JP2011149854A - 傾斜検出装置及びレーザ測量機 - Google Patents

傾斜検出装置及びレーザ測量機 Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡単で低コストの傾斜検出装置であり、而も傾斜角の検出精度の高い傾斜検出装置を提供する。
【解決手段】重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサ2と、重力方向に対する傾斜を検出し、第1傾斜センサ2より低い精度で、第1傾斜センサ2より広範囲で傾斜を検出する第2傾斜センサ3とを有する傾斜検出装置1であって、第1傾斜センサ2と第2傾斜センサ3とは相対的に固定され、第1傾斜センサ2により検出された基準位置、検出方向を基準として第2傾斜センサ3によって傾斜を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は高精度に水平を検出し得ると共に任意の角度を検出可能な傾斜検出装置及びレーザ光線を回転照射し、水平面或は所望の傾斜面を形成するレーザ測量機に関するものである。
レーザ測量機はレーザ光線を回転照射し、建築作業、土木作業に必要な基準線、基準面を形成するものであり、水平基準面の形成、傾斜基準面の設定の為、傾斜検出装置を具備している。
従来、水平基準面を形成すると共に所望の傾斜角の基準面を形成可能なレーザ測量機として、特許文献1及び特許文献2に示されるものがある。
特許文献1に用いられている傾斜検出装置は、水平を高精度に検出する傾斜センサと、基準位置からの傾斜角を検出するエンコーダの組合わせであり、傾斜センサが水平を検出し、エンコーダは水平からの角度を高精度に検出するものである。前記傾斜センサが水平を高精度に検出し、前記エンコーダが前記傾斜センサで設定された水平からの角度を検出することで、水平からの任意な傾斜角が検出可能となる。
特許文献2に用いられている傾斜検出装置は、水平を高精度に検出する傾斜センサと重力場に対する傾斜角を検出する重力センサの組合わせであり、水平は傾斜センサで正確に検出し、傾斜角は前記重力センサによって直接検出するものである。
特許文献1に示される傾斜検出装置は、エンコーダにより高精度に角度検出ができることから、特許文献1に係るレーザ測量機では、水平基準面及び傾斜基準面が高精度に設定できる。
然し乍ら、特許文献1の傾斜検出装置ではエンコーダの機構が複雑であり、高価であるという問題がある。又、特許文献2の傾斜検出装置では、水平は高精度に検出できるが、傾斜角を重力センサによって検出しており、重力センサは分解能(検出精度)が低い。この為、特許文献2の傾斜検出装置は、構造は簡単であるが、傾斜角の検出精度が低いという問題を有していた。
特開2007−132716号公報 特開2006−308592号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、構造が簡単で低コストの傾斜検出装置であり、而も傾斜角の検出精度の高い傾斜検出装置を提供し、又該傾斜検出装置をレーザ測量機に採用することで、水平基準面或は傾斜基準面を高精度で設定可能であり、而も低コストの傾斜検出装置を提供するものである。
本発明は、重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出する第2傾斜センサとを有する傾斜検出装置であって、前記第1傾斜センサと前記第2傾斜センサとは相対的に固定され、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出する傾斜検出装置に係るものである。
又本発明は、前記第2傾斜センサは、傾斜の検出範囲が部分的に重なる或は連続する複数の小検出範囲を設定可能であり、前記複数の小検出範囲の内、第1の小検出範囲の基準は前記第1傾斜センサによって設定され、第2の小検出範囲では、該第2の小検出範囲と重なる或は連続する前記第1の小検出範囲で得られる所定の値である傾斜検出装置に係り、又第3の小検出範囲を更に有し、該第3の小検出範囲に於ける基準は、前記第2の小検出範囲に於いて検出された検出結果である傾斜検出装置に係り、又前記第2傾斜センサは、該第2傾斜センサが検出可能な傾斜角度範囲を全て含む大検出範囲と、該大検出範囲の一部である小検出範囲とを設定可能であると共に、該小検出範囲の分解能は前記大検出範囲より高分解能に設定され、該小検出範囲での傾斜検出は前記大検出範囲で検出された検出結果を基準として行われる傾斜検出装置に係り、又前記第1傾斜センサを複数具備し、複数の前記第1傾斜センサは傾きを異ならせて設置され、前記第2傾斜センサは、前記第1傾斜センサの1つが検出した基準位置に基づき傾斜を検出する傾斜検出装置に係り、又前記第2傾斜センサは、傾斜変位センサと、該傾斜変位センサからの検出信号を増幅する増幅器と、該増幅器での基準位置を設定するリファレンス設定器と、前記増幅器のゲインを設定するゲイン設定器とを具備し、検出される傾斜角に応じて基準をオフセット可能であると共に前記増幅器のダイナミックレンジを設定された前記小検出範囲に対応させる傾斜検出装置に係るものであり、更に又前記第1傾斜センサはチルトセンサであり、前記第2傾斜センサは加速度センサである傾斜検出装置に係るものである。
