JP2011152964A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数枚の用紙を積載する給紙トレイ2と、用紙束Pの少なくとも最上部の用紙P1を最上部から二枚目の用紙P2上面に沿ってスライドさせて一枚ずつ分離して一方向へ送出する給紙機構3と、を備えた給紙装置1であって、給紙機構3は、用紙束Pの用紙送出方向後端縁に当接して用紙送出方向へ加振しつつ分離する振動部材(17、18)と、給紙トレイ2の用紙送出方向下流側に配置されて最上部の用紙P1表面と接触して用紙を送出するフィードローラ21と、フィードローラ21の用紙との接触面に向けて出没自在に構成された出没部材22及び出没部材の駆動源を備えた用紙押圧機構23と、装置全体を制御する制御手段と、を備え、出没部材22は、突出時に用紙の裏面を押圧してフィードローラ21と接触させる。
【選択図】図6
Description
1.コーナーセパレータ方式
給紙トレイの用紙束給送方向先端両角隅部にコーナーセパレータと呼ばれる爪を搭載したものである。フィードローラにより用紙を送り出すと、最上部の用紙がコーナーセパレータで座屈してコーナーセパレータから抜け出すことにより用紙が1枚ずつ分離される。長所は、構成がシンプルである点、及びコストが著しく安い点である。一方、短所は、用紙分離性能が劣るため、使用機種が低速機に制限される点、用紙の吸湿が性能に影響し易い点、及び用紙対応性が低い点である。
2.フリクションリタード方式(摩擦分離方式)
重送阻止部材を使用する紙、ローラ及び阻止部材の摩擦係数の差を利用して分離する方式である。長所は、使用紙種範囲が比較的広い点である。一方、短所は、紙粉の発生が多い点、阻止部材でさばき音が発生することがある点、阻止部材の寿命が短い点、及び用紙交換時分離部に用紙が残り易い点である。
3.戻し分離方式(FRR方式)
トルクリミッタを介して駆動される戻しローラによって分離する方式である。長所は、使用紙種範囲が広い点、及び分離確実度がきわめて高い点である。一方、短所は、機構が複雑でコストが高くなるという点である。
4.エア分離方式
負圧吸着とエアーナイフによって分離する方式である。長所は、高速分離良好(60〜250枚/分)な点、寿命が長い点、及び信頼性が高い点である。一方、短所は、エア圧力の調整が必要で難しい点、騒音が大きい点、高速大量処理用途向けである点、大型でコストが高くなる点である。
例えば、特許文献1には、フリクションリタード方式の給紙機構を備えた給紙装置が記載されている。この給紙装置は、給紙ローラを正逆転方向に夫々短時間駆動させることにより、給紙ローラに接する最上部の用紙を給送方向上下流方向に振動させて、バリや巻き込み等により密着した最上位の用紙先端を分離した後に、給紙動作を開始する点に特徴がある。
言い換えれば、従来の用紙分離搬送機構においては、上述のコーナーセパレータ方式やフリクションリタード方式に代表される比較的構造がシンプルでコストが安い構成の場合、分離性能が比較的劣る、対応可能な紙種が限定される、或いは生産性が比較的劣るといった機能的なデメリットがある。また、上述の戻し分離方式やエア分離方式に代表される高機能な構成では複雑でコストが高いといったデメリットがある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従来技術と同等以上の分離性能を確保しつつ、シンプルな構成で低コストの給紙装置を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記フィードローラ表面の摩擦係数が、前記出没部材の前記用紙との接触面の摩擦係数よりも大きい請求項1記載の給紙装置を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記出没部材に回転自在のコロを備え、該コロが前記用紙の裏面と接触する請求項1又は2記載の給紙装置を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記用紙押圧機構の近傍に前記用紙の有無を検出するフィードセンサを備え、前記制御手段は、前記用紙が前記フィードセンサによって検出された場合に、前記出没部材の駆動源を駆動して前記出没部材を突出させる請求項1乃至3の何れか一項記載の給紙装置を特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記用紙が前記フィードセンサによって検出された場合に、前記振動部材を停止させる請求項4又は5記載の給紙装置を特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記フィードローラよりも用紙送出方向下流側に配置されて前記用紙を搬送する搬送ローラ対と、該搬送ローラ対の近傍に用紙の有無を検出する搬送センサと、を備え、前記制御手段は、前記用紙が前記搬送センサによって検出された場合に前記出没部材を退避させる請求項1乃至3の何れか一項記載の給紙装置を特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記用紙が前記搬送センサによって検出された場合に、前記振動部材を作動させる請求項7記載の給紙装置を特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記用紙に画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至8の何れか一項記載の給紙装置と、を備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項10に記載の発明は、前記前記画像形成部における用紙搬送速度よりも前記給紙装置における用紙搬送速度を速く設定した請求項9記載の画像形成装置を特徴とする。
