JP2011161645A - インクジェットプリント用メディア - Google Patents
インクジェットプリント用メディア Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011161645A JP2011161645A JP2010023331A JP2010023331A JP2011161645A JP 2011161645 A JP2011161645 A JP 2011161645A JP 2010023331 A JP2010023331 A JP 2010023331A JP 2010023331 A JP2010023331 A JP 2010023331A JP 2011161645 A JP2011161645 A JP 2011161645A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- resin
- acrylate
- vinyl chloride
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】表裏両面を塩化ビニル系樹脂で被覆したガラス繊維からなる平織物の少なくとも一面側を、アクリル系樹脂を30〜60重量%含有する混合樹脂にて被覆したインクジェットプリント用メディアである。また、アクリル系樹脂と混合する樹脂は塩化ビニル系樹脂がよい。
【選択図】なし
Description
さらに、 (2)アクリル系樹脂と混合する樹脂が塩化ビニル系樹脂であることが好ましい。
また、 (3)(1)または(2)のインクジェットプリント用メディアの上記混合樹脂にて被覆された面の少なくとも一面側に、アクリレート系の紫外線硬化型樹脂を主成分とする紫外線硬化型インクを用いてインクジェットプリントがされたプリント物。
平織ガラス繊維布(目付220g/m2、シランカップリング剤処理品)に対し、ストレート塩化ビニル樹脂(平均重合度=1000)50%、フタル酸エステル系可塑剤35%、三酸化アンチモン系難燃剤5%、Ba−Zn系安定剤5%、酸化チタン5%を配合し、ロール温度170℃のカレンダーロール成形にて50g/m2フィルムを形成し、当該基布の両面に付与した。
次に、混合樹脂(アクリル系樹脂―塩化ビニル系樹脂 30/70重量比)20%、希釈溶剤(トルエンーMEK 50/50重量比)80%の配合にて、両面にグラビアコーターを用いて10g/m2コーティング後120℃、1min乾燥することで乾燥後重量2g/m2塗布し、本発明のインクジェットプリント用メディアを得た。
平織ガラス繊維布(目付220g/m2、シランカップリング剤処理品)に対し、ストレート塩化ビニル樹脂(平均重合度=1000)50%、フタル酸エステル系可塑剤35%、三酸化アンチモン系難燃剤5%、Ba−Zn系安定剤5%、酸化チタン5%を配合し、ロール温度170℃のカレンダーロール成形にて50g/m2フィルムを形成し、当該基布の両面に付与した。
次に、混合樹脂(アクリル系樹脂―塩化ビニル系樹脂 60/40重量比)20%、希釈溶剤(トルエンーMEK 50/50重量比)80%の配合にて、両面にグラビアコーターを用いて10g/m2コーティング後120℃、1min乾燥することで乾燥後重量2g/m2塗布し、本発明のインクジェットプリント用メディアを得た。
平織ガラス繊維布(目付220g/m2、シランカップリング剤処理品)に対し、ストレート塩化ビニル樹脂(平均重合度=1000)50%、フタル酸エステル系可塑剤35%、三酸化アンチモン系難燃剤5%、Ba−Zn系安定剤5%、酸化チタン5%を配合し、ロール温度170℃のカレンダーロール成形にて50g/m2フィルムを形成し、当該基布の両面に付与し、インクジェットプリント用メディアを得た。
平織ガラス繊維布(目付220g/m2、シランカップリング剤処理品)に対し、ストレート塩化ビニル樹脂(平均重合度=1000)50%、フタル酸エステル系可塑剤35%、三酸化アンチモン系難燃剤5%、Ba−Zn系安定剤5%、酸化チタン5%を配合し、ロール温度170℃のカレンダーロール成形にて50g/m2フィルムを形成し、当該基布の両面に付与した。
次に、混合樹脂(アクリル系樹脂―塩化ビニル系樹脂 20/80重量比)20%、希釈溶剤(トルエンーMEK 50/50重量比)80%の配合にて、両面にグラビアコーターを用いて10g/m2コーティング後120℃、1min乾燥することで乾燥後重量2g/m2塗布し、インクジェットプリント用メディアを得た。
平織ガラス繊維布(目付220g/m2、シランカップリング剤処理品)に対し、ストレート塩化ビニル樹脂(平均重合度=1000)50%、フタル酸エステル系可塑剤35%、三酸化アンチモン系難燃剤5%、Ba−Zn系安定剤5%、酸化チタン5%を配合し、ロール温度170℃のカレンダーロール成形にて50g/m2フィルムを形成し、当該基布の両面に付与した。
次に、混合樹脂(アクリル系樹脂―塩化ビニル系樹脂 70/30重量比)20%、希釈溶剤(トルエンーMEK 50/50重量比)80%の配合にて、両面にグラビアコーターを用いて10g/m2コーティング後120℃、1min乾燥することで乾燥後重量2g/m2塗布し、インクジェットプリント用メディアを得た。
反応性モノマー(サートマージャパン(株)製、商品名:SR238F、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、2官能)75重量部と、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、商品名:イルガキュア184、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン)5重量部と、反応性オリゴマー(サートマージャパン(株)製、商品名:CN983、ウレタンアクリレートオリゴマー)20重量部とを混合し、ビーズミル分散機を用いて分散した後、ろ過を行って不純物除去し、紫外線硬化型インクを作製した。
イ)ノズル径 : 70(μm)
ロ)印加電圧 : 50(V)
ハ)パルス幅 : 20(μs)
ニ)駆動周波数: 3(kHz)
ホ)解像度 : 180(dpi)
ヘ)加熱温度 : 60(℃)
ト)インク総付与量:40(g/m2)
あ)ランプ種類: メタルハライドランプ
い)電圧 : 120(W/cm)
う)照射時間 : 1(秒)
え)照射距離 : 10(cm)
