JP2011153784A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油分離器へのオイル滞留による凝縮器4側へのオイル流出を防止し、効率低下のない冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】油分離器3の底部から、圧縮機1の運転中には常に冷媒とオイルとを圧縮機1に戻す第1の接続管7と、圧縮機1の吐出温度を検出する第1の温度センサ21と、第1の接続管7のうち第1の毛細管8の下流側となる位置に設けられた第2の温度センサ22と、第1の温度センサ21の検出温度と第2の温度センサ22の検出温度とから算出される温度差に応じて、第2の接続管9に設けた開閉弁10を開閉する開閉弁制御手段23とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、開閉弁10を開き、第2の接続管9からもオイルを戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調装置や冷凍装置等に用いられる冷凍サイクル装置であって、特に、油分離器から圧縮機にオイルを確実に戻す機構を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
従来、冷凍サイクルの能力低下とオイル不足による圧縮機の故障を未然に防ぐために、圧縮機にオイルを確実に戻す機構を備えた冷凍サイクル装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された冷凍サイクル装置は、圧縮機の吐出ガス管に設けられたオイルセパレータ(油分離器)の底部と圧縮機の吸入側とを接続する油戻し管に電磁弁を設けるとともに、電磁弁と油分離器との間の油戻し管の温度および吐出ガス管の温度とを検出し、その温度差により電磁弁を開閉する制御手段を備えている。
このように構成された冷凍サイクル装置の動作について説明する。圧縮機から吐出された冷媒とオイルは、油分離器で分離され、大部分の冷媒は凝縮器側に流れ、大部分のオイルは油分離器内に溜まっていく。油分離器内にオイルが溜まり、吐出ガス管の検知温度と油戻し管の検知温度との温度差は大きくなると、電磁弁が開き、油分離器内のオイルは油戻し管を流れて、圧縮機に戻る。
逆に、油分離器内のオイルが少なくなると、油戻し管には高温のガスが混入したオイルが流れ、吐出ガス管の検知温度と油戻し管の検知温度との温度差が小さくなるので、電磁弁は閉じられる。このため、この冷凍サイクル装置は、圧縮機のオイル不足による故障を防止するとともに、油分離器内のオイルが空になることを防ぎ、ガス冷媒が圧縮機の吸入側へ流れ、冷凍サイクル装置の能力が低下するのを防止できる。
特開昭61−24323号公報
しかしながら、従来の冷凍サイクル装置では、電磁弁が閉じた状態では、油戻し管には、冷媒もオイルも流れなくなる。油戻し管に冷媒もオイルも流れていない状態では、油分離器内のオイル量が変化しても、油戻し管の温度変化は小さい。
このため、適切なタイミングで電磁弁を開くことができず、電磁弁が開くまでの間に、多量のオイルが油分離器内に溜まることがある。油分離器内に多量のオイルが溜まると、油分離器から凝縮器へ流れる冷媒に混入するオイルの割合が増加する。この混入したオイルは、凝縮器や蒸発器内に付着し、冷媒の熱伝達を阻害したり、圧力損失を増大させたりする。このため、冷凍サイクル装置を運転する時の電力消費を増大させ、冷凍サイクル装置の運転効率を悪化させるという課題があった。
本発明は、油分離器内にオイルが多量に溜まることを防止し、運転効率が悪化することのない冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷凍サイクル装置は、油分離器の底部近傍から、圧縮機の運転中には常に冷媒とオイルとを毛細管を介して圧縮機に戻す第1の接続管と、圧縮機の吐出側に設けられた第1の温度センサと、第1の接続管のうち毛細管の下流側となる位置に設けられた第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、毛細管をバイパスする第2の接続管に設けた開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、開閉弁を開き、第2の接続管からも油分離器内のオイルを圧縮機に戻すものである。
また、本発明の冷凍サイクル装置は、油分離器の底部近傍から、圧縮機の運転中には常に冷媒とオイルとを毛細管を介して圧縮機に戻す第1の接続管と、圧縮機の吐出側に設けられた第1の温度センサと、第1の接続管のうち毛細管の下流側となる位置に設けられた第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、第1の接続管と並列に設けられた第2の接続管に設けた開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、開閉弁を開き、第2の接続管からも油分離器内のオイルを圧縮機に戻すものである。
