JP2011151625A - カメラ制御装置、カメラ制御方法及びカメラ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラがカメラ制御装置から離れた場所に配置されると、カメラが設置された場所にいる作業者に、カメラの調整を行ったことを知らせることが困難であった。
【解決手段】識別コード検出部7は、ネットワークを介して接続されるカメラC1より、カメラC1が撮像した被写体の画像を受け取り、画像に含まれる識別コードを検出する。識別コード解析部8は、検出された識別コードの画像より、カメラC1の所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する。動作指示部5は、識別コードにカメラC1の動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラC1に所定の動作を行わせる制御データをカメラC1に出力し、カメラC1が有するタリーランプ11に対して、カメラC1が所定の動作を実行したことを報知させる。
【選択図】図3
【解決手段】識別コード検出部7は、ネットワークを介して接続されるカメラC1より、カメラC1が撮像した被写体の画像を受け取り、画像に含まれる識別コードを検出する。識別コード解析部8は、検出された識別コードの画像より、カメラC1の所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する。動作指示部5は、識別コードにカメラC1の動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラC1に所定の動作を行わせる制御データをカメラC1に出力し、カメラC1が有するタリーランプ11に対して、カメラC1が所定の動作を実行したことを報知させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば、リモート接続されたカメラの動作を制御する場合に適用して好適なカメラ制御装置、カメラ制御方法及びカメラ制御システムに関する。
従来、カメラによって撮影中のライブ画像を中継したり、カメラで撮影された画像を用いてコンテンツの制作を行ったりするための機器として、ビデオスイッチャが知られている。ビデオスイッチャは、複数のチャンネルの画像信号を入力し、それらの画像信号を切り換えて画像出力先のプロジェクタ等に出力したり、画像切り換え時に画像にワイプ等のエフェクトを付加したりする装置である。ビデオスイッチャを使用することにより、現在オンエア画像として出力されている画像(PGM出力画像)と、次にオンエア画像として出力される予定の画像(NEXT出力画像;プレビュー出力画像とも称される。)との切り換えも容易に行うことができる。
また、ビデオスイッチャは、画像切り替えの前に、PGM出力画像とNEXT出力画像の両方を作業者が同時に確認できるように、これらの画像を画像出力先の表示装置等の画面上にマルチビュア表示させることもできる。マルチビュア表示とは、複数に分割された画面上の各領域に、それぞれ異なる画像信号による画像を表示する表示形態を指す。このような表示が行われることで、作業者はオンエア画像として出力中のPGM出力画像を確認しながら、次にオンエアするNEXT出力画像の位置合わせなどの調整を行うことができる。
上述したようなライブ画像の撮影に複数台のカメラを用いる場合には、ビデオスイッチャに加えて、複数のカメラの動作を制御するカメラコントローラが使用されることが多い。カメラコントローラとは、ケーブル等で接続されたカメラのアイリスやフォーカス、ズーム等のカメラコントロールを、遠隔操作により行える装置である。
特許文献1には、2次元バーコードを撮影して得られる画像から認識した画像に基づき所定の動作を行う技術が開示されている。
ところで、カメラのホワイトバランスを手動で調整する場合、カメラコントローラを操作してカメラに実行指示を与える作業者と、カメラの撮像方向に被写体ボードを持って待機する作業者と、で最低でも2名の人員が必要である。従来は、カメラのホワイトバランス調整における開始又は終了の合図は口頭でしかなされていなかったため、被写体ボードを持つ作業者は、いつホワイトバランスの調整が完了したのか簡単に分からなかった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、カメラがカメラ制御装置から離れた場所に配置される場合に、カメラが設置された場所にいる作業者に所定の動作を実行したことを知らせることを目的とする。
本発明は、ネットワークを介して接続されるカメラより、カメラが撮像した被写体の画像を受け取り、画像に含まれる識別コードを検出する。
