゴースト・チャネルの発信元を効率的に管理するために必要な情報は、ノード22の各段200で直ちに利用可能でないかもしれない。例えば、段1における所与のチャネルのスプリッタの入力パワーは、段4のWSS204では利用可能でないかもしれない。この情報がないと、段4は、該所与のチャネルからのゴースト・チャネルを発信するか否かを正しく決定できないかもしれない。これらの障害を克服するために、段200は情報を共有してもよい。
幾つかの実施形態では、段200は、該段200に入力するチャネルに関する特定の情報を収集してもよい。この情報は、波長チャネル信号ビット(「WCS」)、波長チャネル障害表示(「WCF」)及びチャネル毎のスプリッタの入力パワーを有してもよい。WCS及びWCFビットは、段200の増幅器カード212により集められてもよい。また、スプリッタの入力パワーは、段200のOCM208により集められてもよい。しかしながら、これらの機能は、同一の構成要素、異なる構成要素、又は如何なる適切に構成されたチャネル情報モジュールにより実行されてもよい。
WCSビットは、特定の波長が存在する予定か否か、例えば情報がそのチャネルを通じて送信されているか否かを示すために用いられてもよい。幾つかの実施形態では、「1」は波長が存在する予定であることを示してもよく、「0」は波長が存在する予定でないことを示してもよい。WCFビットは、波長が実際に存在するか否かを示すために用いられてもよい。波長が存在する予定であるが、特定の障害が生じているかもしれない。幾つかの実施形態では、「1」は実際の光が存在することを示してもよく、「0」は如何なる光も存在しないことを示してもよい。これらの表示又は同様の他の表示は、共に機能して、ゴースト・チャネル発信の目的で特定のチャネルが「有効である」ことを示してもよい。図示された構成では、有効なチャネルは、情報を伝達する予定の且つ実際に情報を伝達しているチャネルである。しかしながら、他の構成は、異なる設計の決定に基づき、本開示の範囲から逸脱することなく異なる方法で有効なチャネルを定めてもよい。
幾つかの実施形態では、各段200は、各入力チャネルのエントリを有する、所望のチャネル有効性情報のテーブルを組み立ててもよい。これらのテーブルは、図5−9を参照して以下に詳細に議論される。次に、各段200は、共有する情報を最大化するために及び後の意思決定のために、これらのテーブルをノード22の全ての他の段200へ送信してもよい。
図6は、本開示の特定の実施形態による、ノード22の段200に入力するチャネルの有効性に関する情報を格納するテーブル600を示す。テーブル600は、複数のエントリ602を有してもよい。各エントリ602は、入力チャネルに対応する。エントリ602毎に、テーブル600は1又は複数の値604を格納してもよい。幾つかの実施形態では、値604は、各入力チャネルのWCS及びWCF値である。WCS及びWCF値は、図3を参照して以上に詳細に議論された。説明のための例として、チャネル1のエントリ602は、WCSの値「1」及びWCFの値「0」を有してもよい。これは、チャネル1が使用可能の予定であるが、如何なる光も存在しないことを示してもよい。チャネル2のエントリ602は、WCSに使用可能の予定であることを示す「1」を有し、WCFに光が実際に存在していることを示す「1」を有してもよい。次に、テーブル600のチャネル有効性情報は、入力チャネルの光強度を測定するよう構成された段200の一部へ渡されてもよい。幾つかの実施形態では、テーブル600内のデータの収集は、ノード22の段200内の増幅器カード212により実行される。次に、図7−9を参照して以下に詳細に記載されるように、増幅器カード212は、入力チャネルの光パワーに関する情報を収集するために、テーブル600をスイッチ・カード214へ送信してもよい。しかしながら、他の実施形態では、テーブル600は、段200のスイッチ・カード214内で、又は適切なチャネル有効性情報を収集するよう構成されたノード22の如何なるチャネル情報モジュールにより、収集されてもよい。
図7は、本開示の特定の実施形態による、ノード22の特定の段200に入力するチャネルの有効性及び信号強度に関する情報を格納するテーブル700を示す。テーブル700は、複数のエントリ702を有してもよい。各エントリ702は、入力チャネルに対応する。エントリ702毎に、テーブル700は1又は複数の値704を格納してもよい。幾つかの実施形態では、値704は、各入力チャネルのWCS、WCF、及びスプリッタの入力パワーである。WCS及びWCF値は、図2及び6を参照して以上に詳細に議論された。段200のOCM208は、各チャネルのスプリッタの入力パワーを測定し、テーブル700に情報を記録してもよい。次に、テーブル700は、ノード22の全ての他の段200へブロードキャストされてもよい。
幾つかの実施形態では、図6を参照して以上に詳細に記載されたように、段200のスイッチ・カード214は、増幅器カード212(又は特定の他のチャネル情報モジュール)からチャネル有効性情報を(例えばテーブル600の形式で)受信し、OCM208からの入力チャネルの光パワーに関する情報を(例えばテーブル700のスプリッタの入力パワーの形式で)追加する。しかしながら、他の実施形態では、これらの機能は、同一の構成要素により実行されてもよい。例えば、チャネル情報モジュール及びスイッチ・カード214は、WCSビット、WCFビットを決定するよう、及びテーブル600と700とを分離する必要がなく同時にスプリッタの入力パワーを測定するよう構成された統合構成要素であってもよい。
テーブル700に示された情報がノード22の他の段200にブロードキャストされると、各段200が他の段200から受信したテーブル700を統合することは、必要又は効率的でありうる。
図8は、本開示の特定の実施形態による、ノード22の他の段200のから受信された統合された情報を表す一連のテーブル800を示す。幾つかの実施形態では、図6−7を参照して以上に詳細に記載されたように、ノード22の段200は、ノード22の他の段200から、特定のチャネルの有効性及び光パワーに関する情報を有するテーブルを受信してもよい。このようなデータを、テーブル800に示されたように、該データが各チャネルで利用可能なように統合することが望ましい。また、どれだけ最近にデータが受信されているかを示す「鮮度」データを有することが望ましい。
各テーブル800は、特定のチャネルの統合された情報を表してもよい。幾つかの実施形態では、各入力チャネルに対応するテーブル800が存在する(単なる例として、示された実施形態は88個のチャネルを有し、従って88個のテーブル800が存在する)。各テーブル800は、複数のエントリ802を有してもよい。各エントリ802は、ノード22の段200に対応する。幾つかの構成は、1又は複数のテーブル800を単一のテーブル800に結合すること、又は単一のテーブル800をより小さいテーブルに分割することが望ましいか又は効率的であってもよい。
