JP2011167310A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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Abstract

【課題】エネルギーの無駄使いや、十分に沸騰していない内に早く加熱が停止してしまう不具合を無くした電気湯沸かし器を提供する。
【解決手段】本体1と、本体1に収納される容器2と、容器2を加熱する加熱手段たるヒーター9と、温度を検知する検知手段17と、検知手段17の検出温度に基づいて所定の温度勾配(4℃/1.5秒)以上の温度上昇を検知したときに沸騰を判断し加熱を停止する制御手段たるマイコン20とを備え、検知手段17は、本体1側に設けられ、容器2と隔離させて備えたことにより、蒸気発生に伴う温度変化で蒸気発生を検知するので、初期温度の変動や気圧変化での沸騰温度の変動があっても確実にかつ沸騰検知時間を安定的に検出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、検知手段を備えた電気湯沸かし器に関する。
従来の電気湯沸かし器の沸騰検知は、検知手段が所定の沸騰温度になったら加熱を停止する構成となっている(例えば、特許文献1,2)。
特開2009−178525号公報 特開2002−51911号公報
しかし、従来の電気湯沸かし器は、検知手段で沸騰温度を検出する構成としたものもあるが、いずれも所定の沸騰温度を検出したら加熱を停止する構成で、温度検知手段の初期温度の違いで沸騰検知するまでの時間に差異が発生することになる。また、供給した蒸気が温度検知手段に付着すると温度検知手段の錆の原因になったり、次回使用時に付着したものによって正常に沸騰検知できなくなるので、蒸気を排出する構造が必要であった。また、沸騰後、何らかの事情で温度検知手段に蒸気が供給されなかった場合は、加熱を続ける問題があった。
しかし、温度検知手段を動作させるためには所定の蒸気の熱が必要であり、蒸気を通過させ続ける構造が必要であった。そのため、蒸気の通路構成は多少複雑な構造にする必要があったため、蒸気が温度検知手段まで到達するのに時間がかかった。また、あやまって蓋を閉じないで加熱をすると蒸気が温度検知手段へ向かう通路が形成されないため、沸騰し続ける構造になっていた。
本発明は、沸騰検知の時間のバラツキを少なくして、沸騰検知時間が無用に長くなってエネルギーの無駄使いや、十分に沸騰していない内に早く加熱が停止してしまう不具合を無くすことを第1の目的とする。
また、本発明は、蒸気を排出しない構成を実現することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、温度検知手段へ十分に蒸気が供給されずに沸騰検知ができず、沸騰を続けてしまう危険を防止することを第3の目的とする。
また、本発明は、沸騰を検知して加熱を停止するまでの時間を短くすることを第4の目的とする。
請求項1の発明の電気湯沸かし器では、本体と、前記本体に収納される容器と、前記容器を加熱する加熱手段と、温度を検知する検知手段と、前記検知手段が所定の温度勾配以上の温度上昇を検知したときに沸騰を判断し加熱を停止する制御手段とを備え、前記検知手段は、前記本体側に設けられ、前記容器と隔離させて備えたことを特徴とする。
請求項2の発明の電気湯沸かし器では、前記検知手段の検知部は、封止部材により前記本体側と隙間無く形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明の電気湯沸かし器では、前記温度勾配は、蒸気が前記検知手段へ供給されてから所定時間以内に沸騰と判断されるように設定されていることを特徴とする。
請求項4の発明の電気湯沸かし器では、前記制御手段は、前記温度上昇を複数回検知した場合に沸騰を判断することを特徴とする。
請求項5の発明の電気湯沸かし器では、前記制御手段は、所定温度以上を検知すると加熱を停止することを特徴とする。
請求項6の発明の電気湯沸かし器では、加熱を開始した後、所定時間で加熱を停止する停止手段を備えたことを特徴とする。
請求項7の発明の電気湯沸かし器では、所定時間経過しても沸騰検知と判断されない場合は加熱を停止することを特徴とする。
