JP2011169194A - フィルタエレメント及びその取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】補強プレート4の枠体4aの一部を延在させて、シール部3の外方へ露出するように第1突出部10を形成すると共に、第1突出部10の露出した部分に掛止受部としての孔12を穿設した。そして、キャップ1とケース2とが閉合される際、キャップ1のフランジ部1aに突設された突起部11に、孔12が掛止されるようにした。
【選択図】図3
Description
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜4を用いて説明する。なお、従来技術と同一の構成については、その説明において用いた同一の符号を用いるものとする。
フィルタエレメント9のエアクリーナハウジング内への装着は、同ハウジングのケース2内にフィルタエレメント9をセットした後、キャップ1のフランジ部1aとケース2のフランジ部2aとの間にシール部3を挟持するようにして、キャップ1とケース2とを閉合することにより行われる。この閉合の際、フランジ部1aにおいて、第1突出部10の孔12に対応する位置に突設された突起部11が、孔12に挿入される。このため、フィルタエレメント9に対する大きな吸気圧により、枠体4aに対する内方への引張力が働いても、孔12が突起部11に掛止されているので、枠体4aは内方へ移動することがない。即ち、挟持されたシール部3は、位置ずれすることなく、その状態が維持される。
(1)上記実施形態では、補強プレート4の枠体4aに第1突出部10を形成すると共に、第1突出部10に掛止受部としての孔12を穿設した。そして、キャップ1とケース2とが閉合される際、キャップ1のフランジ部1aに突設された突起部11に、孔12が掛止されるようにした。このため、枠体4aは、キャップ1とケース2との閉合部において挟持されるシール部3に支持されると共に、孔12が突起部11に掛止されるので、内方への移動が防止される。従って、濾材5及び補強プレート4に大きな吸気圧が作用した場合であっても、補強プレート4及び濾材5が大きく撓むことを防止するフィルタエレメント9及びその取付構造を提供することができる。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を、第1実施形態と異なる部分を中心に図5を用いて説明する。
(3)上記実施形態では、掛止受部としての孔12を、枠体4aの孔4bとは別に穿設した。このため、孔12と孔4bとの間には中実部10aが存在するので、第1突出部10は引張力により引き伸ばされ難いものとなる。従って、枠体4aの内方への移動をより確実に防止することができる。
次に、本発明を具体化した第3実施形態を、第1、2実施形態と異なる部分を中心に図6を用いて説明する。
(4)上記実施形態では、第1突出部10の一対の凹部14が、フランジ部1aに突設された一対の突起部11に掛止されるようにしたので、掛止力がより強くなるため、枠体4aの内方への移動をより確実に防止することができる。
次に、本発明を具体化した第4実施形態を、第1〜3実施形態と異なる部分を中心に図7を用いて説明する。
(5)上記実施形態では、第1突出部10を一定の幅長を有する中実体とすると共に、第1突出部10の先端部分における幅方向の両側のそれぞれに、掛止受部としての一対の凸部15を形成した。このため、第1突出部10はより大きな引張力に抗することができる。
次に、本発明を具体化した第5実施形態を、第1〜4実施形態と異なる部分を中心に図8を用いて説明する。
(6)上記実施形態では、第1突出部16をウエルドラインがない状態で形成することができるので、第1突出部16はより強い引張力に抗することができる。
次に、本発明を具体化した第6実施形態を、第1〜5実施形態と異なる部分を中心に図9を用いて説明する。
(7)上記実施形態では、突起部17をケース2のフランジ部2aに立設した。このため、フィルタエレメント9をケース2にセットする際、第1突出部10の孔12を、突起部17に外嵌することを視認しながら行うことができる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1〜3実施形態では、枠体4aの外端部4dの一部を延在させて第2突出部13を形成したが、孔4bをシール部3から露出させるために、外端部4d全体を一様に外方へ延在させて第2突出部13を形成しないようにすること。従って、孔12は枠体4aに形成される。
・ 前記第1〜3実施形態では、孔4bの穿設が可能なように、枠体4aの外端部4dの一部を延在させて第2突出部13を形成したが、外端部4d全体を一様に外方へ延在させて第2突出部13を形成しないようにすること。この時、第1突出部10を任意の位置に配置することができる。
・ 第1〜4実施形態において、複数の第2突出部13のうち一つ置きの第2突出部13を外方へ延在させて第1突出部10を形成したが、全ての第2突出部13を延在させて第1突出部10を形成すること。
・ 第3実施形態において、第1突出部10の幅方向の両側に一対の凹部14を形成したが、片側のみに凹部14を形成すること。この時、一つの第1突出部10に対応する突起部11は一つだけ配置されることで足りる。
・ 第4、5実施形態において、第1突出部10又は第1突出部16の幅方向の両側に一対の凸部15を形成したが、片側のみに凸部15を形成すること。この時、一つの第1突出部10又は第1突出部16に対応する突起部11は一つだけ配置されることで足りる。
・ 第5実施形態において、第1突出部16を、隣合う第1突出部16の間に、二つの第2突出部13が介在するように配置したが、一つの第2突出部13のみが介在するように配置すること。
Claims (4)
- 波板状の濾材と、その外周縁の枠体とを発泡ウレタン製のシール部により埋設し、エアクリーナのキャップとケースとの閉合部において前記シール部が挟持されるフィルタエレメントにおいて、前記枠体の一部を前記シール部の外方へ露出させ、その露出された部分に、前記キャップ又はケースに突設された突起部に掛止されるための掛止受部が形成されたことを特徴とするフィルタエレメント。
- 前記掛止受部は、前記枠体から突出させた突出部に穿設された孔であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタエレメント。
- 前記掛止受部は、前記突出部において、突出方向に直交する方向に形成された凸部又は凹部であることを特徴とする請求項2に記載のフィルタエレメント。
- 請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載のフィルタエレメントを取付けるための取付構造であって、エアクリーナハウジングのキャップとケースとが閉合される時に閉合部を形成するそれぞれのフランジ部のいずれかに突起が形成され、前記シール部が前記閉合部に挟持された時、前記突起部が前記掛止受部を掛止することにより、前記枠体の内方への移動を防止するようにしたことを特徴とするフィルタエレメントの取付構造。
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