又本発明は、レーザ光線を発する光源と、前記レーザ光線を回転照射する回動部とを有するレーザ光線投光部と、該レーザ光線投光部を傾斜させる駆動部と、前記レーザ光線投光部の傾斜を検出する傾斜検出装置とを有し、該傾斜検出装置は、重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出し、前記第1傾斜センサに相対的に固定された第2傾斜センサとを有し、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出し、前記駆動部により傾斜を設定するレーザ測量機に係るものである。
又本発明は、前記傾斜検出装置は前記レーザ光線投光部に対して傾動可能に設けられ、前記第1傾斜センサが水平を検出する状態から、前記第2傾斜センサの検出結果を基に前記傾斜検出装置を所定の傾斜に設定し、前記駆動部により前記第1傾斜センサが水平を検出する様前記レーザ光線投光部を傾斜させ、傾斜を設定するレーザ測量機に係るものである。
又本発明は、前記第1傾斜センサ及び前記第2傾斜センサは、前記レーザ光線投光部に設けられ、前記第1傾斜センサ及び前記第2傾斜センサは、前記レーザ光線投光部を介して相対的に固定され、前記第1傾斜センサが水平を検出する状態から、前記第2傾斜センサの検出結果を基に前記レーザ光線投光部を傾斜させ、傾斜を設定するレーザ測量機に係るものである。
本発明によれば、重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出する第2傾斜センサとを有する傾斜検出装置であって、前記第1傾斜センサと前記第2傾斜センサとは相対的に固定され、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出するので、基準となる水平は高精度に検出しつつ、安価な第2傾斜センサを用いることで、製作コストを低減することができる。
又本発明によれば、前記第2傾斜センサは、傾斜の検出範囲が部分的に重なる或は連続する複数の小検出範囲を設定可能であり、前記複数の小検出範囲の内、第1の小検出範囲の基準は前記第1傾斜センサによって設定され、第2の小検出範囲では、該第2の小検出範囲と重なる或は連続する前記第1の小検出範囲で得られる所定の値であり、又第3の小検出範囲を更に有し、該第3の小検出範囲に於ける基準は、前記第2の小検出範囲に於いて検出された検出結果であるので、前記第2傾斜センサの検出範囲を部分的に限定することで、前記第2傾斜センサの検出精度の設定が可能となる。
又本発明によれば、前記第2傾斜センサは、該第2傾斜センサが検出可能な傾斜角度範囲を全て含む大検出範囲と、該大検出範囲の一部である小検出範囲とを設定可能であると共に、該小検出範囲の分解能は前記大検出範囲より高分解能に設定され、該小検出範囲での傾斜検出は前記大検出範囲で検出された検出結果を基準として行われるので、前記第2傾斜センサの検出範囲を部分的に限定し、限定した範囲で高分解能に設定するので、広範囲の検出範囲を保持したままで、分解能を向上させることができる。
又本発明によれば、前記第1傾斜センサを複数具備し、複数の前記第1傾斜センサは傾きを異ならせて設置され、前記第2傾斜センサは、前記第1傾斜センサの1つが検出した基準位置に基づき傾斜を検出するので、所定傾斜角度毎に前記第1傾斜センサで検出された結果が基準となるので、広範囲で高精度の傾斜検出が可能となる。
又本発明によれば、前記第2傾斜センサは、傾斜変位センサと、該傾斜変位センサからの検出信号を増幅する増幅器と、該増幅器での基準位置を設定するリファレンス設定器と、前記増幅器のゲインを設定するゲイン設定器とを具備し、検出される傾斜角に応じて基準(リファレンス)をオフセット可能であると共に前記増幅器のダイナミックレンジを設定された前記小検出範囲に対応させるので、前記第2傾斜センサの基本的な構造を変えることなく、又広範囲の検出範囲を保持したままで、前記第2傾斜センサの分解能を向上させることができる。
又本発明によれば、前記第1傾斜センサはチルトセンサであり、前記第2傾斜センサは加速度センサであるので、安価な加速度センサを用いることで製作コストの低減が図れる。
又本発明によれば、レーザ光線を発する光源と、前記レーザ光線を回転照射する回動部とを有するレーザ光線投光部と、該レーザ光線投光部を傾斜させる駆動部と、前記レーザ光線投光部の傾斜を検出する傾斜検出装置とを有し、該傾斜検出装置は、重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出し、前記第1傾斜センサに相対的に固定された第2傾斜センサとを有し、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出し、前記駆動部により傾斜を設定するので、基準面の傾斜を広範囲で設定することができるという優れた効果を発揮する。
