JP2011158840A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の形成が完了するまでの間に画像形成条件が変更されても、残時間を正確に更新することができるようにする。
【解決手段】画像を形成する画像形成部と、複数の媒体収容部と、所定の媒体収容部内の媒体を画像形成部に給紙する給紙部と、給紙部による給紙に必要な給紙時間、及び画像形成部による画像の形成に必要な印刷時間に基づいて、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの時間を表す残時間を算出する演算部49と、画像形成条件の変更を検出する画像形成条件変更検出部とを有する。画像形成条件の変更が検出されたときに、演算部49は、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間を算出する。画像形成条件の変更が検出されたときに、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間が算出されるので、残時間を正確に更新することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成システムに関するものである。
従来、プリンタ、複写装置、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置、例えば、複写装置においては、スキャナ部において原稿の画像が読み取られ、読み取られた画像の画像データが印刷データに変換されて画像形成部に送られ、該画像形成部において印刷データに基づいて画像が形成されるようになっている。
ところで、操作者が画像の形成の実行を指示すると、画像の形成が完了するまでの時間、すなわち、残時間を算出し、操作者に通知する機能を有する複写装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の複写装置においては、印刷時間等の基本動作の時間のデータがメモリに記録され、操作者が操作部を操作することによって画像を形成するための条件、すなわち、画像形成条件が決定されると、メモリから前記基本動作の時間のデータが読み出され、該データに基づいて前記残時間が算出され、操作者に通知される。また、画像の形成が完了するまでの間に画像形成条件が変更されると、残時間が更新される。
特開2005−345765号公報
しかしながら、前記従来の複写装置においては、画像形成条件が変更されたときに、残時間を正確に更新することができない。
本発明は、前記従来の複写装置の問題点を解決して、画像の形成が完了するまでの間に画像形成条件が変更されても、残時間を正確に更新することができる画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、印刷データに基づいて画像を形成する画像形成部と、媒体を収容する複数の媒体収容部と、該各媒体収容部のうちの所定の媒体収容部内の媒体を前記画像形成部に給紙する給紙部と、該給紙部による給紙に必要な給紙時間、及び前記画像形成部による画像の形成に必要な印刷時間に基づいて、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの時間を表す残時間を算出する演算部と、画像形成条件の変更を検出する画像形成条件変更検出部とを有する。
そして、画像形成条件の変更が検出されたときに、前記演算部は、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間を算出する。
本発明によれば、画像形成装置においては、印刷データに基づいて画像を形成する画像形成部と、媒体を収容する複数の媒体収容部と、該各媒体収容部のうちの所定の媒体収容部内の媒体を前記画像形成部に給紙する給紙部と、該給紙部による給紙に必要な給紙時間、及び前記画像形成部による画像の形成に必要な印刷時間に基づいて、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの時間を表す残時間を算出する演算部と、画像形成条件の変更を検出する画像形成条件変更検出部とを有する。
そして、画像形成条件の変更が検出されたときに、前記演算部は、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間を算出する。
この場合、給紙時間及び印刷時間に基づいて、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの残時間が算出され、画像形成条件の変更が検出されたときに、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間が算出されるので、残時間を正確に更新することができる。
