JP2011175555A - 記憶装置および記憶システム - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリカードなどの記憶装置において、低消費電力のインタフェースを実現する。
【解決手段】記憶装置1は、データ通信可能な通信可能状態L0とデータ通信不可能な休止状態との間で動作状態を制御可能な通信実行部11と、前記通信実行部が送受するデータを記憶するバッファ13と、データを記憶可能なメモリ15と、メモリ15とバッファ13との間でのデータ入出力を実行するメモリ制御部14と、データ通信する場合に通信実行部11を動作させ、データ通信しない場合に休止させる通信制御部11とを有する。通信制御部11は、バッファ13のデータ処理状態に応じて、データ通信中に、通信実行部11の動作状態を通信可能状態と休止状態との間で切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリカードなどの記憶装置および記憶システムに関する。
メモリカードは、電子機器に対して着脱可能に装着され、電子機器のデータ処理に係るデータを記憶することができる。
たとえばカメラに装着された場合、メモリカードは、カメラで撮像した画像のデータなどを記憶することができる。
このようなメモリカードと電子機器とのインタフェースとして、PCI Expressがある(特許文献1、2)。
PCI Expressは、シリアルデータ通信によりデータを高速に転送するものであり、ピクセル数の多い画像や動画のデータ転送に適している。
特開2006−221453号公報 米国特許出願公開第2008/0288798号明細書
しかしながら、PCI Expressでは、高速なシリアルデータ通信を実現するために、高い周波数のクロック信号を使用する。
このため、PCI Expressなどのシリアルデータ通信方式をインタフェースに用いた場合、消費電力が大きくなる可能性がある。
たとえばバッテリ駆動されるモバイル機器においてメモリカードとのインタフェースにPCI Expressを採用した場合、モバイル機器の連続使用可能時間、バッテリの寿命に影響を与える可能性がある。
このようにメモリカードなどの記憶装置では、低消費電力のインタフェースが求められている。
本発明の第1の観点の記憶装置は、データ通信可能な通信可能状態とデータ通信不可能な休止状態との間で動作状態を制御可能な通信実行部と、通信実行部が送受するデータを記憶するバッファと、データを記憶可能なメモリと、メモリとバッファとの間でのデータ入出力を実行するメモリ制御部と、データ通信する場合に通信実行部を動作させ、データ通信しない場合に休止させる通信制御部とを有する。そして、通信制御部は、バッファのデータ処理状態に応じて、データ通信中に、通信実行部の動作状態を通信可能状態と休止状態との間で切り替える。
第1の態様に係る記憶装置では、データ通信する通信実行部は、バッファのデータ処理状態に応じて、データ通信中に、通信可能状態と休止状態の間で切り替わる。休止状態に切り替わることにより、データ通信中の通信実行部の消費電力が減る。
本発明の第2の観点の記憶システムは、データ処理を実行する電子機器と、電子機器に着脱可能に装着され、電子機器のデータ処理に係るデータを記憶する記憶装置とを有する。記憶装置は、電子機器とデータ通信可能な通信可能状態とデータ通信不可能な休止状態との間で動作状態を制御可能な通信実行部と、通信実行部が電子機器との間で送受するデータを記憶するバッファと、データを記憶可能なメモリと、メモリとバッファとの間でのデータ入出力を実行するメモリ制御部と、電子機器とデータ通信する場合に通信実行部を動作させ、データ通信しない場合に休止させる通信制御部とを有する。そして、通信制御部は、バッファのデータ処理状態に応じて、電子機器とのデータ通信中に、通信実行部の動作状態を通信可能状態と休止状態との間で切り替える。
本発明では、低消費電力のインタフェースを実現することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るメモリカードのハードウェアのブロック図である。 図2は、図1のメモリカードを用いたカメラシステムの概略構成図である。 図3は、PCI Expressの通信方式の説明図である。 図4は、PCI Expressの通信プロトコルの説明図である。 図5は、PCI Expressの通信パケットの説明図である。 図6は、PCI Expressのコンポーネントの状態遷移図である。 図7は、動作状態をL0からL1へ切り替える通信シーケンスチャートの一例である。 図8は、動作状態をL0からL0sへ切り替える通信シーケンスチャートの一例である。 図9は、動作状態をL1からL0へ切り替える通信シーケンスチャートの一例である。 図10は、動作状態をL0sからL0へ切り替える通信シーケンスチャートの一例である。 図11は、書込みアクセス期間中のバッファの状態に応じた動作状態の制御に関するメモリ空間の説明図である。 図12は、書込みアクセス期間中の状態制御のフローチャートである。 図13は、書込みアクセス期間中のバッファ内の未処理書込みデータ量の時間的変化の一例を示す説明図である。 図14は、読出しアクセス期間中のバッファの状態に応じた動作状態の制御に関するメモリ空間の説明図である。 図15は、読出しアクセス期間中の状態制御のフローチャートである。 図16は、読出しアクセス期間中のバッファ内の未処理読出しデータ量の時間的変化の一例を示す説明図である。 図17は、第1の変形例に係るメモリカードのハードウェアのブロック図である。 図18は、第2の変形例に係るメモリカードのハードウェアのブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.メモリカードおよびカメラ装置(ホスト機器)の構成
2.PCI Expressの通信方式
3.PCI Expressの電源管理
4.ホスト機器の書込みアクセス期間中の電源管理
5.ホスト機器の読出しアクセス期間中の電源管理
[メモリカード1およびカメラ装置2の構成]
図1は、本発明の実施形態に係るメモリカード1のハードウェアレベルのブロック図である。
図1のメモリカード1は、カードインタフェース部(C_I/F)11、コントロールレジスタ(REG)12、バッファ(BUF)13、メモリコントローラ(M_CTRL)14、不揮発性メモリ(NV_MEM)15を有する。
そして、メモリカード1は、PCI Expressの規格に準拠して電子機器と通信する。
図2は、図1のメモリカード1を用いたカメラシステム3の概略構成図である。
