JP2011166989A - 駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】三相交流電動機とインバータとを含む駆動系の異常をより適正に判定する。
【解決手段】モータの各相に印加する電圧と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1を計算し(S100)、モータの各相の相電流Iv1,Iw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し(S110)、計算したd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1および電流Id1,Iq1を用いてモータに印加される実行電力Pmcal1を計算し(S120)、モータのトルク指令Tm1*と回転数Nm1とを用いてモータに印加されるべき指令電力Pm1*を計算し(S130)、計算した指令電力Pm1*と実行電力Pmcal1との差が許容範囲外のときに、モータやインバータを含む第1駆動系に異常が生じていると判定する(S140,S160)。
【選択図】図2
【解決手段】モータの各相に印加する電圧と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1を計算し(S100)、モータの各相の相電流Iv1,Iw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し(S110)、計算したd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1および電流Id1,Iq1を用いてモータに印加される実行電力Pmcal1を計算し(S120)、モータのトルク指令Tm1*と回転数Nm1とを用いてモータに印加されるべき指令電力Pm1*を計算し(S130)、計算した指令電力Pm1*と実行電力Pmcal1との差が許容範囲外のときに、モータやインバータを含む第1駆動系に異常が生じていると判定する(S140,S160)。
【選択図】図2
Description
本発明は、駆動装置に関する。
従来、この種の駆動装置としては、モータと、交流電源からの交流電力を直流に整流するコンバータ部と、コンバータ部により整流された直流電力を交流電力に変換してモータに供給するインバータと、を備えるものにおいて、インバータに作用する電圧(直流電源電圧)とインバータに供給される電流(直流電源電流)とに基づいてインバータへの入力電力を演算し、u相,v相電流検出値とu相,v相,w相電圧指令値とを用いてモータへの実入力電力を演算し、演算した入力電力の比例倍と実入力電力との差の大きさが予め設定された閾値を超えた場合にモータ状態が異常であることを検出するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、このようにモータ状態の異常を検出することにより、絶縁劣化等によるモータの異常を検出している。
こうした駆動装置では、モータ状態の異常を検出することが望まれているが、電圧と電流とを用いたインバータへの入力電力の演算を行なうことができない場合、例えば、インバータに供給される電流を検出するセンサを設けない場合などを考慮して、上述の方法とは異なる方法によってもモータ状態の異常を検出できるようにすることが課題の一つとされる。
本発明の駆動装置は、三相交流電動機とインバータとを含む駆動系の異常をより適正に検出することを主目的とする。
本発明の駆動装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の駆動装置は、
三相交流電動機と、該三相交流電動機を駆動するインバータと、該インバータを介して前記三相交流電動機と電力をやりとり可能なバッテリと、を備える駆動装置であって、
前記三相交流電動機に印加されるd軸,q軸の電圧および電流を用いて前記三相交流電動機に印加される実行電力を演算する実行電力演算手段と、
前記三相交流電動機のトルク指令と回転数とを用いて前記三相交流電動機に印加されるべき指令電力を演算する指令電力演算手段と、
前記演算した指令電力と前記演算した実行電力との差が予め設定された許容範囲から外れているとき、前記三相交流電動機と前記インバータとを含む駆動系に異常が生じていると判定する異常判定手段と、
を備えることを要旨とする。
三相交流電動機と、該三相交流電動機を駆動するインバータと、該インバータを介して前記三相交流電動機と電力をやりとり可能なバッテリと、を備える駆動装置であって、
前記三相交流電動機に印加されるd軸,q軸の電圧および電流を用いて前記三相交流電動機に印加される実行電力を演算する実行電力演算手段と、
前記三相交流電動機のトルク指令と回転数とを用いて前記三相交流電動機に印加されるべき指令電力を演算する指令電力演算手段と、
