JP2011173140A - プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置 - Google Patents

プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011173140A
JP2011173140A JP2010038231A JP2010038231A JP2011173140A JP 2011173140 A JP2011173140 A JP 2011173140A JP 2010038231 A JP2010038231 A JP 2010038231A JP 2010038231 A JP2010038231 A JP 2010038231A JP 2011173140 A JP2011173140 A JP 2011173140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dead center
bottom dead
center position
operation state
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010038231A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Masuda
哲也 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Dobby Co Ltd
Original Assignee
Yamada Dobby Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Dobby Co Ltd filed Critical Yamada Dobby Co Ltd
Priority to JP2010038231A priority Critical patent/JP2011173140A/ja
Publication of JP2011173140A publication Critical patent/JP2011173140A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Presses (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 ハンチング現象の発生をより効果的に抑制して確実に下死点位置の補正を実現できるプレス機の下死点位置補正方法及び該方法を実施するプレス装置を提供する。
【解決手段】 下死点位置補正機構が設けられるプレス機の下死点位置を補正するための本発明に係る方法では、下死点位置として、所定の複数サイクル毎の移動平均値が求められる。この移動平均値と基準下死点位置との差が所定の範囲(±α)を超えるときであって、しかも、その差(±α)が所定時間(x=x1又はx2)を超えるとき、例えば2μmのような微量の所定量の補正(β)を施すべく、下死点位置補正機構が作動される。この下死点位置補正機構による所定量の補正(β)から所定時間(y=y1又はy2)の経過後、最新の前記移動平均値に関して、前記差についての各判定及び前記下死点位置補正機構の作動が反復される。
【選択図】図9

Description

本発明は、プレス機の下死点位置補正方法及び該方法を実施するプレス装置に関する。
プレス機では、プレス型の上金型及び下金型が、スライド及びボルスタにそれぞれ取り付けられる。スライドは、ボルスタに近接する下死点位置と遠位端である上死点位置との間で往復運動するが、ストロークを一定値に維持すべくスライドの下死点位置を制御することは、所定の製品精度を維持する上で、極めて重要である。
この下死点位置の基準下死点位置からのずれを補正するために、プレス機には、下死点位置補正機構と、該下死点位置補正機構の作動を制御する制御手段が設けられている(例えば、特許文献1参照)。この従来の制御手段によれば、プレスの回転数変化が生じ易い始動直後の過渡運転状態と、プレスの回転数変化が生じ難い定常運転状態とが判別される。過渡運転状態では、単サイクル毎の制御モードが採用され、定常運転状態では、複数サイクル毎の制御モードが採用される。
単サイクル毎の制御モードでは、単サイクル毎に基準下死点位置と実際の下死点位置との差を求め、この差を単サイクル毎の1回の補正動作で消去すべく、前記下死点位置補正機構を作動させる。また、定常運転状態では、複数サイクル毎に基準下死点位置と複数サイクルでの平均下死点位置との差を求め、この差を複数サイクル毎の1回の補正動作で消去すべく、前記下死点位置補正機構を作動させる。
したがって、このような従来技術によれば、下死点位置にずれが生じ易い過渡運転状態では、下死点位置の補正を単サイクル毎に行うことができ、下死点位置にずれが生じ難い定常運転状態では、下死点位置の補正を複数サイクル毎に行なうことができる。
特開2009−274080号公報
しかしながら、前記したような従来技術では、過渡運転状態及び定常運転状態のいずれにおいても、下死点位置のずれが検出されると、下死点位置補正機構の1回の動作によってこの検出されたずれのすべてを正すべく該下死点位置補正機構が作動される。そのため、1回の動作による補正量が大きくなる傾向があり、突発的かつ一時的な外乱によって下死点位置が大きく変動したとき、制御の振動によるハンチング現象を充分に抑制することができなかった。
特に、下死点位置にずれが生じ易い過渡運転状態では、前記下死点位置補正機構の単サイクル毎の動作によって単サイクル毎に検出されたずれのすべてを消去すべく、該下死点位置補正機構が動作される。そのため、その単サイクル毎の補正量が大きくなる傾向が強く、そのため、過渡運転状態では、特にハンチング現象が生じ易かった。
そこで、本発明の目的は、ハンチング現象の発生をより効果的に抑制して確実に下死点位置の補正を実現できるプレス機の下死点位置補正方法及び該方法を実施するプレス装置を提供する。