本発明の第1の実施の形態における複合機の制御ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における複合機の概念図である。 本発明の第1の実施の形態における表示操作部の表示例を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における給紙時間テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における印刷時間テーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ部の動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態における複合機におけるコピー動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるスキャナ部の読取動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ部の印刷動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における演算部及び表示操作処理部の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における演算部及び表示操作処理部の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における表示操作部の表示例を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における複合機の制御ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるログインユーザテーブルの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ部の読取動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ部の印刷動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における演算部及び通信部の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における演算部及び通信部の動作を示す第2のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのカラーの複合機について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における複合機の概念図である。
図において、10は複合機であり、該複合機10は、プリンタの機能及び複写装置の機能を有し、そのために、印刷動作を行うプリンタ部20、及び読取動作を行うスキャナ部30を備える。そして、プリンタの機能が選択されると、複合機10は、上位装置としての図示されないホストコンピュータから送信された印刷データに基づいて、第1の媒体としての用紙に対して印刷(画像の形成)を行う。また、複写装置の機能が選択されると、前記複合機10は、第2の媒体としての原稿の画像を読み取り、読み取った画像の画像データを印刷データに変換し、該印刷データに基づいて用紙に対して印刷を行う。
前記プリンタ部20は、各種のサイズの用紙を収容する媒体収容部としての複数の給紙トレイ(用紙カセット)21a、21b、21c、給紙部22、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色の画像を形成し、用紙に転写する画像形成部Bk、Y、M、C、定着装置としての定着器25、画像が形成された用紙を排出する排出部26等を備え、前記給紙部22は、給紙トレイ21a、21b、21cのうちの所定の給紙トレイ内の用紙を1〔枚〕ずつ画像形成部Bk、Y、M、Cに給紙する。
前記給紙トレイ21a、21b、21cは、それぞれ、第1の媒体検出部としての用紙検出センサ27a、27b、27cを備え、該用紙検出センサ27a、27b、27cは給紙トレイ21a、21b、21c内の用紙を検出する。また、給紙部22と画像形成部Bk、Y、M、Cとの間に第2の媒体検出部としての給紙センサ28が配設され、該給紙センサ28は、給紙部22によって給紙された用紙の後端を検出する。なお、前記給紙トレイ21a、21b、21cによって媒体収容装置が構成される。そして、前記排出部26は、第3の媒体検出部としての排紙センサ29を備え、該排紙センサ29は、排紙された用紙の後端を検出する。
前記各画像形成部Bk、Y、M、Cは、像担持体としての感光体ドラム23、該感光体ドラム23と対向させて配設された転写部材としての転写ローラ24等を備え、一つのジョブとしてプリンタ部20に送られてきた印刷データに基づいて、各感光体ドラム23にブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンの現像剤像としてのトナー像を形成する。各トナー像は転写ローラ24によって用紙に順次転写され、カラーのトナー像が形成される。
そして、カラーのトナー像が転写された用紙は、定着器25において加熱され、加圧されてトナー像が定着させられ、カラー画像が形成される。
また、スキャナ部30は、自動原稿送り装置(ADF)31、フラットベッド32、原稿の画像を読み取る画像読取部としての読取ヘッド33、前記自動原稿送り装置31にセットされた原稿を検出する原稿検出部としての読取原稿検出センサ34等を備える。
操作者が自動原稿送り装置31又はフラットベッド32に原稿をセットし、図示されない読取開始ボタン等を押下すると、前記読取ヘッド33は、原稿を光学的に走査し、反射光、透過光等の光強度を測定し、測定した光強度を出力する。
