JP5557679B2 - フラックス供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フラックスを貯留するシリンジ内に圧縮エアを供給して該シリンジからフラックスを所定の供給場所に供給するフラックス供給装置に関する発明である。
電子部品のバンプや端子を回路基板に半田付けする場合、半田の濡れ性等を良くするために、例えば、特許文献1(特開2008−10525号公報)に示すように、電子部品実装機に小型のフラックス転写装置をセットして、予め電子部品のバンプや端子にフラックスを転写してから、半田付けするものがある。
この種のフラックス転写装置は、フラックスを貯留するシリンジ(タンク)内に圧縮エアを供給してシリンジからフラックスを転写テーブルに供給して、転写テーブル上のフラックスをスキージによって均一に押し広げてフラックス膜を形成し、電子部品実装機の吸着ノズルに吸着した電子部品のバンプや端子を転写テーブル上のフラックス膜に浸すことで、電子部品のバンプや端子にフラックスを転写するようにしている。
更に、シリンジ内のフラックスの残量を検出する残量検出センサをシリンジに設け、生産中にシリンジ内のフラックスが無くなって“フラックス切れ”になったときに、これを残量検出センサで検出して、生産を自動停止して、作業者が新しいシリンジに交換するようにしたものがある。
特開2008−10525号公報
しかし、残量検出センサでシリンジのフラックス切れが検出されて生産が停止されてから、作業者が生産停止に気付いてシリンジの交換作業が完了するまでは、生産停止の状態が続くため、フラックス切れによる生産停止時間が長くなることがあり、生産効率が低下する。しかも、残量検出センサでシリンジのフラックス切れが検出された時点では、まだシリンジ内に少量のフラックスが残っているだけでなく、シリンジの吐出口に接続されたフラックス吐出ホース内にもフラックスが残っており、これらのフラックスを最後まで使い切ることができず、フラックスが無駄になってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シリンジのフラックス切れによる生産停止を回避して生産効率を向上させながらフラックスの無駄を無くして生産コスト低減に貢献できるフラックス供給装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、フラックスを貯留する複数のシリンジと、圧縮エアの供給先を前記複数のシリンジのうちのいずれか1つのシリンジに切り替える圧縮エア供給先切替手段と、前記複数のシリンジのうち前記圧縮エア供給先切替手段で切り替えられた圧縮エア供給先のシリンジ内に圧縮エアを供給して該シリンジからフラックスを所定の供給場所に供給するフラックス供給制御手段と、前記圧縮エア供給先のシリンジに供給する圧縮エアの流量を検出する圧縮エア流量検出手段とを備え、前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給動作中に前記圧縮エア流量検出手段で検出した圧縮エア流量に基づいて前記圧縮エア供給先のシリンジのフラックスが完全に無くなった状態(以下「フラックス切れ」という)を検出したときに前記圧縮エア供給先切替手段で圧縮エア供給先を他のシリンジに切り替えて当該他のシリンジからフラックスを前記所定の供給場所に供給するようにしたものである。
圧縮エア供給先のシリンジや該シリンジの吐出口に接続されたフラックス吐出ホース内にフラックスが残っている状態では、該シリンジ内に流入する圧縮エアの流量が該フラックス吐出ホースから吐出されるフラックスの流量に応じた流量となるが、該フラックス吐出ホース内のフラックスが全て吐出されると、該シリンジ内が該フラックス吐出ホースを通して大気と連通して該フラックス吐出ホースから圧縮エアが大気中に放出されるようになるため、シリンジ内に流入する圧縮エアの流量が急激に増加する。
このような流量特性に着目して、本発明では、シリンジに供給する圧縮エアの流量を圧縮エア流量検出手段で検出して、その検出値に基づいてフラックス切れを検出するものであり、これにより、圧縮エア供給先のシリンジ及びフラックス吐出ホース内のフラックスが全て吐出されたことを検出できるため、圧縮エア供給先のシリンジ及びフラックス吐出ホース内のフラックスを全部使い切ってから、生産を停止させずに圧縮エア供給先を他のシリンジに自動的に切り替えるという制御が可能となる。これにより、シリンジのフラックス切れによる生産停止を回避して生産効率を向上させながらフラックスの無駄を無くすことができ、生産コスト低減にも貢献できる。
例えば、複数のシリンジの配管にそれぞれ圧縮エア流量検出手段を設けても良いが、この構成では、シリンジの数と同数の圧縮エア流量検出手段が必要となり、その分、コスト高になる。
