JP2008169242A - 着色物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】着色剤、反応性モノマーおよび/または反応性オリゴマー、および光重合開始剤を含有する紫外線硬化型インクを、該インクの表面張力との差が7dyne/cm以下である濡れ性値を有する基材にインクジェット法により付与する工程、および、該付与の後、1.5秒以内に紫外線照射を行う工程を含む着色物の製造方法である。
【選択図】なし
Description
有機顔料としてIRGALITE Blue GLVO(C.I.ピグメントブルー15:4、銅フタロシアニン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を3重量部、分散剤(Disperbyk−168、高分子化合物、BykChemie社製)を3重量部、反応性オリゴマー(CN985B88、脂肪族ウレタンアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を20重量部、反応性モノマー(SR238F、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を69重量部、および光重合開始剤(イルガキュア184、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を5重量部加え、ビーズミル分散機を用い分散した後、濾過を行って不純物除去し、均質な青色インクを作製した。このインクの表面張力は、34dyne/cmであった。
有機顔料としてIRGALITE Blue GLVO(C.I.ピグメントブルー15:4、銅フタロシアニン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を3重量部、分散剤(Disperbyk−168、高分子化合物、BykChemie社製)を3重量部、反応性オリゴマー(CN981、脂肪族ウレタンアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を20重量部、反応性モノマー(SR230、ジエチレングリコールジアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を69重量部、および光重合開始剤(イルガキュア184、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を5重量部加え、ビーズミル分散機を用い分散した後、濾過を行って不純物除去し、均質な青色インクを作製した。このインクの表面張力は、40dyne/cmであった。
製造例1で得られたインクに、シリコーン系濡れ性向上剤としてペインタッド19(東レダウコーニングシリコーン(株)製)1.0重量部を添加し、表面張力25dyne/cmのインクを得た。
有機顔料としてIRGALITE Blue GLVO(C.I.ピグメントブルー15:4、銅フタロシアニン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を3重量部、分散剤(Disperbyk−168、高分子化合物、BykChemie社製)を3重量部、反応性オリゴマー(CN980、脂肪族ウレタンアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を20重量部、反応性モノマー(SR344、ポリエチレングリコール(400)ジアクリレート、2官能、サートマー(株)製)を69重量部、および光重合開始剤(イルガキュア184、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)を5重量部加え、ビーズミル分散機を用い分散した後、濾過を行って不純物除去し、均質な青色インクを作製した。このインクの表面張力は、45dyne/cmであった。
製造例1で得られたインクを用いて、以下の条件にて、インクヘッドと直線状に紫外線照射装置を設けてなるインクジェットプリンタにより基材に印刷し、紫外線ランプによりインクを硬化させた。インク層の厚さは20μmであった。
単色1ドット細線柄
透明ポリエステルフィルム(ルミラーS10、東レ(株)製、膜厚50μm、濡れ性値36dyne/cm、未処理)
イ)ノズル径 : 70(μm)
ロ)印加電圧 : 50(V)
ハ)パルス幅 : 20(μs)
ニ)駆動周波数: 5(kHz)
ホ)解像度 : 180(dpi)
ヘ)加熱温度 : 60(℃)
ト)インク付与量: 20(g/m2)
あ)ランプ種類: メタルハライドランプ
い)電圧 : 120(W/cm)
う)照射時間 : 0.01(秒)
え)照射タイミング:0.28秒、1.42秒
なお、メタルハライドランプからの距離が100cmと20cmとなる位置にインクを吐出して、紫外線の照射タイミングを変化させている。
メタルハライドランプからの距離が100cmと20cmとなる位置にて硬化したインクのドット径(サテライト成分を除いたメインドットのX方向(ヘッドの駆動方向))を、それぞれマイクロスコープ(倍率500倍)にて測定した。なお、各位置にて任意の5ドットを測定している。それらの平均ドット径と、ランプからの距離20cmの平均ドット径を基準とした場合のドット径差とを表1に示す。
ドット径差(%)={(ランプからの距離100cmの平均ドット径−ランプからの距離20cmの平均ドット径)/ランプからの距離20cmの平均ドット径}×100
製造例2で得られたインクを使用したほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
使用する基材をアルミ板((株)久宝金属製作所製、膜厚0.3mm、濡れ性値34dyne/cm、未処理)としたほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
ポリプロピレンフィルム(東レ(株)製、トレファン、2500Hタイプ、50μm、濡れ性値31dyne/cm)に以下の条件にてコロナ処理をおこなって、濡れ性値を44dyne/cmとした。こうして得られた基材および製造例4で得られたインクを使用したほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
A)使用機器 : コロナ放電表面改質装置マスター(信光電気計装(株)製)
B)電圧 : 12KV
C)処理時間 : 0.05秒
基材としてシリコーンゴムシート(クレハエラストマー(株)製、SW950D、濡れ性値20dyne/cm)を使用し、製造例3で得られたインクを使用したほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
製造例3で得られたインクを使用したほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
製造例4で得られたインクを使用したほかは、実施例1同様に印刷、評価を行った。結果を表1に示す。
2〜9 インクヘッド
10 基材の移動方向
11〜13 ヘッドの駆動方向
14、15 インクドット
Claims (4)
- 着色剤、反応性モノマーおよび/または反応性オリゴマー、および光重合開始剤を含有する紫外線硬化型インクを、該インクの表面張力との差が7dyne/cm以下である濡れ性値を有する基材にインクジェット法により付与する工程、および、該付与の後、1.5秒以内に紫外線照射を行う工程を含む着色物の製造方法。
- 前記基材の濡れ性値とインクの表面張力との差が5dyne/cm以下である請求項1記載の着色物の製造方法。
- 前記インクが、さらに濡れ性向上剤を含有する請求項1または2記載の着色物の製造方法。
- 前記基材が、プラズマ処理、コロナ処理、フレーム処理または樹脂により処理されている請求項1、2または3記載の着色物の製造方法。
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