なお、前記複合機10の所定の箇所、例えば、プリンタ部20の頂面には、表示部及び操作部として機能する図示されない表示操作部が形成される。該表示操作部はタッチパネル式の操作パネル、及び前記読取開始ボタン等の固定ボタンを備える。なお、表示操作部に、文字、数字等を入力するための操作キーを備えた入出力装置を配設することもできる。
次に、複合機10の制御装置について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における複合機の制御ブロック図、図3は本発明の第1の実施の形態における表示操作部の表示例を示す第1の図、図4は本発明の第1の実施の形態における給紙時間テーブルの例を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態における印刷時間テーブルの例を示す図である。
図において、41は複合機10の全体の制御を行う制御部、42は前記読取ヘッド33の制御を行う読取制御処理手段としての読取制御部であり、該読取制御部42は、読取制御処理を行い、読取原稿検出センサ34のセンサ出力を読み込み、自動原稿送り装置31にセットされた原稿があるかどうかを判断する。
また、43は、読取ヘッド33によって出力された光強度をアナログ−ディジタル変換して画像データを生成する画像処理手段としての画像処理部、44は、該画像処理部43によって生成された画像データを印刷データに変換し、各画像形成部Bk、Y、M、Cに送るとともに、各画像形成部Bk、Y、M、Cの制御を行う印刷制御処理手段としての印刷制御部、45は、用紙検出センサ27a、27b、27cのセンサ出力を読み込み、前記給紙トレイ21a、21b、21c内に用紙があるかどうかを判断する検出処理手段としての検出処理部、46は、所定の給紙トレイに用紙がない場合に、給紙トレイ21a、21b、21cの切替え、すなわち、自動トレイ切替えを行う自動トレイ切替処理手段としての自動トレイ切替部、47は給紙部22の制御を行う給紙制御処理手段としての給紙制御部である。
該給紙制御部47は、給紙制御処理を行い、給紙センサ28のセンサ出力を読み込み、給紙センサ28によって用紙の後端が検出されると、給紙部22による1〔枚〕の用紙の給紙が終了したと判断する。また、給紙制御部47は、排紙センサ29のセンサ出力を読み込み、排紙センサ29によって用紙の後端が検出されると、排出部26による1〔枚〕の用紙の排出が終了したと判断する。
そして、48はメモリであり、該メモリ48は、前記プリンタ部20による印刷動作、及びスキャナ部30による読取動作に必要なパラメータ等が記録された第1の記憶部としてのパラメータ記憶部48a、給紙部22による1〔枚〕の用紙の給紙に必要な時間(用紙を給紙トレイ21a、21b、21cのうちの所定の給紙トレイから画像形成部Bk、Y、M、Cに供給するのに必要な時間)、すなわち、給紙時間が記録された第2の記憶部としての給紙時間テーブル48b、画像形成部Bk、Y、M、Cによる1〔枚〕の用紙に対する画像の形成(印刷)に必要な時間、すなわち、印刷時間が記録された第3の記憶部としての印刷時間テーブル48c等を備える。
前記給紙時間は、例えば、図4に示されるように、印刷が行われる用紙の向きが横向き(用紙の搬送方向に対して横長の向き)か、又は縦向き(用紙の搬送方向に対して縦長の向き)かを表す用紙向き、A4判、B5判等の用紙の寸法を表す用紙サイズ、給紙元である給紙トレイ21a、21b、21cを表すトレイ位置等の第1の画像形成条件としてのトレイ条件と対応させて設定され、記録される。また、印刷時間は、図5に示されるように、カラーの印刷か、又はモノクロの印刷かを表すカラー/モノ、用紙の片面に印刷を行うか、又は用紙の両面に印刷を行うかを表す片面/両面等の第2の画像形成条件としての印刷条件、及び前記用紙向き、用紙サイズ等の第3の画像形成条件としての用紙条件と対応させて設定され、記録される。
そして、49は、現時点から、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの時間、すなわち、プリンタ部20による印刷動作、又はプリンタ部20及びスキャナ部30によるコピー動作が完了するまでの時間を表す残時間を演算する演算処理手段としての演算部、50は、前記表示操作部において、操作者に対して複合機10の情報、例えば、印刷動作、読取動作等の複合機10の動作状態、残時間等を表示したり、操作者が前記各条件を入力したりする表示操作処理手段としての表示操作処理部である。
次に、自動トレイ切替部46の動作について説明する。
本実施の形態においては、給紙トレイ21a、21bにA4判の用紙が横向きにセットされ、給紙トレイ21cにA3判の用紙が縦向きにセットされている場合について説明する。なお、本実施の形態のように、複数の給紙トレイ21a、21bに同じA4判の用紙がセットされると、例えば、上方の給紙トレイ21aが優先して使用される。
