JP2011169036A - インサイド操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがオープン操作されても、各部に無理な力が作用しないようにするとともに、インサイドハンドルの操作中におけるロックノブの誤操作を防止する。
【解決手段】インサイドハンドル3は、オープン方向への回動に伴って、第1位置にある連係部材6に対して空振りし、第2位置にある連係部材6を第3の方向へ移動させる。インサイドハンドル3に設けられる阻止部34は、インサイドハンドル3が非操作位置にあるときロックノブ4のアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を許可し、インサイドハンドル3がオープン方向へ回動した状態にあるときロックノブ4のアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を阻止する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車用ドアの車内側に設けられるインサイド操作装置、特に押し引き操作可能な操作力伝達部材を介してドアラッチ装置に連結されることにより、ドアラッチ装置をロック状態、アンロック状態としたり、オープン作動させることが可能なインサイド操作装置に関する。
上述のようなインサイド操作装置においては、ドアのインナパネルに取り付けられるケースと、ケースに枢支されてドアを開けるためにドアラッチ装置をオープン作動させるときに操作されるインサイドハンドルと、ケースに枢支されてドアラッチ装置をロック状態、アンロック状態にするときに操作されるロックノブと、インサイドハンドルのオープン操作に従動するハンドル従動部材と、操作力伝達部材をなすプッシュ・プルケーブルに連結され、ロックノブの操作に従動するノブ従動部材とを備える(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−96131号公報
しかし、上記特許文献1に記載のインサイド操作装置においては、多数の構成部品を必要として構成が複雑であるとともに、ロックノブがロック位置にあるとき、ハンドル従動部材の一部がノブ従動部材の一部に当接することによって、インサイドハンドルの非操作位置からオープン操作方向への回動を阻止して、ドアラッチ装置のオープン作動を不能にしている。従って、ロックノブがロック位置、すなわちロック状態のとき、インサイドハンドルをオープン操作方向へ無理に回動させようとすると、インサイドハンドルの回動を阻止する各部に無理な力が作用して各部が変形する虞がある。
また、インサイドハンドルとロックノブとが互いに隣接した位置に設けられるため、インサイドハンドルがオープン操作されているときに、誤ってロックノブに触れてしまい、ロックノブが不意にアンロック位置からロック位置へ操作されてしまうような誤操作が発生する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑み、ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがオープン操作されても、各部に無理な力が作用しないようにするとともに、インサイドハンドルの操作中におけるロックノブの誤操作を防止することができるようにしたインサイド操作装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明における技術的手段は、ドアに設けられるドアラッチ装置に押し引き操作を伝達可能な操作力伝達部材を介して連結されるインサイド操作装置にあって、ドアの車内側に固定されるケースと、前記操作力伝達部材に連係され、前記ドアラッチ装置のロック状態及びアンロック状態にそれぞれ対応する第1位置及び第2位置に移動可能で、かつ第2位置から前記ドアラッチ装置をオープン作動させ得る第3の方向へ移動可能な連係部材と、前記ケースに支持され、前記連係部材を第1位置とするアンロック位置及び第2位置とするロック位置に操作可能なロックノブと、前記ケースに枢支されて非操作位置からオープン方向へ操作可能であって、オープン方向への回動に伴って、第1位置にある前記連係部材に対して空振りし、第2位置にある前記連係部材を第3の方向へ移動させることが可能なインサイドハンドルと、前記インサイドハンドルに設けられ、前記インサイドハンドルが非操作位置にあるとき前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を許可し、前記インサイドハンドルがオープン方向へ回動した状態にあるとき前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を阻止する阻止手段とを備える。
