JP7038412B2 - 壁紙糊付機 - Google Patents

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Description

本発明は、部屋の天井や壁面に貼る壁紙に糊を塗布するための壁紙糊付機である。
詳しくは、糊容器に貯留されている糊を糊上げローラーの方向へ寄せるための糊寄せ手段を設け、糊切れ状態で糊容器に残留する糊を糊上げローラーの方向によせて糊上げローラーに付着し易くすることにより、糊切れ状態で糊容器に残留する糊を低減する壁紙糊付機である。
従来技術の壁紙糊付機(101)を図12と図13に示す。
従来技術の壁紙糊付機(101)は、脚(102)の上に本体部(103)が着脱自在に装着され、本体部(103)には、スリッター(104)と制御装置(105)と糊容器(107)が着脱自在に装着され、脚(102)の後方には、壁紙保持用リール(106)が着脱自在に装着される。
また、本体部(103)は、左右一対の上部フレーム(108)と左右一対の下部フレーム(109)と壁紙Aを搬送して糊Bを塗布するための複数のローラーと歯車で構成され、
左右一対の上部フレーム(108)には、
検尺ローラー(110)とハイテンションローラー(111)と押さえローラー(112)が軸支されており、左右一対の下部フレーム(109)には、送り出しローラー(113)と糊付けローラー(114)とナラシローラー(115)とドクターローラー(119)が軸支されている。
また、左右一対の下部フレーム(109)には、糊容器(107)を装着するための、
左右一対の糊容器脚受け(116)と 左右一対の糊容器受け(117)が設けられ、
糊容器(107)が本体部(103)に装着されている場合に、糊容器(107)の内部に設けられた糊上げローラー(118)が、糊付けローラー(114)に所定の隙間を持って配置され、糊上げローラー(118)の回転により糊Bが糊容器(107)から汲み上げられて糊付けローラー(114)に転写され、ドクターローラー(119)により定められた厚みの糊Bが壁紙Aに塗布される。
また、糊上げローラー(118)に関しては、図11に示した壁紙糊付機(101)は、1本の糊上げローラー(118)を糊容器(107)の内部に脱着自在に装着する方式であるが、2本の糊上げローラー(図示せず)を上下に重ねて配置する方式のものや、糊付けローラー(114)が糊容器(107)に入り込むように配置されて、糊付けローラー(114)が直接、糊Bを汲み上げる方式の壁紙糊付機(図示せず)が具現化されている。
また、糊Bが塗布される壁紙Aは、壁紙保持用リール(106)にセットされ、脚(102)の後方に設けられた原反受け(120)に装着され、スリッター(104)を通されて、
送り出しローラー(113)と検尺ローラー(110)によって内部に搬送され、裏面が糊付けローラー(114)に押さえつけられて糊Bが塗布され、ナラシローラー(115)によって均されて、壁紙糊付機(101)の正面側へ排出される。
以上で説明した構成の壁紙糊付機(101)を用いて内装施工する場合、糊Bが塗布される壁紙Aの長さと枚数は、制御装置(105)の表示操作部(121)から、作業者により設定され、糊付けスタートスイッチ(図示せず)が押されると、
制御装置(105)の内部に設けられた演算部(図示せず)がモーター(図示せず)を起動し、壁紙Aが搬送され、糊Bが塗布され、搬送される壁紙Aの長さを、検尺部(図示せず)と検尺ローラー(110)により生成された検尺信号を演算部(図示せず)が演算することにより、設定された長さの壁紙Aの糊付けが実行される。
また、壁紙Aに塗布する糊Bは、ペースト糊を水で希釈して撹拌したペースト糊がよく用いられており、粘度は薄いもので4000cP濃いもので12000cPである。
糊付け実行中の糊容器(107)の内部の糊Bの状態を図14と図15を用いて説明する。