本発明によれば、油分離器内にオイルが多量に溜まることを防止し、運転効率が悪化することのない冷凍サイクル装置を提供できる。
本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の概略構成図 本発明の実施の形態1における開閉弁制御のフローチャート 本発明の実施の形態1における吐出温度、第1の接続管の温度と開閉弁の状態との関係を説明する概念図 本発明の実施の形態2における冷凍サイクル装置の概略構成図 本発明の実施の形態3における冷凍サイクル装置の概略構成図
第1の発明は、圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、油分離器の底部近傍と、蒸発器の出口側と圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、第1の接続管に設けられ、第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、毛細管をバイパスする第2の接続管と、第2の接続管に設けられ第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、圧縮機の吐出側と油分離器の入口側との間の配管に設けられ、圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、第1の接続管のうち毛細管の下流側となる位置に設けられ、毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、開閉弁を開き、第2の接続管を通じて、油分離器内の冷媒とオイルを圧縮機に戻す構成とすることにより、常に冷媒とオイルとが流れる第1の接続管に設けられた毛細管の下流側の温度と、圧縮機の吐出温度との温度差から、油分離器へのオイルの滞留を正確に判定でき、オイルが滞留した場合には、開閉弁を開けることで、オイルを通常の第1の接続管に加え、第2の接続管にも流し、速やかに圧縮機に戻すことができる。このため、油分離器内にオイルが多量に滞留し、凝縮器側へのオイルが流出することを防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
第2の発明は、圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、油分離器の底部近傍と、蒸発器の出口側と圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、第1の接続管に設けられ、第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、第1の接続管と並列に設けられた第2の接続管と、第2の接続管に設けられ第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、圧縮機の吐出側と油分離器の入口側との間の配管に設けられ、圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、第1の接続管のうち毛細管の下流側となる位置に設けられ、毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、第1の温度センサの検出温度と第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、開閉弁を開き、第2の接続管を通じて、油分離器内の冷媒とオイルを圧縮機に戻す構成とすることにより、常に冷媒とオイルとが流れる第1の接続管に設けられた毛細管の下流側の温度と、圧縮機の吐出温度との温度差から、油分離器へのオイルの滞留を正確に判定でき、オイルが滞留した場合には、開閉弁を開けることで、オイルを通常の第1の接続管に加え、第2の接続管にも流し、速やかに圧縮機に戻すことができる。このため、油分離器内にオイルが多量に滞留し、凝縮器側へのオイルが流出することを防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における冷凍サイクル装置の概略図、図2は、開閉弁制御手段の動作を説明するフローチャート図、図3は、圧縮機の吐出温度、第1の接続管の温度と開閉弁の状態との関係を説明する概念図である。
図1において、圧縮機1と油分離器3とは配管2aで、油分離器3と凝縮器4とは配管2bで、凝縮器4と蒸発器6とは減圧手段5を介して配管2cで、蒸発器6と圧縮機1とは配管2dで、それぞれ接続され、冷凍サイクル回路を形成している。
油分離器3は、配管2aの途中に設けられ、圧縮機1から冷媒とともに吐出されたオイルを分離し、大部分のオイルが凝縮器4側へ流出するのを防止している。油分離器3には、オイルを遠心力で分離する遠心分離式油分離器や、容器内に設けたメッシュで分離するデミスタ式油分離器が採用できる。
