JP2011162858A - 位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置構成の大型化、複雑化を回避しつつ、三次元曲面形状の成膜領域に均一な膜質で蒸着膜を形成することができるワークの位置決め装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る位置決め装置13は、回転対称な三次元曲面形状の成膜領域を有するワークを成膜するために用いられ、ワークWを支持する支持体30と、支持体30を回転及び傾動させる回転機構及び傾動機構と、これら回転機構及び傾動機構を制御する制御部16とを有する。上記回転機構は、ワークWの回転対称軸ax1の回り(θ方向)に支持体30を回転させ、上記傾動機構は、蒸着粒子p1の入射方向(Z軸方向)と直交する軸ax2の軸回り(ψ方向)に支持体30を傾動させる。制御部16は、ワークWに対する蒸着粒子p1の入射位置を調整するために、上記回転機構及び上記傾動機構を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転対称な三次元曲面上に蒸着膜を形成することが可能な位置決め装置に関する。
真空蒸着装置やスパッタリング装置に代表される物理的気相成長(PVD:Physical Vapor Deposition)装置において、蒸着膜の膜厚や膜構造を含む膜質の均一性は、蒸発源やターゲット等の成膜源と成膜対象物であるワークとの間の幾何学的な位置関係に強く依存する。このため、三次元曲面形状の成膜領域を有するワークに対しては、上記成膜領域に均一な膜質で蒸着膜を形成することは非常に困難であった。
一方、下記特許文献1には、試料を支持するステージを三次元方向に移動させるための3つの移動軸と、ステージを傾斜させる傾斜軸と、ステージを回転させる回転軸とを含む5軸駆動機構を有する三次元構造体の形成装置が記載されている。このような形成装置を用いて曲面形状の成膜領域に対して蒸着膜を形成することも考えられる。
特開2002−317272号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置は、ステージを5軸方向に駆動させる必要があるため、装置構成の大型化、複雑化を招くという問題がある。また、上記特許文献1には、三次元曲面形状の成膜領域に対して均一な膜質で蒸着膜を形成する手法については記載されていない。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、装置構成の大型化、複雑化を回避しつつ、三次元曲面形状の成膜領域に均一な膜質で蒸着膜を形成することができるワークの位置決め装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る位置決め装置は、回転対称な三次元曲面形状の成膜領域を有するワークを成膜するために用いられる前記ワークの位置決め装置であって、支持体と、回転機構と、傾動機構と、制御部とを具備する。
上記支持体は、成膜源から上記成膜領域へ蒸着粒子が第1の方向から入射するように上記ワークを支持する。
上記回転機構は、上記ワークの回転対称軸の回りに上記支持体を回転させることが可能である。
上記傾動機構は、上記第1の方向と直交する第2の方向の軸回りに上記支持体を傾動させることが可能である。
上記制御部は、上記ワークに対する上記蒸着粒子の入射位置を調整するために上記回転機構及び上記傾動機構を制御する。
本発明の第1の実施形態に係る位置決め装置を有する成膜装置の概略構成を示す断面図である。 上記位置決め装置を示す要部の斜視図である。 上記位置決め装置の要部の詳細を示す斜視図である。 上記位置決め装置の要部の内部構造を示す斜視図である。 上記位置決め装置の要部の断面図である。 上記位置決め装置の一作用を説明する図である。 上記位置決め装置の他の作用を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置決め装置の側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置決め装置の正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る位置決め装置の要部の平面図である。