請求項8の発明の電気湯沸かし器では、蒸気を排出しない構造にすると共に、沸騰して発生した蒸気がすぐ直接検知手段に到達する通路構造とし、前記制御手段及び前記検知部をハンドル内に設けたことを特徴とする。
請求項9の発明の電気湯沸かし器では、前記検知部は、前記本体の枠部近傍に位置していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、温度変化を検知するので、初期温度の変動や沸騰温度の変動があっても確実にかつ沸騰検知時間を安定的に検出することができる。また、検知手段を容器から隔離し、本体側に設けた検知手段へ蒸気が供給される構成にすれば、より上記の効果が確実になる。
請求項2の発明によれば、検知手段の周囲には隙間を設けない構造にしてあるので、蒸気が本体内部へ侵入することがなく、従来の検知手段の様に、蒸気を本体外へ排出させなければならないような問題が回避できる。
請求項3の発明によれば、本発明では上記記載の通り、速やかに沸騰検知が可能で、沸騰検知時間を低減し、過沸騰によるエネルギーの無駄使いや、過度な蒸気の放出等の問題を抑制できる。
請求項4の発明によれば、上記短時間での沸騰検知、所定の温度勾配で沸騰検知とした場合、誤検知の危険があるが、所定の温度勾配以上を複数回検知した場合に沸騰を確定する構成にすれば、沸騰誤検知を防止し確実で安定的に沸騰が検知できる。
請求項5の発明によれば、また、万一沸騰検知ができずに沸騰を続けた場合は、通常の温度勾配検知による沸騰検知温度よりも高めに設定した所定温度になると強制的に加熱を停止し、安全性を向上できる。
請求項6の発明によれば、検知手段で検知できなくなった場合は、停止手段で加熱が停止するので、安全性を高めることができる。
請求項7の発明によれば、沸騰温度に到達してから計時動作するので、初期温度等が変動した場合に沸騰までの時間にバラツキが生じた場合でも早切れや、加熱時間が長くなってしまう恐れが防止可能となる。
請求項8の発明によれば、沸騰で発生した蒸気がすぐに検知手段の検知部まで到達する通路構造にできる。
請求項9の発明によれば、検知手段の検知部が本体の枠部近傍に位置しているので蓋なしで沸騰した場合に蒸気が当たりやすい。
本発明の実施例1における全体縦断面図である。 同上、チャート図である。 本発明の実施例2におけるチャート図である。 本発明の実施例3における全体縦断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明における電気湯沸かし器の好ましい各実施例を説明する。なお、これらの各実施例において、同一箇所には同一符号を付し、共通する部分の説明は重複するため極力省略する。
図1〜図2は実施例1を示しており、電気湯沸かし器の本体1は有底筒状の容器2の外側に外装ケース3を設け、上部開口4に蓋部5が着脱自在に設けられ、この本体1の側面6の上部には湯の注ぎ口7が設けられていると共に、注ぎ口7と反対側の後ろ側の側面にハンドル8が上下方向に設けられている。そして容器2の底には収容した水を加熱するための加熱手段であるヒーター9を備えている。12は、前記本体1が着脱自在に載置する給電台である。
さらに、ハンドル8の上部の上面側に、湯沸し用の操作手段である湯沸し・再沸騰兼用の操作スイッチ16を設けると共に、ハンドル8の上部における容器2への臨み箇所に沸騰を検知してヒーター9への通電を停止する為の沸騰の検知手段17が設けられている。この検知手段17は上部開口4の内周面に開口した横向き開口部18のやや奥側に装着されて容器2と隔離させて備えられており、この検知手段17は、バイメタルなどの機械的機構ではなく電気的信号を出力する温度センサー、例えばサーミスタ19により形成されると共に、この検知手段17は制御機構であるマイコン20に接続されて、沸騰を検知できるようになっている。また、図2に示す温度検知手段17の蒸気受け部17Aと本体1側を隙間なく形成するためのパッキン17Bを設けている。そして、蓋部5の前部には容器2の内部と注ぎ口7間を、開閉操作部21によって開閉する開閉弁22が設けられ、また蓋部5の中央側の底面に蒸気の第一の入口23が形成されると共に、蓋部5の中央側の上面に蒸気の第一の出口24が形成されており、これら第一の入口23と第一の出口24を連通する蒸気排気路25が蓋部5に内蔵している。さらに、蒸気排気路25の途中に閉蓋時に蒸気の一部を検知手段17のサーミスタ19に当てるようにするため、蒸気通路26を設ける。この蒸気通路26は1次側である第一の入口23に接続すると共に、他端を蓋部5の側面6に形成した第二の出口27に接続しており、さらに第二の出口27は2次側である横向き開口部18を介して検知手段17のサーミスタ19に臨むようになっている。