本発明の1実施例に係る傾斜検出装置の概略を示すブロック図である。 該傾斜検出装置に用いられる第2傾斜センサのブロック図である。 該第2傾斜センサの分解能を示す説明図である。 第2の実施例に於ける第2傾斜センサの分解能を示す説明図である。 第2の実施例の第2傾斜センサのブロック図である。 第3の実施例の傾斜検出装置のブロック図である。 第3の実施例に於ける第2傾斜センサの分解能を示す説明図である。 本発明に係る傾斜検出装置を具備するレーザ測量機の第1の実施例の要部斜視図である。 本発明に係るレーザ測量機の制御装置の概略を示すブロック図である。 (A)(B)は該レーザ測量機の作動を示す説明図であり、(A)は傾斜角設定の状態、(B)は傾斜基準面設定の状態を示している。 本発明に係る傾斜検出装置を具備するレーザ測量機の第2の実施例の要部斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る傾斜検出装置の概略を示しており、図1中、1は傾斜検出装置、2は重力方向に対する傾斜を検出すると共に、基準位置、例えば水平、或は鉛直を高精度で検出する高分解能の第1傾斜センサであり、該第1傾斜センサ2は、例えば光電傾斜センサである。
又、3は勾配設定用の第2傾斜センサであり、前記第1傾斜センサ2より低い分解能を有し、前記第1傾斜センサ2より広い範囲で傾斜を検出する。例えば、第2傾斜センサ3は、重力方向に対する傾斜(鉛直に対する傾斜、或は水平に対する傾斜)を検出する加速度センサである。図1中、4は、前記第1傾斜センサ2、前記第2傾斜センサ3からの信号に基づき、水平、又は傾斜角を演算し、傾斜角信号として出力する傾斜演算部である。
前記第1傾斜センサ2と、前記第2傾斜センサ3は一体化されているか、或は傾斜を検出する被検査体に個別に設けられる。前記第1傾斜センサ2、前記第2傾斜センサ3が個別に設けられる場合は、前記第1傾斜センサ2と前記第2傾斜センサ3が一体に傾斜する様に、即ち前記第1傾斜センサ2と前記第2傾斜センサ3とが相対的に固定された状態で取付けられる。
又、前記第1傾斜センサ2が検出する傾斜方向と、前記第2傾斜センサ3が検出する傾斜方向とは一致しており、該第2傾斜センサ3は前記第1傾斜センサ2が検出した水平を基準として、該第1傾斜センサ2が検出する方向の傾斜を、又前記第1傾斜センサ2が検出する傾斜範囲を超えた傾斜を検出する。
前記第1傾斜センサ2は、水平を高精度に検出すると共に水平を中心に±4′の範囲で傾斜角を検出し、第1傾斜検出信号5として出力する。尚、前記第1傾斜センサ2の検出精度は、例えば±1″である。又、前記第2傾斜センサ3は、通常の仕様では、鉛直を中心に±30゜の範囲で傾斜角を検出し前記第2傾斜センサ3の検出精度は、例えば±1′である。
前記第2傾斜センサ3を、更に図2に示している。
前記第2傾斜センサ3は、重力方向に対する傾斜変位を感知する傾斜変位センサ6、該傾斜変位センサ6からの信号を増幅する増幅器7、該増幅器7でのリファレンス電圧を設定するリファレンス設定器8を有している。前記傾斜変位センサ6は、例えば加速度センサであり、重力方向、即ち鉛直に対する傾斜変位を検知するものであり、傾斜変位に対応した信号を発する。又、前記リファレンス設定器8は、例えばマイクロコンピュータが用いられ、前記傾斜変位センサ6が検出する任意の傾斜角で、前記増幅器7からの出力を0Vとなる様にリファレンス(基準位置)をオフセットさせる。尚、前記増幅器7からの出力は、第2傾斜検出信号9として前記傾斜演算部4に入力され、該傾斜演算部4により前記第2傾斜検出信号9に基づき傾斜角が演算される。
次に、図3を参照して、第1の実施例に係る前記傾斜検出装置1の傾斜検出の作用について説明する。
第1の実施例では、前記傾斜変位センサ6が検出する角度が所定角度を超える度に、該所定角度での前記増幅器7からの出力電圧が0Vとなる様に前記増幅器7に印加するリファレンス電圧(オフセット電圧)を設定する。
例えば、図3に示される様に、前記傾斜変位センサ6が−10゜〜+10゜の範囲で傾斜を検出し、前記増幅器7の出力電圧が最大で5V(ダイナミックレンジが5V)と仮定する。前記リファレンス設定器8は前記第2傾斜センサ3が1゜検出する毎に、前記リファレンス設定器8は、前記増幅器7からの出力電圧が0Vとなる様に前記増幅器7に印加するリファレンス電圧を設定する。
例えば、1°15′を検出する場合は、前記第1傾斜センサ2で水平を検出した位置で前記増幅器7からの出力電圧が0Vとなる様に前記増幅器7に印加するリファレンス電圧を設定する。