図2のカメラシステム3は、図1のメモリカード1と、ホスト機器としてのカメラ装置2とを有する。
図2のカメラ装置2は、撮像部(CAM)21、操作部(KEY)22、表示部(DISP)23、CPU24、メモリ(MEM)25、ホストインタフェース部(H_I/F)26、およびこれらを接続するシステムバス27を有する。
また、カメラ装置2は、バッテリ(BAT)28により駆動される。
撮像部21は、CMOSセンサ、CCDなどを有する。
そして、撮像部21は、動画または静止画の画像データを生成し、画像データを含む信号をCPU24へ出力する。
操作部22は、撮像ボタン、十字キーなどを有する。
そして、操作部22は、操作されたキーに応じた信号をCPU24へ出力する。
表示部23は、TFTディスプレイ、有機ELディスプレイなどを有する。
そして、表示部23は、CPU24から映像信号が入力され、映像信号の画像を表示する。
メモリ25は、CPU24が実行するプログラムやデータ記憶する。
CPU24は、メモリ25に記憶されているプログラムを読み込んで実行する。
これにより、CPU24には、カメラ装置2の制御部が実現される。
制御部は、撮像部21、表示部23、ホストインタフェース部26などを管理して制御する。
ホストインタフェース部26は、PCI Expressの接続規格に準拠したスロットを有する。
図1のメモリカード1は、このスロットに脱着可能に装着される。
カメラ装置2のCPU24は、たとえば静止画または動画などを撮像し、撮像した画像の画像データをメモリカード1に書込む。このとき、カメラ装置2のCPU24は、メモリカード1に対して書込みアクセスする。
なお、CPU24は、所定のデータ量の単位で、メモリカード1に対して書込みアクセスしてもよい。
また、カメラ装置2は、たとえばメモリカード1から画像データを読み込み、表示部23に表示する。このとき、カメラ装置2のCPU24は、メモリカード1に対して読出しアクセスする。
なお、CPU24は、所定のデータ量の単位で、メモリカード1に対して読出しアクセスしてもよい。
図1の不揮発性メモリ15は、たとえばNAND型フラッシュメモリ、NOR型フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリである。
そして、不揮発性メモリ15は、カメラ装置2の書込みデータなどを記憶する。
バッファ13は、たとえばSRAM、DRAMなどの半導体メモリである。
そして、バッファ13は、不揮発性メモリ15に書込まれる書込みデータまたは不揮発性メモリ15から読み出された読出しデータを一時的に記憶する。
メモリコントローラ14は、不揮発性メモリ15、バッファ13、およびカードインタフェース部11に接続される。
そして、メモリコントローラ14は、カードインタフェース部11から書込みデータの保存が指示されると、バッファ13から書込みデータを読み込み、不揮発性メモリ15に保存する。
また、カードインタフェース部11からデータの読出しが指示されると、メモリコントローラ14は、不揮発性メモリ15から指示された読出しデータを読み込み、バッファ13に保存する。
コントロールレジスタ12は、カードインタフェース部11を通じてホスト機器によりコマンドが書込まれる。
カードインタフェース部11は、PCI Expressの通信規格に準拠した通信方式によりホスト機器と通信する。
また、カードインタフェース部11は、コントロールレジスタ12、バッファ13、メモリコントローラ14に接続される。
そして、カードインタフェース部11は、メモリカード1全体の処理を管理し、コントロールレジスタ12に書込まれたコマンドに対応する処理を実行する。
たとえばコントロールレジスタ12に書込みコマンドが書込まれた場合、カードインタフェース部11は、ホスト機器から受信する書込みデータをバッファ13に書込む。
また、カードインタフェース部11は、メモリコントローラ14へ書込みデータの保存を指示する信号を出力する。
この他にも例えばコントロールレジスタ12に読出しコマンドが書込まれた場合、カードインタフェース部11は、メモリコントローラ14へデータの読出しを指示する信号を出力する。
カードインタフェース部11は、バッファ13から読出しデータを読み込み、ホスト機器へ出力する。
[PCI Expressの通信方式]
次に、PCI Expressによる通信方式を説明する。
図3には、PCI Expressにより通信する第1コンポーネント31と第2コンポーネント32とが図示されている。
第1コンポーネント31は、図1および図2の例においてたとえばホスト機器としてのカメラ装置2に対応する。
第2コンポーネント32は、メモリカード1のカードインタフェース部11に対応する。
第1コンポーネント31および第2コンポーネント32には、データとクロック信号とが入力される。
なお、クロック信号は、図示しないクロック発生回路により生成すればよい。
第1コンポーネント31および第2コンポーネント32は、たとえば2組の差動伝送路(差動信号線対)により接続される。2組の差動伝送路ペアは、レーンと呼ばれる。
なお、PCI Expressでは、2つのコンポーネント31,32を複数のレーンにより接続することもできる。
そして、たとえば第1コンポーネント31から第2コンポーネント32へデータを伝送する場合、第1コンポーネント31は、シリアルデータのパケットを、一方の差動伝送路ペアから第2コンポーネント32へ出力する。
第2コンポーネント32は、当該一方の差動伝送路ペアからパケットを受信し、データを取得する。
また、第2コンポーネント32は、他方の差動伝送路ペアから第1コンポーネント31へ、シリアルデータのパケットを送信する。なお、シリアルデータには、クロック信号が重畳されている。
図4は、PCI Expressによるデータ伝送のために図3の2つのコンポーネント31,32に実現される通信プロトコルの説明図である。
図4には、第1コンポーネント31に実現される機能として、ソフトウェア層33、トランザクション層34、データリンク層35、物理層36、メカニカル層37が記載されている。
また、第2コンポーネント32にも、ソフトウェア層33、トランザクション層34、データリンク層35、物理層36、メカニカル層37が実現される。
図5は、図4の2つのコンポーネント31,32の間で送受されるパケットのデータ構造の説明図である。
図5のパケットは、フレーミングキャラクタデータ41、シーケンス番号データ42、ヘッダデータ43、実データ44、ECRCデータ45、LCRCデータ46、フレーミングキャラクタデータ47で構成される。
図4のソフトウェア層33は、PCI Expressによるデータ伝送を利用する。
