JP2011153518A - 壁紙糊付機 - Google Patents

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完志 宮木
Toshiki Shinkawa
俊樹 新川
Kenichi Maekawa
賢一 前川
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Abstract

【課題】 糊桶からの糊液の漏れが生じない壁紙糊付機を得る。
【解決手段】 糊付機本体の後部から引き入れたシート状壁装材を複数のロールで前方へ送り出しながら、糊付機本体前方に引き出し可能に収納された糊桶に収容されている糊を糊付けローラで壁装材の裏面に転写することによって連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、糊桶に配された糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプと、糊液送給パイプでの糊液の供給時に糊桶の収納位置が正規位置か否かを判断する糊桶位置センサーとを備えたもの。
【選択図】 図4

Description

本発明は、室内壁面等に貼付されるシート状壁装材の裏面に連続的に糊を塗布する壁紙糊付機に関するものである。
現在、建築物の内装施工における壁装材の室内壁面への貼付は、現場で専用の壁紙糊付機を用いてシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うのが一般的となっている。
このような壁紙糊付機の一般的な構成は、内部に複数のローラが配置された上部構体及び下部構体から構成される糊付機本体を支持脚部上に載置し、上下構体の間に挟み込んだシート状壁装材(以下、クロスと記す)をローラで搬送しながら、下部構体の糊桶から糊をローラで糊上げ、壁装材裏面に転写塗布していくものである。
従来から壁紙糊付機には手動式と自動式とがある。即ち、下部構体上に原反ロールから繰り出したクロスを先端部が本体前方に垂れる状態で載置して上部構体を閉じて下部構体と上部構体の所定ローラ間にクロスを挟み込んだ状態にしておく。
手動式装置ではクロス先端を持って前方へ引っ張ることにより、クロスを上下で挟んでいるローラの一部を追従回転させると共に他のローラをギアを介して連動回転させてクロスを糊付機本体の後方から前方へ搬送させながら、途中で糊桶内の糊をその回転によって引き上げているローラの頂点上で、このローラから糊が裏面に転写され、糊塗布済み状態で前方から送り出されてくる。また、自動式装置では、所定のローラの軸を電動モータ等の駆動源に連結して回転させることによって、他のローラもギアを介して連動回転するものである。
このような壁紙糊付機では、効率的で均一な糊付けを行えるという点では、自動式の壁紙糊付機の使用が好まれる。しかしながら、糊付機は現場へ搬送してそこで組立てられ、使用後は分解して再び持ち帰って収納しておくものであるため、小型で軽量であることが望まれるが、自動壁紙糊付機は、モータ等の駆動部及びそのコントロール部とを備える分、手動式のものより大型化し、重量も増えてしまう。
従って、自動壁紙糊付機において、糊付機本体の小型軽量化を目的とし、糊桶を小さくし、小さくしたことで頻繁に糊の供給を行わないように、糊液供給ポンプを備えた自動壁紙糊付機が実用化されるに至っている。(例えば、特許文献1参照)。
糊液供給ポンプを備えた自動壁紙糊付機では、糊付機本体とは独立に設けられた糊補給装置から糊桶内に糊を補給する。この糊補給装置の一例としては、内部で糊とこれを溶解する水とを保持する容器と、この容器内部の糊を攪拌するための攪拌機構が設けられており、この攪拌機構で糊を水とよく混合して糊液を調製し、糊補給装置の容器の底部に設けられた駆動モータ等でポンプを駆動させることにより行う。
糊補給装置は、攪拌や供給ポンプの駆動用モータを備えているので、糊補給装置のサイズが過大となり、またその重量も増大するという問題がある。特に、攪拌機構の軸が鉛直方向になっているため、糊補給装置が縦長となってしまい、更に、供給ポンプは容器の底部に設けられるため、サイズがより一層過大なものとなる。
また、糊付機本体へ手作業で糊を補給する場合には、粘性のある糊が容器から流下するのに時間が係ったり、或いは糊タンク前面を汚したり等作業の能率化が図れないという問題があった。
そこで、糊補給装置を用いずとも、糊液の調製や使用後の洗浄等に取り扱い易いバケツ等の容器を用いて糊を自動的に糊付機に供給することのできる糊液供給ポンプも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実開平7−44675号公報 特開2002−320891号公報