本発明は、基準下死点位置と比較する下死点位置として、所定の複数サイクルについての移動平均値を採用すること、該移動平均値と基準下死点位置との差を求めても、直ちに下死点位置補正機構を作動させることなく、この差が所定時間を超えて継続したときに始めて下死点位置補正機構を作動させること、及び移動平均値と基準下死点位置との差を求めても、この差を前記下死点位置補正機構の1回の動作で正すことなく、該下死点補正機構の1回の動作での補正を所定値に留め、このときの残余の補正は、その後の引き続く各サイクルでの補正動作に委ねるという基本構想に立脚する。
ために、プレス機の基準下死点位置からの下死点位置のずれを下死点位置補正機構を用いて補正する本発明に係る方法は、前記プレス機の運転に先立って基準下死点位置をメモリに設定するステップと、前記プレス機の下死点位置について、所定の複数サイクルの移動平均値をサイクル毎に順次求めるステップと、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲(±α)を超えるか否か判定するステップと、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が前記所定の範囲(±α)を超えるとき、その継続時間を計測するステップと、該計測時間が所定時間(x=x1又はx2)を超えるとき、所定量の補正(β)を施すべく前記下死点位置補正機構を作動させるステップと、前記下死点位置補正機構の作動による前記所定量の補正(β)から所定時間(y=y1又はy2)の経過後、最新の前記移動平均値に関して前記判定ステップ、計測ステップ及び前記下死点位置補正機構を作動させるステップの各ステップを反復するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の前記方法では、前記プレス機の基準下死点位置と比較される下死点位置として、所定の複数サイクルの移動平均値が採用される。移動平均値とは、従来の移動平均値法でよく知られているように、直近の所定の複数サイクルのそれぞれで求められた下死点位置についての重み付けのない単純平均値であり、サイクル毎に更新される値である。しかも、本発明の前記方法では、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差のすべてが前記下死点位置補正機構の1回の動作によって直ちに補正されることはなく、その差が所定範囲(±α)を超えしかも所定時間(x=x1又はx2)を超えて継続するときにのみ、その差の一部(β)を補正すべく前記下死点位置補正機構が作動される。また、前記下死点位置補正機構の作動による前記所定量の補正(β)から所定時間(y=y1又はy2)の経過後に、最新の前記移動平均値に関して前記補正動作が反復されるので、前記した差のうちの補正量(β)を除く残余は、その後の最新の前記移動平均値に関しての引き続く一連の補正動作に実質的に繰り込まれる。
したがって、本発明の前記方法によれば、たとえ突発的かつ一時的な外乱によって下死点位置が大きく変動しても、この下死点位置の一時的な大きなずれに強い影響を受けることがない。そのため、この一時的なずれに起因する大きなハンチングの発生を防止し、制御の振動であるハンチングの現象を充分に抑制することができるので、従来に比較してノイズによるハンチング現象の発生を効果的に防止することができる。
前記した方法は、前記プレス機の毎分ストローク数が漸増又は漸減する過渡運転状態ではハンチング現象が発生し易いので、この過渡運転状態に適用することにより、特に有効である。
もちろん、本発明に係る前記方法は、前記プレス機の毎分ストローク数がほぼ一定値になる定常運転状態にも適用することができ、これにより過渡運転状態及び定常運転状態で前記下死点位置補正機構の基本的な制御形態を変えることなく、従って、構成の複雑化を招くことなく両運転状態でのハンチング現象を効果的に防止できる。
前記過渡運転状態で実行される前記計測ステップでの前記所定時間(x1)は、前記定常運転状態で実行される前記計測ステップでの前記所定時間(x2)よりも短く設定することが望ましい。これにより、前記過渡運転状態及び定常運転状態でのそれぞれにおいて、より良好にハンチング現象を抑制して下死点位置を適正に制御することができる。前記所定時間(x1)には、例えば0.1秒を設定し、また前記所定時間(x2)には、例えば1秒を設定することができる。
さらに、過渡運転状態で実行される前記反復ステップを繰り返すまでの前記所定時間(y=y1)は、定常運転状態で実行される前記反復ステップを繰り返すまでの前記所定時間(y=y2)よりも短く設定することが望ましい。これにより、前記過渡運転状態及び定常運転状態でのそれぞれにおいて、より良好にハンチング現象を抑制して下死点位置を適正に制御することができる。前記所定時間(y=y1)には、例えば0.3秒を設定し、また前記所定時間(y=y2)には、例えば2秒を設定することができる。
前記プレス機の駆動源として、インバータにより動作の制御を受ける駆動モータを備えるとき、前記インバータの周波数信号に基づき前記過渡運転状態及び定常運転状態を判定することができる。たとえば、前記インバータの周波数信号が所定の周波数に達すると前記プレス機が過渡運転状態から定常運転状態に移行したと判定することができる。もちろん、前記プレス機の駆動軸の回転数を検出することにより、前記プレス機の過渡運転状態及び定常運転状態を判定することができる。