油分離器3の底部近傍には、油分離器3で分離されたオイルを、一部の冷媒とともに、圧縮機1へ戻すための第1の接続管7が接続されている。油分離器3の底部近傍としては、油分離器3の底部のみでなく、油分離器3の底部に近い側部であっても良い。第1の接続管7は、第1の毛細管8を介して、配管2dに接続されている。第1の毛細管8は、第1の接続管7内を流れる冷媒やオイルを減圧するとともに、それらの流量を規制し急激に冷媒とオイルとが圧縮機1に流入するのを防止している。
また、第1の接続管7には、第1の毛細管8の上流側で分岐され、第1の毛細管8をバイパスし、再び第1の毛細管8に合流する第2の接続管9が設けられている。第2の接続管9には、その管内の流通を開閉する開閉弁10と、第2の毛細管11とが設けられている。第2の毛細管11は、第2の接続管9を流れるオイルを減圧するとともに、それらの流量を規制するものであるが、第1の毛細管8より大流量を流せるようにその径や長さが調整されている。
配管2dには、圧縮機1から吐出された冷媒とオイルの温度を検知するための第1の温度センサ21が設けられている。また、第1の接続管7には、第1の毛細管8より下流側で、第1の接続管7と第2の接続管9との合流部よりも下流側の部分に、第2の温度センサ22が設けられている。第2の温度センサ22は、第1の接続管7や第2の接続管9を流れ、第1の毛細管8や第2の毛細管11で減圧された冷媒とオイルの温度を検知するものである。
また、開閉弁10の開閉を制御する開閉弁制御手段23が電子制御装置(図示せず)に設けられている。開閉弁制御手段23は、第1の温度センサ21で検出した圧縮機1の吐出温度Taと、第2の温度センサ22が検出した第1の接続管7の温度Tbとに応じて開閉弁10を開閉する制御手段である。
以上のように構成された冷凍サイクル装置の動作を説明する。
圧縮機1の運転中には、圧縮機1から吐出された冷媒とオイルは、油分離器3に流入する。油分離器3では、完全に冷媒とオイルを分離することはできないが、大部分の冷媒は一部のオイルとともに凝縮器4側に流れる。そして、この冷媒は、凝縮器4で、大気や水などに放熱し、凝縮液化される。凝縮液化された冷媒は減圧手段5により減圧され、低圧の気液二相冷媒となり蒸発器6に流入する。蒸発器6に流入した冷媒は、大気や水などから吸熱することで低圧ガス冷媒となり圧縮機1に吸入される。このような、凝縮器4での放熱は、エアコンなどの暖房や給湯機での温水加熱に利用され、蒸発器6での吸熱は、エアコンなどの冷房に利用される。
一方、油分離器3で分離された大部分のオイルは一部の冷媒とともに、油分離器3の底部へ溜まる。開閉弁10が閉じている場合には、油分離器3の底部へ溜まった冷媒とオイルは、第1の接続管7に流入し、第1の毛細管8により減圧され、圧縮機1へと戻る。また、開閉弁10が開いている場合には、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、第1の接続管7に流入する。一部の冷媒とオイルは、そのまま第1の毛細管8に流入し、減圧され、圧縮機1に戻る。また、その他の冷媒とオイルは、分岐され第2の接続管9に流入し、第2の毛細管11で減圧された後、圧縮機1へと戻る。ここで、第2の毛細管11は第1の毛細管8より、大流量を流せるように予め調整されているため、開閉弁10が開くと、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、第1の接続管7に加え、第2の接続管9にも流れ、速やかに圧縮機1に戻る。
次に、開閉弁10を制御する開閉弁制御手段23の動作を図2のフローチャート図を用いて説明する。まず、第1の温度センサ21で圧縮機1の吐出温度Taを計測する(ステップS1)。次に、第2の温度センサ22で第1の接続管7の温度Tbを計測する(ステップS2)。そして、ステップS1で計測した吐出温度TaとステップS2で計測した温度Tbの差(Ta−Tb)を算出する(ステップS3)。算出された温度差(Ta−Tb)と、あらかじめメモリなどに記憶している設定温度差Δt1との比較を行い、温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1以下の場合には、開閉弁制御手段23は、開閉弁10を開ける(ステップS5)。逆に、温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1より大きい場合には、開閉弁制御手段23は、開閉弁10を閉じる(ステップS6)。設定温度差Δt1は、例えば、30Kに設定してある。
このような冷凍サイクル装置の動作の具体例を、図3を用いて説明する。図3は、圧縮機1の吐出温度Ta、第1の接続管7の温度Tbと、第1の接続管7内の流れの状態、および、開閉弁10の状態との関係の一例を、時間経過とともに示している。
まず、冷凍サイクル装置が安定して運転されている場合について説明する。(区間1)
