JP2011180255A - 画像形成装置 - Google Patents

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    • G03G2215/0141Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to a recording medium carried by a transport belt the linear arrangement being horizontal

Abstract

【課題】画像形成部と、無端状のベルトを備えるベルトユニットと、を有する画像形成装置に関し、ベルトによる搬送精度及び画像形成の質を高く維持し得る画像形成装置を提供する。
【解決手段】レーザプリンタ1は、画像形成部20と、無端状の搬送ベルト53を有する転写ユニット50と、クリーニングユニット80と、を有する。用紙Pに対する画像形成を行う際には、レーザプリンタ1は、クリーニングローラ82の回転速度を、搬送ベルト53の搬送方向に対抗する方向の所定速度に制御する。同時に、レーザプリンタ1は、バックアップローラ85の位置を移動させ、クリーニングローラ82とバックアップローラ85により搬送ベルト53を挟み込む。クリーニングローラ82の回転速度と、バックアップローラ85の位置を制御することにより、レーザプリンタ1は、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53にテンションを付与し、搬送ベルト53を略平面状にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成部と、無端状のベルトを備えるベルトユニットと、を有する画像形成装置に関する。
画像形成装置において、トナー収容部等を有する画像形成部と、ベルトユニットとを有するものが知られている。当該ベルトユニットは、一の駆動ローラと、従動ローラにかけ回された無端状のベルトにより構成される。このような画像形成装置では、ベルトユニットのベルトにより被記録媒体(用紙)を搬送しつつ、画像形成部で形成された画像を、当該被記録媒体に転写する。
この場合、被記録媒体に形成される画像の質は、画像形成部により形成された画像の転写タイミングや、被記録媒体を搬送するベルトの状態に影響される。即ち、画像の質を適正に維持するためには、ベルトは、画像形成部と対向する部分において、凹凸の無い平面状であることが望ましい。
上記構成を有する画像形成装置に関する発明として、特許文献1記載の画像形成装置が知られている。特許文献1記載の画像形成装置は、トナー収容器を有する画像形成部と、当該画像形成部の下方に配設された転写ベルトと、を有している。当該転写ベルトは、無端状のベルトにより構成されており、駆動ローラと従動ローラにかけ回されている。そして、当該画像形成装置は、従動ローラ側に配設された圧縮バネにより、駆動ローラと従動ローラの間に位置する転写ベルトに対して強いテンションを付与し、画像形成部に対向する転写ベルトを略平面な状態にしている。
特開2007−140144号公報
上述したように、特許文献1に係る画像形成装置では、圧縮バネは、駆動ローラと従動ローラの間を広げる方向のテンションを、転写ベルトに付与している。そして、当該画像形成装置においては、圧縮バネは、画像形成を行っていない期間であっても、転写ベルトに対してテンションを付与している。
ここで、圧縮バネの弾性力は、画像形成部に対向する転写ベルトを略平面な状態にするために用いられるため、一定以上の強さが要求される。従って、画像形成を行っていない期間であっても、圧縮バネにより、転写ベルトにテンションを付与していると、転写ベルトには、従動ローラ等の外周面に沿った癖がついてしまう。そして、上記のように転写ベルトに癖がついてしまうと、癖の部分が凹凸となり、画像形成時における被記録媒体の搬送等の精度に対して、悪影響を及ぼしてしまい、当該画像形成装置にける画像形成の品質を低下させてしまう。又、転写ベルトに直接画像を転写し、転写ベルトから被記録媒体に画像を転写する構成の場合においても、転写ベルトの画像形成部と対向する部分に凹凸があることで、転写ベルトに転写される画像の品質が低下し、結果的に被記録媒体に形成される画像の品質を低下させてしまう。
本発明は、画像形成部と、無端状のベルトを備えるベルトユニットと、を有する画像形成装置に関し、被記録媒体に対する画像形成の質を高く維持し得る画像形成装置を提供する。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、ベルトの転写範囲に対して、画像形成部により形成された画像を転写する。そして、当該画像形成装置は、テンション付与手段と、制御部と、を有している。前記画像転写期間である場合、画像形成装置は、制御部でテンション付与手段を制御し、搬送方向に回転するベルトに対して抵抗を与え、転写範囲内に位置するベルトに対しテンションを付与する。これにより、当該画像形成装置は、画像転写に要する動作が行われる期間において、転写範囲内におけるベルトを適正な状態にすることができ、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。そして、画像転写期間外である場合、当該画像形成装置は、制御部でテンション付与手段を制御し、テンション付与手段により前記転写範囲内に位置するベルトに対して付与されたテンションを画像転写期間よりも減少、又は除去する。即ち、画像転写期間外で、ベルトに過剰なテンションが付与されることがないので、当該画像形成装置は、ベルトに癖がつくことを防止することができ、ベルト表面の凹凸により、転写される画像の品質が低下することを防止できる。
そして、請求項2記載の画像形成装置において、画像転写期間は、画像転写実行期間と、付随処理期間から構成される。この付随期間は、画像転写実行期間と連続し、当該画像転写実行期間内の処理に付随する処理(画像転写実行前の準備、画像転写後のクリーニング等)が実行される期間である。そして、当該画像形成装置は、画像転写期間の付随処理期間である場合、制御部でテンション付与手段を制御することにより、転写範囲内に位置するベルトに対し、第1のテンションを付与する。これにより、当該画像形成装置は、画像転写の実行と連続する付随処理を、確実且つ適切に行い得る。更に、当該画像形成装置は、前記画像転写実行期間である場合、前記制御部でテンション付与手段を制御することにより、前記転写範囲内に位置するベルトに対し、前記第1のテンションよりも大きな第2のテンションを付与する。この結果、当該画像形成装置は、画像転写を実行する際に、確実に、転写範囲内におけるベルトを略平面な状態とすることができ、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。又、画像転写期間においても、常に均一なテンションではなく、画像形成装置が実行する処理に応じて、第1のテンションと、第2のテンショントを切り替えることで、ベルトに対して必要以上のレベルのテンションを付与することがなく、ベルトを長期間にわたって、良好な状態に保つことができる。
