JP2011153910A - 電気機器おける漏洩電流測定装置及び測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理演算部16は、入力電圧としてのスイッチング電源出力の各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれか、又は三相配電線の線間電圧ESR,ETS,ERT又は単相配電線の線間電圧のいずれかと、零相変流器9が配電電源からスイッチング電源を通じて負荷装置へ流れる電流のベクトル和として検出した零相電流I0とを信号処理し、入力電圧と零相電流との位相差を計測して信号処理する信号処理部3と、演算部14を備える。演算部14は、零相電流I0の入力電圧に対する位相角θを演算し、この位相角θと零相電流I0の値とから、入力電圧に対する有効成分A及び無効成分Bを算出し、その実効値から、対地漏洩抵抗ru,rv,rwを経由して流れる健全な1相を除く各相合計に近い漏れ電流Igrの値を演算する。
【選択図】 図1
Description
この式(1)は、下記の式(1a)のように書き直すことができる。
・・・(1a)
上記式(1a)で、α=2π{(fn+f)/2}t、β=2π{(fn―f)/2}tとする。
EGV=En−0.5Ed−j0.5・√3Ed ・・・(3)
EGW=En−0.5Ed+j0.5・√3Ed ・・・(4)
そして、負荷装置5のU,V,Wの各相に存在する大きさがほぼ等しい対地静電容量Cに流れる対地電流をIgcu、Igcv,Igcwとし、角周波数ω=2πfnとおくと、上記対地電流Igcu、Igcv,igcwは、下記の式(5)〜(7)で示すことができる。
Igcv=jωCEGV=jωC(En−0.5Ed)+ωC0.5√3Ed
・・・(6)
Igcw=jωCECW=jωC(En−0.5Ed)−ωC0.5√3Ed
・・・(7)
また、負荷装置5に生じたU,V,Wの各相の対地漏洩抵抗ru,rv,rwにそれぞれ流れる漏洩電流をIgru,Igrv,Igrwとすると、U,V,W相にそれぞれ流れる漏洩電流Igru,Igrv,Igrwは下記の式(8)〜(10)で示すことができる。
Igrv=EGV/rv=(En−0.5Ed)/rv−j0.5√3Ed/rv
・・・(9)
Igrw=EGW/rw=(En−0.5Ed)/rw+j0.5√3Ed/rw
・・・(10)
以上から、スイッチング電源端子U,V,Wからの対地漏洩電流である零相電流I0は、上記式(5)〜(10)を加えたものであり、1/ru=gu、1/rv=gv、1/rw=gwとおくと、上記零相電流I0は下記の式(11)で表すことができる。
+j{(3ωCEn+0.5√3(gw−gv)}Ed ・・・(11)
ここで、漏洩電流Igrを測定する際、この漏洩電流測定装置に入力される三相配電線又は単相配電線の線間電圧を基準電圧Eとするとき、上記式(11)で表される零相電流I0と、基準電圧Eと同位相の零相電流I0の有効成分Aと、基準電圧Eより90度位相が進んだ零相電流I0の無効成分Bの関係は、図8に示すベクトル図のように表され、上記有効成分Aは図8に示すベクトル図のI0及び上記式(11)の実数部分であるので、下記の式(12)により示すことができる。
A=(gu+gv+gw)En+(gu−0.5gv−0.5gw)Ed
・・・(12)
上記基準電圧Eとして入力された線間電圧ERTから90度位相が進んだ零相電流I0の無効成分Bは、図8に示すベクトル図のI0及び式(11)の虚数部分であるので、下記の式(13)により示すことができる。
次に、X,Y,Zを下記の式(14)〜(16)とおく。
Y=B+√3A ・・・(15)
Z=−2B ・・・(16)
上記式(14)、(15)、(16)に、上記式(12)、(13)を代入し、下記の式(17)〜(19)を得る。
X=B−√3A={3ωC−√3(gu+gv+gw)}En+√3(gw−gu)Ed
・・・(17)
Y=B+√3A={3ωC+√3(gu+gv+gw)}En+√3(gu−gv)Ed
・・・(18)
Z=−2B=−6ωCEn−√3(gw−gv)Ed ・・・(19)
上記式(17)〜(19)のうち、式(18)が最大の値を示す。この式(18)において、運転相電圧Edは、運転周波数fが60Hzのとき最大値を示し、この値は線間電圧Eの三相配電線相電圧(E/√3)の値にほぼ等しく、運転周波数の低下とともに低くなる。