本発明の一実施形態に係る位置決め装置は、回転対称な三次元曲面形状の成膜領域を有するワークを成膜するために用いられる前記ワークの位置決め装置であって、支持体と、回転機構と、傾動機構と、制御部とを具備する。
上記支持体は、成膜源から上記成膜領域へ蒸着粒子が第1の方向から入射するように上記ワークを支持する。
上記回転機構は、上記ワークの回転対称軸の回りに上記支持体を回転させることが可能である。
上記傾動機構は、上記第1の方向と直交する第2の方向の軸回りに上記支持体を傾動させることが可能である。
上記制御部は、上記ワークに対する上記蒸着粒子の入射位置を調整するために上記回転機構及び上記傾動機構を制御する。
上記ワークは、その回転対称軸を支持体の回転中心軸に整列させた状態で、支持体上に支持される。上記位置決め装置は、回転機構によって上記ワークをその回転対称軸の回りに回転させながら、第1の方向から上記成膜領域に蒸着粒子を入射させることで、蒸着粒子を成膜領域上の入射位置に堆積させる。傾動機構は、支持体を第2の方向の軸回りに傾動させることで、成膜領域に対する蒸着粒子の入射位置の半径位置を変化させる。制御部は、回転機構及び傾動機構によって、支持体の回転角度または回転速度、および、支持体の傾動角度または傾動速度を各々制御することで、蒸着粒子の入射位置を調整し、成膜領域全域に均一に蒸着粒子を入射させる。
したがって、上記位置決め装置によれば、成膜領域に均一な膜質で蒸着膜を形成することができる。また、少なくとも2軸方向にワークを回転及び傾動させるだけで目的とする成膜処理が可能であるため、装置構成の大型化及び複雑化を回避することができる。
上記回転機構は、上記第2の方向に沿って延びる第1の軸と、上記第1の軸をその軸回りに回転させる第1の駆動部と、上記第1の軸の回転を上記支持体の上記回転対称軸回りへの回転に変換する第1の変換部とを有してもよい。また、上記傾動機構は、上記支持体を回転自在に支持するベースと、上記ベースに結合され上記第1の軸と同心的な第2の軸と、上記第2の軸をその軸回りに回転させる第2の駆動部とを有してもよい。
これにより、回転機構及び傾動機構をコンパクトに構成でき、装置構成の小型化及び簡素化を図ることができる。
上記第1の駆動部は、上記第2の方向に直交する第3の方向に沿って延びる第3の軸と、上記第3の軸をその軸回りに回転させる第1の駆動源と、上記第3の軸の回転を上記第1の軸の回転に変換する第2の変換部とを有してもよい。また、上記第2の駆動部は、上記第3の軸と平行に延びる第4の軸と、上記第4の軸をその軸回りに回転させる第2の駆動源と、上記第4の軸の回転を上記第2の軸の回転に変換する第3の変換部とを有してもよい。
これにより、回転機構及び傾動機構の各々の駆動源の配置部位をほぼ同一の箇所に集約することができるので、装置構成の小型化及び簡素化を図ることができる。
上記位置決め装置は、上記第1の方向及び上記第2の方向に相互に直交する第3の方向に上記支持体を移動させる第1の移動機構をさらに具備してもよい。この場合、上記制御部は、上記成膜領域に対する上記蒸着粒子の入射角が一定に維持されるように上記第1の移動機構を制御する。
これにより、支持体の傾動による蒸着粒子の成膜領域に対する入射角の変化を防止できるので、成膜領域全域に対して均一性の高い成膜が可能となる。上記構成は特に、成膜領域を構成する三次元曲面が複数の曲率で形成されているような場合に顕著な効果を発揮し得る。
上記位置決め装置は、上記第1の方向に上記支持体を移動させる第2の移動機構をさらに具備してもよい。この場合、上記制御部は、上記成膜源と上記成膜領域との間の相対距離が一定に維持されるように上記第2の移動機構を制御する。
これにより、支持体の傾動による成膜源と成膜領域との間の相対距離の変化を防止でき、成膜領域全域に対して均一性の高い成膜が可能となる。上記構成は特に、成膜領域を構成する三次元曲面が複数の曲率で形成されているような場合に顕著な効果を発揮し得る。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態に係る位置決め装置を備えた成膜装置の全体を概略的に示す断面図である。図1において、X軸方向は奥行き方向、Y軸方向は幅方向、Z軸方向は高さ方向を示している。