まず、本発明の給紙装置が適用される画像形成装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の概略構成図である。
複写機100の最上部には、原稿束Pから原稿を一枚ずつ分離して搬送する自動原稿送り装置201と、原稿束を載置する原稿トレイ202と、自動原稿送り装置201から搬送された原稿が停止するコンタクトガラス206と、コンタクトガラス206の下方から原稿画像を読み取る読み取り手段250と、コンタクトガラス206上の原稿を搬送する搬送ベルト204と、を備えた画像読取部が配置されている。
複写機100の最下部には、用紙を積載する第1トレイ208、第2トレイ209、第3トレイ210と、夫々のトレイから用紙を1枚ずつ分離して給送する第1給紙ユニット211、第2給紙ユニット212、第3給紙ユニット213と、を備える給紙装置が配置されている。
給紙装置の上部には、トナー像を形成する画像形成部が配置され、給紙装置の用紙搬送方向下流には、用紙を画像形成部へと搬送する縦搬送ユニット214が配置されている。
画像形成部は、読み取り手段250によって原稿から読み取られた画像データを感光体215に書き込む書き込みユニット257と、書き込みユニット257からのレーザによって感光体215に書き込まれた潜像をトナー像化する現像ユニット227と、を備える。
画像形成部の用紙搬送方向下流には、熱と圧力によりトナー像を用紙に定着させる定着ユニット217と、用紙を複写機100の外部に排出する排紙ユニット218と、排出された用紙を積載する排紙トレイ219が配置されている。
第1トレイ208、第2トレイ209、第3トレイ210の各給紙トレイに積載された用紙は、各々第1給紙ユニット211、第2給紙ユニット212、第3給紙ユニット213によって給紙され、縦搬送ユニット214によって感光体215に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット250にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット257からのレーザによって感光体215に書き込まれ、現像ユニット227を通過することによってトナー像が形成される。そして、用紙は感光体215の回転と等速で搬送ベルト216によって搬送されながら、感光体215上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット217にて画像を定着させ、排紙ユニット218に搬送される。排紙ユニット218に搬送された用紙は、排紙トレイ219に排紙される。
本発明に係る給紙装置を示した概略構成図である。本発明に係る給紙装置1は、用紙束Pの用紙送出方向後端縁に当接して用紙送出方向へ加振しつつ分離する振動部材と、給紙トレイ2の用紙送出方向下流側に配置されて最上部の用紙P1表面と接触して用紙を送出するフィードローラ21と、フィードローラ21の用紙P1との接触面に向けて出没自在に構成された出没部材22を備えた用紙押圧機構23と、を備え、出没部材22は、突出時に最上部の用紙P1の裏面を押圧してフィードローラ21に接触させる点に特徴がある。なお、本明細書において後部、後端、前部、先端とは、用紙送出方向を基準として表現したものである。後部、後端は図中左側に相当し、前部、先端は図中右側に相当する。
給紙機構3は、用紙束Pの用紙送出方向後端縁に当接して用紙送出方向へ加振しつつ分離する振動部材(振動体17及び振動発生装置18)と、給紙トレイ2の用紙送出方向下流側近傍に、用紙P1の表面と接触して用紙P1を送出するフィードローラ21と、フィードローラ21に向けて出没自在に構成された出没部材22を備え、出没部材22の突出時に用紙P1の裏面を押圧してフィードローラ21に接触させる用紙押圧機構23と、を備えている。用紙押圧機構23の直下流には、用紙の有無を検知するフィードセンサ24が配置されている。
また、フィードローラ21の用紙送出方向下流側には、用紙P1を搬送する搬送ローラ対25と、搬送ローラ対25の直下流に用紙の有無を検知する搬送センサ26と、が配置されており、搬送ローラ対25を通過した用紙P1は搬送経路27を経由して感光体215と対向する位置へと搬送される。
なお、給紙装置1の動作は、制御装置(図示せず)により制御されている。
ガイド面11bは、用紙束Pの水平な最上面の位置、すなわち用紙P1の水平面部分よりも低い位置となっている。このようにガイド面11bの位置を設定することで、振動部材による用紙の進行を妨げることなく、円滑な分離搬送を行うことができる。また、用紙の不揃いによる給紙不良を防止するべく、ガイド面11bの位置は、用紙P1の水平面部分よりも3〜15mm低い位置が望ましい。