そこで、請求項2のように、1本の圧縮エア供給配管から分岐した複数本の配管を通して複数のシリンジにそれぞれ圧縮エアを供給できるように配管構成し、圧縮エア流量検出手段を前記1本の圧縮エア供給配管を流れる圧縮エア流量を検出するように設けると良い。つまり、圧縮エア供給動作中は、複数のシリンジのうちのいずれか1つのシリンジのみに圧縮エアが供給されるため、1本の圧縮エア供給配管を流れる圧縮エア流量は、圧縮エア供給先のシリンジに流入する圧縮エア流量とほぼ同一流量になる。このため、1本の圧縮エア供給配管を流れる圧縮エア流量を圧縮エア流量検出手段で検出することで、圧縮エア供給先のシリンジに流入する圧縮エア流量を検出することが可能となり、複数のシリンジに流入する圧縮エア流量を検出する手段として、1つの圧縮エア流量検出手段を設けるだけで良く、コスト低減の要求を満たすことができる。
この場合、請求項3のように、圧縮エア供給先切替手段を、複数のシリンジに接続された配管にそれぞれ設けられた複数の電磁バルブにより構成し、圧縮エア供給停止中は複数の電磁バルブを全て閉弁状態に維持し、いずれかのシリンジに圧縮エアを供給するときに当該圧縮エア供給先の電磁バルブを開弁するようにしても良い。この構成では、2つのシリンジを設ける場合に、2つの電磁バルブで、圧縮エア供給先の切り替えと各シリンジへの圧縮エアの供給/停止の切り替えとの両方の機能を実現できる。
或は、1本の圧縮エア供給配管と各シリンジの配管との分岐部分に圧縮エア供給先切替手段として流路切替弁を設けると共に、1本の圧縮エア供給配管に電磁バルブを設け、流路切替弁により圧縮エア供給先を切り替えて、当該圧縮エア供給先のシリンジに圧縮エアを供給するときに圧縮エア供給配管の電磁バルブを開弁し、圧縮エアの供給を停止するときに当該電磁バルブを閉弁するようにしても良い。この構成では、1つの電磁バルブで、各シリンジへの圧縮エアの供給/停止の切り替えを行うことができる。
また、請求項4のように、圧縮エア供給動作中に圧縮エア流量検出手段で検出した圧縮エア流量が所定の判定しきい値以上であるか否かで圧縮エア供給先のシリンジがフラックス切れであるか否かを判定するようにしても良い。これにより、フラックス切れを簡単に検出できる。
また、請求項5のように、圧縮エア供給先を切り替える毎に切替後の圧縮エア供給先を記憶手段に記憶し、圧縮エア供給動作を開始するときに記憶手段に記憶されている圧縮エア供給先のシリンジに圧縮エアを供給するようにすると良い。このようにすれば、フラックス供給装置の電源投入時(又は圧縮エア供給開始時)に、前回の電源オフ時(又は圧縮エア供給終了時)と同じシリンジに圧縮エアを供給することができ、当該シリンジがフラックス切れになる前に圧縮エア供給先が他のシリンジ(特にフラックス切れしたシリンジ)に切り替えられることを未然に防止できる。
また、請求項6のように、圧縮エア供給先のシリンジのフラックス切れを検出したときにフラックス切れを報知するようにしても良い。このようにすれば、作業者にフラックス切れを知らせて、フラックス切れのシリンジを新しいシリンジと交換するように準備させることができる。
図1は本発明の一実施例におけるフラックス転写装置本体を電子部品実装機内のセット位置にセットした状態を示す主要部の縦断側面図である。 図2はフラックス転写装置本体を電子部品実装機内のセット位置にセットした状態を示す主要部の一部破断側面図である。 図3はフラックス転写装置を電子部品実装機内に取り付ける直前の状態を示す主要部の一部破断側面図である。 図4はフラックス転写装置本体を電子部品実装機の外側の引き出し位置に引き出した状態を示す主要部の縦断側面図である。 図5はフラックス転写装置本体の平面図である。 図6は回転テーブル部分の拡大縦断面図である。 図7は2本のシリンジの取付状態を示す斜視図である。 図8は圧縮エア供給制御系の構成を示す図である。 図9はフラックス供給制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図10(a)はシリンジ内にフラックスが多く残っている時の圧縮エア流量の挙動を示すタイムチャート、同図(b)はフラックス吐出ホース内のみにフラックスが残っている時の圧縮エア流量の挙動を示すタイムチャート、同図(c)はフラックス吐出ホース内のフラックスも無くなった時(フラックス切れ)の圧縮エア流量の挙動を示すタイムチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 図1乃至図4に示すように、フラックス転写装置10は、電子部品実装機20の装着部11に装着される取付ベース12と、この取付ベース12上に搭載されたフラックス転写装置本体14とを備え、フラックス転写装置本体14は、取付ベース12の上面に設けられた2本のガイドレール13に沿って電子部品実装機20の内側のセット位置(図1の位置)と外側の引き出し位置(図4の位置)との間をスライド移動できるように構成されている。