さらに、前記マイコン20はハンドル8の全部または一部に形成された内部空間28に収容されている。このマイコン20によって、湯沸しを介して検知手段17により蒸気を検知すると、マイコン20に内臓のカウント手段としてのタイマー手段であるICタイマー20Aによりカウントが始まり、蓋部5を閉じずに湯沸しして検知手段17に蒸気が当たらない状態では例えば10分で通電をOFFする制御となっており、蓋部5を閉じるのを忘れても沸騰を続け、蒸気が室内に充満することがないようになっている。検知手段17により検出された蒸気温度(AD値)を0.1秒毎にマイコン20に設けたRAM(Random Access Memory)等の記憶手段20Bの記憶領域であるバッファ(buffer)に記録し、この記録を1.5秒前まで記憶(バッファは16個(=10×1.5+1))し、1.5秒前と現在の蒸気温度を比較し温度上昇が4℃以上という温度勾配(4℃/1.5秒)以上だったら沸騰を判断し、ヒーター9を停止して加熱を停止する。
尚、操作スイッチ16の近傍にはヒーター9への通電時に点灯する表示部であるLED35が設けられている。
以上の構成の電気湯沸かし器において、前記マイコン20などによる制御について詳述する。図2に示すように、電源OFF状態から本体1を給電台12に載置して、本体1と給電台12とを電気的に接続して電源ONになると(ステップS101)、ヒーター9 OFF、LED35 OFFの切状態(ステップS102)に移行する。
さらに操作スイッチ16がONされると(ステップS103)、ヒーター9がON状態となり(ステップS104)、ICカウンター20AがステップS103以降の10分間をカウントする10分カウンタを開始する(ステップS105)と共に、検知手段17により検知される蒸気センサー温度によって検知された蒸気温度をマイコンに設けられた記憶手段に所定時間t1(例えば、t1=0.1秒)毎に記憶手段20Bに記録する(ステップS106)。
ステップS106以降、操作スイッチ16をOFFすると(ステップS107)、ステップS102のヒーター9 OFF、LED35 OFFの切状態に移行する。
また、ステップS107において操作スイッチ16がOFFされずに、ICカウンター20Aによるカウントが1.5秒を経過すると(ステップS108)、マイコン20により記憶手段20Bに記録されている1.5秒前の蒸気温度と現在の蒸気温度とが比較され(ステップS109)、現在の蒸気温度が1.5秒前の蒸気温度より4℃以上温度上昇という温度勾配(4℃/1.5秒)以上とした場合に(ステップS110)、ステップS102に戻るようになっている。
また、ステップS110では、1.5秒前の蒸気温度から現在の蒸気温度までの温度上昇が4℃より低いと、ステップS106に戻るようになっており、その後、ICカウンター20Aによる10分カウンタが10分を経過しても(ステップS111)、ステップS102に戻るようになっている。
さらに、ステップS111では、ICカウンター20Aによる10分カウンタが10分を経過せずに、検知手段17による蒸気温度が90℃以上になると(ステップS112)、ステップS102に戻るようになっている。
また、ステップS112では検知手段17による蒸気温度が90℃より低く、70℃以上であると(ステップS113)、ICカウンター20Aにより3分間カウントされる3分カウンタが開始され(ステップS114)、3分カウンタで3分経過すると(ステップS115)、ステップS102に戻るようになっている。
さらに、ステップS113では、検知手段17による蒸気温度が70℃より低いと、ステップS107に戻るようになっている。
また、ステップS115では、ICカウンター20Aによる3分カウンタが3分を経過する前に、検知手段17による蒸気温度が70℃より低くなると、ステップS107に戻るようになっている。