エントリ802毎に、テーブル800は1又は複数の値804を格納してもよい。幾つかの実施形態では、値804は、各段のWCSビット、WCFビット、スプリッタの入力パワー、及び鮮度値である。WCS、WCF及びスプリッタの入力パワー値は、図6及び7を参照して以上に詳細に議論された。テーブル800の「鮮度」値は、テーブル800の残りの値804が最近に更新されているか否か(又は十分に「新鮮か」)を示すために用いられてもよい。幾つかの実施形態では、段200のスイッチ・カード214は、テーブル800に格納されたデータが所定の時間量、例えば5秒以内にリフレッシュされているか否かを決定してもよい。データが該期間内に受信されている場合、鮮度値804は、「1」でマーク付けされ、データが十分に新鮮であることを示す。データが該期間内に受信されていない場合、鮮度値804は、「0」でマーク付けされ、データが新鮮でないことを示す。
ノード22の各段200における入力チャネルの有効性及び鮮度に関する情報に加え、ゴースト・チャネルがある場合には、どんなゴースト・チャネルが既に段200から発信されたかを知ることが望ましい。
図9は、本開示の特定の実施形態による、ノード22の段200に対する現在のゴースト・チャネル負荷に関する情報を格納するテーブル900を示す。テーブル900は、複数のエントリ902を有してもよい。各エントリ902は、ノード22の段200に対応する。エントリ902毎に、テーブル900は1又は複数の値904を格納してもよい。幾つかの実施形態では、値904は、ノード22内の各段200の現在のゴースト・チャネル数である。ゴースト・チャネル数は、特定の段から現在発信されているゴースト・チャネルの数である。現在のゴースト・チャネル数904内のデータは、ノード22内のゴースト・チャネル負荷を効率的に平衡させるために用いられてもよい。この情報は、ノード22内の段200に渡るゴースト・チャネルの分配を可能にし、また、ノード22及びネットワーク・システム10の動作効率を向上させうる。幾つかの実施形態では、テーブル900は、段200のWSS204を処理するソフトウェア・コードにより格納及び管理されてもよい。幾つかの実施形態では、テーブル900は、包括的なノード管理システムにより管理され、ソフトウェア、ハードウェア若しくはファームウェア又はそれらの組合せで実施されてもよい。テーブル900内の、段200の現在のゴースト・チャネル負荷に関する情報は、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために用いられるゴースト・チャネルを良好に管理するために、テーブル600内のチャネル入力情報と結合されてもよい。
図10は、本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するときの、ゴースト・チャネルの選択を管理する方法1000の一実施形態を説明するフローチャートである。方法1000は、光通信チャネルの有効性及び光パワーを収集する段階、そのデータをノード22内の全ての段200へ送信する段階、受信したデータを統合する段階、及び現在のゴースト・チャネル負荷に関するデータを収集する段階、を有する。
一実施形態によると、望ましくは方法1000は段階1002で開始する。本開示の教示は、種々の構成のノード22及びネットワーク・システム10で実施されてもよい。従って、方法1000の好適な開始点及び方法1000の有する段階1002−1010の順序は、実装の選択に依存してもよい。
段階1002で、方法は、第1の段200における光通信チャネルの有効性データ(単なる例として、光通信チャネルのWCS及びWCFビット)を収集する。幾つかの実施形態では、図6−9を参照して以上に詳細に記載されたように、この段階はチャネル情報モジュールにより実行されてもよい。この情報を収集した後、方法1000は段階1004へ進んでよい。
段階1004で、方法1000は、各段200における光通信チャネルの光パワー・データを収集する。幾つかの実施形態では、図6−9を参照して以上に詳細に記載されたように、段階1004はOCM208により実行されてもよい。この情報を収集した後、方法1000は段階1006へ進んでよい。
段階1006で、方法1000は、全ての収集された有効性データ及び光パワー・データをノード22内の他の段200へ送信してもよい。図6−9を参照して以上に詳細に記載されたように、段階1006はスイッチ・カード214により実行されてもよい。このデータを送信した後、方法1000は段階1008へ進んでよい。
段階1008で、方法1000は、各段200で全ての他の段200から受信したチャネル有効性データ及び光パワー・データを統合し、所与のチャネルのデータの合成画像が形成されるようにする。統合された有効性データ及びパワー・データは、どれだけ最近にデータが読み出されたかを示す鮮度値と結合されてもよい。図6−9を参照して以上に詳細に記載されたように、段階1008はスイッチ・カード214により実行されてもよい。このデータを統合及び収集した後、方法1000は段階1010へ進んでよい。
段階101で、方法は、ノード22内の現在のゴースト・チャネル負荷に関するデータを収集してもよい。図9を参照して以上に詳細に記載されたように、このデータは、ノード22内のどの段200がゴースト・チャネルの発信元として現在用いられているかを詳述する情報を有してもよい。このデータを収集した後、方法1000は、段階1002に戻り、データ収集周期を再び開始してもよい。幾つかの実施形態では、周期が再び開始する前に、5秒のような時間遅延が存在してもよい。このような時間遅延は、ネットワーク・システム10の特定の実施に適合させる設計上の決定でありうる。
図10は方法1000に関して実行されるべき特定数の段階を開示しているが、方法1000は、図10に示されたよりも多い又は少ない段階で実行されてもよい。また、図10は方法1000の有する段階の特定の順序を開示しているが、方法1000の有する段階は、如何なる適切な順序で達成されてもよい。例えば、示された方法1000の実施形態では、ノード22の段200は、チャネル有効性データ及び光パワー・データを2つの別個の段階で収集する。幾つかの実施形態では、これらの段階を分離し、段200の別個の構成要素にこれらのタスクを実行させることが望ましい。しかしながら、他の実施形態では、これらの段階は、同時に及び/又は段200の同一の構成要素により実行されてもよい。
本発明の特定の実施形態は、1つ以上の技術的利点を提供しうる。一実施形態の技術的利点は、ゴースト・チャネル選択の効率的な管理が、ネットワーク・システム10にゴ―スト・チャネルがシステムにかけうる負荷を効率的に平衡させうることである。
ノード22内のゴースト・チャネル302の負荷平衡を管理するのと共に、偏波ホールバーニングの影響を軽減するときに帰還の可能な悪影響を低減又は除去するために、ゴースト・チャネル302の適切な発信元を選択することも有利である。
