JP2011167952A - 画像出力装置、及び、画像出力方法 - Google Patents

画像出力装置、及び、画像出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数台のプリンタからのプリント排出順を制御し、利用者の所望する順序にプリント物を排出する画像出力装置等を提供する。
【解決手段】画像出力装置1は、複数台のプリンタの性能を最大限に用いて高速にプリント物をプリントする高速プリントモードと、高速プリントモードと比べて時間は長くなるが、利用者の所望の排出順でプリント物をプリントする排出順優先モードの2つのモードを有する。利用者が排出順優先モードを選択すると、画像出力装置1のコンピュータ200は、次に印刷する画像データを転送するプリンタを決定し、対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがあるかどうかを判定する。対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがある場合、コンピュータ200は、対象のプリンタに画像データを転送し、画像データの印刷が終了してプリンタのステータスがアイドル状態となるのを待つという処理を繰り返す。
【選択図】図5

Description

本発明は、利用者によって操作され、注文の受付からプリントまでを行う画像出力装置、特に、複数台のプリンタからのプリント排出順を制御する画像出力装置等に関する。
近年、店舗の比較的小さなスペースに設置することが可能な画像出力装置が実用化されている。利用者は、画像出力装置を用いて、デジタルカメラ等で撮影した画像を記録した記録媒体からプリントすることができる。
最近では、このような画像出力装置において大量の枚数を高速にプリントするため、複数台のプリンタを搭載するものがある。複数のプリンタを搭載すると、一部のプリンタでプリントジャムや通信エラー等の故障が発生した場合、あるいは、インクや用紙等の消耗品切れ等が発生して使用できなくなった場合でも、他のプリンタを使用して画像出力装置を稼動し続けることができるという利点もある。
しかし、使用できなくなったプリンタに転送済みの画像データを印刷する必要がある。特許文献1では、プリンタで故障あるいは消耗品切れ等が発生して使用できなくなった場合に、使用できなくなったプリンタに転送済みの画像データを他の正常なプリンタに再振り分けして印刷するという方法を開示している。
特開2008−87154号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、複数のプリント物取出口があり、利用者は複数のプリント物取出口に排出されたプリント物をそれぞれ取り出す必要があり、非常に不便である。そこで、複数台のプリンタを有する画像出力装置において、プリント物取出口を1つにする構成とすることが考えられる。しかし、この場合には、利用者の所望する排出順でプリント物がプリント物取出口に堆積されるとは限らない。
通常、画像出力装置内のコンピュータは、所望する排出順に画像データを複数のプリンタに順次転送する。ところが、コンピュータがプリンタに画像データを転送後、プリント物の排出はプリンタの制御となり、コンピュータは排出を制御することは不可能となり、複数台のプリンタを同期することができない。
例えば、コンピュータが第1プリンタにn番目の画像データ、第2プリンタに(n+1)番目の画像データ、第3プリンタに(n+2)番目の画像データを転送したときに、第1プリンタでプリントジャム等の故障、消耗品切れ、あるいは、何らかの待機状態が発生した場合、n番目の画像データより先にn+1番目、n+2番目の画像データがプリントされたプリント物が排出されてしまう。
特に、サーマルヘッドを搭載した昇華転写型のプリンタによって大量の枚数のプリント物をプリントする場合、プリンタにおけるサーマルヘッドの冷却を回避することはできず、利用者の所望する排出順でプリント物を排出することは困難である。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複数台のプリンタからのプリント排出順を制御し、利用者の所望する順序にプリント物を排出する画像出力装置等を提供することである。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、1の制御装置と複数のプリンタと1のプリント物取出口からなる画像出力装置であって、前記制御装置は、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモードの切り替えを行う切替手段と、記録媒体に記録された複数の画像データを入力する入力手段と、前記第1のモードでは、先行の画像データを転送した後に遅滞なく、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する第1の転送手段と、前記第2のモードでは、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する第2の転送手段と、を有し、前記プリンタは、前記制御装置から転送される画像データを印刷し、前記プリント物取出口に排出する印刷手段、を有することを特徴とする画像出力装置である。