前記傾斜検出装置1が傾斜し、前記傾斜変位センサ6の検出角度が1゜となった時点で前記増幅器7の出力は5Vとなり、又前記傾斜変位センサ6の検出角度が1゜となった時点で前記リファレンス設定器8は前記増幅器7からの出力が0Vとなる様に前記増幅器7に印加するリファレンス電圧を再設定する。前記傾斜変位センサ6が更に傾斜し、15′に対応する検出信号を出力した時点が1°15′となる。
ここで、1゜の角度変位を5Vとした場合、1゜×3600″÷5000mV=0.72″/mVとなり、充分な分解能となる。
上記した様に、第1の実施例では、所要角度毎に、即ち1°を超える毎に、次の1°を細分化して検出する様にしている。尚、細分化は、細分化範囲の一部が重なる様に設定される。例えば、検出範囲が1°である場合、細分化範囲は1゜1′とする等である。
又、細分化することで、温度係数等に直線性がない場合も、細かい補正を行うことができるという利点が得られる。
上記傾斜検出装置1により角度設定する場合、例えば3゜30′を設定する場合、前記傾斜検出装置1が傾斜し、1゜傾斜する毎に前記第2傾斜検出信号9からの出力が0となる様にオフセットされる。前記傾斜演算部4は、オフセットされる度に1゜を加算した角度を計算し、加算した角度が3°となり、更に30′を検出した位置が設定すべき角度となる。
次に、図1、図2、図4、図5を参照して第2の実施例を説明する。尚、構成の概略は、第1の実施例と同様である。
第2の実施例では、ゲイン設定器10を設け、該ゲイン設定器10により増幅器7に印加するゲインを2通りとし、1つは第1の実施例と同様、所定角度からの所定角度変化(細分化範囲)に対して、所定角度を0Vとし、所定角度から例えば1゜の角度変化で前記増幅器7から5Vが出力される様にゲイン(以下、微検出用ゲインと称す)を印加するものであり、1つは前記傾斜変位センサ6の検出可能な角度範囲、即ちフルスケール(粗検出範囲)に対して5Vが出力される様にゲイン(以下粗検出用ゲインと称す)を印加するものである。
第2の実施例では、前記増幅器7に粗検出用ゲインと微検出用ゲインとを選択的に印加して高速度で而も高精度に傾斜角度の検出を可能としたものである。
図4、図5を参照して第2の実施例の作用を説明する。
先ず、前記増幅器7には前記ゲイン設定器10により粗検出用ゲインを印加する。粗検出用ゲインを印加することで、フルスケール(−10゜〜+10゜)で前記増幅器7からの出力電圧は0V〜5Vとなる。又、前記第1傾斜センサ2で水平を検出した位置で前記増幅器7からの出力電圧が2.5Vとなる様に前記増幅器7に印加するリファレンス電圧をリファレンス設定器8により設定する。これにより基準位置がオフセットされる。
例えば、水平に対して1゜15′の傾斜角を検出する場合、粗検出用ゲインの状態で、1゜を検出し、1゜を検出した時点(2.75V)で、リファレンス設定器8により、リファレンス電圧を0Vになる様に再設定する。そして、前記ゲイン設定器10により前記増幅器7に微検出用ゲインが印加される。微検出用ゲインが印加されることで、前記増幅器7からの出力電圧は、前記傾斜変位センサ6の1゜の角度変化で5Vとなる様に設定される。検出された1°から更に傾斜して15′が検出された位置が検出すべき1゜15′となる。
この時の15′が検出される場合の、前記傾斜変位センサ6の分解能は、上記した様に0.72″/mVであり、高精度の検出が可能である。
即ち、第2の実施例では検出範囲を粗検出範囲と細分化範囲とに設定可能であり、前記第1傾斜センサ2が検出した基準位置、例えば水平位置を基準として粗検出範囲モードで、前記第2傾斜センサ3が粗傾斜角(大まかな傾斜角)を検出し、細分化範囲モードでは、検出した前記粗傾斜角を基準として細分化範囲での傾斜角が検出される。
次に、第2の実施例の傾斜検出装置を用いて角度設定する場合、例えば3゜30′を設定する場合、3°の傾斜検出は、粗検出用ゲインの状態で行われ、1°以下の30′の傾斜検出は、微検出用ゲインに切替えて行われる。
従って、3°の傾斜迄は高速での設定が可能であり、精度が要求される30′の傾斜検出では、低速で設定することができ、高精度を維持して角度設定の高速化が図れる。
図6は第3の実施例を示している。尚、図6中、図1で示したものと同等のものには同符号を付してある。
第3の実施例では、高分解能の第1傾斜センサ2を複数具備している。図示では3個の第1傾斜センサ2a、第1傾斜センサ2b、第1傾斜センサ2cを例示している。
傾斜変位センサ6がフルスケール(−10゜〜+10゜)であるとして、1つの第1傾斜センサ2bは水平を検出する様に設置され、他の1つの第1傾斜センサ2aは前記第1傾斜センサ2bが水平を検出する状態で、−5゜の角度で傾斜した状態で設けられ、もう1つの第1傾斜センサ2cは前記第1傾斜センサ2bが水平を検出する状態で、+5゜の角度で傾斜した状態で設けられる。
即ち、前記第1傾斜センサ2a,2b,2cは5°の等角度間隔で設置される。又、ゲイン設定器10によって印加されるゲインは、前記傾斜変位センサ6の5゜の角度変化で5Vとなる様に設定される。