電子部品実装機20の装着部11は、電子部品供給装置(フィーダ)の装着部としても使用できるように装着構造が共通化されている。これを具体的に説明すると、装着部11の底面には、フラックス転写装置10の着脱方向に延びる装着ガイド溝15が形成され、フラックス転写装置10の取付ベース12の下面に設けられた凸条部16が装着ガイド溝15に嵌まり込んだ状態となっている。
取付ベース12の先端部(前進端部)には、立上がりプレート17が垂直に立設され、この立上がりプレート17には、フラックス転写装置本体14に対するストッパ18が設けられ、作業者がフラックス転写装置本体14を電子部品実装機20の内側のセット位置に押し込むときに、フラックス転写装置本体14のベースプレート19がストッパ18に当接することで、フラックス転写装置本体14がセット位置で停止されるようになっている。
また、取付ベース12の立上がりプレート17には、フラックス転写装置10の信号線・電源線を装着部11側のコネクタ21に接続するためのコネクタ22と、取付ベース12を装着部11側に係合固定するための係合ピン23,24(図3参照)が設けられ、この係合ピン23,24が装着部11の奥壁部の係合穴25,26(図3参照)に差し込まれることで、取付ベース12が装着部11側に係合固定される。図2及び図3に示すように、取付ベース12には、ロック部材27がスプリング28によって下方に付勢された状態で上下動可能に取り付けられている。
取付ベース12を装着部11に装着する場合は、図2に示すように、立上がりプレート17が装着部11の奥壁部に当接するまで取付ベース12を装着部11に押し込むと、ロック部材27が装着部11のロック穴29に嵌まり込んだ状態となる。これにより、取付ベース12が装着部11に装着された状態でロックされると共に、立上がりプレート17の係合ピン23,24が装着部11の奥壁部の係合穴25,26に差し込まれ、且つ、フラックス転写装置10側のコネクタ22が装着部11側のコネクタ21に接続された状態となる。フラックス転写装置本体14の信号線・電源線は、ケーブルガイド42によって取付ベース12側に配線され、コネクタ22に接続されている。
取付ベース12のうちの装着部11の外側に位置する部分には、ロック解除レバー31が設けられ、このロック解除レバー31とロック部材27との間がワイヤ32(図2及び図3参照)によって連結されている。このロック解除レバー31は、ねじりコイルばね(図示せず)によってロック方向(図2の反時計回り方向)に回動付勢されている。取付ベース12を装着部11から取り外す場合は、ロック解除レバー31をロック解除方向(図2の時計回り方向)に回動操作することで、ロック部材27をスプリング28の付勢力に抗してロック穴29から引き上げてロック解除できるようになっている。
また、図2及び図3に示すように、ロック部材27の近傍には、ロック/ロック解除を検出する第2の安全スイッチ33が設けられている。この場合、取付ベース12が装着部11に装着されて第2のロック部材27がロック穴29に嵌まり込んだ状態(ロック状態)となっているときに、第2のロック部材27によって第2の安全スイッチ33がオン状態に維持されてフラックス転写装置本体14の運転が許可されるようになっている。そして、取付ベース12を装着部11から取り外す際に、ロック解除レバー31の回動操作により第2のロック部材27をロック穴29から引き上げてロック解除すると、第2の安全スイッチ33がオフ状態に切り替わってフラックス転写装置本体14の運転が禁止されるようになっている。
次に、取付ベース12上にスライド移動可能に支持されたフラックス転写装置本体14の構成を説明する。
図1及び図4に示すように、フラックス転写装置本体14には、第1のロック部材34がスプリング35によって下方に付勢された状態で上下動可能に取り付けられ、この第1のロック部材34が取付ベース12に形成されたロック穴36,37に嵌まり込むことで、当該フラックス転写装置本体14が電子部品実装機20の内側のセット位置(図1の位置)と外側の引き出し位置(図4の位置)でそれぞれロックされるようになっている。
このフラックス転写装置本体14には、ロック解除ハンドル38がハンドル支持フレーム39にスライド操作可能に設けられ、このロック解除ハンドル38と第1のロック部材34との間がワイヤ40によって連結されている。このロック解除ハンドル38は、スプリング48によってロック方向(フラックス転写装置本体14をセット位置へ押し込む方向)に付勢されている。このロック解除ハンドル38は、フラックス転写装置本体14をスライド移動させる際に作業者が握る把手を兼用し、電子部品実装機20の外側に位置するように配置されている。
フラックス転写装置本体14をセット位置と引き出し位置との間でスライド移動させる場合は、ロック解除ハンドル38をロック解除方向(上記ロック方向とは反対方向)に引き操作することで、第1のロック部材34をスプリング35の付勢力に抗してロック穴36,37から引き上げてロック解除できるようになっている。