次に、検出された識別コードの画像より、カメラの所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する。
そして、識別コードにカメラの動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラに所定の動作を行わせる制御データをカメラに出力し、カメラが有する報知部に対して、カメラが所定の動作を実行したことを報知させるものである。
次に、検出された識別コードの画像より、カメラの所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する。
そして、識別コードにカメラの動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラに所定の動作を行わせる制御データをカメラに出力し、カメラが有する報知部に対して、カメラが所定の動作を実行したことを報知させるものである。
このようにしたことで、所定の動作をカメラに行わせ、カメラが所定の動作を実行したことを報知部に報知させることができる。
本発明によれば、カメラが撮像した画像に識別コードが含まれる場合に、カメラ制御装置が識別コードを解析して、この識別コードによって定義される所定の動作をカメラに行わせ、カメラが所定の動作を実行したことを報知部に報知させる。このため、カメラがカメラ制御装置から離れた場所に配置される場合に、カメラが設置された場所にいる作業者にカメラの調整が行われたことを確実に知らせることが可能となり、カメラの調整作業を効率化することができる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.一実施の形態(カメラへの動作指示:カメラ制御装置がカメラにホワイトバランス処理を自動的に行わせる例)
2.変形例
1.一実施の形態(カメラへの動作指示:カメラ制御装置がカメラにホワイトバランス処理を自動的に行わせる例)
2.変形例
以下、本発明の一実施の形態について、図1〜図4を参照して説明する。本実施の形態では、複数台のカメラC1〜C7が接続されたカメラ制御装置2を備えるカメラ制御システム10に適用した例について説明する。
<1.一実施の形態>
[システムの構成例]
図1は、本実施の形態によるカメラ制御システム10の接続構成例を示す。
カメラ制御システム10は、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能を備えたカメラ制御装置2と、n台のカメラC1〜C7(本例では、n=7)を備える。カメラ制御装置2には、カメラC1〜C7の動作を制御するカメラコントローラ3がネットワークを介して接続される。なお、本実施の形態ではカメラ制御装置2とカメラコントローラ3とを別々に構成した場合を例に挙げたが、これらを一体化した画像信号処理装置1に適用してもよい。
[システムの構成例]
図1は、本実施の形態によるカメラ制御システム10の接続構成例を示す。
カメラ制御システム10は、ビデオスイッチャ機能とカメラコントロール機能を備えたカメラ制御装置2と、n台のカメラC1〜C7(本例では、n=7)を備える。カメラ制御装置2には、カメラC1〜C7の動作を制御するカメラコントローラ3がネットワークを介して接続される。なお、本実施の形態ではカメラ制御装置2とカメラコントローラ3とを別々に構成した場合を例に挙げたが、これらを一体化した画像信号処理装置1に適用してもよい。
カメラ制御装置2とカメラコントローラ3は、持ち運び可能な形態としてあり、例えば大講堂や大会議室、ライブ会場などで開催されるイベントの中継や、イベントの様子を紹介する画像コンテンツの制作に使用される。
カメラ制御装置2には、制御線6が接続される制御線インタフェースと、画像線V1〜V7が個別に接続される複数の画像入力端子が設けてある。カメラC1〜C7と、カメラ制御装置2は、制御線6によってディジーチェーン接続されており、カメラ制御装置2がカメラC1〜C7に制御線6を介して制御信号を出力する。
カメラC1〜C7は、画像線V1〜V7を介して、カメラ制御装置2のSDI(Serial Digital Interface)入力端子等に接続してある。そして、カメラ制御装置2には、画像入力元として、カメラC1〜C7の7台のカメラと、不図示のパーソナルコンピュータが接続されている。
カメラ制御装置2は、前述したようにビデオスイッチャ機能とカメラコントロールの両方の機能を備えたものであり、ビデオスイッチャとして機能するビデオスイッチャ機能モードのときには、PGM出力画像とNEXT出力画像の切り替え等を行う。カメラコントローラとして機能するカメラコントローラモードのときには、制御対象となるカメラC1〜C7に対する制御を行う。このとき、カメラコントローラ3は、作業者による操作内容に応じた操作信号を、カメラ制御装置2が備える動作指示部5に送信する。カメラ制御装置2から出力する画像の切り替え指示等は、カメラコントローラ3を介して行われる。