次に、スイッチング電源2又は2sの等価回路である図5に示す商用周波数の電圧Enは、線間電圧Eの三角結線三相配電線にスイッチング電源2が接続されたときには、図3に示す電圧ENeと一致し、大きさはE/√3となる。この関係を式(20)に代入すると下記の式(21)が得られる。
=(√3ωC+2gu+gw)E ・・・(21)
そして、図6に示すベクトル図より、対地抵抗ruに流れる漏洩電流Igruは、Igru=(En+Ed)gu=(2/√3)Eguとなり、運転相電圧EdのベクトルEdは中性点Neに加わる電圧EnのベクトルEnに対して回転するので、この式の関係はU,V,Wの各相で同様であり、対地静電容量Cは無視すると、下記の式(22)が得られる。
次に、線間電圧EのV結線三相配電線にスイッチング電源2が接続されたとき、商用周波数fの電圧Enは図4に示す電圧ENeと一致し、その大きさはE/(2√3)となるので、この関係を上記式(20)に代入すると下記の式(23)が得られる。
=(√3ωC+1.5gu−05gv+0.5gw)E ・・・(23)
そして、図4、図6に示すベクトル図より、
Igru=(En+Ed)gu=(1.5/√3)Egu
となり、運転相電圧EdのベクトルEdは中性点Neに加わる電圧EnのベクトルEnに対して回転するので、この式(23)の関係はU,V,Wの各相で同様であり、対地静電容量Cは無視し、さらに、1相又は2相地絡なので負の値を無視すると、下記の式(24)が得られる。
次に、V結線変圧器又は単相変圧器から導出される単相2線のうちの1線が接地された単相配電線に接続されるスイッチング電源2で、図5に示す商用周波数の電圧Enは、図4に示す電圧ENeと一致し、その大きさはE/4となる。この関係を前述の式(18)に代入すると、下記の式(25)が得られる。
={√3ωC+(1+0.25√3)gu−(1−0.25√3)gv
+0.25√3gw)E ・・・(25)
図4、図6に示すベクトル図より、
Igru=(En+Ed)gu=(0.25√3+1)(E/√3)gu
となり、ベクトルEdは、ベクトルEnに対して回転するので、この式の関係はU,V,Wの各相で同様であり、対地静電容量Cは無視し、さらに、1相又は2相地絡なので負の値を無視すると、上記式(25)は、下記の式(26)のように示される。
・・・(26)
漏洩電流Igrの値は、式(14)、(15)、(16)で表されるX,Y,Zの測定値うちの最大の値をYmとするとき、三角結線三相配電線に接続されるスイッチング電源2のとき、V結線三相配電線に接続されるスイッチング電源2のとき、V結線変圧器又は単相変圧器から導出される単相2線のうちの1線が接地された単相配電線に接続されるスイッチング電源2のときは、前述の式(22)、(24)、(26)から、いずれも下記の式(27)で表すことができる。
但し、式(27)で表される漏洩電流Igrの値は、U,V,Wの各相のうちの最大の漏洩電流を示す相の値と、次の値の相の0.5〜0.3倍の漏洩電流の値との合計となる。
Yvh=(2/√3)(Igru+0.5Igrw) ・・・(29)
Ysh=√3{(2+√3)/(4+√3)}{Igru+√3/(2+√3)Igrw} ・・・(30)
このような関係は、最大運転周波数、配電線電源の方式ごとに計算が可能であり、最大運転周波数が60Hzより小さいときは、式(27)で計算した漏洩電流Igrの値に、例えば式(28)、(29)、(30)で表されるような最大運転周波数、配電線電源の方式ごとに定められた値を乗じて補正する。
Ev=−0.5√3Ed−j0.5Ed ・・・(32)
Ew=jEd ・・・(33)
そして、負荷装置5のU,V,Wの各相に存在する大きさがほぼ等しい対地静電容量Cには、常時、対地電流Igcu,igcv,igcwが流れているが、対地電圧Eu,Ev,Ewはバランスした三相電圧のため上記対地電流Igcu,Igcv,Igcwのベクトル和はほぼ0である。
Igrv=Ev/rv=−0.5√3Ed/rv−j0.5Ed/rv・・・(35)
Igrw=Ew/rw=jEd/rw ・・・(36)
以上から、巻線1sの中点Nと接地極Gとの間を接続する接地線8、配電線4(4R,4S,4T)、スイッチング電源2、負荷装置5を経由して接地極Gに還流する電流である零相電流I0は、上記式(34)〜(36)を加えたものであり、下記の式(37)で表すことができる。
+j(Ed/rw−0.5Ed/ru−0.5Ed/rv) ・・・(37)