又、請求項3記載の画像形成装置において、テンション付与手段は、ベルトに接触するローラを含み、そのローラは、ベルトが転写範囲において搬送方向に移動する速度と異なる周速度で回転する。これにより、ローラの周速度と、ベルトの転写範囲における移動速度との相対的な速度差を大きくする。即ち、ベルトの転写範囲における移動速度に対してローラの周速度を遅くすることにより、上記相対的な速度差を大きくする。これにより、当該画像形成装置は、転写範囲内に位置するベルトに対して、テンションを付与することができ、簡単な構成、制御により、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。
又、請求項4記載の画像形成装置において、テンション付与手段のローラは、転写範囲よりも搬送方向上流側のベルトに接触し、そのベルトの移動方向とは逆方向に回転する。これにより、ベルトは、その移動方向とは逆方向に引っ張られる力を受けることになり、転写範囲内に位置するベルトに対して、良好にテンションを付与することができる。
そして、請求項5記載の画像形成装置において、テンション付与手段は、前記ベルトを挟む一対の部材を有し、制御部は、テンション付与手段の一対の部材がベルトを挟む又は挟むことから解除、あるいは挟む力の強弱を制御する。ここで、転写範囲内のベルトは搬送方向に移動しており、そのベルトを一対の部材により挟み込むことで、ベルトは、逆方向に引っ張られる力を受けることになる。即ち、当該画像形成装置は、転写範囲内に位置するベルトに対して、テンションを付与することができ、簡単な構成、制御により、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。
又、請求項6記載の画像形成装置は、ベルトの転写範囲に対して、画像形成部により形成された画像を転写する。そして、当該画像形成装置は、テンション付与手段を有し、テンション付与手段は、ベルトに接触するローラを含み、そのローラは、一対のベルトローラト転写範囲との間で、ベルトが転写範囲において搬送方向に移動する速度と異なる周速度で回転する。これにより、ローラの周速度と、ベルトの転写範囲における移動速度との相対的な速度差を大きくする。即ち、ベルトの転写範囲における移動速度に対してローラの周速度を遅くすることにより、上記相対的な速度差を大きくする。これにより、当該画像形成装置は、転写範囲内に位置するベルトに対して、テンションを付与することができる。又、一対のベルトローラと転写範囲との間でテンション付与手段が作用することで、ベルトローラの部分でテンションを付与する従来の機構に比べ、ベルトに癖がつきにくい。その結果、簡単な構成、制御により、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。
又、請求項7記載の画像形成装置において、テンション付与手段のローラは、転写範囲よりも搬送方向上流側のベルトに接触し、そのベルトの移動方向とは逆方向に回転する。これにより、ベルトは、その移動方向とは逆方向に引っ張られる力を受けることになり、転写範囲内に位置するベルトに対して、良好にテンションを付与することができる。
そして、請求項8記載の画像形成装置において、テンション付与手段は、ローラと協働してベルトを挟む受け部材を有することで、ローラの回転による作用を受け部材の存在により効果的にベルトに与えることができ、転写範囲内に位置するベルトに対して、良好にテンションを付与することができる。
又、請求項9記載の画像形成装置において、テンション付与手段は、ベルトの画像形成部側の面に接触し、そのベルトの画像形成部側の面に付着した付着物を除去するクリーニングローラであるため、ローラにより、ベルトの外周面に付着した付着物を除去し得る。従って、当該画像形成装置は、テンション付与手段を、ベルトのクリーニングユニットとして機能させることができる。この結果、当該画像形成装置は、ベルト表面を清浄に保ちつつ、転写範囲内に位置するベルトに対して、テンションを付与することができ、簡単な構成、制御により、被記録媒体への画像形成の品質を高く維持し得る。
又、請求項10記載の画像形成装置において、テンション付与手段と転写範囲との間に、被記録媒体をベルト上に供給する媒体供給路を有するため、被記録媒体の搬送が適切に行われる。
レーザプリンタの概略構成を示す説明図である。 転写ユニット近傍における構成部品の移動態様を示す説明図である。 レーザプリンタの画像形成に関する制御系を示すブロック図である。 クリーニングローラ制御処理プログラムのフローチャートである。 バックアップローラ制御処理プログラムのフローチャートである。 印刷待機状態のクリーニングユニットの状態を示す説明図である。 印刷前処理、印刷後処理時のクリーニングユニットの状態を示す説明図である。 印刷実行処理時のクリーニングユニットの状態を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る画像形成装置を、レーザプリンタ1に具体化した実施形態(第1実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下の説明において、レーザプリンタ1使用時のユーザを基準にした方向を用いて説明する。即ち、図1における右側を前側とし、図1における左側を後側とする。また、レーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とし、図1における紙面手前側を左側とし、紙面奥側を右側とする。
先ず、第1実施形態に係るレーザプリンタ1の概略構成について、図1等を参照しつつ詳細に説明する。図1に示すように、レーザプリンタ1は、カラーレーザプリンタであり、給紙部10と、画像形成部20と、画像読取部70と、を備えている。そして、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2を有しており、給紙部10と、画像形成部20と、を内部に収納している。
給紙部10は、被記録媒体である用紙Pの給紙を行う。画像形成部20は、給紙された用紙Pに対して、入力された印刷データに基づく画像を形成する。画像読取部70は、セットされた原稿の画像情報を読み取る。即ち、当該レーザプリンタ1は、画像形成部20、画像読取部70を一体的に備える複合機として機能し得る。
ここで、レーザプリンタ1における給紙部10の詳細について説明する。図1に示すように、給紙部10は、本体ケーシング2下部に、給紙トレイ11を有している。給紙トレイ11は、被記録媒体である用紙Pを収容しており、本体ケーシング2下部において、着脱自在に取り付けられる。
そして、給紙部10は、給紙ローラ12、分離ローラ13、分離パッド14、レジストローラ15及び、用紙供給路16を備えている。給紙ローラ12は、給紙トレイ11の前端部上方に配置されており、回転駆動することにより、給紙トレイ11内の最上位にある用紙Pを給紙する。
分離ローラ13は、給紙ローラ12の前方において、間隔を隔てて対向配置されている。分離パッドは、分離ローラ13の下方に配置されており、分離ローラ13の下部と接触している。分離ローラ13は、分離パッド14と協働して、給紙ローラ12により給紙された用紙Pを一枚毎に分離する。