(1)UVインクとの密着性
得られた印刷物に対し、スコット磨耗法JIS L 1096に準じ、荷重1kgf×100回の条件で試験した後下記基準に従って判定した。
○ 剥離なし
× 剥離が発生
得られた印刷物に対し、スコット磨耗法JIS L 1096に準じ、荷重1kgf×200回の条件で試験した後下記基準に従って判定した。
○ メディアの破壊がみられない
× ガラス繊維がばらけている、或いは樹脂層間で剥離がみられる
得られた印刷物を30mm×300mmの短冊形状にサンプルカットし、引張試験機にてチャック間隔100mmでサンプルをセットし、1000Nの荷重を3秒間負荷した後の状態における寸法変化率を下記基準に従い評価した。
○ 寸法変化率1%未満
× 寸法変化率1%以上
得られた印刷物の光透過率をマクベスCOLOREYE3000(GretagMacbeth社製)を用いて、波長360〜740nmを測定範囲をとして10nm単位毎に測定し、各波長での測定値の平均をここでいう光透過率とし、下記基準に従って判定した。
○ 光透過率10%〜50%
× 光透過率0%〜10%
Claims (3)
- 表裏両面を塩化ビニル系樹脂で被覆したガラス繊維からなる平織物の少なくとも一面側を、アクリル系樹脂を30〜60重量%含有する混合樹脂にて被覆したインクジェットプリント用メディア。
- アクリル系樹脂と混合する樹脂が塩化ビニル系樹脂である請求項1記載のインクジェットプリント用メディア。
- 請求項1または2記載のインクジェットプリント用メディアの上記混合樹脂にて被覆された面の少なくとも一面側に、アクリレート系の紫外線硬化型樹脂を主成分とする紫外線硬化型インクを用いてインクジェットプリントがされたプリント物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010023331A JP5683117B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | インクジェットプリント用メディア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010023331A JP5683117B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | インクジェットプリント用メディア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011161645A true JP2011161645A (ja) | 2011-08-25 |
JP5683117B2 JP5683117B2 (ja) | 2015-03-11 |
Family
ID=44592922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010023331A Active JP5683117B2 (ja) | 2010-02-04 | 2010-02-04 | インクジェットプリント用メディア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5683117B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017170641A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 株式会社フォトクラフト社 | 画像用シート |
JP2020157501A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート、建築物内装材、および化粧シートの製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0390383A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-16 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 印刷用シート |
JPH07251491A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-10-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真用ポリエステル積層支持体の製造方法 |
JPH11348414A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Hiraoka & Co Ltd | 油性インクジェットプリント用メッシュシート |
JP2007022026A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Seiren Co Ltd | ガラス繊維シート |
JP2007203724A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Photo Craft Co Ltd | 透過光用の画像シートおよび画像印刷用シート |
JP2007237733A (ja) * | 2001-04-18 | 2007-09-20 | Three M Innovative Properties Co | 放射線硬化させたインクジェット印刷画像を含むプライマー処理した基材 |
WO2009063809A1 (ja) * | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Nitto Boseki Co., Ltd. | 不燃性及び透明性を有する繊維強化樹脂シート及びその製造方法 |
JP2009270290A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Lonseal Corp | アクリル−塩化ビニル系共重合樹脂を積層した防水シート |
-
2010
- 2010-02-04 JP JP2010023331A patent/JP5683117B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0390383A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-16 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 印刷用シート |