より好ましくは、前記ロックノブは、アンロック位置及びロック位置に対応する位置へ移動可能な被阻止手段を有し、前記阻止手段は、前記インサイドハンドルのオープン方向への回動に伴って前記被阻止手段の移動経路内に進入することによって、前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を阻止する。
さらに、より好ましくは、前記阻止手段は、前記インサイドハンドルの回動中心を中心とする円弧状の内周面及び外周面を有する阻止部により形成され、前記ロックノブは、前記被阻止手段が前記阻止部の内周面に当接することによりアンロック位置からロック位置への操作が阻止され、前記被阻止手段が前記阻止部の外周面に当接することにより前記ロックノブのロック位置からアンロック位置への操作が阻止される。
本発明によれば、ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがオープン操作されても、インサイドハンドルの操作は空振りするため、各部に無理な力が作用することが無く確実なロック状態を得ることができる。また、インサイドハンドルがオープン操作されているときには、ロックノブのロック位置からアンロック位置への操作及びその逆への操作が阻止されるため、インサイドハンドルの操作中におけるロックノブの誤操作を確実に防止することができる
本発明に係わるインサイド操作装置の正面図である。 同じくインサイド操作装置の裏面図である。 同じくインサイド操作装置の分解斜視図である。 アンロック状態を示す図1におけるIV−IV線横断面図である。 ロック状態を示す図4と同様部位の断面図である。 アンロック状態でインサイドハンドルがオープン操作された状態を示す図4と同様部位の断面図である。 ロック状態でインサイドハンドルがオープン操作された状態を示す図4と同様部位の断面図である。 連係部材の組付けを説明するための図4と同様部位の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1における左方を「前方」、右方を「後方」、紙面手前側を「車内側」、紙面奥側を「車外側」、上方を「上方」、下方を「下方」とする。
インサイド操作装置1は、ドアの車内側面に固定される箱状のケース2と、ケース2に枢支され、ドアを開けるときに操作されるインサイドハンドル3と、ケース2に枢支され、ドアの後端部に設けられるドアラッチ装置(図示略)をアンロック状態及びロック状態にするときに操作されるロックノブ4と、インサイドハンドル3及びロックノブ4の各操作をドアラッチ装置へ伝達するための操作力伝達部材をなすプッシュ・プルケーブル5の前端に連結される円柱状のケーブルエンドで形成される連係部材6とを備える。
図1に示すように、インサイドハンドル3とロックノブ4は、互いに前後へ一直線に並ぶように、ケース2内における上下方向のほぼ中央に配置されるとともに、プッシュ・プルケーブル5は、ケース2の上下方向のほぼ中央に設けられる。これにより、インサイド操作装置1の全体形状を上下対称形状とすることができ、左側のドアに装着されるインサイド操作装置と右側のドアに装着されるインサイド操作装置との共用化を図ることができる。
ドアラッチ装置は、ドアが閉じられると、車体側のストライカ(図示略)と係合することによってドアを閉鎖位置に拘束し、アンロック状態のときには、インサイドハンドル3またはドアの車外側に設けられるアウトサイドハンドル(図示略)のオープン操作に基づいてオープン作動することによって、ストライカから離脱してドアを開けることができ、また、ロック状態のときには、インサイドハンドル3及びアウトサイドハンドルがオープン操作されてもドアを開けることができない構成を備える。
操作力伝達部材は、プッシュ・プルケーブル5に限定されるものでなく、押し引き操作を伝達可能な棒状のロッドであっても良い。また、連係部材6は、プッシュ・プルケーブル5の端末に予め連結されたケーブルエンドに限定されるものではなく、プッシュ・プルケーブル5またはロッドと別体で形成し、後述する第1案内路21及び第2案内路22に直接係合してスライドするスライド構造としても良い。
なお、以下の説明において使用する「オープン操作」は、ドアラッチ装置をオープン作動させてドアを開けるときのインサイドハンドル3の操作と定義し、「アンロック状態」は、インサイドハンドル3のオープン操作に基づいてドアラッチ装置をオープン作動させてドアを開けることができる状態と定義し、また、「ロック状態」は、インサイドハンドル3がオープン操作されてもドアラッチ装置をオープン作動させることができない状態と定義とする。
ケース2は、車内側を向く面が開口する箱状をなすとともに、上下の両壁部20、20には、ロックノブ4の回動中心を中心とする円弧状の第1案内路21と、第1案内路21の前端部分に連続しインサイドハンドル3の回動中心を中心とする円弧状の第2案内路22が設けられる。さらに、下側の壁部20に設けられる第1案内路21の後端には、連係部材6をケース2に組み付けるときに使用される車外側が開口した組付け開口23が連続して設けられる。
連係部材6は、ケース2の第1案内路21及び第2案内路22に前後方向(プッシュ・プルケーブル5の移動方向)へ摺動自在に係合し、図5に示すように、第1案内路21のほぼ中央位置にあって、組付け開口23よりも前方の第1位置、図4に示すように、第1位置よりも前方にあって、第1案内路21と第2案内路22との接続部分に位置する第2位置、さらに図6に示すように、第2位置から第3の方向(前方)に移動して、第2案内路22の前端付近の第3位置に移動可能である。
プッシュ・プルケーブル5は、連係部材6の各位置への移動をドアラッチ装置へ伝達する。ドアラッチ装置は、連係部材6が第1位置に移動するとロック状態となり、第2位置に移動するとアンロック状態となり、第2位置から第3の方向へ移動するとオープン作動を行う。なお、ドアラッチ装置の構成は、本発明に直接関係しないので、詳細説明は省略する。
ロックノブ4は、ケース2内に上下方向を向く軸8により枢支され、図4に示すアンロック位置と、アンロック位置から反時計方向へ所定角度回動した図5に示すロック位置に回動可能である。ロックノブ4には、車内側に露出する操作部41と、ケース2の第1案内路21に交差する方向へ延出する上下1対のアンロックアーム部42、ロックアーム部43及びロックアーム部43よりも長く延出する被阻止アーム部44と、被阻止アーム部44の回動端部に設けられ内側へ突出する被阻止手段を形成する突部45とが一体的に形成される。
ロックアーム部43は、アンロックアーム部42よりも時計方向側、すなわちロックノブ4のアンロック操作方向側に設けられる。これにより、アンロックアーム部42とロックアーム部43との間には、連係部材6が前後方向に係合可能な係合溝46が形成される。
連係部材6は、ロックノブ4の係合溝46に係合することにより、ロックノブ4の操作に従動し、図5に示すように、ロックノブ4がロック位置にあるときには第1位置に保持され、また、図4に示すように、ロックノブ4がアンロック位置にあるときには第2位置に保持される。これにより、インサイド操作装置1の使用形態において、連係部材6は、ロックノブ4のロック、アンロック操作に基づいて移動する際、組付け開口23が設けられる領域を移動しないため、組付け開口23に引っ掛かることがなく第1案内路21を円滑に摺動することができる。
連係部材6のロックノブ4への連結作業は、次のようにして行われる。
図8に示すように、予めインサイドハンドル3及びロックノブ4をケース2に組み付け、この状態で、ロックノブ4をロック位置よりも反時計方向へ若干回動させたオーバーストローク位置に移動させ、ロックノブ4の係合溝46を組付け開口23の位置に合わせる。そして、この状態で、連係部材6を図8における矢印A方向から組付け開口23内に差し込むことによって、第1案内路21の後端部に進入するとともに、ロックノブ4の係合溝46内に係合する。次に、プッシュ・プルケーブル5全体を矢印B方向へ回転させて、プッシュ・プルケーブル5のアウターチューブをケース2のケーブル固定溝24内に係合して固定することで、連係部材6のロックノブ4への連結作業は完了する。
インサイドハンドル3は、ケース2内に上下方向を向く軸7により枢支され、オープン操作されると軸7に巻装されたリターンスプリング(図示略)の付勢力に抗して図4、5に示す非操作位置からオープン方向(時計方向)へ回動して図6、7に示すオープン位置へ回動する。
インサイドハンドル3には、オープン操作時に把持されるアーム状のハンドル部31と、ケース2の第2案内路22に交差する方向へ延出する上下1対のオープンアーム部32及び押出アーム部33とが一体的に形成される。オープンアーム部32の根本付近には、インサイドハンドル3の回動中心(軸7)を中心とする円弧状の内周面341及び外周面342を有する阻止手段を形成する阻止部34が一体的に設けられる。
