JP2011148607A - ベルトコンベヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各フレーム10には、Z軸方向に延設された溝部10a1と、この底部分で連通し、X軸方向に延びる溝部とが設けられている。各フレーム10に取り付けられた各カム部20のカム本体部は、リンクプレート22を介して、ローラ軸12cの各端部に押圧力を作用させることができる。ローラ12は、カム部20を回転させることで、ローラ軸12cの各端部が溝部10a1を移動可能となり、フレーム10から取り外すことができる。
【選択図】図9
Description
ベルトコンベヤは、互いに間隙をあけて並設された2本のフレームと、この2本のフレームの両端部分において、フレーム間で軸支された一対のローラと、一対のローラ間に張設されたベルトとから構成されている。
具体的に、従来のベルトコンベヤにおける無端ベルトの取り外しは、一方のローラの軸支状態を解除して、フレームの長手方向に沿ってスライドさせ、これによりベルトを緩める。そして、緩めた状態のベルトをコンベヤの幅方向に抜き出すという作業を以って行う。また、ベルトの取り付けは、上記と逆の作業を行うことでなされる。ここで、ベルトをコンベヤの幅方向に抜き出す際には、フレームに取り付けられた脚部材やガイド、あるいはセンサ等を予め取り外すことが必要であり、ベルト交換後には再度これらを取り付けることが必要となる。
本発明は、このような問題の解決を図るべくなされたものであって、周辺および附帯する装置や機器の取り外しを最小限に留めることで、容易にベルトの交換が可能であり、さらにベルトの蛇行調整を容易に実施可能なベルトコンベヤを提供することを目的とする。
本発明に係るベルトコンベヤは、2本のフレームと、一対のローラと、無端ベルトを備える。
2本のフレームは、各々が長尺状をし、互いの間に間隙をあけて並設されている。一対のローラは、2本のフレームの長手方向に互いに間隔をあけ、各々が2本のフレーム間で架設されている。無端ベルトは、一対のローラ間で張設されている。
そして、本発明に係るベルトコンベヤでは、上記一方のローラにおけるローラ軸の各端部が、各カム部の回転角が第1の状態にあるときに、カム本体部からの押圧力により、連絡溝部の奥に押し込まれた状態となり、各カム部の回転角が第2の状態にあるときに、カム本体部からの押圧力の解除により、連絡溝部中を、主溝部の底部分まで移動自在の状態となることを特徴とする。
また、カム部の回転角が第2の状態にあるときには、上記一方のローラにおけるローラ軸の各端部はカム本体部からの押圧力の解除により、主溝部の底部分まで移動自在の状態となる。そして、主溝部は、フレームの長手方向およびベルトの幅方向の双方に対して交差する方向に延設されており、その端部が開口されている。よって、カム部の回転角が第2の状態にあるときには、ローラ軸の各端部を、主溝部の開口からコンベヤ上方あるいは下方に取り外すことが可能となる。ここで、一対のローラの内のもう一方のローラについては、上記一方のローラと同様の構成を採用することもできるし、採用しないこともできる。例えば、上記一方のローラを取り外した場合には、これによりベルトに緩みをもたせることができ、この緩みを利用して、もう一方のローラをフレームの長手方向外側へとスライドさせて外すという構成などを採用することができる。
本発明に係るベルトコンベヤでは、一例として、以下のようなバリエーションを採用することが可能である。
また、本発明に係るベルトコンベヤでは、各カム部におけるカム本体部とローラ軸の各端部との間に、リンク部材が介挿されているという構成を採用することができる。このようにカム本体部とローラ軸の各端部との間に、リンク部材を介挿させることとする場合には、カム部を設ける位置と、カム部の回転角が第1の状態のときのローラ軸の各端部の位置(ベルトコンベヤの駆動時におけるローラ軸の軸芯位置)とを離れている場合にも、カム本体部のサイズを大きくする必要がない。このため、カム部におけるカム本体部のサイズを小さく抑えることで、カム部がフレームの上下に飛び出すのを防止することができ、ベルトコンベヤ上を搬送されるワークに影響しない。即ち、上記構成を採用する場合には、ワークのサイズが大きくても、カム部が接触することがない。
また、本発明に係るベルトコンベヤでは、テンションローラによるベルトの張力調整が、テンションローラのローラ軸の各端部が、基準となるベースから押圧力を付加されることによりなされるという構成を採用することができる。
なお、以下の説明に係る実施の形態は、本発明の構成上の特徴および当該特徴的構成から奏される作用効果を分かりやすく説明するための一例として用いるものである。よって、本発明は、その本質的な特徴部分を除き、以下の形態に何ら限定を受けるものではない。
1.外観構成
本実施の形態に係るベルトコンベヤ1の外観構成について、図1を用い説明する。
本実施の形態に係るベルトコンベヤ1は、所謂、中間駆動タイプのベルトコンベヤである。
2.ベルト14の張設形態
ベルトコンベヤ1におけるベルト14の張設形態について、図2(a)を用い説明する。なお、図2(a)では、ベルト14と、ローラ12,13,44,45,46だけを模式的に示している。