本実施例では、マイコン20を用いて温度検知手段17の検知温度(AD値)を0.1秒毎にバッファ(マイコンのRAM)に記録し、この記録を1.5秒前まで記憶(バッファは16個(=10×1.5+1))して、1.5秒前と現在の温度を比較し、1.5秒間の温度上昇が4℃以上だったら沸騰を判断し加熱を停止することにより、蒸気発生に伴う温度変化で蒸気発生を検知するので、初期温度の変動や気圧変化での沸騰温度の変動があっても確実にかつ沸騰検知時間を安定的に検出することができる。ここで、本実施例における温度検知手段17による検知温度のプロット間隔や、温度上昇の時間(バッファの数)や上昇値は、一例であって、この値である必要は無く、適宜変更可能である。
また、温度検知手段17を本体1側に設けたことにより、従来では蒸気が発生するまでは、容器2の加熱時に容器2内の水温変化は検知し難いが、温度検知手段17により初期の温度(室温など)から蒸気発生時の急激な温度上昇をキャッチできるので、煮水時の容器2加熱影響を温度検知手段17が受けにくく安定した沸騰検知が可能となる。
さらに、温度検知手段17を煮水する容器2と隔離させていることにより、温度検知手段17を容器2から隔離し、発生した蒸気がいったん蓋部5内部に侵入した後、本体1側に設けた温度検知手段17へ蒸気が供給される構成にすれば、煮水時の容器2の加熱影響を温度検知手段17が受けにくく安定した沸騰検知が可能となる。
また、温度検知手段17の蒸気受け部17Aと本体1側を隙間なく形成するためのパッキン17Bを設けたことにより、蒸気が本体1内部へ侵入することがなく、従来のバイメタル式の様に、本体1に入った水や蒸気を本体1外へ排出させてテーブルや床を濡らす様な問題が回避できる。
さらに、マイコン20を用いて温度検知手段17の検知温度(AD値)を0.1秒毎にバッファ(マイコンのRAM)に記録し、この記録を1.5秒前まで記憶(バッファは16個(=10×1.5+1))して、1.5秒前と現在の温度を比較し温度上昇が4℃以上の温度勾配を検知したら、沸騰を判断し加熱を停止することにより、速やかに蒸気検知が可能で、実験の結果では、蒸気が発生してから10秒以内、好ましくは8秒以内に沸騰を検知することで、確実に沸騰検知ができて、蒸気発生時間を極小にし、過沸騰によるエネルギーの無駄使いや、過度に部屋の中へ蒸気を放出し部屋を汚す問題を抑制できる。
または、通常の温度勾配検知による沸騰検知温度よりも高めに設定した設定温度(例えば90℃)になると強制的に加熱を停止させることにより、万一沸騰検知ができずに沸騰を続けた場合は強制的に加熱を停止し、安全性を向上できる。
さらに、通常湯沸しの最大時間(最大水量で初期温度0℃)と同程度か少し長め(例えば10分)になると強制的に加熱を停止させることにより、蓋部5を閉じない、蓋部5が半分開いている、又は温度検知手段17の故障などによって温度検知手段17が機能しなくなった場合は、マイコン20のICカウンタ20Aによるタイマーで加熱が停止するので、安全性を高めることができ、外出中など人が監視できない場所での使用時に安心して使用ができる。
または、例えば70℃など、あるべき沸騰温度に到達してからICカウンター20Aのタイマーを動作させて、所定時間(3分)経過したら、傾斜検知による沸騰検知が完了しない場合でも加熱を停止することにより、水量が変動や、水温、電圧が変動した場合に沸騰かでの時間にバラツキが生じた場合でも、異常に加熱時間が長くなってしまう恐れが防止可能となる。
以上のように本実施例は請求項1に対応しており、本体1と、本体1に収納される容器2と、容器2を加熱する加熱手段たるヒーター9と、温度を検知する検知手段17と、検知手段17の検出温度に基づいて所定の温度勾配(4℃/1.5秒)以上の温度上昇を検知したときに沸騰を判断し加熱を停止する制御手段たるマイコン20とを備え、検知手段17は、本体1側に設けられ、容器2と隔離させて備えたことを特徴とする。