本発明の前記方法を実施するプレス装置は、プレス機と、該プレス機の基準下死点位置を記憶するメモリと、該プレス機のストローク毎での下死点位置の前記基準下死点位置からのずれを検出する検出手段と、前記プレス機の下死点位置を補正するための下死点位置補正機構と、該下死点位置補正機構の作動を前記検出手段による検出結果に基づいて制御する制御回路とを含むプレス装置であって、前記制御回路は、前記プレス機の下死点位置について、所定の複数サイクルの移動平均値をサイクル毎に順次求める演算手段と、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲(±α)を超えるか否か判定する手段と、経時計測手段とを含み、前記演算手段により求めた前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲を超えると前記判定手段で判定されたとき、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が継続する時間を前記経時計測手段で計測し、該継続時間が所定時間(x=x1又はx2)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させ、その後、前記判定手段による判定結果が前記所定範囲内になるまで、または前記継続時間が前記所定時間(x=x1又はx2)内になるまで、前記補正機構の反復動作によって前記所定量の補正動作を繰り返すことを特徴とする。
発明に係る前記プレス装置によれば、前記した本発明に係る下死点位置補正方法を容易かつ確実に実行することができる。
さらに、前記制御回路に前記プレスの毎分ストローク数が漸増又は漸減する過渡運転状態であるか前記プレス機の毎分ストローク数がほぼ一定値になる定常運転状態であるかを判定する手段を設け、前記プレスが過渡運転状態であると判断される場合であって、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差の継続時間が所定時間(x=x1)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させることができる。
前記制御回路は、さらに、前記プレスが定常運転状態であると判断される場合、前記過渡運転状態におけると同様に、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差の継続時間が所定時間(x=x2)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させることができる。
本発明によれば、前記したように、たとえ突発的かつ一時的な外乱によって下死点位置が大きく変動しても、制御の振動であるハンチングの現象を充分に抑制することができるので、従来に比較してノイズによるハンチング現象の発生を効果的に防止することができる。
本発明に係るプレス機の縦断面図である。 図1に示したプレス機の一部を拡大して示す図面である。 図1に示した線III-IIIに沿って得られた断面図である。 図1に示した線IV-IVに沿って得られた断面図である。 図1に示した線V-Vに沿って得られた断面図である。 図1に示した線VI-VIに沿って得られた断面図である。 図1に示した線VII-VIIに沿って得られた断面図である。 図1及び2に示した本発明に係るプレス機の制御システムを示すブロック図である。 本発明に係るプレス機の下死点位置補正方法を示すフローチャートである。
図1を参照するに、本発明に係るプレス装置の主要構成要素であるプレス機10は、図示しないプレス型の下金型を載置するボルスタ12と、フレーム14とを含む。フレーム14は、クラウン部14aと、ボルスタ12上にクラウン部14aを支持する支柱部14bとを備える。クランク軸16が、図1の一部を拡大して示す図2に示されているように、水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能にフレーム14のクラウン部14aに支持されている。
クランク軸16には、図3に示されているように、従来よく知られたクラッチ18bを経て、主電動モータM1からの駆動回転力を受けるフライホィール18aが設けられている。プレス機10は、クラッチ18bのクラッチインにより、クランク軸16が回転し、これにより始動する。
図1及び2を参照するに、前記プレス型の上金型(図示せず)を支持するスライド20が、クラウン部14aの下端部を上下方向へ移動可能に貫通する一対のプランジャ22の下端に取り付けられている。両プランジャ22は、スライド20の両端部から上方へ平行に伸びており、またクランク軸16の回転運動を上下方向の往復運動に変換する動力伝達装置である駆動機構30により上下方向へ往復移動される。これにより、スライド20は上下方向へ往復移動される。
駆動機構30は、図2及び3に示されているように、クランク軸16に連結された連結リンク32と、クラウン部14aに上下方向へ往復移動可能に配置されかつ連結リンク32に枢軸的に連結された一対の第1のスライダ34と、該第1のスライダの往復移動に追従して及び互いに同期して屈伸される一対のリンク機構36(図1及び2参照)と、各リンク機構36に対応して設けられ、対応するリンク機構36の屈伸運動に追従して屈伸される一対のリンク機構38と、上下方向へ変位可能にクラウン部14aに配置されかつ両リンク機構36に枢軸的に連結された一対の第2のスライダ40(図3参照)と、第2のスライダ40の位置を上下方向に調整する位置調整機構42とを含む。
図2ないし図7を参照するに、連結リンク32は、クランク軸16の偏心部に連結されており、またクランク軸16の回転に伴って上下方向へ往復運動する。第1及び第2のスライダ34、40は、クラウン部14aに形成されたガイド部44に上下方向へ移動可能に受けられている。第1のスライダ34は、連結リンク32の往復移動に追従して上下方向へ往復運動する。
図2、3及び5に示すように、各リンク機構36は、枢軸46(図5参照)により互いに屈曲可能に連結された一対のリンク36a、36bを備える。両リンク機構36の一方のリンク36aは共通の枢軸48により連結リンク32及び第1のスライダ34に水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に連結されており、他方のリンク36bは共通の枢軸50により第2のスライダ40に水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に連結されている。
図示の例では、枢軸48、50は、それらの枢軸点がクランク軸16の回転中心を経て上下方向へ伸びる軸線52(図2参照)と一致するように設けられている。
