JP2011162164A - シートベルトガイド構造 - Google Patents

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【課題】 シートベルトへの過剰な負荷の作用に伴うシートバック肩部相当位置からのシートベルトの離脱、およびシートバックフレームの過剰な変形を、重量増加を伴うことなく防止可能とする。
【解決手段】 シートベルトを挿通し保持するシートベルトガイド14が、シートバック20内のブラケット18の挿通孔19L、19Rに挿通される左右一対の脚部15L、15Rをその下端から下方に延出してなる。そして、そのうちのリトラクタ配置側脚部15Lがブラケットに離脱不能に連結される固定脚として、またその他方側脚部15Rがブラケットの大径挿通孔19Rに遊挿配置される自由脚として、それぞれ規定され、この自由脚が、ブラケットに対するリトラクタ配置側方向への固定脚の屈曲変形のもとでブラケットの大径挿通孔周縁に係合される顎部30を有して形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートベルトの肩部位置を規定するシートベルトガイド構造、特に3人掛けシートのセンタ部位に用いて好適なシートベルトガイド構造に関する。
自動車等のリヤシート(特にセカンドシート)に広く用いられる3人掛けシートのシートベルトレイアウトとして、たとえば、センタ部位着座者用のシートベルト(センタ用シートベルト)を車体の左右いずれかの側壁に設けたリトラクタから引き出すものが知られている(たとえば、特開2009−255852号公報等)。
このようなシートベルトレイアウトにおいては、センタ用シートベルトがリトラクタから引き出された後に大きく角度を変えてシートに装着されるため、通常は、センタ部位肩部相当位置でシートバック上端に設けられたシートベルトガイドを介して、センタ用シートベルトがシートの着座面側に引き出され、対応する箇所のバックルへのタングの挿着のもとでセンタ部位着座者を拘束可能に装着される。
特開2009−255852号公報
ところで、前方衝突等の緊急時、着座者からの荷重によりシートベルトが前方に引っ張られると、シートベルトはリトラクタと着座者との間で直線的に緊張しようとするため、シートベルトガイドおよびシートバックフレームには、その際の荷重に抗するだけの剛性が要求される。この緊急時の荷重に抗すべく、上記特開2009−255852号公報においては、シートベルトガイドを金属フレームとしてシートバックフレームに溶接により固定することでシートバック肩部相当位置からのシートベルトの離脱を阻止するとともに、シートバックフレームに荷重伝達部材を設け、シートベルトガイドに作用した荷重をこの荷重伝達部材から車体に逃がすことで、シートバックフレームの過剰な変形を防止するものとしている。
しかしながら、このような構成においては、シートベルトガイド、シートバックフレームおよび荷重伝達部材に相応の剛性が要求されることから、シートバック全体の重量増加を伴うおそれが多分にある。
本発明は、シートベルトへの過剰な負荷の作用に伴うシートバック肩部相当位置からのシートベルトの離脱、およびシートバックフレームの過剰な変形を、重量増加を伴うことなく防止可能とするシートベルトガイド構造の提供を目的としている。
上記の目的のために、請求項1に係る本発明のシートベルトガイド構造によれば、シートベルトを挿通し保持するシートベルトガイドが、シートバック内のブラケットの挿通孔に挿通される左右一対の脚部をその下端から下方に延出してなり、そのうちのリトラクタ配置側脚部がブラケットに離脱不能に連結される固定脚として、またその他方側脚部がブラケットの大径挿通孔に遊挿配置される自由脚として、それぞれ規定され、この自由脚が、ブラケットに対するリトラクタ配置側方向への固定脚の屈曲変形のもとでブラケットの大径挿通孔周縁に係合される顎部を有して形成されている。