この状態では、油分離器3の底部にオイルは、ほとんど溜まっていない。このため、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しやすくなり、第1の接続管7を流れる冷媒とオイルのうち、冷媒の割合が多くなる。冷媒は、第1の毛細管8を通過する際に、減圧膨張し、その温度が低下する。一方、オイルは、第1の毛細管8を通過しても、温度低下しない。このため、第1の接続管7を流れる冷媒とオイルのうち、冷媒の割合が多い場合には、第1の接続管7の温度Tbは比較的低くなる。例えば、吐出温度Taが約90℃の場合、温度Tbは約20℃となる。この状態では、温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1より大きいため、図2のフローチャートで説明したように、開閉弁10は閉じられたままとなる。このため、冷媒とオイルは第1の接続管7のみを流れ、連続的に圧縮機1に吸入される。
次に、例えば、冷凍サイクル装置が冷房を行っている部屋へ人の出入りが激しくなる場合など、冷凍サイクル装置にかかる負荷が大きくなった場合について説明する。この場合には、冷凍サイクルのバランスが崩れ、油分離器3の底部にオイルが溜まってくる。油分離器3のオイルが溜まると、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しにくくなるので、第1の接続管7に流れる冷媒の割合が少なくなる。第1の毛細管8で温度低下する冷媒の割合が少なくなることにより、第1の接続管7の温度Tbは徐々に上昇する(区間2)。例えば、吐出温度Taが約90℃の場合、温度Tbは約70℃となる。
温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1の30K以下になると、図2のフローチャートで説明したように、開閉弁10が開く(区間2と3の間)。開閉弁10が開くと、油分離器3の底部に溜まった冷媒とオイルは、第1の接続管7に加え、第2の接続管9にも流れ、圧縮機1に速やかに戻る。
その後、油分離器3内の溜まるオイル量が減少すると、再び、第1の接続管7内を流れるオイルへ混入する冷媒の割合が増加し、温度Tbは徐々に低下する(区間4)。温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1より大きくなると、開閉弁10が閉じられ(区間4と区間5の間)、再び冷凍サイクル装置が安定して運転されている状態に戻る(区間5)。
以上のように、本実施の形態では、油分離器3内のオイルは冷媒とともに、第1の接続管7を通じて、圧縮機1の運転中、常に圧縮機1に戻されるため、油分離器3内にオイルは滞留しない。また、常に冷媒とオイルが流れる第1の接続管7の温度Tbと、圧縮機1の吐出温度Taとの温度差により、油分離器3内のオイルの増加を正確に判定できる。そして、油分離器3にオイルが滞留していると判定された場合には、開閉弁10を開くことで、オイルを第2の接続管9にも流し、速やかに圧縮機1に戻すことができる。これにより、油分離器3へのオイル滞留による凝縮器4側へのオイル流出を防止でき、冷凍サイクル装置の運転効率を低下させることがない。
なお、図3に示す区間5の場合のように、吐出温度Taの変化に応じて、第1の接続管7の温度Tbが変化することがある。このような場合、仮に第1の接続管7の温度Tbのみに応じて開閉弁10を開閉させるように制御すると、油分離器3内にオイルが溜まっていないのに、誤って開閉弁10が開くことがある。しかし、本実施の形態では、吐出温度Taと第1の接続管7の温度Tbとの温度差に応じて、開閉弁10を開閉しているため、このような場合でも、誤って開閉弁10を開閉することがない。
また、第2の温度センサ22は、第1の接続管7のうち、第1の接続管7と第2の接続管9との合流部より下流側の部分に設けられているので、開閉弁10が開いているときには、第1の接続管7と第2の接続管9との両方を流れる冷媒とオイルの温度を検知することができる。このため、第1の接続管7と第2の接続管9のいずれかを流れる冷媒とオイルの温度のみしか検知できない場合に比べて、油分離器3にオイルが溜まっているか否か
をより正確に判定できる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における冷凍サイクル図である。本実施の形態においては、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。本実施の形態と、第1の実施の形態とが異なる点は、第2の接続管9が、第1の接続管7と並列に、油分離器3の底部近傍と配管2dとを接続するように設けられている点である。
以上のように構成された冷凍サイクル装置の動作を説明する。
冷凍サイクル装置が安定して運転されている場合には、油分離器3の底部にオイルは、ほとんど溜まっていない。このため、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しやすくなり、第1の接続管7を流れる冷媒とオイルのうち、冷媒の割合が多くなる。第1の毛細管8で温度低下する冷媒の割合が多くなることにより、第1の接続管7の温度Tbは比較的低くなる。このため、開閉弁10は閉じられたままとなり、冷媒とオイルは第1の接続管7のみを流れ、連続的に圧縮機1に吸入される。
