JP2011178001A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シャープペンシルユニットの湾曲作用は、特に重大な問題である。即ち、シャープペンシルユニットの一つである芯タンクや、その芯タンクの前方に取り付けられている先部材との連結部分が湾曲してしまうため、芯が自重で落下することができなくなってしまい、芯が繰り出せなくなってしまうばかりでなく、ややもすると、芯が折損してしまうのである。
【解決手段】 軸本体内に少なくともシャープペンシルユニットを含む筆記体を前後動可能に複数配置し、それらの筆記体の後端にスライダーの前端を連結すると共に、該スライダーを前記軸本体に設けられた摺動溝に前後動自在に配置した筆記具において、前記筆記体のうち、少なくともシャープペンシルユニットをスライダーに対して回動可能に連結すると共に、前記シャープペンシルユニットとスライダーの連結部を点接触とし、その連結部の前方および後方に空間部を形成したことを特徴とする筆記具。
【選択図】 図3

Description

本発明は、軸本体内に少なくともシャープペンシルユニットを含む筆記体を前後動可能に複数配置し、それらの筆記体の後端にスライダーの前端を連結すると共に、該スライダーを前記軸本体に設けられた摺動溝に前後動自在に配置した筆記具に関する。
1例として、付勢部材によって後方へ付勢されている押子であって、その付勢力に抗する前方へのスライドに伴って軸筒求心方向へ沈み込んで軸筒周壁の係止部に係止される押子を備え、その押子を前記係止部に係止させることでシャープペンシルやボールペンなどの筆記体の筆記部を突出状態に維持し、同押子を前記係止部から外し後方へスライドさせることで筆記部を没入させるようにした出没式筆記具がある。
特開2007−118220号公報。
しかし、前記の従来技術にあっては、筆記部の突出状態において筆記体が撓んだ状態で維持されてしまうと言った問題があった(特許文献1の図1参照)。つまり、筆記体が突出する過程で、押子の後部が軸筒求心方向に沈み込む一方、押子の前部が軸筒の内壁面側に向けて移動し、これによって押子が傾く。この傾きによって筆記体である、例えば、シャープユニットも軸筒の内壁面に向かって傾こうとするが、軸筒の内壁面によってその傾きが規制されてしまうことになる。その結果、シャープペンシルユニットは湾曲した状態になる。これに加え、シャープペンシルユニットの先端は、軸筒の求心に形成されている突出孔に導かれるため、シャープペンシルユニットの前記の湾曲がさらに助長されることになってしまう。
そのシャープペンシルユニットの湾曲作用は、特に重大な問題である。即ち、シャープペンシルユニットの一つである芯タンクや、その芯タンクの前方に取り付けられている先部材との連結部分が湾曲してしまうため、芯が自重で落下することができなくなってしまい、芯が繰り出せなくなってしまうばかりでなく、ややもすると、芯が折損してしまうのである。
そこで、押子に対して、シャープペンシルユニットを屈曲可能に配置した複式筆記具の開発がなされた。具体的に説明すると、押子とシャープペンシルユニットの芯タンクを線接触によって連結させたものである。
そこで、本発明は、軸本体内に少なくともシャープペンシルユニットを含む筆記体を前後動可能に複数配置し、それらの筆記体の後端にスライダーの前端を連結すると共に、該スライダーを前記軸本体に設けられた摺動溝に前後動自在に配置した筆記具において、前記筆記体のうち、少なくともシャープペンシルユニットをスライダーに対して回動可能に連結すると共に、前記シャープペンシルユニットとスライダーの連結部を点接触とし、その連結部の前方および後方に空間部を形成したことを第一の要旨とし、前記連結部の前方および後方の空間部は、軸心方向の空間部を径方向の空間部より大きく設定したことを第二の要旨とする。
本発明は、軸本体内に少なくともシャープペンシルユニットを含む筆記体を前後動可能に複数配置し、それらの筆記体の後端にスライダーの前端を連結すると共に、該スライダーを前記軸本体に設けられた摺動溝に前後動自在に配置した筆記具において、前記筆記体のうち、少なくともシャープペンシルユニットをスライダーに対して回動可能に連結すると共に、前記シャープペンシルユニットとスライダーの連結部を点接触とし、その連結部の前方および後方に空間部を形成したので、前記シャープペンシルユニットが軸本体から突出する際、軸内面からの規制を受けてもシャープペンシルユニットの連結部が回動することで、シャープペンシルユニットが湾曲することなく、芯がスムーズに繰り出せる。