この場合、印刷動作中に給紙トレイ21a内の用紙がなくなってしまうと、前記検出処理部45は、用紙検出センサ27aのセンサ出力を読み込み、給紙トレイ21aに用紙がないと判断し、給紙トレイ21aに用紙がないことを表す信号、すなわち、給紙トレイ21aの用紙なし信号を給紙制御部47に送る。該給紙制御部47は、給紙トレイ21aの用紙なし信号を受けると、自動トレイ切替部46にトレイの切替えを指示する。自動トレイ切替部46は、トレイの切替えが指示されると、A4判の用紙がセットされている給紙トレイを検索する。そして、A4判の用紙が横向きにセットされている給紙トレイ、本実施の形態においては、給紙トレイ21bが検索(検出)されると、自動トレイ切替部46は、給紙トレイを給紙トレイ21aから給紙トレイ21bに切り替える。このように、給紙トレイ21aから給紙トレイ21bに給紙トレイの切替えが行われるので、印刷制御部44は印刷動作を停止させることなく継続することができる。
次に、複合機10をプリンタとして機能させ、ホストコンピュータから送信された3〔枚〕の印刷枚数分の印刷データに基づいて印刷を行う場合のプリンタ部20の印刷動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ部の動作を示すタイムチャートである。
まず、ホストコンピュータから複合機10に3〔枚〕の印刷枚数分の印刷データが送られると、制御部41は、あらかじめ設定され、印刷データのヘッダファイルに含まれた印刷枚数を読み込み、印刷制御部44及び給紙制御部47に送る。印刷枚数が送られると、印刷制御部44は、印刷制御処理を行い、印刷枚数をメモリ48の第4の記憶部としての図示されない枚数記憶部に残印刷枚数としてセットし、給紙制御部47は、前記印刷枚数を前記枚数記憶部に残給紙枚数としてセットする。
続いて、制御部41は印刷動作を開始する。そして、給紙制御部47は、1枚目の印刷について給紙を開始し、給紙が終了すると、残給紙枚数を1減らす(カウントダウンする。)とともに、印刷制御部44は、1枚目の印刷について印刷を開始し、印刷が終了すると、残印刷枚数を1減らす。この動作が繰り返され、残給紙枚数及び残印刷枚数が0になると、制御部41は印刷動作を完了する。なお、1ページ分の印刷について複数の部数の印刷が行われる場合は、ページ数と部数とが乗算され、乗算して得られた値が印刷枚数にされる。
図6に示されるように、1枚目の印刷については、タイミングt1で給紙が開始され、タイミングt2で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt3で印刷が終了される。また、2枚目の印刷については、タイミングt2で給紙が開始され、タイミングt4で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt5で印刷が終了される。そして、3枚目の印刷については、タイミングt4で給紙が開始され、タイミングt6で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt7で印刷が終了される。
なお、3〔枚〕の用紙についての印刷動作は、タイミングt1で開始され、タイミングt7で完了される。また、各用紙について、給紙が開始されてから終了されるまでの時間、すなわち、タイミングt1、t2間、タイミングt2、t4間及びタイミングt4、t6間が給紙時間であり、印刷が開始されてから終了されるまでの時間、すなわち、タイミングt2、t3間、タイミングt4、t5間及びタイミングt6、t7間が印刷時間である。
このとき、タイミングt1、t7間を印刷動作時間τ1とし、各給紙時間をtsとし、各印刷時間をtpとすると、印刷枚数が3であるので、印刷動作時間τ1は、
τ1=3・ts+tp
になる。
次に、自動原稿送り装置31にセットされた3〔枚〕の原稿についてコピーを行うときの複合機10の動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における複合機におけるコピー動作を示すタイムチャートである。
この場合、コピーとは、自動原稿送り装置31にセットされた原稿の画像を読み取り、読み取られた画像を印刷することをいう。
操作者が、自動原稿送り装置31に原稿をセットすると、制御部41はコピー動作を開始する。そして、読取制御部42は、1枚目の原稿について読取りを開始し、読取りが終了すると、前記枚数記憶部において読取枚数を1増やす(カウントアップする。)とともに、残給紙枚数及び残印刷枚数を1増やす。
そして、1枚目の原稿について読取りが終了すると、制御部41は印刷動作を開始する。給紙制御部47は、1枚目の印刷について給紙を開始し、給紙が終了すると、残給紙枚数を1減らすとともに、印刷制御部44は、1枚目の印刷について印刷を開始し、印刷が終了すると、残印刷枚数を1減らす。この動作が繰り返され、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなり、残給紙枚数及び残印刷枚数が0になると、制御部41は印刷動作を完了するとともに、コピー動作を完了する。
図7に示されるように、タイミングt11で1枚目の原稿について読取りが開始され、タイミングt12で読取りが終了され、かつ、2枚目の原稿について読取りが開始され、タイミングt13で2枚目の原稿について読取りが終了され、かつ、3枚目の原稿について読取りが開始され、タイミングt14で3枚目の原稿について読取りが終了される。