図11は、本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するときに用いられる、ゴースト・チャネルを選択する方法1100の一実施形態を説明するフローチャートである。方法1100は、各チャネルがトラフィック・チャネルか、ブロックされたチャネルか、現在のゴースト・チャネルか、又は該チャネルの隣接チャネルがアッド又は通過チャネルか、を知るために各チャネルを調べる段階を有する。動作中、方法1100は、所与のチャネルについて、何れかの隣接チャネルが段200を離れるとき、該隣接チャネルが信号を有するか否かを決定する。隣接チャネルが信号を有する場合、ネットワーク・システム10内での不要な帰還を防ぐために、現在のチャネルは、ゴースト・チャネルとしての使用を阻止される必要があってもよい。帰還を低減することが効率的である1つの位置は、トラフィック・チャネルがアッドされる位置である。トラフィック・チャネルがノード22でアッドされている場合、ゴースト・チャネル302は、ノード22に直ちに導入されなくてもよい。トラフィック・チャネルが通過チャネルである場合、ゴースト・チャネル302は、帰還をあまり気にせずに生成されてもよい。
一実施形態によると、望ましくは方法1100は段階1102で開始する。本開示の教示は、種々の構成の通信システム10で実施されてもよい。従って、方法1100の好適な開始点及び方法1100の有する段階1101−1116の順序は、実装の選択に依存してもよい。幾つかの実施形態では、方法1100の段階は、各段200のWSS204を管理するソフトウェアにより実行されてもよい。他の実施形態では、異なる段階が、異なるソフトウェア又は1つのソフトウェア内の異なるソフトウェア・モジュールにより実行されてもよく、各段200内で当該方法を実行するよう構成されたハードウェア又はファームウェア又はそれらの適切な組合せで実施されてもよい。
第1のチャネルで開始して、段階1102で、方法1100は、第1のチャネルがトラフィック・チャネルか否かを決定する。幾つかの実施形態では、図6−10を参照して以上に詳細に記載されたように、所与のチャネルがトラフィック・チャネル304であるか否かを決定する段階は、該チャネルのWCS及びWCFビットを検査する段階を有してもよい。チャネルがトラフィック・チャネル304である場合、方法1100は段階1108へ進む。段階1108で、方法1100は、段階1102に戻る前に、次のチャネルに進む。チャネルがトラフィック・チャネル304でない場合、方法1100は段階1104へ進んでもよい。
段階1104で、方法1100は、検討中のチャネルに隣接する何れかのチャネルがアッド・チャネルであるか否かを決定する。幾つかの実施形態では、アッド・チャネルは、本方法を実行する段200のWSS204でトラフィックが追加されたチャネルである。このような状況では、ゴースト・チャネルの送信は、ネットワーク・システム10内の不要な帰還をもたらしうる。何れかの隣接チャネルがアッド・チャネルである場合、方法1100は段階1106へ進んでもよい。何れの隣接チャネルもアッド・チャネルでない場合、方法1100は段階1112へ進んでもよい。
段階1106で、方法1100は、検討中のチャネルが現在ブロックされているか否かを決定する。検討中のチャネルがブロックされている場合、方法1100は段階1108へ進んでもよい。段階1108で、方法1100は、段階1102に戻る前に、次のチャネルに進む。検討中の現在のチャネルがブロックされていない場合、方法1100は段階1110へ進む。段階1108に進む前に、段階1110で該チャネルはブロックされる。
段階1112で、方法1100は、何れかの隣接チャネルが通過チャネルか否かを決定してもよい。幾つかの実施形態では、通過チャネルは、トラフィックが段200で受信され、該段200のWSS204を通過するチャネルである。通過チャネルの場合、検討中のチャネルからのゴースト・チャネルの送信は、ネットワーク・システム10内の不要な帰還の危険が高いため、機能しないかもしれない。何れかの隣接チャネルが通過チャネルである場合、方法1100は段階1114へ進んでもよい。何れの隣接チャネルも通過チャネルでない場合、方法1100は段階1106へ進んでもよい。
段階1114で、方法1100は、現在のチャネルがゴースト・チャネルを発信するために既に用いられているか否かを決定する。既に用いられている場合、方法1100は段階1108へ進んでもよい。段階1108で、方法1100は、段階1102に戻る前に、次のチャネルに進む。既に用いられていない場合、方法1100は段階1116へ進んでもよい。段階1116で、方法1100は、現在のチャネルを選択し、ゴースト・チャネルを発信する。選択方法は、特定の実装に依存して単純又は複雑であってもよい。幾つかの実施形態では、図12を参照して以下に詳細に記載されるように、ゴースト発信元は、適切な有効性及び光パワー基準を有する段の計算されたセットから選択されてもよい。
図11は方法1100に関して実行されるべき特定数の段階を開示しているが、方法1100は、図11に示されたよりも多い又は少ない段階で実行されてもよい。また、図11は方法1100の有する段階の特定の順序を開示しているが、方法1100の有する段階は、如何なる適切な順序で達成されてもよい。例えば、示された方法1100の実施形態では、段200を出た後にアッド・チャネルを伝達する隣接チャネルを有するチャネルは、ブロックされてもよい。しかしながら、幾つかの構成では、帰還に対する保護はあまり重要ではなく、これらの段階は範囲を縮小されるか又は除去されてもよい。
図12は、本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために、適切なゴースト・チャネルを選択するノード22の段200を選択する方法1200の一実施形態を説明するフローチャートである。方法1200は、ネットワーク・システム10全体で所望のレベルの負荷平衡を維持するために、ノード22の段200内のチャネルの有効性及び光パワーを検査することにより、図11を参照して上述のように特定されたゴースト・チャネル302の発信段200を選択する段階、を有する。
動作中、方法1200は、最も高い初期光パワー(例えば、最も高いレベルにおけるASE雑音)及び/又は最も低い現在のゴースト・チャネル数を有するゴースト・チャネル302を発信できるノード22の段200を選択してもよい。
一実施形態によると、望ましくは方法1200は段階1202で開始する。本開示の教示は、種々の構成の通信システム10で実施されてもよい。従って、方法1200の好適な開始点及び方法1200の有する段階1202−1220の順序は、実装の選択に依存してもよい。幾つかの実施形態では、方法1200の段階は、段200のWSS204を管理するソフトウェアにより実行されてもよい。他の実施形態では、異なる段階が、異なるソフトウェア又は1つのソフトウェア内の異なるソフトウェア・モジュールにより実行されてもよく、段200内で当該方法を実行するよう構成されたハードウェア又はファームウェア又はそれらの適切な組合せで実施されてもよい。
段階1202で、方法1200は、所与のチャネルが有効か、新鮮か、及び所定の閾より大きいか又はそれに等しいスプリッタの入力パワーを有するか否かを決定してもよい。チャネルの有効性、新鮮さ及び光パワー情報は、図6−10を参照して以上に詳細に議論された。所定の閾は、ノード22の段200に渡ってゴースト・チャネルの平衡を維持しながら適切なゴースト・チャネルを見付ける可能性を生成するために、ネットワーク・システム10の特定の実装により決定される如何なる値であってもよい。両方の基準に適合している段200のセットは、文字「D」により方法1200内に示される。各段200を検査した後、方法は段階1204へ進んでよい。