また、前記連結部の前方および後方の空間部は、軸心方向の空間部を径方向の空間部より大きく設定したので、前記シャープペンシルユニットの径方向の回動を抑え、軸心方向に対する回動がスムーズに行えることはもちろん、シャープペンシルユニットの回動範囲が大きくなり、軸径が変化しても同一構成のシャープペンシルユニットを使用できる。
本発明を示す外観正面図。 図1の側面図。 図2の縦断面図。 図1のW−W線断面図。 図4のV部拡大。 図1のY−Y線断面図。 ボールペン用スライダーの単体斜視図。 ボールペンリフィルと接続部材とスライダーの分解要部拡大図。 図8における連結状態を示す外観斜視図。 スライダーの正面図。 接続部材の外観斜視図。 接続部材の正面図。 図12の側面図。 図9のA−A線断面図。 図9のB−B線断面図。 本発明の単体外観斜視図。 シャープペンシルユニットの縦断面図。 シャープペンシルユニットと接続部材とスライダーとの連結状態を示す側面図。 図18における要部縦断面図。 (a)動作を示す外観斜視図(スライダー後退位置)。 (b)動作を示す外観斜視図(スライダー前進位置)。 図20(b)の縦断面図。 第2例を示す外観斜視図。 第2例を示す外観側面図。 図23の正面図。 (a)図23における要部縦断面図。 (b)図23における軸心方向の要部縦断面図。 第3例を示す要部外観側面図。 図26における正面図。 (a)図26における要部縦断面図。 (b)図26における軸心方向の要部縦断面図。 第4例を示す要部縦断面図。 図29の斜視図。
作用について説明する。シャープペンシルユニットのスライダーが押圧された際、そのスライダーの後部が軸心方向に向かって沈み込むが、シャープペンシルユニットの後部が回動可能に連結しているため、シャープペンシルユニットの前方部は直線状が維持される。
本実施例を図1〜図21に示し説明する。尚、図中下方を前方と言い、上方を後方と言う。例として黒色と赤色の2色からなるボールペンリフィル、及びシャープペンシルユニットが摺動自在に配置されている多芯筆記具である。参照符号1は、軸本体であり、その軸本体1は、前軸2と後軸3とより構成されている。また、本例において、前軸2は、先部材4と中軸5の螺合構造により構成されているが、凸凹嵌合で圧入されていても良いし、一体的に形成されていても良い。しかし、後述する筆記体の交換や成形の容易性を考慮すると2部材とし、着脱自在に固定した方が良い。また、前記先部材4の内径部には、先端側へ向かって徐々に径が小さくなる円錐部4aが形成されている。そして、その先部材4の先端には、筆記体が出没する突出孔4bが形成されている。(図1〜3を参照)
前記後軸3には、その長手方向に3個のスリット6が形成されている。(図4を参照)本例においては、3個のスリット6が形成されているが、筆記体であるボールペンリフィルの数が2本と、シャープペンシルユニットの数が1本であるためであり、この筆記体の本数によってスリットの形成する数も変わるものである。また、スリット6は、後軸3の一方の端部まで形成されていると共に、スリット6の両側には、摺動溝7がほぼ一直線上に形成されている。又、後軸3には、摺動溝7と長手方向に略同じ長さのスライド面3aが形成されている。しかし、この摺動溝7、及びスライド面3aは、スリット6の両側の全長に渡って形成されているのではなく、中間部までしか形成されていない。スライド面3aは、後述する摺動突起12の背面を受けている。また、前記スリット6の摺動溝7よりも軸心側は、幅の狭い幅狭スリット部6aとなっている。(図5を参照)
前記後軸3の前方には断面の形状が外側に円弧部を有する半月形をした脚部8が120度間隔の位置に形成されている。この脚部8は、スリット6が形成されることにより形成される。よって、筆記体の数によって脚部8の数は変わる。その脚部8の外接円径は、後軸3の最大外径よりも小さく形成されている。(図6を参照)
符号9は、後軸3に一体的に形成されたクリップ部であるが、別部材で構成し後軸3に固定などしても良い。符号10は、前記クリップ部9の前方内面に形成された玉部であって、その玉部10は前記中軸5の表面に当接している。