本実施形態の成膜装置1は、真空蒸着装置として構成されている。成膜装置1は、真空チャンバ10と、蒸発源12と、位置決め装置13とを有する。真空チャンバ10には真空ポンプ21Pが接続されており、真空ポンプ21Pにより真空チャンバ10の内部は所定の真空圧力にまで排気されることが可能である。
蒸発源12は、蒸着粒子p1を生成する成膜源として構成される。蒸発源12は、位置決め装置13のステージ14と対向するように真空チャンバ10の底部に設置されている。蒸発源12は、図示しない加熱源と蒸発材料(蒸着材料)を含み、上記加熱源によって上記蒸発材料を溶融し、蒸着粒子p1を生成する。蒸着材料は特に限定されず、例えば金属、有機物等が蒸着材料として用いられる。上記加熱源には例えば抵抗加熱源が用いられるが、これに限定されず、誘導加熱源、電子ビーム加熱源、レーザ加熱源等の他の加熱源が用いられてもよい。
本実施形態の蒸発源12は、蒸着粒子p1をZ軸方向へ指向性をもって出射することが可能に構成されている。このような機能を有する蒸発源は、例えば、Z軸方向に開口軸を有するチムニ(煙突)を有する。あるいは、蒸発源として同軸型真空アーク蒸発源を用いてもよい。蒸発源12は、ステージ14に支持されたワークWの表面(成膜領域)に対して蒸着粒子p1を所定の入射角(α)で入射させる。入射角αの大きさは特に限定されないが、本実施形態では約90度である。ここで、入射角αは、許容できる範囲で広がりをもっていてもよい。
(位置決め装置)
位置決め装置13は、ステージ14と駆動ユニット15とを有する。ステージ14は、ワーク(成膜対象物)Wを支持する支持体30と、支持体30を回転自在に支持するベース40と、駆動ユニット15の駆動力を支持体30及びベース40へ伝達する駆動力伝達ユニット50とを有する。
ワークWは、回転対称な三次元曲面形状の成膜領域を有する。本実施形態では、ワークWとして、非球面(ドーム型)の表面と平坦な裏面とを有する、プラスチック、ガラス、セラミックス、金属等で形成された構造体が適用され、具体的には、光学レンズ等の光学素子が用いられる。本実施形態の成膜装置1は、当該構造体の曲面形状を有する表面部に所定の蒸着膜を形成する。
図2〜図5にステージ14の詳細を示す。図2は、支持体30、ベース40、駆動力伝達ユニット50を含むステージ14の全体斜視図である。図3は、駆動力伝達ユニット50の内部構造を示す斜視図である。図4は、支持体30、ベース40及び駆動力伝達ユニット50の断面構造を示す斜視図である。図5は、支持体30及びベース40の断面図である。理解を容易にするため、図2〜図4は、ステージ14の上下を反転して示す。
支持体30は、円板状の支持面31と、側周面32とを有する略円筒形状に形成されている。ワークWはその回転対称軸を支持体30の中心軸に整列させた状態で、その平坦な裏面側を支持面31に接触させている。以下の説明では、図3に示すように、ワークWの回転対称軸及び支持体30の中心軸をステージ14の回転軸ax1ともいい、当該回転軸ax1の軸回りの方向(正逆の両方向を含む。)θ方向ともいう。
支持面31には図示せずともワークWを位置決め保持するチャッキング機構が設けられている。典型的には、チャッキング機構にはメカニカルチャック(クランプ機構)や静電チャックが用いられる。
支持体30は、ベース40に対して回転自在に支持されており、ワークWをその回転対称軸のまわりに回転可能に構成されている。支持面31の内面側には、後述するベース40の軸部43に回転自在に係合する内側円筒部33が形成されている。内側円筒部33の先端には、後述する回転伝達軸と係合する第1のベベルギヤ33aが形成されている。
ベース40は、底部41と円環状の側周部42とを有する容器形状に形成されている。ベース40の底部41は、支持体30の支持面31と対向しており、その中心部には、支持体30を回転自在に支持する軸部43が形成されている。軸部43は、支持体30の回転軸ax1に整列しており、ベアリング34を介して支持体30の内側円筒部33と接続されている。ベース40の側周部42は、支持体30の側周面32の外側で所定の範囲にわたって当該側周面32とオーバーラップしている。