また、第1のロック部材34の近傍には、ロック/ロック解除を検出する第1の安全スイッチ41が設けられている。この場合、フラックス転写装置本体14がセット位置(又は引き出し位置)にセットされて第1のロック部材34がロック穴36(又は37)に嵌まり込んだロック状態となっているときに、第1のロック部材34によって第1の安全スイッチ41がオン状態に維持されてフラックス転写装置本体14の運転が許可されるようになっている。そして、フラックス転写装置本体14をセット位置と引き出し位置との間でスライド移動させる際に、ロック解除ハンドル38の引き操作により第1のロック部材34をロック穴36,37から引き上げてロック解除すると、第1の安全スイッチ41がオフ状態に切り替わってフラックス転写装置本体14の運転が禁止されるようになっている。
更に、図1及び図4に示すように、フラックス転写装置本体14がセット位置にセットされていることを検出する手段として、透過型のフォトインタラプタ等の光電スイッチ42が取付ベース12の立上がりプレート17の近傍に設けられ、フラックス転写装置本体14がセット位置にセットされることで、フラックス転写装置本体14の前進端に設けられた検出突起43が光電スイッチ42の発光素子と受光素子との間の光路を遮断して、光電スイッチ42がオフされるようになっている。
この場合、光電スイッチ42がオフ状態(検出突起43を検出した状態)で、且つ、第1の安全スイッチ41がオン状態(第1のロック部材34がロック状態)になっているときに、フラックス転写装置本体14がセット位置にセットされていると判断して、フラックス転写装置本体14の自動運転が許可され、一方、光電スイッチ42がオン状態(検出突起43を検出しない状態)で、且つ、第1の安全スイッチ41がオン状態(第1のロック部材34がロック状態)になっているときに、フラックス転写装置本体14が引き出し位置にセットされていると判断して、フラックス転写装置本体14のマニュアル運転が許可されるようになっている。
一方、フラックス転写装置本体14のベースプレート19には、鉄系材料等の磁性材料で形成された皿状の転写テーブル50を載せる回転台51が設けられ、この回転台51の上面に設けられた磁石52によって転写テーブル50が着脱可能に吸着保持されるようになっている。そして、回転台51の回転軸53の上端部が回転台51の上面よりも少しだけ上方に突出し、この回転軸53の上端部に転写テーブル50の下面中心部に形成した嵌合穴55を嵌め込むことで、転写テーブル50の中心を回転台51の回転中心に一致させ、更に、回転台51の上面の偏心位置に上向きに設けた回り止めピン54に転写テーブル50下面の偏心位置に設けた回り止め穴56を嵌め込むことで、転写テーブル50を回転台51に対して回り止めして両者を一体的に回転させるようにしている。
また、ベースプレート19には、転写テーブル50の駆動源となるモータ57が下向きに設けられ、このモータ57の回転軸に嵌着されたプーリ58と回転台51の回転軸53の下端部に嵌着されたプーリ59との間にベルト60が掛け渡されている。これにより、モータ57の回転力が回転台51の回転軸53に伝達されて回転台51が回転駆動され、これと一体的に転写テーブル50が回転するようになっている。
図5及び図6に示すように、転写テーブル50の上方には、その半径とほぼ同じ長さのスキージ61が転写テーブル50の半径方向に沿って配置され、転写テーブル50を回転させることで、転写テーブル50上のフラックスをスキージ61によって均一に押し広げてフラックス膜を形成するようになっている。このフラックス膜の膜厚を調整できるようにするために、スキージ61の高さ位置を調整する高さ調整機構64が設けられ、この高さ調整機構64によるスキージ61の高さ位置の調整によってスキージ61と転写テーブル50の底面との間のギャップを調整できるようになっている。
電子部品実装機20の稼働中は、図1に示すように、電子部品実装機20の吸着ノズル77に吸着した電子部品78のバンプや端子を転写テーブル50の底面に当接するまで下降させることで、バンプや端子をフラックス膜に浸して、その電子部品78のバンプや端子にフラックスを転写する。
一方、フラックス転写装置本体14には、転写テーブル50上にフラックスを供給するフラックス供給装置65が設けられている。以下、このフラックス供給装置65の構成を図1、図5、図7、図8を参照して説明する。
ロック解除ハンドル38のハンドル支持フレーム39と並列にシリンジ保持プレート80が設けられ、このシリンジ保持プレート80に2本のシリンジ81が着脱可能に取り付けられている。これにより、2本のシリンジ81がフラックス転写装置本体14の出し入れ方向(電子部品実装機20の回路基板の搬送方向と直角な方向)に配列されることで、フラックス転写装置本体14の横幅寸法を小さくして、電子部品実装機20の装着部11におけるフラックス転写装置本体14の装着スペースを小さくすると共に、シリンジ81の交換作業を行い易くするようにしている。