ここで、漏洩電流Igrを測定する際、この漏洩電流測定装置に入力される線間電圧EVUを基準電圧Eとするとき、上記式(37)で表される零相電流I0と、基準電圧Eと同位相の零相電流I0の有効成分Aと、基準電圧Eより90度位相が進んだ零相電流I0の無効成分Bの関係は、図8のベクトル図のように表され、前記有効成分Aは図8に示すベクトル図の零相電流I0の有効成分A及び上記式(37)の実数部分であるので、下記の式(38)により示すことができる。但し、以下のIgru,Igrv,Igrwは、それぞれのベクトルの大きさを表し、IgruはEv/rv、IgrwはEw/rwである。
上記基準電圧として入力された線間電圧EVUから90度位相が進んだ零相電流I0の無効成分Bは、図8に示すベクトル図のI0の無効成分B及び式(37)の虚数部分であるので、下記の式(39)により示すことができる。
ここで、零相電流I0と、基準電圧Eとの間の位相角をθとすると、図8から判るように、上記有効成分AはI0cosθで表され、上記無効成分BはI0sinθで表される。
Y=Igrw+Igru−2Igrv ・・・(41)
Z=Igru+Igrv−2Igrw ・・・(42)
ここで、スイッチング電源2及び負荷装置5では、三相の各相に同時に漏洩電流Igrは流れないものとし、漏洩電流Igruが流れないときには上記式(40)を、漏洩電流Igrvが流れないときには上記式(41)を、Igrwが流れないときには上記式(42)を採用するものとすれば、上記X,Y,Zの値のうちの最大の値が、1相に漏洩電流Igrが流れた場合の当該漏洩電流Igrの測定値を示し、2相に漏洩電流Igrが流れた場合は2相分合計の漏洩電流Igrの値を示し、線間負荷中に発生した対地漏洩抵抗に相当する対地漏洩電流Igrの測定値に近い値として出力される。
Y=2I0×sin(θ+60度) ・・・(44)
Z=−2I0×sinθ ・・・(45)
ここで、位相角θが変化するとき、式(43)〜(43)の各々は+2I0から−2I0の間を変化し測定が困難になるが、本発明ではX,Y,Zの最大値を漏洩電流Igrの値としているので、θが30度でYの値が2I0、θが150度でXの値が2I0、θが270度でZの値が2I0、θが90度、210度、330度で、X,Y,Zのうちのいずれか2つがI0となり、X,Y,Zのうちの最大値としてはI0から2I0間の値を運転周波数の3倍の周波数の周期で変動する。
I0 2=Igcu2+Igrv2+Igrw2−Igcu・Igrv−Igrv・Igrw
−Igrw・Igru ・・・(46)
漏洩電流Igru,Igrv,Igrwのうちのいずれか1つが発生したときはI0=Igrとなるが、2相で、例えばIgru,Igrvが同時に発生したときは、
I0 2=(Igru+Igrv)2−3(Igru×Igrv)
となり、I0の値はIgru,Igrvの合計値より小さくなる。
4I0 2=(Igru+Igrv)2+3(Igru−Igrv)2
となり、2I0の値はIgru,Igrvの合計値より大きな値を示し、Igru,Igrvの値が等しいときは、両者の合計値となる。
次に、図1に示す処理演算部16を構成する信号処理部3の具体例を、図10を参照して説明する。この信号処理部3は、電圧検出器21と、第1の増幅器22と、第1のローパスフィルタ(LPF)23と、第1の実効値変換器28と、零相電流(I0)検出器24と、第2の増幅器25と、第2のローパスフィルタ(LPF)26と、第2の実効値変換器29と、位相差計測器27とを備える。
ここで、演算部14は、I0cosθの値を零相電流I0の有効成分Aの値として、I0sinθの値を零相電流I0の無効成分Bの値として演算し出力する。これら零相電流I0と、零相電流I0の有効成分A及び無効成分Bの関係は、前述したように、図8のベクトル図に示すように表される。
Claims (11)
- 変圧器の二次側巻線を三角形に結線し、三相の電圧端子をR,S,Tとし、上記三相の電圧端子R,S,Tのうちの1の端子又はその近傍で接地された電源から給電される三相3線の配電線又は2台の単相変圧器の二次側巻線をV形に結線し、三相の電圧端子をR,S,Tとするとき、上記二次側巻線は端子R,T間及びT,S間に存在するものとしたとき、上記巻線の中点のうちの1つで接地された電源から給電される三相3線の配電線又は端子R、Tから給電される単相2線配電線又は端子N、R若しくは端子N、Tから給電される単相2線配電線又は単相変圧器の二次側巻線の中点又は一端で接地された単相2線配電線に接続されるスイッチング電源及び上記スイッチング電源に接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrを測定する漏洩電流測定装置において、
