JP2011165653A - 有機el素子およびそれを用いた発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電極としてAg薄膜を用いた場合において、発光効率の高い有機EL素子を提供する。
【解決手段】 基板10の上に、第1電極11と有機化合物層12と第2電極15とを有し、第2電極15から光が取り出される有機EL素子において、第2電極15が、基板10側から第1金属層13と、第2金属層14と、を順に有し、第2金属層14は、Agを含み、膜厚が5.0nm以上20nm以下である金属層であり、第1金属層13は、MgとAgとを有し、膜厚が1.0nm以上5.0nm以下である金属層である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電極として銀薄膜を用いた構成において、高い発光効率を有する有機EL素子とそれを用いた発光装置に関する。
有機EL素子は、第1電極と第2電極とその2つの電極の間にある有機化合物層で構成され、有機化合物層内の発光層で発光した光は、第1電極または第2電極のうち一方の電極(光取り出し電極)から光が取り出される。そして、光取り出し電極として、電気伝導率、可視光域の透過率が高い金属である銀薄膜を用いることが提案されている。
しかし、一般的に20nm以下の銀薄膜は、連続膜ではなく不連続な膜となり、電気導電率が小さくなるだけでなく、可視光領域の光に対して局所表面プラズモン共鳴による吸収が生じ、透過率が低下してしまう。このような銀薄膜の局所表面プラズモン共鳴による吸収を抑制するため、特許文献1には、銀以外の金属からなる下地層と銀または銀合金からなる銀薄膜層とからなる積層透明導電膜を電極として用いる有機EL素子が開示されている。さらに、その下地層の銀以外の金属は、金、アルミニウム、銅、インジウム、スズおよび亜鉛よりなる群から選択されることが好ましいことが開示されている。
しかし、本願発明者が鋭意検討した結果、特許文献1の積層透明導電膜の構成では、局所表面プラズモン共鳴による吸収の抑制は十分ではないことがわかった。
特開2008−171637号公報
本発明は、銀薄膜を電極として用いた有機EL素子において、高い発光効率が得られることを目的とする。
よって本発明は、基板の上に、第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置される発光層を有する有機化合物層と、を有し、前記第2電極から光が取り出される有機EL素子において、前記第2電極が、前記基板側から第1金属層と、前記第1金属層に接する第2金属層と、を順に有し、前記第2金属層は、Agを含み、膜厚が5.0nm以上20nm以下である金属層であり、前記第1金属層は、MgとAgとを有し、膜厚が1.0nm以上5.0nm以下である金属層であることを特徴とする。
本発明によれば、銀薄膜を電極として用いた有機EL素子において、高い発光効率を得ることができる。
本発明の有機EL素子とそれを用いた発光装置の概略図 参考例1の透過率を示す図 参考例2の透過率を示す図
(第1実施形態)
以下に図面を参照しながら本発明を説明する。図1(a)は本発明の有機EL素子の概略断面図を示している。本発明の有機EL素子は、基板10上に、第1電極11と、第2電極15と、第1電極11と第2電極15との間に配置される発光層を有する有機化合物層12とを有している。そして、図1(a)で示される有機EL素子は、第2電極15側から光が取り出され、基板10とは反対側から光が取り出される構成(いわゆるトップエミッション型)である。第2電極15は、基板10側から第1金属層13と、第1金属層13に接する第2金属層14とを順に有している。そして、第2金属層14は、銀(Ag)を90体積%以上含み、膜厚が5.0nm以上20nm以下である薄膜の金属層である。そして、第2金属層14の下地層として、MgとAgとを有し、膜厚が1.0nm以上5.0nm以下である金属層を設ける構成である。このため、第2金属層14を連続膜にすることができ、第2金属層14の局所表面プラズモン吸収を抑制することができ、透過率の低下を抑制することができる。
なお、特に図示しないが、基板側から光が取り出される(いわゆるボトムエミッション型の)有機EL素子においても本発明は適用可能である。具体的には、有機EL素子が、基板側から第2電極、有機化合物層、第1電極の順に積層され、第2電極が基板側から第1金属層、第2金属層の順に積層される構成とすればよい。