油分離器3の底部にオイルが溜まると、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しにくくなるので、第1の接続管7に流れる冷媒の割合が少なくなる。第1の毛細管8で温度低下する冷媒の割合が少なくなることにより、第1の接続管7の温度Tbは徐々に上昇する。温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1以下になると、開閉弁10が開き、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、第1の接続管7に流入するとともに、第2の接続管9にも流入する。第1の接続管7に流入した冷媒とオイルは、第1の毛細管8に流入し、減圧され、圧縮機1に戻る。また、第2の接続管9に流入した冷媒とオイルは、第2の毛細管11で減圧された後、圧縮機1へと戻る。このため、開閉弁10が開くと、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、速やかに圧縮機1に戻る。
その後、油分離器3内の溜まるオイル量が減少すると、再び、第1の接続管7内を流れるオイルへ混入する冷媒の割合が増加し、温度Tbは徐々に低下する。温度差(Ta−Tb)が設定温度差Δt1より大きくなると、開閉弁10が閉じられ、再び冷凍サイクル装置が安定して運転されている状態に戻る。
本実施の形態では、第1の接続管7を通じて、圧縮機1の運転中、常にオイルを圧縮機1に戻すため、油分離器3内のオイル量が急激に増加することがない。また、常に冷媒とオイルが流れる第1の接続管7の温度Tbと吐出温度Taとの温度差により、油分離器3にオイルが滞留していると判定された場合には、開閉弁10を開け、第1の接続管7に加え、油分離器3から直接、第2の接続管9にもオイルを流すことで、速やかに圧縮機1にオイルを戻すことができる。このため、油分離器3へのオイル滞留による凝縮器4側へのオイル流出を防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における冷凍サイクル図である。本実施の形態においては、第2の実施の形態と異なる点のみを説明する。本実施の形態と、第1の実施の形態とが異なる点は、第1の温度センサ21を、配管2dのうち第1の接続管7および第2の接続管9との合流部より下流側(圧縮機1側)に設け、第2の温度センサ22を、配管2dのうち第1の接続管7および第2の接続管9との合流部より上流側(蒸発器5側)に設けた点である。また、開閉弁10の開閉を制御する開閉弁制御手段23を第1の温度センサ21で検出した圧縮機1の吸入温度Tcと、第2の温度センサ28が検出した蒸発器5の出口温度Tdとから温度差(Tc−Td)を算出し、温度差(Tc−Td)が設定温度差Δt2以上の場合には、開閉弁10を開ける一方、設定温度差Δt2より小さい場合
には、開閉弁10を開けるようにしている。設定温度差Δt2は、例えば、20Kに設定してある。
以上のように構成された冷凍サイクル装置の動作を説明する。
冷凍サイクル装置が安定して運転されている場合には、油分離器3の底部にオイルは、ほとんど溜まっていない。このため、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しやすくなり、第1の接続管7を流れる冷媒とオイルのうち、冷媒の割合が多くなる。第1の毛細管8で温度低下する冷媒の割合が多くなることにより、圧縮機1の吸入温度Tcは比較的低くなる。このため、開閉弁10は閉じられたままとなり、冷媒とオイルは第1の接続管7のみを流れ、連続的に圧縮機1に吸入される。
油分離器3の底部にオイルが溜まると、油分離器3内の底部でオイルに冷媒が混入しにくくなるので、第1の接続管7に流れる冷媒の割合が少なくなる。第1の毛細管8で温度低下する冷媒の割合が少なくなることにより、圧縮機1の吸入温度Tcは徐々に上昇する。例えば、蒸発器5の出口温度Tdが約0℃の場合、吸入温度Tcは約10℃となる。温度差(Tc−Td)が設定温度差Δt2の20K以上になると、開閉弁10が開き、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、第1の接続管7に流入するとともに、第2の接続管9にも流入する。第1の接続管7に流入した冷媒とオイルは、第1の毛細管8に流入し、減圧され、圧縮機1に戻る。また、第2の接続管9に流入した冷媒とオイルは、第2の毛細管11で減圧された後、圧縮機1へと戻る。このため、開閉弁10が開くと、油分離器3の底部の冷媒とオイルは、速やかに圧縮機1に戻る。