ソフトウェア層33は、たとえば、メモリカード1に撮像した静止画または動画の画像を書込むカメラの撮影制御部などである。
通信したい実データ44が発生すると、ソフトウェア層33は、トランザクションを開始する。
トランザクション層34は、ソフトウェア層33から入力される実データ44に、ヘッダとECRCとを付加してパケット化し、TLP(トランザクション層パケット)を生成する。
TLPは、他のトランザクション層34へ送信される。
TLPを受信した他のトランザクション層34は、ECRCを用いて実データ44の誤りを検出する。
データリンク層35は、トランザクション層34から入力されるTLPに、シーケンス番号データ42とLCRCデータ46とを付加し、DLLP(データリンク層パケット)を生成する。
DLLPは、他のデータリンク層35へ送信される。
他のデータリンク層35は、LCRCデータ46を用いてTLPの誤りを検出する。
また、データリンク層35は、他の受信するシーケンス番号データ42が所定の順番でなかった場合、TLPの誤りを検出した場合、他のデータリンク層35に当該シーケンス番号データ42のDLLPを再送させる。
物理層36は、データリンク層35が生成したDLLPに、フレーミングキャラクタを付加し、図5のPLP(物理層パケット)を生成する。
PLPは、他の物理層36へ送信される。
また、物理層36は、必要に応じてオーダードセットなどの制御信号を他の物理層36との間で送受する。オーダードセットには、たとえばエレクトリカル・アイドル・オーダードセットがある。
送信路をエレクトリカル・アイドルにする場合、物理層36は、まず、他の物理層36へエレクトリカル・アイドル・オーダードセットを送信する。その後、物理層36は、送信用の差動伝送路ペアを、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットに対応した状態にセットして、送信路をエレクトリカル・アイドルにする。これにより、コンポーネントの通信状態は、休止状態に制御される。
また、物理層36は、たとえば各差動伝送路ペアが接続される複数の入出力ポート、各入出力ポートのアナログバッファ、8b/10bコーデック用のSerDes回路などを有する。
SerDes回路は、送信するパラレルデータをシリアルデータへ変換する。また、SerDes回路は、受信したシリアルデータをパラレルデータへ変換する。
そして、物理層36は、物理層36に生成された図5の物理層パケット、オーダードセットなどを、他の物理層36へ送信する。
たとえば物理層36は、図5の物理層パケットのデータを左側のデータから順番に送信する。
図5の物理層パケットのデータは、送信用の差動伝送路ペアから、シリアルデータの信号として送信される。
メカニカル層37は、図示外のコネクタなどを有する。
[PCI Expressの電源管理]
図6は、図3の各コンポーネントの動作状態の遷移図である。
PCI Expressのコンポーネントの動作状態には、たとえばL0ステート、L0sステート、L1ステートがある。
PCI Expressにより通信するコンポーネント31,32は、ASPM(Active State Power Management)により動作状態を切り替える。
L0ステートは、データ通信を実行可能な通信可能状態である。
L0sステート、およびL1ステートは、スタンバイ状態(休止状態)であり、L0sステートよりL1ステートのほうが深い休止状態である。
L0sステートでは、複数のレーンによるコンポーネント間のリンクが電気的にアイドル状態になる。各コンポーネントにはクロック信号が入力され、SerDes回路のPLL回路などは給電されて動作している。
L0sステートからL0ステートへの復旧時間は、たとえば数百ナノ秒から数マイクロ秒である。
L1ステートでは、コンポーネント間のリンクが電気的にアイドル状態になる。L1ステートでは、給電は停止しない。
L1ステートからL0ステートへの復旧時間は、たとえば数マイクロ秒から数十マイクロ秒である。
また、L1ステートからL0ステートへ復旧する場合、コンポーネントは、L1ステートからリカバリステートとなり、リカバリステートからL0ステートへ復旧する。
[L0からL1への切り替え動作]
そして、コンポーネント31,32は、パケットの受信状況などに応じて動作状態を制御する。
図7は、ホスト機器(2)とメモリカード1との動作状態をL0からL1へ切り替える場合のシーケンスチャートの一例である。
L0からL1への状態切替では、メモリカード1のトランザクション層34は、新たなパケットの送信を停止し、データリンク層35は、L0からL1への状態切替を要求するリクエストを繰り返し送信する(ステップST1)。
切替要求を受信すると、ホスト機器(2)のデータリンク層35は、自己の通信状態に応じて、切り替え許可(ACK)または不可(NAK)を送信する(ステップST2)。
また、切り替え許可が送信される場合、トランザクション層34は、新たなパケットの送信を禁止する。
切り替え許可を受信した場合、メモリカード1のデータリンク層35は停止し、物理層36は、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットを送信する(ステップST3)。
ホスト機器(2)の物理層36は、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットを受信すると、通信を停止する。
また、物理層36は、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットを送信する(ステップST4)。
これにより、2つのコンポーネント31,32の動作状態は、L0からL1に切り替わる。
L1の休止状態では、物理層36、データリンク層35、トランザクション層34は停止する。
[L0からL0sへの切り替え動作]
図8は、ホスト機器(2)とメモリカード1との動作状態をL0からL0sへ切り替える場合のシーケンスチャートの一例である。
L0からL0sへの状態切替では、メモリカード1の物理層36は、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットを送信し(ステップST11)、休止状態となる。
ホスト機器(2)のコンポーネントの物理層36は、エレクトリカル・アイドル・オーダードセットを受信すると、休止状態となる。
L0sの休止状態では、物理層36のみが停止する。
なお、PCI Expressのコンポーネント31,32は、7マイクロ秒以上のアイドル期間が発生した場合、L0状態からL0s状態に切り替わる必要がある。