この場合、蒸気発生に伴う温度変化で蒸気発生を検知するので、初期温度の変動や気圧変化での沸騰温度の変動があっても確実にかつ沸騰検知時間を安定的に検出することができる。従来技術では、水が入った容器外面や、その近傍に温度検知手段を備え、蒸気発生に伴い水温が100℃に安定する挙動に連動した容器または容器近傍温度が100℃近辺で安定化し温度上昇が鈍化する変化(傾き)を検出する方法があるが、確実に蒸気の発生を検出するには略温度変化が安定化したところで沸騰を判断する必要があり、蒸気発生時間が長くなる欠点があるが、本発明では蒸気が発生するまでは、容器2加熱時に容器2内の水温変化を検知手段17が検知し難く、初期の温度(室温など)から蒸気発生時の急激な温度上昇をキャッチできるので、煮水時の容器2加熱影響を検知手段17が受けにくく安定した沸騰検知が可能となるので、検知手段17を容器2から隔離し、発生した蒸気が一旦蓋部5内部に侵入した後、本体1側に設けた検知手段17へ蒸気が供給される構成にすれば、より上記の効果が確実になる。
また、請求項2に対応しており、検知手段17の検知部たる蒸気受け部17Aは、封止部材であるパッキン17Bにより本体1側と隙間無く形成されていることにより、検知手段17と本体1側との周囲には隙間を設けない構造にしてあるので、蒸気が本体1内部へ侵入することがなく、従来のバイメタル式の様に、本体1に入った水や蒸気を本体1外へ排出させてテーブルや床を濡らすような問題が回避できる。
さらに、請求項3に対応しており、前記温度勾配(4℃/1.5秒)は、蒸気が検知手段17へ供給されてから10秒以内に沸騰と判断されるように設定されていることにより、速やかに蒸気検知が可能で、実験の結果では、蒸気が発生してから10秒以内、好ましくは8秒以内に沸騰を検知することで、確実に沸騰検知ができて、蒸気発生時間を極小にし、過沸騰によるエネルギーの無駄使いや、過度に部屋の中へ蒸気を放出し部屋を汚す問題を抑制できる。
また、請求項5に対応しており、マイコン20は、所定温度(例えば、90℃)以上を検知すると加熱を停止することにより、万一沸騰検知ができずに沸騰を続けた場合は、通常の温度勾配検知による沸騰検知温度よりも高めに設定した所定温度(例えば90℃)になると強制的に加熱を停止し、安全性を向上できる。
さらに、請求項6に対応しており、加熱を開始した後、所定時間たる10分経過で加熱を停止する停止手段たるマイコン20とICタイマー20Aを備えたことにより、検知手段17が機能しなくなった場合(蓋部5を閉じない、蓋部5が半分開いている、温度検知手段の故障など)は、ICタイマー20Aで10分を計時した後にマイコン20により加熱が停止するので、安全性を高めることができ、外出中など人が監視できない場所での使用時に安心して使用ができる。
また、請求項7に対応しており、温度勾配(4℃/1.5秒)による沸騰検知開始から所定時間(例えば3分)経過しても沸騰と判断されない場合は加熱を停止することにより、ICタイマー20Aは加熱開始からの時間をカウントするタイマーであるが、例えば70℃など、あるべき沸騰温度に到達してからの時間をカウントするようにICタイマー20Aを動作させても良く、この場合、水量が変動や、水温、電圧が変動した場合に沸騰までの時間にバラツキが生じた場合でも早切れや、異常加熱時間が長くなってしまう恐れが防止可能となる。
図3は実施例2を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例2においては、検知手段17により検出された蒸気温度(AD値)を0.1秒毎にマイコン20に設けたRAM(Random Access Memory)等の記憶手段20Bの記憶領域であるバッファ(buffer)に記録し、この記録を1.5秒前まで記憶(バッファは16個(=10×1.5+1))し、1.5秒前と現在の温度を比較し温度上昇が4℃以上という温度勾配(4℃/1.5秒)以上だったら、1秒待って、再度1.5秒前と現在の温度を比較し温度上昇が4℃以上という温度勾配(4℃/1.5秒)以上だったら、沸騰を判断し加熱を停止する。
さらに前記マイコン20などによる制御について詳述する。
図3に示すように、電源OFF状態から本体1を給電台12に載置して、本体1と給電台12とを電気的に接続して電源ONになると(ステップS201)、ヒーター9 OFF、LED35 OFFの切状態(ステップS202)に移行する。
