JP2011165460A - 膜−触媒層接合体の製造方法 - Google Patents

膜−触媒層接合体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高分子電解質膜にシワや破れが発生することをより抑えることができる膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】その一方の面に第1形状保持フィルムが貼り付けられた高分子電解質膜の他方の面に第1触媒インクを塗布した後、乾燥して第1触媒層を形成する第1触媒層形成工程と、第1触媒層を形成した前記電解質膜の他方の面に第2形状保持フィルムを0.10〜3.00Nの接着強度を保つように貼り付ける第2フィルム貼付工程と、第2形状保持フィルムを貼り付けた前記電解質膜から第1形状保持フィルムを剥離する第1フィルム剥離工程と、第1形状保持フィルムを剥離した前記電解質膜の一方の面に第2触媒インクを塗布した後、乾燥して第2触媒層を形成する第2触媒層形成工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、携帯型電子機器、自動車などの移動体、分散発電システム及び家庭用のコージェネレーションシステムなどの駆動電源として使用される燃料電池が備える膜−触媒層接合体の製造方法に関する。
燃料電池(例えば、高分子電解質形燃料電池)は、水素を含有する燃料ガスと空気など酸素を含有する酸化剤ガスとを電気化学的に反応させることにより、電力と熱と水とを同時に発生させる装置である。
燃料電池は、一般的には複数のセルを積層し、それらをボルトやバンドなどの締結部材で加圧締結することにより構成されている。1つのセルは、膜電極接合体(以下、MEA:Membrane-Electrode-Assemblyという)を一対の板状の導電性のセパレータで挟んで構成されている。
MEAは、高分子電解質膜と、当該高分子電解質膜の両面に配置された一対の電極層によって構成されている。一対の電極層の一方はアノード電極であり、他方はカソード電極である。一対の電極層はそれぞれ、金属触媒を坦持したカーボン粉末を主成分とする触媒層と、当該触媒層の上に配置される多孔質で導電性を有するガス拡散層とで構成されている。ここでは、高分子電解質膜と触媒層との接合体を膜−触媒層接合体(CCM:Catalyst-coated membrane)という。前記アノード電極に燃料ガスが接触すると共に前記カソード電極に酸化剤ガスが接触することにより、電気化学反応が発生し、電力と熱と水とが発生する。
前記のように構成される燃料電池において、膜−触媒層接合体は、例えば、次のようにして製造することができる。
まず、高分子電解質膜の一方の面に第1形状保持フィルムを貼り付ける。次いで、高分子電解質膜の他方の面に、第1触媒層を形成する。さらにこの第1触媒層上に第2形状保持フィルムを貼り付ける。次いで、高分子電解質膜の一方の面に貼り付けられた第1形状保持フィルムを除去し、この一方の面に、第2触媒層を形成する。第1触媒層及び第2触媒層を形成する際には、触媒と溶剤を含む触媒インクを高分子電解質膜上に印刷又は塗布する(例えば、特許文献1参照)。
前記のように、高分子電解質膜上に触媒インクを直接印刷又は塗布して膜−触媒層接合体を製造する技術は、高分子電解質膜と触媒層との界面抵抗を極めて低くすることができることから、理想的な膜−触媒層接合体の製造方法として注目されている。
前記従来の製造方法においては、通常、高分子電解質膜が非常に薄く(例えば20μm〜50μm)且つ少しの湿気でも変形し易い部材であるため、触媒インクに含まれる溶媒により膨潤し、当該膨潤により高分子電解質膜にシワやピンホールが発生するという課題がある。このようなシワやピンホールは、燃料電池の発電性能を低下させる要因となる。
特許文献1は、高分子電解質膜の触媒インクを塗布する面とは反対側の面に形状保持フィルムを予め貼り付けることで、シワやピンホールの発生を抑えることを目的としている。
特開2002−289207号公報
しかしながら、特許文献1に記載の製造方法であっても、高分子電解質膜のシワやピンホールを抑えるという観点からは、未だ改良の余地があることを本発明者らは見出した。すなわち、高分子電解質膜の一方の面に第1形状保持フィルムを貼り付けた状態で、高分子電解質膜の他方の面に第1触媒層を形成したところ、高分子電解質膜にはほとんどシワやピンホールが発生しなかった。これに対して、前記第1触媒層を形成した後、前記技術を用いて高分子電解質膜の一方の面に第2触媒層を形成したところ、高分子電解質膜には所望の許容レベルを超えるシワやピンホールが発生した。従って、特許文献1の技術には未だ改良の余地がある。