本発明に用いられる第2電極15の第2金属層14は、好ましくはAgを90体積%以上含むAg薄膜からなる金属層である。Ag薄膜としては、例えば、AgにPd、Cu、Mg、Au等が微量(10体積%未満)含まれる金属層が挙げられる。第2金属層14の膜厚は、電気導電率、可視光領域(波長400nm乃至780nm)での透過率の観点から、5.0nm以上20nm以下であることが好ましく、さらに、8.0nm以上12nm以下であることが好ましい。
本発明に用いられる第2電極15の第1金属層13は、2種類以上の金属を有する金属層である。2種類以上の金属を含む金属層としては、例えば、Ag、Auなどの金属、Li、Csなどの第1属元素、Mg、Caなどの第2属元素、Al、Inなどの第13属元素等を有することが好ましい。より好適には、MgとAgを有する金属層であることが好ましく、MgとAgの原子比が19:1乃至1:19であることが好ましい。さらには、MgとAgを有する金属層のMgとAgの原子比が19:1乃至9:1であることが好ましい。なぜなら、第1金属層13の膜厚が10nm以下の薄膜では、Agの体積比率が大きくなるほど、第2金属層14であるAg薄膜の局所表面プラズモン吸収が大きくなるためである。
また、第2金属層14であるAg薄膜は、不連続な膜ではなく連続膜を形成していることが好ましい。なぜなら、Ag薄膜が不連続膜となり、第1金属層13を十分に被覆できていない場合には、Ag薄膜特有の局所表面プラズモン吸収が発生し、更に電気導電率も減少してしまうからである。このため、第2金属層14の下地層となる第1金属層13も連続膜を形成していることが好ましく、第1金属層13がその下にある有機化合物層(トップエミッション型)、あるいは基板(ボトムエミッション型)を十分に被覆していることが好ましい。また、第1金属層13の第2金属層14側の界面が平坦であることが望ましい。そこで、本発明は、第1金属層13として、2種類以上の金属を有する金属層を用いる構成である。
これは、異なる種類の金属原子どうしの物性が影響していると考えられる。一つは原子間の結合力に起因するものと考えられる。金属を蒸着した場合、基板を構成する原子との結合力が強い金属原子は3次元的に結合するのに対し、基板を構成する原子との結合力が弱い金属原子は2次元的(基板の面内方向)に結合していくものと考えられる。特に、結合力が異なる2種以上の金属を蒸着した場合は、結合力の強い金属が核となり、結合力の弱い金属がその核を基に2次元的に成長すると考えられることから、連続膜になりやすいと考えられる。第1金属層13がMgとAgを有する金属層が好ましいのは、基板との結合力が弱いMgと結合力が強いAgとの組合せであるため、連続膜となりやすいと考えられる。
もう一つは核の大きさ、つまり原子半径に起因するものと考えられる。異なる種類の金属原子どうしが互いに原子間の隙間を埋め合うように形成されて連続膜となりやすいと考えられる。特に、2種類以上の金属のそれぞれの金属の原子半径の差が大きい方が好ましく、大きい原子半径の金属原子の隙間を小さい原子半径の金属原子が埋めると考えられる。金属原子の原子半径が大きいものとしては、AgやAuなどが挙げられ、金属原子の原子半径が小さいものとしては、上述したLiやCs、MgやCa、AlやInなどが挙げられる。第1金属層は、AgとAuなどの原子半径の大きいものから選ばれる金属と上述した原子半径の小さいものから選ばれる金属とを有することが好ましい。第1金属層13がMgとAgを有する金属層が好ましいのは、MgとAgとの原子半径の差が大きいために上記の作用が十分得られ、連続膜となりやすいためであると考えられる。また、第1金属層がAgを含む構成とすることで、第1金属層と第2金属層との親和性が高まり、第2金属層であるAg薄膜が第1金属層中のAgを介して連続膜となることも考えられる。
第1金属層の膜厚は、第2金属層の膜厚よりも薄いことが好ましい。本発明では、第1金属層の厚さは、1.0nm以上5.0nm以下であることが好ましい。この膜厚では、有機化合物層上に本発明の第2電極15の構成を設けた場合の第2電極15の透過率が大きく、さらに反射率も十分大きいので、第1電極11と第2電極15の間での光干渉効果が大きくなり、発光効率が向上する。さらに、第1金属層の膜厚は、1.0nm以上2.0nm以下であることが好ましい。また、第1金属層の厚さが1.0nm以上5.0nm以下である場合には、白色を表示する際の視感性を考慮した視観透過率において高い数値を示す。本発明において、視感透過率とは、赤色、緑色、青色における、第1金属層(あるいは第1金属層と第2金属層の積層体)の透過率と、赤色、緑色、青色の視感度との積の和として定義される。なお、赤色、緑色、青色はそれぞれ、波長620nm、520nm、460nmとしているが、これに限られるものではない。また、赤色、緑色、青色の視感度はそれぞれ、0.30、0.59、0.11である。この視感透過率が大きいということは、赤色、緑色、青色を発する有機EL素子を有する発光装置において、光取り出しの電極が各色共通の膜厚・組成である場合に、白色を発する際の発光装置の消費電力を小さくすることができる。