段1204で、方法1200は、該セット内に段階1202の両方の基準を満たす段200が存在するか否か(例えば、D=0か否か)を決定してもよい。十分に有効な、新鮮な、且つ強力なチャネルが段200にある(Dが0に等しくない)場合、方法1200は、段階1206へ進んでもよい。十分に有効な、新鮮な、且つ強力なチャネルが段200にない場合、方法1200は段階1212へ進んでもよい。
段階1206で、方法1200は、どの段が現在、現在最小数のゴースト・チャネルを発信しているかを決定する。現在のゴースト・チャネルの負荷情報を集め、回収し及び送信することは、図6−10を参照して以上に詳細に記載された。図12では、この段は文字「d」により示される。適切な段1200を決定した後、方法1200は段階1208へ進んでもよい。段階1208で、制御部は、指定されたゴースト・チャネル内で指定された段dから切り替えてもよい。次に、方法1200は段階1210へ進んでもよい。段階1210で、指定された段のゴースト・チャネル数はインクリメントされる。この時点で、方法1200は段階1220で進んでもよい。段階1220で方法1200は終了する。
段階1204で十分に有効な、新鮮な且つ強力な如何なるチャネルも見付からなかった(例えばD=0)場合、方法1200は段階1212へ進んでもよい。段階1212で、方法1200は、上述の決定を(文字「D」により示される)十分に有効且つ新鮮なチャネルの数に限ってもよい。有効且つ新鮮なチャネルの数を決定した後、方法1200は段階1214へ進んでもよい。段階1214で、制御部は、段階1212で有効且つ新鮮なチャネルが見付かったかどうかを決定してもよい。有効且つ新鮮な如何なるチャネルも存在しなかった(D=0)場合、方法1200は段階1216へ進んでもよい。段階1216で、検査中のチャネルはゴースト発信元としてブロックされる。チャネルをブロックした後、方法1200は段階1220へ進んでもよい。段階1220で、方法1200は終了する。
段階1214で、1又は複数の有効且つ新鮮なチャネルが存在した場合、方法1200は段階1218へ進んでもよい。段階1218で、方法1200は、どの段が最も高いスプリッタの入力パワーを有するチャネルを有しているかを決定してもよい。図中、この段は文字「d」により示される。この決定を行った後、方法1200は段階1208へ進んでもよい。段階1208で、方法1200は、ゴースト・チャネル内で指定された段から切り替えてもよい。上述のように、ゴースト・チャネル内で切り替えた後、次に方法1200は段階1210へ進んでもよい。段階1210で、指定された段のゴースト数はインクリメントされ、次に段階1220で進む。段階1220で方法1200は終了する。
図12は方法1200に関して実行されるべき特定数の段階を開示しているが、方法1200は、図12に示されたよりも多い又は少ない段階で実行されてもよい。また、図12は方法1200の有する段階の特定の順序を開示しているが、方法1200の有する段階は、如何なる適切な順序で達成されてもよい。例えば、示された方法1200の実施形態では、最大限のゴースト閾より少ないスプリッタ入力を有するチャネル内で切り替えるよう選択が行われてもよい。しかしながら、幾つかの構成では、最大限のゴースト閾より大きい又はそれに等しいスプリッタ入力を有するチャネルのみから、ゴースト・チャネルを発信することが望ましい。
負荷平衡の効率、ゴースト・チャネルの偏波ホールバーニング方式を維持するために、継続的性能のために該方式を最適化することが必要であり又は望ましい。
図13は、本開示の特定の実施形態による、偏波ホールバーニングの影響を軽減するために、ゴースト・チャネルの選択ルーチンを最適化する方法1300の一実施形態を説明するフローチャートである。方法1300は、ノード22の最も効率的な段200がゴースト・チャネル302の現在の発信元であることを保証するために、ゴースト・チャネル選択アルゴリズムを周期的に実行する段階を有する。
一実施形態によると、望ましくは方法1300は段階1302で開始する。本開示の教示は、種々の構成の通信システム10で実施されてもよい。従って、方法1300の好適な開始点及び方法1300の有する段階1302−1308の順序は、実装の選択に依存してもよい。幾つかの実施形態では、方法1300の段階は、段200のWSS204を管理するソフトウェアにより実行されてもよい。他の実施形態では、異なる段階が、異なるソフトウェア又は1つのソフトウェア内の異なるソフトウェア・モジュールにより実行されてもよく、段200内で当該方法を実行するよう構成されたハードウェア又はファームウェア又はそれらの適切な組合せで実施されてもよい。
段階1302で、方法1300は、第1のチャネルに対してゴースト選択ルーチンを実行してもよい。ゴースト選択ルーチンは、ネットワーク・システム10の構成に依存して単純又は複雑であってもよい。幾つかの実施形態では、図11−12を参照して以上に詳細に記載されたように、ゴースト発信元は、適切な有効性及び光パワー基準を有する段の計算されたセットから選択されてもよい。第1のチャネルに対してゴースト選択ルーチンが実行されると、方法1300は段階1340へ進んでもよい。
段階1304で、方法1300は、ゴースト・チャネルの現在の発信段を決定してもよい。方法1300は次に段階1305へ進んでもよい。段階1305で、方法1300は、選択ルーチンから戻ったゴースト・チャネル発信段が、現在のゴースト・チャネル発信段と異なるか否かを決定してもよい。異ならない場合、方法1300は段階1308へ進んでもよい。段階1308で、方法1300は、段階1302に戻ることにより次のゴースト・チャネルに進み方法を繰り返す。ゴースト選択ルーチンが現在使用されているのとは異なる発信元に戻った場合、方法1300は段階1306へ進んでもよい。段階1306で、方法1300は、ゴースト・チャネル発信元を、現在使用されているゴースト・チャネル発信段200から、段階1302でゴースト・チャネル選択ルーチンから戻った段200に切り替えてもよい。ゴースト・チャネルの発信元を切り替えた後、方法1300は段階1308へ進んでもよい。段階1308で、方法1300は、段階1302に戻ることにより次のゴースト・チャネルに進み方法を繰り返す。
図13は方法1300に関して実行されるべき特定数の段階を開示しているが、方法1300は、図13に示されたよりも多い又は少ない段階で実行されてもよい。また、図13は方法1300の有する段階の特定の順序を開示しているが、方法1300の有する段階は、如何なる適切な順序で達成されてもよい。例えば、示された方法1300の実施形態では、ゴースト・チャネル選択ルーチンは、各ゴースト・チャネルに対して実行される。しかしながら、幾つかの構成では、各ゴースト・チャネルに対して連続的にルーチンを実行することが望ましいか又は効率的でないかもしれない。例えば、方法1300の1回目に1つおきのゴースト・チャネルのみに対してルーチンを実行し、方法1300の2回目に半分の残りのゴースト・チャネルに対してルーチンを実行することが一層効率的であってもよい。