上記三相の電圧端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源の各出力端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを測定する電圧検出手段と、
各配電線及びスイッチング電源と上記スイッチング電源に接続される負荷装置に流れる電流のベクトル和である零相電流I0を検出する零相電流検出手段と、
上記電圧検出手段によって検出された上記線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかが入力され、上記入力されたいずれかの線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを基準電圧とし、この基準電圧と上記零相電流I0との位相を比較する位相比較手段と、
上記基準電圧に対して、上記零相電流I0を同相の有効成分Aと、これと直角の位相差を有する無効成分Bに分離した計測値を求め、上記各端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを基準電圧としたときに得られる上記零相電流I0の有効成分Aとこれと直角の位相差を有する無効成分Bとに基づいて、U相、V相、W相のうちの2相に発生する上記漏洩電流Igrの合計値、U相、V相、W相のうちの1相に発生する上記漏洩電流Igrの値、U相、V相、W相のうちの2相間若しくは三相間に接続される負荷装置の内部で発生する上記漏洩電流Igrの値を演算する演算手段と
を備えることを特徴とする漏洩電流測定装置。 - 上記演算手段は、上記各端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記スイッチング電源の各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかの電圧を基準電圧としたとき、式(B−√3A)の値、式(B+√3A)の値、式(−2B)の値のうちの最大の値を、上記スイッチング電源及びスイッチング電源の各端子U,V,Wに接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrの近似値として演算することを特徴とする請求項1に記載の漏洩電流測定装置。
- 上記演算手段は、上記各端子R,T間に発生する線間電圧ERT又は上記スイッチング電源の各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかの電圧を基準電圧としたとき、式(B−√3A)の値、式(B+√3A)の値、式(−2B)の値のうちの最大の値を√3で除した値を、上記スイッチング電源及びスイッチング電源の各端子U,V,Wに接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrの近似値として演算することを特徴とする請求項1に記載の漏洩電流測定装置。
- 上記演算手段によって演算された漏洩電流Igrの近似値を、スイッチング電源出力周波数及び上記三相配電線又は単相配電線の電源の方式によって決まる定数によって補正することを特徴とする請求項2又は3に記載の漏洩電流測定装置。
- 当該漏洩電流測定装置は、さらに表示手段を備え、上記演算手段によって演算された結果が上記表示手段に表示されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の漏洩電流測定装置。
- 当該漏洩電流測定装置は、さらに警報手段を備え、上記演算手段において求められる上記漏洩電流Igrの値が所定の値を超えたときに上記警報手段より警報を発することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の漏洩電流測定装置。
- 当該漏洩電流測定装置は、さらに遮断手段を備え、上記演算手段において求められる上記漏洩電流Igrの値が所定の値を超えたときに上記遮断手段により電路を遮断することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の漏洩電流測定装置。