次に、有機EL素子の他の構成要件について説明する。基板10は、ガラスまたはプラスチックのような誘電体を用いることができる。また、基板10は、支持基板と、その上に設けられたスイッチング素子と、その上に設けられた絶縁層とで構成されるものであってもよい。なお、スイッチング素子は例えば、TFTを用いることができ、有機EL素子を駆動するための駆動手段となる。
第1電極11は、反射率の高いものが好ましく、Al、Ag、Mo、W、Ni、Cr、またはそれらの合金などの金属層を、50nm以上300nm以下の膜厚で用いることができる。この金属層は、蒸着法、スパッタリング法などの公知の方法で形成することができる。さらに第1電極は、金属層の光取り出し側に、SnO、In、ITO等の透明酸化物導電層を積層する構成であってもよい。その透明酸化物導電層の膜厚は、5nm以上100nm以下が好ましい。なお、透明とは、可視光領域において40%以上の透過率を有することを言う。
有機化合物層12は、少なくとも発光層を含み、必要に応じて正孔注入層、正孔輸送層、正孔ブロック層、電子注入層、電子輸送層、電子ブロック層等の機能層を有し、各機能層は適当な順に積層されて構成されている。有機化合物層に用いられる各機能層を構成する材料は、公知の材料を用いることができる。
また、第2電極15上に上述した透明酸化物導電層や屈折率の高い有機化合物層、SiNなどの保護層を設けることが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の別な実施形態について説明する。図1(b)のように本発明の発光装置は、有機EL素子を有する画素1を複数有する発光装置であって、これら各画素の発光を制御するTFTなどの制御手段を備えており、画素1が本発明の有機EL素子を有している。
さらに、この発光装置を表示装置として用いることができる。この場合には、複数の画素ユニットがマトリックス状に配列され、各画素ユニットは、発光色の異なる複数の画素、例えば、赤色発光画素、緑色発光画素及び、青色発光画素で構成されるようにするのが良い。つまり、赤色発光画素は、赤色を発光する有機EL素子を有している。
なお、本発明において画素とは、独立して発光の制御が可能である最小の単位を示す。そして画素ユニットとは、発光色の異なる複数の画素で構成され、各画素の混色によって所望の色の発光を可能とする最小の単位を示す。
本実施形態において、すべての画素が本発明の有機EL素子であってもよいし、一部の画素のみが本発明の有機EL素子でもよい。すなわち、本発明の有機EL素子と従来の有機EL素子を両方有する構成であってもよい。この場合は、両者の割合を調整することで、表示装置の発光特性を調整することができる。
また、このように両方有する場合には、本発明の有機EL素子と従来の有機EL素子を規則的に配列されてもよいが、本発明の有機EL素子が不規則に点在し配置されていてもよい。
また、赤色発光画素、緑色発光画素及び、青色発光画素を有する発光装置において、各画素が本発明の有機EL素子を有することが好ましい。
なお、画素には、光取り出し効率を向上させる手段を備えていてもよい。この手段は各画素それぞれに設けられていてもよいし、特定の画素にのみ設けられていてもよい。
本発明の発光装置は、照明やプリンタヘッド、露光装置や表示装置用のバックライト等の様々な用途に適用することができる。また、上述したように本発明の発光装置を表示装置として使用する場合には、テレビ受像機、パーソナルコンピュータのディスプレイ、撮像装置の背面表示部、携帯電話の表示部、携帯ゲーム機の表示部等が挙げられる。その他、携帯音楽再生装置の表示部、携帯情報端末(PDA)の表示部、カーナビゲーションシステムの表示部等が挙げられる。
まず、本発明の第2電極に用いる第1金属層と第2金属層の積層体を有機化合物層に積層した構成での透過率の測定結果を示す。
(参考例1)
本参考例は、石英基板上に有機化合物層を形成し、その上に、第1金属層として、Ag濃度が異なるMgとAgとの金属層を形成し、その上に第2金属層としてAgを形成する例である。