前記後軸3のスリット6には、透明、或いは、着色された半透明な材質からなるスライダー11が摺動自在に配置されている。該スライダー11は、ボールペンリフィル用のスライダー11Bとシャープペンシルユニット用のスライダー11Sがある。ここではボールペンリフィル用のスライダー11Bについて詳述する。このスライダー11Bの長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している。(図4、5を参照)このスライダー11Bの背面には、延出部11aを介して間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されている。更に、スライダー11Bの側面には3個の孔11Sfが設けられているが、それらは、貫通孔と非貫通孔とから構成されている。具体的に説明すると、解除突起13の近傍に形成されている孔11Sfと、解除突起14の近傍に形成されている孔11Sfは、延出部11aを貫通した貫通孔となっており、一方、スライダー11の前方部に形成された孔11Sfは非貫通孔となっている(図7を参照)。そして、前記貫通孔である孔11Sfは、幅狭スリット部6aに位置しているものの、その孔11Sfの半分が幅狭スリット部6aから露出している。孔11Sfの半分程度を幅狭スリット部6aから露出させることによって、その孔11Sfに貯留されたゴミや埃を孔11Sfの両開口部から効率的に排出できるようにしているのである。一方、非貫通孔である孔11Sfの一部は、摺動突起12に位置している。即ち、摺動突起12の一部分が孔11Sfによって切り欠かれている。これによって、摺動突起12の前方部分に弾力性が発生し、多少の寸法上のばらつきが発生したとしてもスムーズな摺動動作が得られるようになる。
また、貫通した孔11Sfの内周面のほぼ中央部には、微細な突起が円周上に形成されている。内周面に円周上の突起を形成することによって、スライダーを樹脂成型品とした場合、後述するようにその成形性の向上が図られる。
尚、本例においては、孔11Sfの断面形状を円形としているが、楕円や三角、四角、多角形、或いはこれらの組合せた形状としても良いが、スライダー11Sを成形品とした場合には、その成形性を考慮すると丸形状が良い。また、孔11Sfの数は、本例では3箇所としているが、1個所であっても良いし、4個所や5個所などであっても良い。
そして、スライダー11Bの孔11aには、後述する筆記体に収納されるインキの色と略同色な色を有した接続部材15の一端部(後方部15a)が着脱自在に挿着されており、その接続部材15の他端部(前方部15b)には、ポリプロピレンやナイロンなどの樹脂材質からなる円筒状のボールペンリフィル16Bが接続されている(図8を参照)。
尚、前記ボールペンリフィル16Bは、インキを収容するポリプロピレンなどの樹脂材質で押し出し成形によって形成されたインキ収容管16Baと、そのインキ収容管16Baの前方に圧入されたボールペンチップ16Bbなどから構成されている(図9を参照)。
ここで、前記スライダー11Bは、透明、或いは、着色された半透明な材質で形成されているため、その内部に位置する前記接続部材15の色や表示を容易に識別することができる。これに加え、スライダー11Bには平面部11bと曲面部11cが形成されているため、それによって得られるレンズ効果によって、前記接続部材15の色をさらに容易に識別することができるようになる(図10を参照)。
前記接続部材15の中間部には、大径部15cが形成されており、後方部15aの孔11aに対する過度な挿入と、前方部15bの筆記体16Bに対する過度な挿入が防止されている。また、接続部材15の後方部15aには、スライダー11Bの孔11aに対する挿着・嵌合を良好なものとなすために円周状の嵌合突起15dが形成される一方、前方部15bにはボールペンリフィル16Bに空気が侵入するための平面部15eが形成されている。その平面部15eは、90度の角度をもって4方に形成されている。即ち、接続部材15の前方部15bの横断面形状は、正方形状をなしている。また、4つの平面部15eには、ボールペンリフィル16Bとの良好な係合・嵌合力を得るために突起15f、15gが部分的に形成されているが、突起同士が重ならないようになっている。即ち、4つの平面部15eに形成された各々の突起15fは、長手方向、並びに、周方向に対して異なった位置に形成されている(図11を参照)。具体的に説明すると、前方の対向した位置に形成された突起15fと離隔して、後方にはその突起15fと90度の角度をもって突起15gが対向して形成されている(図12、13を参照)。