JP2011177581A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機において、特定図柄の大当たりとなる確率を変動させる確率変動型の遊技機で、行われる抽選やその後のさらなる抽選に、液晶表示部やランプ部を使った派手な演出表示を同時に行わせることで、遊技者の興趣を惹きつける内容とする。さらに通常の遊技においても、遊技に期待を持たせる演出等を行なわせることで、従来、遊技者が目的を持てずに通常の遊技を進行していたことに興趣を持たせることができる。
【選択図】 図1
Description
解決手段1は、1回のゲームごとに所定数の遊技価値を掛けた状態で遊技者の操作に応じて起動と停止とを行い、遊技者の操作に応じた起動により図柄の表示を変動させる一方、遊技者の操作に応じた停止の際に複数の図柄を組み合わせて表示する図柄表示装置を備え、前記図柄表示装置の停止時に表示された図柄の組み合わせ態様に基づき、必要に応じて規定数の遊技価値を遊技者に与えて1回のゲームを終了するとともに、前記図柄の組み合わせ態様が予め定められた所定の表示態様に合致すると、通常遊技状態よりも遊技者にとって比較的有利な特別遊技状態への移行を制御可能な遊技機において、1回のゲームごとに内部抽選を行い、予め用意された複数の当選種類のいずれか1つに当落結果を決定する内部抽選手段と、前記図柄表示装置を停止させるための停止操作を受け付け可能な停止操作手段と、前記停止操作手段により停止操作が受け付けられると、前記内部抽選に当選した場合に該当する当選種類の図柄の組み合わせ態様が前記図柄表示装置の停止時に表示されることを許容する停止制御手段と、前記通常遊技状態で行われる前記内部抽選で所定の当選種類が得られた場合、前記表示された図柄の組み合わせ態様が前記所定の表示態様に合致したことを条件に前記特別遊技状態へ遊技状態を移行させる制御を行なう遊技状態制御手段と、前記通常遊技状態で行われる前記内部抽選で所定の当選種類が得られた場合、前記内部抽選とは別に所定の特殊遊技状態移行抽選を行う特殊遊技状態移行抽選手段と、前記特殊遊技状態移行抽選に当選した場合、前記特別遊技状態が終了した後のゲームで行われる前記内部抽選において前記所定の当選種類が得られる確率を相対的に高く変更した前記特殊遊技状態に移行する制御を行う特殊遊技状態制御手段と、前記通常遊技状態をさらに複数に区分して個々の区分ごとに前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率を異ならせるとともに、前記複数の区分のいずれかに該当するかを決定する遊技状態区分決定手段と、前記通常遊技状態において前記内部抽選で特定の当選種類に当選したことを契機として、前記遊技状態区分決定手段により決定される区分を前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率が相対的に低い区分から高い区分へ変更する区分変更手段とを具備したことを特徴とする遊技機である。
解決手段2は、前記特殊遊技状態移行抽選手段に非当選となった場合、以降の遊技状態を前記通常遊技状態の複数の区分のいずれかに復帰させる制御を行う通常遊技状態復帰制御手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1に記載の遊技機である。
解決手段3は、前記特殊遊技状態移行抽選手段による抽選に当選し、前記特殊遊技状態に移行した場合、以降の特別遊技において前記特殊遊技状態を継続するための継続抽選を行う特殊遊技状態継続抽選手段と、前記継続抽選の当選確率を複数の段階に設定して、前記複数の段階のいずれの当選確率で前記継続抽選を行うかを決定する継続抽選段階決定手段とをさらに備えたことを特徴とする解決手段1または2に記載の遊技機である。
解決手段4は、前記特殊遊技状態継続抽選手段が、前記継続抽選区分振り分け手段により振り分けられた区分の継続抽選の当選確率に基づいて前記継続抽選を行うことを特徴とする解決手段3に記載の遊技機である。
解決手段5は、前記特殊遊技状態継続抽選に当選となった場合、以降の遊技状態を特殊遊技状態として継続させる制御を行う特殊遊技状態継続制御手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段3または4に記載の遊技機である。