本開示は特定の実施形態に関し記載され及び一般的に方法に関連付けられたが、実施例及び方法の変更及び置換は当業者に明らかである。従って、例である実施形態の以上の記載は、本開示を制約しない。他の変更、置換、及び変形はまた、請求項により定められる本開示の精神及び範囲から逸脱することなく可能である。
以上に記載した実施形態の他に、以下に更に付記を開示する。
(付記1)
光通信システム内で偏波ホールバーニングの影響を軽減するシステムであって、
1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号と、
該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べるよう構成された測定モジュールと、
前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成するよう構成されたゴースト・チャネル生成モジュ―ルと、
を有するシステム。
(付記2)
前記測定モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記1に記載のシステム。
(付記3)
前記ゴースト・チャネル生成モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記1に記載のシステム。
(付記4)
前記ゴースト・チャネル及び前記トラフィック・チャネルのうちの1つの少なくとも1つの信号強度を測定するよう構成された電力モニタと、
前記ゴースト・チャネルの信号強度と前記トラフィック・チャネルの信号強度を比較するよう構成された比較器と、
前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しくない場合、前記ゴースト・チャネルの信号強度を増幅するよう構成された増幅モジュールと、
を更に有する付記1に記載のシステム。
(付記5)
前記ゴースト・チャネル測定モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記4に記載のシステム。
(付記6)
前記比較器は、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記4に記載のシステム。
(付記7)
前記増幅モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記4に記載のシステム。
(付記8)
前記増幅モジュールは、前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記光入力信号の信号強度を超えないように、前記ゴースト・チャネルの信号強度の増幅を制限するよう構成される、
ことを特徴とする付記4に記載のシステム。
(付記9)
光通信システム内で偏波ホールバーニングの影響を軽減する方法であって、
前記光通信システムの第1のノードで、1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号を受信する工程と、
該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べる工程と、
前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成する工程と、
前記光通信システムの第2のノードへ前記トラフィック・チャネル及び前記ゴースト・チャネルを転送する工程と、
を有する方法。
(付記10)
前記トラフィック・チャネルの少なくとも1つの信号強度を測定する工程と、
前記ゴースト・チャネルの少なくとも1つの信号強度を測定する工程と、
前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しいかどうかを決定する工程と、
前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しくない場合、前記ゴースト・チャネルの信号強度を増幅する工程と、
を更に有する付記9に記載の方法。
(付記11)
前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成する工程は、前記光入力信号の各側に1つのゴースト・チャネルを生成する工程を有する、
ことを特徴とする付記9に記載の方法。
(付記12)
前記ゴースト・チャネルは、前記トラフィック・チャネルの2つのチャネル分離波長の範囲内にある、
ことを特徴とする付記9に記載の方法。
(付記13)
前記トラフィック・チャネルの隔離のレベルを決定する工程、を更に有する付記9に記載の方法。
(付記14)
前記トラフィック・チャネルの隔離のレベルを決定する工程は、すぐに隣接するチャネルがトラフィック・チャネルであるか否かを決定する工程を有する、
ことを特徴とする付記13に記載の方法。
(付記15)
前記トラフィック・チャネルの隔離のレベルを決定する工程は、1つのみのすぐに隣接するチャネルがトラフィック・チャネルであるか否かを決定する工程を有する、
ことを特徴とする付記13に記載の方法。
(付記16)
光通信システム内で偏波ホールバーニングの影響を軽減する方法であって、
前記光通信システムの第1のノードで、1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号を受信する工程と、
前記光通信システムの第2のノードへ前記トラフィック・チャネルを転送する工程と、
ゴースト・チャネル内の少なくとも1つの自然放出雑音を増幅する工程と、
前記光通信システムの第3のノードへ前記トラフィック・チャネル及び前記ゴースト・チャネルを転送する工程と、
前記ゴースト・チャネルの光強度を前記トラフィック・チャネルの光強度と比較する工程と、
前記ゴースト・チャネルの光強度が前記トラフィック・チャネルの光強度と実質的に等しい場合、前記ゴースト・チャネルの増幅の上限を定める工程と、
前記ゴースト・チャネルの光強度が前記トラフィック・チャネルの光強度と実質的に等しくない場合、前記ゴースト・チャネルを増幅する工程と、
を有する方法。
(付記17)
光通信システム内のゴースト・チャネルの選択を管理する方法であって、
前記光通信システム内のノードの第1の段の光通信チャネルの有効性を示す1又は複数の第1のデータ値を集める工程と、
前記光通信チャネル光パワー・レベルを示す1又は複数の第2のデータ値を集める工程と、
前記ノードの第2の段へ前記第1及び第2のデータ値を送信する工程と、
前記第1の段で、前記第1及び第2のデータ値を受信する工程と、
前記第1の段で、前記第1の段及び前記第2の段の前記第1及び第2のデータ値を統合する工程と、
を有する方法。
(付記18)
前記第1のデータ値は、前記光通信チャネルのWCSビットを有する、
ことを特徴とする付記17に記載の方法。
(付記19)
前記第1のデータ値は、前記光通信チャネルのWCFビットを有する、
ことを特徴とする付記17に記載の方法。
(付記20)
前記第1の段の前記第1及び第2のデータ値の鮮度を示す1又は複数の第3のデータ値を集める工程と、
前記第1の段で、前記第1、第2及び第3のデータ値を統合する工程と、