レジストローラ15は、分離ローラ13、分離パッド14の上方に配置されており、分離ローラ13から搬送された一枚の用紙Pの搬送位置等を調整しつつ、画像形成部20へ搬送する。
用紙供給路16は、レジストローラ15により搬送された用紙Pを、後述するクリーニングユニット80上面を経由して、クリーニングユニット80よりも後方であり、且つ、転写範囲Cよりも前方となる位置へ案内・供給する。
続いて、レーザプリンタ1における画像形成部20の詳細について、図面を参照しつつ詳細に説明する。画像形成部20は、スキャナユニット25、プロセスユニット30、転写ユニット50、及び、定着ユニット60を、有している。
スキャナユニット25は、ポリゴンミラー等を備える公知のスキャナユニットであり、本体ケーシング2の上部に配置されている。図1に示すように、スキャナユニット25は、入力された印刷データに基づくレーザ光を、後述する感光ドラム31へ出射して、感光ドラム31表面を露光する。
プロセスユニット30は、スキャナユニット25の下方であって、転写ユニット50の上方に配置されており、4つの現像カートリッジ40を有している。4つの現像カートリッジ40は、左右方向に沿うように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されており、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの何れか一色のトナーを収容している。第1実施形態においては、現像カートリッジ40は、レーザプリンタ1の前方から、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に並んでいる。
又、各現像カートリッジ40は、それぞれ、現像ローラ41、供給ローラ42、及び層厚規制ブレード43を備えている。現像ローラ41は、現像カートリッジ40の下端において回転自在に支持されており、感光ドラム31に対して上方から接触している。供給ローラ42は、現像カートリッジ40に収容されているトナーを、現像ローラ41に供給する。層厚規制ブレード43は、現像ローラ41に供給されたトナーの厚みを、所定の厚みに規制する。
更に、プロセスユニット30は、4つの感光ドラム31と、4つの帯電器32とを有している。4つの感光ドラム31は、夫々、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの何れか一色に対応しており、対応する現像カートリッジ40の下方に配設されている。又、各帯電器32は、夫々、一の感光ドラム31の上方において、感光ドラム31表面と間隔を隔てて対向配置されている。
ここで、プロセスユニット30における現像動作について説明する。現像カートリッジ40内のトナーは、アジテータ(図示せず)の回転により供給ローラ42を経て、現像ローラ41に供給される。この時、当該トナーは、供給ローラ42と現像ローラ41との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ41に供給されたトナーは、現像ローラ41の回転と層厚規制ブレード43により、一定厚さの薄層として現像ローラ41表面に担持される。
一方、感光ドラム31表面は、先ず、感光ドラム31の回転に伴って、帯電器32により一様に正帯電される。その後、感光ドラム31表面は、スキャナユニット25からのレーザ光(図1参照)により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム31の表面に形成される。
感光ドラム31がさらに回転すると、正帯電されているトナーが、現像ローラ41表面から感光ドラム31表面に形成された静電潜像に対して供給される。これにより、感光ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光ドラム31表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
続いて、転写ユニット50の詳細について、図面を参照しつつ説明する。転写ユニット50は、本体ケーシング2内において、給紙部10の上方であって、プロセスユニット30の下方に配設されている。当該転写ユニット50は、駆動ローラ51、従動ローラ52、搬送ベルト53、及び、4つの転写ローラ54を有し、レーザプリンタ1の前後方向に沿って配設されている。
駆動ローラ51は、本体ケーシング2内において、プロセスユニット30後端部の下方に回転自在に軸支されている。当該駆動ローラ51は、後述する第1駆動モータ91の駆動に伴い、所定方向(図1、2中、反時計回り)に回転する。従動ローラ52は、本体ケーシング2内において、プロセスユニット30前端部の下方に回転自在に軸支されている。調節機構部55(図6〜図8参照)は、コイルバネ56を有しており、当該コイルバネ56の弾性力をレーザプリンタ1の前方に向かって、従動ローラ52に作用させる。そして、当該従動ローラ52は、駆動ローラ51の回転駆動に伴う搬送ベルト53の移動に従って回転する。
搬送ベルト53は、前後方向に所定寸法離間した駆動ローラ51及び従動ローラ52にかけ回された無端状のベルトである。従って、搬送ベルト53は、駆動ローラ51の駆動により、所定方向(図1、2中、反時計周り方向)に周回移動する。ここで、調節機構部55の弾性力が従動ローラ52に作用するので、搬送ベルト53には所定のテンションが付与される。この調節機構部55によるテンションは、駆動ローラ51、従動ローラ52外周面に沿った癖が搬送ベルト53に生じることのない大きさである。調節機構部55によるテンションにより、搬送ベルト53が、駆動ローラ51及び従動ローラ52から容易に外れることを防止している。そして、当該搬送ベルト53の外側表面は、プロセスユニット30の各感光ドラム31配設面側(図1中、上方)において、各感光ドラム31と接触している。つまり、感光ドラム31配設面側の搬送ベルト53は、駆動ローラ51の駆動に伴い、前方から後方に向かって移動する。
各転写ローラ54は、夫々、搬送ベルト53を挟んで、各感光ドラム31と対向する位置に配設されている。つまり、各転写ローラ54は、駆動ローラ51及び従動ローラ52にかけ回された無端状の搬送ベルト53の内側表面に接触する位置に、回転自在に配設されている。
そして、給紙部10から給紙された用紙Pは、搬送ベルト53が前方から後方への移動に伴って、当該各感光ドラム31と各転写ローラ54とが対向する転写範囲Cを、前方から後方に向かって搬送される。感光ドラム31と転写ローラ54間を搬送される際に、各感光ドラム31に担持されている各色のトナー像は、用紙Pに順次転写され、カラー画像が用紙P上に形成される。
次に、定着ユニット60の詳細について説明する。定着ユニット60は、転写ユニット50の後方に配置され、加熱ローラ61、加圧ローラ62を有している。加熱ローラ61は、転写ユニット50により用紙P上に形成されたカラー画像を加熱し、当該カラー画像を用紙P上に熱定着する。加圧ローラ62は、加熱ローラ61と対向する位置に配設されており、加熱ローラ61と協働して用紙Pを加圧する。定着ユニット60は、用紙Pが加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を通過する間に、当該カラー画像を用紙Pに熱定着する。
