JP2011174966A5 - 液晶表示装置の製造方法および液晶表示装置の製造装置 - Google Patents

Claims (8)

1. 対向する一対の基板間に挟持された液晶層を備え、少なくとも一方の前記基板の前記液晶層の側の表面に有機配向層を結合した無機配向膜を備える液晶表示装置の、前記基板の前記有機配向層の除去領域にエネルギー線を照射し、前記有機配向層を除去する液晶表示装置の製造方法であって、
   前記除去領域に対応する開口部を備え、前記開口部の前記液晶表示装置の表示部との境界線に直交する方向の開口長さの５倍以上の板厚を有するマスクを前記基板面に対向配置し、エネルギー線を照射する、
   ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
2. 前記マスクと前記基板との隙間δは
   ０ｍｍ＜δ≦０．５ｍｍ
   の範囲に離間させて配置する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置の製造方法。
3. 前記エネルギー線が紫外線である、
   ことを特徴とする請求項１または２に記載の液晶表示装置の製造方法。
4. 前記マスクがステンレススチールである、
   ことを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の液晶表示装置の製造方法。
5. 前記除去領域が、前記基板間に液晶を注入する注入口形成領域である、
   ことを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の液晶表示装置の製造方法。
6. 対向する一対の基板間に挟持された液晶層を備え、少なくとも一方の前記基板の前記液晶層の側の表面に有機配向層を結合した無機配向膜を備える液晶表示装置の、マスクによって前記基板の前記有機配向層の除去領域に限定してエネルギー線を照射し、前記有機配向層を除去する液晶表示装置の製造装置であって、
   前記マスクと前記基板とに予め設けたアライメントマークを基準に位置合わせを行い、対向配置し、前記マスクの開口部からエネルギー線を照射する、
   ことを特徴とする液晶表示装置の製造装置。
7. 前記マスクと前記基板との隙間δは
   ０ｍｍ＜δ≦０．５ｍｍ
   の範囲に離間させて配置する、
   ことを特徴とする請求項６に記載の液晶表示装置の製造装置。
8. 前記エネルギー線がＵＶ光源からの紫外線である、
   ことを特徴とする請求項６または７に記載の液晶表示装置の製造装置。