続いて、1枚目の印刷については、タイミングt21で給紙が開始され、タイミングt22で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt23で印刷が終了される。また、2枚目の印刷については、タイミングt22で給紙が開始され、タイミングt24で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt25で印刷が終了される。そして、3枚目の印刷については、タイミングt24で給紙が開始され、タイミングt26で給紙が終了され、かつ、印刷が開始され、タイミングt27で印刷が終了される。
なお、3〔枚〕の原稿についてのコピー動作は、タイミングt11で開始され、タイミングt27で完了される。また、3〔枚〕の原稿についての読取動作は、タイミングt11で開始され、タイミングt14で完了される。そして、3〔枚〕の用紙についての印刷動作は、タイミングt21で開始され、タイミングt27で完了される。
また、各原稿について、画像の読取りが開始されてから終了されるまでの時間、すなわち、タイミングt11、t12間、タイミングt12、t13間及びタイミングt13、t14間が読取時間であり、各用紙について、給紙が開始されてから終了されるまでの時間、すなわち、タイミングt21、t22間、タイミングt22、t24間及びタイミングt24、t26間が給紙時間であり、印刷が開始されてから終了されるまでの時間、すなわち、タイミングt22、t23間、タイミングt24、t25間及びタイミングt26、t27間が印刷時間である。
このとき、タイミングt21、t27間を印刷動作時間τ11とし、各給紙時間をtsとし、各印刷時間をtpとすると、印刷枚数が3であるので、印刷動作時間τ11は、
τ11=3・ts+tp ……(1)
になる。
また、原稿の枚数、すなわち、読取枚数をNcとし、1〔枚〕の原稿について作成するコピーの部数をvとすると、コピー動作における設定された印刷枚数を表す総印刷枚数NTは、
NT=Nc・v ……(2)
になる。そして、タイミングt14で読取動作が完了するまでに印刷が終了した印刷枚数をNbとすると、読取動作が完了した時点の残りの印刷枚数、すなわち、残印刷枚数Naは、
Na=NT−Nb ……(3)
になる。
次に、自動原稿送り装置31に10〔枚〕のA4判の原稿をセットし、用紙の片面にカラーコピーを行う場合の複合機10の動作について説明する。
図8は本発明の第1の実施の形態におけるスキャナ部の読取動作を示すフローチャート、図9は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ部の印刷動作を示すフローチャートである。
まず、操作者が、自動原稿送り装置31に10〔枚〕のA4判の原稿をセットし、表示操作部を操作して、部数を20に、印刷条件をカラー及び片面に設定し、コピーを開始する開始ボタンを押下すると、前記読取制御部42は、前記部数、印刷条件等をパラメータ記憶部48aに記録するとともに、スキャナ部30による読取動作を開始し、1〔枚〕の原稿の読取りを開始する。1〔枚〕の原稿の読取りが終了すると、読取制御部42は読取枚数を1増やす。そして、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなるまで読取動作を繰り返し、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなると、読取動作を完了する。
一方、印刷制御部44は、1枚目の原稿の画像の読取りが終了すると、印刷動作を開始し、1枚目の印刷を開始し、1枚目の印刷が終了すると、印刷枚数を1増やすとともに、残印刷枚数を1減らす。この場合、給紙トレイ21a、21bにA4判の用紙がセットされているので、給紙トレイ21aが優先して使用され、給紙トレイ21aから用紙が給紙される。
そして、残印刷枚数が0になるまで印刷動作を繰り返し、残印刷枚数が0になると、制御部41は、印刷動作を完了するとともに、コピー動作を完了する。
次に、図8のフローチャートについて説明する。
ステップS1 読取動作を開始する。
ステップS2 原稿の読取りを開始する。
ステップS3 原稿の読取りを終了する。
ステップS4 自動原稿送り装置31に原稿があるかどうかを判断する。自動原稿送り装置31に原稿がある場合はステップS2に戻り、自動原稿送り装置31に原稿がない場合はステップS5に進む。
ステップS5 読取動作を完了し、処理を終了する。
次に、図9のフローチャートについて説明する。
ステップS11 印刷動作を開始する。
ステップS12 印刷を開始する。
ステップS13 印刷を終了する。
ステップS14 残印刷枚数があるかどうかを判断する。残印刷枚数がある場合はステップS12に戻り、残印刷枚数がない場合はステップS15に進む。
ステップS15 印刷動作を完了し、処理を終了する。
ところで、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなり、読取動作が完了すると、自動原稿送り装置31にセットされた原稿の読取枚数Ncが決まるので、コピー動作が完了するまでの残時間を演算することができるようになる。
そこで、本実施の形態においては、前記読取枚数Ncに基づいて残時間を演算し、操作者に通知するようになっている。
図10は本発明の第1の実施の形態における演算部及び表示操作処理部の動作を示す第1のフローチャートである。