図14と図15は、1本の糊上げローラー(118)により糊Bを汲み上げる方式の場合であり、図の右側が壁紙糊付機の正面側(壁紙Aが排出される方向)である。矢印はローラーの回転方向を表す。
図14(a)は、糊容器(107)に貯留されている糊Bが満状態で、糊上げローラー(118)が停止している時の糊Bの液面高さを表しており、図14(b)は、糊Bが満状態で糊上げローラー(118)が回転している時を表している。
糊上げローラー(118)が回転すると糊Bの偏りが生じる。偏りの程度は糊Bの粘度により異なる。
図15(a)は、糊容器(107)に貯留されている糊Bが糊切れ状態で、糊上げローラー(118)が停止している時の糊Bの液面高さを表しており、
図15(b)は、糊切れ状態で、糊上げローラー(118)が回転している時を表している。
図15(b)の状態では糊上げローラー(118)が回転しても、糊Bを、糊上げローラー(118)の全幅に渡って均一に汲み上げることができず、糊かすれが生じる状態である。
この状態を糊切れ状態と称する。
特開2001-179149号
糊付けを実行し、糊が少なくなった時、糊が流動しなくなり、
糊上げローラーに接触している部分のみが糊上げローラーに付着し、糊上げローラーの表面と貯留されている糊との間に隙間が生じ、まだ糊容器の底部に糊が残っているにもかかわらず、糊上げローラーに付着しなくなり、糊切れ状態に陥る。
図15(b)の、2点鎖線で示す液面高さから、実線で示す液面高さまでの糊Bが使用された使用糊量であり、斜線で示す糊Bが、使用されないで残ってしまう残留糊量である。
残留糊量は一般に無効糊と称されている。
このような背景から、糊切れ状態に至った時に糊容器に残る残留糊量を低減する壁紙糊付機が要望されている。
糊容器に貯留した糊をローラーにより汲み上げて壁紙に塗布する壁紙糊付機であって、
糊容器に貯留されている糊をローラーの方向へ寄せる糊寄せ手段を設け、
糊寄せ手段は糊容器の底面に設けられ、糊寄せ手段は糊寄せ手段のローラーに向かう下り勾配を可変でき、
糊寄せ手段は、糊切れ状態で、糊寄せ手段のローラーに向かう下り勾配を大きくし、糊容器に残留する糊を前記ローラーの方向へ寄せてローラーに付着し易くすることにより、糊切れ状態で糊容器に残留する糊を低減させることを特徴とする。
糊容器は、内側に糊容器内層を有する二重構造であり、糊寄せ手段は、糊容器内層の底面を変形させることにより、糊容器内層の底面の、ローラー方向への下り勾配を大きくするこを特徴とする。
糊容器は、底面に変形可能な変形部を有し、糊寄せ手段は、変形部を変形させることにより、糊容器の底面の、ローラー方向への下り勾配を大きくすること特徴とする。
糊容器に貯留した糊の、ローラー停止中の液面高さと、ローラー回転中の液面高さの差が所定以下になった場合に、糊切れ状態であると判定することを特徴とする。
糊容器に貯留した糊をローラーにより汲み上げて壁紙に塗布する壁紙糊付機であって、
糊容器に貯留されている糊をローラーの方向へ寄せる糊寄せ手段を設け、
糊寄せ手段は糊容器の底面に設けられ、糊寄せ手段は糊寄せ手段のローラーに向かう下り勾配を可変でき、
糊寄せ手段は、糊切れ状態で、糊寄せ手段のローラーに向かう下り勾配を大きくし、糊容器に残留する糊を前記ローラーの方向へ寄せてローラーに付着し易くすることにより、糊切れ状態で糊容器に残留する糊を低減させることを特徴とするので、
ローラーと糊容器の正面との間に溜まっている糊の、ローラーに接触する圧力が高まり、ローラーに付着して汲み上げられるようになり、残留する糊の量を減少させることができる。
糊容器は、内側に糊容器内層を有する二重構造であり、糊寄せ手段は、糊容器内層の底面を変形させることにより、糊容器内層の底面の、ローラー方向への下り勾配を大きくするこを特徴とするので、
糊容器に残留されている糊が漏れることなくローラーの方向に寄せることができ、