解決手段6は、前記特殊遊技状態継続抽選に非当選となった場合、以降の遊技状態を特殊遊技状態から通常遊技状態へ変更する制御を行う遊技状態変更手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段3乃至5のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段7は、前記特殊遊技状態において内部抽選の確率を変更可能とする当選種類は、複数の当選種類とすることを特徴とする解決手段1乃至6のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段8は、前記区分変更手段が、該当する区分ごとに変更が行われる契機となる特定の当選種類を選択可能とすることを特徴とする解決手段1乃至7のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段9は、前記区分変更手段による区分の変更を複数回の遊技にわたる特定の当選種類の当選結果が得られたことを契機として行う区分変更契機手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1乃至8のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段10は、前記特定の当選種類の抽選結果に基づき行われる遊技状態を、遊技の外部に表示可能とする演出表示手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1乃至9のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段11は、前記特定の当選種類の抽選結果に基づき行われる遊技状態を、遊技の外部に音の発生を可能とする音発生手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1乃至10のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段12は、前記特定の当選種類の抽選結果に基づき行われる遊技状態を、遊技の外部に発光可能とする発光手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1乃至11のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段13は、1回のゲームごとに所定数の遊技価値を掛けた状態で掛け数を決定する掛け数決定手段と、前記掛け数を決定した状態で遊技者の始動操作を受け付ける始動操作手段と、周方向に図柄が付された複数個の回転体を回転させて図柄の表示を変動させる一方、前記回転体の回転を停止させて複数の図柄を組み合わせて表示する図柄表示装置と、前記回転体を停止させるべく遊技者による停止操作を受け付ける停止操作手段と、前記始動操作手段にて前記始動操作が受け付けられると前記回転体の回転を開始し、前記回転体の回転中に前記停止操作手段にて前記停止操作が受け付けられると、前記停止操作の受け付け順に前記回転体を停止させる回転体駆動手段と、1回のゲームにつき、前記回転体駆動手段により全ての前記回転体が停止されると、前記全ての回転体の図柄の組み合わせ態様に基づき、必要に応じて規定数の遊技価値を遊技者に与える遊技価値付与手段と、1回のゲームごとに内部抽選を行い、予め用意された複数の当選種類のいずれか1つに当落結果を決定する内部抽選手段と、前記停止操作手段に基づいて、前記内部抽選に当選した当選種類に対応した停止操作が受け付けられた場合にのみ、前記回転体駆動手段により全ての前記回転体が停止されたときに前記当選種類の図柄の組み合わせ態様を表示可能とする停止制御手段と、前記通常遊技状態で行われる前記内部抽選で所定の当選種類が得られた場合、前記内部抽選とは別に所定の特殊遊技状態移行抽選を行う特殊遊技状態移行抽選手段と、前記特殊遊技状態移行抽選に当選した場合、前記特別遊技状態が終了した後のゲームで行われる前記内部抽選において前記所定の当選種類が得られる確率を相対的に