まず、演算部49は、演算処理を行い、読取原稿検出センサ34のセンサ出力を読み込み、自動原稿送り装置31にセットされた原稿があるかどうかを判断し、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなったと判断すると、読取動作が完了したと判断し、読取動作が完了した時点の読取枚数Nc及び印刷枚数Nbを枚数記憶部から読み出し、部数vをパラメータ記憶部48aから読み出す。
続いて、演算部49は、前記式(2)に基づいて総印刷枚数NTを算出し、前記式(3)に基づいて残印刷枚数Naを演算し、該残印刷枚数Naを枚数記憶部に記録する。
そして、演算部49は、残印刷枚数Naを枚数記憶部から、給紙時間tsを給紙時間テーブル48bから、印刷時間tpを印刷時間テーブル48cから読み出し、前記式(1)から得られる式(4)に基づいて、残時間Tα
Tα=Na・ts+tp ……(4)
を演算し、該残時間Tαをメモリ48の第5の記憶部としての図示されない残時間記憶部に記録する。
この場合、10〔枚〕の原稿のコピーを20部作成するようになっているので、読取枚数Ncは10〔枚〕であり、総印刷枚数NTは、
NT=10×20
=200〔枚〕
になる。そして、読取動作が完了した時点で印刷が終了した印刷枚数Nbが20〔枚〕である場合、残印刷枚数Naは、
Na=200−20
=180〔枚〕
になる。
この場合、用紙向きが横向きであり、用紙サイズがA4判であり、カラー/モノの印刷条件がカラーであり、トレイ位置が給紙トレイ21aであり、片面/両面の印刷条件が片面であるので、給紙時間は4〔秒〕であり、印刷時間は8〔秒〕である。
したがって、残時間Tαは、
Tα=180×4+8
=728〔秒〕
=12〔分〕8〔秒〕
になる。
続いて、前記表示操作処理部50は、残時間記憶部から残時間Tαを読み出し、図3に示されるように、残時間Tαを表示操作部に表示することによって操作者に通知する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS21 残印刷枚数Naを演算する。
ステップS22 残時間Tαを演算する。
ステップS23 残時間Tαを表示操作部に表示し、処理を終了する。
次に、印刷動作中に、給紙トレイ21aの用紙がなくなり、給紙トレイ21aから給紙トレイ21bに給紙トレイの切替えが行われたときの演算部49及び表示操作処理部50の動作について説明する。
図11は本発明の第1の実施の形態における演算部及び表示操作処理部の動作を示す第2のフローチャート、図12は本発明の第1の実施の形態における表示操作部の表示例を示す第2の図である。
前述されたように、検出処理部45が給紙トレイ21aに用紙がないと判断し、給紙トレイ21aの用紙なし信号を給紙制御部47に送ると、自動トレイ切替部46は、A4判の用紙がセットされている給紙トレイ21bを検索し、給紙トレイを給紙トレイ21aから給紙トレイ21bに切り替える。そして、制御部41は給紙トレイの切替えが行われたことを演算部49に通知する。なお、この場合、自動トレイ切替部46は画像形成条件変更検出部として機能し、給紙トレイの切替えをトレイ条件の変更として検出する。
前記演算部49は、給紙トレイの切替えが行われたことが通知されると、残時間を更新する。この場合、給紙トレイの切替えが行われるまでに印刷が終了した印刷枚数をNb′とすると、残印刷枚数Na′は、
Na′=NT−Nb′ ……(5)
になる。
そして、演算部49は、残印刷枚数Na′を枚数記憶部から、給紙トレイの切替えが行われた後の給紙時間ts′を給紙時間テーブル48bから、給紙トレイの切替えが行われた後の印刷時間tp′を印刷時間テーブル48cから読み出し、残時間Tβ
Tβ=Na′・ts′+tp′ ……(6)
を算出し、該残時間Tβを前記残時間記憶部に記録する。
例えば、給紙トレイの切替えが行われるまでに印刷が終了した印刷枚数Nb′が100〔枚〕である場合、給紙トレイの切替えが行われる直前の表示操作部に表示される残時間Tαは6〔分〕48〔秒〕になる。
そして、給紙トレイの切替えが行われた後においては、用紙向きが横向きであり、用紙サイズがA4判であり、カラー/モノの印刷条件がカラーであり、トレイ位置が給紙トレイ21bであり、片面/両面の印刷条件が片面であるので、給紙時間は6〔秒〕であり、印刷時間は8〔秒〕である。
したがって、残時間Tβは、
Tβ=100×6+8
=608〔秒〕
=10〔分〕8〔秒〕
になる。
続いて、前記表示操作処理部50は、残時間記憶部から残時間Tβを読み出し、図12に示されるように、残時間が更新された旨、及び更新された後の残時間Tβを表示操作部に表示することによって操作者に通知する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS31 給紙トレイの切替えの通知がされたかどうかを判断する。給紙トレイの切替えの通知がされた場合はステップS32に進み、給紙トレイの切替えの通知がされていない場合は処理を終了する。
ステップS32 残時間Tβを演算する。
ステップS33 残時間Tβを表示操作部に表示し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、印刷動作中に、トレイ条件、印刷条件、用紙条件等が変更され、例えば、給紙トレイの切替えが行われても、トレイ条件、印刷条件、用紙条件等に応じて、すなわち、給紙トレイの切替えに応じた残時間Tβが演算されるので、残時間を正確に更新することができる。その結果、操作者は正確な残時間Tβを確認することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図13は本発明の第2の実施の形態における複合機の制御ブロック図、図14は本発明の第2の実施の形態におけるログインユーザテーブルの例を示す図である。