また、簡単で安価な方法で実現できるものである。
糊容器は、底面に変形可能な変形部を有し、糊寄せ手段は、変形部を変形させることにより、糊容器の底面の、ローラー方向への下り勾配を大きくすること特徴とするので、
糊容器に残留されている糊が漏れることなくローラーの方向に寄せることができ、
また、簡単で安価な方法で実現できるものである。
糊容器に貯留した糊の、ローラー停止中の液面高さと、ローラー回転中の液面高さの差が所定以下になった場合に、糊切れ状態であると判定することを特徴とするので、壁紙に塗布される糊がかすれる前に、糊寄せ手段を作動させることができる。
図1は、本発明の壁紙糊付機を説明するための図である。 図2は、本発明の壁紙糊付機を説明するための断面図である。 図3は、本発明の壁紙糊付機の機能ブロック図である。 図4は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための斜視図である。 図5は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための図であり、図5(a)は正面図断面図であり、図5(b)は側面断面図であり、図5(c)は、糊寄せが作用した時の側面断面図である。 図6は、糊寄せが作用した時の糊容器内層の状態を説明するための図である。 図7は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための斜視図である。 図8は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための図であり、図8(a)は正面図断面図であり、図8(b)は側面断面図であり、図8(c)は、糊寄せが作用した時の側面断面図である。 図9は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための斜視図である。 図10は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための図であり、図10(a)は正面図であり、図10(b)は側面図である。 図11は、本発明の糊容器と糊寄せを説明するための図であり、図11(a)は側面図であり、図10(b)は糊寄せが作用した時の側面図である。 図12は、従来技術の壁紙糊付機を説明するための図である。 図13は、従来技術の壁紙糊付機を説明するための断面図である。 図14は、従来技術の壁紙糊付機の糊が満状態の時の糊の偏りを説明するための断面図であり、図14(a)は、糊上げローラーが停止している時であり、図14(b)は、糊上げローラーが回転している時である。 図15は、従来技術の壁紙糊付機の糊が糊切れ状態の時の糊の偏りを説明するための断面図であり、図15(a)は、糊上げローラーが停止している時であり、図15(b)は、糊上げローラーが回転している時である。
図1と図2に本発明の壁紙糊付機を示す。
脚(2)の上に本体部(3)が着脱自在に装着され、本体部(3)には、スリッター(4)と制御装置(5)と糊容器(7)が着脱自在に装着され、脚(2)の後方には、壁紙保持用リール(6)を装着するための原反受け(20)が設けられている。
また、本体部(3)は、左右一対の上部フレーム(8)と左右一対の下部フレーム(9)と、壁紙Aを搬送して糊Bを塗布するための複数のローラーと歯車で構成され、左右一対の上部フレーム(8)には、検尺ローラー(10)とハイテンションローラー(11)と押さえローラー(12)が軸支されており、左右一対の下部フレーム(9)には、送り出しローラー(13)と糊付けローラー(14)とナラシローラー(15)とドクターローラー(19)が軸支されている。
また、左右一対の上部フレーム(8)を接続する上部ステー(28)には、糊容器(7)に貯留されている糊Bの液面高さを測定するための液面測定部(26)が取り付けられている。