を更に有する付記17に記載の方法。
(付記21)
複数の光通信チャネルのそれぞれに対して方法の各工程を実行する工程、
を更に有する付記17に記載の方法。
(付記22)
第1のデータ点を集める工程は、前記複数の光通信チャネルのそれぞれがテーブル内に示されるように、該テーブルに該第1のデータ点を格納する工程を有する、
ことを特徴とする付記19に記載の方法。
(付記23)
第2のデータ点を集める工程は、前記複数の光通信チャネルのそれぞれがテーブル内に示されるように、該テーブルに該第2のデータ点を格納する工程を有する、
ことを特徴とする付記19に記載の方法。
(付記24)
前記第1及び第2の段により現在発信されているゴースト・チャネルの数を示す1又は複数の第4のデータ値を生成する工程と、
前記ノードの前記第2の段へ、前記第4のデータ値を送信する工程と、
前記第2の段で、前記第4のデータ値を受信する工程と、
前記第1の段で、前記第1の段及び前記第2の段の前記第1、第2及び第4のデータ値を統合する工程と、
を更に有する付記17に記載の方法。
(付記25)
複数の光通信チャネルのそれぞれに対して方法の各工程を実行する工程、
を更に有する付記23に記載の方法。
(付記26)
第1の、第2及び第4のデータ値を統合する工程は、前記複数の光通信チャネルのそれぞれがテーブル内に示されるように、該テーブルに該第1、第2及び第4のデータ値を格納する工程を有する、
ことを特徴とする付記25に記載の方法。
(付記27)
光通信システム内のゴースト・チャネルの選択を管理するシステムであって、
前記光通信システム内のノードの第1の段と、
前記光通信システム内の前記ノードの第2の段と、
前記第1の段に通信可能に結合され、該第1の段の光通信チャネルの有効性を示す1又は複数の第1のデータ値を集めるよう構成された第1のチャネル情報モジュールと、
前記第1の段に通信可能に結合され、光通信チャネルの光パワー・レベルを示す1又は複数の第2のデータ値を集めるよう構成された第2のチャネル情報モジュールと、
を有し、
前記第1の段は、
前記ノードの第2の段へ、前記第1及び第2のデータ値を送信し、
前記第2の段から、前記第1及び第2のデータ値を受信し、
前記第1及び第2の段の前記第1及び第2のデータ点を統合する、
よう構成される、
ことを特徴とするシステム。
(付記28)
前記第1のチャネル情報モジュールは、増幅器カードの一部である、
ことを特徴とする付記27に記載のシステム。
(付記29)
前記第2のチャネル情報モジュールは、スイッチ・カードの一部である、
ことを特徴とする付記27に記載のシステム。
(付記30)
前記第2のチャネル情報モジュールは、光チャネル・モニタの一部である、
ことを特徴とする付記27に記載のシステム。
(付記31)
前記第1の段は、前記第1及び第2の段により現在発信されているゴースト・チャネルの数を示す1又は複数の第3のデータ値を生成するよう構成される、
ことを特徴とする付記27に記載のシステム。
(付記32)
光通信システム内でゴースト・チャネルを選択する方法であって、
前記光通信システムのノード内の光通信チャネルを検査する工程と、
前記光通信システムの隣接チャネルを検査する工程と、
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定する工程と、
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じない場合、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されているか否かを決定する工程と、
前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されていない場合、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして選択する工程と、
を有する方法。
(付記33)
前記ノード内の複数の光通信チャネルに対して上述の工程を実行する工程、
を更に有する付記32に記載の方法。
(付記34)
前記光通信チャネルがシステム設定情報のみを伝達するよう指定されているか否かを決定する工程、
を更に有する付記32に記載の方法。
(付記35)
前記光通信チャネルがシステム設定情報のみを伝達するよう指定されている場合、前記光通信チャネルの前記ゴースト・チャネルとしての使用を認めない工程、
を更に有する付記32に記載の方法。
(付記36)
隣接チャネルを検査する工程は、複数の隣接チャネルを検査する工程を有する、
ことを特徴とする付記32に記載の方法。
(付記37)
隣接チャネルを検査する工程は、前記光通信システムにより伝達される次に高い波長を伝達するよう指定された光通信チャネルを検査する工程を有する、
ことを特徴とする付記32に記載の方法。
(付記38)
隣接チャネルを検査する工程は、前記光通信システムにより伝達される次に低い波長を伝達するよう指定された光通信チャネルを検査する工程を有する、
ことを特徴とする付記32に記載の方法。
(付記39)
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定する工程は、
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために、前記隣接チャネルを検査する工程と、
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達する場合、前記隣接チャネルが現在ブロックされているか否かを決定する工程と、
を有する付記32に記載の方法。
(付記40)
前記隣接チャネルが、前記ノードを出ると信号を伝達し、現在ブロックされていない場合、前記隣接チャネルをブロックする工程、
を更に有する付記32に記載の方法。
(付記41)
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために前記隣接チャネルを検査する工程は、前記隣接チャネルがアッド・チャネルか否かを決定する工程を有する、
ことを特徴とする付記32に記載の方法。
(付記42)
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために前記隣接チャネルを検査する工程は、前記隣接チャネルが通過チャネルか否かを決定する工程を有する、
ことを特徴とする付記32に記載の方法。
(付記43)
光通信システム内でゴースト・チャネルを選択するシステムであって、
前記光通信システムのノードも通信可能に結合された制御部、
を有し、
前記制御部は、
前記ノード内の光通信チャネルを検査し、
前記光通信チャネルの隣接チャネルを検査し、
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定し、
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、不要なレベルの帰還の危険性を生じない場合、前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されているか否かを決定し、