駆動力伝達ユニット50は、支持体30をその回転軸ax1の回りに回転させる回転伝達軸51(第1の軸)と、ベース40を蒸着粒子p1の入射方向(Z軸方向)に対して直交する方向(X軸方向)の軸回りに傾動させる傾動伝達軸52(第2の軸)と、これら回転伝達軸51及び傾動伝達軸52とを収容するケーシング53とを有する。
図3及び図4に示すように、傾動伝達軸52は、一端部がベース40の側周部42に固定された、側周部42からX軸に沿って延びる中空軸で形成されている。したがって、傾動伝達軸52がその軸回りに回転することで、支持体30及びベース40が当該軸回りに傾動させられる。以下の説明では、図3に示すように、傾動伝達軸52の中心軸をステージ14の傾動軸ax2ともいい、当該傾動軸ax2の軸回りの方向(正逆の両方向を含む。)をψ方向ともいう。
傾動伝達軸52の中空部には回転伝達軸51が回転可能に収容されている。回転伝達軸51は、傾動伝達軸52と同心的に傾動軸ax2に沿って延びており、回転伝達軸51の一端部は、支持体30及びベース40の内部に臨んでいる。回転伝達軸51の上記一端部には第2のベベルギヤ51aが形成されている。第2のベベルギヤ51aは、支持体30の内側円筒部33に形成された第1のベベルギヤ33aと係合している。これにより、回転伝達軸51のψ方向の回転動力が支持体30のθ方向への回転動力に変換される。これら第1及び第2のベベルギヤ33a、51aは、回転伝達軸51のψ方向の回転を支持体30のθ方向への回転に変換する「第1の変換部」を構成する。
回転伝達軸51の他端は、傾動伝達軸52の他端側より外方へ所定長さにわたって突出しており、その突出した他端側の外周部には第1のウォームホイール51bが一体的に取り付けられている。第1のウォームホイール51bは、駆動ユニット15の回転駆動軸61に取り付けられた第1のウォームギヤ61bに係合している。一方、傾動伝達軸52の外周部には第2のウォームホイール52bが一体的に取り付けられている。第2のウォームホイール52bは、駆動ユニット15の傾動駆動軸62に取り付けられた第2のウォームギヤ62bに係合している。回転駆動軸61の第1のウォームギヤ61bおよび傾動駆動軸62の第2のウォームギヤ62bは、駆動力伝達ユニット50のケーシング53に収容されている。
駆動力伝達ユニット50のケーシング53は、スライダ55を介して一対のガイドレール71に接続されている。スライダ55は、ケーシング53に固定されている。ガイドレール71は、真空チャンバ10の天板に対して基台70(図1)を介して設置されており、ステージ14の回転軸ax1及び傾動軸ax2にそれぞれ直交する方向(Y軸方向)に所定距離にわたって延在している。駆動力伝達ユニット50は、駆動ユニット15の直動駆動軸63に連結されており、駆動ユニット15によりY軸方向に移動可能とされている。
駆動ユニット15は、回転駆動軸61(第3の軸)と、傾動駆動軸62(第4の軸)と、直動駆動軸63と、これら各駆動軸を駆動する駆動源部64とを有する。図2に示すように、回転駆動軸61、傾動駆動軸62及び直動駆動軸63は、Y軸方向に沿ってそれぞれ直線的に延びており、各々の一端側は駆動力伝達ユニット50に接続され、各々の他端側は駆動源部64に接続されている。
図3に示すように、回転駆動軸61には、第1のウォームホイール51bと係合する第1のウォームギヤ61bがボールスプライン軸受、スラスト軸受等を介して軸方向に移動自在に取り付けられている。傾動駆動軸62には、第2のウォームホイール52bと係合する第2のウォームギヤ62bがボールスプライン軸受、スラスト軸受等を介して軸方向に移動自在に取り付けられている。これにより、回転駆動軸61及び傾動駆動軸62に対する駆動力伝達ユニット50のY軸方向への相対移動が可能とされる。
また図2に示すように、直動駆動軸63には、駆動力伝達ユニット50のケーシング53に接続される接続具63bが取り付けられている。本実施形態では、直動駆動軸63はボールネジ軸として構成され、接続具63bはボールネジナットとして構成される。上記各駆動軸61、62、63はそれぞれ真空チャンバ10をY軸方向に気密に貫通して駆動源部64に接続されている。