続いて、本発明の自動壁紙糊付機(1)の制御装置(5)の機能ブロックを図3に示す。
制御装置(5)には、液晶表示器とLEDにより構成される表示操作部(21)が設けられており、作業者が設定した「設定糊付け長さ」や「設定枚数」や「糊付け実行速度」などの、糊付けを実行するための作動条件や、補助機能の設定内容や、高電圧や糊残量などの警告や、糊を塗布して排出した壁紙Aの長さである「実行糊付け長さ」などを表示する。
表示操作部(21)には、自動壁紙糊付機(1)を操作するための複数のキースイッチ(図示せず)が設けられている。また、操作音や通知音を発生するブザー(図示せず)が設けられている。
モーター(27)はDCブラシレスモーターであり、内部に実装されたホール素子によりローターの位置を検出して回転方向と回転速度に比例した信号を出力する機能を有している。
モーター制御部(24)はモーター(27)から出力される回転方向や回転速度に比例した信号によりモーター(27)を速度制御するものである。
記憶部(22)は、演算部(23)が処理を実行する為に必要な変数や、作動条件などのデータや糊付実行レコード等のデーターを記憶するためのRAMとROMである。
検尺部(25)は、搬送される壁紙に従動回転する検尺ローラー(10)の回転に比例する検尺信号を生成し、搬送された壁紙Aの長さLを、生成された検尺信号のパルスの数を変数tとして計数し、演算式 L=t×P (Pは1パルスの壁紙移動長=2.5mm)により算出する。
検尺信号は、検尺ローラー(10)に設けられたスリット板(図示せず)とフォトマイクロセンサ(図示せず)により生成され、演算は、制御装置(5)の演算部(23)が行う。
本発明の自動壁紙糊付機(1)では、検尺ローラー(10)が1回転すれば、検尺信号は48パルス生成され、壁紙Aが2.5mm移動すると1パルス発生するように検尺ローラー(10)の外径を定めている。
演算部(23)は、糊付けを実行しつつ、演算により求めた長さLを「実行糊付け長さ」として、表示操作部(21)に表示する。
液面測定部(26)は、糊容器(7)に貯留された糊Bの液面高さを測定するためのもので、測定した液面高さデータを演算部(23)に伝達する。
液面測定部(26)は、レーザー光源をワークに向けて照射して反射光によりワークまでの距離を測定する方式のセンサが上部ステー(28)に取り付けられ、糊上げローラー(18)と、糊容器(7)の正面(7a)の間の糊Bの液面高さを測定する。
演算部(23)は、壁紙Aを搬送する前(糊上げローラー(18)の停止中)に糊Bの液面高さを測定して変数L1として、記憶部(22)に記憶しておき、壁紙Aを搬送させている途中の糊Bの液面高さを、検尺ローラー(10)の回転に比例する検尺信号を計数し、演算式 L=t×P (Pは1パルスの壁紙移動長=2.5mm)により、50cm搬送する毎に測定して、変数L2として記憶し、液面高さの差を、L3(液面高さ差)=L2-L1として算出し、(液面高さ差)L3が所定の値よりも小さくなった場合に、糊Bが流動していないので、糊切れ状態であると判定する。
液面測定部(26)は、演算部(23)が、すみやかに糊切れ状態を判定し、表示操作部(21)に糊切れ警告をだし、壁紙Aに塗布される糊Bがかすれる前に、糊寄せ手段を作動させるためのものである。
演算部(23)は、主にワンチップマイコンからなり、予め定められたシーケンスを実行することにより、自動壁紙糊付機(1)を制御するものであり、検尺部(25)により生成される検尺信号を計数して搬送した壁紙Aの「実行糊付け長さ」を算出する。また、表示操作部(21)やモーター制御部(24)などを制御する機能を有している。
続いて、第1の実施形態の糊寄せ(34)を図4と図5を用いて説明する。
糊容器(7)は、糊容器(7)の内側に糊容器内層(31)が装着される二重構造となっている。