画像出力装置は、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード(高速プリントモード)、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモード(排出順優先モード)を有する。第2のモードでは、画像出力装置のコンピュータが、所定の条件を満たすまで待機した後、後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定するので、利用者が指示した排出順にプリント物を排出することが可能となる。また、プリント物の排出順序を指定しない利用者は、第1のモードを選択することでプリント時間を短くすることができる。
前記第2の転送手段は、例えば、画像データを前記対象のプリンタに転送した後、前記対象のプリンタのステータスがアイドル状態になるまで待機する。
これによって、複数のプリンタが同時にプリント中になることはない。従って、プリント物の排出順序が画像データの転送順と逆転することはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。
また、前記第2の転送手段は、例えば、全てのプリンタの温度を監視し、全てのプリンタの温度が閾値以下になるまで待機した後、画像データを前記対象のプリンタに転送する。
これによって、画像データを転送した後にプリンタが冷却中になることを回避できるので、プリンタが冷却中になることに起因して、プリント物の排出順序が画像データの転送順と逆転することはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。また、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行される手順となっている為、プリント物の排出順を制御しながら、プリント時間を短縮することができる。
また、前記第2の転送手段は、例えば、全てのプリンタの温度を監視し、少なくとも1台のプリンタの温度が閾値を超える場合、予め定められた算出式に基づいて待機時間を算出し、前記待機時間が経過した後、画像データを前記対象のプリンタに転送する。
これによって、画像データを転送した後にプリンタが冷却中になることを回避できるので、プリンタが冷却中になることに起因して、プリント物の排出順序が画像データの転送順と逆転することはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。また、適切な待機時間の算出により、コンピュータが改めて全てのプリンタのステータスまたはプリンタの温度を確認しなくても、プリント物の排出順を制御することができる。また、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行される手順となっている為、プリント物の排出順を制御しながら、プリント時間を短縮することができる。
第2の発明は、1の制御装置と複数のプリンタと1のプリント物取出口からなる画像出力装置における画像出力方法であって、前記制御装置が、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモードの切り替えを行う切替工程と、前記制御装置が、記録媒体に記録された複数の画像データを入力する入力工程と、前記制御装置が、前記第1のモードでは、複数のプリンタの中から画像データを転送する対象のプリンタを決定し、前記対象のプリンタのバッファに空きがある場合には画像データを前記対象のプリンタに転送し、前記第2のモードでは、複数のプリンタの中から画像データを転送する対象のプリンタを決定し、前記対象のプリンタのステータスが正常である場合には画像データを前記対象のプリンタに転送する転送工程と、前記プリンタが、前記制御装置から転送される画像データを印刷し、前記プリント物取出口に排出する印刷工程と、を含むことを特徴とする画像出力方法である。
本発明により、複数台のプリンタからのプリント排出順を制御し、利用者の所望する順序にプリント物を排出する画像出力装置等を提供することができる。
画像出力装置1の外観斜視図 画像出力装置1のハードウエア構成図 画像出力装置1のプリンタ212の構成の一例を示す図 第1の実施形態における画像出力装置1の高速プリントモードの動作の流れを示すフローチャート 第1の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャート 第2の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャート 第3の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャート
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
最初に、図1を参照しながら、画像出力装置の外観構成について説明する。
図1は、画像出力装置1の外観斜視図である。
画像出力装置1は、利用者が持参した記録媒体等から読み取った画像データを利用者により入力される注文に従ってプリントし、プリント物を排出する。図1に示すように、画像出力装置1の上部正面には、タッチパネル付ディスプレイ101が配置されている。
タッチパネル付ディスプレイ101は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイとタッチパネルを一体化したものであり、利用者に操作の案内や操作の状況、読み込んだ画像データのサムネイル画像表示等を表示する。利用者は、タッチパネル付ディスプレイ101に触れて操作し、プリントする画像データの指定、プリント枚数やプリントサイズの指定等を行う。尚、利用者は、画像出力する前に一つ以上の画像データを指定して、所望の加工を指示してもよい。