駆動源部64は、図1に示すように、真空チャンバ10の外壁面(大気側)に設置されている。駆動源部64は、回転駆動軸61をその軸回りに回転させることが可能な回転駆動源641(第1の駆動源)と、傾動駆動軸62をその軸回りに回転させることが可能な傾動駆動源642(第2の駆動源)と、直動駆動軸63をその軸回りに回転させることが可能な直動駆動源643とを含む。これら回転駆動源641、傾動駆動源642及び直動駆動源643には、例えば、モータがそれぞれ用いられる。直動駆動軸63はプッシュロッドで構成されてもよく、この場合、直動駆動源643は流体圧シリンダで構成されてもよい。これらの駆動源は各々独立して真空チャンバ10に設置されてもよいし、これらの一部あるいは全部が共通の駆動源としてモジュール化されていてもよい。
回転駆動源641は、回転駆動軸61を回転させることで、第1のウォームギヤ61b及び第1のウォームホイール51bを介して回転伝達軸51を回転させる。第1のウォームギヤ61b及び第1のウォームホイール51bは、回転駆動軸61の回転を回転伝達軸51の回転に変換する「第2の変換部」を構成する。一方、傾動駆動源642は、傾動駆動軸62を回転させることで、第2のウォームギヤ62b及び第2のウォームホイール52bを介して傾動伝達軸52を回転させる。第2のウォームギヤ62b及び第2のウォームホイール52bは、傾動駆動軸62の回転を傾動伝達軸52の回転に変換する「第3の変換部」を構成する。
回転駆動源641、回転駆動軸61及び上記第2の変換部は、回転伝達軸51をその軸回りに回転させる「第1の駆動部」を構成し、傾動駆動源642、傾動駆動軸62及び上記第3の変換部は、傾動伝達軸52をその軸回りに回転させる「第2の駆動部」を構成する。また、上記第1の駆動部、回転伝達軸51、上記第1の変換部は、支持体30をθ方向に回転させることが可能な「回転機構を」構成し、上記第2の駆動部、傾動伝達軸52及びベース40は、支持体30をψ方向へ傾動させることが可能な「傾動機構」を構成する。さらに、直動駆動源643、直動駆動軸63、スライダ55及びガイドレール71は、Y軸方向に支持体30(ステージ14)を移動させる「第1の移動機構」を構成する。
本実施形態の成膜装置1はさらに、駆動源部64の駆動を制御する制御部16を備えている。制御部16は、ワークWの成膜時に、ステージ14の回転制御及び傾動制御を実行し、必要に応じてステージ14の直線移動制御を実行する。すなわち、制御部16は、ステージ14上のワークWに対する蒸着粒子p1の入射位置を意図した位置に調整するために、上記回転機構、上記傾動機構及び上記第1の移動機構を制御する。また、制御部16は、支持体30の回転角度または回転速度および、支持体30の傾動角度または傾動速度を調整するために上記回転機構および傾動速度の少なくとも一つを制御する。
(成膜装置の動作)
本実施形態の成膜装置1は以上のように構成される。次に、成膜装置1の動作を説明する。
図1に示すように、ワークWはその三次元曲面形状の成膜領域(表面)を蒸発源12側に向けてステージ14の支持体30上に設置される。このとき、ワークWは、その回転対称軸が支持体30の回転軸ax1に整列するように支持体30上に位置決めされる。成膜初期時、支持体30の回転軸ax1はZ軸方向に平行に向けられており、ワークWの成膜領域の中心(表面の頂点)が蒸発源12の蒸着粒子p1の出射位置と対向している。真空チャンバ10は、所定の圧力にまで真空排気される。
次に、蒸発源12に収容された蒸発材料を加熱することで、蒸発材料の蒸着粒子p1を生成する。蒸発源12からZ軸方向に向けて出射された蒸着粒子p1は、ワークWの成膜領域に堆積する。
制御部16は、回転駆動源641を駆動することで、支持体30をθ方向へ回転させる。これにより、ワークWはZ軸回り(θ方向)に回転される。一方、制御部16は、傾動駆動源642を駆動することで、支持体30をθ方向へ回転させながらX軸回り(ψ方向)へ連続的に傾動させる。制御部16は、支持体30の傾動制御を、ワークWに対する蒸着粒子p1の入射位置が成膜領域の全面に到達するまで継続する。