しかしながら、従来の壁紙糊付機では、液面センサー又は荷重センサー等の検知装置によって、糊液の残量を検知し、予め定められた残量以上に減った場合に、リミットスイッチが入って作業者に知らせたり、一定時間ポンプを駆動させて糊液を補充するものであった。また、糊桶は糊付機本体の前方に引き出し可能に収納されている場合に、確実に糊桶本体に収納されていなかった場合には、糊液供給パイプからの糊液が糊桶内に注がれず、糊桶から外れて漏れることもあった。
本発明は、糊液供給ポンプや手動で糊液を供給する壁紙糊付機において、糊桶から糊液が溢れる前に確実に糊液の供給を停止させる壁紙糊付機を得ることを目的とする。また、糊桶からの糊液の漏れが生じない壁紙糊付機を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る壁紙糊付機は、糊付機本体の後部から引き入れたシート状壁装材を複数のロールで前方へ送り出しながら、前記糊付機本体前方に引き出し可能に収納された糊桶に収容されている糊を糊付けローラで前記壁装材の裏面に転写することによって連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、
前記糊桶に配された糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプと、
前記糊液送給パイプでの糊液の供給時に前記糊桶の収納位置が正規位置か否かを判断する糊桶位置センサーとを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項1に記載の糊液位置センサーによって、前記糊桶の収納位置が正規位置でないと判断された場合に、前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する糊液供給停止手段を更に備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項2に記載の糊液供給停止手段が、
前記糊付機本体のコントローラ側の側面に設置された前記糊液位置センサーに接続された本体側コイルと、
前記本体側コイルに対向してコントローラに設置されたコントローラ側コイルとを備え、
前記コントローラ側コイルに予め定められた振動数のパルス電流を通電した際に発生する本体側コイルの誘導電流の通電又は非通電状態の相違を検知して前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する通電制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項3に記載の糊桶位置センサーが、前記糊桶の収納位置が正規位置の時に、微小な隙間を開けた2枚の磁性体リード細板を接点がONとなるリードスイッチを備えたことを特徴とするものである。
本発明は、糊液供給ポンプや手動で糊液を供給する壁紙糊付機において、糊桶から糊液が溢れる心配のない壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。また、糊桶からの糊液の漏れが生じない壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。
本発明の糊液供給ポンプ付き壁紙糊付機の一実施例の構成を示す説明図である。 図1の糊付機本体の構成を示す説明図である。 コントローラの構成を説明する説明図であり、a図は糊付機本対への取付を示す正面図であり、b図はa図のコントローラ面の正面図である。 は接触スイッチを用いた上限スイッチの概略を示す説明図である。 接触スイッチを用いた上限スイッチを備えた壁紙糊付機の側方断面図である。 図5の部分正面図である。 図5の上限スイッチ部分の構成を示す説明図である。 糊付機本体と糊桶との装着位置を説明する側面図であり、a図は正規な収納位置、b図、c図は正規な収納位置からずれた状態を示し、d図はc図の糊桶位置センサーの拡大図である。 非接触スイッチを用いた上限スイッチを備えた壁紙糊付機の説明図である。
本発明においては、糊付機本体の後部から引き入れたシート状壁装材を複数のロールで前方へ送り出しながら、前記糊付機本体前方に引き出し可能に収納された糊桶に収容されている糊を糊付けローラで前記壁装材の裏面に転写することによって連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、糊桶に配された糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプと、糊液送給パイプでの糊液の供給時に前記糊桶の収納位置が正規位置か否かを判断する糊桶位置センサーとを備えることにより、糊液送給パイプから糊桶への糊液の供給が確実になり、糊液の漏れが生じなくなる。