給紙トレイ2に積載された用紙束Pの用紙送出方向後端部には、用紙束Pの幅方向中央部後端縁に上方から当接して用紙送出方向に沿って振動する振動体17と、振動体17を振動させるための振動発生装置18が設けられている。
振動体17の下面は用紙送出方向に対して上向きに傾斜しており、同時に複数の用紙後端に斜め上方から接触する。また、振動体17の下面は、用紙後端部に対してやや凹形状の曲面であり、用紙束Pの上位にある紙ほど大きく送出される構成である。振動体17の用紙幅方向における長さは、例えば5センチ程度とする。振動体17は用紙束Pの幅方向に複数配置してもよい。用紙同士の密着性が高い場合にあっては、振動体17の幅を広くするか、複数の振動体17を用紙幅方向に配置して、用紙の分離性を高くする。
振動体17の下面を図のような鱗状とすることで、振動体17が用紙を後退させる方向に力を加えないようにして、用紙送出方向における分離・搬送能力を高めている。振動体17の下面を均等な粗面とした高摩擦部材とすることも考えられるが、正常に分離・搬送できない虞がある。つまり、振動体17が用紙後部上端に当接しつつ、振動する過程で用紙を後退させる方向へ移動すると、振動体の摩擦力により振動体17の移動に合わせて用紙が後退する虞がある。従って、少なくとも、用紙送出方向に強い押し出し力を加えることが可能であり、かつ後退する方向に力を加えないような構成とする必要がある。
振動発生装置18は、振動体17を用紙の進行方向に沿った方向に振動させる装置である。振動発生装置18は、振動体17下面の傾斜に略平行に振動を発生させてもよいが、水平方向に振動を発生させることが望ましい。
用紙押圧機構23は、用紙の通過経路を挟んでフィードローラ21と対向する位置に配置されている。出没部材22は、例えばソレノイド等のアクチュエータ(駆動源)によってフィードローラ21の用紙接触面に対して出没移動するように構成されている。出没部材22がフィードローラ21から離間した位置にあるときに、用紙P1がフィードローラ21と出没部材22との間に案内され、出没部材22の突出により用紙P1がフィードローラ21と出没部材22との間にニップされて、フィードローラ21の回転により搬送ローラ対25に送出される。
フィードローラ21表面の摩擦係数は、用紙P1と接触する出没部材22の接触面22aの摩擦係数よりも大きくなるように構成されている。用紙を搬送する際に、フィードローラ21と用紙の摩擦力が、接触面22aと用紙の摩擦力より大きくなり、用紙がフィードローラ21表面の回転移動と共に移動して用紙がスムースに搬送される。
また、図4は出没部材の他の例を示す図である。図4に示すように、出没部材としてその先端に回転自在のコロ28を備えてもよい。用紙P1を搬送する際に、出没部材と用紙の摩擦力をさらに低減することができ、駆動系のフリクションを低減するとともに円滑な用紙搬送を行うことができる。
なお、フィードセンサ24は、用紙押圧機構23の近傍、望ましくは用紙押圧機構23の下流側であって、用紙押圧機構23からの距離が20mm以下となる位置に配置することが望ましい。また、搬送センサ26についても同様に、搬送ローラ対25の近傍、望ましくは搬送ローラ対25の下流側であって、搬送ローラ対25からの距離が20mm以下となる位置に配置することが望ましい。
本実施形態においては、フィードセンサ24と搬送センサ26とを備えたことにより、用紙先端の位置に応じて出没部材22を動作させることができ、円滑に用紙の分離搬送を行うことができる。また、フィードセンサ24と搬送センサ26とを夫々、用紙押圧機構23の下流側近傍、搬送ローラ対25の下流側近傍に配置したので、出没部材22の動作タイミングを高い精度で制御することができる。
また、出没部材22を突出させた後、所定の時間が経過した後に出没部材22を退避させるようにしてもよい。すなわち、搬送センサ26が用紙P1を検知したか否かに関わらず、出没部材22を退避させるようにする。このように制御することで、用紙P1の搬送時に、用紙P1が搬送ローラ対25の手前で紙詰まりを起こした場合であっても、フィードローラ21と出没部材22とのニップ状態を所定時間経過後に解除することができるので、紙詰まりを起こした用紙の除去を円滑に行うことができる。
図5は、用紙束Pが給紙トレイにセットされた直後における用紙束と振動体との関係を示した部分拡大模式図である。図6は、最上位の用紙が用紙押圧機構によって押圧された状態を示す図である。なお、図2は、用紙P1がフィードセンサ24に到達する前の状態を示している。
給紙トレイ2に積載された用紙束Pの最上部の用紙を用紙P1とし、その一枚下にある用紙を用紙P2とし、以下n枚目を用紙Pnとする。図5に示すように、振動発生装置18が振動動作を開始する前においては、用紙P1乃至用紙Pnの後端部は積載された状態のまま鉛直方向に揃っている。振動体17の下面に形成された鱗片状突起17aが用紙P1の送出方向後端部に当接した状態にて静止している。
用紙P1の先端部は、振動体17下面の傾斜と鱗片状突起17aと振動との働きにより、用紙P2から分離搬送されて、フィードローラ21と出没部材22とが対向する位置にまで送出される。用紙P1の先端部がフィードセンサ24によって検知されると、この検知信号に基づいて用紙押圧機構23は、出没部材22をフィードローラ21に向けて突出させる。この突出動作により、用紙P1は裏面からフィードローラ21に押圧される。フィードローラ21は用紙P1を下流へと搬送する方向に回転し、ローラ表面の摩擦力によって用紙P1を搬送ローラ対25に向けて送出する。