タッチパネル付ディスプレイ101の下部には、メディア投入口103が設けられる。メディア投入口103は、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリスティック、SD(Secure Digital)メモリカード等の各種メディアカード、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等、記録媒体の挿入口であり、複数の種類の挿入口が1箇所にまとめて配置されている。
画像出力装置1の筐体内には、複数のプリンタ、プリンタを制御するためのコンピュータ、電圧変換を行う電源ボックス等が設けられる。
また、画像出力装置1の筐体内には、上記の各記録媒体の挿入口に対応して、それぞれの媒体の読取・書込装置の本体(図示しない)が設置されている。メディア投入口103の各挿入口には、料金の徴収が完了するまで記録媒体を取り出せないようにシャッター(図示しない)を備えてもよい。
画像出力装置1の下段部の前面板121には、硬貨投入口105及び紙幣挿入口107のような料金投入口、つり銭返却口109、レシート取出口115、プリント物取出口111、メンテナンスキー113、ドア開閉キー117等が設けられる。
硬貨投入口105、紙幣挿入口107、つり銭返却口109、レシート取出口115は、利用者によるプリント物の注文内容に応じて入金を要求する課金手段として機能する。利用者は、硬貨投入口105に硬貨を投入したり、紙幣挿入口107に紙幣を挿入したりすることにより、プリント物の料金を支払う。つり銭がある場合には、つり銭返却口109から放出される。
また、料金徴収後、徴収金額や注文内容等が印刷されたレシートがレシート取出口115から放出される。画像出力装置1の筐体内には、レシート取出口115に対応してレシート印刷用プリンタが設けられる。
画像出力装置1は、課金手段により利用者の入金が完了すると、注文された画像データのプリントを開始する。
プリント物取出口111には、画像出力装置1の筐体内に設置される複数のプリンタにより印刷されたプリント物が排出される。
利用者が、タッチパネル付ディスプレイ101に設けられたタッチパネルにより、記録媒体から読み込んだ画像の中からプリントする画像を選択し、プリントの実行を指示すると、画像出力装置1内のコンピュータ(制御装置)が複数のプリンタに画像データを転送する。プリンタは、転送された画像データを印刷し、プリント物取出口111に排出する。
メンテナンスキー113は、利用者が画像出力装置1を利用可能な運転モードと、管理者が画像出力装置1のメンテナンスや設定、レシートの再印刷等を行う管理モードを切り替えるためのキーである。
ドア開閉キー117は、画像出力装置1の前面板121を開閉するためのキーである。
次に、図2、3を参照しながら、画像出力装置1のハードウエア構成について説明する。
図2は、画像出力装置1のハードウエア構成図、図3は、画像出力装置1のプリンタ212の構成の一例を示す図である。
画像出力装置1は、コンピュータ200、各種メディア読取部206、シャッタ207、モニタ208、コインメック209、ビルバリ210、レシートジャーナル処理部211、複数のプリンタ212から構成される。各種メディア読取部206、シャッタ207、モニタ208、コインメック209、ビルバリ210、レシートジャーナル処理部211、複数のプリンタ212は、コンピュータ200と接続され、コンピュータ200により制御される。
コンピュータ200は、制御部201、記憶部202、入出力部203、通信部204等から構成される。バス205は、制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
制御部201は、プログラムの実行を行うCPU(Central Processing Unit)、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。制御部201は、記憶部202等に格納されたプログラムに従って、バス205を介して接続される記憶部202、入出力部203、通信部204、並びに各種メディア読取部206、シャッタ207、モニタ208、コインメック209、ビルバリ210、レシートジャーナル処理部211、プリンタ212等を駆動制御する。
記憶部202は、例えば、記録媒体から画像データを読み込む画像入力プログラム、シャッタ207の開閉制御プログラム、課金プログラム、画像データの加工プログラム、プリンタ212の制御プログラム、レシート印刷処理プログラム、保守プログラム等の各種プログラム、記録媒体から読み込んだ画像データ、各種制御データ等を格納する。
これらのプログラムのコードは、制御部201により必要に応じて読み出され、RAMに移され、CPUにより各種機能として実行される。
入出力部203は、CD−ROMドライブ装置、キーボード、マウス等である。管理者は、入出力部203を介して、記憶部202に格納されているプログラムや情報を更新し、画像出力装置1の動作等の設定を行う。
管理者は、メンテナンスキー113により管理モードに切り替え、入出力部203にプログラム更新用のCD−ROMを挿入し、データの書き換えを行い、設定データを入力することにより、画像出力装置1のメンテナンスを実行する。
通信部204は、ネットワークを介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。画像出力装置1は、通信部204を介して、各種ログ情報や統計情報等を管理会社に転送し、プログラム更新を行う場合に更新ソフトウエアを受信する。
各種メディア読取部206は、画像出力装置1のメディア投入口103に挿入される各種記録媒体を読み込む。