即ち、糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプが糊桶に配されている場合に、糊桶の収納位置が正規位置でない場合には送給パイプからの糊液が糊桶内に注がれず、糊桶の外に漏れ出るおそれがある。本発明では、これを防止するため糊桶位置センサーを備えるものである。糊桶位置センサーは、糊桶の収納位置が正規位置でないと判断した場合には、操作者に知らせるように、警報音を発してもよいし、警報ランプを点滅させてもよい。好ましい態様としては、糊液位置センサーによって、前記糊桶の収納位置が正規位置でないと判断された場合に、前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する糊液供給停止手段を更に備えることにより、確実に糊液の漏れが生じなくなる。
尚、本発明での糊液供給停止手段としては、糊液供給パイプでの糊液の供給を停止するものであればよい。例えば、糊桶内部の液面や糊桶の重量に応じて糊液供給パイプの糊液を供給している場合には、その糊液の供給を停止すればよい。
本発明の好ましい態様としては、糊液供給停止手段が、糊付機本体のコントローラ側の側面に設置された前記糊液位置センサーに接続された本体側コイルと、本体側コイルに対向してコントローラに設置されたコントローラ側コイルとを備え、コントローラ側コイルに予め定められた振動数のパルス電流を通電した際に発生する本体側コイルの誘導電流の通電又は非通電状態の相違を検知して前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する通電制御手段とを備えるものが挙げられる。即ち、前述の糊量上限スイッチによって、前記糊液量の上限レベルを超えた際に前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する糊液供給停止手段を利用するものである。
更に、好ましい態様としては、糊桶位置センサーが、前記糊桶の収納位置が正規位置の時に、微小な隙間を開けた2枚の磁性体リード細板を接点がONとなるリードスイッチを備える。
好ましい態様としては、糊付機本体の後部から引き入れたシート状壁装材を複数のロールで前方へ送り出しながら、前記糊付機本体内の糊桶に収容されている糊を糊付けローラで前記壁装材の裏面に転写することによって連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、
収容される糊液の重量に応じて上下動する糊桶の糊量上限スイッチとして、
前記糊付機本体に装着された糊桶の下方に配される部材の支点に対して、一端部が糊桶の下面に当接し、他端側が前記糊桶内に供給された糊液が予め定められた糊液量の上限レベルを超えた際に傾かせるカウンターバランスを備えた天秤竿部材と、
前記天秤竿部材の他端側に設けられ、天秤竿部材の動きに応じて接点を開閉し通電状態又は非通電状態へ移行する接触型又は非接触型スイッチとを備える。これにより、糊液の上限を越えて貯留した際に糊液上限スイッチが働くため、糊液の貯留を止める等の措置を行うことにより、糊桶から糊液が溢れる心配がない。
例えば、上限スイッチによって、上限を超えたことを示す表示手段を備えた場合には、作業員がその表示手段の表示を見ながら注ぎ入れる際に糊液の貯留を止める目安となる。しかしながら、より好ましい態様としては、糊桶には糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプが配されており、糊量上限スイッチによって糊液量の上限レベルを超えた際に糊液供給パイプの糊液供給を停止する糊液供給停止手段を更に備える。例えば、糊液送給パイプとして、糊液を保持した糊液容器を高い位置に配置して糊液を操作弁を介して糊桶内へ供給するものであり、糊液供給停止手段としては操作弁を上限スイッチによって停止させたり、糊液を保持した糊液容器内の糊液を糊液送給パイプを介して糊桶内へ供給する糊液供給ポンプ装置を上限スイッチによって停止させるものが挙げられる。これにより、糊液が溢れることなく糊桶に自動的に供給することができ、簡便に糊付作業及び洗浄作業を行うことができる。
また、好ましい態様としては、糊液供給停止手段が、糊付機本体のコントローラ側の側面に設置されて前記接触型又は非接触型スイッチに接続された本体側コイルと、本体側コイルに対向してコントローラに設置されたコントローラ側コイルと、コントローラ側コイルに予め定められた振動数のパルス電流を通電した際に発生する本体側コイルの誘導電流の通電又は非通電状態の相違を検知して糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する通電制御手段とを備える。
即ち、対向したコイルのコントローラ側でのパルス電流によって発生する本体側コイルの誘導電流の接触型又は非接触型スイッチのON/OFFによる回路の通電状態又は非通電状態の相違を検知するため、自動的に糊液が溢れることなく糊桶に供給することができ、簡便に糊付作業及び洗浄作業を行うことができる。また、糊付機本体側には洗浄時に取り外すべき給電系が存在しない。これにより、作業終了後の洗浄時にも濡れることを気にすることがなく、簡便に糊付作業及び洗浄作業を行うことができる。