カメラC1〜C7は、それぞれ画像線V1〜V7によって、カメラ制御装置2に接続されており、カメラC1〜C7で撮影された各画像ソースは、各入力端子を通してカメラ制御装置2に個別に入力する。一方、カメラC1〜C7における撮像動作は、カメラ制御装置2が制御線6を介して供給する同期信号に同期して行われる。
ここで、カメラC1〜C7は、例えばVISCA(登録商標)プロトコルのシリアルインタフェースを備えており、カメラ制御装置2とは、制御信号の伝送に用いられるシリアル形式の制御線6によって接続されている。つまりカメラ制御装置2は、カメラC1〜C7に制御信号(カメラ制御データ)を供給することによって、カメラC1〜C7の動作を制御する。また、カメラC1〜C7からの応答として、例えば、ACKメッセージ等は、制御線6を通してカメラ制御装置2に送信される。
不図示のパーソナルコンピュータは、カメラ制御装置2のDVI入力端子又はRGB入力端子等に接続される。そして、不図示のHDD(Hard Disk Drive)等からなる記録装置に記録された静止画像や動画像などを、カメラ制御装置2に入力したり、カメラ制御装置2が出力する各種の画像を記録したりする。また、カメラ制御装置2には、例えばFPD(Flat Panel Display)等よりなる表示装置、プロジェクタ等からなる表示装置が接続されており、これらの装置に画像を出力して、カメラC1〜C7から入力する画像を表示できる。
図2は、カメラC1に動作を指示する場合のモデル図を示す。
カメラ制御装置2は、各部を制御する制御部12を備え、制御部12は、カメラコントローラ3に入力されたメニュー操作等の操作入力を受け付ける。カメラ制御装置2を操作する作業者15は、カメラコントローラ3を用いてカメラC1に対し所定の動作を指示する。なお、本例では、カメラ制御装置2がカメラC1に動作を指示する場合について説明するが、同様の動作指示は、カメラC2〜C7のいずれに対しても行うことができる。
カメラ制御装置2は、各部を制御する制御部12を備え、制御部12は、カメラコントローラ3に入力されたメニュー操作等の操作入力を受け付ける。カメラ制御装置2を操作する作業者15は、カメラコントローラ3を用いてカメラC1に対し所定の動作を指示する。なお、本例では、カメラ制御装置2がカメラC1に動作を指示する場合について説明するが、同様の動作指示は、カメラC2〜C7のいずれに対しても行うことができる。
ここで、カメラC1の撮像方向には、作業者16が被写体ボード17を持って待機している。本例では、被写体ボード17をホワイトボードとしており、被写体ボード17には、識別コード18が付される。本例では、識別コード18に、2次元コードを用いており、識別コード18には、カメラC1のホワイトバランスを調整する動作定義情報が含まれる。そして、カメラC1は、被写体ボード17と識別コード18が含まれる画像をカメラ制御装置2に送る。
制御部12は、受け取った画像から識別コード18を抽出し、識別コード18から各種の情報を解析し、制御データを取り出す。そして、カメラ制御装置2は、制御線6を通じてカメラC1に制御データを送る。カメラC1は、受け取った制御データに基づいて所定の動作を行う。この所定の動作は、画像に含まれる被写体ボード17の色味に基づいて、カメラC1がホワイトバランスを調整する処理である。
なお、制御部12が行う処理の詳細については、後述する図3と図4を参照して説明する。
なお、制御部12が行う処理の詳細については、後述する図3と図4を参照して説明する。
図3は、カメラ制御装置2とカメラC1の内部構成例を示す。
カメラ制御装置2は、カメラC1より、カメラC1が撮像した被写体ボード17の画像を受け取り、画像に含まれる識別コード18の画像を検出する識別コード検出部7と、検出された識別コード18の画像より、カメラC1の所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する識別コード解析部8を備える。また、カメラ制御装置2は、識別コード18にカメラC1の動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラC1に所定の動作を行わせる制御命令を含んだ制御データを、カメラC1に出力する動作指示部5を備える。この動作指示部5は、カメラC1が有するタリーランプ11を発光させて、カメラC1が所定の動作を実行したことを作業者16に報知する。