シャッタ207は、メディア投入口103に設けられ、メディア投入口103の挿入口を開閉し、記録媒体の読み込み処理や、利用者の注文内容に対応する課金処理が完了するまで挿入された記録媒体を利用者が取り出すことができないようにする。
モニタ208は、タッチパネル付ディスプレイ101に対応し、利用者に対して操作案内を表示し、利用者はタッチパネル付ディスプレイ101に触れることにより、画像データの選択やプリント指示、プリント物出力までの一連の操作を行う。
コインメック209、ビルバリ210、レシートジャーナル処理部211は、課金機能の役割を果たす。コインメック209は、硬貨投入口105に対応して画像出力装置1内部に設けられ、硬貨の入出力を管理する。
ビルバリ210は、紙幣挿入口107に対応して画像出力装置1内部に設けられ、紙幣の入出力を管理する。
レシートジャーナル処理部211は、レシート取出口115に対応して画像出力装置1内部に設けられ、利用者の徴収金額や注文内容に応じたレシートを印刷する。
プリンタ212は、例えば、サーマルヘッドを搭載した昇華転写型のプリンタである。サーマルヘッドは、基板上に一列に形成される複数の発熱抵抗体から成る。プリンタ212には複数のインクリボンが備えられ、記録紙の同一位置に複数色のインクリボン(例えば、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックK)のインクを重ねて転写することで、カラー印刷を行う。
プリンタ212は、サーマルヘッドに画像データを入力すると、画像データに応じたエネルギをサーマルヘッドに印加する。プリンタ212は、プリント処理が続くとサーマルヘッドの発熱抵抗体の温度が上昇し、蓄熱される熱の影響を受けて、徐々に印画記録濃度が上昇する。このため、出力画像の濃度が不均一になったり、画像の輪郭がぼやけたりすることがある。そこで、プリンタ212は、安定した画質の画像を得るために、蓄熱に応じてサーマルヘッドの印加エネルギを補正する処理(蓄熱補正処理)を行う。蓄熱補正処理については、例えば、特開2009−241394等に記載の手法など公知の技術を用いることができる為、説明を省略する。
また、プリンタ212は、サーマルヘッドの発熱抵抗体の温度が一定の値を超えると、蓄熱補正処理を行っても安定した画質の画像を得ることができなくなるため、サーマルヘッドの冷却を行う。プリンタ212は、サーマルヘッドの温度を感知する温度センサを備えており、自らサーマルヘッドの冷却の開始と終了を制御する。
尚、当然ながら、プリンタ212は、サーマルヘッドの冷却中にプリントすることはできない。
画像出力装置1は、複数台のプリンタを有し、例えば、図3に示すように第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の3台のプリンタを有する。第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3は、それぞれUSB(Universal Serial Bus)等のケーブルによりコンピュータ200に接続され制御される。
第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3は、プリント物取出口111につながる位置に、例えば縦方向(鉛直方向)に並べて配置する。第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3が各プリンタ排出口214−1〜214−3から排出したプリント物125は、各プリンタ排出口214−1〜214−3の下部に設けられる受け板216−1〜216−3に沿って落下し、プリント物取出口111に堆積される。
次に、図4、5を参照しながら、第1の実施形態について説明する。
図4は、第1の実施形態における画像出力装置1の高速プリントモードの動作の流れを示すフローチャート、図5は、第1の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャートである。
画像出力装置1は、複数台のプリンタの性能を最大限に用いて高速にプリント物をプリントする高速プリントモードと、高速プリントモードと比べて時間は長くなるが、利用者の所望の排出順でプリント物をプリントする排出順優先モードの2つのモードを有する。利用者は、画像出力装置1のタッチパネル付ディスプレイ101を用いて、画像データの指定、プリント枚数やプリントサイズを指定した後、高速プリントモードあるいは排出順優先モードのどちらでプリントを行うかを選択する。
尚、管理者が予め高速プリントモードあるいは排出順優先モードのどちらでプリントを行うかを設定しておいても良い。
排出順は、1枚ずつ指定しても良いし、撮影日時順など画像データに含まれる各種の情報を指定しても良い。また、記憶媒体の中で画像データがフォルダ分けされている場合には、フォルダごとに排出順を指定しても良い。
利用者が高速プリントモードを選択した場合、コンピュータ200の制御部201は、次に印刷する画像データを転送するプリンタを第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の中から決定し(ステップS401)、対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがあるかを判定する(ステップS402)。対象のプリンタのステータスが正常でない、またはバッファに空きがない場合(ステップS402のNo)、コンピュータ200の制御部201は対象のプリンタへの画像データの転送は行わず、ステップS401に戻り、画像データを転送する別のプリンタを再度決定する。