尚、糊は粘性が有るため、停止状態とでは、糊面レベルが水平にならない場合があるため、水平にする装置が必要となることがある。本発明の好ましい態様では、糊付機の糊付操作時、即ち、糊ローラ動作状態で糊液を糊桶内に供給するため、駆動している糊上げロールによって糊面がほぼ水平に均される。このため、水平にする装置が不要となる。また、本発明では、天秤竿部材の動きに応じて接点を開閉する接触型又は非接触型スイッチが選択される。更に、糊液送給パイプによる糊液の供給によって液量が増えると共に糊付により液量が徐々に減るため、糊液量の上限レベルを超えた場合に素早く反応する天秤竿部材に接触している接触スイッチや非接触スイッチがより好ましい。例えば、非接触型スイッチとしては、微小な隙間を開けた2枚の磁性体リード細板を接点としたリードスイッチが挙げられる。
例えば、天秤竿部材の他端部に永久磁石又はリードスイッチの一方を設置し、その近傍に永久磁石又はリードスイッチの他方を設置する。天秤竿部材の動きにより磁性体リード細板の接点をON/OFFさせて通電状態又は非通電状態へ移行の際に本体側コイルの誘導電流による変化を検知すればよい。
また、好ましい態様としては、天秤竿部材が糊付機本体を載置させる下部フレーム内部に配され、下部フレームの上部に穿設された孔を通して天秤竿部材の一端部の当接部と糊桶の下面の一部とが直接又は間接的に当接された糊付機において、糊桶がその高さ位置を変えながら糊付機本体前方に引き出し可能に収納されると共に当接部に当接するように前記糊桶の下面から突設された突設部材を備え、この突設部材には糊桶の収納位置が正規位置の状態で当接部の端縁部に掛合して糊桶の飛び出しを防止する掛止片を備える。これにより、糊桶から糊液が溢れる前に確実に糊液の供給を停止させることができる。
即ち、糊桶には糊上げロールが備わっており、この糊上げロールが糊付ロールに対して背面側に設置されている場合には、糊桶は水平を維持させたまま、糊上げロールを糊付ロールの下方から背面に移動させた上で、糊桶の高さ位置を上げて正規位置に収納させなければならない。そのために例えば糊付機本体の内壁面に形成された糊桶ガイドレールに沿って、前方から正規位置まで糊桶が移動することをガイドしている。正規位置に収納させた糊桶はガイドレールの機構上、常に糊桶を前面に押し出す押出し力が働いており、正規位置での収納を確実にするために、例えばその糊桶の両側壁面前方に形成されたストッパとガイドレール出口付近の掛合段差とが掛合して糊桶の飛び出しを防止する。
しかしながら、糊桶の飛び出しを止めるストッパと掛合段差との摩擦が糊量上限スイッチの誤作動を招くことがあった。そこで、糊桶がその高さ位置を変えながら糊付機本体前方に引き出し可能に収納されると共に当接部に当接するように糊桶の下面から突設された突設部材に糊桶の収納位置が正規位置の状態で当接部の端縁部に掛合して糊桶の飛び出しを防止する掛止片によって、前述のストッパの代わりをさせることにより、誤動作が少なくなり糊桶から糊液が溢れる前に確実に糊液の供給を停止させることができる。
尚、前述の糊桶の両側壁面前方に形成されたストッパのうち少なくとも突設部材に近いストッパは糊桶が正規位置で収納されている場合には、掛合段差と接触させないようにすれば良く、糊桶の正規位置を除いた出し入れの際に糊桶の突設部材と当接部とを接触させないようにするために両側部に備えていても良い。
また、糊桶が正規位置に収納されている場合には、掛止片が当接部を飛び出し方向へ押圧する力と糊液を含めた糊桶の重量との合力である斜め荷重が天秤竿部材にかかる。そのため、好ましい態様としては、天秤竿部材の支点を構成する軸受には、その斜め荷重に対抗可能な低摩擦軸受手段を備える。具体的には、斜め荷重がかかった場合でもスムーズな傾きを与えるためにボールベアリング等のベアリングを備えればよい。更に、好ましい態様としては、斜め荷重によって天秤竿部材自体が当所の位置よりも斜めになる場合が想定される。天秤竿部材自体が斜めになると特に非接触スイッチのリードスイッチ等において磁気反発・磁気吸着が良好に働かない場合が想定される。そのため、斜め荷重によって天秤竿部材が斜めになることを防止するため、前記天秤竿部材の他端部に配されたガイド片と、このガイド片を案内するガイド溝とを備える。具体的には天秤竿部材の傾きに沿った上下方向のガイド溝を形成し、天秤竿部材の傾きに応じてガイド片をガイド溝に沿って案内するものであればよい。具体的なガイド片としては、天秤竿部材の傾きに応じてガイド溝の内側壁の何れかに沿って転がるベアリング車輪等のものが摩擦が小さくなり好適である。
更に、好ましい態様としては、天秤竿部材が糊付機本体を載置させる下部フレーム内部に配され、この下部フレームの上部に穿設された孔を介して、前記天秤竿部材の一端部の当接部と糊桶の下面の一部とが当接され、この孔には、上方からの水の侵入を阻害し、尚且つ、当接部の糊桶からの荷重を阻害しない可撓性の防水キャップを備えることにより、作業終了後の洗浄時にも濡れることを気にすることがなく、天秤竿部材の動作に影響を与えることが少ない。