以上のようにして、本実施形態においては、三次元曲面形状を有する成膜領域が成膜される。ワークWのθ方向への回転制御及びψ方向への傾動制御を最適化することによって、成膜領域の全面に蒸着膜を形成することができる。
なお本実施形態では、支持体30のψ方向への傾動制御に付随して第1のベベルギヤ33aと第2のベベルギヤ51aとの間に位相差が生じるが、支持体30のθ方向への回転制御時に上記位相差は補正される。
また、本実施形態の成膜装置1においては、支持体30のθ方向への回転制御、ψ方向への傾動制御に加えて、Y軸方向への直線移動制御を実行することにより、後述するように、ワークW対する蒸着粒子p1の入射角度を一定に維持しながらの成膜が可能となる。これにより、成膜領域全域に均一な膜質(膜厚、膜構造、膜組成など)で蒸着膜を形成することができる。
例えば図6に示すように、ワークW1の成膜領域が、傾動軸ax2を中心とする半径R1の球面で形成されている場合、ワークWの傾斜角(ψ)の大きさに関係なく、成膜領域に対する蒸着粒子p1の入射角を90度とすることができる。これにより、成膜領域に対して安定に蒸着粒子を堆積させることができるので、所望の膜厚を有する蒸着膜を成膜領域全域において均一に形成することが可能となる。
一方、ワークWの成膜領域が非球面で形成されている場合は、成膜領域内の各点において曲率半径が連続的に変化する。この場合、ワークWの傾動角に応じて、ワークWをY軸方向に移動させることで、ワークWに対する蒸着粒子p1の入射角の一定化を図ることができる。ワークWのY軸方向への移動は、直動駆動源643によるステージ14のガイドレール71に沿った直線移動で制御される。
例えば、非球面形状の成膜領域を有するワークW2に対する制御例を図7(A)、(B)に模式的に示す。成膜領域の中心をA1、中心A1より外周側の任意の点をA2、A2よりも外周側の任意の点をA3とし、A1、A2及びA3の各点における球心(球の中心)をそれぞれC1、C2及びC3とする。また、A1、A2及びA3の各点における球心までの距離(曲率半径)をそれぞれR1、R2及びR3とする。そこで、図7(A)に示す状態から球心C1を中心としてワークW2をX軸回りに傾動させたとき、A1〜A3に入射する蒸着粒子p1の入射角は相互に異なることになる。この場合、ワークW2の傾動角に応じてワークW2をY軸方向に移動させることで、図7(B)に示すように、蒸着粒子p1が入射するワークW2の半径位置に関係なくワークW2に対して90度の入射角で蒸着粒子p1を入射させることが可能となる。ワークW2のY軸方向への移動量は、曲率半径R1〜R3及び傾動角の大きさで定まる。例えば、A2に対して90度の入射角で蒸着粒子p1を入射させるためのワークW2のY軸方向への移動量Y1は、(R2−R1)/tanψ1であり、同様にA3に対しては、(R3−R1)/tanψ2である。ここで、ψ1及びψ2は、蒸着粒子p1の入射軸(Z軸)に対するA2及びA3の傾動角を表す。
以上のように、本実施形態の成膜装置1によれば、θ軸、ψ軸及びY軸の3軸制御によって、成膜領域が球面の場合は勿論、非球面の場合であっても、成膜領域全域に対して蒸着膜を均一に形成することができる。これにより、装置構成の複雑化、大型化を抑制できるとともに、均一成膜のためのステージ14の機構制御を容易化できる。
また、本実施形態によれば、回転伝達軸51と傾動伝達軸52とを同軸上に配置しているため、ステージ14の駆動力伝達ユニット50をコンパクトに構成でき、成膜装置1の小型化及び構成の簡素化を図ることができる。また、これら各伝達軸51、52をそれぞれ同一方向に配置することができるので、駆動源部64の設計の容易化を図ることができる。
さらに、各伝達軸51、52への駆動力の伝達にウォームギヤ及びウォームホイールを含むギヤ機構を採用したので、駆動源部64の配置部位を真空チャンバ10の外壁面のほぼ同一の箇所に集約することが可能となる。これにより、成膜装置1の構成の更なる小型化及び簡素化を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図8、図9及び図10は、本実施形態の成膜装置における位置決め装置23の構成を示す要部の側面図、正面図及び平面図である。各図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の位置決め装置23は、ステージ14の駆動系の構成が上述の第1の実施形態と異なる。すなわち本実施形態の位置決め装置23は、ステージ14をZ軸方向に移動させることが可能な第2の移動機構を備える。