対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがある場合(ステップS402のYes)、コンピュータ200の制御部201は、対象のプリンタに画像データを転送する(ステップS403)。コンピュータ200の制御部201は、利用者により選択された全ての画像データをプリンタに転送したかどうか判定し、全ての画像データを転送してない場合(ステップS404のNo)、ステップS401に戻り、画像データのプリント処理を続ける。全ての画像データを転送した場合(ステップS404のYes)、プリント処理を終了する。
高速プリントモードでは、コンピュータ200の制御部201は、先行の画像データを転送した後に遅滞なく、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する。ここで、「遅滞なく」とは、高速プリントモードを実現するためのプログラムにおいて、先行の画像データを転送する命令(ステップS403)と、後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する命令(ステップS401)との間に、次の処理を待機するための命令(例えば、所定の条件を満たすまで待機する命令など)が含まれていないことを意味し、ステップS403とステップS401との間にステップS404などが含まれることは許容する。
一方、排出順優先モードでは、コンピュータ200の制御部201は、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する。
利用者が排出順優先モードを選択した場合、画像出力装置1のコンピュータ200の制御部201は、利用者がタッチパネル付ディスプレイ101を介して指示した排出順序に従い、次に印刷する画像データを転送するプリンタを第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の中から決定し(ステップS501)、対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがあるかどうかを判定する(ステップS502)。
プリンタのステータスには、プリント物を印刷中である状態を示す「プリント中」、処理をしていない状態を示す「アイドル状態」、サーマルヘッドの冷却等により待機状態であることを示す「冷却中」、消耗品切れが発生した状態、あるいは、プリントジャムや通信エラー等のトラブル発生状態を示す「エラー」等がある。前述のステップS502では、対象のプリンタのステータスが「プリント中」あるいは「アイドル状態」の場合、正常と判定する。また、対象のプリンタのステータスが「冷却中」あるいは「エラー」の場合、正常でないと判定する。
対象のプリンタのステータスが正常ではない、またはバッファに空きがない場合、(ステップS502のNo)、コンピュータ200の制御部201は対象のプリンタへの画像データの転送は行わず、ステップS501に戻り、画像データを転送する別のプリンタを再度決定する。
対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがある場合(ステップS502のYes)、コンピュータ200の制御部201は、対象のプリンタに画像データを転送する(ステップS503)。
対象のプリンタにおいて、画像データの印刷が終了すると、プリンタのステータスは「アイドル状態」となる。コンピュータ200の制御部201は、対象のプリンタのステータスを監視し、対象のプリンタのステータスが「アイドル状態」かどうか判定し、「アイドル状態」ではない場合(ステップS504のNo)、一定時間待機し(ステップS505)、再度、対象のプリンタのステータスを判定する。
対象のプリンタのステータスが「アイドル状態」である場合(ステップS504のYes)、コンピュータ200の制御部201は、利用者により選択された全ての画像データを印刷したかどうか判定し、全ての画像データを印刷していない場合(ステップS506のNo)、ステップS501に戻り、画像データのプリント処理を続ける。全ての画像データを印刷した場合(ステップ506のYes)、プリント処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施形態では、画像出力装置は、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード(高速プリントモード)、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモード(排出順優先モード)を有する。第2のモードでは、画像出力装置のコンピュータが、複数台のプリンタのステータスを監視し、対象のプリンタのステータスがアイドル状態になったことを確認した後、すなわち、対象のプリンタにおけるプリント完了後、次の画像データの転送を行う。これによって、複数のプリンタが同時にプリント中になることはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。従って、利用者が指示した排出順にプリント物を排出することが可能となる。
次に、図6を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
図6は、第2の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャートである。
第2の実施形態の画像出力装置1は、第1の実施形態と同様に、高速プリントモードと排出順優先モードの2つのモードを有する。
プリンタ212は、サーマルヘッドの温度が一定の閾値(例えば、100℃程度)を超えると、冷却を開始する。そして、サーマルヘッドの温度が同じ閾値以下になるまで(数秒〜数十秒の時間)、冷却ファン(不図示)などを稼働させてサーマルヘッドを冷却する。第2の実施形態の排出順優先モードでは、プリンタの制御により行われる冷却を考慮して、コンピュータからプリンタへの画像データの転送のタイミングを制御することにより、利用者が指示した排出順にプリント物を排出する。
利用者が高速プリントモードを選択した場合の画像出力装置1の動作の流れは、第1の実施形態と同様である。また、第2の実施の形態においても、排出順優先モードでは、コンピュータ200の制御部201は、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する。
利用者が排出順優先モードを選択した場合、画像出力装置1のコンピュータ200の制御部201は、利用者がタッチパネル付ディスプレイ101を介して指示した排出順序に従い、次に印刷する画像データを転送するプリンタを第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の中から決定し(ステップS601)、対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがあるかどうかを判定する(ステップS602)。対象のプリンタのステータスが正常ではない、またはバッファに空きがない場合、(ステップS602のNo)、コンピュータ200の制御部201は対象のプリンタへの画像データの転送は行わず、ステップS601に戻り、画像データを転送する別のプリンタを再度決定する。
対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがある場合(ステップS602のYes)、コンピュータ200の制御部201は、第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の内部に設けられた温度センサによって感知されるサーマルヘッドの温度を受信する。そして、制御部201は、全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値以下かどうか判定し(ステップS603)、1つ以上のプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を超える場合(ステップS603のNo)、一定時間待機し(ステップS604)、ステップ603を繰り返す。
第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値以下の場合(ステップS603のYes)、コンピュータ200の制御部201は、対象のプリンタに画像データを転送する(ステップ605)。
コンピュータ200の制御部201は、利用者により選択された全ての画像データを転送したかどうか判定し、全ての画像データを転送していない場合(ステップS606のNo)、ステップS601に戻り、画像データのプリント処理を続ける。全ての画像データを転送した場合(ステップ606のYes)、プリント処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施形態では、画像出力装置は、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード(高速プリントモード)、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモード(排出順優先モード)を有する。第2のモードでは、画像出力装置のコンピュータが、複数台のプリンタのサーマルヘッドの温度を監視し、1台以上のプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を超えている場合、一定時間待機し、全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を下回った後に画像データを転送する。
通常、コンピュータは、複数のプリンタの負荷が均等に分散されるように、画像データを均等に転送する。従って、少なくとも1つのプリンタが閾値の温度に達しているときは、他のプリンタも閾値に近づいている場合が多い。従って、画像データを転送中にプリントを実行しているプリンタは、プリント完了後に閾値に到達し、サーマルヘッドの冷却を開始してしまう。これでは、転送した画像データがプリントされる前に、次に転送した画像データが他のプリンタによってプリントされてしまうことがあり、プリント物の排出順序が画像データの転送順序と一致しない。
第2の実施形態では、全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を下回った後に画像データを転送することで、画像データを転送した後にプリンタが冷却中になることを回避できる。これによって、プリンタが冷却中になることに起因して、プリント物の排出順序が画像データの転送順と逆転することはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。
また、第1の実施形態では、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行されることはない。一方、第2の実施形態では、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行される手順となっている為、第1の実施形態よりもプリント時間を短縮することができる。