前記演算した指令電力と前記演算した実行電力との差が予め設定された許容範囲から外れているとき、前記三相交流電動機と前記インバータとを含む駆動系に異常が生じていると判定する異常判定手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の駆動装置では、三相交流電動機に印加されるd軸,q軸の電圧および電流を用いて三相交流電動機に印加される実行電力を演算し、三相交流電動機のトルク指令と回転数とを用いて三相交流電動機に印加されるべき指令電力を演算し、演算した指令電力と演算した実行電力との差が予め設定された許容範囲から外れているときに三相交流電動機とインバータとを含む駆動系に異常が生じていると判定する。したがって、電圧と電流とを用いずに演算した指令電力と、実行電力と、によって駆動系の異常をより適正に検出することができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としての駆動装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の駆動装置20は、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される駆動装置であって、図示するように、例えば発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されて走行用の動力を出力する二つのモータMG1,MG2と、6つのスイッチング素子としてのトランジスタと各トランジスタに逆方向に並列接続された6つのダイオードとを有し各トランジスタのスイッチングによってモータMG1,MG2をそれぞれ駆動するインバータ24,25と、充放電可能なバッテリ26と、2つのスイッチング素子としてのトランジスタと各トランジスタに逆方向に並列接続されたダイオードとリアクトルとを有しバッテリ26の電圧を昇圧してインバータ24,25側に供給したりインバータ24,25側の電圧を降圧してバッテリ26側に供給したりする昇圧コンバータ30と、昇圧コンバータ30からみてインバータ24,25に並列に接続され昇圧後の電圧を平滑する平滑コンデンサ32と、昇圧コンバータ30からみてバッテリ26に並列に接続され昇圧前の電圧を平滑する平滑コンデンサ34と、装置全体をコントロールする電子制御ユニット50と、を備える。以下、昇圧コンバータ30よりもインバータ24,25側を高電圧系といい、昇圧コンバータ30よりもバッテリ26側を低電圧系という。
電子制御ユニット50には、モータMG1,MG2の回転位置を検出する回転位置検出センサ40,41からの回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の三相コイルのV相,W相に印加される相電流を検出する電流センサ42V,42W,43V,43Wからの相電流Iv1,Iw1,Iv2,Iw2,平滑コンデンサ32の端子間に取り付けられた電圧センサ44からの電圧(以下、高電圧系の電圧という)VH,バッテリ26の端子間に設置された電圧センサ46からの端子間電圧Vb,バッテリ26の出力端子に取り付けられた電流センサ48からの充放電電流Ibなどが入力されている。また、電子制御ユニット50からは、インバータ24,25のスイッチング素子へのスイッチング信号や、昇圧コンバータ30のスイッチング素子へのスイッチング信号などが出力されている。なお、電子制御ユニット50は、回転位置検出センサ40,41からの回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転子の電気角θe1,θe2やモータ22の回転数Nm1,Nm2も演算している。
実施例の駆動装置20では、電子制御ユニット50により、モータMG1,MG2から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてインバータ24,25が制御されると共にモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*や回転数Nm1,Nm2に基づいて昇圧コンバータ30が制御される。電子制御ユニット50は、昇圧コンバータ30の制御として、モータMG1,MG2をそれぞれの目標駆動点(トルク指令,回転数)で駆動可能な電圧として定めた目標電圧VH*と高電圧系の電圧VHとの差が小さくなるよう昇圧コンバータ30のスイッチング素子をスイッチング制御する。また、インバータ24,25の制御として、モータMG1,MG2の目標駆動点に応じて、パルス幅変調制御方式(以下、PWM制御方式という)や矩形波制御方式でインバータ24,25のスイッチング素子をスイッチング制御する。インバータ24の制御とインバータ25の制御とは同様に考えることができるため、以下、インバータ24の制御を例として説明する。PWM制御方式でインバータ24を制御する際には、回転位置検出センサ40からの信号に基づいて演算された電気角θe1を用いて電流センサ42V,42Wからの相電流Iv,Iwを座標変換(3相−2相変換)することによってd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し、モータMG1のトルク指令Tm1*に応じてd軸,q軸の電流指令Id1*,Iq1*を設定し、設定したd軸,q軸の電流指令Id1*,Iq1*と電流Id1,Iq1とを用いたフィードバック制御によってd軸,q軸の電圧指令Vd1*,Vq1*を計算し、電気角θe1を用いてd軸,q軸の電圧指令Vd1*,Vq1*を座標変換(2相−3相変換)することによってU相,V相,W相の電圧指令Vu1*,Vv1*,Vw1*を計算し、計算した電圧指令Vu1*,Vv1*,Vw1*をPWM信号に変換してインバータ24のスイッチング素子をスイッチング制御する。また、矩形波制御方式でインバータ24を制御する際には、電気角θe1と相電流Iv1,Iw1とを用いてモータMG1の出力トルクの推定値としての推定トルクTm1を計算し、モータMG1のトルク指令Tm1*と推定トルクTm1とを用いたフィードバック制御によって矩形波電圧の位相指令ψ1*を計算し、電気角θe1と位相指令ψ1*とを用いてU相,V相,W相に矩形波電圧が印加されるよう電圧指令Vu1*,Vv1*,Vw1*を設定してインバータ24のスイッチング素子をスイッチング制御する。