押出アーム部33は、オープンアーム部32よりも時計方向側、すなわちインサイドハンドル3のオープン方向側に設けられる。これにより、オープンアーム部32と押出アーム部33との間には、連係部材6が前後方向に係合可能な係合溝35が設けられる。
ロックノブ4がロック位置にあって、連係部材6が第1位置にあるときには、連係部材6は、インサイドハンドル3のオープンアーム部32の移動経路外に位置する。従って、この状態において、インサイドハンドル3が非操作位置からオープン方向へ回動しても、オープンアーム部32は連係部材6に対して空振りし、連係部材6は第1位置から動くことはない。
また、ロックノブ4がアンロック位置にあって、連係部材6が第2位置にあるときには、連係部材6は、インサイドハンドル3のオープンアーム部32及び押出アーム部33の移動軌跡内に進入する。従って、この状態において、インサイドハンドル3が非操作位置からオープン操作へ回動すると、オープンアーム部32が連係部材6の後面に当接することで、連係部材6は前方へ移動してインサイドハンドル3の係合溝35に係合する。これにより、連係部材6は、図6に示すように、ロックノブ4の係合溝46から抜け出て第3の方向へ移動して第3位置へ移動する。そして、インサイドハンドル3を非操作位置に戻すと、インサイドハンドル3の押出アーム部33が連係部材6を前側から押し、連係部材6はインサイドハンドル3の動きに同期して再び第2位置に戻る。
インサイドハンドル3の阻止部34とロックノブ4の突部45との位置関係は、次のように設定される。
阻止部34は、図4、5に示すようにインサイドハンドル3が非操作位置にあるときには、ロックノブ4のロック、アンロック操作に伴う突部45の移動経路外に位置し、また、図6、7に示すようにインサイドハンドル3がオープン操作されてオープン方向へ回動した状態のときには、突部45の移動経路内に進入する。
突部45は、図6に示すようにロックノブ4がアンロック位置にあって、インサイドハンドル3がオープン方向へ回動した状態のときには、阻止部34よりも内周側に位置(ロックノブ4のアンロック位置に対応する位置)し、また、図7に示すようにロックノブ4がロック位置にあって、インサイドハンドル3がオープン方向へ回動した状態のときには、阻止部34よりも外周側に位置(ロックノブ4のロック位置に対応する位置)する。
なお、本発明は、ロックノブ4をケース2に枢支する構成に限定されるものでない。例えば、ロックノブ4をケース2に前後へ移動可能に支持して、ロック位置及びアンロック位置に移動し得る構成としても良い。
次に、本実施形態に係わるインサイド操作装置1の作用について説明する。
図5に示すように、インサイドハンドル3が非操作位置にあって、ロックノブ4がロック位置にある場合には、連係部材6は、ロックノブ4の係合溝46に係合し、インサイドハンドル3におけるオープンアーム部32の移動経路外の第1位置に保持されている。従って、このロック状態において、図7に示すように、インサイドハンドル3がオープン操作されて非操作位置からオープン方向へ回動しても、オープンアーム部32は、連係部材6に対して当接することなく空振り移動する。よって、インサイドハンドル3のオープン操作はドアラッチ装置へ伝達されないため、ドアを開けることはできない。このようにすると、ロックノブ4がロック位置にあるときには、インサイドハンドル3がオープン操作されても、他の構成要素に無理な力が作用しないため、各部の変形を防止して、確実なロック状態を得ることができる。
図7に示すように、インサイドハンドル3がオープン方向へ回動している場合には、インサイドハンドル3の阻止部34は、ロックノブ4の突部45の移動経路内に進入し、突部45が阻止部34の外周面342に当接可能な状態となり、ロックノブ4のロック位置からアンロック位置への移動は阻止される。従って、インサイドハンドル3のオープン操作中に、誤って、ロックノブ4をロック位置からアンロック位置へ移動させてしまうような誤操作を確実に防止することができる。