前記インキの消費に伴うボールペンリフィル16B内部への空気の侵入を確実なものとしていると共に、樹脂材質からなるインキ収容管16Baの塑性変形による接続部材15からの脱落を防止している。つまり、前方に形成された突起15fによってボールペンリフィル16Bが楕円状に膨出(膨出部16Bc、インキ収容管については省略する。)すると共に、後方に形成された突起15gによって、前記膨出部とは90度の角度をもって該部分も膨出部16Bdが形成される。即ち、互いが90度の方向で膨出する反面、その膨出した方向と90度回転した方向は縮径させられるため、インキ収容管16Baの内面が突起15f、15gに食い込むようになり各々の係合部がより強固になると共に、それら接続部材15とインキ収容管16Baとの相対的な回転が防止される(図14、図15参照;図中点線16Beは、本来のボールペンリフィル16Bの内面形状である。)。
また、前記突起15fや15gは、その断面形状が矢型状をなしているが、前方に位置する突起15fのボールペンリフィル16への挿着側は、鈍角(α)に形成されており、一方、離脱側は鋭角(β)に形成されている。ちなみに、本例においては、挿入側を約150度に形成し、離脱側を70度に形成している(図13を参照)。
尚、前記スライダー11Bの前端部には、後述する弾撥部材17の外径部を保持する延出部11dが形成されている(図8参照)。延出部11d間の長さは、後述する弾撥部材17外径よりも若干短く形成されており、これによって弾撥部材17は延出部11dに圧入された状態となっている。即ち、ボールペンリフィル16Bを交換する際にも弾撥部材17がスライダー11Bの前端部から外れないようになっている。また、前記スライダー11Bの接続部材15(後方部15a)に対する挿着力(嵌合力)は、ボールペンリフィル16Bの接続部材15(前方部15b)に対する挿着力(嵌合力)よりも弱く設定されている。即ち、筆記体16Bをスライダー11Bに対して離脱させようとすると、ボールペンリフィル16Bと接続部材15が連結された状態でスライダー11Bから離脱する。参照符号17は、ボールペンリフィル16B並びにボールペンリフィル16に接続するスライダー11Bを後方に付勢するコイルスプリングなどの弾撥部材である。
次に、前記中軸5について、具体的に説明する。前記前軸2の1部材である中軸5の中間部には、規制部18が形成されており、その規制部18には、筆記体16B、16Sが遊挿する3つの貫通孔19が形成されており、前記規制部18に弾撥部材17の一端を係止させることにより、筆記体16B、16Sを後方に付勢している。また、中軸5の内側で、規制部18の後方には、長手方向に3つの溝部20が形成されており、この溝部20に前記後軸3の脚部8が摺接され、組み立て時に脚部8が案内されるようになっている。また、その溝部20は、脚部8の断面形状とほぼ同形をなしている。即ち、外側に円弧部を有する半月形となっている。
次に、シャープペンシル用のスライダー11Sについて詳述する。このスライダー11Sの長手方向の両側には、摺動突起12が形成されており、前記スリット6に形成された摺動溝7に摺動可能に係合している(図4、5を参照)。このスライダー11Sの背面には、延出部11aを介して間隔をおいて2つの解除突起13、14が形成されている。更に、スライダー11Sの側面には3個の孔11Sfが設けられているが、それらは、貫通孔と非貫通孔とから構成されている。具体的に説明すると、解除突起13の近傍に形成されている孔11Sfと、解除突起14の近傍に形成されている孔11Sfは、延出部11aを貫通した貫通孔となっており、一方、スライダー11の前方部に形成された孔11Sfは非貫通孔となっている。そして、前記貫通孔である孔11Sfは、幅狭スリット部6aに位置しているものの、その孔11Sfの半分が幅狭スリット部6aから露出している。孔11Sfの半分程度を幅狭スリット部6aから露出させることによって、その孔11Sfに貯留されたゴミや埃を孔11Sfの両開口部から効率的に排出できるようにしているのである。一方、非貫通孔である孔11Sfの一部は、摺動突起12に位置している。即ち、摺動突起12の一部分が孔11Sfによって切り欠かれている。これによって、摺動突起12の前方部分に弾力性が発生し、多少の寸法上のばらつきが発生したとしてもスムーズな摺動動作が得られるようになる。また、貫通した孔11Sfの内周面のほぼ中央部には、微細な突起が円周上に形成されている。内周面に円周上の突起を形成することによって、スライダーを樹脂成型品とした場合、後述するようにその成形性の向上が図られる。