次に、実施例の駆動装置20の動作、特に、モータMG1やインバータ24を含む第1駆動系や、モータMG2やインバータ25を含む第2駆動系が正常か否かを判定する動作について説明する。第1駆動系が正常か否かの判定と第2駆動系が正常か否かの判定とは同様に考えることができるため、以下、第1駆動系が正常か否かの判定を例として説明する。図2は、第1駆動系が正常か否かを判定するために電子制御ユニット50により実行される第1駆動系状態判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、第1駆動系に異常が生じていると判定されるまで所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。
第1駆動系状態判定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット50は、まず、電気角θe1とインバータ24の制御状態(PWM制御方式または矩形波制御方式でのスイッチング状態)とに基づいてd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1を計算する(ステップS100)。ここで、d軸,q軸の電圧Vd1,Vq1の計算は、モータMG1の各相に印加する相電圧Vu1,Vv1,Vw1を電気角θe1を用いて座標変換(3相−2相変換)することによって行なうものとした。こうして計算されるd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1は、モータMG1に実際に印加される電圧に相当すると考えられる。なお、相電圧Vu1,Vv1,Vw1は、電圧指令Vu1*,Vv1*,Vw1*を用いるものとしてもよいし、インバータ24に出力するスイッチング信号から逆算して得られる値を用いるものとしてもよい。
続いて、モータMG1の各相の相電流Iv1,Iw1を電気角θe1を用いて座標変換(3相−2相変換)することによってd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し(ステップS110)、d軸の電圧Vd1にd軸の電流Id1を乗じたものとq軸の電圧Vd1にq軸の電流Iq1を乗じたものとの和として、モータMG1に印加される実行電力Pmcal1を計算する(ステップS120)。
そして、モータMG1のトルク指令Tm1*に回転数Nm1を乗じることにより、モータMG1やインバータ24が正常に動作するときにモータMG1に印加されるべき指令電力Pm1*を計算する(ステップS130)。このように、実施例では、高電圧系の電圧VHやインバータ24に供給される電流を用いずに指令電力Pm1*を計算するのである。
こうして実行電力Pmcal1と指令電力Pm1*とを計算すると、実行電力Pmcal1が、指令電力Pm1*から誤差αを減じた値(Pm1*−α)を下限とすると共に指令電力Pm1*に誤差αを加えた値(Pm1*+α)を上限とする許容範囲内であるか否かを判定し(ステップS140)、実行電力Pmcal1が許容範囲内であると判定されたときには、モータMG1やインバータ24は正常に動作している即ち第1駆動系は正常であると判定して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。ここで、誤差αは、モータ22やインバータ24の特性などに基づいて予め定めることができる。
一方、実行電力Pmcal1が許容範囲内でないと判定されたときには、モータMG1やインバータ24が正常に動作していない即ち第1駆動系に異常が生じていると判定する(ステップS160)。このように指令電力Pm1*と実行電力Pmcal1との比較により第1駆動系が正常か否かを判定することにより、高電圧系の電圧やインバータ24に供給される電流を用いずに演算した指令電力Pm1*と、実行電力Pmcal1と、によって第1駆動系の異常をより適正に検出することができる。第2駆動系についても、異常が生じたときにその異常を同様に検出することができる。なお、第1駆動系や第2の駆動系の異常としては、絶縁抵抗の低下(劣化)などが考えられる。
こうして第1駆動系の異常を検出すると、モータMG1が所定の高回転数で回転している高回転状態であるか否かを判定し(ステップS170)、高回転状態でないときには、第1駆動系の異常時の処理としてインバータ24をゲート遮断して(ステップS180)、本ルーチンを終了し、高回転状態であるときには、第1駆動系の異常時の処理としてインバータ24および昇圧コンバータ30を共にゲート遮断して(ステップS190)、本ルーチンを終了する。ここで、所定の高回転数は、実施例では、モータMG1の回転に伴って発生する逆起電力が高電圧系の電圧VHよりも大きくなる回転数とした。また、第1駆動系の異常時にインバータ24をゲート遮断するのは、第1駆動系の二次的な異常の発生を抑制するためである。ところで、いま、インバータ24がゲート遮断されている状態でモータMG1が回転しているときを考える。