このため、各コンポーネント31,32は、図示しないタイマを有し、このタイマによりアイドル期間を計測している。
これに対して、PCI Expressの規格において、L1状態への切り替え条件は、実装者が決めることができる。
よって、各コンポーネント31,32は、L1状態への切り替えのためにタイマを使用しなくてもよい。
[L1からL0への切り替え動作]
図9は、ホスト機器(2)とメモリカード1との動作状態をL1からL0へ切り替える場合のシーケンスチャートの一例である。
L1からL0への状態切替では、物理層36は、エレクトリカル・アイドルを解除する。
エレクトリカル・アイドルを解除した後、一方のコンポーネントは、TS1オーダードセットとTS2オーダードセットとを所定回数ずつ、他方のコンポーネントへ送信する(ステップST21,ST23)。
また、他方のコンポーネントも、TS1オーダードセットとTS2オーダードセットとを所定回数ずつ、一方のコンポーネントへ送信する(ステップST22,ST24)。
具体的には、各コンポーネントは、エレクトリカル・アイドルを解除した後、TS1オーダードセットの送信を開始する。各コンポーネントは、TS1またはTS2オーダードセットを連続で8個受信するまで、TS1オーダードセットを送信し続ける。
TS1またはTS2オーダードセットを連続で8個受信すると、各コンポーネントは、TS2オーダードセットの送信に切り替わる。各コンポーネントは、TS2オーダードセットを連続して8個受信し、かつ、1個のTS2オーダードセットを受信した後に16個のTS2オーダードセットの送信を終えるまで、TS2オーダードセットを送信し続ける。
このTS1オーダードセットおよびTS2オーダードセットにより、コンポーネントは、COMシンボル、リンクシンボル、レーンシンボル、トレーニング用データなどを交換する。
次に、TS2オーダードセットを送信し終えると、一方のコンポーネントは、アイドルデータのパケットを、他方のコンポーネントへ所定回数送信する(ステップST25)。
アイドルデータのパケットは、一方のコンポーネントのデータリンク層35またはトランザクション層34により、他方のコンポーネントのデータリンク層35およびトランザクション層34へ送信される。
なお、このパケットのデータは、すべて0でなければならない。
また、他方のコンポーネントも、TS2オーダードセットを送信し終えると、アイドルデータのパケットを、一方のコンポーネントへ所定回数送信する(ステップST26)。
具体的には、TS2オーダードセットを送信し終えた各コンポーネントは、アイドルデータの送信を開始する。各コンポーネントは、アイドルデータを連続して8個受信し、かつ、1個のアイドルデータを受信した後に16個のアイドルデータの送信を終えるまで、アイドルデータを送信し続ける。
これにより、2つのコンポーネント31,32の動作状態は、リカバリ状態を経由して、L1からL0に復旧される。
[L0sからL0への切り替え動作]
図10は、ホスト機器(2)とメモリカード1との動作状態をL0sからL0へ切り替える場合のシーケンスチャートの一例である。
L0sの休止状態では、物理層36のみが停止している。
L0sからL0への状態切替では、一方のコンポーネントの物理層36は、停止状態から復旧した後、所定のオーダードセット(FTSオーダードセットおよびSKPオーダードセット)を送信する(ステップST31)。
他方のコンポーネントの物理層36は、これらのオーダードセットを受信すると、休止状態から復旧する。
[ホスト機器によるメモリカード1へのアクセス]
次に、ホスト機器としてのカメラ装置2がメモリカード1に書込みアクセス、または読出しアクセスする場合の、メモリカード1の動作を説明する。
書込みアクセスでは、カードインタフェース部11は、ホスト機器からデータを受信し、バッファ13にライトする。メモリコントローラ14は、バッファ13からデータをリードし、不揮発性メモリ15へライトする。
読出しアクセスでは、メモリコントローラ14は、不揮発性メモリ15からデータをリードし、バッファ13にライトする。カードインタフェース部11は、バッファ13からデータをリードし、ホスト機器へ送信する。
カードインタフェース部11は、書込みアクセス中または読出しアクセス中に、スタンバイ状態(たとえばL1)となる。
[ホスト機器の書込みアクセス期間中の電源管理]
図11は、図1のバッファ13のメモリ空間の説明図である。
図11に示すように、書込みアクセス中の休止制御のために、バッファ13の総バッファ量(Buf)に対して、ライト上限閾値(Th_wfull)と、ライト下限閾値(Th_wemp)とが設定される。
ライト上限閾値およびライト下限閾値は、たとえば不揮発性メモリ15などに記憶されればよい。
ライト上限閾値は、カードインタフェース部11によるバッファ13へのデータ書込みを休止させる制御を開始する上限閾値である。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の書込みデータの量がこのライト上限閾値を超えると、スタンバイ状態(たとえばL1)に移行する。
ライト下限閾値は、カードインタフェース部11によるバッファ13へのデータ書込みを再開させる制御を開始する下限閾値である。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の書込みデータの量がこのライト下限閾値より少なくなると、スタンバイ状態から復旧する。
そして、カードインタフェース部11は、書込みアクセス中に、バッファ13の記憶容量の残量を監視し、ライト上限閾値およびライト下限閾値に基づいて自らの動作状態を切り替える。
たとえば書込みアクセス中にバッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト上限閾値を越えると、当該未処理データ量がライト下限閾値を下回るまで、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をスタンバイ状態(たとえばL0s)に制御する。
図12は、書込みアクセス中に図1のカードインタフェース部11が実行する状態制御のフローチャートである。
ホスト機器がコントロールレジスタ12にライトコマンドを書込むと、メモリカード1は、不揮発性メモリ15への書込み処理を開始する。
カードインタフェース部11は、ホスト機器からパケット化された書込みデータを受信する(ステップST41)。
カードインタフェース部11は、受信した書込みデータをバッファ13に書込む。
パケット化された書込みデータを受信すると、カードインタフェース部11は、1回の書込みアクセスでのすべての書込みデータを受信し終えたか否かを判断する(ステップST42)。