その後、油分離器3内の溜まるオイル量が減少すると、再び、第1の接続管7内を流れるオイルへ混入する冷媒の割合が増加し、圧縮機1の吸入温度Tcは徐々に低下する。温度差(Tc−Td)が設定温度差Δt2より小さくなると、開閉弁10が閉じられ、再び冷凍サイクル装置が安定して運転されている状態に戻る。
本実施の形態では、第1の接続管7を通じて、圧縮機1の運転中、常にオイルを圧縮機1に戻すため、油分離器3内のオイル量が急激に増加することがない。また、常に冷媒とオイルが流れる配管2dに設けられた圧縮機1の吸入温度Tcと、蒸発器5の出口側温度Tdとの温度差により、油分離器3にオイルが滞留していると判定された場合には、開閉弁10を開け、第1の接続管7に加え、油分離器3から直接、第2の接続管9にもオイルを流すことで、速やかに圧縮機1にオイルを戻すことができる。このため、油分離器3へのオイル滞留による凝縮器4側へのオイル流出を防止でき、冷凍サイクル装置の効率を低下させることがない。
なお、以上の実施の形態1〜3において、第2の毛細管11を省略しても、同様の効果が得られる。また、開閉弁10には、開または閉のいずれかを選択できる電磁弁として説明したが、開度を無段階に調整できる膨張弁を採用してもよい。
また、第1の実施の形態では、第1の接続管7を分岐した第2の接続管9は、再び、第1の接続管7と合流するようにしているが、配管2dに合流させてもよい。また、第2、第3の実施の形態では、第2の接続管9は、油分離器3の底部近傍と配管2dとを接続しているが、油分離器3の底部近傍と、第1の接続管7のうち第1の毛細管8の下流側とを接続するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる冷凍サイクル装置は、凝縮器側にオイルが流出し冷凍サイクル装置の効率が低下することがないので、家庭用、業務用の空調装置や冷凍装置、カ
ーエアコン、ヒートポンプ給湯機等のさまざまな冷凍サイクル装置に適用できる。
1 圧縮機
2 配管
3 油分離器
4 凝縮器
5 減圧手段
6 蒸発器
7 第1の接続管
8 第1の毛細管
9 第2の接続管
10 開閉弁
11 第2の毛細管
21 第1の温度センサ
22 第2の温度センサ
23 開閉弁制御手段

Claims (2)

  1. 圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、前記油分離器の底部近傍と、前記蒸発器の出口側と前記圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、前記第1の接続管に設けられ、前記第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、前記毛細管をバイパスする第2の接続管と、前記第2の接続管に設けられ前記第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、前記圧縮機の吐出側と前記油分離器の入口側との間の配管に設けられ、前記圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、前記第1の接続管のうち前記毛細管の下流側となる位置に設けられ、前記毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、前記開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、前記開閉弁を開き、前記第2の接続管を通じて、前記油分離器内の冷媒とオイルを前記圧縮機に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 圧縮機と、油分離器と、凝縮器と、減圧手段と、蒸発器とを配管で接続した冷凍サイクル回路を有する冷凍サイクル装置において、前記油分離器の底部近傍と、前記蒸発器の出口側と前記圧縮機の吸入側との間の配管とを接続した第1の接続管と、前記第1の接続管に設けられ、前記第1の接続管内を流れる冷媒とオイルを減圧する毛細管と、前記第1の接続管と並列に設けられた第2の接続管と、前記第2の接続管に設けられ前記第2の接続管内の冷媒とオイルの流通を開閉する開閉弁と、前記圧縮機の吐出側と前記油分離器の入口側との間の配管に設けられ、前記圧縮機から吐出される冷媒とオイルの吐出温度を検出する第1の温度センサと、前記第1の接続管のうち前記毛細管の下流側となる位置に設けられ、前記毛細管で減圧された冷媒とオイルの温度を検出する第2の温度センサと、前記第1の温度センサの検出温度と前記第2の温度センサの検出温度とから算出される温度差に応じて、前記開閉弁を開閉する開閉弁制御手段とを備え、前記温度差があらかじめ定めた設定温度差以下になれば、前記開閉弁を開き、前記第2の接続管を通じて、前記油分離器内の冷媒とオイルを前記圧縮機に戻すことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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