高く変更した前記特殊遊技状態に移行する制御を行う特殊遊技状態制御手段と、前記通常遊技状態をさらに複数に区分して個々の区分ごとに前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率を異ならせるとともに、前記複数の区分のいずれかに該当するかを決定する遊技状態区分決定手段と、前記通常遊技状態において前記内部抽選で特定の当選種類に当選したことを契機として、前記遊技状態区分決定手段により決定される区分を前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率が相対的に低い区分から高い区分へ変更する区分変更手段とを具備したことを特徴とする解決手段1乃至12のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段14は、前記特殊遊技状態移行抽選は、特別遊技状態に遊技状態が制御されている間を含めて複数回の抽選を行うことを特徴とする解決手段1乃至13のいずれかに記載の遊技機である。
解決手段15は、前記遊技状態区分決定手段により決定される複数の区分のいずれか該当する区分を、所定の条件に基づいて振り分ける区分振り分け手段をさらに備えたことを特徴とする解決手段1乃至14のいずれかに記載の遊技機である。
図1は、一実施形態の回胴式遊技機であるスロットマシン1の正面図を示している。図1のスロットマシン1は、遊技媒体として例えばメダル、コイン等(以下ではメダルとして統一する)を用いるタイプのものである。
図3は、スロットマシン1に装備されている各種の機構要素や電子機器類、操作部材等の構成を概略的に示している。スロットマシン1は遊技の進行を統括的に制御するためのメイン制御基板50を有しており、このメイン制御基板50にはCPUをはじめROM、RAM、入出力インタフェース等が実装されている。
次に、スロットマシン1におけるゲーム処理の流れについて説明する。以下のゲーム処理は、メイン制御基板50のCPUにて実行される制御プログラム上の処理手順に沿って進行する。
図3は、スロットマシン1における基本的な1ゲーム(回胴遊技)の処理手順を一通り示している。1回のゲームは、まず始動処理(ステップS10)から始まる。この始動処理はリール10a,10b,10cの回転を開始させるための処理であり、ここではメダルの投入またはベットボタン18,20,22の操作を受け付けたり、始動レバー24の操作を契機とした乱数抽選を行ったりする処理が行われる。なお、始動処理(ステップS10)の詳細については、さらに別のフローチャートを用いて詳しく後述する。
図4は、上記の始動処理の内容を具体的に示している。ここでは先ず、メダルの投入またはベットボタン18,20,22の操作が待ち受けられる(ステップS101)。遊技者がベット操作またはメダル投入をしないうちは(No)、始動レバー24が有効化されないため、ステップS104の判断が否定(No)されて待ち受け状態(ステップS101)がループされ続ける。ベット操作またはメダル投入があると、これを受けて受付処理
(ステップS102)が行われ、ベット数に応じた有効ラインランプの点灯が行われる。また受付処理(ステップS102)では、メイン制御基板50からメダル投入コマンドまたはベットコマンドがサブ制御基板56に送信される。
(ステップS106)。また、始動レバー24の操作を受け付けてから乱数を抽出するタイミングは特に規定されておらず、プログラミングの過程で適切な抽出タイミングを設定することができる。
図5は、一例としてテーブル方式によるリール停止処理の内容を示している。リール制御については公知の技術を適用できるため、ここでは処理の流れを概略的に説明する。
図6は、判定処理の内容を具体的に示している。上記のリール停止処理によって全てのリール10a,10b,10cが停止されると、メイン制御基板50はそのとき表示されている出目を確認する処理を行う(ステップS301)
本実施形態のスロットマシン1において、特別ボーナス図柄(例えば「7−7−7」や「7−7−BAR」、「BAR−BAR−BAR」等)で図柄の組み合わせが表示された場合、次回のゲームから「特別ボーナスゲーム」と称する特別遊技状態に移行する。特別ボーナスゲームには複数回のゲーム機会が含まれており、遊技者は特別ボーナスゲームの間に集中してメダル等の払出しの可能性があるため、遊技者にとっては通常よりも有利な状態であるといえる。