また、請求項2に係る本発明によれば、シートベルトガイドの固定脚の挿入される保持パイプが、上方延出端、下方延出端を各外方にそれぞれ適当長延ばした貫通のもとでブラケットのリトラクタ配置側挿通孔に固着され、その下方延出端に配した係止手段により、シートベルトガイドの固定脚を保持パイプに離脱不能に連結している。
そして、請求項3に係る本発明によれば、シートベルトガイドの自由脚が、シートベルトガイドの下端大径部を介して下方に延出され、ブラケットへの固定脚の連結時、シートベルトガイドの下端大径部がブラケットの大径挿通孔に嵌入される。
更に、請求項4に係る本発明によれば、シートベルトガイドの下端大径部が、軸線方向に延びるリブをその周面に有して形成されている。
請求項1に係る本発明では、シートベルトガイドの自由脚をブラケットの大径挿通孔に遊挿配置することで、固定脚の屈曲変形を伴うリトラクタ配置側方向へのシートベルトガイドの傾倒を保障し、大径挿通孔周縁に係合可能な顎部を自由脚に設けることで、その傾倒時における大径挿通孔からの自由脚の抜けを阻止している。すなわち、シートベルトガイドの傾倒による衝撃吸収により、シートベルトからの入力荷重が十分に低減されるため、荷重伝達部材の付加やシートバックフレームの剛性強化をはかることなく、シートバックフレームの過剰な変形が確実に防止できるとともに、大径挿通孔周縁への顎部の係合のもとで大径挿通孔からの自由脚の抜けを阻止することにより、シートバックの肩部相当位置からのシートベルトの離脱が確実に防止できる。従って、請求項1にかかる本発明では、シートバック肩部相当位置からのシートベルトの離脱、およびシートバックフレームの過剰な変形を、重量増加を伴うことなく防止することが可能になる。
また、請求項2に係る本発明では、保持パイプが上下方向に貫通した状態でブラケットのリトラクタ配置側挿通孔に固着されるため、その上方延出端がシートベルトガイドとブラケットとの間隔を確保するためのスペーサとして機能する。これにより、固定脚の屈曲変形が円滑に得られるとともに、屈曲変形箇所が保持パイプの上端縁に特定化できるため、自由脚での大径挿通孔周縁に対する顎部の係合の確実性が一層向上される。
そして、請求項3に係る本発明では、ブラケットへの固定脚の連結時、シートベルトガイドの下端大径部がブラケットの大径挿通孔に嵌入されるため、自由脚側でのシートベルトガイドのガタツキが確実に防止可能となる。
更に、請求項4に係る本発明では、シートベルトガイドの下端大径部が、軸線方向に延びるリブをその周面に有して形成されているため、ブラケットの大径挿通孔に対する嵌合の確実性が一層向上される。
(A)(B)は過大な負荷の作用前、作用後における本発明のシートベルトガイド構造の各概略正面図である。 シートベルトガイドを有するリヤシートの概略斜視図である。 シートベルトガイド構造の概略分解斜視図である。
シートベルトガイドの左右一対の脚部のうち、リトラクタ配置側脚部がブラケットに離脱不能に連結される固定脚として、またその他方側脚部がブラケットの大径挿通孔に遊挿配置される自由脚として、それぞれ規定され、自由脚が、ブラケットに対するリトラクタ配置側方向への固定脚の屈曲変形のもとでブラケットの大径挿通孔周縁に係合される顎部を有して形成されている。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。図1(A)(B)は、過大な負荷の作用前、作用後における本発明のシートベルトガイド構造の各概略正面図、図2はシートベルトガイドを有するリヤシートの概略斜視図、図3はシートベルトガイド構造の概略分解斜視図をそれぞれ示す。これら図示のように、本発明のシートベルトガイド構造10においては、シートベルト12を挿通し保持するシートベルトガイド14が、シートバックフレーム16に固定されたブラケット18への連結のもとで、シートバック20の上端に設けられている。