石英基板(縦20mm×横20mm×厚さ0.7mm)上に有機化合物層として下記化合物1を膜厚20nmで形成した。次に、その上に、第1金属層としてMgとAgとの金属層を形成した。この金属層としては、その金属層に対するAgの体積比率が0,5,10,20,30,50,80,100体積%となる層をそれぞれ作製した。それぞれの層は、MgとAgの成膜速度の和が成膜速度1.0Å/sになって、第1金属層に対するAgの体積比率が0,5,10,20,30,50,80,100体積%となるようにMgとAgの成膜速度をそれぞれ調整されて作製された。具体的には、金属層に対するAgの体積比率が20%の場合は、Mgの成膜速度を0.8Å/s、Agの成膜速度を0.2Å/sで成膜した。成膜時の蒸着チャンバー内の真空度は、2×10−5Pa以上8×10−5Pa以下であった。なお、第1金属層はAgの濃度によらず4.0nmで成膜した。次に、その上にAgの成膜速度を0.5Å/sとして、第2金属層を膜厚10nmで形成した。次に、石英上に成膜した第1金属層の大気中での酸化を防ぐため、石英基板の成膜面と封止ガラス(縦18mm×横18mm×厚さ0.7mm)とをエポキシ樹脂接着剤を用いて封止した。
Figure 2011165653
(参考例2)
本参考例は、石英基板上に有機化合物層を形成し、その上に、第1金属層として、膜厚の異なるMgとAgとの金属層を形成し、その上に第2金属層としてAgを形成する例である。
石英基板上に有機化合物層として上記化合物1を膜厚20nmで形成した。次にその上に、第1金属層としてMgとAgとの金属層を、金属層に対するAgの体積比率を10体積%となるように成膜した。なお、第1金属層の膜厚が0.5のものと1.0から10nmまでの1nm刻みの膜厚のものを成膜した。次にその上にAgの成膜速度を0.5Å/sとして、Ag薄膜層(第2金属層)を膜厚10nm形成した。その他の条件は参考例1と同様である。
(比較例1)
石英基板上に有機化合物層として上記化合物1を膜厚20nmで形成した。次にその上に、第1金属層として、成膜速度0.5Å/sでAlを、膜厚2.0nmで形成した。次にその上に、Agの成膜速度を0.5Å/sとして、Ag薄膜層(第2金属層)を膜厚10nm形成した。その他の条件は参考例1と同様である。
<透過率の測定>
参考例1,2及び比較例1の透過率を測定した。透過率の測定は、Ubest V−560(日本分光製)を用い、参考例および比較例で用いた石英基板と同じロットの石英基板と封止ガラスのみを封止したサンプルをリファレンスとして用いて行った。参考例1の透過率が図2(a)に、MgとAgとの金属層の視感透過率のAg濃度依存性が図2(b)に示されている。なお、視感透過率は、Agの濃度が100体積%のものを1として比較している。図2(a)に示されるように、Ag単層,Mg単層とAg薄膜積層体に比べ、可視領域において、MgとAgとの金属層とAg薄膜積層体の透過率の変化量が小さく、特に、長波長側(600nm以上)では透過率が高く維持されている。第1金属層におけるAgの濃度が0体積%より大きく80体積%以下である場合には、Ag単層,Mg単層とAg薄膜積層体に比べて視感透過率が大きくなることがわかる。さらに、そのAgの濃度は、5体積%以上50体積%以下がより好ましい。さらにそのAgの濃度は、30体積%以上50体積%以下がより好ましい。なお、Agの濃度が20体積%で視感透過率が減少しているのは誤差の範囲である。
なお、ここまでは体積比率を用いて比率を示したが、重量比率を用いることも可能である。具体的には、MgのAgに対する密度比をρ、体積比率をX体積%、重量比率をY重量%とすると、重量比率Yは、Y=100/(1+ρ(100/X−1))で表される。Mgの密度は1.74g/cm、Agの密度は10.50g/cmなのでρは0.166であり、X=80ならY=96.02となり、X=50ならY=85.79となる。つまり、MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が0体積%より大きく80体積%以下であるとは、MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が0.0重量%より大きく96.0重量%以下であることをいう。さらに、MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が5体積%以上50体積%以下であるとは、MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が24.1重量%以上85.8重量%以下であることをいう。MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が30体積%以上50体積%以下であるとは、MgとAgを含む合金層におけるAgの比率が72.1重量%以上85.8重量%以下であることをいう。重量比率に関しては小数点1桁を有効数字とする。