このとき、モータMG1の回転に伴って回転数Nm1が高いほど大きくなる傾向の逆起電力が発生し、逆起電力が高電圧系の電圧VH以下のときにはこの逆起電力による電力は昇圧コンバータ30側には供給されないが、逆起電力が高電圧系の電圧VHよりも大きいときには、インバータ24のダイオードが全波整流回路として機能するため、逆起電力による電力が昇圧コンバータ30側に供給される。したがって、モータMG1の回転に伴って発生する逆起電力が高電圧系の電圧VHよりも大きくなる回転数Nm1でモータMG1が回転している最中に、インバータ24をゲート遮断するだけで昇圧コンバータ30の制御を継続すると、その逆起電力の大きさによっては昇圧コンバータ30を介してバッテリ26に過大な電力が入力されてしまう可能性がある。実施例では、こうした不都合を解消するために、モータMG1が所定の高回転数で回転しているときには、インバータ24および昇圧コンバータ30を共にゲート遮断するものとした。これにより、バッテリ26に過大な電力が入力されるのを抑制することができる。
以上説明した実施例の駆動装置20によれば、モータMG1の各相に印加する電圧Vu1,Vv1,Vw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1を計算し、モータMG1の各相の相電流Iv1,Iw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し、計算したd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1および電流Id1,Iq1を用いてモータMG1に印加される実行電力Pmcal1を計算し、モータMG1のトルク指令Tm1*と回転数Nm1とを用いてモータMG1に印加されるべき指令電力Pm1*を計算し、計算した指令電力Pm1*と実行電力Pmcal1との差が許容範囲外のときに、モータMG1やインバータ24を含む第1駆動系に異常が生じていると判定するから、第1駆動系の異常をより適正に検出することができる。
実施例の駆動装置20では、昇圧コンバータ30を備えるものとしたが、昇圧コンバータ30を備えないものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータMG1やモータMG2が「三相交流電動機」に相当し、インバータ24やインバータ25が「インバータ」に相当し、バッテリ26が「バッテリ」に相当し、モータMG1の各相に印加する電圧Vu1,Vv1,Vw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1を計算し、モータMG1の各相の相電流Iv1,Iw1と電気角θe1とを用いてd軸,q軸の電流Id1,Iq1を計算し、計算したd軸,q軸の電圧Vd1,Vq1および電流Id1,Iq1を用いてモータMG1に印加される実行電力Pmcal1を計算する図2の第1駆動系状態判定ルーチンのステップS100〜S120の処理を実行する電子制御ユニット50が「実行電力演算手段」に相当し、モータMG1のトルク指令Tm1*と回転数Nm1とを用いてモータMG1に印加されるべき指令電力Pm1*を計算する図2の第1駆動系状態判定ルーチンのステップS130の処理を実行する電子制御ユニット50が「指令電力演算手段」に相当し、計算した指令電力Pm1*と実行電力Pmcal1との差が許容範囲外のときに、モータMG1やインバータ24を含む第1駆動系に異常が生じていると判定する図2の第1駆動系状態判定ルーチンのステップS140,S160の処理を実行する電子制御ユニット50が「異常判定手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、駆動装置の製造産業に利用可能である。
20 駆動装置、24,25 インバータ、26 バッテリ、30 昇圧コンバータ、32,34 平滑コンデンサ、40,41 回転位置検出センサ、42V,42W,43V,43W,48 電流センサ、44,46 電圧センサ、50 電子制御ユニット。
Claims (1)
- 三相交流電動機と、該三相交流電動機を駆動するインバータと、該インバータを介して前記三相交流電動機と電力をやりとり可能なバッテリと、を備える駆動装置であって、
前記三相交流電動機に印加されるd軸,q軸の電圧および電流を用いて前記三相交流電動機に印加される実行電力を演算する実行電力演算手段と、
前記三相交流電動機のトルク指令と回転数とを用いて前記三相交流電動機に印加されるべき指令電力を演算する指令電力演算手段と、
前記演算した指令電力と前記演算した実行電力との差が予め設定された許容範囲から外れているとき、前記三相交流電動機と前記インバータとを含む駆動系に異常が生じていると判定する異常判定手段と、
を備える駆動装置。
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JP2013132181A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Toyota Motor Corp | 車両および車両の制御方法 |
WO2017029723A1 (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
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