図2を見るとわかるように、シートベルトガイド14は、3人掛けシートの各着座部位(左右の着座部位12L、12Rおよびセンタの着座部位12C)のうちの、センタ部位着座者用のシートベルト12の肩部位置を規定するものであり、シートベルトの巻き取り装置であるリトラクタ(図示しない)が車体の左右のいずれかの側壁に設けられている場合においては、そのリトラクタの設けられた側の肩部位置を規定可能に、このシートベルトガイドは配置されている。ここでは、着座者から見た左着座部位12L側の車体側壁(L側)をリトラクタ配置側として以下説明する。
なお、シートバック背後のリトラクタからシート着座面側に引き出されたシートベルト12は、通常、シート側の対応するバックルにその先端のタングを挿着することで、着座者の少なくとも胸部を拘束可能に装着されるが、この種のシートベルトの構成自体は特開2009−255852号公報等に記載のように公知であるため、シートベルト自体の基本的な構成に対する詳細な説明はここでは省略する。
図1(A)および図3を見るとわかるように、シートベルトガイド14は、たとえば合成樹脂材料から、シートベルトを挿通可能とする閉断面形状、たとえば正面略三角形の閉断面形状に成形され、ブラケット18の挿通孔19L、19Rに挿通される左右一対の脚部15L、15Rが、その下端から下方に延出されている。なお、左右一対の脚部(シートベルトガイドの脚部)15L、15Rは1本の棒材の折曲加工によりなり、この棒材との一体成形により、シートベルトガイド14は形成される。
ブラケット18は、たとえば、上下壁18a、18bを有する断面略コ字形状に形成され、その上下壁で挟持するように、シートバックフレーム16(詳しくはシートバックフレームの上端パイプ)に溶接等により固着されている。そして、このブラケットの上下壁18a、18bに、リトラクタ配置側(L側)およびその他方側(R側)でそれぞれ整列する挿通孔19L(リトラクタ配置側挿通孔、19L−a、19L−b)、19R(19R−a、19R−b)が設けられ、この各側の挿通孔への脚部15L(リトラクタ配置側脚部)、15Rの挿通のもとで、シートベルトガイド14はブラケット18に対して配設される。
ここで、この発明においては、シートベルトガイドの脚部15L、15Rのうち、リトラクタ配置側脚部15Lがブラケット18に離脱不能に固定的に連結される固定脚として、またその他方側脚部15Rがブラケットの対応する挿通孔19Rに遊挿配置される自由脚として、それぞれ規定されている。そして、この実施例においては、シートベルトガイドの固定脚(リトラクタ配置側脚部)15Lの挿通可能な保持パイプ22が、上方延出端22a、下方延出端22bを上下壁外方にそれぞれ延出させた状態でブラケットのリトラクタ配置側挿通孔19L(19L−a、19L−b)を貫通して溶接等により固着され、係止手段24によるこの保持パイプへの係止により、シートベルトガイドの固定脚15Lがブラケット18に離脱不能に連結されている。
保持パイプ22の上方延出端22aは、たとえば、ブラケットとシートベルトガイドとの間隔を規定する位置決めスペーサとしての機能を有し、この間隔を保つことにより、ブラケットとシートベルトガイドとの間にシートパッドの配置スペースが確保可能となる。そして、シートベルトガイドの固定脚15Lを保持パイプ22に係止し連結する係止手段24として、たとえば保持パイプ22の下方延出端22bに形成された切り溝26にその付勢力のもとで挟着したクリップ状のスプリングロックが例示でき、このスプリングロックは、その付勢力に抗した拡開により固定脚先端の挿入を許容し、固定脚の切り溝28との整列に伴う係合により固定脚を離脱不能に連結、保持するものとして構成されている。
また、図1(A)および図3を見るとわかるように、シートベルトガイド14は、シートベルトガイドの自由脚15R側に下端大径部14aを一体に有して形成され、自由脚15Rは、この下端大径部を介して下方に延出されている。そして、このシートベルトガイドの下端大径部14aを嵌入可能な大径に、ブラケットの挿通孔19R(19R−a、19R−b)は形成されている。