図4に示すように、糊容器(7)の正面(7a)と背面(7b)と左側面(7c)と右側面(7d)と底面(7e)と底面(7f)に、糊容器内層(31)の正面(31a)と背面(31b)と左側面(31c)と右側面(31d)と底面(31e)と底面(31f)が重なり、背面(31b)の上端付近と、左側面(31c)の糊上げローラ逃がし穴(32a)の周囲と、右側面(31d)の糊上げローラ逃がし穴(32b)の周囲にのみ弱粘着性の粘着剤が塗ってあり、糊容器内層(31)は糊容器(7)の内側に、分離可能に装着され、
糊容器(7)と糊容器内層(31)の間に糊寄せ(34)が脱着自在に装着される構成である。
また、糊容器(7)と糊寄せ(34)はアルミ材質であり、糊容器内層(31)は変形と復元ができる程度の厚みの樹脂材質である。
また、糊容器(7)の左側面(7c)には円弧状のガイド穴(37a)が設けられており、
図5(a)に示すように、操作つまみ(36a)が左側面(7c)の外側からガイド穴(37a)を通過して糊容器(7)の内側へ突きだして、糊寄せ(34)の左端の雌ネジ(35a)に取り付けられる。同様に、右側面(7d)には円弧状のガイド穴(37b)が設けられており、操作つまみ(36b)が右側面(7d)の外側からガイド穴(37b)を通過して糊容器(7)の内側へ突きだして、糊寄せ(34)の右端の雌ネジ(35b)に取り付けられており、糊寄せ(34)は、操作つまみ(36a)がガイド穴(37a)の中を動いて、保持溝(37c)で保持され、同様に、操作つまみ(36b)がガイド穴(37b)の中を動いて、糊寄せ(34)の底面(34b)の、糊上げローラー(18)に向かう下り勾配の大きさを可変し、糊寄せ(34)の底面(34b)の下り勾配が一番大きくなる位置で、保持溝(37d)と保持溝(37c)により保持される構成である。
また、外側の糊容器(7)の左側面(7c)と右側面(7d)には、糊上げローラー(18)を脱着自在に装着するための糊上げローラー受け(30a)と糊上げローラー受け(30b)が設けられている。
続いて、本発明の自動壁紙糊付機(1)を用いて壁紙Aの糊付けを行っている時の糊寄せ(34)の作用について説明する。
自動壁紙糊付機(1)の制御装置(5)の演算部(23)は、作業者により糊付けスタートスイッチ(図示せず)が押されることにより糊付けを実行し、糊上げローラー(18)を回転させている時の液面高さと糊上げローラー(18)の停止中の糊Bの液面高さの差が所定以下になった場合に表示操作部(21)に糊切れ警告をだす。
貯留されている糊Bが図5(b)の状態まで減少すると液面高さの差はなくなるので、糊切れ警告をだす。
そして、作業者の手により、操作つまみ(36a)と操作つまみ(36b)が上方へ動かされて保持溝(37d)で保持され、
図5(c)に示すように、糊寄せ(34)の底面(34b)が、糊上げローラー(18)に向かう下り勾配が大きくなる方向に傾いた位置で保持され、糊容器内層(31)の正面(31a)と底面(31f)は変形して糊上げローラー(18)の方へ曲げられ、糊上げローラー(18)と糊容器(7)の正面(7a)の間に溜まっている糊Bが、糊上げローラー(18)の方へ寄せられ、糊上げローラー(18)に接触する圧力が高まり、糊上げローラー(18)に付着して汲み上げられるようになる。
図5(c)の状態の糊容器内層(31)の変形の様子を図6を用いて説明する。
糊容器内層(31)の正面(31a)が糊寄せ(34)により持ち上げられながら内側へ押されるのであるが、糊寄せ(34)が移動する範囲の糊容器内層(31)は、糊容器(7)に粘着されていないので、左側面(31c)と右側面(31d)に、それぞれたくれCが生じる。図6では、わかり易くするために、たくれCを大きく描いているが、実際にはもう少し小さいので、糊上げローラー(18)などに接触しない。
たくれは糊寄せ(34)が図5(b)の状態に戻った時にはなくなる。