- 変圧器の二次側巻線を三角形に結線し、三相の電圧端子をR,S,Tとし、上記三相の電圧端子R,S,Tのうちの1の端子又はその近くで接地された電源から給電される三相3線の配電線又は2台の単相変圧器の二次側巻線をV形に結線し、三相の電圧端子をR,S,Tとするとき、上記二次側巻線は端子R,T間及びT,S間に存在するものとしたとき、上記巻線の中点のうちの1つで接地された電源から給電される三相3線の配電線又は端子R、Tから給電される単相2線配電線又は端子N、R若しくは端子N、Tから給電される単相2線配電線又は単相変圧器の二次側巻線の中点又は一端で接地された単相2線配電線に接続されるスイッチング電源及び上記スイッチング電源に接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrを測定する漏洩電流測定方法において、
上記三相の電圧端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各出力端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを測定する電圧検出工程と、
各配電線及びスイッチング電源と上記スイッチング電源に接続される負荷装置に流れる電流のベクトル和である零相電流I0を検出する零相電流検出工程と、
上記電圧検出工程によって検出された上記線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかが入力され、上記入力されたいずれかの線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを基準電圧とし、この基準電圧と上記零相電流I0との位相を比較する位相比較工程と、
上記基準電圧に対して、上記零相電流I0を同相の有効成分Aと、これと直角の位相差を有する無効成分Bに分離した計測値を求め、上記各端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記単相2線配電線の線間電圧及び上記スイッチング電源各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかを基準電圧としたときに得られる上記零相電流I0の有効成分Aとこれと直角の位相差を有する無効成分Bとに基づいて、U相、V相、W相のうちの2相に発生する上記漏洩電流Igrの合計値又は合計値の近似値、U相、V相、W相のうちの1相に発生する上記漏洩電流Igrの値、U相、V相、W相のうちの2相間若しくは三相間に接続される負荷装置の内部で発生する上記漏洩電流Igrの値を演算する演算工程と
を備えることを特徴とする漏洩電流測定方法。 - 上記演算工程は、上記各端子R,S,T間に発生する線間電圧ESR,ETS,ERT又は上記スイッチング電源の各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかの電圧を基準電圧としたとき、式(B−√3A)の値、式(B+√3A)の値、式(−2B)の値のうちの最大の値を、上記スイッチング電源及びスイッチング電源の各端子U,V,Wに接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrの近似値として演算することを特徴とする請求項8に記載の漏洩電流測定方法
- 上記演算工程は、上記各端子R,T間に発生する線間電圧ERT又は上記スイッチング電源の各端子U,V,W間に発生する線間電圧EVU,EWV,EUWのいずれかの電圧を基準電圧としたとき、式(B−√3A)の値、式(B+√3A)の値、式(−2B)の値のうちの最大の値を√3で除した値を、上記スイッチング電源及びスイッチング電源の各端子U,V,Wに接続される負荷装置の対地絶縁抵抗に起因する漏洩電流Igrの近似値として演算することを特徴とする請求項8に記載の漏洩電流測定方法。
- 上記演算工程は、演算された漏洩電流Igrの近似値を、スイッチング電源出力周波数及び上記三相配電線又は単相配電線の電源の方式によって決まる定数によって補正することを特徴とする請求項9又は10に記載の漏洩電流測定装置。
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