定着ユニット60により、カラー画像が熱定着された用紙Pは、本体ケーシング2上方へと向かう排紙経路を介して、排紙ローラ75へ搬送される。排紙ローラ75は、スキャナユニット25の上方に形成された排紙トレイ76の後端部に回転自在に軸支されており、搬送された用紙Pを、排紙トレイ76上に排紙する。
続いて、レーザプリンタ1における画像読取部70の詳細について説明する。画像読取部70は、排紙トレイ76の上方に設けられ、原稿台71と、カバー72と、読取ユニット73とを備えている。原稿台71は、コンタクトガラス等により構成され、画像読取部70の読取対象である原稿が載置される部分である。カバー72は、原稿台71に揺動自在に支持されており、原稿台71上に載置された原稿を押さえ、所定の読取位置に固定する。読取ユニット73は、CIS等の撮像素子を備え、原稿台71に載置された原稿から画像を読み取る。
ここで、第1実施形態に係るレーザプリンタ1は、クリーニングユニット80を有している。クリーニングユニット80は、用紙Pに対するトナー像の転写等により、搬送ベルト53の外側表面に付着したトナーを除去する。又、当該クリーニングユニット80は、制御プログラム(図4、図5等参照)に基づく制御によって、前記転写範囲C内における搬送ベルト53のテンションを調整する機能を果たす。
クリーニングユニット80は、従動ローラ52よりも後方(搬送方向下流側)であって、転写範囲Cよりも前方(搬送方向上流側)に配設されている。クリーニングユニット80は、ユニットフレーム81、クリーニングローラ82、中継ローラ83、除去トナー貯留部84、バックアップローラ85、押圧機構部86により構成される。
ユニットフレーム81は、転写ユニット50の最前方に位置する従動ローラ52よりも後方であって、転写範囲Cよりも前方であって、転写ユニット50の上方に配設されている。そして、ユニットフレーム81は、クリーニングローラ82と中継ローラ83を回転自在に保持すると共に、除去トナー貯留部84を有している。又、ユニットフレーム81の上面は、前記用紙供給路16の一部を構成する。
クリーニングローラ82は、従動ローラ52よりも後方であって、転写範囲Cよりも前方において、左右方向(ベルトの幅方向)に沿って配置されており、ユニットフレーム81に回転自在に支持されている。クリーニングローラ82は、制御プログラム(図4参照)に基づく第2駆動モータ92の駆動に伴い、所定の回転速度で回転駆動する。又、クリーニングローラ82下端部は、ユニットフレーム81の下方から露出しており、ユニットフレーム81の下方を移動する搬送ベルト53外表面と接触している。従って、クリーニングバイアスを印加することにより、クリーニングローラ82は、搬送ベルト53外表面に付着しているトナーを吸着除去し得る。
中継ローラ83は、クリーニングローラ82の前方斜め上方において、左右方向に沿って配置されている。又、中継ローラ83は、クリーニングローラ82表面と接触するように、ユニットフレーム81に回転自在に支持されている。中継ローラ83は、クリーニングローラ82に吸着されたトナーを除去し、除去トナー貯留部84へ放出する。除去トナー貯留部84は、ユニットフレーム81内部において、中継ローラ83下方に左右方向に沿って設けられる。除去トナー貯留部84は、上方に開口を有しており、中継ローラ83を介して除去されたトナーを貯留する。
ここで、用紙Pに対する画像の転写を行う際に、搬送ベルト53外側表面には、画像の転写に用いられるトナーの一部が付着し得る。搬送ベルト53に付着したトナーは、搬送ベルト53の周回移動により、転写ユニット50の下方を通って、クリーニングローラ82と対向する。
この時、搬送ベルト53に付着したトナーは、クリーニングローラ82に印加されるクリーニングバイアスによって、クリーニングローラ82に捕獲される。そして、クリーニングローラ82に捕獲されたトナーは、中継ローラ83を介して、除去トナー貯留部84内に貯留される。除去トナー貯留部84に貯留されたトナーは、除去トナー搬送機構(図示せず)により除去トナー貯留部84から搬送され、プロセスユニット30上部に形成された廃トナー収容部(図示せず)へ収容される。
そして、クリーニングユニット80は、搬送ベルト53を介して、クリーニングローラ82と対向する位置に、バックアップローラ85を有している。当該バックアップローラ85は、押圧機構部86に対して、回転自在に軸支されている。
押圧機構部86は、押圧バネ87と、支持部材88により構成されている。支持部材88は、後方に位置する一端側において揺動自在に軸支されており、前方に位置する他端側に、バックアップローラ85、押圧バネ87を有している。そして、当該支持部材88は、後述する制御プログラム(図5参照)による第3駆動モータ93の駆動に伴い上下方向に揺動し、他端側を所定位置に位置させることができる。図6〜図8に示すように、バックアップローラ85は、支持部材88の一端側において回転自在に軸支されており、支持部材88の揺動に伴って、上下方向に移動する。押圧バネ87は、バックアップローラ85と支持部材88の間に配設されており、バックアップローラ85に対して、上方へ向かう付勢力を作用させる。
そして、図7、図8に示すように、当該バックアップローラ85が搬送ベルト53の内側表面と接触する位置に位置する場合、バックアップローラ85は、クリーニングローラ82と共に、搬送ベルト53を挟み込む。従って、当該バックアップローラ85は、クリーニングローラ82によるトナーの除去を行う際に、受け部材として機能する。
ここで、当該クリーニングユニット80は、バックアップローラ85の位置を変更することにより、バックアップローラ85が搬送ベルト53をクリーニングローラ82に向かって押圧する力を変更することができる。即ち、当該クリーニングユニット80は、クリーニングローラ82及びバックアップローラ85により搬送ベルト53を挟持する力を変更・制御し得る。
次に、第1実施形態に係るレーザプリンタ1の画像形成に関する制御系について、図3を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下の説明においては、画像形成に係る制御系についてのみ説明するものとし、給紙部10、画像読取部70等に対する制御については、従来と同様であるので、その説明を省略する。
図3に示すように、レーザプリンタ1は、制御部90を有している。当該制御部90は、CPU、ROM、RAMを有しており、レーザプリンタ1の各種制御を行う。尚、当該ROMは、レーザプリンタ1の制御に必要な種々のデータや制御プログラム(例えば、図4、図5参照)を格納している。
図3に示すように、制御部90は、画像形成部20と、第1駆動モータ91と接続されている。制御部90は、公知の画像形成処理プログラムに従って、画像形成部20を制御することで、用紙Pに対する画像形成を行い得る。第1駆動モータ91は、転写ユニット50を構成する駆動ローラ51の駆動源である。従って、制御部90は、公知の画像形成処理プログラムに従って、第1駆動モータ91の駆動制御を行い、搬送ベルト53を所定方向(図2参照)へ、一定のベルト搬送速度Bで周回移動させる。