すべての書込みデータの受信が完了すると、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をL0状態からスタンバイ状態へ切り替える制御を実行する(ステップST43)。
たとえばL1状態へ切り替える場合、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図7の通信処理を実行し、自らの動作状態をL0状態からL1状態へ切り替える。
また、L0s状態へ切り替える場合、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図8の通信処理を実行し、自らの動作状態をL0状態からL0s状態へ切り替える。
その後、スタンバイ状態となったカードインタフェース部11は、不揮発性メモリ15に対する書込み動作が終了するのを待って、書込み処理を終了と判断する(ステップST44)。
なお、カードインタフェース部11は、L0に復帰した状態で書込み処理を終了してもよい。
ステップST42の判断においてすべての書込みデータを受信し終えていないと判断すると、カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト上限閾値以上であるか否かを判断する(ステップST45)。
具体的にはたとえば、カードインタフェース部11は、バッファ13の空き容量を読み込み、バッファ13の総バッファ量から空き容量を減算し、この減算後の容量がライト上限閾値以上であるか否かを判断する。
バッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト上限閾値以上でない場合、カードインタフェース部11は、次の書込みデータの受信待ち状態となる(ステップST41)。
バッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト上限閾値以上である場合、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をL0状態からスタンバイ状態へ切り替える制御を実行する(ステップST46)。
たとえばL0s状態へ切り替える場合、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図8の通信処理を実行し、自らの動作状態をL0状態からL0s状態へ切り替える。
また、L1状態へ切り替える場合、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図7の通信処理を実行し、自らの動作状態をL0状態からL1状態へ切り替える。
その後、カードインタフェース部11は、バッファ13を監視する。カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト下限閾値以下になったか否かを繰り返し判断する(ステップST47)。
バッファ13内の未処理の書込みデータの量がライト下限閾値以下になると、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をスタンバイ状態から通信可能なL0状態へ切り替える制御を実行する(ステップST48)。
具体的には、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図9または図8の通信処理を実行し、自らの動作状態をスタンバイ状態からL0状態へ切り替える。
通信可能なL0状態へ復帰すると、カードインタフェース部11は、次の書込みデータの受信待ち状態となる。
図13は、図12の制御の下でのバッファ13内の未処理の書込みデータ量の時間的変化の一例を示す説明図である。
図13の横軸は時間であり、縦軸はバッファ13内の未処理の書込みデータ量である。
図12の制御の下では、1回の書込みアクセスにおけるバッファ13内の未処理の書込みデータ量は、書込み開始時T0の0から、ライト上限閾値まで上昇する。
これは、カードインタフェース部11とホスト機器との間の通信速度が、メモリコントローラ14が不揮発性メモリ15にデータを書込むためにバッファ13から書込みデータを読み出す速度より高いためである。
一般的にフラッシュメモリへのデータ書込み速度は高くない。
バッファ13内の未処理の書込みデータ量が時刻T1においてライト上限閾値に達すると、カードインタフェース部11は、遷移レイテンシの後に時刻T2において、動作状態(L0)からスタンバイ状態へ切り替わる。
カードインタフェース部11がスタンバイ状態へ切り替わったとしても、メモリコントローラ14は、バッファ13内の書込みデータを不揮発性メモリ15へ書込んでいる。
このため、バッファ13内の未処理の書込みデータ量は、減り始める。
また、スタンバイ状態へ切り替わったカードインタフェース部11は、バッファ13を監視する。
そして、時刻T3においてバッファ13内の未処理の書込みデータ量がライト下限閾値以下になると、カードインタフェース部11は、遷移レイテンシの後の時刻T4において、動作状態(L0)へ切り替わる。
動作状態へ切り替わったカードインタフェース部11は、データ転送レイテンシの後の時刻T5にホスト機器から書込みデータの受信を再開し、バッファ13に書込む。
これにより、バッファ13内の未処理の書込みデータ量は、再び上昇し始める。
このように1回の書込みアクセス中に、カードインタフェース部11は動作状態とスタンバイ状態との間で切り替わる。
そして、バッファ13内の未処理の書込みデータ量は、ライト上限閾値とライト下限閾値とを基準として増減する。
よって、バッファ13は、未処理の書込みデータにより満杯になることはない。
なお、ライト上限閾値を設けるのは、実装上の理由による。
たとえば、バッファ13が未処理の書込みデータで満杯となり、カードインターフェース部11からのデータ転送が中断されている間はスタンバイへ遷移できないなどの実装上の問題が生じる場合には、このライト上限閾値を設けるとよい。
これに対して、バッファ13が未処理の書込みデータにより満杯になることが実装上問題とならない場合には、ライト上限閾値を設けなくてもよい。
また、メモリコントローラ14は、1回の書込みアクセス中に、バッファ13内の書込みデータを処理する。
よって、ライト下限閾値による制御により、バッファ13内の未処理の書込みデータが無くなることがない。
また、スタンバイ状態からL0に復帰するまでの期間においてもバッファ13が空になることもない。
その結果、メモリコントローラ14は、1回の書込みアクセス中に連続的に且つ常に、バッファ13内の書込みデータを処理できる。
[ホスト機器の読出しアクセス期間中の電源管理]