また、図示の例では、各リンク機構36のリンク36aは連結リンク32及び第1のスライダ34の両者に直接連結されているが、各リンク機構36のリンク36aを連結リンク32及び第1のスライダ34の一方にのみ連結してもよい。
図2、5に示すように、各リンク機構38は、枢軸54(図4及び図5参照)により互いに屈曲可能に連結された一対のリンク38a、38bを備える。各リンク機構38の一方のリンク38aは、クラウン部14aに取り付けられたブラケット56に、枢軸58により、水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に連結されている。他方のリンク38bは、枢軸60によりプランジャ22に水平方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に連結されている。
各リンク機構38は、対応するリンク機構36の屈伸に追従して屈伸するように、枢軸54、リンク62及び枢軸64により、対応するリンク機構36に枢軸的に連結されている。図示の例では、枢軸58、60は、それらの枢軸点がプランジャ22の軸線を経て上下方向へ伸びる軸線66(図2参照)と一致するように設けられている。
図示の例では、各リンク機構38は、リンク36aに連結されているが、リンク62をリンク36bに連結してもよいし、両リンク36a、36bに連結してもよく、またリンク62を用いることなくリンク機構38をリンク機構36に直接連結してもよいし、リンク38a、38bの一方をリンク機構36に連結してもよい。
図2、3、6及び7に示すように、位置調整機構42は、枢軸50により両リンク36b及び両第2のスライダ40に枢軸的に連結された二股状のブラケット70(図3参照)と、該ブラケットから下方へ伸びる雄ねじ72と、該雄ねじに螺合するウォームホィール74と、該ウォームホィールと歯合するウォームねじ76とを備える。ブラケット70を用いる代わりに、雄ねじ72を枢軸50により両リンク36b及び両第2のスライダ40に枢軸的に連結してもよい。
雄ねじ72は、軸線52の周りの回転が不能にブラケット70に連結されている。ウォームホィール74は、軸線の周りに回転可能に及び上下方向への移動不能にクラウン部14aの支持部78、80(図2、6、7参照)に支持されている。ウォームねじ76の軸部は、クラウン部14aを回転可能に貫通しており、また端部にスプロケット82を備える。スプロケット82は、図6及び7に示すように、調整用サーボ電動モータM2により回転される。
調整用サーボ電動モータM2の作動によってスプロケット82が回転されると、ウォームねじ76が回転される。このウォームねじ76の回転により、該ウォームねじ76に歯合するウォームホィール74が回転され、該ウォームホィール74に螺合する雄ねじ72が上方または下方へ移動すると、最終的に第2のスライダ40が上方または下方へ移動する。
プレス機10の後述するクラッチイン後、主電動モータM1からの駆動力によってクランク軸16が回転すると、このクランク軸16の回転に伴って連結リンク32が上下方向へ往復運動し、これに伴い第1のスライダ34は同方向へ往復運動する。しかし、第2のスライダ40は、ウォームホィール74が回転されない限り移動しない。このため、枢軸48はリンク機構36の可動側支点として作用し、枢軸50はリンク機構36の固定側支点として作用する。
また、リンク38aがクラウン部14aに固定されたブラケット56に連結されているのに対し、リンク38bが上下方向へ移動可能のプランジャ22に連結されている。このため、枢軸58はリンク機構38の固定側支点として作用するのに対し、枢軸60はリンク機構38の可動側支点として作用する。
したがって、主電動モータM1の作動中、クラッチ18bのクラッチイン操作によってフライホィール18aの回転がクランク軸16に伝達されると、クランク軸16の回転に伴って連結リンク32と第1のスライダ34とが往復移動されることから、両リンク機構36が同期して屈伸される。これにより、両リンク機構38が同期して屈曲され、その結果、スライド20が上下に往復運動する。このことから、リンク機構38は、ナックル機構またはトグル機構として作用する。また、リンク機構36及び38は、スライド20の駆動機構として機能する。
第2のスライダ40が上方へ移動すると、リンク機構36の屈曲角度が小さくなり、それによりリンク機構38の屈曲角度が大きくなるから、スライド20は下方へ移動される。これに対し、第2のスライダ40が下方へ移動すると、リンク機構36の屈曲角度が大きくなり、それによりリンク機構38の屈曲角度が小さくなるから、スライド20は上方へ移動される。
第2のスライダ40が上方または下方へ移動するとき、第1のスライダ34の位置は上下方向に変化しないから、リンク機構36の屈曲角度は変化するが、屈伸範囲は上下方向に平行移動しない。このため、スプロケット82を回転させることにより、スライド20の下死点位置及びストローク長さを調整することができる。したがって、位置調整機構42は、リンク機構36及びスライダ40と共に、スライド20の下死点位置補正機構として機構する。
スライド20の下死点位置を検出するために、スライド20の高さ位置を測定する手段として、図2に示すような検出器84(84a、84b)が設けられている。検出器84は、例えばスライド20の、クラウン部14aの一方の支柱部14bに対向する面に設けられたスケール84aと、該スケールに対向して前記一方の支柱部14bに設けられ、スケール84aを読み取り可能なセンサ84bとを備える。スケール84aは、基準点を含む目盛り値を表示する。センサ84bは、スケール84aの読み取りにより、後述する演算処理部102aと共に、スライド20の下死点で読み取ったスケール値と、基準下死点位置に対応するスケール値との差から、両者のずれを検出する手段を構成する。このような検出器として、磁気式、光学式及び渦電流のような種々の方式の検出器を採用することができる。