又、制御部90は、第2駆動モータ92と、第3駆動モータ93と、接続されている。第2駆動モータ92は、クリーニングユニット80を構成するクリーニングローラ82の駆動源である。制御部90は、後述するクリーニングローラ制御プログラム(図4参照)に従って、第2駆動モータ92の駆動制御を行い、クリーニングローラ82の回転速度(周速度)を制御し得る。そして、第3駆動モータ93は、押圧機構部86の駆動源であり、支持部材88の位置を制御する駆動源である。制御部90は、後述するバックアップローラ制御処理プログラム(図5参照)に従って、第3駆動モータ93の駆動制御を行い、支持部材88の揺動に係る位置制御を行うことができる。つまり、制御部90は、支持部材88の上下方向の揺動角度を制御することにより、クリーニングローラ82に対するバックアップローラ85の位置を調整し、クリーニングローラ82とバックアップローラ85の間で搬送ベルト53を挟持する力を制御し得る。
続いて、第1実施形態に係るレーザプリンタ1のクリーニングローラ制御処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。又、当該クリーニングローラ制御処理プログラムは、制御部90により、公知の画像形成処理プログラムと並行して実行される。そして、以下の説明において、レーザプリンタ1は、印刷待機状態にあるものとする。印刷待機状態は、レーザプリンタ1が、当該レーザプリンタ1に接続された外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ等)からの印刷命令を待機している状態を意味する。そして、図6に示すように、印刷待機状態においては、クリーニングローラ82の回転は停止しており(即ち、クリーニングローラ速度=0)。又、バックアップローラ85は、常に搬送ベルト53の内側表面から、搬送ベルト53に癖が付かない程度に軽く接触した位置にあるものとし、クリーニングローラ82は、バックアップローラ85とにより搬送ベルト53を挟み込む状態にある。
図4に示すように、制御部90は、先ず、外部機器からの印刷命令を受信したか否かを判断する(S1)。当該印刷命令は、画像形成の基となる画像を示す印刷データを含んでいる。印刷命令を受信した場合(S1:YES)、制御部90は、S2に処理を移行する。印刷命令を受信していない場合(S1:NO)、制御部90は、印刷命令を受信するまで、印刷待機状態を維持しつつ処理を待機する。
S2に移行すると、制御部90は、印刷前処理を実行する。当該印刷前処理は、付随処理に相当し、画像制御プログラムに従った画像形成部20における画像形成処理の直前に行われ、画像形成処理を実行するための準備処理として実行される。画像形成部20等においては、印刷前処理として、レジストローラ15における用紙Pの搬送調整(所謂、オートレジスト)や、定着ユニット60における加熱ローラ61のウォームアップ等が行われる。当該印刷前処理(S2)においては、制御部90は、第1駆動モータ91の駆動制御を行い、搬送ベルト53をベルト搬送速度Bで搬送させる。又、第2駆動モータ92を駆動制御し、クリーニングローラ82の回転速度が第1速度Vsとなるように、クリーニングローラ82を回転駆動する。第1速度Vsでクリーニングローラ82の回転駆動を開始した後、制御部90は、S3に処理を移行する。
ここで、図2に示すように、クリーニングローラ82は、搬送ベルト53の搬送方向(図2中、左から右)に逆らうように、所定方向(図2中、反時計まわり)に回転駆動する。従って、印刷前処理実行中においては、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働して、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53を前後方向に引っ張ることとなる。即ち、クリーニングユニット80は、当該搬送ベルト53に対してテンションを付与することにより、略水平な平面状とし得る。
S3においては、制御部90は、印刷前処理を完了したか否かを判断する。印刷前処理(S2)の完了は、前記画像形成処理プログラムの印刷前処理の完了タイミングに基づいて判断される。印刷前処理を完了している場合(S3:YES)、制御部90は、S4に処理を移行する。一方、印刷前処理を完了していない場合(S3:NO)、制御部90は、印刷前処理(S2)に処理を戻し、処理を継続する。
S4では、制御部90は、印刷実行処理を実行する。当該印刷実行処理(S4)は、画像制御プログラムに従った画像形成部20における画像形成処理の実行と同期して実行される。当該印刷実行処理(S4)の実行期間は、本発明に係る画像転写実行期間に相当する。即ち、印刷実行処理(S4)の実行期間内において、レーザプリンタ1は、第1駆動モータ91の駆動により、搬送ベルト53上の用紙Pをベルト搬送速度Bで所定方向(図2参照)へ搬送しつつ、当該用紙Pに対して画像を形成し、定着ユニット60による熱定着を行う。そして、印刷実行処理(S4)では、制御部90は、第2駆動モータ92を駆動制御し、クリーニングローラ82の回転速度が第2速度Vhとなるように、クリーニングローラ82を回転駆動する。第2速度Vhは、上述した第1速度Vsよりも高速なクリーニングローラ82の回転速度である。第2速度Vhでクリーニングローラ82の回転駆動を開始した後、制御部90は、S5に処理を移行する。
上述したように、クリーニングローラ82は、搬送ベルト53の搬送方向(図2中、左から右)に逆らうように、所定方向(図2中、反時計まわり)に回転駆動する。従って、印刷実行処理中においては、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働して、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53を前後方向に引っ張ることとなる。この時、クリーニングローラ82は、第1速度Vsよりも高速な第2速度Vhで回転するため、クリーニングユニット80は、印刷前処理(S2)の場合よりも高いテンションを、当該搬送ベルト53に対して付与し得る。この結果、当該レーザプリンタ1は、転写範囲C内の搬送ベルト53を確実に略水平な平面状とすることができ、用紙Pの搬送精度を高め、且つ、用紙Pに精度良く画像を形成し得る。
S5に移行すると、制御部90は、印刷実行処理を完了したか否かを判断する。印刷実行処理(S4)の完了は、前記画像形成処理プログラムの印刷実行処理の完了タイミングに基づいて判断される。印刷実行処理を完了している場合(S5:YES)、制御部90は、S6に処理を移行する。一方、印刷実行処理を完了していない場合(S5:NO)、制御部90は、印刷実行処理(S4)に処理を戻し、処理を継続する。