図7に示すように、各シリンジ81は、吐出口82を下向きにしてバンド83、板ばね84、クランプ機構85により着脱可能に取り付けられ、図8に示すように、各シリンジ81の吐出口82に接続されたフラックス吐出ホース86の出口が転写テーブル50の上方に固定されている。
各シリンジ81の上端部には、それぞれ圧縮エアを供給するホース等の配管88が接続され、各配管88にそれぞれ電磁バルブ90が設けられている。各シリンジ81の配管88は、圧縮エア供給源92に接続された1本の圧縮エア供給配管93から分岐し、圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エアが分岐した各配管88を通して各シリンジ81内に供給されるようになっている。圧縮エア供給源92からは所定圧力に調圧された圧縮エアが供給される。
圧縮エア供給停止中は、2つの電磁バルブ90を両方とも閉弁状態に維持し、圧縮エア供給動作中は、2つの電磁バルブ90のいずれか一方のみを開弁して2本のシリンジ81のいずれか一方のみに圧縮エアを供給するようにしている。この場合、2つの電磁バルブ90は、各シリンジ81への圧縮エアの供給/停止の切り替えを行う通常の電磁バルブとしての機能の他に、圧縮エア供給先を切り替える圧縮エア供給先切替手段としても機能する。
圧縮エア供給源92に接続された1本の圧縮エア供給配管93には、該圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エア流量を検出する圧縮エア流量センサ94(圧縮エア流量検出手段)が設けられている。圧縮エア供給動作中は、2本のシリンジ81のうちのいずれか一方のみに圧縮エアが供給されるため、1本の圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エア流量は、圧縮エア供給先のシリンジ81に流入する圧縮エア流量とほぼ同一流量になる。これにより、1本の圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エア流量を圧縮エア流量センサ94で検出することで、圧縮エア供給先のシリンジ81に流入する圧縮エア流量を検出することが可能となる。
圧縮エア供給先のシリンジ81やそのフラックス吐出ホース86内にフラックスが残っている状態では、シリンジ81内に流入する圧縮エアの流量がフラックス吐出ホース86から吐出されるフラックスの流量に応じた流量となるが、フラックス吐出ホース86内のフラックスが全て吐出されると、シリンジ81内がフラックス吐出ホース86を通して大気と連通してフラックス吐出ホース86から圧縮エアが大気中に放出されるようになるため、シリンジ81内に流入する圧縮エアの流量が急激に増加する。
このようなフラックス流量の挙動に着目して、圧縮エア供給動作中の所定時期に、圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量が所定の判定しきい値以上であるか否かで圧縮エア供給先のシリンジ81がフラックス切れであるか否かを判定し、フラックス切れと判定されれば、各シリンジ81の電磁バルブ90の開弁/閉弁をそれぞれ切り替えて、圧縮エア供給先を他のシリンジ81に切り替えて当該他のシリンジ81からフラックスを転写テーブル50に供給するようにしている。
本実施例では、1回の圧縮エア供給動作で、2つの電磁バルブ90のうちのいずれか一方のみを設定供給時間だけ開弁して、2つのシリンジ81のうちのいずれか一方のみからフラックスを転写テーブル50に供給し、圧縮エア供給開始から設定供給時間経過後に当該電磁バルブ90を閉弁するようにしている。ここで、圧縮エア供給動作中に圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量の挙動とフラックス切れの有無との関係を図10を用いて説明する。
圧縮エア供給動作時にシリンジ81内にフラックスが多く残っている場合は、図10(a)に示すように、電磁バルブ90の開弁後に圧縮エア流量がピーク値まで上昇した後は、比較的早期に圧縮エア流量が減少するが、これは、シリンジ81内にフラックスが多く残っている時には、シリンジ81内の空間容積(圧縮エアが充填される容積)が少ないためである。
一方、シリンジ81内のフラックスが無くなってフラックス吐出ホース86内のみにフラックスが残っている場合は、図10(b)に示すように、電磁バルブ90の開弁後に圧縮エア流量がピーク値まで上昇した後は、図10(a)の場合と比べて、圧縮エア流量が減少するスピードが緩やかになるが、これは、圧縮エアが充填される容積が増えたことによるものである。
また、シリンジ81とフラックス吐出ホース86内のフラックスが全て吐出されてフラックス切れになった場合は、図10(c)に示すように、電磁バルブ90の開弁後に圧縮エア流量がピーク値に上昇した後も、圧縮エア流量があまり減少しなくなるが、これは、シリンジ81内に流入した圧縮エアがそのままフラックス吐出ホース86を流れて大気中に放出されるためである。