上記第2の移動機構は、ステージ14をY軸方向に移動させるためのガイドレール71を支持する基台70を架台72に対して昇降移動させる複数の昇降軸81と、これら昇降軸81を昇降駆動する昇降駆動源(図示略)とを有する。上記架台72は、真空チャンバ10の天板に設置されるが、当該天板で構成されていてもよい。また、上記昇降駆動源は、上記天板の外壁面(大気側)に配置される。昇降駆動源は、例えば、モータやシリンダ装置などで構成される。
本実施形態の位置決め装置23は、上記昇降駆動源と同様、支持体30の回転駆動源、傾動駆動源及びY軸方向への直動駆動源もそれぞれ真空チャンバ10の天板の外壁面(大気側)に配置される。このため、Y軸方向に延在する回転駆動軸61、傾動駆動軸62及び直動駆動軸63へ上記回転駆動源、傾動駆動源及び直動駆動源の駆動力をそれぞれ伝達する回転軸部材610、傾動軸部材620及び直動軸部材630が設置されている。
図10に示すように、基台70には、回転駆動軸61、傾動駆動軸62及び直動駆動軸63をそれぞれ回転自在に支持する軸支部材91、92、93が固定されている。回転駆動軸61の両端は軸支部材91に支持されており、傾動駆動軸62の両端は軸支部材92に支持されており、直動駆動軸63の両端は軸支部材93に支持されている。回転軸部材610は、Z軸方向に延在し、その下端部が一方の軸支部材91内に配置されている。当該軸支部材91は、回転軸部材610の回転駆動力を回転駆動軸61へ伝達するギヤ機構610bを有している。同様に、傾動軸部材620は、Z軸方向に延在し、その下端部が一方の軸支部材92内に配置されている。当該軸支部材92は、傾動軸部材620の回転駆動力を傾動駆動軸62へ伝達するギヤ機構620bを有している。さらに、直動軸部材630は、Z軸方向に延在し、その下端部が一方の軸支部材93内に配置されている。当該軸支部材93は、直動軸部材630の回転駆動力を直動駆動軸63へ伝達するギヤ機構630bを有している。
ギヤ機構610b、620b、630bは、例えば、ウォームギヤ及びウォームホイールとの組み合わせによって構成される。これらギヤ機構610b、620b、630bは、回転軸部材610、傾動軸部材620及び直動軸部材630に対してZ軸方向に摺動自在な、例えばボールスプライン等の軸受機構を含んでいる。なお、回転伝達軸51による支持体30の回転駆動機構、傾動伝達軸52によるベース40の傾動駆動機構、及び、直動駆動軸63によるステージ14の直動駆動機構は、上述の第1の実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
以上のように構成される位置決め装置23によれば、ステージ14をY軸方向だけでなくZ軸方向にも移動させることができる。ステージ14の昇降動作は、制御部16(図1)によって制御される。制御部16は、例えば、蒸発源12とワークWとの間の相対距離が一定に維持されるように上記昇降駆動源を制御する。図7(B)に示した例では、ワークWの傾動制御に伴ってY軸方向に移動させたときに、蒸着粒子p1の入射位置がZ軸方向に変化する。制御部16は、ワークWの傾動角に応じて入射位置が一定となるようにワークWを昇降させる。これにより、ワークWの傾動による蒸発源12と成膜領域との間の相対距離の変化を防止でき、成膜領域全域に対して均一性の高い成膜が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施形態では、ワークWの成膜領域に対する蒸着粒子p1の入射角を90度としたが、これに限られず、90度未満あるいは90度超で蒸着粒子を入射させてもよい。本発明によれば、結晶配向を意図的に傾斜させた、いわゆる斜め蒸着処理にも容易に対応することができる。