S6においては、制御部90は、印刷後処理(付随処理に相当)を実行する。当該印刷後処理(S6)は、画像制御プログラムに従った画像形成部20における画像形成処理の直後に行われ、画像形成処理実行後の状態を適正な状態に戻すための処理として実行される。画像形成部20等においては、印刷後処理として、クリーニングローラ82による搬送ベルト53表面からのトナーの除去等が行われる。当該印刷後処理(S6)においては、制御部90は、第2駆動モータ92を駆動制御し、クリーニングローラ82の回転速度が第1速度Vsとなるように、クリーニングローラ82を回転駆動する。第1速度Vsでクリーニングローラ82の回転駆動を開始した後、制御部90は、S7に処理を移行する。
上述したように、クリーニングローラ82を第1速度Vsで回転駆動することにより、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働して、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53を前後方向に引っ張ることとなる。即ち、クリーニングユニット80は、当該搬送ベルト53に対してテンションを付与することにより、搬送ベルト53を略水平な平面状とし、確実に搬送ベルト53上のトナーを吸着除去し得る。
S7では、制御部90は、印刷後処理を完了したか否かを判断する。印刷後処理(S6)の完了は、前記画像形成処理プログラムの印刷後処理の完了タイミングに基づいて判断される。印刷後処理を完了している場合(S7:YES)、制御部90は、S8に処理を移行する。一方、印刷後処理を完了していない場合(S7:NO)、制御部90は、印刷後処理(S6)に処理を戻し、処理を継続する。
S8に移行すると、制御部90は、印刷待機処理を行う。当該印刷待機処理(S8)では、制御部90は、第1駆動モータ91、第2駆動モータ92の駆動を停止し、搬送ベルト53、クリーニングユニット80を印刷待機状態とする。印刷待機処理を終了すると、制御部90は、S1に処理を戻す。
このように、第1実施形態に係るレーザプリンタ1は、クリーニングローラ82の回転速度(周速度)を、第1速度Vs、或いは第2速度Vhに適宜切り替えることにより、印刷実行中或いは、印刷前処理、及び印刷後処理に必要とされるテンションを、必要な期間だけ搬送ベルト53に対して付与することができる。よって、それ以外の期間(待機状態)は、テンションを解除或いは弱くすることで、搬送ベルト53に癖が付くことを防止できる。
(第2実施形態)
次に、上記第1実施形態と異なる実施形態(第2実施形態)について説明する。第2実施形態に係るレーザプリンタ1は、第1実施形態に係るレーザプリンタ1と基本的構成を同一とするので、その説明は省略する。ここで、上述した第1実施形態では、クリーニングローラ82の回転速度を切り換えることにより、搬送ベルト53にテンションを付与していたが、第2実施形態においては、バックアップローラ85の位置を変更することによって、搬送ベルト53にテンションを付与する。従って、第1実施形態との相違点である第2実施形態に係るバックアップローラ制御処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。又、当該バックアップローラ制御処理プログラムは、制御部90により、公知の画像形成処理プログラムと並行して実行される。そして、以下の説明において、クリーニングユニット80は、印刷待機状態(図6参照)にあり、バックアップローラ85は、搬送ベルト53の内側表面から離間した待機位置に位置するものとする。尚、待機位置にある場合のバックアップローラ85中心とクリーニングローラ82の中心の距離を離間距離Dという。
図5に示すように、制御部90は、先ず、外部機器からの印刷命令を受信したか否かを判断する(S11)。印刷命令を受信した場合(S11:YES)、制御部90は、S12に処理を移行する。印刷命令を受信していない場合(S11:NO)、制御部90は、印刷命令を受信するまで、印刷待機状態を維持しつつ処理を待機する。
S12に移行すると、制御部90は、印刷前処理(付随処理に相当)を実行する。印刷前処理(S12)においては、制御部90は、第3駆動モータ93を駆動制御し、バックアップローラ85が第1位置となるように、支持部材88を揺動させる(図7参照)。第1位置は、バックアップローラ85表面が搬送ベルト53内側表面とちょうど接触し、クリーニングローラ82と協働して、搬送ベルト53を弱い力で挟持する位置である。第1位置にある場合のバックアップローラ85中心とクリーニングローラ82の中心の距離を第1距離Dsという。バックアップローラ85を第1位置に移動した後、制御部90は、S3に処理を移行する。
ここで、図7に示すように、クリーニングローラ82近傍において、搬送ベルト53は、クリーニングローラ82及びバックアップローラ85により挟持される。又、駆動ローラ51近傍においては、搬送ベルト53は、駆動ローラ51により搬送方向(図2中、右から左)へ移動される。従って、印刷前処理実行中においては、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働して、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53を後方向に引っ張ることとなる。即ち、クリーニングユニット80は、当該搬送ベルト53に対してテンションを付与することにより、略水平な平面状とし得る。
S13においては、制御部90は、印刷前処理を完了したか否かを判断する。印刷前処理を完了している場合(S13:YES)、制御部90は、S14に処理を移行する。一方、印刷前処理を完了していない場合(S13:NO)、制御部90は、印刷前処理(S12)に処理を戻し、処理を継続する。
S14では、制御部90は、印刷実行処理を実行する。当該印刷実行処理の実行期間は、本発明に係る画像転写実行期間に相当する。当該印刷実行処理(S14)では、制御部90は、第3駆動モータ93を駆動制御し、バックアップローラ85が第2位置となるように、支持部材88を揺動させる(図8参照)。第2位置は、バックアップローラ85表面が搬送ベルト53内側表面と接触し、クリーニングローラ82と協働して、搬送ベルト53を強い力で挟持する位置である。第2位置にある場合のバックアップローラ85中心とクリーニングローラ82の中心の距離を第2距離Dhという。図7、図8に示すように、第2距離Dhは、第1距離Dsよりも短い。従って、バックアップローラ85が第2位置に位置する場合、当該バックアップローラ85は、クリーニングローラ82と協働して、第1位置にある場合に比べ、搬送ベルト53を強い力で挟持し得る。バックアップローラ85を第2位置に移動した後、制御部90は、S15に処理を移行する。
上述したように、バックアップローラ85を搬送ベルト53内側表面と接触させると、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働することにより、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53に対して、前後方向にテンションを付与する。ここで、搬送ベルト53は、バックアップローラ85が第2位置に位置する場合、第1位置に位置する場合と比較して、より強くクリーニングローラ82側に押圧される。即ち、第2位置に位置する場合、搬送ベルト53は、クリーニングユニット80によって、より強い力で挟持される。この結果、クリーニングユニット80は、印刷前処理(S12)の場合よりも高いテンションを、当該搬送ベルト53に対して付与し得る。この結果、当該レーザプリンタ1は、転写範囲C内の搬送ベルト53を確実に略水平な平面状とすることができ、用紙Pの搬送精度を高め、且つ、用紙Pに精度良く画像を形成し得る。