カメラ制御装置2は、カメラC1より、カメラC1が撮像した被写体ボード17の画像を受け取り、画像に含まれる識別コード18の画像を検出する識別コード検出部7と、検出された識別コード18の画像より、カメラC1の所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する識別コード解析部8を備える。また、カメラ制御装置2は、識別コード18にカメラC1の動作を定義する情報が含まれる場合に、カメラC1に所定の動作を行わせる制御命令を含んだ制御データを、カメラC1に出力する動作指示部5を備える。この動作指示部5は、カメラC1が有するタリーランプ11を発光させて、カメラC1が所定の動作を実行したことを作業者16に報知する。
また、カメラ制御装置2は、入出力端子として、カメラC1より画像信号を入力する画像入力端子i1を備える。画像入力端子i1には、画像線V1のコネクタが接続される。また、カメラ制御装置2は、カメラC1に対して制御信号を出力する制御線端子c1を備える。制御線端子c1には、制御線6のコネクタが接続される。カメラ制御装置2は、制御線6を通じて、ディジーチェーン接続されたカメラC1からカメラC7まで順に制御信号を送る。ここで、カメラ制御装置2は、画像線V2〜V7に対応する画像入力端子を備えるが、図3では不図示としてある。
カメラC1は、各部の動作を制御するカメラ制御部21と、光学レンズ、シャッタ、アイリス等からなり、被写体の撮像動作を行う光学系23と、光学系23を介して入射した被写体の像光よりアナログ画像信号を生成する撮像素子24を備える。また、カメラC1は、撮像素子24から受け取ったアナログ画像信号に対して所定の処理を施し、デジタル画像信号として出力する画像処理部25を備える。そして、カメラC1は、画像処理部25が処理したデジタル画像信号をカメラ制御装置2に出力する。
また、カメラC1は、カメラ制御部21の制御によって作業者16に調整の終了を知らせるタリーランプ11を備える。タリーランプ11が所定の発光パターンで点滅すると、作業者16はカメラC1のホワイトバランス調整が完了したことを知ることができる。このように、タリーランプ11は、作業者16にカメラC1の調整が実行されたことを知らせる報知部として用いられる。
また、カメラC1は、カメラ制御装置2から伸びる制御線6のコネクタが接続される制御線端子9iと、次段のカメラC2に伸びる制御線6のコネクタが接続される制御線端子9oを備える。制御線端子9i,9oには、シリアル通信可能な伝送規格として、RS−232Cが用いられる。また、カメラC1は、画像線V1を通じてカメラ制御装置2に撮像した画像を出力するビデオ出力端子4を備える。
なお、カメラC2〜C7についても、カメラC1と同様の構成としてあるため、カメラC2〜C7の入出力端子について詳細な説明は省略する。
なお、カメラC2〜C7についても、カメラC1と同様の構成としてあるため、カメラC2〜C7の入出力端子について詳細な説明は省略する。
図4は、カメラC1とカメラ制御装置2の処理例を示す。
始めに、カメラC1は、被写体ボード17を撮影する(ステップS1)。カメラC1がホワイトバランスを調整する場合、被写体ボード17の一部に識別コード18を付しておく。そして、カメラC1は、被写体ボード17を撮影すると同時に識別コード18も撮影する。
始めに、カメラC1は、被写体ボード17を撮影する(ステップS1)。カメラC1がホワイトバランスを調整する場合、被写体ボード17の一部に識別コード18を付しておく。そして、カメラC1は、被写体ボード17を撮影すると同時に識別コード18も撮影する。
次に、カメラC1は、識別コード18が含まれる画像をカメラ制御装置2に送る(ステップS2)。カメラ制御装置2は、カメラC1から画像を受信する(ステップS3)。次に、識別コード検出部7は、受信した画像に含まれる識別コード18の画像を検出する(ステップS4)。
次に、識別コード解析部8は、検出した識別コード18の画像を解析して、識別コード18で定義されている動作定義情報を取り出す。動作指示部5は、動作定義情報に基づいて、動作定義情報に対する処理に対応する制御データが記録される不図示の制御テーブルより、カメラC1にホワイトバランス調整を行わせる制御データを読み出す。次に、カメラ制御装置2は、カメラC1に制御データを送信する(ステップS6)。
カメラC1は、カメラ制御装置2から制御データを受信する(ステップS7)。そして、受信した制御データに基づいて、カメラC1はホワイトバランス処理を実行する。(ステップS8)。このようにして、カメラC1は、自動的にホワイトバランスを調整する。
ホワイトバランスの調整が終わると、カメラC1は、処理完了通知をカメラ制御装置2に送信する(ステップS9)。カメラ制御装置2は、処理完了通知を受信して(ステップS10)、カメラC1のホワイトバランス処理が完了したことを知る。