このような構成においては、保持パイプ22および挿通孔(大径挿通孔)19R(19R−a、19R−b)への固定脚15L、自由脚15Rの挿入もとで、シートベルトガイド14はブラケット18、ひいてはシートバック20に対して装着される。そして、このシートベルトガイド14は、大径挿通孔19R、しいていえば上壁の挿通孔19R−aへの下端大径部14aの嵌入を伴って挿着されるため、固定脚15L側での係止手段24による離脱の防止に加えてそのガタツキも確実に防止される。
なお、この実施例では、固定脚15Lを保持パイプ22に連結する係止手段24としてスプリングロックを例示しているが、シートベルトガイドの固定脚15Lを保持パイプ22、ひいてはブラケット18に対して離脱不能に連結できれば足りるため、これに限定されず、他の部材を係止手段として用いてもよい。しかしながら、このようなスプリングロックを係止手段24とすれば、シートバック上端外方からの挿着のみにより、固定脚15Lをブラケット18に連結できるため、シートバック20へのシートベルトガイド14の装着作業が容易に行える。
ところで、衝突等の緊急時、着座者の上体の前方移動のもとでシートベルト12が前方に引っ張られると、シートベルトは着座者とリトラクタとの間で直線状に緊張しようとするため、シートベルトを保持するシートベルトガイド14には、リトラクタ配置方向(L方向)に過大な荷重Fが作用する(図1(A)参照)。この発明においては、シートベルトガイドのリトラクタ配置側の固定脚15Lのみがブラケット18に対して固定的に連結されており、その他方側の自由脚15Rはブラケットの大径挿通孔19R(19R−a、19R−b)に遊挿されているにすぎないため、シートベルトガイド14は、たとえば保持パイプ22の上端を支点とする固定脚15Lの屈曲変形を伴いながらリトラクタ配置側に傾動し、それに伴って、他方の自由脚15Rは大径挿通孔19R(19R−a、19R−b)から抜ける方向に移動する。
そこで、この発明においては、ブラケットの大径挿通孔19R(19R−a、19R−b)からの自由脚15Rの抜けを防止すべく、固定脚15Lの屈曲変形のもとで大径挿通孔、特にブラケットの下壁18bの大径挿通孔19R−bの周縁に係合可能な顎部30を、自由脚の下端部に設けている。なお、顎部30は、たとえば切り溝によりなる下端段部として形成される。
上記のように、この発明においては、シートベルトガイドの自由脚15Rをブラケットの大径挿通孔19R(19R−a、19R−b)に遊挿配置することで、固定脚15Lの屈曲変形を伴うリトラクタ配置側方向へのシートベルトガイド14の傾倒を保障し、大径挿通孔周縁に係合可能な顎部30を自由脚に設けることで、その傾倒時における大径挿通孔からの自由脚の抜けを阻止している。すなわち、シートベルトガイド14の傾倒による衝撃吸収により、シートベルト12からの入力荷重が十分に低減されるため、荷重伝達部材の付加やシートバックフレームの剛性強化をはかることなく、シートバックフレーム16の過剰な変形が確実に防止できるとともに、大径挿通孔周縁19R(19R−b)への顎部30の係合のもとで大径挿通孔からの自由脚15Rの抜けを阻止することにより、シートバック20の肩部相当位置からのシートベルトの離脱が確実に防止できる。従って、本発明によれば、シートバック肩部相当位置からのシートベルト12の離脱、およびシートバックフレーム16の過剰な変形を、重量増加を伴うことなく防止することが可能になる。
ここで、この発明においては、保持パイプ22を上下方向に貫通した状態でブラケットのリトラクタ配置側挿通孔19L(19L−a、19L−b)に固着されるため、その上方延出端22aがシートベルトガイド14とブラケット18との間隔を確保するためのスペーサとして機能する。これにより、固定脚15Lの屈曲変形が円滑に得られるとともに、屈曲変形箇所が保持パイプ22の上端縁に特定化できるため、自由脚15Rでの大径挿通孔周縁19R(19R−b)に対する顎部30の係合の確実性が一層向上される。