以下、第3の実施例の作用について図7を参照して説明する。
水平状態は前記第1傾斜センサ2bによって高精度に検出され、例えば0°から5゜迄の傾斜は、前記第2傾斜センサ3からの第2傾斜検出信号9に基づき検出される。この時、前記増幅器7は5°の変化に対して5Vの変化となる様にゲインが設定されているので、前記傾斜変位センサ6の分解能は、該傾斜変位センサ6単体が持つ分解能に対して4倍に高められている。
傾斜角が5°に達した場合、傾斜角5°は前記第1傾斜センサ2cによって高精度に検出される。該第1傾斜センサ2cの検出信号は前記傾斜演算部4に出力されると共に前記第2傾斜センサ3にも出力される。
該第2傾斜センサ3に前記第1傾斜センサ2cからの検出信号が入力されることで、前記リファレンス設定器8及び前記ゲイン設定器10は、傾斜角5°で前記増幅器7の出力電圧が0Vとなる様に該増幅器7のリファレンス電圧をオフセットすると共に、傾斜角5°〜傾斜角10゜間の5゜の角度変化が前記増幅器7の出力5Vとなる様にゲインを設定する。
従って、前記傾斜変位センサ6は傾斜角5°からの傾斜の変化を検出し、前記傾斜演算部4に出力し、該傾斜演算部4は前記第1傾斜センサ2cが検出した傾斜角5゜に、前記傾斜変位センサ6が検出した角度の変化を加算することで、傾斜角を算出する。
第3の実施例では、所定角度毎に高精度の第1傾斜センサ2を設置し、該第1傾斜センサ2で分割された角度範囲を前記傾斜変位センサ6で検出する構成であるので、該傾斜変位センサ6の検出精度が、前記第1傾斜センサ2による分割数だけ向上する。又、前記第1傾斜センサ2が角度を検出する度に、前記傾斜変位センサ6の誤差が補正されることになるので、前記傾斜検出装置1の全体の精度は著しく向上する。
尚、前記第1傾斜センサ2は、2又は4以上設けてもよい。
上記した様に、本発明では、分解能の低い安価な傾斜変位センサ6、例えば加速度センサを使用し、而も傾斜変位センサ6のフルスケールの一部に対して、前記増幅器7の最大出力電圧(ダイナミックレンジ)を割当てるので、前記傾斜変位センサ6の分解能が向上し、高精度の傾斜検出が可能である。
次に、上記した傾斜検出装置1を具備するレーザ測量機の第1の実施例について図8を参照して説明する。
図8は、レーザ測量機の要部を示しており、図8中、11はレーザ光線投光部であり、該レーザ光線投光部11はレーザ光線を発するレーザダイオード等の光源、又該光源から射出されたレーザ光線を投光する為の投光光学系等を具備している。前記レーザ光線投光部11は上端に回動部12を有し、該回動部12は鉛直軸(Z軸)13を中心に回転自在に設けられ、該回動部12は、偏向光学部材、例えばペンタプリズムを具備し、前記レーザ光線投光部11から射出されたレーザ光線14を水平方向に偏向して回転照射し、前記レーザ光線14によって基準面が形成される。
前記レーザ光線投光部11は第1支持軸(X軸)15を介して第1支持部17に回転自在に設けられ、該第1支持部17は第2支持軸(Y軸)18を介して回転自在に第2支持部19に設けられている。
従って、前記第1支持部17は第2支持軸(Y軸)18を中心に回転自在であり、前記レーザ光線投光部11は前記第1支持軸(X軸)15を中心に回転自在であり、前記レーザ光線投光部11はX軸方向、Y軸方向の2方向に傾動自在となっている。ここで、前記X軸は水平方向に延出し、前記Z軸に対して直交しており、前記Y軸は水平方向に延出し、前記X軸、前記Z軸に対して直交している。
前記レーザ光線投光部11にはY軸方向、X軸方向にそれぞれ延出する第1傾動レバー21、第2傾動レバー22が設けられている。
前記第1傾動レバー21の先端部には第1ナット部23が設けられ、該第1ナット部23は第1スクリュウロッド24に螺合されている。該第1スクリュウロッド24は、第1ギア列25を介してX軸整準モータ26に連結されている。前記第2傾動レバー22の先端には第2ナット部27が設けられ、該第2ナット部27は第2スクリュウロッド28に螺合し、該第2スクリュウロッド28は第2ギア列29を介してY軸整準モータ31に連結されている。
前記第1傾動レバー21、前記第1ナット部23、前記第1スクリュウロッド24、前記第1ギア列25、前記X軸整準モータ26はX軸傾動駆動部30を構成する。又、前記第2傾動レバー22、前記第2ナット部27、前記第2スクリュウロッド28、前記第2ギア列29、前記Y軸整準モータ31はY軸傾動駆動部32を構成する。
前記X軸整準モータ26及び前記Y軸整準モータ31には、回転角度を制御できるもの、例えばパルスモータ、サーボモータ等が用いられる。
前記レーザ光線投光部11の所要部分に、例えば、下部に第1傾斜センサであるX軸チルトセンサ33が設けられ、該X軸チルトセンサ33は前記第1支持軸(X軸)15と平行な中心線(図示せず)を中心として回転自在となっている。該X軸チルトセンサ33は、高分解能のチルトセンサ、例えば光電傾斜センサであり、高精度に水平を検出可能である。
前記X軸チルトセンサ33は、X軸傾斜設定部34により前記レーザ光線投光部11に対して相対的に傾斜され、前記鉛直軸(Z軸)13又は水平に対して所定傾斜角度に設定可能となっている。
前記X軸傾斜設定部34は、前記X軸チルトセンサ33から水平方向に延出する傾斜設定レバー35、該傾斜設定レバー35の先端に設けられ、傾斜設定スクリュウ36に螺合するナット37、第1傾斜設定ギア列38を介して前記傾斜設定スクリュウ36に連結されるX軸傾斜設定モータ39を具備している。
又、第1傾斜センサであるY軸チルトセンサ41が、前記レーザ光線投光部11の所要部分に、例えば、下部に設けられ、該Y軸チルトセンサ41は前記第2支持軸(Y軸)18と平行な中心線(図示せず)を中心として回転自在となっている。前記Y軸チルトセンサ41は、前記X軸チルトセンサ33と同様、高分解能のチルトセンサ、例えば光電傾斜センサであり、高精度に水平を検出可能である。
前記Y軸チルトセンサ41は、Y軸傾斜設定部42により前記レーザ光線投光部11に対して相対的に傾斜され、前記鉛直軸(Z軸)13又は水平に対して所定傾斜角度に設定可能となっている。
Y軸傾斜設定部42は、前記Y軸チルトセンサ41から水平方向に延出する傾斜設定レバー43と、該傾斜設定レバー43の先端に設けられ、傾斜設定スクリュウ44に螺合するナット45と、第2傾斜設定ギア列46を介して前記傾斜設定スクリュウ44に連結されるY軸傾斜設定モータ47とを具備している。
又、前記レーザ光線投光部11の前記X軸チルトセンサ33に、第2傾斜センサであるX軸傾斜角検出器48が設けられ、該X軸傾斜角検出器48は前記X軸チルトセンサ33と一体に傾動する。又、該X軸傾斜角検出器48は前記第1支持軸(X軸)15を中心とした回転方向の傾斜角を検知する。
前記レーザ光線投光部11の前記Y軸チルトセンサ41に、第2傾斜センサであるY軸傾斜角検出器49が設けられ、該Y軸傾斜角検出器49は前記Y軸チルトセンサ41と一体に傾動する。又、前記Y軸傾斜角検出器49は前記第2支持軸(Y軸)18を中心とした回転方向の傾斜角を検知する。
前記X軸傾斜角検出器48、前記Y軸傾斜角検出器49は、前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41より広範囲の傾斜角を検出可能であり、又前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41よりは検出精度が低く(低分解能)なっている。前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41として、例えば重力方向(鉛直線)に対する傾斜角を検出する加速度センサが用いられる。
図9に於いて、前記レーザ測量機の制御装置51の概略を説明する。
図9中、該制御装置51は、制御演算部52、整準部53、傾斜設定部54、前記傾斜検出装置1、前記傾斜演算部4、形成すべき基準面の傾斜方向、傾斜角を設定入力する操作部55を具備している。
前記整準部53はX軸(第1支持軸15)を中心とした回転方向の整準を行う為の、X軸駆動制御部56、前記X軸整準モータ26を有し、又Y軸(第2支持軸18)を中心とした回転方向の整準を行う為の、Y軸駆動制御部57、Y軸整準モータ31を有している。
前記傾斜設定部54は、X軸(第1支持軸15)を中心とした傾斜を設定する為の、X軸傾斜設定制御部58、前記X軸傾斜設定モータ39を有し、Y軸(第2支持軸18)を中心とした傾斜を設定する為の、Y軸傾斜設定制御部59、前記Y軸傾斜設定モータ47を有している。
前記傾斜検出装置1は、第1傾斜センサ2として前記X軸チルトセンサ33及び前記Y軸チルトセンサ41を具備し、又第2傾斜センサ3として前記X軸傾斜角検出器48及び前記Y軸傾斜角検出器49を有している。
前記傾斜演算部4は、前記第1傾斜センサ2(前記X軸チルトセンサ33及び前記Y軸チルトセンサ41)及び前記第2傾斜センサ3(前記X軸傾斜角検出器48及びY軸傾斜角検出器49)からの出力に基づき、傾斜方向、傾斜角度を演算して前記制御演算部52に出力する。
先ず、上記したレーザ測量機に於いて、前記レーザ光線14により水平基準面を形成する場合の作動について説明する。
前記操作部55から形成すべき基準面が水平であることが入力されると、前記X軸チルトセンサ33、Y軸チルトセンサ41が共に水平を検出する様に、前記Y軸傾動駆動部32、前記Y軸傾斜設定部42が駆動される。
前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41がそれぞれ水平を検知する状態で、前記レーザ光線投光部11の中心線は鉛直であり、前記回動部12から照射されるレーザ光線14は水平となる。前記回動部12が定速で回転されることで、前記レーザ光線14が水平面内に回転照射され、水平基準面が形成される。