JPH07251491A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-10-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真用ポリエステル積層支持体の製造方法 |
JPH11348414A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Hiraoka & Co Ltd | 油性インクジェットプリント用メッシュシート |
JP2007237733A (ja) * | 2001-04-18 | 2007-09-20 | Three M Innovative Properties Co | 放射線硬化させたインクジェット印刷画像を含むプライマー処理した基材 |
JP2007022026A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Seiren Co Ltd | ガラス繊維シート |
JP2007203724A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Photo Craft Co Ltd | 透過光用の画像シートおよび画像印刷用シート |
WO2009063809A1 (ja) * | 2007-11-13 | 2009-05-22 | Nitto Boseki Co., Ltd. | 不燃性及び透明性を有する繊維強化樹脂シート及びその製造方法 |
JP2009270290A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-19 | Lonseal Corp | アクリル−塩化ビニル系共重合樹脂を積層した防水シート |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017170641A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 株式会社フォトクラフト社 | 画像用シート |
JP2020157501A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 大日本印刷株式会社 | 化粧シート、建築物内装材、および化粧シートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5683117B2 (ja) | 2015-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4425559B2 (ja) | 紫外線硬化型インクを用いた布帛のインクジェット記録方法および記録装置 | |
JP5880149B2 (ja) | 記録物の製造方法および記録物の製造装置 | |
KR101858796B1 (ko) | 밀착성이 우수한 철강 소재용 칼라 잉크 조성물, 이를 이용한 프린트 강판 제조 방법 및 이에 따라 제조된 프린트 강판 | |
JP2021146557A (ja) | 積層体の製造方法、インクセット、インクジェット印刷装置、並びにインクジェット印刷方法 | |
JP2008207528A (ja) | 着色物の製造方法およびインクジェット記録装置 | |
JP2008080629A (ja) | 屋外用着色板およびその製造方法 | |
JP2008213280A (ja) | 着色物の製造方法 | |
US20120156444A1 (en) | Transfer medium, production method thereof, and transferred matter | |
US10377151B2 (en) | Image forming method, image forming apparatus, and laminated cured product | |
JP4744131B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェットインク | |
JP2010112073A (ja) | 建築板 | |
JP2008169242A (ja) | 着色物の製造方法 | |
JP2013022932A (ja) | 印刷方法、印刷装置、印刷物および成形体 | |
JP6544906B2 (ja) | インクジェットプリント物およびインクジェットプリント物の製造方法 | |
JP4755269B2 (ja) | 紫外線硬化型インクを用いた布帛のインクジェット記録方法および記録装置 | |
JP5683117B2 (ja) | インクジェットプリント用メディア | |
JP5550859B2 (ja) | 紫外線硬化型インクジェット用インク、インクジェットプリント方法および凸模様が形成されたシート | |
JP2019099748A (ja) | インクセット、インクセットを使用して形成された積層体、インクセットを使用して像を形成する像形成方法及び積層体の製造方法 | |
JP2008142631A (ja) | 着色物 | |
JP2012250493A (ja) | インクセット、印刷物および成形体 | |
JP5776236B2 (ja) | 印刷物および印刷物の製造方法 | |
JP2013233718A (ja) | 記録物の製造方法、記録物の製造装置および記録物 | |
JP5834434B2 (ja) | 印刷物および印刷物の製造方法 | |
JP2021074992A (ja) | 積層体及びその製造方法、並びにインクセット | |
US11498351B2 (en) | Laminated body and method for producing the same, curable liquid composition set, inkjet printing apparatus, and inkjet printing method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5683117 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |