JP2011181873A - ウエハリフト回転機構、ステージ装置及びイオン注入装置 - Google Patents

ウエハリフト回転機構、ステージ装置及びイオン注入装置 Download PDF

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Abstract

【課題】静電チャックからのウエハの離脱及び静電チャックに載置されるウエハのツイスト角の調整を簡単な構成により実現するとともに、静電チャックを回転させることなくウエハのツイスト角を調整可能にする。
【解決手段】静電チャックプレート21の外側に延出するウエハWの周端部Waに接触して、ウエハWを載置又は離脱するためのリフト部材41と、ウエハWが静電チャックプレート21に載置された状態でウエハWに非接触である退避位置Pと、ウエハWを保持してウエハWが静電チャックプレート21から離間した離間位置Qとの間で、リフト部材41を鉛直方向に沿って昇降させる昇降機構43と、リフト部材41がウエハWを保持した離間位置Qにある状態でリフト部材41を回転させることにより、ウエハWのツイスト角βを調整する回転機構42とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、静電チャックからウエハを離脱するウエハ離脱機能及びウエハのツイスト角を調整するツイスト角調整機能を有するウエハリフト回転機構、このウエハリフト回転機構を有するステージ装置及びイオン注入装置に関するものである。
従来、イオン注入装置における静電チャックに吸着されたウエハの離脱機構としては、特許文献1に示すように、静電チャックに形成された複数の貫通孔に挿通された複数の押上部材と、この押上部材を静電チャックに対して昇降させる昇降機構とを備えており、当該昇降機構による複数の押上部材の昇降移動によって、静電チャックに吸着されたウエハを強制的に離脱するものが考えられている。
一方、従来のイオン注入装置において静電チャックにウエハを載置する場合には、大気側に配置されたウエハアライナ(プレアライナ)によって予めウエハのツイスト角等を調整した後に、搬送ロボットによって静電チャック上に搬送するように構成されている。
近年では、ウエハに対するイオン注入の高精度化がユーザから望まれており、上記のようにウエハアライナによってウエハの位置を調整するだけでは、ユーザの要求に応えることが難しくなりつつある。つまり、ウエハ搬送時及び静電チャックへの載置時に生じるウエハの位置(具体的にはツイスト角)のずれによって、ウエハに対するイオン注入の高精度化が妨げられてしまう。
このようなことから、特許文献2に示すように、静電チャックにウエハを保持させた後に、静電チャックを回転させることによって、当該静電チャックに吸着されているウエハのツイスト角を調整するものが考えられている。
しかしながら、静電チャックには、その載置面に極性を付与するための電源ケーブル及び載置面を冷却するために静電チャック内部に冷媒を供給するための冷媒供給管が接続されていることから、静電チャックを頻繁に回転させることは、電源ケーブルの耐久性及び供給管のシール性の観点から好ましくない。また、特に電源ケーブルの耐久性の観点から、静電チャックを回転できる角度には制約がある。
さらに、上記特許文献2の静電チャックは、ウエハの離脱機構を有さないことから回転機構を設けることは比較的簡単であるが、上記特許文献1のように静電チャックが離脱機構を有するものであれば、静電チャックとともに離脱機構を一体的に回転させる必要がある。このように、それら2つを同時に回転させるとなると、大型の回転機構が必要となってしまうだけでなく、ウエハのツイスト角の位置制御が難しくなることが考えられる。
特許第2920239号公報 特開2004−95434号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、静電チャックからのウエハの離脱及び静電チャックに載置されるウエハのツイスト角の調整を簡単な構成により実現するとともに、静電チャックを回転させることなくウエハのツイスト角を調整可能にすることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係るウエハリフト回転機構は、静電チャックプレートの外側に設けられ、その外側に延出するウエハの周端部に接触して、当該静電チャックプレートにウエハを載置又は静電チャックプレートからウエハを離脱するためのリフト部材と、ウエハが静電チャックプレートに載置された状態で当該ウエハに非接触である退避位置と、当該ウエハを保持してこのウエハが静電チャックプレートから離間した離間位置との間で、前記リフト部材を静電吸着面に略垂直な方向に沿って昇降させる昇降機構と、前記リフト部材がウエハを保持した離間位置にある状態で当該リフト部材を回転させることにより、前記ウエハのツイスト角を調整する回転機構とを具備することを特徴とする。
このようなものであれば、リフト部材を静電チャックプレートの外側に設けて静電チャックプレートに対して昇降移動及び回転移動するという簡単な構成により、共通のリフト部材を介してウエハの離脱及びツイスト角の調整の両方を行うことができる。したがって、静電チャックプレートを回転させることなく、ウエハのツイスト角を調整することができるようになり、静電チャックプレートに接続される電源ケーブルの長寿命化が可能となるだけでなく、静電チャックプレートに冷媒を供給するための冷媒供給管が設けられている場合には、そのシール性の劣化も抑えることができる。さらに、電源ケーブルが接続不要なリフト部材を回転させる構成により、電源ケーブルに制限されることなく、ウエハを自由に回転させることができる。
静電チャックプレートからのウエハの離脱の際に、ウエハに生じる反りを可及的に低減するとともに、リフト部材及びウエハ周端部の接触面積を可及的に大きくしてリフト部材を回転させた際のウエハの滑りを生じにくくするためには、前記リフト部材が、前記ウエハの周端部の略全周に接触するように構成されていることが望ましい。
静電チャックプレートからウエハを離脱する際の反動によって、当該ウエハがリフト部材から落下しないようにするだけでなく、リフト部材を回転させた際にウエハがリフト部材から落下しないようにするためには、前記リフト部材が、前記ウエハを保持する際に、当該ウエハが落下することを防止する落下防止構造を有することが望ましい。
ウエハを保持した際にリフト部材に対してウエハがずれてしまうことを防止するとともに、ウエハの中心とリフト部材の回転中心とを一致させることにより、ウエハの回転角度とリフト部材の回転角度とを一致させるためには、前記リフト部材が、前記ウエハを保持する際に、当該ウエハの中心を前記リフト部材の回転中心に合わせる中心調整構造を有することが望ましい。
前記落下防止構造及び前記中心調整構造を1つの構成によって実現するためには、前記リフト部材のウエハ接触面が、下降方向に行くに従って狭まるテーパ面を有することが望ましい。
リフト部材、回転機構及び昇降機構の具体的な配置態様としては、前記リフト部材を回転可能に支持するとともに、前記回転機構が固定される台座を有し、前記昇降機構が、前記台座を昇降させることにより、前記リフト部材を昇降させるものであることが望ましい。このとき、台座上に固定された回転機構がリフト部材を直接的に回転移動させることができリフト部材の回転位置制御を精度よく行うことができるとともに、回転対象がリフト部材のみであり回転機構の出力を可及的に小さくすることができる。なお、回転機構が注入チャンバ(例えば10−5Pa〜10−6Paの真空チャンバ)内に配置される場合において、当該回転機構の構成要素として真空モータを用いた場合には、当該真空モータには減速機を使えないことから出力トルクが小さくなってしまう。このことから回転対象をリフト部材のみとすることが望ましい。一方、逆の構成、つまり台座にリフト部材及び昇降機構を設け、当該台座を回転機構により回転させる場合には、回転機構の出力トルクを大きくする必要があるが、上記の理由により好ましくない。
このように構成した本発明によれば、静電チャックからのウエハの離脱及び静電チャックに載置されるウエハのツイスト角の調整を簡単な構成により実現するとともに、静電チャックを回転させることなくウエハのツイスト角を調整可能にすることができる。
本発明の一実施形態に係るイオン注入装置の全体構成を示す模式図である。 同実施形態のイオンビーム及びウエハ移動装置の動作を説明する斜視図である。 同実施形態のウエハリフト回転機構を示す断面図である。 同実施形態のリフト本体の模式的平面図である。 同実施形態のリフト部材のリフト接触面を示す拡大断面図である。 ウエハのツイスト角を示す図である。 同実施形態のウエハリフト回転機構の昇降動作を示す模式図である。 変形実施形態に係るウエハリフト回転機構を示す断面図である。 変形実施形態に係るリフト部材の模式的平面図である。 変形実施形態に係るリフト部材の拡大断面図である。
