JP2002051008A - 光伝送システム及び光送信装置 - Google Patents

光伝送システム及び光送信装置

Info

Publication number
JP2002051008A
JP2002051008A JP2000237992A JP2000237992A JP2002051008A JP 2002051008 A JP2002051008 A JP 2002051008A JP 2000237992 A JP2000237992 A JP 2000237992A JP 2000237992 A JP2000237992 A JP 2000237992A JP 2002051008 A JP2002051008 A JP 2002051008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
channels
awg
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000237992A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kawasawa
俊夫 川澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Submarine Cable Systems Inc
Original Assignee
KDDI Submarine Cable Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Submarine Cable Systems Inc filed Critical KDDI Submarine Cable Systems Inc
Priority to JP2000237992A priority Critical patent/JP2002051008A/ja
Publication of JP2002051008A publication Critical patent/JP2002051008A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダミーチャネルの設定・変更を容易にする。 【解決手段】 光送信端局10は、17波長の信号光を
合波可能なアレイ導波路格子(AWG)20を具備し、
そのチャネル#6、#8、#19,#12の入力ポート
にそれぞれ光送信器22,24,26,28の出力信号
光が入力する。ダミー光として、AWG20のチャネル
#3,#15の入力ポートにそれぞれ、入力光無しの光
増幅器30,32の出力光が入力する。AWG20は、
チャネル#3,#6,#8,#10,#12,#15の
入力光を合波し、その合波光は光増幅器34及び光ファ
イバ伝送路12を介して、光受信端局14の光増幅器4
0に入力する。光増幅器40は光ファイバ伝送路12か
らの光を増幅してAWG42に印加する。AWG42
は、光増幅器40の出力光をチャネル#1〜#17の各
波長成分に分離する。AWG42のチャネル#6,#
8,#10,#12の出力光がそれぞれ、光受信器4
4,46,48,50に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送システム及
び光送信装置に関し、より具体的には波長分割多重光伝
送を使用する光伝送システム及び光送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】波長多重光伝送システムは、最大波長数
(n)を想定して設計されている。しかし、初期的に
は、数波長しか使用しない場合があり、その場合、チャ
ネル当たりの光パワーが大きくなり過ぎて、非線形によ
り信号が劣化する。これを防ぐ方法として、従来、波長
の異なる複数のダミー光(複数波長のレーザ光、又はA
SE(Amplified Stimulated E
misson)光の複数の特定波長成分又は複数波長の
レーザ光)を光ファイバ伝送路に導入する構成が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダミー光にレーザ光を
使用する場合、光伝送路において偏波ホールバーニング
を受けるので、偏波スクランブラなどを使用する必要が
ある。しかし、偏波スクランブラは、原理的に強度雑音
を伴うので、信号に影響を与える。
【0004】任意の波長のダミーチャネルを実現するに
は、複数個のレーザダイオード又はASE光源を用意
し、各ASE光源に対してそれぞれ所望の波長成分を抽
出する光バンドパスフィルタを用意しなければならな
い。この場合、部品点数が増加し、信頼性が低下する。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、所
望の1又は複数の波長でダミー光を簡単に導入できる光
伝送システム及び光送信装置を提示することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光伝送シス
テムは、信号光を出力する1以上の光送信器と、複数の
ASE光源と、それぞれに異なる波長を割り当てられた
複数の入力ポートを具備する波長多重器であって、当該
光送信器の出力光及び当該複数のASE光源の出力光を
波長多重する波長多重器とを具備する光送信端局と、当
該光送信端局から出力される信号光を伝搬する光ファイ
バ伝送路と、当該光ファイバ伝送路から出力される信号
光を受信する光受信端局とを具備することを特徴とす
る。
【0007】本発明に係る光送信装置は、信号光を出力
する1以上の光送信器と、複数のASE光源と、それぞ
れに異なる波長を割り当てられた複数の入力ポートを具
備する波長多重器であって、当該光送信器の出力光及び
当該複数のASE光源の出力光を波長多重する波長多重
器とを具備することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は光送信端局、12は光ファイバ伝
送路、14は光受信端局である。光ファイバ伝送路12
は、一般的には1又は複数の光増幅中継器を含むが、無
中継の光伝送路であってもよい。本実施例では、最大1
7波長を伝送できるように設計されており、当初は、そ
のうちの4波長を使用する場合を想定する。
【0010】光送信端局10は、17波長の信号光を合