尚、前述の説明では、プリンタがサーマルヘッドの冷却を制御する為、ステップS604において一定時間待機するものとした。しかし、サーマルヘッドの冷却をコンピュータが制御する場合には、コンピュータが全てのプリンタにサーマルヘッドの冷却を指示するようにしても良い。そして、全てのプリンタにおいてサーマルヘッドの冷却が終了した後、画像データを転送するようにしても良い。これによって、全てのプリンタのサーマルヘッドが同じタイミングで冷却されるので冷却効果が高い。更に、同じタイミングで冷却し、サーマルヘッドの温度のばらつきをなくすことができるので、冷却によって画像データの転送が中断される時間が短縮され、ひいてはプリント時間が短縮される。
次に、図7を参照しながら、第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態における画像出力装置1の排出順優先モードの動作の流れを示すフローチャートである。
第3の実施形態の画像出力装置1は、第1の実施形態、第2の実施形態と同様に、高速プリントモードと排出順優先モードの2つのモードを有する。
第3の実施形態の排出順優先モードでは、プリンタの制御により行われる冷却時間を考慮して、コンピュータからプリンタへの画像データの転送のタイミングを制御することにより、利用者が指示した排出順にプリント物を排出する。
利用者が高速プリントモードを選択した場合の画像出力装置1の動作の流れは、第1の実施形態と同様である。また、第3の実施の形態においても、排出順優先モードでは、コンピュータ200の制御部201は、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する。
利用者が排出順優先モードを選択した場合、画像出力装置1のコンピュータ200の制御部201は、利用者がタッチパネル付ディスプレイ101を介して指示した排出順序に従い、次に印刷する画像データを転送するプリンタを第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の中から決定し(ステップS701)、対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがあるかどうかを判定する(ステップS702)。対象のプリンタのステータスが正常ではない、またはバッファに空きがない場合、(ステップS702のNo)、コンピュータ200の制御部201は対象のプリンタへの画像データの転送は行わず、ステップS701に戻り、画像データを転送する別のプリンタを再度決定する。
対象のプリンタのステータスが正常、かつバッファに空きがある場合(ステップS702のYes)、コンピュータ200の制御部201は、第1プリンタ212−1、第2プリンタ212−2、第3プリンタ212−3の内部に設けられた温度センサによって感知されるサーマルヘッドの温度を受信する。そして、制御部201は、全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値以下かどうか判定し、1つ以上のプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を超える場合(ステップS703のNo)、待機時間を算出し、算出した待機時間が経過するまで待機した後(ステップS704)、ステップS705に進む。
待機時間は、単位時間当たりのプリント済みのプリント物の枚数(プリント済枚数)、単位時間当たりのサーマルヘッドの温度が閾値を超えた回数(サーマルヘッドの冷却回数)、またはサーマルヘッドの温度が閾値を超えた時間の直近の間隔(サーマルヘッドの冷却間隔)などに応じて算出する。
プリント済枚数、サーマルヘッドの冷却回数、およびサーマルヘッドの冷却間隔は、いずれもプリンタの現在の稼働状況を示すパラメータである。プリンタの稼働率が高ければ、プリンタ内部の温度も上昇して放熱されにくい状態となる為、サーマルヘッドの温度が閾値以下になるまでの時間が長くなる。そこで、待機時間は、これらのパラメータに比例する算出式(例えば、これらのパラメータの単調増加関数)によって算出する。算出式は、いずれか一つのパラメータを含むものであっても良いし、全てのパラメータを含んで重み付けしたものであっても良い。
また、待機時間は、同じ利用者によって指示された画像データを連続してプリントしたプリント物の枚数(連続プリント済枚数)に応じて算出しても良い。
連続プリント済枚数が多くなるほど、短期間にプリンタが集中的に利用されたことになるから、プリンタ内部の温度が急上昇してサーマルヘッドが冷却しにくくなる。そこで、待機時間は、連続プリント済枚数に比例する算出式(例えば、連続プリント済枚数の単調増加関数)によって算出しても良い。
ステップS703において全てのプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値以下の場合(ステップS703のYes)、あるいは、ステップ704で算出した待機時間が経過した後、コンピュータ200の制御部201は、対象のプリンタに画像データを転送する(ステップ705)。
コンピュータ200の制御部201は、利用者により選択された全ての画像データを転送したかどうか判定し、全ての画像データを転送していない場合(ステップS706のNo)、ステップS701に戻り、画像データのプリント処理を続ける。全ての画像データを転送した場合(ステップ706のYes)、プリント処理を終了する。