処理完了通知を受け取ると、カメラ制御装置2は、タリーランプ11を点滅させる点滅命令をカメラC1に送信する(ステップS11)。カメラC1は、点滅命令を受け取ると、タリーランプ11を点滅させて(ステップS12)、ホワイトバランス取得用の被写体ボード17を持っている作業者16に、ホワイトバランスの動作を実行したことを知らせる。
以上説明した一実施の形態に係るカメラコントロール機能を有したカメラ制御装置2は、カメラC1に対して被写体ボード17を撮像する指示を行い、カメラC1は、撮像した画像をカメラ制御装置2に出力する。ここで、被写体ボード17の一部に2次元コード等の動作定義をした識別コード18を付しておく。カメラ制御装置2は、カメラC1から受け取った画像から抽出した識別コード18に対応する制御データをカメラC1に出力する。そして、カメラC1は、制御データに基づいて、カメラ制御装置2側で予め定義しておいた動作を自動的に実行する。このようにして、カメラ制御装置2は、カメラC1に対して、自動的にホワイトバランスを調整させることが可能となる。
また、カメラC1のホワイトバランス調整が実行されると、カメラ制御装置2からカメラC1にタリーランプ11を点滅させる等の命令を与えて、ホワイトバランスの実行が行われたことをカメラC1が設置される場所にいる作業者16に知らせる。このように、カメラC1が被写体ボード17を撮影したことをトリガーとして、カメラC1がホワイトバランスを調整する。このため、運用時には、カメラコントローラ3を操作する作業者15は不要になり、ワンマンオペレーションが可能となる。
<2.変形例>
なお、カメラC1を動作させる複数の動作指示をスクリプトとして管理しておき、このスクリプトを用いて、カメラC1に複数の動作を連続して実行させてもよい。ここで、スクリプトを管理する管理サーバ4に接続されるカメラ制御装置2を備えたカメラ制御システム30について説明する。
なお、カメラC1を動作させる複数の動作指示をスクリプトとして管理しておき、このスクリプトを用いて、カメラC1に複数の動作を連続して実行させてもよい。ここで、スクリプトを管理する管理サーバ4に接続されるカメラ制御装置2を備えたカメラ制御システム30について説明する。
図5は、カメラ制御システム30の構成例を示す。
カメラ制御システム30において、カメラ制御装置2は、ネットワークを介して管理サーバ4に接続される。管理サーバ4は、カメラC1〜C7に複数の動作指示を与えるスクリプトを管理しており、カメラ制御装置2からのアクセス要求に従って、カメラ制御装置2に制御データを出力する。
カメラ制御システム30において、カメラ制御装置2は、ネットワークを介して管理サーバ4に接続される。管理サーバ4は、カメラC1〜C7に複数の動作指示を与えるスクリプトを管理しており、カメラ制御装置2からのアクセス要求に従って、カメラ制御装置2に制御データを出力する。
カメラ制御装置2は、カメラC1が撮影した画像に識別コード18の画像が含まれていた場合に、識別コード18にコード化されている管理サーバ4の位置情報(例えば、URL)を取り出して、管理サーバ4にアクセスする。このとき、カメラ制御装置2は、識別コード18から抽出した動作定義情報も管理サーバ4に送る。管理サーバ4は、動作定義情報に対する処理に対応する制御データと、カメラC1に一連の動作指示を与えるスクリプトが記録される不図示の制御テーブルを備える。そして、管理サーバ4は、カメラ制御装置2がアクセス要求したことにより、受け取った動作定義情報に基づいて、制御テーブルから読み出した制御データとスクリプトをカメラ制御装置2に送る。カメラ制御装置2は、管理サーバ4からスクリプトと制御データを受け取ると、カメラC1に一連の動作指示を与える。これにより、カメラ制御装置2は、カメラC1をスクリプト通りにコントロールすることが可能となり、例えば、毎日、同じ時刻に同じ動作をカメラC1に指示することも可能となる。
また、カメラ制御装置2は、カメラC1から受け取った画像に基づいて管理サーバ4にアクセスし、カメラC1に一連の動作指示を与えるため、管理サーバ4の位置情報を入力するための入力装置(キーボード等)を設けなくてもよい。また、カメラC1に対する動作指示は、管理サーバ4がスクリプトで管理するため、カメラ制御装置2が別のカメラ制御装置2に置き換えられてもよい。この場合、置換後のカメラ制御装置2が管理サーバ4から読み出したスクリプトを用いてカメラC1に所定の動作を自動実行できる。このため、業者から借り入れたカメラ制御装置2を用いてカメラ制御システム30を構築した後、カメラ制御装置2を業者に返却した場合であっても、再度借り入れたカメラ制御装置2を用いて、以前と同様にカメラ制御システム30を構築できる。