図14は、図1のバッファ13のメモリ空間の説明図である。
図14に示すように、読出しアクセス中の休止制御のために、バッファ13の総バッファ量(Buf)に対して、リード上限閾値(Th_rfull)と、リード下限閾値(Th_remp)とが設定される。
リード上限閾値およびリード下限閾値は、たとえば不揮発性メモリ15などに記憶されればよい。
リード下限閾値は、カードインタフェース部11によるバッファ13からのデータ読出しを休止させる制御を開始する下限閾値である。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の読出しデータの量がこのリード下限閾値より少なくなると、スタンバイ状態(たとえばL1)に移行する。
リード上限閾値は、カードインタフェース部11によるバッファ13からのデータ読出しを再開するさせる制御を開始する上限閾値である。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の読出しデータの量がこのリード上限閾値を超えると、スタンバイ状態から復旧する。
そして、カードインタフェース部11は、読出しアクセス中に、バッファ13の記憶容量の残量を監視し、リード上限閾値およびリード下限閾値に基づいて自らの動作状態を切り替える。
たとえば読出しアクセス中にバッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード下限閾値を下回ると、当該未処理データ量がリードライト上限閾値を上回るまで、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をスタンバイ状態(たとえばL0s)に制御する。
図15は、読出しアクセス中に図1のカードインタフェース部11が実行する状態制御のフローチャートである。
ホスト機器がコントロールレジスタ12にリードコマンドを書込むと、メモリカード1は、不揮発性メモリ15からのリード処理を開始する。
カードインタフェース部11は、メモリコントローラ14に読出しを指示する。
メモリコントローラ14は、不揮発性メモリ15からデータを読出してバッファ13に書込む。
また、カードインタフェース部11は、転送残りデータ量が所定の値(Th_remain)以上か否かを判断する(ステップST51)。
この所定の値は、たとえばリード上限閾値より大きな値とすればよい。
この値の判断をすることにより、リード上限閾値より少ないデータしか残っていない場合において、カードインタフェース部11がリード上限閾値以上のデータが蓄積されることを待ってしまうデッドロック状態の発生を防止できる。
転送残りデータ量が所定の値以上である場合、カードインタフェース部11は、スタンバイ状態への遷移を開始する(ステップST52)。
カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図7または図8の通信処理を実行し、自らの動作状態をスタンバイ状態へ切り替える。
その後、カードインタフェース部11は、バッファ13を監視する。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード上限閾値以上になったか否かを繰り返し判断する(ステップST53)。
バッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード上限閾値以上になると、カードインタフェース部11は、自らの動作状態をスタンバイ状態から通信可能なL0状態へ切り替える制御を実行する(ステップST54)。
具体的には、カードインタフェース部11は、ホスト機器のコンポーネントとの間で図9または図8の通信処理を実行し、自らの動作状態をスタンバイ状態からL0状態へ切り替える。
通信可能なL0状態へ復帰すると、カードインタフェース部11は、読出しデータをバッファ13から読み込み、ホスト機器へ送信する(ステップST55)。
また、カードインタフェース部11は、バッファ13を監視する。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード下限閾値以下になったか否かを判断する(ステップST56)。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード下限閾値以下になるまで、読出しデータをバッファ13から読み込み、ホスト機器へ送信する。
バッファ13内の未処理の読出しデータの量がリード下限閾値以下になると、カードインタフェース部11は、ステップST51に戻り、転送残りデータ量が所定の値(Th_remain)以上か否かを判断する。
そして、転送残りデータ量が所定の値以上である場合、カードインタフェース部11は、ステップST12からST16までの処理を繰り返す。
転送残りデータ量が減って所定の値未満になると、カードインタフェース部11は、ホスト機器への読出しデータの転送処理を継続する(ステップST57)。
カードインタフェース部11は、要求に係るすべてのデータを転送したか否かを判断する(ステップST58)。
カードインタフェース部11は、要求に係るすべてのデータを転送し終えるまで、読出しデータをバッファ13から読み込み、ホスト機器へ送信する。
また、要求に係るすべてのデータを転送し終えると、カードインタフェース部11は、リード処理を終了する。
なお、カードインタフェース部11は、スタンバイ状態に遷移した状態でリード処理を終了してもよい。
図16は、図15の制御の下でのバッファ13内の未処理の読出しデータ量の時間的変化の一例を示す説明図である。
図16の横軸は時間であり、縦軸はバッファ13内の未処理の読出しデータ量である。
図15の制御の下では、アクセス転送残りデータ量が所定値Th_remain以上の場合、カードインタフェース部11はスタンバイ状態になる。
このため、バッファ13内の未処理の読出しデータ量は、読出し開始時T10の0から、リード上限閾値まで上昇する。
これは、リード処理開始時には、カードインタフェース部11は、ステップST12の処理によりスタンバイ状態となっているからである。
バッファ13内の未処理の読出しデータ量が時刻T11においてリード上限閾値に達すると、カードインタフェース部11は、遷移レイテンシの後に時刻T12において、スタンバイ状態から動作状態(L0)へ切り替わる。
動作状態へ切り替わったカードインタフェース部11は、データ転送レイテンシの後の時刻T13に読出しデータの送信を開始する。
これにより、バッファ13内の未処理の読出しデータ量は、減少し始める。
カードインタフェース部11は、バッファ13内の読出しデータをホスト機器へ転送しながら、バッファ13を監視する。