図8は、本発明に係るプレス機10の制御システム100を示すブロック図である。制御システム100は、主電動モータM1及び調整用サーボ電動モータM2の作動を制御するための制御回路102を含む。制御回路102は、演算処理部102a及びデータ記憶部であるメモリ102bを有する。
制御回路102には、メモリ102bに格納されたプログラムにより作動の制御を受ける図示しないが従来よく知られたCPUが設けられている。これにより、演算処理部102aは、前記CPUのプログラム作動により、後述する各機構部分として機能する。メモリ102bを制御回路102とは独立して設けることができる。制御回路102には、前記検出器84、行程指示スイッチ104、SPM設定器106からの情報が入力される。この制御回路102の演算処理部102aは、検出器84、行程指示スイッチ104及びSPM設定器106からの情報と、メモリ102bに予め格納された情報を用いて、各駆動回路108a、108bを経て主電動モータM1及び調整用サーボ電動モータM2の作動を制御する。駆動回路108a及び108bにインバータ回路を用い、両モータM1及びM2をインバータ制御することができる。
前記プレス装置では、行程指示スイッチ104の操作により、従来よく知られているように、プレス機10の連続運転指示、一行程指示及び寸動指示等の指示が制御回路102に選択的に入力される。この入力指示に沿ってプレス機10が作動するように、駆動回路108aを経て主電動モータM1の作動が制御される。また、SPM設定器106の操作により、プレス機10のストローク/分についての指示が制御回路102に入力されると、メモリ102bに格納されたSPM情報に基づいて、主電動モータM1の作動が駆動回路108aを経て制御される。
したがって、プレス機10は、制御回路102の制御下で主電動モータM1が作動され、クラッチイン後の主電動モータM1の作動に伴って、スライド20がその上死点位置と下死点位置との間で往復運動する。また、このクラッチイン直後からプレス機10の毎分ストローク数(SPM)が漸増する過渡運転及び前記SPMが比較的安定した定常運転状態において、前記した下死点位置のずれを補正するために、位置調整機構42を作動させて下死点位置を補正すべく本発明に係る補正方法が適用される。
この下死点位置補正方法では、メモリ102bに基準下死点位置が設定され、この基準下死点位置に比較される下死点位置として、所定サイクル数(n)の例えば8サイクル分の移動平均値(Ln)が採用される。制御回路102の演算処理部102aは、この移動平均値(Ln)を算出する演算手段として機能し、その演算処理により、サイクル毎に新たな所定サイクル数(n)の移動平均値(Ln)を更新する。また、検出器84は、サイクル毎に下死点位置を検出し、演算処理部102aは、前記したように、更新された移動平均値(Ln)からの下死点位置のずれを算出することにより、検出器84と共に、下死点位置のずれを検出する手段として機能する。さらに、演算処理部102aは、後述する判定手段及び経時計測手段として機能する。
本発明に係る方法を実行するプレス機10の作動を図9のフローチャートに沿って説明する。クラッチ18bの操作によるクラッチインでクランク軸16が回転を始めることにより、プレス機10は、過渡運転状態に入る(ステップS1)。図9に示す例では、制御回路102の作動により、前記クラッチインの約5秒後に検出器84で検出された下死点位置が基準下死点位置(Lb)として、メモリ102bに記憶される(ステップS2)。これに代えて、クラッチインの前に、例えば試運転によって求められた最適な下死点位置を基準下死点位置(Lb)としてメモリ102bに設定することができる。
クラッチインによってスライド20が下死点位置と上死点位置との間で往復運動を開始すると、このスライド20の往復運動に伴うその下死点位置について、ストローク毎に直近の所定数(n)のストローク分の平均値、例えば8ストローク分の移動平均値(Ln)が演算処理部102aにより求められる(ステップS3)。すなわち、ストローク毎に、直近の所定数(n)の下死点位置データに新たな下死点位置データが加えられると共に、その最も古い下死点位置データが削除され、これにより移動平均値(Ln)がストローク毎に更新される。
求められた移動平均値(Ln)は、演算処理部102aにより、基準下死点位置(Lb)と比較される(ステップS4)。演算処理部102aは、移動平均値(Ln)が所定の範囲(±α)、例えば±2μmを超えない限り、ステップS4を反復する。
演算処理部102aは、ステップS4で、移動平均値(Ln)が所定の範囲(±α)を超えたと判定すると、引き続くステップS5で、その継続時間を計測する。継続時間が所定の時間(x秒)を超えると、制御回路102は、所定量の補正(β)、例えば2μmの補正を行うべく、駆動回路に108bに調整用サーボ電動モータM2を作動させる動作信号を出力する(ステップS6)。この調整用サーボ電動モータM2の作動により、位置調整機構42は、下死点位置の所定量の補正(β)のために作動され、下死点位置が所定量の補正(β)を受ける。
演算処理部102aは、駆動回路に108bに調整用サーボ電動モータM2を作動させる動作信号を出力した後の経過時間を計測する(ステップS7)。所定の経過時間(y秒)が経過すると、演算処理部102aは、再びステップS4に戻る。これにより、演算処理部102aは、移動平均値が更新されているか否かに拘わらず、ステップS4で、新たに、最新の移動平均値(Ln)が基準下死点位置(Lb)と比較され、以下、ステップS5〜ステップS7が反復される。
このように、ステップS4で移動平均値(Ln)と基準下死点位置(Lb)との差が所定値αを超えても、直ちに位置調整機構42が作動されることはなく、所定の値(±α)を超える差がx秒間継続したときに、始めて位置調整機構42が作動される。しかも検出された移動平均値(Ln)と基準下死点位置(Lb)との差の如何に拘わらず、ステップS6では、1回の補正毎に、所定の補正量(β)
が補正されるに過ぎない。