また、第2金属層14は、好ましくは83.0重量%以上であり、最適には90.0重量%である。
参考例2、比較例1の透過率を図3(a)に、MgとAgとの金属層の視感透過率の膜厚依存性を図3(b)に示した。なお、視感透過率は、MgとAgとの金属層の膜厚が10nmのものを1として比較している。図3に示されるように、第1金属層の膜厚が1.0nm以上5.0nm以下のものが、全波長領域において高い透過率を維持することがわかる。さらに、第1金属層の膜厚が1.0nm以上2.0nm以下であれば、さらに高い透過率を示すことがわかる。さらに、第1金属層の膜厚が1.0nm以上5.0nm以下であると視感透過率が高いことがわかる。さらに、第1金属層の膜厚が1.0nm以上2.0nm以下であれば、視感透過率がより高いことがわかる。
また、比較例1の構成の透過率が低い原因としては、下地の膜厚2nmのAl層が単層膜では連続膜とならないために、Ag薄膜層も連続膜にならず局所表面プラズモン吸収が十分に抑制できなかったためと考えられる。
次に本発明の有機EL素子について説明する。以下の構成はトップエミッション型の有機EL素子である。
(実施例1)
本実施例は、青色の有機EL素子の例で図1にその構成が示されている。まず、ガラス基板10上に、アルミニウム合金(AlNd)を100nmの膜厚でスパッタリング法にて成膜し、InZnOをスパッタリング法にて40nmの膜厚で成膜し、第1電極11を形成した。
次に、有機化合物層12を形成する。まず、下記化合物2を90nmの膜厚となるように成膜して第1正孔輸送層を形成した。次に、下記化合物3を10nmの膜厚となるように成膜して第2正孔輸送層を形成した。次に、下記化合物4と下記化合物5とをそれぞれ成膜速度0.98Å/s、0.02Å/sで共蒸着し、膜厚35nmの発光層を形成した。次に、上記化合物1を膜厚60nmとなるように蒸着し、電子輸送層を形成した。次に、LiFを膜厚0.5nmとなるように蒸着し、電子注入層を形成した。
Figure 2011165653
次に、第2電極15の第1金属層13として、Mgの成膜速度を0.9Å/s、Agの成膜速度を0.1Å/sで、MgとAgとの金属層を膜厚2.0nmで形成した。そして、その上に、第2金属層14として、Agの成膜速度を0.5Å/sで、Ag薄膜を膜厚10nmで形成した。
最後に、窒素雰囲気中のグローブボックスにて、乾燥剤を入れた封止ガラス(不図示)とガラス基板の成膜面とをエポキシ樹脂接着剤を用いて封止した。
(比較例2)
電子注入層までの各層を、実施例1と同様にして形成した。次に、第1金属層を設けず、Agを膜厚10nm形成し、第2電極とした。そして、実施例1と同様に封止した。
(比較例3)
電子注入層までの各層を、実施例1と同様にして形成した。次に、第2電極の第1金属層として、Mgの成膜速度を0.9Å/s、Agの成膜速度を0.1Å/sで、MgとAgとの金属層を膜厚5.0nmで形成した。次にその上に、第2金属層として、Mgの成膜速度を0.8Å/s、Agの成膜速度を0.2Å/sで、主成分をMgとするMgとAgとの金属層を膜厚10nm形成した。そして、実施例1と同様に封止した。
<素子評価>
上記実施例1および比較例3で作製した青色の有機EL素子について、電流効率と発光スペクトルを測定した。電流効率は、実施例1、比較例3でそれぞれ、4.2cd/A、2.9cd/Aとなっており、本発明の実施例1の有機EL素子で高い発光効率が得られた。なお、比較例2の素子は点灯しなかった。これは、第2電極が連続膜とならなかったためと考えられる。
(実施例2)
本実施例は、緑色の有機EL素子の例である。本実施例では、第2正孔輸送層を成膜せず、下記化合物6と下記化合物7で示される化合物とをそれぞれ成膜速度0.98Å/s、0.02Å/sで共蒸着し、膜厚30nmの発光層を形成した。その他の構成、製法は実施例1と同様である。
Figure 2011165653
(比較例4)
第2電極以外の各層を、実施例2の緑色素子を得た手順と同様にして形成した。次に、第2電極の第1金属層として、Mgの成膜速度を0.9Å/s、Agの成膜速度を0.1Å/sで、MgとAgとの金属層を膜厚5.0nmで形成した。次にその上に、第2金属層として、Mgの成膜速度を0.8Å/s、Agの成膜速度を0.2Å/sで、主成分をMgとするMgとAgとの金属層を膜厚10nm形成した。そして、実施例1と同様に封止した。
<素子評価>
上記実施例2および比較例4で作製した青色の有機EL素子について、電流効率と発光スペクトルを測定した。電流効率は、実施例2、比較例4でそれぞれ、19.8cd/A、13.9cd/Aとなっており、本発明の実施例2の有機EL素子で高い発光効率が得られた。