本実施例では、図10(a)〜(c)に示す圧縮エア流量の挙動を考慮して、圧縮エア供給動作中に、圧縮エア供給開始から所定時間T経過した時(圧縮エア供給開始後にピーク値まで上昇した圧縮エア流量がある程度低下した時)に、圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量が所定の判定しきい値以上であるか否かで圧縮エア供給先のシリンジ81がフラックス切れであるか否かを判定するようにしている。
この場合、圧縮エア流量を検出するタイミングは、圧縮エア供給開始から所定時間T経過した時に限定されず、所定時間T経過した時から圧縮エア供給終了時(電磁バルブ90の閉弁時)までの期間内で適宜変更しても良い。或は、圧縮エア供給開始から所定時間T経過後に所定のサンプリング周期で圧縮エア流量センサ94の出力(圧縮エア流量の検出値)を取り込んで判定しきい値と比較する処理を繰り返し、圧縮エア流量が判定しきい値以上になった時点でフラックス切れと判定するようにしても良い。
フラックス供給装置65を制御する制御装置95は、図9のフラックス供給制御プログラムを実行することで、特許請求の範囲でいうフラックス供給制御手段として機能し、圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量を読み込んで、圧縮エア供給先のシリンジ81のフラックス切れを監視し、フラックス切れを検出したときに、各シリンジ81の電磁バルブ90の開弁/閉弁をそれぞれ切り替えて、圧縮エア供給先を他のシリンジ81に切り替えて当該他のシリンジ81からフラックスを転写テーブル50に供給する。以下、図9のフラックス供給制御プログラムの処理内容を説明する。
図9のフラックス供給制御プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、生産中であるか否かを判定し、生産中でなければ、そのまま本プログラムを終了し、生産中であれば、ステップ102に進み、フラックス供給指令が発生したか否かを判定する。このフラックス供給指令は、転写テーブル50上に新たにフラックスを供給するとき、又は転写テーブル50上のフラックスが減ってきて所定値以下になったときに発生する。
ステップ102で、フラックス供給指令が発生していないと判定されれば、上記ステップ101に戻る。一方、ステップ102で、フラックス供給指令が発生したと判定されれば、ステップ103に進み、制御装置95の書き替え可能な不揮発性のメモリ(記憶手段)に記憶されている圧縮エア供給先の情報を読み込み、次のステップ104で、圧縮エア供給先のシリンジ81の常閉型の電磁バルブ90を開弁(ON)し、且つ、圧縮エア供給先ではない他のシリンジ81の常閉型の電磁バルブ90を閉弁(OFF)のままに維持することで、圧縮エア供給先のシリンジ81のみに圧縮エアを供給して当該シリンジ81からフラックスを転写テーブル50上に供給する。
この後、ステップ105に進み、圧縮エア供給開始から所定時間T経過後に圧縮エア流量センサ94の出力(圧縮エア流量の検出値)を読み込んで制御装置95のRAM等のメモリに記憶した後、ステップ106に進み、圧縮エア供給開始から設定供給時間経過後に、圧縮エア供給先のシリンジ81の電磁バルブ90を閉弁(OFF)して当該シリンジ81への圧縮エアの供給を終了する。
そして、次のステップ107で、メモリに記憶されている圧縮エア流量検出値がしきい値を越えているか否かを判定し、圧縮エア流量検出値がしきい値以下と判定されれば、フラックス切れではない(フラックスが残っている)と判断して、上記ステップ101に戻る。
これに対して、上記ステップ107で、圧縮エア流量検出値がしきい値を越えていると判定されれば、フラックス切れと判断して、ステップ108に進み、供給先切替フラグが“0”であるか否かを判定する。この供給先切替フラグは、作業者がフラックス切れになった2本のシリンジ81を新しいシリンジと交換したときに“0”にクリアされる。
上記ステップ108で、供給先切替フラグが“0”と判定されれば、圧縮エア供給先の切り替えは始めてである(他方のシリンジ81がフラックス切れではない)と判断して、ステップ109に進み、圧縮エア供給先の情報を他方のシリンジ81に切り替えて、切替後の圧縮エア供給先を書き替え可能な不揮発性のメモリに書き込む。この後、ステップ110に進み、供給先切替フラグを“1”にセットして、ステップ101に戻る。この際、1本のシリンジ81のフラックス切れの情報を表示装置(図示せず)に表示して、フラックス切れを報知するようにしても良い。このようにすれば、作業者にフラックス切れを知らせて、フラックス切れのシリンジ81を交換するための新しいシリンジを準備させることができる。