S15に移行すると、制御部90は、印刷実行処理を完了したか否かを判断する。印刷実行処理を完了している場合(S15:YES)、制御部90は、S16に処理を移行する。一方、印刷実行処理を完了していない場合(S15:NO)、制御部90は、印刷実行処理(S14)に処理を戻し、処理を継続する。
S16においては、制御部90は、印刷後処理(付随処理に相当)を実行する。当該印刷後処理(S16)においては、制御部90は、第3駆動モータ93を駆動制御し、バックアップローラ85が第1位置となるように、支持部材88を揺動させる(図7参照)。バックアップローラ85を第1位置に移動した後、制御部90は、S17に処理を移行する。
上述したように、バックアップローラ85を第1位置へ移動させることにより、クリーニングユニット80は、駆動ローラ51と協働して、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53を後方向に引っ張る。即ち、クリーニングユニット80は、当該搬送ベルト53に対してテンションを付与することにより、略水平な平面状とし、確実に搬送ベルト53上のトナーを吸着除去し得る。
S17では、制御部90は、印刷後処理を完了したか否かを判断する。印刷後処理を完了している場合(S17:YES)、制御部90は、S18に処理を移行する。一方、印刷後処理を完了していない場合(S17:NO)、制御部90は、印刷後処理(S16)に処理を戻し、処理を継続する。
S18に移行すると、制御部90は、印刷待機処理を行う。印刷待機処理(S18)では、制御部90は、第3駆動モータ93を駆動制御し、バックアップローラ85を待機位置へ移動させる。これにより、クリーニングユニット80は、印刷待機状態となり、バックアップローラ85は、クリーニングローラ82から離間距離Dの位置に位置し、搬送ベルト53内側表面から離間する(図6参照)。印刷待機処理を終了すると、制御部90は、S11に処理を戻す。
このように、第2実施形態においては、バックアップローラ85の位置を第1位置、或いは第2位置に適宜切り替えることにより、印刷実行中或いは、印刷前処理、及び印刷後処理に必要とされるテンションを必要な期間だけ、搬送ベルト53に対して付与することができる。よって、それ以外の期間(待機状態)は、テンションを解除或いは、弱くすることで、搬送ベルト53に癖が付くことを防止できる。
以上、説明したように、上述した各実施形態に係るレーザプリンタ1は、転写ユニット50の転写範囲Cにおいて、用紙Pを所定方向に搬送しつつ、画像形成部20により形成された画像を、用紙P表面に転写する。そして、当該レーザプリンタ1は、転写範囲Cよりも前方であって、従動ローラ52よりも後方に、クリーニングユニット80を有している。当該クリーニングユニット80は、クリーニングローラ82、バックアップローラ85、押圧機構部86を有している。
当該レーザプリンタ1は、画像形成期間(印刷前処理、印刷実行処理、印刷後処理)内である場合、クリーニングローラ制御プログラム(図4参照)に従って、クリーニングローラ82の回転速度を制御することで、或いは、バックアップローラ制御プログラム(図5参照)に従って、バックアップローラ85の位置を制御することで、転写範囲C内に位置する搬送ベルト53に対して適切なテンションを付与する。これにより、当該レーザプリンタ1は、画像形成期間において、転写範囲C内におけるベルトを適正な状態にすることができ、画像形成の品質を高く維持し得る。
又、当該レーザプリンタ1は、印刷待機状態にある場合(即ち、搬送ベルト53を搬送しない間)、クリーニングローラ制御プログラム(図4参照)に従って、クリーニングローラ82の回転を停止する。或いはバックアップローラ制御プログラム(図5参照)に従って、バックアップローラ85を搬送ベルト53から離間させる。これにより、当該レーザプリンタ1は、クリーニングユニット80により付与されたテンションを、搬送ベルト53から除去し得る。即ち、印刷待機状態において、搬送ベルト53に過剰なテンションが付与されることがないので、当該レーザプリンタ1は、搬送ベルト53に癖がつくことを防止することができ、用紙の搬送精度、及び画像形成の品質を高く維持し得る。
更に、当該レーザプリンタ1は、クリーニングローラ制御プログラム(図4参照)に従って、クリーニングローラ82の回転速度を制御する。或いは、バックアップローラ制御プログラム(図5参照)に従って、バックアップローラ85の位置を制御する。これにより、印刷前処理及び印刷後処理(即ち、請求項中の「付随処理」)において、転写範囲C内の搬送ベルト53にテンションを付与し得る。これにより、当該レーザプリンタ1は、画像形成の実行と連続して行われる付随処理(例えば、クリーニングユニット80によるトナーの除去等)を、確実且つ適切に行い得る。
又、当該レーザプリンタ1は、クリーニングローラ制御プログラム(図4参照)に従って、クリーニングローラ82の回転速度を制御する。或いは、バックアップローラ制御プログラム(図5参照)に従って、バックアップローラ85の位置を制御する。これにより、印刷実行処理において、転写範囲C内の搬送ベルト53に、印刷前処理及び印刷後処理時よりも強いテンションを付与し得る。この結果、当該レーザプリンタ1は、画像形成を実行する際に、確実に、転写範囲C内における搬送ベルト53を略平面な状態とすることができ、画像形成の品質を高く維持し得る。又、常に均一なテンションではなく、印刷実行処理と、印刷前処理及び印刷後処理と、でテンションを切り替えることで、搬送ベルト53に対して必要以上のレベルのテンションを付与することがなく、搬送ベルト53を長期間にわたって、良好な状態に保つことができる。
そして、当該レーザプリンタ1は、クリーニングユニット80を、搬送ベルト53表面のトナーを除去し、搬送ベルト53表面を清浄に保つ機構として用いると共に、転写範囲C内の搬送ベルト53に対してテンションを付与する機構として用いている。従って、当該レーザプリンタ1は、簡単な構成及び制御により、画像形成の品質を高くすることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、搬送ベルト53に必要なテンションを付与するにあたり、図4に示す制御プログラムと、図5に示す制御プログラムの何れか一方により制御を行う場合について説明したが、この2つの制御を組み合わせて同時に実行するように構成してもよい。即ち、クリーニングローラ82の回転速度を変更しつつ、バックアップローラ85の位置を両性するように制御することも可能である。