前記したステップS6の時点で、移動平均値(Ln)と基準下死点位置(Lb)との間にαを超える差が生じていても、このαを超える差は、順次、引き続くステップS4〜ステップS6の繰り返しでの各ステップS6での補正に委ねられる。すなわち、このαを超える差は、引き続くステップS4〜ステップS6の繰り返しで、所定値(β)毎の補正に繰り越され、ステップS6の反復によって順次解消される。
前記した各ステップS1〜S7は、前記したところではプレス機10の過渡運転時における制御ステップであり、過渡運転時では、前記SPMが漸増することから、このSPMの変化によって及び/又は外乱によって下死点位置に変化が生じ易い。この下死点位置の変化に迅速に対応しかつ制御の振動によるハンチング現象をより効果的に防止する上で、過渡運転時における時間パラメータx1及びy1は、例えばx1=0.1秒、y1=0.3秒という比較的小さな値に設定される。この過渡運転時の制御ステップは、前記したプレス機10の始動後のみならず、設定されたSPMをより小さなSPM値に変更した後の過渡運転時にも適用することができる。
また、前記した各ステップS3〜S7は、過渡運転に引き続く定常運転状態での制御に適用することができる。この定常運転状態における時間パラメータx2、y2は、例えばx2=1秒、y2=2秒という、過渡運転状態での時間パラメータx1及びy1より大きな値が採用される。このようなパラメータの設定により、過渡運転状態よりもSPMに変化が生じ難くまた外乱の影響を受け難い定常運転状態でのハンチング現象の発生をより効果的に抑制して下死点位置の安定した制御が可能となる。
ステップS7を不要とし、制御回路102が駆動回路108bへ動作信号を出力した後、y秒の時間経過を待つことなく、ステップS4での判定動作を行うことができる。しかしながら、より効果的にハンチング現象の発生を抑制する上で、特に定常運転状態の制御では、ステップS7を実施することが望ましい。
プレス機10の前記した過渡運転状態及び定常運転状態の判別は、基本的には主電動モータM1の回転数(rpm)又はクランク軸16の回転数(rpm)を検知することにより、可能となる。すなわち、前記rpmを検出し、その値が所定値に達したことを検知することにより、過渡運転状態から定常運転状態への移行を知ることができる。また、前記したように主電動モータM1の駆動回路108aとしてインバータ制御回路が用いられている場合、インバータ周波数を検出し、該周波数が定常運転状態に対応する値に達したか否かを判定することにより、定常運転状態か否かを判定することができる。
プレス機10の定常運転状態では、図9に示した各ステップを含む方法に代えて、従来よく知られたフィードバック制御方法を用いて位置調整機構42の作動を制御することができる。しかしながら、外乱による下死点位置の急激かつ一時的な変動を制御するときに生じ易い制御のハンチング現象の発生を抑制して安定した制御を実現する上で、定常運転状態においても図9に示した本発明の制御方法を適用することが望ましい。
本発明では、基準下死点位置と比較する下死点位置として、所定の複数サイクル(n)についての移動平均値(Ln)が採用される。また、該移動平均値と基準下死点位置と間に差が生じても、直ちに下死点位置補正機構42が作動されることはなく、この差が所定値(α)を超えしかも所定時間(x秒)を超えて継続したときに始めて下死点位置補正機構42が作動される。さらに、移動平均値(Ln)と基準下死点位置(Lb)と間に2αを超える大きな差が生じても、下死点位置補正機構42の1回の動作でこの差が補正されることはなく、該下死点補正機構の1回の動作での補正を所定値に留め、このときの残余の補正は、その後の引き続く各サイクルS4〜S7での補正動作に委ねられる。
したがって、本発明によれば、突発的かつ一時的なノイズによって下死点位置が一時的に大きく変化しても、このノイズによる強いハンチング現象の発生を抑制することができ、これにより、安定した下死点位置の補正制御が可能となる。
下死点位置補正機構がウオームギヤ74及びウオームねじ76を有する位置調整機構42で構成される例を示したが、レバー機構等を用いてスライダ40の位置を調整する下死点位置補正機構を用いることができる。また、本発明の方法を例えば特開平10−100000号公報、特開2002-205198号公報及び特開平1−299798号公報等に記載の各種の下死点位置補正機構に適用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。例えば、前記した時間パラメータx1、x2、y1、y2、所定値(α)及び1回での補正量(β)は、前記した例に限らず、適宜最適値を選択することができる。
10 プレス機
42 下死点位置補正機構(位置調整機構)
84 検出手段(検出器)
102 制御回路
102a 演算処理部(演算手段、判定手段及び経時計測手段)
102b メモリ
M1 主電動モータ(駆動モータ)
M2 調整用サーボモータ

Claims (11)

  1. プレス機の基準下死点位置からの下死点位置のずれを下死点位置補正機構を用いて補正する方法であって、
    前記プレス機の運転に先立って基準下死点位置をメモリに設定するステップと、
    前記プレス機の下死点位置について、所定の複数サイクルの移動平均値をサイクル毎に順次求めるステップと、
    前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲(±α)を超えるか否か判定するステップと、
    前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が前記所定の範囲(±α)を超えるとき、その継続時間を計測するステップと、
    該計測時間が所定時間(x=x1又はx2)を超えるとき、所定量の補正(β)を施すべく前記下死点位置補正機構を作動させるステップと、
    前記下死点位置補正機構の作動による前記所定量の補正(β)から所定時間(y=y1又はy2)の経過後、最新の前記移動平均値に関して前記判定ステップ、計測ステップ及び前記下死点位置補正機構を作動させるステップの各ステップを反復するステップとを含むことを特徴とする、プレス機の下死点位置補正方法。