一方、上記ステップ108で、供給先切替フラグが“1”であると判定されれば、圧縮エア供給先を既に1度切り替え済みであるため、2本のシリンジ81が共にフラックス切れになったと判断して、ステップ111に進み、フラックス切れエラー処理を実行する。このフラックス切れエラー処理では、フラックス転写装置10を停止したり、2本のシリンジ81のフラックス切れの情報を表示装置(図示せず)に表示して、2本のシリンジ81を新しいシリンジと交換するように作業者に報知する。
以上説明した本実施例によれば、圧縮エア供給動作中の所定時期に、圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量に基づいて圧縮エア供給先のシリンジ81のフラックス切れを検出するようにしたため、圧縮エア供給先のシリンジ81及びフラックス吐出ホース86内のフラックスが全て吐出されたことを検出でき、圧縮エア供給先のシリンジ81及びフラックス吐出ホース86内のフラックスを全部使い切ってから、生産を停止させずに圧縮エア供給先を他のシリンジ81に自動的に切り替えるという制御が可能となる。これにより、シリンジ81のフラックス切れによる生産停止を回避して生産効率を向上させながらフラックスの無駄を無くすことができ、生産コスト低減にも貢献できる。
また、圧縮エア供給動作中は、2本のシリンジ81のうちのいずれか1つのシリンジ81のみに圧縮エアが供給されるため、1本の圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エア流量は、圧縮エア供給先のシリンジ81に流入する圧縮エア流量と同一流量になるという事情を考慮して、本実施例では、1本の圧縮エア供給配管93を流れる圧縮エア流量を圧縮エア流量センサ94で検出することで、圧縮エア供給先のシリンジ81に流入する圧縮エア流量を検出するようにしたので、2本のシリンジ81に流入する圧縮エア流量を検出する手段として、1つの圧縮エア流量センサ94を設けるだけで良く、コスト低減の要求を満たすことができる。
但し、本発明は、2本のシリンジ81の配管88にそれぞれ圧縮エア流量センサを設けた構成としても良く、この場合でも、本発明の所期の目的は十分に達成できる。
また、本実施例では、圧縮エア供給先を切り替える毎に切替後の圧縮エア供給先を書き替え可能な不揮発性のメモリに記憶し、圧縮エア供給動作を開始するときに当該メモリに記憶されている圧縮エア供給先のシリンジ81に圧縮エアを供給するようにしたので、フラックス供給装置65の電源投入時(又は圧縮エア供給開始時)に、前回の電源オフ時(又は圧縮エア供給終了時)と同じシリンジ81に圧縮エアを供給することができ、当該シリンジ81がフラックス切れになる前に圧縮エア供給先が他のシリンジ81(特にフラックス切れしたシリンジ81)に切り替えられることを未然に防止できる。
尚、切替後の圧縮エア供給先を書き替え可能な不揮発性のメモリに記憶しない場合は、フラックス供給装置65の電源投入時に前回の電源オフ時の圧縮エア供給先が不明な状態になるが、この場合は、フラックス供給装置65の電源投入後に、最初のフラックス供給指令が発生したときに、いずれか一方のシリンジ81に圧縮エアを供給して、圧縮エア流量センサ94で検出した圧縮エア流量に基づいてフラックス切れか否かを判定し、フラックス切れと判定されれば、圧縮エア供給先を他のシリンジ81に切り替えるようにすれば良い。
ところで、圧縮エア供給先を切り替えて、新しいシリンジ81から最初にフラックスを供給する場合、フラックス吐出ホース86内にフラックスが存在しないため、新しいシリンジ81内のフラックスがフラックス吐出ホース86内に押し出されてその出口から吐出されるまでにタイムラグが発生する。
この対策として、各シリンジ81にそれぞれフラックス残量検知センサを設けて、圧縮エア供給先のシリンジ81のフラックス残量検知センサで当該シリンジ81内のフラックス残量が所定値以下になったことを検出したときに、他のシリンジ81に圧縮エアを供給してフラックス吐出ホース86内にフラックスを充填する空打ち動作を行うようにしても良い。ここで、空打ち動作(圧縮エア供給動作)の回数・時間は、予め実測値又は設計値等から設定すれば良い。
尚、本発明は、2本のシリンジ81を設ける構成に限定されず、3本以上のシリンジを設ける構成としても良い。3本以上のシリンジを設ける場合は、1本の圧縮エア供給配管と各シリンジの配管との分岐部分に圧縮エア供給先切替手段として流路切替弁を設けると共に、1本の圧縮エア供給配管に電磁バルブを設け、流路切替弁により圧縮エア供給先を切り替えて、当該圧縮エア供給先のシリンジに圧縮エアを供給するときに、圧縮エア供給配管の電磁バルブを開弁し、圧縮エアの供給を停止するときに当該電磁バルブを閉弁するようにしても良い。この構成では、1つの電磁バルブで、各シリンジへの圧縮エアの供給/停止の切り替えを行うことができる。