本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、高分子電解質膜にシワやピンホールが発生することをより抑えることができる膜電極接合体の製造方法を提供することにある。
本発明の発明者らは、前記従来技術の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、以下のことを見出した。
特許文献1の技術を用いて高分子電解質膜の一方の面に第2触媒層を形成する場合、高分子電解質膜の他方の面の中央部に第1触媒層が存在するため、第2形状保持フィルムは、前記他方の面の周縁部分のみに貼り付けられることになる。このため、第2形状保持フィルムと高分子電解質膜との接着面積が小さくなり、高分子電解質膜及び第2形状保持フィルムを直接貼り付ける場合に比べて接着強度が弱くなる。形状保持フィルムと高分子電解質膜との接合強度が弱くなると、高分子電解質膜の膨潤を抑えることができず、シワやピンホールが発生し易くなる。なお、従来の貼付方法により高分子電解質膜と形状保持フィルムとを貼付けした場合、それらの接合強度は、フッ素系や炭化水素系など高分子電解質膜の種類によって相違するものの、0.03〜0.08N(ニュートン)の範囲に収まる。
そこで、本発明の発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、高分子電解質膜の一方の面に第2触媒層を形成するとき、高分子電解質膜と第2形状保持フィルムとの接着強度を、従来よりも強く(0.10N以上)とすることで高分子電解質膜のシワの発生を十分に抑えられることを見出した。さらに、本発明の発明者らは、前記接着強度を強くし過ぎる(3.00Nより大きくする)と、第2形状保持フィルムの剥離性が悪くなり、高分子電解質膜にピンホールが発生することを見出した。前記ピンホールは、燃料電池の発電性能を低下させる要因となる。これらの知見に基づき、本発明の発明者らは、本願発明に想到した。
前記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、燃料電池用の膜−触媒層接合体の製造方法であって、
その一方の面に第1形状保持フィルムが貼り付けられた高分子電解質膜の他方の面に第1触媒インクを塗布した後、乾燥して第1触媒層を形成する第1触媒層形成工程と、
前記第1触媒層を形成した前記電解質膜の他方の面に第2形状保持フィルムを0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第2フィルム貼付工程と、
前記第2形状保持フィルムを貼り付けた前記電解質膜から前記第1形状保持フィルムを剥離する第1フィルム剥離工程と、
前記第1形状保持フィルムを剥離した前記電解質膜の一方の面に第2触媒インクを塗布した後、乾燥して第2触媒層を形成する第2触媒層形成工程と、
を含む、膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記第2フィルム貼付工程における前記接着強度が0.20N以上である、第1態様に記載の膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記第2フィルム貼付工程における前記接着強度が2.00N以下である、第1又は2態様に記載の膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記第1触媒層形成工程の前に、前記電解質膜の一方の面に前記第1形状保持フィルムを0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第1フィルム貼付工程をさらに含む、第1〜3態様のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記第2触媒層を形成した前記電解質膜の一方の面に第3形状保持フィルムを0.03N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第3フィルム貼付工程をさらに含む、第1〜4態様のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記第2触媒層を形成した前記電解質膜から前記第2形状保持フィルムを剥離する第2フィルム剥離工程をさらに含む、第1〜4態様のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法を提供する。