  2. 前記プレス機の毎分ストローク数が漸増又は漸減する過渡運転状態で、前記一連の各ステップが実行される、請求項1に記載のプレス機の下死点位置補正方法。
  3. さらに、前記プレス機の毎分ストローク数がほぼ一定値になる定常運転状態で、前記一連の各ステップが実行される、請求項2に記載のプレス機の下死点位置補正方法。
  4. 前記過渡運転状態で実行される前記計測ステップでの前記所定時間(x1)は、前記定常運転状態で実行される前記計測ステップでの前記所定時間(x2)よりも短い、請求項3に記載のプレス機の下死点位置補正方法。
  5. さらに、前記過渡運転状態で実行される前記反復ステップを繰り返すまでの前記所定時間(y=y1)は、前記定常運転状態で実行される前記反復ステップを繰り返すまでの前記所定時間(y=y2)よりも短い、請求項4に記載のプレス機の下死点位置補正方法。
  6. 前記プレス機は、駆動源として、インバータにより動作の制御を受ける駆動モータを備え、前記インバータの周波数信号に基づき前記過渡運転状態及び定常運転状態が判定される、請求項4又は5のいずれか一項に記載のプレス機の下死点位置補正方法。
  7. プレス機と、該プレス機の基準下死点位置を記憶するメモリと、該プレス機のストローク毎での下死点位置の前記基準下死点位置からのずれを検出する検出手段と、前記プレス機の下死点位置を補正するための下死点位置補正機構と、該下死点位置補正機構の作動を前記検出手段による検出結果に基づいて制御する制御回路とを含むプレス装置であって、
    前記制御回路は、前記プレス機の下死点位置について、所定の複数サイクルの移動平均値をサイクル毎に順次求める演算手段と、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲(±α)を超えるか否か判定する手段と、経時計測手段とを含み、前記演算手段により求めた前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が所定の範囲を超えると前記判定手段で判定されたとき、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差が継続する時間を前記経時計測手段で計測し、該継続時間が所定時間(x=x1又はx2)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させ、その後、前記判定手段による判定結果が前記所定範囲内になるまで、または前記継続時間が前記所定時間(x=x1又はx2)内になるまで、前記補正機構の反復動作によって前記所定量の補正動作を繰り返す、プレス装置。
  8. さらに、前記制御回路は、前記プレスの毎分ストローク数が漸増又は漸減する過渡運転状態であるか前記プレス機の毎分ストローク数がほぼ一定値になる定常運転状態であるかを判定する手段を有し、前記プレスが過渡運転状態であると判断される場合、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差の継続時間が所定時間(x=x1)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させる、請求項7に記載のプレス装置。
  9. 前記制御回路は、さらに、前記プレスが定常運転状態であると判断される場合、前記過渡運転状態におけると同様に、前記移動平均値と前記基準下死点位置との差の継続時間が所定時間(x=x2)を超えるとき、前記下死点位置のずれについて所定量(β)の補正を施すべく前記補正機構を作動させる、請求項8に記載のプレス装置。
  10. 前記過渡運転状態の制御で採用される前記所定時間(x=x1)は、前記定常運転状態の制御で採用される前記所定時間(x=x2)よりも短い、請求項9に記載のプレス装置。
  11. 前記プレス機は、駆動源として、インバータにより動作の制御を受ける駆動モータを備え、前記過渡運転状態であるか定常運転状態であるかを判定する手段は、前記インバータの周波数信号に基づき前記両運転状態を判定する、請求項8に記載のプレス装置。
JP2010038231A 2010-02-24 2010-02-24 プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置 Pending JP2011173140A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038231A JP2011173140A (ja) 2010-02-24 2010-02-24 プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038231A JP2011173140A (ja) 2010-02-24 2010-02-24 プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011173140A true JP2011173140A (ja) 2011-09-08

Family

ID=44686518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010038231A Pending JP2011173140A (ja) 2010-02-24 2010-02-24 プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011173140A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2818310A1 (en) * 2013-06-26 2014-12-31 Aida Engineering, Ltd. Press machine