そして、時刻T14においてバッファ13内の未処理の読出しデータ量がリード下限閾値以下になると、カードインタフェース部11は、遷移レイテンシの後に時刻T12において、動作状態(L0)からスタンバイ状態へ切り替わる。
このように1回の読出しアクセス中に、カードインタフェース部11は動作状態とスタンバイ状態との間で切り替わる。
そして、バッファ13内の未処理の読出しデータ量は、リード上限閾値とリード下限閾値とを基準として増減する。
バッファ13内の未処理の読出しデータは、無くなったり、バッファ13内を満杯にしたりすることはない。
なお、リード時にバッファ13が空になることが問題とならないシステムであれば、リード下限閾値を設けなくてもよい。
また、カードインタフェース部11は、各回の通信可能期間において、バッファ13内の読出しデータを処理する。
リード下限閾値による制御により、バッファ13内の未処理の読出しデータが無くなることがない。
よって、スタンバイ状態からL0に復帰するまでの期間においてもバッファ13が空になることもない。
その結果、カードインタフェース部11は、各回の通信可能期間において連続的に且つ常に、バッファ13内の読出しデータを処理する。
また、リード上限閾値を設けることにより、遷移レイテンシおよびデータ転送レイテンシの期間においてバッファ13が一杯にならないようにできる。
これにより、スタンバイ状態からL0に復帰してデータ送信を開始するまでのレイテンシが、メモリカード1のリード速度に与える影響を除去できる。
以上のように、本実施形態では、ホスト機器としてのカメラ装置2の書込みアクセス期間中にバッファ13の容量が不足する場合にはカードインタフェース部11を休止させる。
カードインタフェース部11は、当該書込みアクセス期間中に間欠的に動作する。
よって、本実施形態では、書込みアクセス期間中の消費電力を削減できる。
そして、カードインタフェース部11は、高速なシリアルデータ通信をするPCI Expressの通信方式で動作するため、消費電力の削減効果は大きい。
また、カードインタフェース部11は、バッファ13の容量を監視し、未処理の書込みデータの量がライト上限閾値を超えた場合に休止状態となり、ライト下限閾値未満になった場合に休止状態から通信可能状態に復旧する。
すなわち、本実施形態では、書込みアクセス期間中にカードインタフェース部11を間欠的に動作させているにもかかわらず、バッファ13内には常に未処理の書込みデータが残る。
このため、メモリコントローラ14は、書込みアクセス期間中に常に且つ連続的に書込み処理を継続する。
よって、本実施形態では、記憶装置に対する書込み処理において、実効的な書込み速度が低下しない。
ホスト機器としてのカメラ装置2は、メモリコントローラ14による不揮発性メモリ15への書込み処理により律せられる実効的な書込み速度により、書込みアクセスできる。
これに対して、たとえば本実施形態と異なり、カードインタフェース部11がバッファ13の状態によらずに、たとえば無通信期間をタイマにより計測して、無通信期間が経過した場合に動作状態からスタンバイ状態へ切り替わるように構成することも考えられる。
しかしながら、このようにタイマを使用した場合には、ホスト機器の書込みアクセス期間中にスタンバイ状態へ切り替えることが実質的に困難であるので、高い消費電力の削減効果が得られない。
また、ホスト機器の書込みアクセス期間中にスタンバイ状態へ切り替えることができるようにタイマの無通信期間を短くしたとしても、スタンバイ状態への遷移直後にバッファが空になり、メモリコントローラ14が次の書込みデータを待つ状態になる場合がある。
この場合には、その待ち時間の分だけ、メモリコントローラ14が書込みデータの処理を終えるまでの時間が長くなり、メモリコントローラ14の実効的な書込み速度が低下してしまう。
また、本実施形態では、ホスト機器としてのカメラ装置2の読出しアクセス期間中にバッファ13内の未処理の読出しデータが少ない状態ではカードインタフェース部11を休止させる。
カードインタフェース部11は、当該読出しアクセス期間中に間欠的に動作する。
よって、本実施形態では、読出しアクセス期間中の消費電力を削減できる。
また、カードインタフェース部11は、バッファ13の容量を監視し、未処理の読出しデータの量が、リード上限閾値を越えた場合に休止状態から復旧し、リード下限閾値未満になった場合に休止する。
すなわち、本実施形態では、カードインタフェース部11が休止している期間においても、メモリコントローラ14は、継続的にバッファ13へ読出しデータを書込む。
よって、本実施形態は、メモリカード1からの読出し処理における実効的なリード速度が低下しない。
ホスト機器としてのカメラ装置2は、メモリコントローラ14によるバッファ13への読出し処理により律せられる実効的な読出し速度により、読出しアクセスできる。
このように本実施形態では、PCI Express I/Fを用いてホスト機器とデータ送受信を行うメモリカード1において、メモリカード1の実効的なリード・ライト速度を低下させることなく、ホスト機器のアクセス期間中の消費電力を低減できる。
また、本実施形態は、不揮発性メモリ15のリード・ライト速度の高低に関係なく、その速度に対して適応的に動作することができる。
すなわち、リード・ライト速度の遅い不揮発性メモリ15を使用した場合は、PCI Express I/Fのスタンバイ期間が適応的に長くなる。
また、リード・ライト速度の速い不揮発性メモリ15を使用した場合は、スタンバイ期間が短くなるように自動調整される。
このように本実施形態では、不揮発性メモリ15のリード・ライト速度に応じて適応的に消費電力を減らすことができる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、メモリカード1のカードインタフェース部11は、ホスト機器(2)と通信するコンポーネント機能と、バッファ13監視に基づく電源管理機能とを有する。
この他にも例えば、バッファ13の監視に基づくカードインタフェース部11の通信制御機能をカードインタフェース部11と別体とし、カードインタフェース部11は、ホスト機器と通信するコンポーネント機能のみを有するものであってもよい。
さらに他にも例えば、カードインタフェース部11は、図17に示すように、バッファ13を内蔵してもよい。
図17の場合、メモリコントローラ14は、カードインタフェース部11に接続され、カードインタフェース部11内のバッファ13にアクセスする。
また、バッファ13は、図18に示すように、メモリコントローラ14に内蔵されてもよい。