また、本実施例では、転写テーブル50を回転させてスキージングする回転方式のフラックス転写装置を例示して説明したが、転写テーブルを固定してスキージを水平方向に直線移動させたり、或は、スキージを固定して転写テーブルを水平方向に直線移動させる直動方式のフラックス転写装置に本発明を適用して実施しても良い。
その他、本発明は、本実施例のような電子部品実装機20の装着部11に着脱方向に取り付けるフラックス転写装置10に限定されず、部品実装ライン中に電子部品実装機と並べて配置するフラックス転写装置に適用しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
10…フラックス転写装置、12…取付ベース、14…フラックス転写装置本体、18…ストッパ、19…ベースプレート、20…電子部品実装機、21,22…コネクタ、23,24…係合ピン、25,26…係合穴、27…ロック部材、28…スプリング、29…ロック穴、31…ロック解除レバー、33…第2の安全スイッチ、34…第1のロック部材、35…スプリング、36,37…ロック穴、38…ロック解除ハンドル、42…光電スイッチ、43…検出突起、50…転写テーブル、51…回転台、52…磁石、54…回り止めピン、57…モータ、61…スキージ、65…フラックス供給装置、80…シリンジ保持プレート、81…シリンジ、82…吐出口、86…フラックス吐出ホース、88…配管、90…電磁バルブ(圧縮エア供給先切替手段)、92…圧縮エア供給源、93…圧縮エア供給配管、94…圧縮エア流量センサ(圧縮エア流量検出手段)、95…制御装置(フラックス供給制御手段)

Claims (6)

  1. フラックスを貯留する複数のシリンジと、
    圧縮エアの供給先を前記複数のシリンジのうちのいずれか1つのシリンジに切り替える圧縮エア供給先切替手段と、
    前記複数のシリンジのうち前記圧縮エア供給先切替手段で切り替えられた圧縮エア供給先のシリンジ内に圧縮エアを供給して該シリンジからフラックスを所定の供給場所に供給するフラックス供給制御手段と、
    前記圧縮エア供給先のシリンジに供給する圧縮エアの流量を検出する圧縮エア流量検出手段とを備え、
    前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給動作中に前記圧縮エア流量検出手段で検出した圧縮エア流量に基づいて前記圧縮エア供給先のシリンジのフラックスが完全に無くなった状態(以下「フラックス切れ」という)を検出したときに前記圧縮エア供給先切替手段で圧縮エア供給先を他のシリンジに切り替えて当該他のシリンジからフラックスを前記所定の供給場所に供給することを特徴とするフラックス供給装置。
  2. 1本の圧縮エア供給配管から分岐した複数本の配管を通して前記複数のシリンジにそれぞれ圧縮エアを供給できるように配管構成され、
    前記圧縮エア流量検出手段は、前記1本の圧縮エア供給配管を流れる圧縮エア流量を検出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフラックス供給装置。
  3. 前記圧縮エア供給先切替手段は、前記複数のシリンジに接続された配管にそれぞれ設けられた複数の電磁バルブにより構成され、
    前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給停止中は前記複数の電磁バルブを全て閉弁状態に維持し、いずれかのシリンジに圧縮エアを供給するときに当該圧縮エア供給先の電磁バルブを開弁することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラックス供給装置。
  4. 前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給動作中に前記圧縮エア流量検出手段で検出した圧縮エア流量が所定の判定しきい値以上であるか否かで前記圧縮エア供給先のシリンジがフラックス切れであるか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のフラックス供給装置。
  5. 前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給先を切り替える毎に切替後の圧縮エア供給先を記憶手段に記憶し、
    前記フラックス供給制御手段は、圧縮エア供給動作を開始するときに前記記憶手段に記憶されている圧縮エア供給先のシリンジに圧縮エアを供給することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフラックス供給装置。
  6. 前記フラックス供給制御手段は、前記圧縮エア供給先のシリンジのフラックス切れを検出したときにフラックス切れを報知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフラックス供給装置。
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