尚、本発明の予め定められた糊液量の上限レベルを超えた際に傾かせるカウンターバランスを備えた天秤竿部材は、好ましくは、2.5kg〜6kgの糊液量の範囲で駆動される。例えば、3kgを越えた際に傾くように調整する。これにより、糊桶内部には最小限度の糊が入ることとなり、清掃が容易という利点もある。
1.全体構成
図1は本発明の糊液供給ポンプ付き壁紙糊付機の一実施例の構成を示す説明図であり、図2は図1の糊付機本体の構成を示す説明図である。図3はコントローラの構成を説明する説明図であり、a図は糊付機本対への取付を示す正面図であり、b図はa図のコントローラ面の正面図である。図1に示す通り、壁紙糊付機は、糊付機本体1と、この糊付機本体1を載置する台座部2と、糊付機本体1を所定高さで支持するために台座部2の左右両端下部にそれぞれ前後に二本一対で配される前脚31と後脚32とで構成される脚部3とからなる。
一対の後脚32には、クロス受けブラケット33が回動自在に配されており、クロス受けブラケット33の先端部には、原反ロールRの中心に通されたクロス芯棒34が軸支されている。原反ロールRから繰り出される壁装材(クロス)Cは、後脚32の折り畳み部35に横架された第1テンションバー36に当接して引き込み口での引き込み荷重が与えられる。この第1テンションバー36は、台座部2の前脚31と後脚32との中間位置下方に設けられたカットテープ取付け芯棒37に一端部を回動自在に軸支された第1テンションバー回動部材38の他端部に取付けられることにより、折り畳み時に台座部2の前脚31の上部へ収納することができる。
糊付機本体1は、糊桶6を主とする下部構体4とその上に開閉可能に載置される上部構体5とによって構成される。
各ローラの回転に伴って糊付機本体1の後面側から前方へ搬送されてくるクロス裏面に回転しながら当接して連続的に糊を塗布する糊付けローラ41は、下部構体4の左右両側壁面の軸受板に、できるだけ糊桶6内に沈む下方位置の配置となるように軸支されている。また、糊桶6内の糊を回転によって掻き上げて糊付けローラ41に転写する糊上げローラ61は、糊桶6の両側側面に、中心より後面側寄りの位置で軸支されている。
糊付けローラ41は、糊付機本体1に着脱自在に取付けられる駆動源である電動モータを備えたコントローラ8の回転軸に連結されている。糊桶6の側板に軸止された糊付けローラ41の回転軸は、下部構体4に配置される下ピンチローラ42、ドクターローラ43、均しローラ44及び上部構体5に配置される検尺ローラとして用いられる上ピンチローラ51、押さえローラ52、ドライブローラ53のうちの所定ローラの回転軸とギアを介して連動される。
糊付けローラ41の回転に伴って、ギアを介して回転運動が伝達され、他のローラも回転し、上下部構体間に挟み込まれているクロスCを後方から前方へ搬送し、その途中で糊付けローラ41上を搬送される際に糊桶6から引き上げられた糊がクロス裏面に転写塗布される。
また、糊付機本体1の後面側には、スリッター9を備える。スリッター9は、クロスCを沿わせて搬送する搬送通路となるガイド面部91と、このガイド面部91への上流側とガイド面部91の下流側にクロス全幅に亘ってガイド面部91方向へ押圧された状態でガイド面部91上にテンションをかけるように配置される2つのテンションバー92,93と、ガイド面部91の側端部領域に各々回転刃90とを備えている。尚、スリッター9の両側壁部の上部に設置されているのは、収納時にクロス芯棒34を保持するホルダー94である。
具体的には、ガイド面部91の両側端部領域には、一枚刃式(一枚の円形刃物の回転で切断する形式の刃)の回転刃90が夫々配置されており、この回転刃90の高速回転によってクロスの側縁の両側が切断される。回転刃90を配置する位置は、クロスCの側縁部(所謂、耳部)をどれだけ切断するかによって適宜決定すれば良いので、左右方向の位置が可変に構成されている。よって、側端部領域はクロスCの切断条件に応じて任意に定まるものである。そして、この可変領域を含んだ両側部がクロスCの切断部となる。
スリッターの下方の第2テンションバー92は、第1テンションバー36と同様にクロスCの全幅を超える長さの丸棒部材であり、第2テンションバー92の両端部を支持する第2テンションバー回動部材95により、開いた状態でクロスCに装着することができ、クロスCの両耳部を切断する際には、テンションをかけるようにスリッター下方に移動可能である。また、ガイド面部91への上流側の第3テンションバー93は、挟み込まれたクロスCをガイド面部91へ押付ける機構を備え、回転刃90による切断の際にガイド面部91からクロスCが浮き上がることを防止すると共に、ガイド面部91の下流側曲面96と併せて糊付機本体へ引き込まれるクロスCに良好なテンションをかけることができる。
更に、糊付機本体1の外部には、糊液が収容されている糊液容器としての糊バケツ71と、糊バケツ71内の糊を糊桶6へ連続的に供給する糊液供給ポンプ装置7とが配されている。ポンプ装置7は、糊付機本体1側の駆動と同期して駆動し、吸入口72からタンク内の糊液を吸い込み、吐出口73から糊付機本体1に連通し、糊桶6の背面側に注入口を備えた供給パイプ74を介して、糊付けローラ41によるクロス裏面への糊塗布に基づく糊桶6内の糊液の減少量よりも多い流量で、糊桶6内へ供給する。
2.接触スイッチを用いた上限スイッチ
上限スイッチの例としては、接触スイッチを用いたものである。図4は接触スイッチを用いた上限スイッチの概略を示す説明図であり、図5は接触スイッチを用いた上限スイッチを備えた壁紙糊付機の側方断面図であり、図6は図5の部分正面図であり、図7は図5の上限スイッチの構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は側面図である。図8は糊付機本体と糊桶との装着位置を説明する側面図であり、a図は正規な収納位置、b図、c図は正規な収納位置からずれた状態を示し、d図はb図の糊桶位置センサーの拡大図である。
図に示す通り、糊付機本体1の左右両側面を繋ぐ前方下部フレーム46内部の上部壁面に固定された支点部材104の支点101で吊下された天秤竿部材102の一端部は上方に当接部107が設けられ、この当接部107は、フレーム46に穿設された穿設孔47を介して糊桶6の突設部材103に当接する。天秤竿部材102の他端部側の重さは糊桶6内部に汲上げられた糊液の上限を越えて貯留した際に初めて天秤竿部材102を傾かせる重さとしている。天秤竿部材102の他端部の先端部分には、接触スイッチ105を押すための凸部が配されている。接触スイッチ105は糊付機本体1のコントローラ側の側面に設置された本体側コイル87に接続されており、天秤竿部材102の他端の先端部が接触している際に通電してコイル87を含んだ閉回路を形成し、天秤竿部材102の他端の先端部が離反した際には非通電となり閉回路が遮断する。
また、本体側コイル87を含んだ閉回路には、糊桶位置センサーとして、糊付機本体側にリードスイッチ88と糊桶側に3つの永久磁石65とが設置されている。糊桶6は糊桶6の側板に対向した糊付機本体1の内壁面に形成された糊桶ガイドレール84に沿って前方に引き出し可能に収納される。前述の通り、糊桶6には糊上げロール61が備わっており、この糊上げロール61が糊付ロール41に対して背面側に配置されている。このため、糊桶6は水平を維持させたまま、糊上げロール61を糊付ロール41の下方から背面に移動させた上で、糊桶6の高さ位置を上げて正規位置に収納させなければならない。そのために糊付機本体1の内壁面に形成された糊桶ガイドレール84に沿って、前方から正規位置まで糊桶6が移動することをガイドしている。正規位置に収納させた糊桶6はガイドレール84が斜めに配されているため、常に糊桶6を前面に押し出す押出し力が働いており、正規位置での収納を確実にするために、糊桶6の両側壁面の前方に形成されたストッパ85とガイドレール出口付近の掛合段差86とが掛合して糊桶6の飛び出しを防止している。
尚、糊桶6の突設部材103が形成されている側のストッパ85と糊桶ガイドレール84の掛合段差86とが接触しているとその摩擦によって糊桶6の糊液供給による荷重が良好に天秤竿部材102にかからない場合が想定される。そのため、図8に示すとおり、糊桶6が正規位置で収納されている場合には、糊桶6の突設部材103が形成されている側のストッパ85と掛合段差86とは接触しないようにしており、糊桶6の突設部材103に形成された掛止片110によって糊桶の収納位置が正規位置の状態で当接部107の端縁部に掛合して糊桶の飛び出しを防止させている。これにより、誤動作が少なくなり糊桶から糊液が溢れる前に確実に糊液の供給を停止させることができる。
糊桶6が図8のa図のように収納位置にきちんと嵌っている場合には、リードスイッチ88の糊桶側対向位置に設置された2つの永久磁石65a,bはリードスイッチ88内の接点に近接してスイッチを閉として、閉回路を形成する。更に、図8のb図からc図のようにずれた場合には、永久磁石65a,bがリードスイッチ88から離れて、リードスイッチ88が開となるが、b図に示すように永久磁石65aに隣接する磁性の相違する永久磁石65cがリードスイッチ88に近接するため、リードスイッチ88が離反して確実にリードスイッチが開となる。
この本体側コイル87に対向したコントローラ8には、コントローラ側コイル81が設置されており、コントローラ側コイル81に予め定められた振動数のパルス電流を通電しつつこれを計測する計測手段82と、天秤竿部材102の他端の先端部が接触している際に通電してコイル87を含んだ閉回路が形成される状態と、天秤竿部材102の他端の先端部が離反した際に非通電となり閉回路が遮断される状態の相違を検知して糊液の供給を制御する通電制御手段83とを備える。
即ち、糊桶6内部に汲上げられた糊液の上限を越えて貯留した際に閉回路を形成しなくなり糊液供給ポンプ装置7の駆動が止まるが、それ以外にも、糊桶6が糊付機本体の正規位置にない状態でも閉回路を形成しなくなり、糊液供給ポンプ装置7の駆動が止まる。この2つの機能により糊桶6から糊液が溢れることはない。
また、図5〜図7の詳細な図に示す通り、前方下部フレーム46内部の上部壁面に固定された支点部材104の支点101で吊下された天秤竿部材102の一端部は上方に当接部107が設けられ、この当接部107は、フレーム46に穿設された穿設孔47を介して糊桶6の突設部材103に当接する。天秤竿部材102の他端部は、接触スイッチ105の上方に伸びた接触平板部108を備え、この平板部108のサイドにはロータリダンパ109と噛合するギア板部14が固定されている。接触スイッチ105は天秤竿部材102の他端部の先端部分の側面を覆う固定部材106に固定されている。また、ロータリダンパ109は天秤竿部材102の傾き速度を遅くする遅延手段として機能する。
3.非接触スイッチを用いた上限スイッチ
図9は非接触スイッチを用いた上限スイッチの概略を示す説明図であり、a図は本実施例の非接触スイッチを用いた上限スイッチを内部に収納した下部フレームの平面図である。b図はa図の内部構造を示した平面図である。c図はb図の正面図である。d図はb図の側面図である。
本実施例の非接触スイッチを用いた上限スイッチは、図4〜図8の上限スイッチを図9のものに置換えたものである。即ち、図9に示す通り、糊付機本体1の左右両側面を繋ぐ前方下部フレーム46内部には、支点111で吊下された天秤竿部材112が糊桶6の前方下面から突設した突設部材103に一端部を当接されている。天秤竿部材112の他端部側の重さは糊桶6内部に汲上げられた糊液の上限を越えて貯留した際に初めて天秤竿部材112を傾かせる重さとしている。
天秤竿部材112の他端部の先端部分の側方には、永久磁石115aが配されている。永久磁石115aの対向位置には、略L字状のスイッチ保持部材114に保持された非接触スイッチとしてのリードスイッチ115bが配されている。このリードスイッチ115bは糊付機本体1のコントローラ側の側面に設置された本体側コイル87に接続されている。天秤竿部材112の一端部は上方に当接部117が設けられ、この当接部117が糊桶6の突設部材103で押されて下に傾き、反対側の他端の先端部が上方に傾いた状態では、永久磁石115aがスイッチ内接点が反発極性になるよう配されているため、リードスイッチが開となる。逆に、糊桶6が軽くなると天秤竿部材112の一端が上に傾き、反対側の先端部が下方に傾いた状態となり、永久磁石115aがリードスイッチ内設点が吸着極性になるよう配されているため、リードスイッチが閉となる。
天秤竿部材112の一端部には当接部117と糊桶6の突設部材103との間には、下部フレーム46に穿設された孔120に嵌合された可撓性の防水キャップ121が配されている。防水キャップ121は上方からの水の侵入を良好に阻害し、糊桶6の突設部材103からの荷重を阻害しない材質で作製される。例えば、フッ素ゴム等の素材で作製される。このため、作業終了後の洗浄時にも濡れることを気にすることがなく、簡便に糊付作業及び洗浄作業を行うことができる。
また、当接部117は、天秤竿部材112と放射状に配された複数の接続片118で接続されており、隣接する接続片118の間は下方に開口119が形成されている。また、開口119の下方は前方下部フレーム46の底部材が切欠かれており、万が一、防水キャップ121が使用の際に破損しても、上部からの水は開口119を通過して下部フレーム46の切欠きから落下する。これにより、作業終了後の洗浄時にも濡れることを気にすることがなく、簡便に糊付作業及び洗浄作業を行うことができる。
更に、前述の通り、糊桶6が正規位置に収納されている場合には、掛止片110が当接部117を飛び出し方向へ押圧する力と糊液を含めた糊桶6の重量との合力である斜め荷重が天秤竿部材112にかかる。そのため、天秤竿部材112の支点111を構成する軸受には、その斜め荷重に対抗可能なボールベアリング122を備える。
更に、斜め荷重によって天秤竿部材112自体が当所の位置よりも斜めになる場合が想定される。天秤竿部材112自体が斜めになるとリードスイッチ115bにおいて磁気反発・磁気吸着が良好に働かない場合が想定される。そのため、斜め荷重によって天秤竿部材112が斜めになることを防止するため、天秤竿部材112の他端部に配されたガイド片123と、このガイド片123を案内するガイド溝124とを備えている。ガイド片123としては、天秤竿部材112の傾きに応じてガイド溝124の内側壁の何れかに沿って転がるベアリング車輪である。