尚、本例においては、孔11Sfの断面形状を円形としているが、楕円や三角、四角、多角形、或いはこれらの組合せた形状としても良いが、スライダー11Sを成形品とした場合には、その成形性を考慮すると丸形状が良い。また、孔11Sfの数は、本例では3箇所としているが、1個所であっても良いし、4個所や5個所などであっても良い。
シャープペンシル用のスライダー11Sの前方には、後述するシャープペンシルユニット16Sの芯タンク161を接続する連結部21が形成されている。前記連結部21について詳述すると、その連結部21には、前端から後方に向けて円形から8角形へと順次拡径する変化する傾斜面22aを有する角錐状の前方筒部22、および、その前方筒部22の後方であって前方筒部22の外形より小径の溝部23が形成されている。ここで前方筒部22の形状は8角形となっているが、これに限定されるものではなく、後述する芯タンク161との接続が点接触になればよい。例えば、4角形や5角形、或いは、10角形や12角形などであっても良い。また、前記溝部23の後方には、後方に向かい拡径する傾斜面24が形成されており、その傾斜面24の後方には後方筒部25が形成されている。なお、スライダー11Sには、前記スリット6の幅より大きい幅の略半球状のツバ部11Sdが形成されている。そのツバ部11Sdにより幅広になることで、シャープペンシルユニット16Sの突出操作が向上すると共に、芯出し操作も容易に行え、また、その芯出し操作の際、スライダー11Sが後軸3の軸芯方向に没入してしまうのを防止する。又、シャープペンシルユニット16Sは、芯を複数本収容し金属材質で成形された芯タンク161と、その芯タンク161の前方に継ぎ手部材162を介して取り付けられた芯の把時・開放を行うチャック体163と、そのチャック体163の前方を囲繞すると共にチャック体163の開閉を行うチャックリング164、並びに、前記チャック体163覆うように配置されたガイド筒165、そして、そのガイド筒165と前記継ぎ手部材162との間に配置され、チャック体163や芯タンク161を後方に向けて付勢するコイルスプリングなどからなる弾撥部材166とから構成されている。また、前記ガイド筒165の先端には、先部材167が螺合などの手段によって着脱自在に取り付けらており、その先部材167の内方には、繰り出された芯の後方への移動を規制するゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材168が内設している。
次にシャープペンシル用スライダー11Sとシャープペンシルユニット16S(芯タンク161)との連結部について詳述する。前記スライダー11Sの連結部21が芯タンク161の後端部に挿入されており、スライダー11Sの前方筒部22と芯タンク161の間には、前方筒部22の傾斜面22aと芯タンク161の内面とによって前方空間部26が形成されている。また、後方筒部25の外形を芯タンク161の内形より小さく設定することにより、各々の寸法差で後方空間部27が形成されている。また、スライダー11Sと芯タンク161の後端には隙間30が形成されている。この状態でスライダー11Sの溝部23付近の芯タンク161の外側は、径方向に小さくするようにかしめている(かしめ部28)。そのかしめ部28は、本例においては、円周状にかしめられているが、部分的にかしめても良い。このかしめ部28により芯タンク161は、スライダー11Sから脱落することなく固定される。また、前記芯タンク161の内面と前方筒部22の後端部は、その後端部の形状が8角形になっているため、点接触となっている。さらに、前記前方空間部26や後方空間部27、並びに、隙間30によりシャープペンシルユニット16Sは、回動可能に連結されている。ここで、スライダー11Sの前方筒部22は、前方に向かって縮径することで傾斜しているが、これは芯タンク161の挿入時の案内部となっている。前記前方筒部22の長さをある程度、確保することで芯タンク161の挿入時の案内と同時に芯タンク161をかしめる際の内面ガイドとしての役割を果たしている。また、前記隙間30はシャープペンシルユニット16Sのスライダー11Sに対する回動を可能にすることはもちろん、その回動時にスライダー11Sの連結部21の後端面に芯タンク161の後端面が接触しないように設定されている。これにより、シャープペンシルユニット16Sがスムーズに回動でき、出没動作が軽快に行える。また、シャープペンシルユニット16Sの回動範囲は、前記芯タンク161の後端内面が後方筒部25の表面に接触することによって規制されている。この接触によりスライダー11Sを前方に押圧したとき、芯タンク161の後端内面部が、後方筒部25に喰いつくように作用して、スライダー11Sの前方への動きをロスなく、確実にシャープペンシルユニット16S(芯タンク161)に伝達することができる。