図18の場合、カードインタフェース部11は、メモリコントローラ14に接続され、メモリコントローラ14内のバッファ13にアクセスする。
上記実施形態では、メモリカード1は、不揮発性メモリ15としてのフラッシュメモリを有する。
この他にも例えば、記憶装置は、EEPROM、RAMなどのその他の半導体メモリを有しても、ハードディスクドライブなどを有してもよい。
上記実施形態は、メモリカード1をカメラ装置2で利用するカメラシステム3の例である。
この他にも例えば、メモリカード1は、ビデオカメラ装置、録音装置、パーソナルコンピュータ装置、携帯電話機、PDA、ナビゲーション装置などの電子機器で利用することができる。
上記実施形態では、メモリカード1とホスト機器との通信インタフェースに、クロック信号を通信に用いるPCI Expressを利用した例である。
この他にも例えば、メモリカード1とホスト機器との通信インタフェースには、USBインタフェース、無線通信インタフェースなどを利用してもよい。
1…メモリカード(記憶装置)、2…カメラ装置(電子機器)、3…カメラシステム(記憶システム)、11…カードインタフェース部(通信実行部、通信制御部)、13…バッファ、15…不揮発性メモリ(メモリ)、14…メモリコントローラ(メモリ制御部)、Th_wfull…ライト上限閾値、Th_wemp…ライト下限閾値、Th_rfull…リード上限閾値、Th_remp…リード下限閾値、L0…通信可能状態、L0s,L1…休止状態

Claims (11)

  1. データ通信可能な通信可能状態とデータ通信不可能な休止状態との間で動作状態を制御可能な通信実行部と、
    前記通信実行部が送受するデータを記憶するバッファと、
    データを記憶可能なメモリと、
    前記メモリと前記バッファとの間でのデータ入出力を実行するメモリ制御部と、
    データ通信する場合に前記通信実行部を動作させ、データ通信しない場合に休止させる通信制御部と
    を有し、
    前記通信制御部は、
    前記バッファのデータ処理状態に応じて、データ通信中に、前記通信実行部の動作状態を通信可能状態と休止状態との間で切り替える
    記憶装置。
  2. 前記通信実行部は、
    当該記憶装置に対する書込みアクセス期間中の通信可能状態において受信した書込みデータを前記バッファに書込み、
    前記通信制御部は、
    前記書込みアクセス期間中に前記バッファの容量が不足する場合には前記通信実行部を休止状態に切り替え、当該書込みアクセス期間中に前記通信実行部を間欠的に通信可能状態にする
    請求項1記載の記憶装置。
  3. 前記通信制御部は、
    前記メモリ制御部により処理されていない前記バッファ内の未処理の書込みデータの量が、前記バッファの容量に対する所定のライト上限閾値を超えた場合に前記通信実行部を休止状態に制御し、前記バッファが未処理の書込みデータにより一杯になる前に前記通信実行部を休止させる
    請求項2記載の記憶装置。
  4. 前記通信制御部は、
    前記通信実行部を休止させた場合に前記バッファを監視し、
    前記バッファ内の未処理の書込みデータの量が、前記バッファの容量に対する所定のライト下限閾値未満になった場合に前記通信実行部を通信可能状態に制御し、前記バッファ内の未処理の書込みデータが尽きる前に前記通信実行部を通信可能状態にする
    請求項3記載の記憶装置。
  5. 前記通信実行部は、
    当該記憶装置に対する読出しアクセス期間中の通信可能状態において、前記メモリ制御部が前記バッファに書込んだ読出しデータを送信し、
    前記通信制御部は、
    前記読出しアクセス期間中に前記バッファ内の未処理の読出しデータが少ない場合には前記通信実行部を休止状態に切り替え、当該読出しアクセス期間中に前記通信実行部を間欠的に通信可能状態にする
    請求項1から4のいずれか一項記載の記憶装置。
  6. 前記通信制御部は、
    前記読出しアクセス期間の当初において、前記通信実行部を休止状態に制御する
    請求項5記載の記憶装置。
  7. 前記通信制御部は、
    前記通信実行部を休止させた場合に前記バッファを監視し、
    前記通信制御部により処理されていない前記バッファ内の未処理の読出しデータの量が、前記バッファの容量に対する所定のリード上限閾値を越えた場合に前記通信実行部を通信可能状態に制御し、前記バッファ内が未処理の読出しデータで一杯になる前に前記通信実行部を通信可能状態にする
    請求項6記載の記憶装置。
  8. 前記通信制御部は、
    前記通信実行部を通信可能にした場合、前記バッファ内の未処理の読出しデータの量が、前記バッファの容量に対する所定のリード下限閾値未満になった場合に前記通信実行部を休止状態に制御し、前記バッファ内の未処理データが尽きる前に前記通信実行部を休止状態にする
    請求項7記載の記憶装置。
  9. 前記通信制御部は、
    前記通信実行部を休止状態に制御する場合に、残りの未処理の読出しデータ量が、前記リード上限閾値に相当する前記バッファの容量以上であるか否かを判断し、
    未処理の読出しデータ量が当該容量以上である場合に前記通信実行部を休止状態に制御する
    請求項8記載の記憶装置。
  10. 前記通信実行部は、
    前記通信可能状態においてシリアルデータ信号を送受し、
    通信可能状態から休止状態へ切り替わる場合に通信し、当該通信により許可された場合に通信可能状態から休止状態へ切り替わる
    請求項1から9のいずれか一項記載の記憶装置。
  11. データ処理を実行する電子機器と、
    前記電子機器に着脱可能に装着され、前記電子機器のデータ処理に係るデータを記憶する記憶装置と
    を有し、
    前記記憶装置は、
    前記電子機器とデータ通信可能な通信可能状態とデータ通信不可能な休止状態との間で動作状態を制御可能な通信実行部と、
    前記通信実行部が前記電子機器との間で送受するデータを記憶するバッファと、
    データを記憶可能なメモリと、
    前記メモリと前記バッファとの間でのデータ入出力を実行するメモリ制御部と、
    前記電子機器とデータ通信する場合に前記通信実行部を動作させ、データ通信しない場合に休止させる通信制御部と
    を有し、
    前記通信制御部は、
    前記バッファのデータ処理状態に応じて、前記電子機器とのデータ通信中に、前記通信実行部の動作状態を通信可能状態と休止状態との間で切り替える
    記憶システム。
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