前記隣接チャネルがゴースト・チャネルとして現在使用されていない場合、前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして選択する、
よう構成される、
ことを特徴とするシステム。
(付記44)
前記制御部は、波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記45)
前記制御部は、前記ノード内の複数の光通信チャネルに対して上述の機能を実行するよう構成される、
ことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記46)
前記制御部は、前記光通信チャネルがシステム設定情報のみを伝達するよう指定されているか否かを決定するよう更に構成される、
ことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記47)
前記制御部は、前記光通信チャネルがシステム設定情報のみを伝達するよう指定されている場合、前記光通信チャネルの使用を認めないよう更に構成される、
ことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記48)
隣接チャネルを検査するために、前記制御部は、複数の隣接チャネルを検査するよう更に構成される、
ことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記49)
前記隣接チャネルをゴースト・チャネルとして使用することが、前記光通信システム内で不要なレベルの帰還の危険性を生じるか否かを決定するために、前記制御部は、
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために、前記隣接チャネルを検査し、
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達する場合、前記隣接チャネルが現在ブロックされているか否かを決定する、
よう更に構成される、
をことを特徴とする付記43に記載のシステム。
(付記50)
前記隣接チャネルが、前記ノードを出ると信号を伝達し、現在ブロックされていない場合、前記制御部は、前記隣接チャネルをブロックする、
をことを特徴とする付記49に記載の方法。
(付記51)
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために前記隣接チャネルを検査するために、前記制御部は、前記隣接チャネルがアッド・チャネルか否かを決定する、
ことを特徴とする付記49に記載のシステム。
(付記52)
前記隣接チャネルが前記ノードを出ると信号を伝達するか否かを決定するために前記隣接チャネルを検査するために、前記制御部は、前記隣接チャネルが通過チャネルか否かを決定する、
ことを特徴とする付記49に記載のシステム。
(付記53)
光通信システムのノード内でゴースト・チャネルを選択する方法であって、
ゴースト・チャネルとしての使用のために前記ノード内の光通信チャネルを特定する工程と、
前記ノード内の前記光通信チャネルを伝達する第1の段のセットを特定する工程と、
前記第1の段のセット内で、有効なチャネルである前記光通信チャネルを有する段を有する第2の段のセットを特定する工程と、
前記第1の段のセット内で、十分に強力な前記光通信チャネルを有する段を有する第3の段のセットを特定する工程と、
少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから前記ゴースト・チャネルを発信するために第1の段を選択する工程と、
を有する方法。
(付記54)
前記ノード内の複数の光通信チャネルのそれぞれに対して上述の工程を実行する工程、
を更に有する付記53に記載の方法。
(付記55)
前記第2の段のセットが空の場合、前記ゴースト・チャネルとしての使用のために、前記ノード内の前記光通信チャネルをブロックする工程、
を更に有する付記53に記載の方法。
(付記56)
前記第3の段のセットを特定する工程は、前記光通信チャネルが前記第1の段のセット内の全ての他の段の光通信チャネルの光パワーよりも大きいか又はそれに等しい光パワーを有する段のセットを特定する工程を有する、
ことを特徴とする付記53に記載の方法。
(付記57)
前記第3の段のセットを特定する工程は、前記光通信チャネルが前記第2の段のセット内の全ての他の段の光通信チャネルの光パワーよりも大きいか又はそれに等しい光パワーを有する段のセットを特定する工程を有する、
ことを特徴とする付記53に記載の方法。
(付記58)
前記第3の段のセットを特定する工程は、前記第3の段のセットの中で、所定のゴースト閾レベルより大きい光パワーを有する光通信チャネルを有する段を有する第4の段のセットを特定する工程を有する、
ことを特徴とする付記53に記載の方法。
(付記59)
前記第1の段のセット及び前記第2の段のセットから、現在のゴースト数を特定する工程、
を更に有する付記53に記載の方法。
(付記60)
前記ゴースト・チャネルを発信する段のゴースト数をインクリメントする工程、
を更に有する付記59に記載の方法。
(付記61)
前記ゴースト・チャネルを発信する段を選択する工程は、最も小さい値の前記現在のゴースト数を有する段を選択する工程を有する、
ことを特徴とする付記60に記載の方法。
(付記62)
所定の時間の後に、少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから、前記ゴースト・チャネルを発信する第2の段を選択するために最初の4つの前記工程を繰り返す工程と、
前記第2の段が前記第1の段と異なる場合、前記第2の段から前記ゴースト・チャネルを発信する工程と、
を更に有する付記53に記載の方法。
(付記63)
前記所定の時間は、システムの激動を最小化するために指定された周波数である、ことを特徴とする付記62記載の方法。
(付記64)
前記システムの激動を最小化するために指定された周波数は、前記光通信システムの制御周期毎に1であるよう定められる、
ことを特徴とする付記63に記載の方法。
(付記65)
光通信システムのノード内でゴースト・チャネルを選択するシステムであって、
制御部、
を有し、
前記制御部は、
ゴースト・チャネルとしての使用のために前記ノード内の光通信チャネルを特定し、
前記ノード内の前記光通信チャネルを伝達する第1の段のセットを特定し、
前記第1の段のセット内で、有効なチャネルである前記光通信チャネルを有する段を有する第2の段のセットを特定し、
前記第1の段のセット内で、十分に強力な前記光通信チャネルを有する段を有する第3の段のセットを特定し、
少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから前記ゴースト・チャネルを発信するために第1の段を選択する、
よう構成される、
ことを特徴とするシステム。
(付記66)
前記制御部は、波長選択スイッチの一部である、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記67)
前記制御部は、スイッチ・カードの一部である、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記68)