また、被写体ボード17には、ホワイトボードだけでなく、グレースケールチャートを用いてもよい。識別コード18には、2次元コードだけでなく、1次元コードや、ホログラムを用いた3次元コードを用いてもよい。
また、カメラ制御装置2がカメラC1〜C7にホワイトバランス処理を行わせる例を説明したが、他の処理を行わせてもよい。また、カメラC1〜C7のアイリス等を一斉に駆動させる処理を行わせてもよい。
また、報知部として、例えば、スピーカを備え、カメラに指示した所定の動作が完了したタイミングで放音するようにしてもよい。また、報知部として、画像を表示する液晶パネル等を備え、所定の動作が実行されたことを画像で表示してもよい。また、報知部が所定の動作の実行を報知するタイミングは、所定の動作の開始または終了のいずれでもよく、必要に応じて動作の実行中に報知してもよい。
1…画像信号処理装置、2…カメラ制御装置、3…カメラコントローラ、5…動作指示部、6…制御線、7…識別コード検出部、8…識別コード解析部、10…カメラ制御システム、11…タリーランプ、12…制御部、17…被写体ボード、18…識別コード、21…カメラ制御部、23…光学系、24…撮像素子、25…画像処理部、30…カメラ制御システム、C1〜C7…カメラ
Claims (8)
- ネットワークを介して接続されるカメラより、前記カメラが撮像した被写体の画像を受け取り、前記画像に含まれる識別コードを検出する識別コード検出部と、
検出された前記識別コードの画像より、前記カメラの所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する識別コード解析部と、
前記識別コードに前記カメラの動作を定義する情報が含まれる場合に、前記カメラに前記所定の動作を行わせる制御データを前記カメラに出力し、前記カメラが有する報知部に対して、前記カメラが所定の動作を実行したことを報知させる動作指示部と、を備える
カメラ制御装置。 - 前記画像には、前記カメラのホワイトバランスを調整するために用いられる、前記識別コードが付された被写体ボードを撮像した画像が含まれ、
前記所定の動作は、前記画像に含まれる前記被写体ボードの色味に基づいて、前記カメラがホワイトバランスを調整する処理である
請求項1記載のカメラ制御装置。 - 前記被写体ボードは、ホワイトボード又はグレースケールチャートである
請求項2記載のカメラ制御装置。 - 前記報知部は、所定の発光パターンで点滅するタリーランプである
請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラ制御装置。 - 前記識別コードは、2次元コードである
請求項1〜4のいずれか1項に記載のカメラ制御装置。 - ネットワークを介して接続されるカメラより、前記カメラが撮像した被写体の画像を受け取り、前記画像に含まれる識別コードを検出するステップと、
検出された前記識別コードの画像より、前記カメラの所定の動作を定義する情報が含まれるか否かを解析するステップと、
前記識別コードに前記カメラの動作を定義する情報が含まれる場合に、前記カメラに前記所定の動作を行わせる制御データを前記カメラに出力し、前記カメラが有する報知部に対して、前記カメラが所定の動作を実行したことを報知させるステップと、を含む
カメラ制御方法。 - アクセス要求に従って、ネットワークを介して接続されるカメラに所定の動作を行わせる制御データを出力する管理サーバと、
前記管理サーバ及び前記カメラにネットワークを介して接続され、前記カメラが撮像した被写体の画像を受け取り、前記画像に含まれる識別コードを検出する識別コード検出部と、
検出された前記識別コードの画像より、前記カメラの動作を定義する情報が含まれるか否かを解析する識別コード解析部と、
前記識別コードに前記カメラの動作を定義する情報が含まれる場合に、前記管理サーバに前記制御データを読み出すアクセス要求を行い、前記管理サーバから前記制御データを受け取って、前記制御データを前記カメラに出力し、前記カメラが有する報知部に対して、前記カメラが所定の動作を実行したことを報知させる動作指示部と、を有するカメラ制御装置と、を備える
カメラ制御システム。 - 前記制御データは、前記所定の動作として、前記カメラに複数の動作を連続して実行させるスクリプトである
請求項7記載のカメラ制御システム。
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JP2015150138A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | Hoya株式会社 | 内視鏡システム、画像生成装置およびマウスピース |
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