図8は、特別ボーナスゲーム遊技処理の内容を具体的に示している。ここでは先ず、初期化処理として特別ボーナス当選フラグがOFFにされるとともに、特別ボーナスゲーム用に乱数抽選の当り値テーブルが変更される(ステップS401)。ここで変更された当り値テーブルは通常よりも規定の図柄(特別ボーナス専用役)の当り値を多く保有しており、それだけ特別ボーナス専用役図柄の組み合わせが表示される確率が高い状態にあるといえる。そのため遊技者は特別ボーナスゲームにおいて、短時間で大量のメダルを獲得することが可能となる。
(1)特別ボーナス専用役に16回当選すると終了する。
(2)メダルの掛け数は3枚掛け(MAXベット)で行う。
(3)特別ボーナス専用役は必ず図柄の組み合わせとして表示される(取りこぼしがない)。
本実施形態のスロットマシン1は、特殊遊技状態に移行する抽選(特殊遊技状態移行抽選手段)が行われる特別ボーナス役と各種小役を中心に構成されている。いわゆるビッグボーナスゲーム(BB)やレギュラーボーナス(RB)と呼ばれるゲームは備えていない。これは従来の遊技機においてはBBゲームおよびRBゲームを主体とした内容のものがほとんどであり、遊技機自体の遊技に意外性を持たせたり、遊技者にゲーム内容の新鮮味を付与することができなかったためである。
各種モードには、それぞれ異なった確率からなるモードがある。後述する特殊遊技状態への移行抽選確率の異なるモードA、モードB、モードC、モードDと、特殊遊技状態の継続確率の異なるモードE、モードF、モードG、モードHである。このうちモードAからモードDまでは、通常遊技状態におけるモードであり、モードEからモードHまでは特殊遊技状態におけるモードである。
(リプレイ、特別ボーナス以外)、リプレイ、他の小役(リプレイ、特別ボーナス以外)、リプレイというようにある程度条件を付けると、複数回にわたり遊技者の期待が一段と高まることとなり興趣が増大する。また前記の他の小役にはハズレも含む内容としてもよい(ハズレを含まない場合、モード移行の条件が成立する確率は約1/5827、ハズレを含む場合、同条件が成立する確率は約1/467となり、遊技者にとって現実味のある数値となるため)。モードCからDへ移行する場合のように、特定の当選種類に複数回当選したことを条件としてモード移行を行うことしてもよい(区分変更契機手段)。複数回の遊技の結果によりモード移行が行われることとなると、遊技者は通常遊技においては常にどの小役が当選したかに注意を向けることとなる。またどの滞在モードで特別ボーナスに当選したかにより、その後の特殊遊技状態への移行確率に差があるため、遊技者はより良いモードに滞在している間に特別ボーナスに当選することを期待しながら遊技を行なうこととなる。これにより遊技者は遊技に意外性を感じ、遊技内容に斬新さを見出すこととなり遊技を楽しんで進行していくことが可能となる。なお特殊遊技状態移行抽選手段に非当選となった場合は通常状態へと遊技状態が変更されることとなるが(通常遊技状態復帰制御手段)、その際にどのモードに変更するかについては予め決定されたモードに変更される内容とする。例えば、どの滞在モードから特別ボーナスに当選しても、その後、通常遊技状態に変更する場合はモードAが選択されることとする。また電源投入時(ホール開店前等)にはモードAから開始されることとする。
図9は特殊遊技処理を具体的に示している。ここでは、判定処理におけるステップS303の後に行われる特殊遊技状態に移行するか否かの処理について説明する。
以上は、メイン制御基板50による遊技制御の例であるが、本実施形態のスロットマシン1では、遊技の進行にあわせてサブ制御基板56により演出動作の制御が行われる。
本実施形態では、
(1)通常遊技時におけるモード移行が行なわれたのか。
(2)特殊遊技状態への移行抽選に当選したのか。
(3)前記移行抽選に当選した場合の以後のモードはどれが選択されたのか。
の3つの項目について特に遊技者の期待感を掻き立てる演出処理を行う。