次に、傾斜した基準面を形成する場合について図10を参照して説明する。尚、説明を簡単にする為、前記第2支持軸18を中心とした回転方向の傾斜設定について説明する。
前記操作部55から形成すべき基準面の傾斜方向(前記第2支持軸18に関して時計方向か、反時計方向の設定)、傾斜角を設定し、設定された傾斜方向、傾斜角は前記制御演算部52に入力される。該制御演算部52は、前記Y軸傾斜設定制御部59を介してY軸傾斜設定モータ47を設定傾斜角に合致する回転量で駆動する。該Y軸傾斜設定モータ47が、パルスモータである場合は、設定傾斜角に相当するパルス数だけ駆動させる。
前記Y軸傾斜設定モータ47の駆動により、前記Y軸チルトセンサ41が傾斜し、該Y軸チルトセンサ41と一体となっているY軸傾斜角検出器49も傾斜する。前記Y軸チルトセンサ41の傾斜と前記Y軸傾斜角検出器49の傾斜は同一となる。
又、設定傾斜角が前記Y軸チルトセンサ41の検出範囲を超える場合は、傾斜角は前記Y軸傾斜角検出器49によって検出される。前記Y軸傾斜角検出器49が検出する傾斜角が設定入力した傾斜角と同一であるどうかが前記制御演算部52に於いて判断され、設定傾斜角と前記Y軸傾斜角検出器49が検出する傾斜角が同一である場合に、前記レーザ光線投光部11の傾斜設定が行われる。
前記Y軸駆動制御部57を介してY軸整準モータ31が駆動され、前記Y軸チルトセンサ41が水平を検出する様に前記レーザ光線投光部11を設定された傾斜方向に傾動する。
前記Y軸チルトセンサ41が水平を検出した状態で前記レーザ光線投光部11が位置決めされると、前記レーザ光線投光部11は前記操作部55によって設定された傾斜方向、傾斜角で傾斜される。
前記レーザ光線14を射出した状態で、前記回動部12を回転照射することで、傾斜した基準面を形成することができる。
尚、前記第1支持軸15を中心とした回転方向の傾斜については、前記X軸チルトセンサ33、前記X軸傾斜設定モータ39及び前記X軸整準モータ26を作動させることで、同様に設定でき、前記第2支持軸(Y軸)18に関する傾斜、前記第1支持軸(X軸)15に関する傾斜を合成することで、任意の方向に、任意の角度で基準面の傾斜を設定できる。
尚、前記レーザ測量機の所要位置に温度センサ61(図9参照)を設け、検出温度が傾斜設定時の温度に対して所定値以上の温度変化があった場合、再整準、再傾斜基準面の設定をする様にしてもよく、或はタイマ62(図9参照)を設け、外部からの振動の影響等も考慮して、基準面設定後所定時間を経過した場合は、強制的に再整準、再傾斜基準面の設定をする様にしてもよい。
又、再整準、再傾斜基準面の設定機能は、オンオフできる様にしてもよい。
図11は、本発明に係るレーザ測量機の第2の実施例を示している。尚、図11に於いて、図8中で示したものと同等のものには同符号を付しその説明を省略する。
第2の実施例のレーザ測量機では、傾斜設定機構を省略し、機構を簡略化している。
X軸チルトセンサ33、Y軸チルトセンサ41は、いずれもレーザ光線投光部11が鉛直状態で、それぞれ水平を検出する様に、レーザ光線投光部11に設けられている。
同様に、X軸傾斜角検出器48、Y軸傾斜角検出器49も、前記レーザ光線投光部11が鉛直状態で、それぞれ水平を検出する様に設けられている。
前記X軸傾斜角検出器48、前記Y軸傾斜角検出器49は前記レーザ光線投光部11を介して前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41に固定され、前記X軸傾斜角検出器48、前記Y軸傾斜角検出器49と前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41とは相対的に固定され、一体に傾斜する。
第2の実施例に於ける作動について説明する。
先ず、上記したレーザ測量機に於いて、前記レーザ光線14により水平基準面を形成する場合の作動について説明する。
前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41が共に水平を検出する様に、前記X軸整準モータ26、前記Y軸整準モータ31を駆動する。前記X軸チルトセンサ33、前記Y軸チルトセンサ41がそれぞれ水平を検知する状態で、前記レーザ光線投光部11の中心線は鉛直であり、前記回動部12から照射されるレーザ光線14は水平となる。前記回動部12が定速で回転されることで、前記レーザ光線14が水平面内に回転照射され、水平基準面が形成される。
次に、傾斜基準面を形成する場合を説明する。尚、説明を簡単にする為、前記第2支持軸18を中心とした回転方向の傾斜設定について説明する。
前記Y軸整準モータ31を設定傾斜角に対応する回転量だけ駆動し、前記レーザ光線投光部11を前記第2支持軸18を中心として傾斜させる。前記レーザ光線投光部11の傾斜は前記Y軸傾斜角検出器49によって検出され、実際に検出された傾斜角が設定傾斜角に合致していない場合は、更に前記Y軸整準モータ31を駆動して偏差分を修正する。