さらに、操作スイッチ16がONされると(ステップS203)、ヒーター9がON状態となり(ステップS204)、ICカウンター20AがステップS203以降の10分間をカウントする10分カウンタを開始する(ステップS205)と共に、検知手段17により検知される蒸気センサー温度によって検知された蒸気温度をマイコンに設けられた記憶手段に所定時間t1(例えば、t1=0.1秒)毎に記憶手段20Bに記録する(ステップS206)。
ステップS206以降、操作スイッチ16をOFFすると(ステップS207)、ステップS202のヒーター9 OFF、LED35 OFFの切状態に移行する。
また、ステップS207において操作スイッチ16がOFFされずに、ICカウンター20Aによるカウントが1.5秒を経過すると(ステップS208)、マイコン20により記憶手段20Bに記録されている1.5秒前の蒸気温度と現在の蒸気温度とが比較され(ステップS209)、現在の蒸気温度が1.5秒前の蒸気温度より4℃以上温度上昇した場合に(ステップS210)、そのままICカウンター20Aによるカウントにより1秒経過した後に(ステップS211)、再度マイコン20により記憶手段20Bに記録されている1.5秒前の蒸気温度と現在の蒸気温度とが比較され(ステップS212)、再度、1.5秒前の蒸気温度から現在の蒸気温度までの温度上昇が4℃より低いと(ステップS213)、ステップS202に戻るようになっている。
また、ステップS210及びステップS213では、1.5秒前の蒸気温度から現在の蒸気温度までの温度上昇が4℃より低いと、ステップS206に戻るようになっており、その後、ICカウンター20Aによる10分カウンタが10分を経過しても(ステップS214)、ステップS202に戻るようになっている。
さらに、ステップS214では、ICカウンター20Aによる10分カウンタが10分を経過せずに、検知手段17による蒸気温度が90℃以上になると(ステップS215)、ステップS202に戻るようになっている。
また、ステップS215では検知手段17による蒸気温度が90℃より低く、70℃以上であると(ステップS216)、ICカウンター20Aにより3分間カウントされる3分カウンタが開始され(ステップS217)、3分カウンタで3分経過すると(ステップS218)、ステップS202に戻るようになっている。
さらに、ステップS216では、検知手段17による蒸気温度が70℃より低いと、ステップS207に戻るようになっている。
また、ステップS218では、ICカウンター20Aによる3分カウンタが3分を経過する前に、検知手段17による蒸気温度が70℃より低くなると、ステップS207に戻るようになっている。
以上のように、前記実施例では実施例1と同様な作用効果の他に、マイコン20を用いて温度検知手段17の検知温度(AD値)を0.1秒毎にバッファ(マイコンのRAM)に記録し、この記録を1.5秒前まで記憶(バッファは16個(=10×1.5+1))し、1.5秒前と現在の温度を比較し温度上昇が4℃以上という温度勾配(4℃/1.5秒)以上だったら、1秒待って再度1.5秒前と現在の温度を比較し温度上昇が4℃以上という温度勾配(4℃/1.5秒)以上だったら、沸騰を判断し加熱を停止することにより、短時間での沸騰検知、例えば4K/1.5秒(または、4℃/1.5秒)以上の温度勾配で沸騰検知とした場合、温度上昇率変化が小さく、誤検知の危険があるが、4K/1.5秒(または、4℃/1.5秒)以上の温度勾配を2回続けて検知した場合に沸騰を確定する構造にすれば、沸騰誤検知を防止し、確実安定的に沸騰が検知できる。ここで、本実施例における検知温度のプロット間隔や、温度上昇の時間(バッファの数)や上昇値、再確認の待ち時間、判定回数は、一例であって、この値である必要は無く、適宜変更可能である。
以上のように本実施例は請求項4に対応しており、前記制御手段たるマイコン20は、温度勾配(4℃/1.5秒)以上の温度上昇を複数回(例えば2回)検出した場合に沸騰を判断することとすることにより、短時間での沸騰検知、例えば4K/1.5秒(または、4℃/1.5秒)以上の温度勾配で沸騰検知とした場合、温度上昇率変化が小さく、誤検知の危険があるが、4K/1.5秒(または、4℃/1.5秒)以上の温度勾配を2回続けて検知した場合に沸騰を確定する構成にすれば、沸騰誤検知を防止し確実安定的に沸騰が検知できる。