また、糊容器内層(31)は安価なものであり、簡単に糊容器(7)から分離できるので、ひとつの現場での糊付け作業が終わった時に廃棄して、次の現場で新しい糊容器内層(31)を装着してもよい。
そして、糊上げローラー(18)と糊容器(7)の正面(7a)の間に溜まっている糊Bと、糊上げローラー(18)と糊容器(7)の背面(7b)の間に溜まっている糊Bの液面高さが均等になるまで汲み上げられるので、残留糊量を減少させることができる。
続いて、第2の実施形態の糊容器(40)を図7と図8を用いて説明する。
糊容器(40)は、糊容器(40)の内側に糊容器内層(44)が装着される二重構造となっている。
図7に示すように、糊容器(40)の正面(40a)と背面(40b)と左側面(40c)と右側面(40d)と底面(40e)と底面(40f)に、
糊容器内層(44)の正面(44a)と背面(44b)と左側面(44c)と右側面(44d)と底面(44e)と底面(44f)が重なり、背面(44b)の上端付近と、左側面(44c)の糊上げローラ逃がし穴(45a)の周囲と、右側面(44d)の糊上げローラ逃がし穴(45b)の周囲に弱粘着性の粘着剤が塗ってあり、糊容器(40)の内側に分離可能に装着され、糊容器(40)と糊容器内層(44)の間に糊寄せ(41)が、蝶番(47a)と蝶番(47b)により取り付けられており、糊寄せ(41)の底面(41b)と、糊容器(40)の底面(40f)との間には、板状のバネ(46a)とバネ(46b)とバネ(46c)が設けられており、糊Bが入れられていない状態では、バネの復元力により、糊寄せ(41)の底面(41b)は、糊上げローラー(18)に向かう下り勾配が最も大きくなる方向に傾いた状態で保持されている。
バネ(46a)とバネ(46b)とバネ(46c)のバネ定数は、糊容器(40)に貯留されている糊Bの量が満状態(図8(a)の状態)の時に、バネの復元力が糊Bの重みに負けて、糊寄せ(41)が糊容器(40)の底面(44f)に接触し、糊Bの量が糊切れ状態の(図8(b)の状態)の時に、バネの復元力が糊Bと糊寄せ(41)を押し上げるバネ定数としている。
また、糊容器(40)と糊寄せ(41)はアルミ材質であり、糊容器内層(44)は変形と復元ができる程度の厚みの樹脂材質である。
図8(b)に示す、糊Bが十分に貯留されている状態では、糊Bの重みにより、バネ(46a)とバネ(46b)とバネ(46c)は下方に曲がって、糊寄せ(41)の底面(41b)が、糊容器(40)の底面(40f)と接しており、糊Bが減少して軽くなってくると、図8(c)に示すように、バネ(46a)とバネ(46b)とバネ(46c)の復元力により、糊寄せ(41)の底面(41b)が、糊上げローラー(18)に向かう下り勾配が大きくなる方向に傾いた位置で保持され、糊容器内層(44)の正面(44a)と底面(44f)は変形して糊上げローラー(18)の方へ曲げられ、糊上げローラー(18)と糊容器(40)の正面(40a)の間に溜まっている糊Bが、糊上げローラー(18)の方へ寄せられ、糊上げローラー(18)に接触する圧力が高まり、糊上げローラー(18)に付着して汲み上げられる。
そして、糊上げローラー(18)と糊容器(40)の正面(40a)の間に溜まっている糊Bと、糊上げローラー(18)と糊容器(40)の背面(40b)の間に溜まっている糊Bの液面高さが均等になるまで汲み上げられるので、残留糊量を減少させることができる。
続いて、第3の実施形態の糊容器(60)を図9と図10を用いて説明する。
糊容器(60)は二重構造ではなく、アルミ材質の糊容器(60)の正面(60a)と底面(60f)をゴム材質の変形部(69)とした容器である。正面(60a)と底面(60f)に抜き穴部(60g)が設けられ、抜き穴部(60g)にゴム材質の変形部(69)を貼り付けている。