次に動作について、図3、図20、図21に示し説明する。スライダー11Sを前方(図20中左斜め上方)に押圧すると、スライダー11Sは、後軸3のスリット6並びに摺動溝7、スリット6aに案内されながら、シャープペンシルユニット16Sを伴い前進し、シャープペンシルユニット16Sの先端が軸本体1の先端より突出する(突出状態は図示せず)。同時に、スライダー11Sが後軸3の内方である軸芯方向に押し込まれるが、ツバ部11Sdが、後軸3のスリット6の両側の外周面に当接し、スライダー11Sの押し込みが規制される。次いで、スライダー11Sの側面部に形成されている摺動突起12の後端(図21では上方)が、摺動溝7の前端部に係合し、シャープペンシルユニット16Sの後退作用を阻止し、シャープペンシルユニット16Sの前進位置が維持される。つまり、この摺動溝7をスリット6の中間部までしか形成しないことにより、スライダー11Sの係合をも兼ねるようになっている。このシャープペンシルユニット16Sの突出過程において、前記スライダー11Sの後部が軸筒1の中心軸線方向に向かって沈み込み、シャープペンシルユニット16Sの前方部が軸筒1の内壁面に接近しようとするが、シャープペンシルユニット16Sは、その後部で回動可能に連結されているため、シャープペンシルユニット16Sの前方部は直線を維持した状態で突出する。
ここで、シャープペンシルユニット16Sの先端が前記軸本体1の先端より突出した前進位置において、スライダー11Sのツバ部11Sdの上部11Seを前方方向へ押圧操作すると、シャープペンシルユニット16Sの先部材167が、前記先部材4の内径部の先端側へ向かって徐々に径が小さくなる円錐部4aに当接し、シャープペンシルユニット16Sの前進移動が阻止される。ここで、さらに、スライダー11Sを押圧操作すると、芯タンク161やチャック体163が弾撥部材166の弾発力に抗して前進し、これによって芯の繰り出しがなされる。このとき、前述した通り、シャープペンシルユニット16Sの回動範囲は芯タンク161の後端内面部が後方筒部25の表面に接触することによって規制されており、この接触によりスライダー11Sを前方に押圧したとき、芯タンク161の後端内面部が後方筒部25の喰いつくように作用して、スライダー11Sの前方への動きをロスなく、確実にシャープペンシルユニット16S(芯タンク161)に伝達することができるのである。
この芯繰り出し操作の過程で、スライダー11Sのツバ部11Sdが後軸3の外周面を摺接している。よって、従来技術にあるような、スライダー11Sの摺動突起12を受けるために、後軸3の摺動溝7の軸芯方向側に、更なる摺動溝やスライド面を設ける必要はない。
次に、シャープペンシルユニット16Sを軸本体1に収納したい場合には、他のスライダー11Bを押圧する。他のスライダー11Bを押圧すると、互いのスライダー11S、11Bの背面に形成されている解除突起13、14が衝突する。この衝突作用により、押圧されている状態にあるスライダー11Sが後軸3の外側方向に押圧される。そして、この押圧作用により、前記スライダー11Sの摺動突起12と摺動溝7との係合が解除され、その解除作用により突出している状態にあるシャープペンシルユニット16Sが弾撥部材17の作用により後退し軸本体1内に没入し、スライダー11Sは元の後退位置まで戻ることになる。
尚、図20(b)は、スライダー11Sが前進した状態を図示している。この状態では、後軸3は、スリット6、並びに、幅狭スリット部6aが大きな空間部となっている。この状態では勿論、更に芯の繰り出し作動を行うと、空間部にゴミや埃などの異物が入り易くなる。その結果、ゴミや埃などの異物がスリット6や幅狭スリット部6aの壁面、及び、スライド面3aに貼り付きやすい状態になっている。