この場合、画像形成装置としての複合機10は、上位装置としての複数のコンピュータ60(図13においては、一つのコンピュータ60だけが示される。)とネットワークインタフェース55を介して接続され、複合機10及びネットワークインタフェース55によって、画像形成システムが構成される。そのために、複合機10はコンピュータ60との通信を制御する通信処理手段としての通信部51を備える。また、前記複合機10は、操作者が適正であることの認証、すなわち、ユーザ認証を行ったり、ユーザ認証が行われた操作者であるログインユーザの管理を行ったりするためのユーザ管理処理手段としてのユーザ管理部52を備え、該ユーザ管理部52は、ユーザ認証を行うための第6の記憶部としてのログインユーザテーブルを備える。該ログインユーザテーブルには、図14に示されるように、操作者の名称であるユーザ名と対応させて、操作者ごとに設定されたパスワード、各操作者に属するコンピュータ60の名称であるコンピュータ名、各コンピュータ60のIPアドレス等が記録される。
また、前記コンピュータ60は、複合機10との通信を制御する通信部61、前記複合機10から送信される残時間を記録するための第7の記憶部としてのメモリ62、及び該メモリ62に記録された残時間を表示するための表示処理手段としての表示処理部63を備える。なお、前記コンピュータ60の所定の箇所には表示部としての図示されない表示パネルが配設される。
次に、第1の媒体としての用紙の片面にカラーコピーを行う場合の複合機10の動作について説明する。
まず、操作者が表示操作部において、例えば、ユーザ名として、TAROUを、パスワードとして、ABCDを入力すると、ユーザ管理部52は、ユーザ管理処理を行い、ログインユーザテーブルを参照し、入力されたユーザ名及びパスワードとログインユーザテーブルのユーザ名及びパスワードとが一致するかどうかを判断し、一致する場合に、操作者に対して、ユーザ名がTAROUであり、パスワードがABCDであり、コンピュータ名はコンピュータXXであり、IPアドレスが192.168.10.1であるとユーザ認証を行う。
次に、スキャナ部30の読取動作及びプリンタ部20の印刷動作について説明する。
図15は本発明の第2の実施の形態におけるスキャナ部の読取動作を示すフローチャート、図16は本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ部の印刷動作を示すフローチャートである。
まず、ログインユーザが、自動原稿送り装置31に10〔枚〕のA4判の原稿をセットし、表示操作部を操作して、部数を20に、印刷条件をカラー及び片面に設定し、コピーを開始する開始ボタンを押下すると、読取制御処理手段としての読取制御部42は、第1の実施の形態と同様に、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなるまで読取動作を繰り返し、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなると、読取動作を完了する。
一方、印刷制御処理手段としての印刷制御部44は、残印刷枚数が0になるまで印刷動作を繰り返し、残印刷枚数が0になると、印刷動作を完了するとともに、コピー動作を完了する。
次に、図15のフローチャートについて説明する。
ステップS41 読取動作を開始する。
ステップS42 原稿の読取りを開始する。
ステップS43 原稿の読取りを終了する。
ステップS44 自動原稿送り装置31に原稿があるかどうかを判断する。自動原稿送り装置31に原稿がある場合はステップS42に戻り、自動原稿送り装置31に原稿がない場合はステップS45に進む。
ステップS45 読取動作を完了し、処理を終了する。
次に、図16のフローチャートについて説明する。
ステップS51 印刷動作を開始する。
ステップS52 印刷を開始する。
ステップS53 印刷を終了する。
ステップS54 残印刷枚数があるかどうかを判断する。残印刷枚数がある場合はステップS52に戻り、残印刷枚数がない場合はステップS55に進む。
ステップS55 印刷動作を完了し、処理を終了する。
次に、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなり、読取動作が完了してから、コピー動作が完了するまでの残時間を演算するための演算処理手段としての演算部49及び通信部51の動作について説明する。
図17は本発明の第2の実施の形態における演算部及び通信部の動作を示す第1のフローチャートである。
まず、演算部49は、自動原稿送り装置31にセットされた原稿がなくなったと判断すると、読取動作が完了したと判断し、前記式(2)に基づいて総印刷枚数NTを算出し、前記式(3)に基づいて残印刷枚数Naを演算し、該残印刷枚数Naを第4の記憶部としての枚数記憶部に記録する。
続いて、演算部49は、式(4)に基づいて、残時間Tαを演算し、該残時間Tαを第5の記憶部としての残時間記憶部に記録する。