また、以上の実施形態では、第1のウォームギヤ61b及び第1のウォームホイール51bを用いて、回転駆動軸61の回転を回転伝達軸51の回転に変換し、第2のウォームギヤ62b及び第2のウォームホイール52bを用いて、傾動駆動軸62の回転を傾動伝達軸52の回転に変換していたが、これに限られるわけではなく、複数のベベルギヤを用いてもよい。
また、駆動源伝達ユニット50は、直動駆動軸63によりY軸方向に移動可能とされているが、これに限られるわけではなく、回転駆動軸や傾動駆動軸にボールスプラインを取り付けることにより、Y軸方向へ移動させてもよい。
また、以上の実施形態では、成膜装置として真空蒸着装置を例に挙げて説明したが、これに限られず、スパッタ装置等の他の成膜装置にも本発明は適用可能である。この場合、成膜源には、スパッタリングターゲットが用いられる。
さらに、以上の実施形態では、支持体30の回転駆動源、傾動駆動源等を真空チャンバ10の外部(大気側)に配置したが、これらの一部又は全部をチャンバ内に配置しても構わない。また、回転駆動系や傾動駆動系の構成も上述の例に限定されず、装置の仕様に応じて適宜変更されてもよい。
1…成膜装置
10…真空チャンバ
12…蒸発源
13、23…位置決め装置
14…ステージ
15…駆動ユニット
16…制御部
30…支持体
40…ベース
50…駆動力伝達ユニット
51…回転伝達軸
52…傾動伝達軸
61…回転駆動軸
62…傾動駆動軸
63…直動駆動軸
81…昇降軸
p1…蒸着粒子
W…ワーク
ax1…回転軸
ax2…傾動軸

Claims (6)

  1. 回転対称な三次元曲面形状の成膜領域を有するワークを成膜するために用いられる前記ワークの位置決め装置であって、
    成膜源から前記成膜領域へ蒸着粒子が第1の方向から入射するように前記ワークを支持する支持体と、
    前記ワークの回転対称軸の回りに前記支持体を回転させることが可能な回転機構と、
    前記第1の方向と直交する第2の方向の軸回りに前記支持体を傾動させることが可能な傾動機構と、
    前記ワークに対する前記蒸着粒子の入射位置を調整するために前記回転機構及び前記傾動機構を制御する制御部と
    を具備する位置決め装置。
  2. 請求項1に記載の位置決め装置であって、
    前記回転機構は、前記第2の方向に沿って延びる第1の軸と、前記第1の軸をその軸回りに回転させる第1の駆動部と、前記第1の軸の回転を前記支持体の前記回転対称軸回りへの回転に変換する第1の変換部とを有し、
    前記傾動機構は、前記支持体を回転自在に支持するベースと、前記ベースに結合され前記第1の軸と同心的な第2の軸と、前記第2の軸をその軸回りに回転させる第2の駆動部とを有する
    位置決め装置。
  3. 請求項2に記載の位置決め装置であって、
    前記第1の駆動部は、前記第2の方向に直交する第3の方向に沿って延びる第3の軸と、前記第3の軸をその軸回りに回転させる第1の駆動源と、前記第3の軸の回転を前記第1の軸の回転に変換する第2の変換部とを有し、
    前記第2の駆動部は、前記第3の軸と平行に延びる第4の軸と、前記第4の軸をその軸回りに回転させる第2の駆動源と、前記第4の軸の回転を前記第2の軸の回転に変換する第3の変換部とを有する
    位置決め装置。
  4. 請求項1に記載の位置決め装置であって、
    前記第1の方向及び前記第2の方向に相互に直交する第3の方向に前記支持体を移動させることが可能な第1の移動機構をさらに具備し、
    前記制御部は、前記成膜領域に対する前記蒸着粒子の入射角が一定に維持されるように前記第1の移動機構を制御する
    位置決め装置。
  5. 請求項1に記載の位置決め装置であって、
    前記第1の方向に前記支持体を移動させることが可能な第2の移動機構をさらに具備し、
    前記制御部は、前記成膜源と前記成膜領域との間の相対距離が一定に維持されるように前記第2の移動機構を制御する
    位置決め装置。
  6. 請求項1に記載の位置決め装置であって、
    前記三次元曲面形状は、非球面の形状である
    位置決め装置。
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