図4に示すように、インサイドハンドル3が非操作位置にあって、ロックノブ4がアンロック位置にある場合には、連係部材6は、ロックノブ4の係合溝46に係合し、インサイドハンドル3におけるオープンアーム部32の移動経路内の第2位置に保持されている。従って、このアンロック状態において、インサイドハンドル3がオープン操作されて非操作位置からオープン方向へ回動すると、オープンアーム部32が連係部材6の後面に当接することにより、図6に示すように、連係部材6は、ロックノブ4の係合溝46から抜け出てインサイドハンドル3の係合溝35に係合することにより、第3の方向へ移動する。よって、インサイドハンドル3のオープン操作は、連係部材6及びプッシュ・プルケーブル5を介してドアラッチ装置に伝達され、ドアラッチ装置はオープン作動してドアの開放を可能にする。ドアラッチ装置のオープン作動が完了した後、インサイドハンドル3をリターンスプリング(図示略)の付勢力により非操作位置に戻すと、連係部材6はインサイドハンドル3の押出アーム部33に押されて第2位置に戻る。
図6に示すように、インサイドハンドル3がオープン方向へ回動している場合には、インサイドハンドル3の阻止部34は、ロックノブ4の突部45の移動経路内に進入し、突部45が阻止部34の内周面341に当接可能な状態となり、ロックノブ4のアンロック位置からロック位置への移動は阻止される。従って、インサイドハンドル3のオープン操作中に、誤って、ロックノブ4をアンロック位置からロック位置へ移動させてしまうような誤操作を確実に防止することができる。
また、インサイドハンドル3がリターンスプリングによって非操作位置に戻される段階で、連係部材6がロックノブ4のロックアーム部43に当接することで、ロックノブ4は正規のアンロック位置に戻される。
1 インサイド操作装置
2 ケース
3 インサイドハンドル
4 ロックノブ
5 プッシュ・プルケーブル(操作力伝達部材)
6 連係部材
7 軸
8 軸
20 壁部
21 第1案内路
22 第2案内路
23 組付け開口
24 ケーブル固定溝
31 ハンドル部
32 オープンアーム部
33 押出アーム部
34 阻止部(阻止手段)
35 係合溝
41 操作部
42 アンロックアーム部
43 ロックアーム部
44 被阻止アーム部
45 突部(被阻止手段)
46 係合溝
341 内周面
342 外周面

Claims (3)

  1. ドアに設けられるドアラッチ装置に押し引き操作を伝達可能な操作力伝達部材を介して連結されるインサイド操作装置にあって、
    ドアの車内側に固定されるケースと、
    前記操作力伝達部材に連係され、前記ドアラッチ装置のロック状態及びアンロック状態にそれぞれ対応する第1位置及び第2位置に移動可能で、かつ第2位置から前記ドアラッチ装置をオープン作動させ得る第3の方向へ移動可能な連係部材と、
    前記ケースに支持され、前記連係部材を第1位置とするアンロック位置及び第2位置とするロック位置に操作可能なロックノブと、
    前記ケースに枢支されて非操作位置からオープン方向へ操作可能であって、オープン方向への回動に伴って、第1位置にある前記連係部材に対して空振りし、第2位置にある前記連係部材を第3の方向へ移動させることが可能なインサイドハンドルと、
    前記インサイドハンドルに設けられ、前記インサイドハンドルが非操作位置にあるとき前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を許可し、前記インサイドハンドルがオープン方向へ回動した状態にあるとき前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を阻止する阻止手段とを備えたことを特徴とするインサイド操作装置。
  2. 前記ロックノブは、アンロック位置及びロック位置に対応する位置へ移動可能な被阻止手段を有し、
    前記阻止手段は、前記インサイドハンドルのオープン方向への回動に伴って前記被阻止手段の移動経路内に進入することによって、前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への操作及びその逆への操作を阻止することを特徴とする請求項1記載のインサイド操作装置。
  3. 前記阻止手段は、前記インサイドハンドルの回動中心を中心とする円弧状の内周面及び外周面を有する阻止部により形成され、
    前記ロックノブは、前記被阻止手段が前記阻止部の内周面に当接することによりアンロック位置からロック位置への操作が阻止され、前記被阻止手段が前記阻止部の外周面に当接することにより前記ロックノブのロック位置からアンロック位置への操作が阻止されることを特徴とする請求項2記載のインサイド操作装置。
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