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141399A (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 Fukui Kikai Kk プレスにおけるスライド下死点位置自動補正装置
JPS62104495A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 Mitsubishi Electric Corp 電動機の制御装置
JPH07170799A (ja) * 1993-12-10 1995-07-04 Hitachi Ltd 交流電動機の制御方法と装置および電動機電流の補正方法
JP2004101301A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Omron Corp 微分値対応型センサ
JP2006336901A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空気調和装置の監視装置
JP2009274080A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Aida Eng Ltd 下死点位置補正制御手段を備えたプレス機械

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141399A (ja) * 1983-12-29 1985-07-26 Fukui Kikai Kk プレスにおけるスライド下死点位置自動補正装置
JPS62104495A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 Mitsubishi Electric Corp 電動機の制御装置
JPH07170799A (ja) * 1993-12-10 1995-07-04 Hitachi Ltd 交流電動機の制御方法と装置および電動機電流の補正方法
JP2004101301A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Omron Corp 微分値対応型センサ
JP2006336901A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 空気調和装置の監視装置
JP2009274080A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Aida Eng Ltd 下死点位置補正制御手段を備えたプレス機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2818310A1 (en) * 2013-06-26 2014-12-31 Aida Engineering, Ltd. Press machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8100052B2 (en) Press machine including bottom dead center position correction control section
US10081150B2 (en) Press machine and method for adjusting slide position thereof
JP2015123520A (ja) 人協調型産業用ロボットの外力判定方法および外力判定装置
JP6739145B2 (ja) プレス機械およびプレス機械の制御方法
JP6823910B2 (ja) サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP6537308B2 (ja) サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP2010079845A (ja) 数値制御装置
TW200929841A (en) Motor control device and gain adjustment method thereof
JP2014235587A (ja) 工作機械およびその制御方法
JP2011173140A (ja) プレス機の下死点位置補正方法及びプレス装置
US9156222B2 (en) Press machine and method for detecting top dead center thereof
JP6608153B2 (ja) サーボプレス、制御方法およびプログラム
JP2011245515A (ja) プレス機械およびプレス機械の制御方法
JP2001150198A (ja) サーボプレス機
EP3076260A1 (en) Device and method for assisting in design improvement work for mechanical device
JP2011083801A (ja) プレス機及びプレス機の下死点位置補正方法
JP2018096841A (ja) 材料試験機
JP2011251301A (ja) 圧力制御装置
JP2018110608A (ja) ミシン
JP2011041969A (ja) プレス機及びプレス機の下死点位置補正方法
EP3225377B1 (en) Injection molding machine
JP7172801B2 (ja) 材料試験機、及び、材料試験機の制御方法
JP7389663B2 (ja) プレス装置及びプレス方法
JP7172802B2 (ja) 材料試験機、及び、材料試験機の制御方法
JP4448161B2 (ja) 線材巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20121122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20121122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140325