また、糊容器(60)の左側面(60c)と右側面(60d)には、糊上げローラー(18)を装着するための糊上げローラー受け(62a)と糊上げローラー受け(62b)が設けられている。
また、変形部(69)を変形させるために、自動壁紙糊付機(1)の本体部(3)の左右一対の下部フレーム(9)の間に糊寄せ(63)が設けられている。
図10(a)に示すように、糊寄せ(63)は、回動軸(64)に通されて取り付けられ、回動軸(64)の先端には操作レバー(65)が取り付けられている。
操作レバー(65)にはプランジャー(66)が取り付けられ、 図10(b)に示すように、プランジャー(66)の先端がプランジャー受け板(67)に設けられたプランジャー受け孔(68)によって糊寄せ(63)が所定の位置に保持される構成である。
続いて、糊寄せ(63)が作用した状態を図11を用いて説明する。
図11(a)は、糊寄せ(63)が変形部(69)に軽く接触した状態で、変形部(69)は変形していない状態である。
図11(b)はプランジャー(66)の先端がプランジャー受け孔(68)によって保持されて、糊寄せ(63)が変形部(69)を上方へ押し上げて変形部(69)が変形して、
底面(60f)が糊上げローラー(18)に向かう下り勾配が大きくなっている状態である。
本発明の自動壁紙糊付機(1)の演算部(23)が、回転させている時の液面高さと糊上げローラー(18)停止中の糊Bの液面高さの差が所定以下になった場合に、表示操作部(21)に糊切れ警告をだし、作業者の手により、操作レバー(65)が回されて、変形部(69)を上方へ押し上げた状態で、図9(c)に示すように、プランジャー受け孔(68)によって保持され、変形部(69)が糊上げローラー(18)に向かう下り勾配が大きくなる方向に傾いて変形した状態で保持される。
糊上げローラー(18)と糊容器(60)の正面(60a)の間に溜まっている糊Bが、糊上げローラー(18)の方へ寄せられ、糊上げローラー(18)に接触する圧力が高まり、糊上げローラー(18)に付着して汲み上げられる。残留糊量を減少させることができる。
本発明の自動壁紙糊付機(1)は、1本の糊上げローラー(18)を糊容器(7)の内部に脱着自在に装着する方式であるが、2本の糊上げローラーを上下に重ねて配置する方式のものや、糊付けローラーが糊容器に入り込むように配置されて、糊付けローラーが直接、糊容器(7)の内部の糊Bを汲み上げる方式の壁紙糊付機にも適用できるものであり、糊Bが偏る方向は、糊Bを汲み上げるローラーの回転方向によって異なるので、糊寄せ手段を、糊が偏る側に設ければ同様の効果が得られる。
また、本発明の糊寄せ手段は、作業者が手で引っぱって壁紙Aを搬送させて糊付けを行う、手動型の壁紙糊付機にも適用できるものである。
また、第3の実施形態の糊容器(60)の回転軸(64)を回動させるモーター(図示せず)を設けて、糊上げローラー(18)停止中の糊Bの液面高さと、回転中の液面高さの差が所定以下になった場合に、演算部(23)がモーター(図示せず)を起動して回動させる構成とした場合も、同様の効果が得られる。
本発明の自動壁紙糊付機(1)は、糊容器に貯留した糊を糊上げローラーにより汲み上げて壁紙に塗布する自動壁紙糊付機であって、糊容器に貯留されている糊をローラーの方向へ寄せる糊寄せ手段を設け、糊寄せ手段は、糊容器の底面の、ローラー方向への下り勾配を大きくして、糊切れ状態で糊容器に残留する糊をローラーの方向へ寄せてローラーに付着し易くすることにより、糊切れ状態で糊容器に残留する糊を低減させる壁紙糊付機である。
1 壁紙糊付機
2 脚
3 本体部
4 スリッター
5 制御装置
6 壁紙保持用リール
7 糊容器
7a 正面
7b 背面
7c 左側面
7d 右側面
7e 底面
7f 底面
8 上部フレーム
9 下部フレーム
10 検尺ローラー
11 ハイテンションローラー
12 押さえローラー
13 送り出しローラー
14 糊付けローラー