図4〜図6と同様に、リードスイッチ115bが閉となると通電してコイル87を含めた閉回路を形成し、天秤竿部材112の他端の先端部が離反した際には非通電となり閉回路が遮断する。この本体側コイルに対向したコントローラ8には、前述と同様に、コントローラ側コイル81が設置されており、コントローラ側コイル81に予め定められた振動数のパルス電流を通電しつつこれを計測する計測手段82と、天秤竿部材112の他端の先端部が接触している際に通電してコイル87を含んだ閉回路が形成される状態と、天秤竿部材112の他端の先端部が離反した際に非通電となり閉回路が遮断される状態の相違を検知して糊液の供給を制御する通電制御手段83とを備える。
即ち、糊桶6内部に汲上げられた糊液の上限を越えて貯留した際に閉回路を形成しなくなり糊液供給ポンプ装置7の駆動が止まるが、それ以外にも、糊桶6が糊付機本体の正規位置にない状態でも閉回路を形成しなくなり、糊液供給ポンプ装置7の駆動が止まる。この2つの機能により糊桶6から糊液が溢れることはない。
C …クロス、
R …原反ロール、
1 …糊付機本体、
2 …台座部、
3 …脚部、
31 …前脚、
32 …後脚、
33 …クロス受けブラケット、
34 …クロス芯棒、
35 …折り畳み部、
36 …第1テンションバー、
37 …カットテープ取付け芯棒、
38 …第1テンションバー回動部材、
4 …下部構体、
41 …糊付けローラ、
42 …下ピンチローラ、
43 …ドクターローラ、
44 …均しローラ、
46 …前方下部フレーム、
47 …穿設孔、
5 …上部構体、
51 …上ピンチローラ、
52 …押さえローラ、
53 …ドライブローラ、
6 …糊桶、
61 …糊上げローラ、
65 …永久磁石、
65a…永久磁石、
65b…永久磁石、
65c…永久磁石、
7 …糊液供給ポンプ装置、
71 …糊バケツ(糊液容器)、
72 …吸入口、
73 …吐出口、
74 …供給パイプ、
8 …コントローラ、
81 …コントローラ側コイル、
82 …計測手段、
83 …通電制御手段、
84 …糊桶ガイドレール、
85 …ストッパ、
87 …本体側コイル、
88 …リードスイッチ(糊桶位置センサー)、
9 …スリッター、
90 …回転刃、
91 …ガイド面部、
92 …第2テンションバー、
93 …第3テンションバー、
94 …ホルダー、
95 …第2テンションバー回動部材、
96 …下流側曲面、
101…支点、
102…天秤竿部材、
103…突設部材、
104…支点部材、
105…接触スイッチ、
106…固定部材、
107…当接部、
108…接触平板部、
109…ロータリダンパ、
110…掛止片、
111…支点、
112…天秤竿部材、
114…スイッチ保持部材、
115a…永久磁石、
115b…リードスイッチ、
117…突設部、
118…接続片、
119…開口、
120…穿設孔、
121…防水キャップ、
122…ボールベアリング、
123…ガイド片、
124…ガイド溝、

Claims (4)

  1. 糊付機本体の後部から引き入れたシート状壁装材を複数のロールで前方へ送り出しながら、前記糊付機本体前方に引き出し可能に収納された糊桶に収容されている糊を糊付けローラで前記壁装材の裏面に転写することによって連続的に糊を塗布する壁紙糊付機であって、
    前記糊桶に配された糊付機の糊付操作時に塗布糊量以上の糊液を糊桶内に供給する糊液送給パイプと、
    前記糊液送給パイプでの糊液の供給時に前記糊桶の収納位置が正規位置か否かを判断する糊桶位置センサーとを備えたことを特徴とする壁紙糊付機。
  2. 前記糊液位置センサーによって、前記糊桶の収納位置が正規位置でないと判断された場合に、前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する糊液供給停止手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の壁紙糊付機。
  3. 前記糊液供給停止手段が、
    前記糊付機本体のコントローラ側の側面に設置された前記糊液位置センサーに接続された本体側コイルと、
    前記本体側コイルに対向してコントローラに設置されたコントローラ側コイルとを備え、
    前記コントローラ側コイルに予め定められた振動数のパルス電流を通電した際に発生する本体側コイルの誘導電流の通電又は非通電状態の相違を検知して前記糊液供給パイプでの糊液の供給を停止する通電制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の壁紙糊付機。
  4. 前記糊桶位置センサーが、前記糊桶の収納位置が正規位置の時に、微小な隙間を開けた2枚の磁性体リード細板を接点がONとなって前記通電制御手段の通電状態を維持するリードスイッチを備えたことを特徴とする請求項3に記載の壁紙糊付機。
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