また、用紙P1の先端部がフィードセンサ24によって検知されたタイミングで振動発生装置18は振動の発生を停止する。すなわち、振動体17の動作が停止することにより、用紙P2以下の用紙の送出が一旦停止する。これにより、用紙P2以下の用紙が用紙P1の送出に伴って重送されたり、連続搬送されたりすることを防止する。
また、用紙P1の先端部が搬送センサ26によって検知されたタイミングで、振動発生装置18は振動の発生を再開する。
以下、振動体17が用紙P2、P3、…Pnに作用することにより給紙トレイ2に積載された用紙を用紙P1と同様に連続的に分離搬送される。
なお、以上説明した給紙動作において、フィードローラ21及び搬送ローラ対25の回転速度(線速)は、給紙機構3以降に配置された画像形成部における用紙搬送速度(線速)よりも速い用紙搬送速度となる回転速度に設定されている。これにより給紙トレイ2からの給送を素速く行うことができる。また、振動発生装置18が後続紙を分離搬送する時間を長く確保することができる。
複写機100にコピー動作命令がなされると、振動発生装置18は振動を開始する(ステップS1)。振動体17の振動により、用紙束Pから用紙P1が分離されて、その先端がフィードセンサ24によって検知されると(ステップS2)、フィードローラ21が回転を開始すると共に出没部材22がフィードローラ21に向けて突出する(ステップS3)。また、同時に振動発生装置18の振動が停止する。フィードローラ21と出没部材22との働きにより、下流側へと搬送された用紙P1の先端が搬送センサ26によって検知されると(ステップS4)、フィードローラ21が回転を停止し、出没部材22がフィードローラ21から退避する(ステップS5)。さらに用紙P1が下流側へと搬送されて、用紙P1がフィードセンサ24から検知されなくなり(ステップS6)、かつ次のコピー動作が行われない場合には(ステップS7にてNo)フローチャートを終了する。また、次のコピー動作が行われる場合には(ステップS7にてYes)ステップS1に戻る。
Claims (10)
- 複数枚の用紙を積載する給紙トレイと、前記用紙束の少なくとも最上部の用紙を最上部から二枚目の用紙上面に沿ってスライドさせて一枚ずつ分離して一方向へ送出する給紙機構と、を備えた給紙装置であって、
前記給紙機構は、前記用紙束の用紙送出方向後端縁に当接して該用紙送出方向へ加振しつつ分離する振動部材と、前記給紙トレイの用紙送出方向下流側に配置されて前記最上部の用紙表面と接触して該用紙を送出するフィードローラと、前記フィードローラの前記用紙との接触面に向けて出没自在に構成された出没部材及び該出没部材の駆動源を備えた用紙押圧機構と、装置全体を制御する制御手段と、を備え、
前記出没部材は、突出時に前記用紙の裏面を押圧して前記フィードローラと接触させることを特徴とする給紙装置。 - 前記フィードローラ表面の摩擦係数が、前記出没部材の前記用紙との接触面の摩擦係数よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記出没部材に回転自在のコロを備え、該コロが前記用紙の裏面と接触することを特徴とする請求項1又は2記載の給紙装置。
- 前記用紙押圧機構の近傍に前記用紙の有無を検出するフィードセンサを備え、前記制御手段は、前記用紙が前記フィードセンサによって検出された場合に、前記出没部材の駆動源を駆動して前記出没部材を突出させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の給紙装置。
- 前記制御手段は、前記出没部材の突出後、所定時間経過した後に前記出没部材を退避させることを特徴とする請求項4記載の給紙装置。
- 前記制御手段は、前記用紙が前記フィードセンサによって検出された場合に、前記振動部材を停止させることを特徴とする請求項4又は5記載の給紙装置。
- 前記フィードローラよりも用紙送出方向下流側に配置されて前記用紙を搬送する搬送ローラ対と、該搬送ローラ対の近傍に用紙の有無を検出する搬送センサと、を備え、前記制御手段は、前記用紙が前記搬送センサによって検出された場合に前記出没部材を退避させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の給紙装置。
- 前記制御手段は、前記用紙が前記搬送センサによって検出された場合に、前記振動部材を作動させることを特徴とする請求項7記載の給紙装置。
- 前記用紙に画像を形成する画像形成部と、請求項1乃至8の何れか一項記載の給紙装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記前記画像形成部における用紙搬送速度よりも前記給紙装置における用紙搬送速度を速く設定したことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
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