(実施例3)
本実施例は、赤色の有機EL素子の例である。本実施例では、第2正孔輸送層を成膜せず、下記化合物8と下記化合物9と下記化合物10とをそれぞれ成膜速度0.68Å/s、0.02Å/s、0.30Å/sで共蒸着し、膜厚30nmの発光層を形成した。その他の構成、製法は実施例1と同様である。
Figure 2011165653
(比較例5)
第2電極以外の各層を、実施例3の赤色素子を得た手順と同様にして形成した。次に、第2電極の第1金属層として、Mgの成膜速度を0.9Å/s、Agの成膜速度を0.1Å/sで、MgとAgとの金属層を膜厚5.0nmで形成した。次にその上に、第2金属層として、Mgの成膜速度を0.8Å/s、Agの成膜速度を0.2Å/sで、主成分をMgとするMgとAgとの金属層を膜厚10nm形成した。そして、実施例1と同様に封止した。
<素子評価>
上記実施例3および比較例5で作製した赤色の有機EL素子について、電流効率と発光スペクトルを測定した。電流効率は、実施例3、比較例5でそれぞれ、10.6cd/A、8.5cd/Aとなっており、本発明の実施例3の有機EL素子で高い発光効率が得られた。
10 基板
11 第1電極
12 有機化合物層
13 第1金属層
14 第2金属層
15 第2電極

Claims (10)

  1. 基板の上に、第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置される発光層を有する有機化合物層と、を有し、前記第2電極から光が取り出される有機EL素子であって、
    前記第2電極が、前記基板側から第1金属層と、前記第1金属層に接する第2金属層と、を順に有し、
    前記第2金属層は、Agを含み、膜厚が5.0nm以上20nm以下である金属層であり、
    前記第1金属層は、MgとAgとを有し、膜厚が1.0nm以上5.0nm以下である金属層であることを特徴とする有機EL素子。
  2. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの体積比率が、0体積%より大きく80体積%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  3. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの体積比率が、5体積%以上50体積%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  4. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの体積比率が、30体積%以上50体積%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  5. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの重量比率が、0.0重量%より大きく96.0重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  6. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの重量比率が、24.1重量%以上85.8重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  7. 前記MgとAgとを有する金属層におけるAgの重量比率が、72.1重量%以上85.8重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機EL素子。
  8. 前記第1金属層の膜厚が、1.0nm以上2.0nm以下であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の有機EL素子。
  9. 有機EL素子を有する複数の画素と、前記画素の発光を制御する制御手段と、を有する発光装置であって、
    前記有機EL素子が、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の有機EL素子であることを特徴とする発光装置。
  10. 請求項9に記載の発光装置において、前記複数の画素は、赤色発光画素と緑色発光画素と青色発光画素とを含むことを特徴とする発光装置。
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