以上説明したように、第3の実施形態では、画像出力装置は、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード(高速プリントモード)、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモード(排出順優先モード)を有する。第2のモードでは、画像出力装置のコンピュータが、複数台のプリンタのサーマルヘッドの温度を監視し、1台以上のプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を超えている場合、待機時間を算出して、算出した待機時間経過後に画像データを転送する。
第3の実施形態では、1台以上のプリンタのサーマルヘッドの温度が閾値を超えている場合、待機時間を算出して、算出した待機時間経過後に画像データを転送することで、第2の実施形態と同様に、画像データを転送した後にプリンタが冷却中になることを回避できる。これによって、プリンタが冷却中になることに起因して、プリント物の排出順序が画像データの転送順と逆転することはなく、プリント物の排出順を確実に制御することができる。
また、第1の実施形態では、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行されることはない。一方、第2の実施形態では、画像データの転送処理とプリント処理が同時に実行される手順となっている為、第1の実施形態よりもプリント時間を短縮することができる。
また、第2の実施形態では、全てのプリンタの温度が閾値以下になるまで、全てのプリンタに複数回問合せを行う。一方、第3の実施形態では、適切な待機時間の算出により、コンピュータが改めて全てのプリンタのステータスまたはプリンタの温度を確認しなくても、プリント物の排出順を制御することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像出力装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………画像出力装置
101………タッチパネル付ディスプレイ
103………メディア投入口
105………硬貨投入口
107………紙幣投入口
109………つり銭返却口
111………プリント物取出口
113………メンテナンスキー
115………レシート取出口
117………ドア開閉キー
121………前面板
200………コンピュータ
212、212−1、212−2、212−3………プリンタ

Claims (5)

  1. 1の制御装置と複数のプリンタと1のプリント物取出口からなる画像出力装置であって、
    前記制御装置は、
    プリント時間を短くすることを優先する第1のモード、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモードの切り替えを行う切替手段と、
    記録媒体に記録された複数の画像データを入力する入力手段と、
    前記第1のモードでは、先行の画像データを転送した後に遅滞なく、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する第1の転送手段と、
    前記第2のモードでは、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する第2の転送手段と、
    を有し、
    前記プリンタは、
    前記制御装置から転送される画像データを印刷し、前記プリント物取出口に排出する印刷手段、
    を有することを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記第2の転送手段は、画像データを前記対象のプリンタに転送した後、前記対象のプリンタのステータスがアイドル状態になるまで待機することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記第2の転送手段は、全てのプリンタの温度を監視し、全てのプリンタの温度が閾値以下になるまで待機した後、画像データを前記対象のプリンタに転送することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  4. 前記第2の転送手段は、全てのプリンタの温度を監視し、少なくとも1台のプリンタの温度が閾値を超える場合、予め定められた算出式に基づいて待機時間を算出し、前記待機時間が経過した後、画像データを前記対象のプリンタに転送することを特徴とする請求項3に記載の画像出力装置。
  5. 1の制御装置と複数のプリンタと1のプリント物取出口からなる画像出力装置における画像出力方法であって、
    前記制御装置が、プリント時間を短くすることを優先する第1のモード、プリント物を所望の順序で排出することを優先する第2のモードの切り替えを行う切替工程と、
    前記制御装置が、記録媒体に記録された複数の画像データを入力する入力工程と、
    前記制御装置が、前記第1のモードでは、先行の画像データを転送した後に遅滞なく、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定し、前記第2のモードでは、先行の画像データの転送先を決定した後から後続の画像データの転送先を決定する前までのいずれかのタイミングにおいて所定の条件を満たすまで待機した後、複数のプリンタの中から後続の画像データを転送する対象のプリンタを決定する転送工程と、
    前記プリンタが、前記制御装置から転送される画像データを印刷し、前記プリント物取出口に排出する印刷工程と、
    を含むことを特徴とする画像出力方法。
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