更に、上述した実施形態においては、クリーニングローラ82と対向する位置には、バックアップローラ85を配設していたが、この態様に限定するものではない。ローラ状の部材に限らず、クリーニングローラ82へ搬送ベルト53を押圧することができれば、種々の部材を採用し得る。又、クリーニングローラ82及びバックアップローラ85の代わりに、搬送ベルト53に接触して搬送ベルト53の移動に抵抗を与えるものであればよく、摩擦部材等を用いてもよい。更にバックアップローラ85を省略し、クリーニングローラ82のみで搬送ベルト53にテンションを付与する構成であってもよい。
又、上記実施形態においては、クリーニングローラ82に対して、バックアップローラ85の位置を変更するように構成していたが、この態様に限定されるものではない。例えば、バックアップローラ85の位置を固定しておき、クリーニングローラ82の位置を変更制御するように構成することも可能である。又、クリーニングローラ82、バックアップローラ85が共に搬送ベルト53に対して接離する構成であってもよい。
更に、上記実施形態においては、印刷前処理と印刷後処理の両処理を実行する際に、クリーニングローラ82の回転速度に関する制御、バックアップローラ85の位置に関する制御を行っていたが、この態様に限定するものではない。例えば、印刷前処理と印刷後処理の何れか一方に対してのみ、上記処理を実行するように構成することも可能である。
又、図4のクリーニングローラ制御処理の説明では、クリーニングローラ82は、反時計回りに回転する構成であったが、時計回り(即ち、搬送ベルト53の搬送方向に沿う回転方向)に回転する構成であってもよい。この場合、クリーニングローラ82の回転速度が遅いほど、搬送ベルト53に対して付与されるテンションが大きくなる。従って、図4のフローチャートにおける、第1速度よりも第2速度のほうが遅くなるように、クリーニングローラ82の回転速度が設定される。
1 レーザプリンタ
20 画像形成部
50 転写ユニット
51 駆動ローラ
52 従動ローラ
53 搬送ベルト
80 クリーニングユニット
82 クリーニングローラ
85 バックアップローラ
86 押圧機構部
90 制御部
91 第1駆動モータ
92 第2駆動モータ
93 第3駆動モータ

Claims (10)

  1. 被記録媒体に転写する画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成された画像の転写が行われる転写範囲を所定の搬送方向へ移動する無端状のベルトと、
    前記転写範囲に対しベルトの搬送方向の上流側および下流側において、前記転写範囲のベルトをほぼ平坦状に支持する少なくとも一対のベルトローラと、
    前記一対のベルトローラと前記転写範囲との間で、前記ベルトに接触して前記搬送方向に回転するベルトに対して抵抗を与え、前記転写範囲のベルトにテンションを付与するテンション付与手段と、
    前記画像形成部によって形成された画像の転写が行われる画像転写期間において前記転写範囲のベルトに対しテンションを付与し、前記画像転写期間外において前記転写範囲のベルトに対しテンションを前記期間よりも減少又は除去するように前記テンション付与手段を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記画像転写期間は、
    前記画像形成部によって画像を形成し、当該画像を被記録媒体に転写する処理が実行される画像転写実行期間と、
    前記画像転写実行期間に連続し、当該画像転写実行期間内の処理に付随する処理が実行される付随処理期間と、
    から構成され、
    前記制御部は、
    前記画像転写期間の内、前記付随処理期間である場合、前記転写範囲内に位置するベルトに対し、第1のテンションを付与するように、前記テンション付与手段を制御し、
    前記画像転写期間の内、前記画像転写実行期間である場合、前記転写範囲内に位置するベルトに対し、前記第1のテンションよりも大きな第2のテンションを付与するように、前記テンション付与手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段は、前記ベルトに接触するローラを含み、そのローラは、前記ベルトが前記転写範囲において前記搬送方向に移動する速度と異なる周速度で回転することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段のローラは、前記転写範囲よりも搬送方向上流側の前記ベルトに接触し、そのベルトの移動方向とは逆方向に回転することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段は、前記ベルトを挟む一対の部材を有し、
    前記制御部は、前記テンション付与手段の一対の部材が前記ベルトを挟む又は挟むことから解除、或いは挟む力の強弱を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 被記録媒体に転写する画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって形成された画像の転写が行われる転写範囲を所定の搬送方向へ移動する無端状のベルトと、
    前記転写範囲に対しベルトの搬送方向の上流側および下流側において、前記転写範囲のベルトをほぼ平坦状に支持する少なくとも一対のベルトローラと、
    前記一対のベルトローラと前記転写範囲との間で、前記ベルトに接触して前記搬送方向に回転するベルトに対して抵抗を与え、前記転写範囲のベルトにテンションを付与するテンション付与手段と、を有し、
    前記テンション付与手段は、前記ベルトに接触するローラを含み、そのローラは、前記ベルトが前記転写範囲において前記搬送方向に移動する速度と異なる周速度で回転することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段のローラは、前記転写範囲よりも搬送方向上流側の前記ベルトに接触し、そのベルトの移動方向と逆方向に回転することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6叉は請求項7記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段は、前記ローラと協働して前記ベルトを挟む受け部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項3乃至請求項8の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段は、前記ベルトの前記画像形成部側の面に接触し、そのベルトの前記画像形成部側の面に付着した付着物を除去するクリーニングローラであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れかに記載の画像形成装置において、
    前記テンション付与手段と前記転写範囲との間に、前記被記録媒体を前記ベルト上に供給する媒体供給路を有することを特徴とする画像形成装置。
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