15 ナラシローラー
16 糊容器脚受け
17 糊容器受け
18 糊上げローラー
19 ドクターローラー
20 原反受け
21 表示操作部
22 記憶部
23 演算部
24 モーター制御部
25 検尺部
26 液面測定部
27 モーター
28 上部ステー
29a 糊容器脚
29b 糊容器脚
30a 糊上げローラー受け
30b 糊上げローラー受け
31 糊容器内層
31a 正面
31b 背面
31c 左側面
31d 右側面
31e 底面
31f 底面
32a 糊上げローラー受け逃がし穴
32b 糊上げローラー受け逃がし穴
34 糊寄せ
34a 側面
34b 底面
35a 雌ネジ
35b 雌ネジ
36a 操作つまみ
36b 操作つまみ
37a ガイド穴
37b ガイド穴
37c 保持溝
37d 保持溝

40 糊容器
40a 正面
40b 背面
40c 左側面
40d 右側面
40e 底面
40f 底面
41 糊寄せ
41a 側面
41b 底面
42a 糊容器脚
42b 糊容器脚
43a 糊上げローラー受け
43b 糊上げローラー受け
44 糊容器内層
44a 正面
44b 背面
44c 左側面
44d 右側面
44e 底面
44f 底面
45a 糊上げローラー受け逃がし穴
45b 糊上げローラー受け逃がし穴
46a バネ
46b バネ
46c バネ
47a 蝶番
47b 蝶番

60 糊容器
60a 正面
60b 背面
60c 左側面
60d 右側面
60e 底面
60f 底面
60g 抜き穴き部
61a 糊容器脚
61b 糊容器脚
62a 糊上げローラー受け
62b 糊上げローラー受け
63 糊寄せ
64 回動軸
65 操作レバー
66 プランジャー
67 プランジャー受け板
68 プランジャー受け孔
69 変形部

101 壁紙糊付機
102 脚
103 本体部
104 スリッター
105 制御装置
106 壁紙保持用リール
107 糊容器
108 上部フレーム
109 下部フレーム
110 検尺ローラー
111 ハイテンションローラー
112 押さえローラー
113 送り出しローラー
114 糊付けローラー
115 ナラシローラー
116 糊容器脚受け
117 糊容器受け
118 糊上げローラー
119 ドクターローラー
120 原反受け
121 表示操作部

A 壁紙
B 糊
C たくれ

Claims (4)

  1. 糊容器に貯留した糊をローラーにより汲み上げて壁紙に塗布する壁紙糊付機であって、
    前記糊容器に貯留されている糊を前記ローラーの方向へ寄せる糊寄せ手段を設け、
    前記糊寄せ手段は前記糊容器の底面に設けられ、前記糊寄せ手段は前記糊寄せ手段の前記ローラーに向かう下り勾配を可変でき、
    前記糊寄せ手段は、糊切れ状態で、前記糊寄せ手段の前記ローラーに向かう下り勾配を大きくし、前記糊容器に残留する糊を前記ローラーの方向へ寄せて前記ローラーに付着し易くすることにより、糊切れ状態で前記糊容器に残留する糊を低減させることを特徴とする壁紙糊付機。
  2. 前記糊容器は、内側に糊容器内層を有する二重構造であり、前記糊寄せ手段は、前記糊容器内層の底面を変形させることにより、前記糊容器内層の底面の、前記ローラー方向への下り勾配を大きくするこを特徴とする前記請求項1記載の壁紙糊付機。
  3. 前記糊容器は、底面に変形可能な変形部を有し、前記糊寄せ手段は、前記変形部を変形させることにより、前記糊容器の底面の、前記ローラー方向への下り勾配を大きくすること特徴とする前記請求項1記載の壁紙糊付機。
  4. 前記糊容器に貯留した糊の、前記ローラー停止中の液面高さと、前記ローラー回転中の液面高さの差が所定以下になった場合に、糊切れ状態であると判定することを特徴とする、
    前記請求項1記載の壁紙糊付機。
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