また、この発明においては、ブラケット18への固定脚15Lの連結時、シートベルトガイドの下端大径部14aがブラケットの大径挿通孔19R(19R−a)に嵌入されるため、自由脚15R側でのシートベルトガイド14のガタツキが確実に防止可能となる。なお、この構成においては、この下端大径部14aの周面に、軸線方向に延びるリブ32を設けることが好ましい。このような構成によれば、大径挿通孔19R(19R−a)の径、あるいは下端大径部14aの径に誤差が生じても、リブ32がその誤差を吸収できるため、適切な嵌合が容易に確保可能となる。
ところで、このシートベルトガイドの下端大径部14aは自由脚15Rよりも大径であるため、シートベルトガイド14を誤って左右逆転した状態でブラケット18に挿入しようとした場合、保持パイプ22の上端に対する下段大径部の係合により、その挿入長は規制される。そして、保持パイプの係止手段24は、ブラケット18から下部外方に延出された保持パイプの下部延出端22bに設けられており、下端大径部14aによる自由脚15Rの挿入長の規制によって、係止手段と自由脚の顎部30との係合は生じないため、下端大径部から自由脚を延出させることによって、ブラケット18に対するシートベルトガイド14の左右向きの誤装着も確実に防止可能となる。
また、この実施例においては、ブラケット18が断面略コ字形状の略中空形状として具体化されているが、これに限定されず、中実のブロック状体から、ブラケットを形成してもよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何ら限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造などの施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
一般的には、セカンドシートのセンタ部位着座者用のシートベルトガイドがその対象となるが、リトラクタをシート後部の車体左右側壁に有するものであれば、左右の着座部位用のシートベルトガイドや、サードシート、あるいはフロントシートの各着座部位用のシートベルトガイドにも、この発明が応用できる。
10 シートベルトガイド構造
12 シートベルト
14 シートベルトガイド
15(15L、15R) 脚部(固定脚、自由脚)
18 ブラケット
22 保持パイプ
24 係止手段
30 顎部
32 リブ

Claims (4)

  1. シートバック上端に設けられ、車体左右側壁のいずれかに配されたリトラクタからのシートベルトを挿通することにより、シート上でのその肩部位置を規定するシートベルトガイド構造であり、
    シートベルトを挿通し保持するシートベルトガイドが、シートバック内のブラケットの挿通孔に挿通される左右一対の脚部をその下端から下方に延出してなり、そのうちのリトラクタ配置側脚部がブラケットに離脱不能に連結される固定脚として、またその他方側脚部がブラケットの大径挿通孔に遊挿配置される自由脚として、それぞれ規定され、この自由脚が、ブラケットに対するリトラクタ配置側方向への固定脚の屈曲変形のもとでブラケットの大径挿通孔周縁に係合される顎部を有して形成されたシートベルトガイド構造。
  2. シートベルトガイドの固定脚の挿入される保持パイプが、上方延出端、下方延出端を各外方にそれぞれ適当長延ばした貫通のもとでブラケットのリトラクタ配置側挿通孔に固着され、その下方延出端に配した係止手段により、シートベルトガイドの固定脚を保持パイプに離脱不能に連結した請求項1記載のシートベルトガイド構造。
  3. シートベルトガイドの自由脚が、シートベルトガイドの下端大径部を介して下方に延出され、ブラケットへの固定脚の連結時、シートベルトガイドの下端大径部がブラケットの大径挿通孔に嵌入される請求項1または2記載のシートベルトガイド構造。
  4. シートベルトガイドの下端大径部が、軸線方向に延びるリブをその周面に有して形成された請求項3記載のシートベルトガイド構造。
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