まず、特殊遊技状態への移行抽選に当選したか否かは、特殊遊技状態への移行抽選ゲームの演出として、特別ボーナスゲーム中を通じて行われる。特別ボーナスゲームが終了するまで、特殊遊技状態への移行抽選に当選・非当選となったのか結果は分からなくすると遊技者の興趣を特別ボーナスゲームの間、持続させることができる。また前記移行抽選に当選した場合、前述のとおり、モードが振り分けられることとなるが、どのモードに振り分けられたのかを推定できるような演出を行なう内容とすれば、遊技者の興趣はますます高まることとなる。例えば、前記で勝利したキャラクターの勝ち方である程度モードが推定できることとする。より強い勝ち方で勝利すれば継続確率の高いモードが選択された可能性が高いことを示唆させる。また逆転して最後に勝利した場合も高いモードが選択された場合に多く振り分けられる内容としてもよい。いずれの場合も推定は5割ないし6割程度に留めておくと、これらの演出がされない場合でも遊技者に希望を持たせて遊技を行なわせることが可能となる。
特殊遊技状態に移行した後は、次回の特別ボーナスに当選するまで特殊遊技状態が継続され、次回の特別ボーナス当選時に、滞在モード別の継続確率に基づいて特殊遊技状態の継続抽選が行われる。遊技者にとっては、初当り時にどの継続率が選択されたかは推定することしかできず分からないので、前記継続抽選ゲーム(つまり、特定遊技状態における特別ボーナスゲーム遊技時)にも継続するか否かの期待を盛り上げる演出を用意する。
通常遊技時にも遊技者の興味を惹きつけるために、モード移行に伴う演出を行なう。モード移行に伴う演出は、実際にモードの移行が行なわれる場合と行なわれない場合ともに一定の割合で演出が行なわれるようにすることで、遊技者が通常遊技に飽きることなく楽しんで遊技を続けることができる。ただし、モード移行が行なわれない場合は前記演出が行なわれる割合は低く(例えば1/10程度)しておき、またモード移行が行なわれた場合でも前記演出が、例えば約3/10程度で行なわれない内容とすれば、モード移行は何も演出が行なわれなくてもされることとなるため、遊技者は通常遊技に何かモードを探る手掛かりがないものかとあれこれ考えながら遊技を行なうことが可能となる。
前記の特殊遊技状態移行抽選ゲーム演出および継続抽選ゲーム演出で行なわれる演出画面の一例として図12〜15を示す。図12ではキャラクター(以下では図中の悪魔を模した槍を持った黒装束のキャラクターをデビル、天使を模した白装束のキャラクターをエンジェルと呼ぶ)が苛烈な闘いを繰り広げる。なおエンジェルは抽選に当選、デビルは抽選に非当選を示すキャラクターとする。つまりエンジェルが勝てば前記抽選に当り(当選)となり、デビルが勝てばハズレ(非当選)となる。
モードはAからDへ上がっていくのみではなく、モードが下がる(遊技者にとっては不利な条件になる)内容としてもよい。モードが下がる条件としてリプレイが当選した際にモードを1段階下げる抽選が行われる。例えばモードD滞在時にリプレイに当選した場合、所定の確率でモードを下げる抽選(転落抽選、以下では転落抽選として統一する)が行われることで、通常遊技において各モード間の往来が多様化していくことにより、遊技者は現在のモードがどのモードであるのか推定しずらい内容となり、何とか手掛かりをさがして滞在モードをを見極めたいと遊技に集中することとなる。
モード移行契機の当選種類は、各モードごとに固定でなくてもよい(区分変更手段)。例えば、遊技機の電源投入時(ホール開店前)等に各モード移行契機の当選種類が変わる形態とする。こうすると遊技者の遊技機に対する固定観念(すなわち前記からいえば、滞在モードAで遊技中にスイカ当選するとモードBに昇格するものでしかないため、モードA以外に滞在中に当選したとしても全くうれしくないといった遊技者の興趣を低下させてしまうこと)を打破することができる。つまりスイカはある時はモードAからBへの昇格条件であるが、別の時(別の電源投入時)にはモードCからモードDへの昇格条件に変更されることが可能となれば、遊技者は遊技する都度、どの当選種類に対しても期待が持てることとなり、興趣を低下させることなく遊技を進行することが可能となる。
特殊遊技状態移行抽選に非当選または特殊遊技状態継続抽選に非当選となった場合に復帰するモード、および電源投入時(ホール開店前)の初期状態における滞在モードは抽選で振り分けを行う内容としてもよい。例えば、