但し、スリット6は外周面に近いのでゴミや埃などの異物は取り除き易く、スライド面3aは、摺動突起12の背面が接しながら摺動しているので、ゴミや埃などの異物は掻き出し易くなっている。しかし、幅狭スリット部6aは、軸心近傍に位置しているため、ゴミや埃などの異物を取り除き難くなっている。そこで、本実施例においては、シャープペンシルユニット16Sを軸本体1に収納する後退動作により、スライダー11Sの孔11Sfが、幅狭スリット部6aのゴミや埃を掻き取るように除去すると共に、孔11Sfに掻き取った異物を貯留するのである。そして、貯留した後においては、孔11Sfの幅狭スリット部6aから露出した部分から排出されるのである。
図22〜図25に、シャープペンシル用スライダー11Sにおける第2例を示す。この変形例はシャープペンシルユニット16Sの回動に方向性を付与した例である。前記スライダー11Sの前方にはシャープペンシルユニット16Sの芯タンク161を接続する連結部31が形成されており、その連結部31に芯タンク161が挿入されている。その連結部31について詳述すると、その連結部31の前方には、先端部から後方に向かい拡形する六角錐状の前方筒部32が形成されている。この前方筒部32には少なくとも上面(図面上方を上、下方を下とする)に他の面に比べ幅の広い傾斜面32aが形成されている。また、前方筒部32の後端部には芯タンク161と点接触となるような頂部32bが形成されている。また、前方筒部32の後方には、その前方筒部32の外形より小径の溝部33が形成されている。その溝部33の後方には後方に向かい拡径する傾斜面34が形成されており、さらに、その傾斜面34の後方には後方筒部35が形成されている。その後方筒部35の少なくとも下面には平面部35aが形成されている(本例においては、上面にも平端部35aが形成されている。)。
次にシャープペンシル用スライダー11Sとシャープペンシルユニット16S(芯タンク161)との連結部について詳述する。前記スライダー11Sの連結部31が芯タンク161の後端部に挿入されており、スライダー11Sの前方筒部32と芯タンク161の間には、前方筒部32と芯タンク161の内面とによって前方空間部33bが形成されている。また、後方筒部35と芯タンク161の内面とによって、後方空間部35bが形成されている。さらに、スライダー11Sと芯タンク161の後端には、隙間30が形成されている。この状態でスライダー11Sの溝部33付近の芯タンク161の外側は、径方向に小さくするようにかしめている(かしめ部28)。そのかしめ部28により芯タンク161は、スライダー11Sから脱落することなく固定される(図24(a)参照)。このとき、シャープユニット16Sの前記軸本体1の中心軸線に向かう断面では、スライダー11Sの前方筒部32に形成された幅の広い傾斜面32aと芯タンク161の間に前方空間部33aが形成されている。また、後方筒部35に形成された平面部35aと芯タンク161の内面とによって後方空間部36が形成されている。更に詳しくは、軸心方向の断面での前方空間部33aおよび後方空間部36は、前記前方空間部33bおよび後方空間部35bより大きく形成されているのである。これによりシャープペンシルユニット16Sは、軸心方向にはより大きく回動することが可能となっている。即ち、シャープペンシルユニット16Sが大きく回動することで軸径の変化に対応することが可能となるばかりでなく、横方向への回動が規制され、出没時に他の筆記体への不要な接触を防止できるので、スムーズな出没動作が可能となる。
図26〜図28に、シャープペンシル用スライダー11Sにおける第3例を示す。この変形例はシャープペンシルユニット16Sの回動の方向性を芯タンク161で付与した例である。シャープペンシル用スライダー11Sは、第1例と同じ構成となっている。そのスライダー11Sの前方にはシャープペンシルユニット16Sの芯タンク161を接続する連結部21が形成されており、その連結部21に芯タンク161が挿入されている。その芯タンク161の後方には、平面部37が形成されており、その外面に形成された平面部37に対応する内面も同様の平面部37aとなっている。