図4は実施例3を示しており、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。実施例3においては、検知手段17の蒸気受け部17Aは、容器2上部の横開き開口部18のハンドル8上部の本体1の側面6と略同等面に位置しており、温度検知手段17の蒸気受け部17Aが本体1の側面6と同等の位置まで出ているので、蓋部5を閉じない状態の蓋無しで沸騰した場合に蒸気が温度検知手段17に当たりやすい。
また、本実施例では、蓋部5内部の中央部分下部に設けた本体1の転倒に応じて容器2の液体が第一の出口24から流出するのを防ぐ転倒時止水弁40の枠部40A上部から第一の出口23を形成する筒状部41下部にかけて設けられた板状の分流部材42によって、第一の入口23から蒸気排気路25を介して第一の出口24へ向かう排気用蒸気通路43と、第一の入口23から転倒時止水弁40内部を通過せずに枠部40A外周をまわって第二の出口27へ直接向かう検出用蒸気通路44とに分流されており、容器2からの蒸気が温度検知手段17にさらに当たりやすくなっている。
以上のように本実施例は請求項8に対応しており、マイコン20及び蒸気受け部17Aをハンドル8内に設けたことにより、沸騰検知をマイコン20とサーミスタ19で行い、沸騰で発生した蒸気が蓋部5内に侵入するとすぐに検知手段17の蒸気受け部17Aまで到達する通路構造となっている。
また請求項9に対応しており、蒸気受け部17Aは、本体1において容器2の側面部分を保持する枠部近傍位置である本体1の側面6と約同等面に位置していることにより、検知手段17の蒸気受け部17Aが本体1の側面6と略同一面上である約同等位置まででているので蓋部5なしで沸騰した場合に検知手段17の蒸気受け部17Aに蒸気が当たりやすい。
本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
1 本体
2 容器
6 側面(枠部)
9 ヒーター(加熱手段)
17 検知手段
17A 蒸気受け部(検知部)
17B パッキン
20 マイコン(制御手段,停止手段)
20A ICタイマー(停止手段)

Claims (9)

  1. 本体と、前記本体に収納される容器と、前記容器を加熱する加熱手段と、温度を検知する検知手段と、前記検知手段が所定の温度勾配以上の温度上昇を検知したときに沸騰を判断し加熱を停止する制御手段とを備え、
    前記検知手段は、前記本体側に設けられ、前記容器と隔離させて備えたことを特徴とする電気湯沸かし器。
  2. 前記検知手段の検知部は、封止部材により前記本体側と隙間無く形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 前記温度勾配は、蒸気が前記検知手段へ供給されてから所定時間以内に沸騰と判断されるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気湯沸かし器。
  4. 前記制御手段は、前記温度上昇を複数回検知した場合に沸騰を判断することを特徴とする請求項2又は3記載の電気湯沸かし器。
  5. 前記制御手段は、所定温度以上を検知すると加熱を停止することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  6. 加熱を開始した後、所定時間で加熱を停止する停止手段を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  7. 所定時間経過しても沸騰と判断されない場合は加熱を停止することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  8. 前記制御手段及び前記検知部をハンドル内に設けたことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  9. 前記検知部は、前記本体の枠部近傍に位置していることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
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