波可能なアレイ導波路格子(AWG)20を具備し、そ
のチャネル#6、#8、#19,#12の入力ポートに
それぞれ光送信器22,24,26,28の出力信号光
が入力する。本実施例では、ダミー光として、AWG2
0のチャネル#3,#15の入力ポートにそれぞれ光増
幅器30,32の出力光が入力する。光増幅器30,3
2には信号光が入力されていない。従って、光増幅器3
0,32はASE光を出力する。AWG20は、各チャ
ネル#1〜#17、実際には、チャネル#3,#6,#
8,#10、#12,#15の入力光を合波して、光増
幅器34に印加する。光増幅器34は、AWG20から
のこの合波出力光を光増幅して光ファイバ伝送路12に
出力する。
【0011】光ファイバ伝送路12を伝搬した光は、光
受信端局14の光増幅器40に入力する。光増幅器40
は光ファイバ伝送路12からの光を増幅し、その出力は
AWG42に印加される。AWG42はAWG20と同
じ入出力特性を具備する。但し、AWG42はAWG2
0とは逆方向で使用され、AWG20が波長多重に使用
されるのに対し、AWG42は波長分離に使用される。
AWG42は、光増幅器40の出力光をチャネル#1〜
#17の各波長成分に分離する。AWG42のチャネル
#6,#8,#10,#12の出力光がそれぞれ、光受
信器44,46,48,50に入力する。
【0012】入力光を有しない光増幅器30,32は広
い波長帯のASE光を発生するが、その出力光をAWG
20に入力することで、結果的に、チャネル#3,#1
5の波長成分が抽出されることになる。すなわち、AS
E光からチャネル#3,#15の波長成分を抽出する光
バンドパスフィルタを省略できる。
【0013】図2は本実施例の光送信端局10の出力光
スペクトル分布を示し、図3は、9000km伝送後の
スペクトル分布を示す。
【0014】光増幅器30,32の出力光を入力するA
WG20の入力ポートを変更することで、ダミーチャネ
ルの波長を変更できる。すなわち、本実施例では、ダミ
ーチャネルの波長を容易に変更できる。図4は、チャネ
ル#2,#16をダミーチャネルとした場合の、光送信
端局10の出力光スペクトル分布を示し、図5は、90
00km伝送後のスペクトル分布を示す。また、図6
は、チャネル#4,#14をダミーチャネルとした場合
の、光送信端局10の出力光スペクトル分布を示し、図
7は、9000km伝送後のスペクトル分布を示す。
【0015】波長多重素子及び波長分離素子としてAW
G20,42を例示したが、同様の波長選択性を有する
波長多重器及び波長分離器を使用してもよいことはいう
までもない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、任意の波長のダミーチャネルを設
定でき、しかも、その波長を変更するのも容易である。
また、少ない部品で実現できるので、信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例の光送信端局10の出力光スペクト
ル分布である。
【図3】 図2に対する9000km伝送後のスペクト
ル分布を示す。
【図4】 チャネル#2,#16をダミーチャネルとし
た場合の、光送信端局10の出力光スペクトル分布であ
る。
【図5】 図4に対する9000km伝送後のスペクト
ル分布である。
【図6】 チャネル#4,#14をダミーチャネルとし
た場合の、光送信端局10の出力光スペクトル分布であ
る。
【図7】 9000km伝送後のスペクトル分布であ
る。
【符号の説明】
10:光送信端局 12:光ファイバ伝送路 14:光受信端局 20:アレイ導波路格子(AWG) 22,24,26,28:光送信器 30,32:光増幅器 34:光増幅器 40:光増幅器 42:AWG 44,46,48,50:光受信器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号光を出力する1以上の光送信器と、
    複数のASE光源と、それぞれに異なる波長を割り当て
    られた複数の入力ポートを具備する波長多重器であっ
    て、当該光送信器の出力光及び当該複数のASE光源の
    出力光を波長多重する波長多重器とを具備する光送信端
    局と、 当該光送信端局から出力される信号光を伝搬する光ファ
    イバ伝送路と、 当該光ファイバ伝送路から出力される信号光を受信する
    光受信端局とを具備することを特徴とする光伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 当該ASE光源が無入力の光増幅器から
    なる請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 【請求項3】 当該波長多重器がアレイ導波路格子から
    なる請求項1に記載の光伝送システム。
  4. 【請求項4】 信号光を出力する1以上の光送信器と、 複数のASE光源と、 それぞれに異なる波長を割り当てられた複数の入力ポー
    トを具備する波長多重器であって、当該光送信器の出力
    光及び当該複数のASE光源の出力光を波長多重する波
    長多重器とを具備することを特徴とする光送信装置。
  5. 【請求項5】 当該ASE光源が無入力の光増幅器から
    なる請求項4に記載の光送信装置。
  6. 【請求項6】 当該波長多重器がアレイ導波路格子から
    なる請求項4に記載の光送信装置。
JP2000237992A 2000-08-07 2000-08-07 光伝送システム及び光送信装置 Withdrawn JP2002051008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237992A JP2002051008A (ja) 2000-08-07 2000-08-07 光伝送システム及び光送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237992A JP2002051008A (ja) 2000-08-07 2000-08-07 光伝送システム及び光送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002051008A true JP2002051008A (ja) 2002-02-15