偏差分が修正されると、前記レーザ光線投光部11は目標の傾斜角度に設定される。
前記回動部12を回転させ、レーザ光線14を回転照射することで、傾斜した基準面を形成することができる。
尚、前記第1支持軸15を中心とした回転方向の傾斜については、前記X軸チルトセンサ33、前記X軸傾斜設定モータ39及び前記X軸整準モータ26を作動させることで、同様に設定でき、前記第2支持軸(Y軸)18に関する傾斜、前記第1支持軸(X軸)15に関する傾斜を合成することで、任意の方向に、任意の角度で基準面の傾斜を設定できる。
1 傾斜検出装置
2 第1傾斜センサ
3 第2傾斜センサ
4 傾斜演算部
11 レーザ光線投光部
12 回動部
14 レーザ光線
26 X軸整準モータ
31 Y軸整準モータ
33 X軸チルトセンサ
39 X軸傾斜設定モータ
41 Y軸チルトセンサ
47 Y軸傾斜設定モータ
48 X軸傾斜角検出器
49 Y軸傾斜角検出器
51 制御装置
52 制御演算部
53 整準部
54 傾斜設定部
56 X軸駆動制御部
57 Y軸駆動制御部
58 X軸傾斜設定制御部
59 Y軸傾斜設定制御部
61 温度センサ
62 タイマ

Claims (10)

  1. 重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出する第2傾斜センサとを有する傾斜検出装置であって、前記第1傾斜センサと前記第2傾斜センサとは相対的に固定され、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出することを特徴とする傾斜検出装置。
  2. 前記第2傾斜センサは、傾斜の検出範囲が部分的に重なる或は連続する複数の小検出範囲を設定可能であり、前記複数の小検出範囲の内、第1の小検出範囲の基準は前記第1傾斜センサによって設定され、第2の小検出範囲では、該第2の小検出範囲と重なる或は連続する前記第1の小検出範囲で得られる所定の値である請求項1の傾斜検出装置。
  3. 第3の小検出範囲を更に有し、該第3の小検出範囲に於ける基準は、前記第2の小検出範囲に於いて検出された検出結果である請求項2の傾斜検出装置。
  4. 前記第2傾斜センサは、該第2傾斜センサが検出可能な傾斜角度範囲を全て含む大検出範囲と、該大検出範囲の一部である小検出範囲とを設定可能であると共に、該小検出範囲の分解能は前記大検出範囲より高分解能に設定され、該小検出範囲での傾斜検出は前記大検出範囲で検出された検出結果を基準として行われる請求項1の傾斜検出装置。
  5. 前記第1傾斜センサを複数具備し、複数の前記第1傾斜センサは傾きを異ならせて設置され、前記第2傾斜センサは、前記第1傾斜センサの1つが検出した基準位置に基づき傾斜を検出する請求項1の傾斜検出装置。
  6. 前記第2傾斜センサは、傾斜変位センサと、該傾斜変位センサからの検出信号を増幅する増幅器と、該増幅器での基準位置を設定するリファレンス設定器と、前記増幅器のゲインを設定するゲイン設定器とを具備し、検出される傾斜角に応じて基準をオフセット可能であると共に前記増幅器のダイナミックレンジを設定された前記小検出範囲に対応させる請求項2又は請求項4の傾斜検出装置。
  7. 前記第1傾斜センサはチルトセンサであり、前記第2傾斜センサは加速度センサである請求項1又は請求項2又は請求項4のいずれか1つの傾斜検出装置。
  8. レーザ光線を発する光源と、前記レーザ光線を回転照射する回動部とを有するレーザ光線投光部と、該レーザ光線投光部を傾斜させる駆動部と、前記レーザ光線投光部の傾斜を検出する傾斜検出装置とを有し、該傾斜検出装置は、重力方向に対する傾斜を高精度で検出する第1傾斜センサと、重力方向に対する傾斜を検出し、前記第1傾斜センサより低い精度で、該第1傾斜センサより広範囲で傾斜を検出し、前記第1傾斜センサに相対的に固定された第2傾斜センサとを有し、前記第1傾斜センサにより検出された基準位置、検出方向を基準として前記第2傾斜センサによって傾斜を検出し、前記駆動部により傾斜を設定することを特徴とするレーザ測量機。
  9. 前記傾斜検出装置は前記レーザ光線投光部に対して傾動可能に設けられ、前記第1傾斜センサが水平を検出する状態から、前記第2傾斜センサの検出結果を基に前記傾斜検出装置を所定の傾斜に設定し、前記駆動部により前記第1傾斜センサが水平を検出する様前記レーザ光線投光部を傾斜させ、傾斜を設定する請求項8のレーザ測量機。
  10. 前記第1傾斜センサ及び前記第2傾斜センサは、前記レーザ光線投光部に設けられ、前記第1傾斜センサ及び前記第2傾斜センサは、前記レーザ光線投光部を介して相対的に固定され、前記第1傾斜センサが水平を検出する状態から、前記第2傾斜センサの検出結果を基に前記レーザ光線投光部を傾斜させ、傾斜を設定する請求項8のレーザ測量機。
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