そして、前記通信部51は、通信処理を行い、前記残時間記憶部から残時間Tαを読み出し、ログインユーザのコンピュータ60に送る。
該コンピュータ60において、複合機10から残時間Tαが送られると、表示処理部63は、表示処理を行い、残時間Tαを表示パネルに表示することによってログインユーザに通知する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS61 残印刷枚数Naを演算する。
ステップS62 残時間Tαを演算する。
ステップS63 残時間Tαをコンピュータ60に送り、処理を終了する。
次に、印刷動作中に、媒体収容部としての給紙トレイ21a内の用紙がなくなり、給紙トレイ21aから給紙トレイ21bに給紙トレイの切替えが行われたときの演算部49及び通信部51の動作について説明する。
図18は本発明の第2の実施の形態における演算部及び通信部の動作を示す第2のフローチャートである。
この場合、制御部41が給紙トレイの切替えが行われたことを演算部49に通知すると、該演算部49は、残印刷枚数Na′を枚数記憶部から、給紙トレイの切替えが行われた後の給紙時間ts′を第2の記憶部としての給紙時間テーブル48bから、給紙トレイの切替えが行われた後の印刷時間tp′を第3の記憶部としての印刷時間テーブル48cから読み出し、前記式(6)に基づいて残時間Tβを演算し、該残時間Tβを前記残時間記憶部に記録する。
続いて、前記通信部61は、残時間記憶部から残時間Tβを読み出し、残時間が更新された旨、及び更新された後の残時間Tβをログインユーザのコンピュータ60に送る。
該コンピュータ60において、複合機10から残時間が更新された旨、及び残時間Tβが送られると、表示処理部63は、残時間が更新された旨、及び更新された後の残時間Tβを表示パネルに表示することによってログインユーザに通知する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS71 給紙トレイの切替えの通知がされたかどうかを判断する。給紙トレイの切替えの通知がされた場合はステップS72に進み、給紙トレイの切替えの通知がされない場合は処理を終了する。
ステップS72 残時間Tβを演算する。
ステップS73 残時間Tβをコンピュータ60に送り、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、ログインユーザが印刷動作又はコピー動作が完了するまでの残時間Tα、Tβを複合機10の表示操作部で確認する必要がなく、コンピュータ60の表示パネルで確認することができるので、残時間Tα、Tβを容易に確認することができる。
前記各実施の形態においては、画像形成装置として複合機10について説明しているが、本発明を、プリンタ、複写機、ファクシミリ等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 複合機
21a、21b、21c 給紙トレイ
22 給紙部
46 自動トレイ切替部
49 演算部
Bk、Y、M、C 画像形成部
tp、tp′ 印刷時間
ts、ts′ 給紙時間

Claims (6)

  1. (a)印刷データに基づいて画像を形成する画像形成部と、
    (b)媒体を収容する複数の媒体収容部と、
    (c)該各媒体収容部のうちの所定の媒体収容部内の媒体を前記画像形成部に給紙する給紙部と、
    (d)該給紙部による給紙に必要な給紙時間、及び前記画像形成部による画像の形成に必要な印刷時間に基づいて、設定された印刷枚数の媒体のすべてに対する画像の形成が完了するまでの時間を表す残時間を算出する演算部と、
    (e)画像形成条件の変更を検出する画像形成条件変更検出部とを有するとともに、
    (f)画像形成条件の変更が検出されたときに、前記演算部は、変更後の給紙時間及び印刷時間に基づいて残時間を算出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙時間及び印刷時間は、画像形成条件に対応させて記憶部に記録される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. (a)原稿の画像を読み取る画像読取部を有するとともに、
    (b)前記画像形成部は、画像読取部における画像の読取りに伴って生成された画像データに基づいて画像を形成する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成条件変更検出部は媒体収容部の切替えを検出する請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 残時間を表示部に表示する表示操作処理部を有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置、及び該画像形成装置と接続されたコンピュータを有する画像形成システムにおいて、
    (a)前記画像形成装置は残時間をコンピュータに送る通信部を備え、
    (b)前記コンピュータは、前記画像形成装置から送られた残時間を表示部に表示する表示処理部を備えることを特徴とする画像形成システム。
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