以下に本発明に係るイオン注入装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るイオン注入装置100は、図1に示すように、イオンビームIBの進行方向をZ方向とし、Z方向と実質的に直交する面内において互いに実質的に直交する2方向をX方向及びY方向とした場合において、電界又は磁界によりイオンビームIBをX方向に走査することによって、X方向の寸法がY方向の寸法よりも大きいリボン状の形を有するリボン状のイオンビームIBを生成し、このリボン状のイオンビームIBを注入チャンバ107内に導入して、当該注入チャンバ107内におけるイオンビームIBが入射される注入位置で、ウエハWをY方向に機械的に往復移動することにより、ウエハWにイオンビームIBを入射させてイオン注入を行うものである。
なお、ウエハWは、例えばシリコン基板等の半導体基板、ガラス基板、その他の基板である。その平面形状は、本実施形態では概略円形であるが、その他、矩形であっても良いし、その他の形状であっても良い。
具体的にこのものは、図1に示すように、リボン状のビームの元になるイオンビームを発生させるイオン源101と、このイオン源101から射出されるイオンビームから所定のイオン種のイオンビームを選別して導出する分析電磁石102と、この分析電磁石102から導出されたイオンビームを所定のエネルギになるように加減速する加減速器103と、この加減速器103から導出されるイオンビームから所定のエネルギのイオンビームを選別して導出するエネルギ分離器104と、このエネルギ分離器104から導出されたイオンビームを電界又は磁界によってX方向に往復走査する走査器105と、この走査器105から導出されたイオンビームの平行走査を行って、リボン状の形をしているイオンビームIBを形成するビーム平行化器106とを備えている。なお、平行走査とは、イオンビームを、イオンビームの進行方向Zに平行またはほぼ平行な状態を保ちつつX方向に走査することである。
ビーム平行化器106から導出されたリボン状のイオンビームIBは、真空に排気される注入チャンバ107内において、ウエハ移動装置200のウエハホルダ2に保持されているウエハWに照射され、それによってウエハWにイオン注入が行われる。この際、ウエハWは、図2に示すように、ウエハ移動装置200によって、Y方向に往復移動される。このウエハWの往復移動とリボン状のイオンビームIBの照射によって、ウエハWの全面にイオン注入を行うことができる。通常、ウエハWの全面にイオン注入を行うために、イオンビームIBのX方向の寸法は、ウエハWのX方向の寸法よりも若干大きくしている。
なお、イオンビームIBを上記のようにX方向に走査する代わりに、イオン源102からX方向の寸法がY方向の寸法よりも大きいリボン状の形をしているイオンビームを発生させて、それをウエハWまで輸送してウエハWに入射させるようにしても良い。すなわち、X方向の走査を経ることなくリボン状の形をしているイオンビームを用いても良い。
次に本実施形態のイオン注入装置100におけるステージ装置たるウエハ移動装置200について説明する。
ウエハ移動装置200は、図2に示すように、ウエハWを保持するとともに当該ウエハWをY方向に往復移動するものであり、静電チャック機能を有するウエハホルダ2と、当該ウエハホルダ2をY方向に往復移動するための往復移動機構3とを備えている。
ウエハホルダ2は、図3に示すように、ウエハWを静電吸着して保持する静電チャックプレート21を備え、当該静電チャックプレート21を支持する支持部材22がその下面に接続されている。また、支持部材22の下端は、往復移動機構3によりY方向に移動するベース部材23に接続されている。
このウエハホルダ2は、イオン注入時とウエハ搬送時とにおいて、その向きを回転軸201を回転中心として回転可能に構成されており、イオン注入時においては、イオン注入のために、その静電チャックプレート21の静電吸着面21aがZ方向を向くように図示しない駆動部によって回転され、ウエハ搬送時においては、ウエハWの搬送のために、その静電吸着面21aが鉛直上方(本実施形態ではX方向)を向くように前記駆動部によって回転される。
静電チャックプレート21は、絶縁層内に設けた内部電極に電圧を印加することで生じる静電力によってウエハWを吸着するものであり、その上面が静電吸着面21aとなる概略平板状をなすものである。そして、この静電チャックプレート21は、静電吸着されるウエハWの平面形状よりも一回り小さい形状(本実施形態では円形状)をなすものであり、当該静電チャックプレート21にウエハWを載置(吸着)した状態において、当該静電チャックプレート21の径方向外側からウエハWの周端部Waの全周がはみ出る構成としている。
また、支持部材22には、内部電極に電圧を印加して静電吸着面21aに極性を付与するための電源ケーブル(不図示)及び静電チャックプレート21(特に静電吸着面21a)を冷却するための冷却媒体が流通する冷媒供給管(不図示)が設けられている。
往復移動機構3は、図2に示すように、注入チャンバ107内においてウエハホルダ2を一方向(図2ではY方向)に往復移動させるものであり、ウエハホルダ2が接続されて、当該ウエハホルダ2をY方向に沿って往復移動させるための第1の移動機構31と、当該第1の移動機構31が接続されて、ウエハホルダ2とともに第1の移動機構31をY方向に沿って往復移動させるための第2の移動機構32とを備えている。本実施形態では、第1の移動機構31及び第2の移動機構32は、ボールねじ機構を用いたものであり、第1の移動機構31のボールねじのピッチを、第2の移動機構32のボールねじのピッチよりも小さくすることにより、第1の移動機構31を、第2の移動機構32よりも低速且つ高分解能としている。なお、このように構成された往復移動機構3は、注入チャンバ107内において、X方向を回転中心として回転可能に構成されている。これにより、ウエハWに立てた垂線とイオンビームIBとがなす角度であるチルト角を調整可能にしている。
しかして本実施形態のウエハ移動装置200において、ウエハホルダ2の周囲には、図3に示すように、ウエハホルダ2の載置板である静電チャックプレート21に吸着保持されているウエハWを離脱するとともに、ウエハWのツイスト角βを調整するためのウエハリフト回転機構4が設けられている。
このウエハリフト回転機構4は、図3に示すように、リフト部材41と、当該リフト部材41を回転させる回転機構42と、前記リフト部材41を昇降させる昇降機構43とを備えている。なお、ウエハリフト回転機構4は、イオン注入時とウエハ搬送時とにおいて、ウエハホルダ2と一体的に回転軸201によって回転するように構成されている。
リフト部材41は、載置板である静電チャックプレート21の径方向外側に設けられており、静電チャックプレート21の径方向外側に延出するウエハWの周端部Waに接触して、当該静電チャックプレート21にウエハWを載置又は静電チャックプレート21からウエハWを離脱するものである。
本実施形態のリフト部材41は、概略円板状をなす静電チャックプレート21の径方向外側全周を囲むように設けられ、当該静電チャックプレート21を下方から覆うように形成されたリフト本体411と、当該リフト本体411の回転中心と同心状に設けられた支持円筒部412とを備えている。
リフト本体411は、図4に示すように、概略皿状をなす回転体形状であり、静電チャックプレート21の外径よりも若干大きい上部開口部411Aを有する。この上部開口部411Aにおいて、静電チャックプレート21上に載置されたウエハWの周縁部Waに接触するウエハ接触部413が形成されている。本実施形態のウエハ接触部413は、ウエハWの周端部Waの略全周に接触するように構成されている。つまりウエハ接触部413は、上部開口部411Aの全周に形成されている。これにより、ウエハWとウエハ接触部413との接触面積を大きくすることができ、ウエハ本体411上でのウエハWの回転方向の滑りを生じにくくしている。
そして、ウエハ接触部413の上面であるウエハ接触面413aは、図5に示すように、下降方向に行くに従って縮径するテーパ面である。リフト部材41に保持されたウエハWの周縁部Wa(具体的には下角部)がテーパ面413aに接触する。当該テーパ面413aは、リフト部材41がウエハWを保持する際に、当該リフト部材41からウエハWが落下することを防止する落下防止構造及びウエハWの中心をリフト部材41の回転中心に合わせる中心調整構造として機能する。つまり、リフト部材41を昇降機構43により上昇させていくと、テーパ面413aの中腹部にウエハWの下角部が接触する。これにより、離脱の反動でウエハWが上方に跳ね上がったとしても、テーパ面413aの上側部がウエハWの周囲を囲む構成となっているので、落下を防止することができる。また、リフト部材41によりウエハWを保持した際に当該ウエハWが傾斜したとしても、ウエハWがテーパ面413aを鉛直方向に沿って滑ることによってウエハWを水平にすることができ、その結果、リフト本体411の回転中心とウエハWの中心とを一致させることができる。
また、リフト部材41のウエハ接触部413に連続して上部には概略円筒状の円筒壁部414が形成されている(図5参照)。この円筒壁部414の内径は、前記ウエハ接触面であるテーパ面413aの上端内径と略同一である。この円筒壁部414は、前記テーパ面413aと共に、落下防止構造として機能する。
支持円筒部412は、図3に示すように、リフト本体413の下面に連続して形成されており、この支持円筒部412の内部には、前記静電チャックプレート21を支持する支持部材22が挿入されている。支持円筒部412は、リフト部材41を回転可能に支持する台座44に形成された貫通孔44Hに挿入されるとともに、当該貫通孔44Hを形成する壁部との間に転がり軸受等の軸受45、46を介して支持されている。本実施形態では、上下2箇所に転がり軸受45、46を介して台座44に固定した場合を示している。また、台座44には、当該リフト部材41を回転するための回転機構42が設けられている。
回転機構42は、ウエハWがリフト部材41に保持されて静電チャックプレート21から離間した状態で当該リフト部材41を回転させることにより、ウエハWのツイスト角βを調整するものである。なお、ツイスト角βとは、図6に示すように、ウエハWをその平面中心Wcを中心にして基準位置から回転させた角度であり、本実施形態では例えば所定位置にあるオリフラ又はノッチを基準位置としてその基準位置から回転させた角度である。
回転機構42の一例としての具体的な構成は、図3に示すように、台座44に固定された真空モータ421と、当該真空モータ421の駆動軸421aに接続された駆動ローラ422と、リフト部材41の支持円筒部412の外側周面に設けられた従動ローラ423と、駆動ローラ422から従動ローラ423へ駆動伝達を行う無端ベルト424とからなる。
真空モータ421は、制御装置108によりその回転が制御される。具体的に制御装置108は、撮像部(不図示)によりリフト部材41により保持されたウエハWの画像を取得して、当該ウエハWの画像におけるウエハWのオリフラ又はノッチの位置と、予め設定された当該オリフラ又はノッチの基準位置とを比較して、前記真空ローラ421への出力を調整する。このようにして回転機構42により、リフト部材41に保持されているウエハWのツイスト角βが調整される。
昇降機構43は、図3及び図7に示すように、ウエハWが静電チャックプレート21に載置された状態で当該ウエハWに非接触である退避位置Pと、当該ウエハWを保持してこのウエハWが静電チャックプレート21から上方に離間した離間位置Qとの間で、リフト部材41を静電吸着面21aに略垂直な方向(具体的には鉛直方向)に沿って昇降させるものである。なお、昇降機構43によりウエハWの離脱が行われる際には、ウエハホルダ2は回転軸201を中心に回転されて、静電吸着面21aが鉛直上向き(X方向上向きと一致)となるようにされている。
具体的に昇降機構43は、リフト部材41及び回転機構42が設けられた台座44と往復移動機構3との間に介在して設けられ、当該台座44を往復移動機構3に対して鉛直方向に沿って昇降移動させることにより、図7に示すように、リフト部材41を退避位置P及び離間位置Qとの間で昇降移動させるものである。
退避位置Pは、リフト部材41のウエハ接触部413が、静電チャックプレート21に吸着しているウエハWの周端部Wa下面から下方に離間して、ウエハWの周端部Waに接触しない位置である(図7(A)参照)。また、離間位置Qは、リフト部材41がウエハWを保持しており、当該ウエハWが静電チャックプレート21の上面(静電吸着面21a)から上方に離間して、ウエハWが静電チャックプレート21に接触しない位置である(図7(B)参照)。昇降機構43の具体的な構成は、アクチュエータとして真空シリンダを用いたもの、真空モータ及びラックアンドピニオン機構を用いたもの等が考えられる。これらのアクチュエータは、往復移動機構3にスライド可能に設けられたベース部材23に固定される。
昇降機構43のアクチュエータは、制御装置108によりそのストロークが制御される。具体的に制御装置108は、搬送ロボット(不図示)によりウエハWが静電チャックプレート21に搬送される前に、昇降機構43を構成する真空シリンダ等のアクチュエータを制御して、リフト部材41を上昇させて離間位置Qに移動させる。そして、搬送ロボットによりウエハWがリフト部材41に載置されたことを検知した場合に(図7(B)参照)、昇降機構43を構成する真空シリンダ等のアクチュエータを制御して、当該リフト部材41を下降させてリフト部材41から静電チャックプレート21にウエハWを移載する(図7(A)参照)。その後、イオン注入が終了したことを検知した場合には、制御装置108は、前記アクチュエータを制御して、リフト部材41を上昇させて、ウエハWを静電チャックプレート21から離脱させる。
次に本実施形態のイオン注入装置100におけるウエハWの載置・離脱の手順について説明する。
まず、ウエハWが搬送ロボットにより注入チャンバ107内に搬送される。このとき搬送ロボットに把持されているウエハWは、注入チャンバ107外部のウエハアライナによって予め位置調整されているものであっても良いし、そうでなくても良い。また、ウエハホルダ2は、その静電吸着面21aが鉛直上方を向いている。
このウエハWの搬送時において、ウエハリフト回転機構4におけるリフト部材41は、昇降機構43によって離間位置Qに位置している。そして、離間位置Qにあるリフト部材41上に搬送ロボットによってウエハWが載置される。このとき、リフト部材41上のウエハWが撮像部によって撮像されて、ウエハWのツイスト角βが所望のツイスト角であるか否かを判断する。この判断は、予めユーザにより入力された所望の角度に基づいて制御装置108が自動的に行うように構成している。なお、ユーザが目視によって行うようにしても良い。
そして制御装置108は、上記の比較によって、リフト部材41上のウエハWのツイスト角βが所望の角度でないと判断した場合には、そのずれを無くすべく、そのずれ量に基づいて回転機構42の真空モータ421の回転角度を制御する。この回転機構42の制御によってリフト部材41上のウエハWのツイスト角βが調整される。なお、上記の調整後に再び撮像部によってウエハWを撮像し、ウエハWのツイスト角βが所望の角度となるまで上記と同様に比較及び調整を繰り返す。
ウエハWのツイスト角βが所望の角度に調整された後に、制御装置108は、昇降機構43のアクチュエータを制御することによって、リフト部材41を下降させてウエハWを静電チャックプレート21上に移載する。この静電チャックプレート21上への移載後において撮像部によってウエハWを撮像し、ツイスト角βが所望の角度か否かを判断し、そうでなければ、制御装置108は、昇降機構43により、ウエハWをリフト部材41上に保持させて、再度回転機構42を用いてウエハWのツイスト角βを調整する。
静電チャックプレート21に載置されたウエハWのツイスト角βが所望の角度である場合、制御装置108は、電源ケーブルを介して静電チャックプレート21の内部電極に電圧を印加して、ウエハWを静電吸着するとともに、ウエハホルダ2等を回転させることにより、ウエハWの表面がZ方向を向くように回転させる。その後、制御装置108は、イオン注入装置100のその他の機構を制御して、リボン状のイオンビームIBを注入チャンバ107内に導入するとともに、往復移動機構3を制御して、ウエハWをY方向に往復移動させることによって、ウエハWの表面全体にイオン注入を行う。
イオン注入後において、制御装置108は、リボン状のイオンビームIBの導入を停止するとともに、ウエハホルダ2等を回転させることにより、ウエハWの表面がX方向を向くように回転させる。その後、内部電極への電圧を印加を停止して静電チャックプレート21の静電吸着を停止する。そして、昇降機構43を制御することによって、リフト部材41を上昇させていき、静電チャックプレート21からウエハWを離脱させる。この離脱後、リフト部材41上に保持されているウエハWは、搬送ロボットにより、注入チャンバ107の外部に搬出される。なお、上記イオン注入後において直ちに搬送ロボットにより搬出することなく、離脱位置Qにあるリフト部材41を回転機構42により所定角度回転させて、ウエハWのツイスト角βを変更して、再度イオン注入する処理を行っても良い。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係るイオン注入装置100によれば、リフト部材41を静電チャックプレート21の外側に設けて静電チャックプレート21に対して昇降移動及び回転移動するという簡単な構成により、共通のリフト部材41を介してウエハWの離脱及びツイスト角βの調整の両方を行うことができる。
また、電源ケーブル及び冷媒供給管を設ける必要のないリフト部材41を回転させてウエハWのツイスト角βを調整できるので、静電チャックプレート21を回転させることなく、ウエハWのツイスト角βを調整することができるようになり、静電チャックプレート21に接続される電源ケーブルの長寿命化が可能となるだけでなく、静電チャックプレート21に冷媒供給管が設けられている場合には、そのシール性の劣化も抑えることができる。
なお、静電チャックプレート21を回転させる場合には、特に電源ケーブルによりその回転角度が制限されるが、リフト部材41を回転させる構成により、電源ケーブルに制限されることなく、ウエハWを自由に回転させることができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態のウエハ移動装置は、静電チャックプレートが回転しない構成でありリフト部材のみが回転する構成であったが、リフト部材だけでなく、静電チャックプレートを回転する構成としても良い。この場合、リフト部材を回転するリフト回転機構の他に、静電チャックプレートを回転させるチャック回転機構を設ける。このチャック回転機構は、静電チャックプレートの支持部材を回転することにより、静電チャックプレートを回転させることが考えられる。なお、チャック回転機構は、電源ケーブルの耐久性を考慮した範囲で回転させる必要がある。
また、前記実施形態のリフト部材41は、静電チャックプレート21の径方向外側に設けられたリフト本体411及びその支持円筒部412により構成されているが、図8に示すように、静電チャックプレート21の回転中心と同軸上にリフトピン47を有する構成としても良い。このようにリフトピン47を設けることによって、ウエハWの周端部Waのみを支持する場合にウエハ中心部に生じる反りを無くすることができウエハ全体としての反りを減少させることができる。また、リフトピン47を静電チャックプレート21の回転中心に設けているので、リフトピン47をリフト本体411とともに回転させる場合であっても静電チャックプレート21を回転させる必要がない。また、リフトピン47を回転させない構成の場合において静電チャックプレート21を回転させる構成の場合にも、リフトピン47が静電チャックプレート21の回転を妨げることがない。
さらに、前記実施形態のウエハ接触部413は、ウエハWの周端部Waの全周に接触するように、リフト本体411の内側周面全体に設けられているが、その他、図9に示すように、複数のウエハ接触部413を周方向に間欠的に設けるようにしても良い。
その上、前記実施形態のリフト部材41のウエハ接触面413aはテーパ面であったが、その他、図10に示すように、ウエハ接触部413を例えばリフト本体411の内側周面において内径側に突出した突条部として、ウエハ接触面413aをその上面である水平面により形成しても良い。また、リフト本体411の内側周面において、内径側に突出した複数の突起上面により形成しても良い。
加えて、前記実施形態のイオン注入装置は、リボン状のイオンビームをウエハに照射するものであったが、スポット状のイオンビームを電界または磁界による走査手段によってX方向に平行走査すると共に、イオン注入すべきウエハを保持するウエハホルダを、ウエハ駆動機構によって、イオンビームの走査領域内で前記X方向(例えば水平方向)と実質的に直交するY方向(例えば垂直方向)に機械的に走査する構成のものであっても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100 ・・・イオン注入装置
W ・・・ウエハ
Wa ・・・周端部
21 ・・・静電チャックプレート
4 ・・・ウエハリフト回転機構
41 ・・・リフト部材
413a・・・ウエハ接触面(テーパ面)
42 ・・・回転機構
43 ・・・昇降機構
44 ・・・台座
P ・・・退避位置
Q ・・・離間位置
β ・・・ツイスト角

Claims (8)

  1. 静電チャックプレートの外側に設けられ、その外側に延出するウエハの周端部に接触して、当該静電チャックプレートにウエハを載置又は静電チャックプレートからウエハを離脱するためのリフト部材と、
    ウエハが静電チャックプレートに載置された状態で当該ウエハに非接触である退避位置と、当該ウエハを保持してこのウエハが静電チャックプレートから離間した離間位置との間で、前記リフト部材を静電吸着面に略垂直な方向に沿って昇降させる昇降機構と、
    前記リフト部材がウエハを保持した離間位置にある状態で当該リフト部材を回転させることにより、前記ウエハのツイスト角を調整する回転機構とを具備するウエハリフト回転機構。
  2. 前記リフト部材が、前記ウエハの周端部の略全周に接触するように構成されている請求項1記載のウエハリフト回転機構。
  3. 前記リフト部材が、前記ウエハを保持する際に、当該ウエハが落下することを防止する落下防止構造を有する請求項1又は2記載のウエハリフト回転機構。
  4. 前記リフト部材が、前記ウエハを保持する際に、当該ウエハの中心を前記リフト部材の回転中心に合わせる中心調整構造を有する請求項1、2又は3記載のウエハリフト回転機構。
  5. 前記リフト部材のウエハ接触面が、下降方向に行くに従って狭まるテーパ面を有する請求項3又は4記載のウエハリフト回転機構。
  6. 前記リフト部材を回転可能に支持するとともに、前記回転機構が固定される台座を有し、
    前記昇降機構が、前記台座を昇降させることにより、前記リフト部材を昇降させるものである請求項1、2、3、4又は5記載のウエハリフト回転機構。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のウエハリフト回転機構を備えたステージ装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載のウエハリフト回転機構を備えたイオン注入装置。
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