Family

ID=18729762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000237992A Withdrawn JP2002051008A (ja) 2000-08-07 2000-08-07 光伝送システム及び光送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002051008A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407340B1 (ko) * 2002-02-19 2003-11-28 삼성전자주식회사 광도파로열 격자를 이용한 광통신 장치
JP2008510388A (ja) * 2004-08-11 2008-04-03 タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド 光伝送システムにスペクトル負荷を与えるシステム及び方法
JP2010093836A (ja) * 2004-06-25 2010-04-22 Tyco Electronics Subsea Communications Llc 雑音装荷光ファイバ伝送システム
JP2011181927A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Fujitsu Ltd 偏波ホールバーニングを軽減させるシステム及び方法
JP2014230042A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 富士通株式会社 光伝送装置および光伝送方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407340B1 (ko) * 2002-02-19 2003-11-28 삼성전자주식회사 광도파로열 격자를 이용한 광통신 장치
JP2010093836A (ja) * 2004-06-25 2010-04-22 Tyco Electronics Subsea Communications Llc 雑音装荷光ファイバ伝送システム
JP2008510388A (ja) * 2004-08-11 2008-04-03 タイコ テレコミュニケーションズ (ユーエス) インコーポレーテッド 光伝送システムにスペクトル負荷を与えるシステム及び方法
JP4643645B2 (ja) * 2004-08-11 2011-03-02 タイコ エレクトロニクス サブシー コミュニケーションズ エルエルシー 光伝送システムにスペクトル負荷を与えるシステム及び方法
US8064770B2 (en) 2004-08-11 2011-11-22 Tyco Electronics Subsea Communications Llc System and method for spectral loading an optical transmission system
JP2011181927A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Fujitsu Ltd 偏波ホールバーニングを軽減させるシステム及び方法
JP2014230042A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 富士通株式会社 光伝送装置および光伝送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8204379B2 (en) Noise reduction in optical communications networks
KR100334432B1 (ko) 하나의도파관열격자다중화기를이용한양방향애드/드롭광증폭기모듈
US10056976B2 (en) Optical signal monitor, optical wavelength multiplexing transmitter, and method for monitoring optical signal
JP7064139B2 (ja) 光増幅中継システム
JP4930175B2 (ja) 信号光を転送するノードの制御装置
EP1519502A1 (en) Passive optical WDM network with individual channel amplification
JP2003283438A (ja) 光伝送装置および光伝送方法
US6512613B1 (en) WDM transmission repeater, WDM transmission system and WDM transmission method
JPH11289297A (ja) 双方向wdm光学信号増幅装置
KR20100000740A (ko) 광대역 무선 서비스를 위한 광 백홀 네트워크
JPH10285143A (ja) 光増幅装置
JP2002051008A (ja) 光伝送システム及び光送信装置
US7130542B2 (en) Modular multiplexing/demultiplexing units in optical transmission systems
US20050259988A1 (en) Bi-directional optical access network
JP3769172B2 (ja) 光波長多重伝送システム
WO2021176923A1 (ja) 海底光通信システム及び通信方法
CA2268005A1 (en) Wavelength division multiplexed signal amplifier
JP2005210264A (ja) 光受信器及び光伝送装置
JP2002208893A (ja) 光フィルタおよびこれを用いた波長多重光伝送システム
KR100434454B1 (ko) 데이지 체인 파장 분할 다중화 디바이스와 이를 사용한데이지 체인 파장 분할 다중화 시스템 및 전송 네트워크
JP2000004061A (ja) 光利得等化装置
RU2796653C1 (ru) Устройство передачи квантового и информационных каналов в одном оптическом волокне
JP2003115822A (ja) 波長多重光伝送システム
JP3275855B2 (ja) 波長多重光送信装置とこの装置を備えた波長多重光伝送装置
KR100281412B1 (ko) 동적이득 제어 기능을 구비한 다채널 광 전송장치 및 애드/드롭다중화 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106