(1)モードAで特別ボーナスに当選して特殊遊技状態移行抽選に非当選となった場合、その後の復帰させるモードを抽選にて決定させることとする。
(2)モードEで特殊遊技状態継続抽選に非当選となった場合、その後に復帰させるモードを抽選にて決定させることとする。
(3)電源投入時(ホール開店前等)の初期状態における滞在モードを抽選にて決定させることとする。
これにより、各モード間の移行が頻繁に行われゲームの展開が想像もつかない程多彩なバリエーションを持つことなり、遊技者に遊技意欲の向上と遊技内容の斬新さを付与することができる。
特別ボーナス内において、特殊遊技状態移行抽選や特殊遊技状態継続抽選が複数回行われる形態をとってもよい。例えば、特別ボーナスゲーム中は毎ゲームごとに上記抽選を行う。こうすると遊技者は特別ボーナスゲーム遊技中は、毎回毎回の遊技に前記抽選に当選することを期待してドキドキしながら、また非当選とならないようハラハラしながら遊技を行うこととなる。なお抽選確率については、前記抽選を1回のみ行う場合と比してほぼ同様の当選確率となるようにしてもよいし、また異なる当選確率となるようにしてもよい。
4 前面扉
10 リール装置
15 メダル投入口
16 クレジット枚数表示部
18,20,22 ベットボタン
24 始動レバー
26,28,30 停止ボタン
32 払出し枚数表示部
34 ゲーム数表示部
36 払出口
38 受け皿
40 貯留精算ボタン
42 液晶表示部
41,45,46,48 ランプ部
50 メイン制御基板
54 ホッパ装置
56 サブ制御基板
58 外部端子板
62 電源ユニット
64 設定キースイッチ
66 リセットスイッチ
68 電源スイッチ
Claims (1)
- 1回のゲームごとに所定数の遊技価値を掛けた状態で遊技者の操作に応じて起動と停止とを行い、遊技者の操作に応じた起動により図柄の表示を変動させる一方、遊技者の操作に応じた停止の際に複数の図柄を組み合わせて表示する図柄表示装置を備え、前記図柄表示装置の停止時に表示された図柄の組み合わせ態様に基づき、必要に応じて規定数の遊技価値を遊技者に与えて1回のゲームを終了するとともに、前記図柄の組み合わせ態様が予め定められた所定の表示態様に合致すると、通常遊技状態よりも遊技者にとって比較的有利な特別遊技状態への移行を制御可能な遊技機において、
1回のゲームごとに内部抽選を行い、予め用意された複数の当選種類のいずれか1つに当落結果を決定する内部抽選手段と、
前記図柄表示装置を停止させるための停止操作を受け付け可能な停止操作手段と、
前記停止操作手段により停止操作が受け付けられると、前記内部抽選に当選した場合に該当する当選種類の図柄の組み合わせ態様が前記図柄表示装置の停止時に表示されることを許容する停止制御手段と、
前記通常遊技状態で行われる前記内部抽選で所定の当選種類が得られた場合、前記表示された図柄の組み合わせ態様が前記所定の表示態様に合致したことを条件に前記特別遊技状態へ遊技状態を移行させる制御を行なう遊技状態制御手段と、
前記通常遊技状態で行われる前記内部抽選で所定の当選種類が得られた場合、前記内部抽選とは別に所定の特殊遊技状態移行抽選を行う特殊遊技状態移行抽選手段と、
前記特殊遊技状態移行抽選に当選した場合、前記特別遊技状態が終了した後のゲームで行われる前記内部抽選において前記所定の当選種類が得られる確率を相対的に高く変更した前記特殊遊技状態に移行する制御を行う特殊遊技状態制御手段と、
前記通常遊技状態をさらに複数に区分して個々の区分ごとに前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率を異ならせるとともに、前記複数の区分のいずれかに該当するかを決定する遊技状態区分決定手段と、
前記通常遊技状態において前記内部抽選で特定の当選種類に当選したことを契機として、前記遊技状態区分決定手段により決定される区分を前記特殊遊技状態移行抽選の当選確率が相対的に低い区分から高い区分へ変更する区分変更手段とを具備したことを特徴とする遊技機。
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