また、前記スライダー11Sの連結部21には、芯タンク161の後端部に挿入されており、スライダー11Sの前方筒部22と芯タンク161の間には前方筒部22の傾斜面22aと芯タンク161の内面とによって前方空間部26が形成されている。また、芯タンク161の後方の平面部37と芯タンク161の内面とによって、後方空間部38が形成されている。また、スライダー11Sと芯タンク161の後端には隙間30が形成されている。この状態でスライダー11Sの溝部23付近の芯タンク161の外側は、径方向に小さくするようにかしめている(かしめ部28)。そのかしめ部28により芯タンク161はスライダー11Sから脱落することなく固定される(図28(a)参照)。このとき、シャープユニット16Sの前記軸本体1の中心軸線に向かう断面ではスライダー11Sの前方筒部22に形成された傾斜面22aと芯タンク161の間に前方空間部26が形成されている。また、後方筒部25の外形を芯タンク161の内形より小さく設定することにより、各々の寸法差で後方空間部27が形成されている。更に詳しくは、軸心方向の断面での後方空間部27は前記後方空間部38より大きく形成されているのである。即ち、後方空間部38は、平面部37が形成されることによって、少ない隙間となっているのである。これによりシャープペンシルユニット16Sは軸心方向には、より大きく回動することが可能となっている。これにより軸径の変化に対応することが可能となるばかりでなく、横方向への回動が規制され、出没時に他の筆記体への不要な接触を防止できるので、スムーズな出没動作が可能となる。本例では芯タンク161の後方の平面部35が形成された状態で、スライダー11Sの連結部21に挿入されているが、芯タンク161の平面部37を形成する前に連結部21に挿入し、その後、かしめなどの方法により芯タンク161の後方に平面部37を形成してもよい。この場合、芯タンク161の連結部21への挿入の際には方向性を定める必要が無く、生産性が向上する。
図26〜図28に、シャープペンシル用スライダー11Sにおける第4例を示す。前記第1例の変形例であり、芯タンク161の後端部161aをスライダー11Sの後部筒部25の後端に形成された大径部25aの前端面に当接させた例であるが、その大径部25aの前端面の(図29中)下方には、切欠部25bが形成されている。この切欠部25bを形成することによって、この切欠部25bに対応する前記芯タンク161の後端部161aは、大径部25aに対して非接触な状態となる。その結果、芯タンク161は、(図29中)下方にのみに、即ち、軸本体1の中心軸線方向のみに回転することができる。
1 軸本体
2 前軸
3 後軸
3a スライド面
4 先部材
4a 円錐部
4b 突出孔
5 中軸
6 スリット
6a スリット
7 摺動溝
8 脚部
9 クリップ部
10 玉部
11 スライダー
111 延出部
11B ボールペンリフィル用のスライダー
11S シャープペンシルユニット用のスライダー
11Sd ツバ部
11Se 上部
11Sf 孔
11a 孔
11b 平面部
11c 円弧状の曲面部
11d 延出部
12 摺動突起
13 解除突起
14 解除突起
15 接続部材
15a 後方部
15b 前方部
15c 大径部
15d 嵌合突起
15e 平面部
15f 突起
15g 突起
16B ボールペンリフィル
16Ba インキ収容管
16Bb ボールペンチップ
16Bc 膨出部
16Bd 膨出部
16Be 内面形状
16S シャープペンシルユニット
16Sa 芯タンク
16Sb シャープペンシルセット
161 芯タンク
162 継ぎ手部材
163 チャック体
164 チャックリング
165 ガイド筒
166 弾発部材
167 先部材
168 芯戻り止め部材
17 弾撥部材
18 連結部
19 貫通孔
20 溝部
21 連結部
22 前方筒部
23 溝部
24 傾斜面
25 後方筒部
26 前方空間部
27 後方空間部
28 かしめ部
30 隙間
31 連結部
32 前方筒部
32a 傾斜面
33 溝部
33a 前方空間部
33b 前方空間部
34 傾斜面
35 後方筒部
35a 平面部
35b 後方空間部
36 後方空間部
37 平面部
38 後方空間部

Claims (2)

  1. 軸本体内に少なくともシャープペンシルユニットを含む筆記体を前後動可能に複数配置し、それらの筆記体の後端にスライダーの前端を連結すると共に、該スライダーを前記軸本体に設けられた摺動溝に前後動自在に配置した筆記具において、前記筆記体のうち、少なくともシャープペンシルユニットをスライダーに対して回動可能に連結すると共に、前記シャープペンシルユニットとスライダーの連結部を点接触とし、その連結部の前方および後方に空間部を形成したことを特徴とする筆記具。
  2. 前記連結部の前方および後方の空間部は、軸心方向の空間部を径方向の空間部より大きく設定したことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
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