前記制御部は、前記ノード内の複数の光通信チャネルのそれぞれに対して上述の工程を実行する、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記69)
前記制御部は、前記ノード内の複数の光通信チャネルに対して上述の工程を実行する、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記70)
前記制御部は、前記第2の段のセットが空の場合、前記ゴースト・チャネルとしての使用のために、前記ノード内の前記光通信チャネルをブロックする、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記71)
前記制御部は、前記光通信チャネルが前記第1の段のセット内の全ての他の段の光通信チャネルの光パワーよりも大きいか又はそれに等しい光パワーを有する段のセットを特定することにより、前記第3の段のセットを特定する、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記72)
前記制御部は、前記光通信チャネルが前記第2の段のセット内の全ての他の段の光通信チャネルの光パワーよりも大きいか又はそれに等しい光パワーを有する段のセットを特定することにより、前記第3の段のセットを特定する、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記73)
前記制御部は、前記第3の段のセットの中で、所定のゴースト閾レベルより大きい光パワーを有する光通信チャネルを有する段を有する第4の段のセットを特定するよう更に構成される、
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
(付記74)
前記制御部は、前記第1の段のセット及び前記第2の段のセットから、現在のゴースト数を特定するよう更に構成される、
ことを特徴とする付記73に記載のシステム。
(付記75)
前記制御部は、前記ゴースト・チャネルを発信する段のゴースト数をインクリメントするよう更に構成される、
ことを特徴とする付記74に記載のシステム。
(付記76)
前記制御部は、最も小さい値の前記現在のゴースト数を有する段を選択することにより、前記ゴースト・チャネルを発信する段を選択するよう更に構成される、
ことを特徴とする付記75に記載のシステム。
(付記77)
前記制御部は、
所定の時間の後に、少なくとも前記第2の段のセット及び前記第3の段のセットに基づき、前記第1の段のセットから、前記ゴースト・チャネルを発信する第2の段を選択するために最初の4つの前記工程を繰り返し、
前記第2の段が前記第1の段と異なる場合、前記第2の段から前記ゴースト・チャネルを発信する、
よう構成される
ことを特徴とする付記65に記載のシステム。
10 ネットワーク・システム
200 段
202 スプリッタ
204 WSS
206 増幅器
208 OCM
212 増幅器カード
214 スイッチ・カード
22 ノード
26 ファイバ
302 ゴースト・チャネル
304 トラフィック・チャネル
40 多重化波長
402a−d 損失図
404a−d 電力スペクトル

Claims (10)

  1. 光通信システム内で偏波ホールバーニングの影響を軽減するシステムであって、
    1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号と、
    該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べるよう構成された測定モジュールと、
    前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成するよう構成されたゴースト・チャネル生成モジュ―ルと、
    を有するシステム。
  2. 前記測定モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ゴースト・チャネル生成モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記ゴースト・チャネル及び前記トラフィック・チャネルのうちの1つの少なくとも1つの信号強度を測定するよう構成された電力モニタと、
    前記ゴースト・チャネルの信号強度と前記トラフィック・チャネルの信号強度を比較するよう構成された比較器と、
    前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しくない場合、前記ゴースト・チャネルの信号強度を増幅するよう構成された増幅モジュールと、
    を更に有する請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ゴースト・チャネル測定モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 前記比較器は、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  7. 前記増幅モジュールは、前記光通信システム内の波長選択スイッチの一部である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  8. 前記増幅モジュールは、前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記光入力信号の信号強度を超えないように、前記ゴースト・チャネルの信号強度の増幅を制限するよう構成される、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  9. 光通信システム内で偏波ホールバーニングの影響を軽減する方法であって、
    前記光通信システムの第1のノードで、1又は複数のトラフィック・チャネルを有する光入力信号を受信する工程と、
    該トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルの存在を調べる工程と、
    前記光入力信号の少なくとも1つの増幅された自然放出雑音から、前記トラフィック・チャネルの周りのゴースト・チャネルを生成する工程と、
    前記光通信システムの第2のノードへ前記トラフィック・チャネル及び前記ゴースト・チャネルを転送する工程と、
    を有する方法。
  10. 前記トラフィック・チャネルの少なくとも1つの信号強度を測定する工程と、
    前記ゴースト・チャネルの少なくとも1つの信号強度を測定する工程と、
    前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しいかどうかを決定する工程と、
    前記ゴースト・チャネルの信号強度が前記トラフィック・チャネルの信号強度に実質的に等しくない場合、前記ゴースト・チャネルの信号強度を増幅する工程と、
    を更に有する請求項9に記載の方法。
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