本発明にかかる膜−触媒層接合体の製造方法においては、第1触媒層を形成した前記電解質膜の他方の面に第2形状保持フィルムを0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付けるようにしている。これにより、フッ素系や炭化水素系など高分子電解質膜の種類に関わらず、高分子電解質膜にシワやピンホールが発生することを十分に抑えることができる。従って、燃料電池の発電性能を向上させることができる。
本発明の実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造装置の概略説明図である。 高分子電解質膜の第2面に第1形状保持フィルムを貼り付けた構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。 図2の状態からさらに、高分子電解質膜の第1面に第1触媒層を形成した構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。 図3の状態からさらに、第1触媒層を形成した高分子電解質膜の第1面に第2形状保持フィルムを貼り付けた構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。 図4の状態から、第2形状保持フィルムを剥離した構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。 図5の状態からさらに、高分子電解質膜の第2面に第2触媒層を形成した構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。 図6の状態からさらに、第2触媒層を形成した高分子電解質膜の第2面に第3形状保持フィルムを貼り付けた構造を有する高分子フィルムを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施形態》
図1は、本発明の実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造装置の概略構成を示す図である。本実施形態にかかる膜−触媒層接合体は、例えば、携帯型電子機器、自動車などの移動体、分散発電システム及び家庭用のコージェネレーションシステムなどの駆動電源として使用される燃料電池に用いられるものである。
図1において、本実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造装置は、供給ロール11と、剥離装置12と、バックアップロール13と、ダイ14と、乾燥装置15と、形状保持フィルム供給装置16と、貼付装置17と、巻取りロール18とを備えている。
供給ロール11には、高分子フィルム10が巻回されている。本実施形態において、高分子フィルム10とは、図2〜図7のいずれかに示す構造を有する高分子フィルム10a〜10fをいう。図3に示すように高分子電解質膜1の第1面(他方の面)に第1触媒層4aを形成する場合、供給ロール11には、図2に示す構造を有する高分子フィルム10aが巻回される。すなわち、供給ロール11には、シート状の高分子電解質膜1の第2面(一方の面)に第1形状保持フィルム2を貼り付けた構造を有する高分子フィルム10aが巻回される。また、図6に示すように高分子電解質膜1の第2面(一方の面)に第2触媒層4bを形成する場合、供給ロール11には、図4に示す構造を有する高分子フィルム10cが巻回される。すなわち、供給ロール11には、シート状の高分子電解質膜1の第1面(他方の面)に第1触媒層4aを覆うように第2形状保持フィルム3を貼り付けると共に第2面(一方の面)に第1形状保持フィルム2を貼り付けた構造を有する高分子フィルム10cが巻回される。
高分子電解質膜1としては、フッ素系や炭化水素系など従来から用いられている多種多様な高分子電解質膜を用いることができる。例えば、高分子電解質膜1として、パーフルオロカーボンスルホン酸からなる高分子電解質膜(例えば、米国DuPont社製のNafion(登録商標)、旭硝子(株)製のFlemion(登録商標)、旭化成(株)製のAciplex(登録商標)など)を使用することができる。高分子電解質膜1は、通常、非常に薄く且つ少しの湿気でも変形し易い部材である。このため、高分子電解質膜1の第1面又は第2面に第1,第2,又は第3形状保持フィルム2,3,又は5を貼り付けるようにしている。
第1,第2,又は第3形状保持フィルム2,3,5としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、フッ素樹脂などを用いることができる。第1,第2,又は第3形状保持フィルム2,3,5は、ラミネート加工時に熱変形しない耐熱性を有するフィルムであればよい。
供給ロール11から引き出された高分子フィルム10は、バックアップロール13に懸架され、巻取りロール17に巻き取られる。巻取りロール17は、図示しないモータを備え、当該モータの駆動力により連続的に回転することで、高分子フィルム10を連続的に巻き取る。本実施形態においては、後述するように高分子フィルム10が供給ロール11から引き出されて巻取りロール16に巻き取られるまでの間に高分子電解質膜1の第1面(又は第2面)に第1触媒層4a(又は第2触媒層4b)が形成されるようにしているので、膜−触媒層接合体の大量生産が可能である。
剥離装置12は、供給ロール11から図4に示す高分子フィルム10cが供給されるときに、高分子電解質膜1から第1形状保持フィルム2を剥離する装置である。この剥離装置12が第1形状保持フィルム2を剥離することにより、バックアップロール13には図5に示す高分子フィルム10dが供給されることになる。なお、供給ロール11から図2の高分子フィルム10aが供給されるときには、剥離装置12は駆動しない。
バックアップロール13は、例えば、直径が300mmに設定された円柱形の部材である。なお、高分子電解質膜1に第1形状保持フィルム2又は第2形状保持フィルム3を貼り付けるようにしているので、バックアップロール13に吸引機能を設ける必要はない。
ダイ14は、高分子フィルム10を介してバックアップロール13と対向する位置に配置されている。ダイ13には、供給ポンプPが接続されている。ダイ14は、供給ポンプPから供給された触媒層形成用の触媒インクを、高分子フィルム10のバックアップロール13と接触する部分に向けて吐出(塗布)可能に構成されている。
触媒インクは、白金系金属触媒を担持したカーボン微粒子を溶媒で混合したインクである。金属触媒としては、例えば、プラチナ、ルテニウム、ロジウム及びイリジウムなどを用いることができる。カーボン粉末としては、カーボンブラック、ケッチェンブラック及びアセチレンブラックなどを用いることができる。溶媒としては、水、エタノール、n-プロパノール及びn-ブタノールなどのアルコール系、並びに、エーテル系、エステル系及びフッ素系などの有機溶剤を用いることができる。白金系金属触媒インクの溶媒を乾燥することで、金属触媒を坦持したカーボン粉末を主成分とする第1及び第2触媒層4a,4bを形成することができる。
乾燥装置15は、バックアップロール13よりも搬送方向Xの下流側において、高分子フィルム10を包囲するように配置されている。乾燥装置15は、ダイ14により高分子電解質膜1の第1面(又は第2面)に塗布された触媒インクを、高分子電解質膜1の第1面及び第2面の両方から加熱して乾燥させる装置である。この乾燥装置15による乾燥により、触媒インクの溶媒が完全に乾燥して第1触媒層4a(又は第2触媒層4b)が形成される。乾燥装置15としては、例えば、対流式熱風乾燥装置を用いることができる。
形状保持フィルム供給装置16は、乾燥装置15よりも搬送方向Xの下流側に配置されている。形状保持フィルム供給装置16は、乾燥装置15により図3に示す高分子フィルム10bが形成されたとき、当該高分子フィルム10bの第1面に第2形状保持フィルム3を貼り付ける装置である。また、形状保持フィルム供給装置16は、乾燥装置15により図6に示す高分子フィルム10eが形成されたとき、当該高分子フィルム10eの第2面に第3形状保持フィルム5を貼り付ける装置でもある。
貼付装置17は、形状保持フィルム供給装置16よりも搬送方向Xの下流側に配置されている。貼付装置17は、高分子電解質膜1の第1面又は第2面に、第1、第2、又は第3形状保持フィルム1〜3を所定の接合強度を保つように貼付可能に構成されている。具体的には、貼付装置17は、一組の円柱形の貼付ロール17a,17bにより構成されている。貼付ロール17a,17bは、例えば直径が200mmの円柱形の部材である。貼付ロール17a,17bは、それらの間に高分子フィルム10が供給されたとき、互いに接近して高分子フィルム10に所定の圧力及び熱を加えることができるように構成されている。
次に、本実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造方法について説明する。
まず、高分子電解質膜1の第2面(一方の面)に第1形状保持フィルム2を貼り付けて、図2に示す高分子フィルム10aを作成する(第1フィルム貼付工程)。このとき、高分子電解質膜1と第1形状保持フィルム2とが接合する部分である接合部6の接合強度は、後述するように0.10N以上3.00N以下とする。これにより、高分子電解質膜1にシワやピンホールが発生することを抑えることができる。なお、接合部6の接合強度は、後述するように従来と同程度、すなわち、0.03N以上0.08N以下であってもよい。
次いで、図2に示す高分子フィルム10aを供給ロール11に巻回し、図1に示すように、バックアップロール13に懸架されて巻取りロール18に巻き取られるように高分子フィルム10aをセットする。
次いで、巻取りロール18のモータ(図示せず)を駆動して、高分子フィルム10aを供給ロール11から巻取りロール18に向けて連続的に送る。
次いで、前記送り動作によりバックアップロール13上に位置した高分子フィルム10aに、触媒インクを供給ポンプPからダイ14を通じて吐出する。これにより、高分子電解質膜1の第1面(他方の面)に触媒インクが塗布される。
次いで、前記送り動作により乾燥装置15内に送られた触媒インク塗布済みの高分子フィルム10aを、乾燥装置15により加熱する。これにより、高分子電解質膜1の第1面及び第2面の両方から高分子電解質膜1が加熱されて触媒インクが乾燥され、図3に示すように第1触媒層4aが形成される(第1触媒層形成工程)。
次いで、前記送り動作により形状保持フィルム供給装置16の下方に送られた図3に示す高分子フィルム10bの第1面上に、形状保持フィルム供給装置16により第2形状保持フィルム3を供給する。これにより、高分子電解質膜1と第2形状保持フィルム3とが未接合の図4に示す高分子フィルム10cが形成される。
次いで、前記送り動作により貼付装置17の貼付ロール17a,17b間に送られた前記未接合の高分子フィルム10cに対して、貼付ロール17a,17bより圧力及び熱を加える。この圧力及び熱により、高分子電解質膜1と第2形状保持フィルム3とを接合する(第2フィルム貼付工程)。このとき、高分子電解質膜1と第2形状保持フィルム3とが接合する部分である接合部7の接合強度は、後述するように、0.10N以上3.00N以下とする。これにより、高分子電解質体膜1にシワやピンホールが発生することを抑えることができる。
次いで、前記送り動作が継続して行われることにより、図4に示す高分子フィルム10cが巻取りロール18に巻き取られる。
次いで、図4に示す高分子フィルム10cを供給リール11に巻回し、図1に示すように、バックアップロール13に懸架されて巻取りロール18に巻き取られるように高分子フィルム10cをセットする。このとき、高分子フィルム10dの第2面(第1触媒層4aを形成していない面)がダイ13に対して露出するように、高分子フィルム10dをセットする。
次いで、巻取りロール18のモータ(図示せず)を駆動して、高分子フィルム10cを供給ロール11から巻取りロール18に向けて連続的に送る。
次いで、前記送り動作により剥離装置12の下方に送られた高分子フィルム10cから
第1形状保持フィルム2を剥離して、図5に示す高分子フィルム10dを作成する(第1フィルム剥離工程)。
次いで、前記送り動作によりバックアップロール13上に位置した高分子フィルム10dに、触媒インクを供給ポンプPからダイ14を通じて吐出する。これにより、高分子電解質膜1の第2面に触媒インクが塗布される。なお、このとき、高分子電解質膜1の第2面に塗布する触媒インク(第2触媒インク)は、高分子電解質膜1の第1面に塗布した触媒インク(第1触媒インク)と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
次いで、前記送り動作により乾燥装置15内に送られた触媒インク塗布済みの高分子フィルム10dを、乾燥装置15により加熱する。これにより、高分子電解質膜1の第1面及び第2面の両方から高分子電解質膜1が加熱されて触媒インクが乾燥され、図6に示すように第2触媒層4bが形成される(第2触媒層形成工程)。
次いで、前記送り動作により形状保持フィルム供給装置16の下方に送られた図6に示す高分子フィルム10eの第2面上に、形状保持フィルム供給装置16により第3形状保持フィルム5を供給する。これにより、高分子電解質膜1と第3形状保持フィルム5とが未接合の図7に示す高分子フィルム10fが形成される。
次いで、前記送り動作により貼付装置17の貼付ロール17a,17b間に送られた前記未接合の高分子フィルム10cに対して、貼付ロール17a,17bより圧力及び熱を加える。この圧力及び熱により、高分子電解質膜1と第3形状保持フィルム5とを接合する(第3フィルム貼付工程)。このとき、高分子電解質膜1と第3形状保持フィルム5とが接合する部分である接合部8の接合強度は、0.03N以上3.00N以下とする。これにより、高分子電解質膜1にシワやピンホールが発生することを抑えることができる。
次いで、前記送り動作が継続して行われることにより、図7に示す高分子フィルム10fが巻取りロール18に巻き取られる。これにより、本実施形態にかかる膜−触媒層接合体が製造される。
本実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造方法においては、第1触媒層4aを形成した高分子電解質膜1の他方の面に第2形状保持フィルム3を0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付けるようにしている。これにより、フッ素系や炭化水素系など高分子電解質膜1の種類に関わらず、高分子電解質膜1にシワやピンホールが発生することを十分に抑えることができる。従って、燃料電池の発電性能を向上させることができる。
次に、本実施形態にかかる膜−触媒層接合体の製造方法によるシワ及びピンホールの抑制効果を検証した結果について説明する。下記表1には、高分子電解質膜1と第2形状保持フィルム3との接合強度を変えて形成した膜−触媒層接合体における第2触媒層4bの厚みバラツキが示されている。
Figure 2011165460
ここでは、高分子電解質膜1として、フッ素系と炭化水素系の2タイプの高分子電解質膜を用いた。
また、第1及び第2形状保持フィルム2,3として、それぞれ、片面に表面処理を施した膜厚75μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを使用した。第1触媒層4aを形成する場合及び第2触媒層4bを形成する場合の両方共、高分子フィルム10の搬送速度は、0.5m/分とした。また、乾燥装置15による加熱温度は60℃とし、乾燥装置15による加熱時間は5分間とした。
また、第1触媒層4aを形成する触媒インクとして、次のものを用いた。すなわち、平均粒径3nmの白金を50重量%担持した平均粒径50〜60nmのカーボンブラック5gに、イオン交換水10gを添加した後、パーフルオロカーボンスルホン酸を91重量%含むエタノール溶液10gを添加し、超音波振動を加えながら混合した触媒インクを用いた。
第2形状保持フィルム3を高分子電解質膜1に貼り付ける際、貼付装置17による加圧力は0.1〜1.0MPaとし、貼付装置17による加熱温度は80〜150℃とした。貼付装置17による加圧力及び加熱温度を前記範囲で適宜変更することにより、接合部7の接合強度が0.00〜4.00Nである高分子フィルム10cを作成した。接合部7の幅は50mmとした。なお、接合部7の接着強度が0.05Nである高分子フィルム10は、貼付装置17による加圧力は0.1MPaとし、貼付装置17による加熱温度は85℃とすることで作成した。
また、第2触媒層4bを形成する触媒インクとして、次のものを用いた。すなわち、平均粒径2〜3nmの白金とルテニウムの合金を50重量%担持した平均粒径50〜60nmのカーボンブラック5gに、イオン交換水15gを添加した後、パーフルオロカーボンスルホン酸を91重量%含むエタノール溶液10gを添加し、超音波振動を加えながら混合した触媒インクを用いた。
また、第3形状保持フィルム5として、片面に粗面化処理を施した膜厚75μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを使用した。第3形状保持フィルム5を高分子電解質膜1に貼り付ける際、貼付装置17による加圧力は0.1MPaとし、貼付装置17による加熱温度は80℃とした。これにより、接合部8の接着強度を0.03Nとした。
表1の第2触媒層4bの厚みバラツキは、次のようにして測定した。
まず、前記のようにして製造した高分子フィルム10fを所定のサイズで10枚用意した。次いで、それぞれの高分子フィルム10fの第2及び第3形状保持フィルム3,5を剥離し、膜−触媒層接合体とした。次いで、これら10枚の膜−触媒層接合体のそれぞれについて、幅方向に2点、長さ方向に2点指定した。次いで、それらの指定点(合計40点(=2×2×10))における第2触媒層4bの厚みを測定した。
表1のシワ不良率及びピンホール不良率は、次のようにして調べた。
まず、前記のようにして製造した高分子フィルム10fを所定のサイズで100枚用意した。次いで、それぞれの高分子フィルム10fの第2及び第3形状保持フィルム3,5を剥離し、高分子電解質膜1のシワ不良率及びピンホール不良率を検査した。
表1より、接合部7の接合強度を大きくする程、第2触媒層4bの厚みバラツキ及び高分子電解質膜1のシワ不良率を抑えられることが分かる。特に、接合部7の接合強度を0.10N以上とした場合に、第2触媒層4bの厚みバラツキ及び高分子電解質膜1のシワ不良率の抑制効果が高いことが分かる。また、特に、接合部7の接合強度を0.20N以上とした場合には、高分子電解質膜1の種類に影響されず、より高い第2触媒層4bの厚みバラツキ及び高分子電解質膜1のシワ不良率の抑制効果を得られることが分かる。従って、接合部7の接合強度は、0.10N以上とすることが好ましく、0.20N以上とすることがより好ましく、0.50N以上とすることがさらに好ましい。
また、表1より、接合部7の接合強度を大きくし過ぎると、第2形状保持フィルム3の剥離性が悪くなるために、高分子電解質膜1のピンホール不良率が増加することが分かる。従って、接合部7の接合強度は、3.00N以下とすることが好ましく、2.00N以下とすることがより好ましく、1.00N以下とすることがさらに好ましい。
なお、第1形状保持フィルム2は、高分子電解質膜1の第2面の略全体に貼り付けるものであるので、接合部6の接合強度に起因して高分子電解質膜1にシワやピンホールが発生することは少ない。このため、接合部6の接合強度は、従来と同様に0.03N以上であればよい。但し、接合部6の接合強度が低いと、第2形状保持フィルム3を高分子電解質膜1に貼り付ける際に、第1形状保持フィルム2が意図せずにズレることがある。このため、接合部6の接合強度は、接合部7の接合強度と同様に、0.10N以上であることが好ましい。また、接合部6の接合強度は、接合部7の場合と同様に、剥離性を考慮して、3.00N以下とすることが好ましく、2.00N以下とすることがより好ましく、1.00N以下とすることがさらに好ましい。
また、第3形状保持フィルム5は、第2触媒層4bを保護するためのものであり、膜−触媒層接合体を燃料電池に用いる場合には剥離するものである。このため、接合部8の接合強度は、従来と同様に0.03N以上であればよい。また、接合部8の接合強度は、接合部7の場合と同様に、剥離性を考慮して、3.00N以下とすることが好ましく、2.00N以下とすることがより好ましく、1.00N以下とすることがさらに好ましい。
(第2形状保持フィルム3の厚さについて)
次に、第2形状保持フィルム3の好ましい厚さについて説明する。下記表2には、第2形状保持フィルム3の厚さに対する高分子電解質膜1のシワ不良率と、高分子フィルム10が蛇行するなどのトラブルにより高分子フィルムの搬送を停止した1時間当たりの回数とが示されている。
Figure 2011165460
表2に示されるように、第2形状保持フィルム3の厚さが厚くなる程、高分子電解質膜1にシワ不良が発生した。これは、第2形状保持フィルム3の厚さを厚くしたことにより貼付装置17からの熱伝達が小さくなるために、接合部7の実際の接合強度が想定値よりも小さくなったためと考えられる。
また、表2に示されるように、第2形状保持フィルム3の厚さが厚くなる程、1時間当たりの高分子フィルム10の搬送停止回数が増加した。これは、第2形状保持フィルム3の厚さを厚くしたことにより、高分子フィルム10が蛇行して搬送ラインから外れたり、巻取りロール18に適切に巻き取られなかったりしためと考えられる。この場合、膜−触媒層接合体の大量生産が困難になる。
従って、第2形状保持フィルム3の厚さは、200μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましい。
また、表2に示されるように、第2形状保持フィルム3の厚さが30μmより小さいとき、高分子フィルムの搬送停止回数の増加又は高分子フィルムの切断が発生した。これは、第2形状保持フィルム3の厚さが薄いために、その機械的強度が低下したためと考えられる。
従って、第2形状保持フィルム3の厚さは、30μm以上であることが好ましく、50μm以上であることがより好ましい。
(接合部7の幅について)
次に、第2形状保持フィルム3と高分子電解質膜1との接合部7の好ましい幅について説明する。
接合部7の幅は、小さくなるほど、接着強度を0.1N以上確保することが困難になる。このため、接合部7の幅の下限値は、5mm以上であることが好ましく、20mm以上であることがより好ましい。
一方、接合部7の幅は、大きくなるほど、第2形状保持フィルム3の剥離性が低下し、ピンホールなどの不良が発生し易くなる。また、材料のロスが大きくなり、コストアップにつながる。このため、接合部7の幅の上限値は、100mm以下であることが好ましく、60mm以下であることがより好ましい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
本発明にかかる膜−触媒層接合体の製造方法は、高分子電解質膜にシワやピンホールが発生することをより抑えることができるので、例えば、携帯型電子機器、自動車などの移動体、分散発電システム及び家庭用のコージェネレーションシステムなどの駆動電源として使用される燃料電池が備える膜−触媒層接合体の製造方法及び装置として有用である。
1 高分子電解質膜
2 第1形状保持フィルム
3 第2形状保持フィルム
4a 第1触媒層
4b 第2触媒層
5 第3形状保持フィルム
6,7,8 接合部
10 高分子フィルム
11 供給ロール
12 剥離装置
13 バックアップロール
14 ダイ
15 乾燥装置
16 形状保持フィルム供給装置
17 貼付装置
18 巻取りロール
P 供給ポンプ

Claims (6)

  1. 燃料電池用の膜−触媒層接合体の製造方法であって、
    その一方の面に第1形状保持フィルムが貼り付けられた高分子電解質膜の他方の面に第1触媒インクを塗布した後、乾燥して第1触媒層を形成する第1触媒層形成工程と、
    前記第1触媒層を形成した前記電解質膜の他方の面に第2形状保持フィルムを0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第2フィルム貼付工程と、
    前記第2形状保持フィルムを貼り付けた前記電解質膜から前記第1形状保持フィルムを剥離する第1フィルム剥離工程と、
    前記第1形状保持フィルムを剥離した前記電解質膜の一方の面に第2触媒インクを塗布した後、乾燥して第2触媒層を形成する第2触媒層形成工程と、
    を含む、膜−触媒層接合体の製造方法。
  2. 前記第2フィルム貼付工程における前記接着強度が0.20N以上である、請求項1に記載の膜−触媒層接合体の製造方法。
  3. 前記第2フィルム貼付工程における前記接着強度が2.00N以下である、請求項1又は2に記載の膜−触媒層接合体の製造方法。
  4. 前記第1触媒層形成工程の前に、前記電解質膜の一方の面に前記第1形状保持フィルムを0.10N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第1フィルム貼付工程をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法。
  5. 前記第2触媒層を形成した前記電解質膜の一方の面に第3形状保持フィルムを0.03N以上3.00N以下の接着強度を保つように貼り付ける第3フィルム貼付工程をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法。
  6. 前記第2触媒層を形成した前記電解質膜から前記第2形状保持フィルムを剥離する第2フィルム剥離工程をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の膜−触媒層接合体の製造方法。
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