一方、駆動ローラ44およびベンドローラ46は、ベルト14に対して外接している。
ここで、テンションローラ45は、調整ロッド47の調整により(図1を参照)、X軸方向に移動させることができ、これによりベルト14のテンションを適正な範囲に調整することができる(矢印Aで示す部分)。
テンションローラ45の構造について、図2(b)、(c)を用い説明する。
図2(b)に示すように、テンションローラ45は、ローラ軸45aとローラ外周部45cとの間にベアリング45bが介挿された構成を有し、ローラ軸45aに対してローラ外周部45cが回転自在の状態となっている。
図3(a)に示すように、モータベース40には、テンションローラ45の外径よりも若干大径の孔40cが開けられている。そして、孔40cのX軸方向右側部分には、X軸方向右側に延びる長孔40dが連続して開けられている。長孔40dは、孔40cの径中心からX軸方向に向け開けられている。
ベルトコンベヤ1の駆動時においては、調整ロッド47は、モータベース40の一側壁40aに対し、ナット49とナット50との締め込みにより、ガタつかないようになっている。なお、モータベース40の一側壁40aには、調整ロッド47を挿通させるために、長孔40bが開けられている。
テンションローラ45を図3(b)に示す状態にした場合には、図4(a)に示すように、ベルトコンベア1の中心軸Ax0に対して、テンションローラ45の中心軸Ax1は略直交している。次に、図4(b)に示すように、テンションローラ45の中心軸Ax1を、 ベルトコンベア1の中心軸Ax0に対して斜め方向となるように、ベルトコンベア1の中心軸Ax0に対して回転させる。これにより、ベルト14(図4(b)では、図示を省略)の側方からテンションローラ45を抜き出すことができる。
以上のようにして、テンションローラ45を取り外すこととしてもよい。
5.ヘッドローラ12周辺の構成
ベルトコンベヤ1のヘッドローラ12周辺の構成について、図5を用い説明する。
フレーム10,11の各溝部10c,11cには、固定プレート25,・・および軸ピン27,・・がそれぞれ挿入されている。また、フレーム10,11の内側には、固定プレート25,・・に対応する固定プレート28,29が当接され、止めねじ30〜33で固定プレート25,・・に結合される。固定プレート25,・・と固定プレート28,29との各結合により、軸ピン27,・・は、各フレーム10,11に対してガタつきなく取り付けられる。
カム20,21,39,・・の構成について、図6を用い説明する。なお、図6では、カム20を図示しているが、カム21については、カム20に対して、図1のX−Z面を基準に面対称の構成を有する。また、カム39,・・については、図1にX軸方向において、逆向きの形態となる。
また、図6(b)に示すように、孔20bの内方部分では、孔20aと直交する箇所の上下に、雌ねじが切られた部分20h,20iが設けられている。虫ねじ36(図5を参照)は、下方の部分20iの開口から螺入され、一旦、上方の部分20hまで螺入された後、軸ピンが挿入された状態で、下向きに戻されて軸ピンを押さえ付ける。
7.フレーム10,11へのカム20,21,39,・・の取り付け
フレーム10,11へのカム20,21,39,・・の取り付けについて、図7を用い説明する。なお、図7では、フレーム10へのカム20の取り付け構成を図示しているが、フレーム11へのカム21,39,・・の取り付け構成についても、基本的に同様の構成である。
一方、カム20には、その孔20bに対し、下方の部分20iから上方の部分20hに虫ねじ36が、予め螺入されている。そして、カム20におけるカム本体部20dを、フレーム10に開けられた孔10b1に挿入する。このとき、軸ピン26は、カム20をY軸方向に挿通する孔20aの中に侵入することになる。軸ピン26のY軸方向左側の先端がカム20のY軸方向左側の主面と略面一となった状態で、軸ピン26に設けられたねじ孔26aに対して、トラスねじ34が螺合される。これにより、カム20がフレーム10に取り付けられる。
図7に示すように、フレーム10の溝部10cには、固定プレート24が挿入された状態で、Y軸方向およびZ軸方向に殆ど隙間を残さなくなる。
なお、フレーム10,11へのカム21,39,・・の取り付けについても、同様の構成となっている。
軸ピン26,27,・・に対して、カム20,21,39,・・は、ベルトコンベヤ1の駆動時には、互いの回転が規制され、ベルト14(図1を参照)の交換やベルトの蛇行調整の際には、規制が解除される。カム20,21,39,・・の回転とその規制について、図8を用い説明する。なお、図8では、軸ピン26とカム20とについて図示している。他のカム21,39,・・についても、同様の操作で回転可能となる。
図8(b)に示すように、カム20を回転させようとする際には、カム20の孔20bから六角レンチ38を挿入し、虫ねじ36を回転させて、軸ピン26の外周面に対する虫ねじ36の押圧力を解除する。これにより、カム20は、軸ピン26周りに回転自在となり、虫ねじ36を緩めるのに用いた六角レンチ38をレバーとして用いて、カム20を回転させることができる。
フレーム10,11からのヘッドローラ12の取り外し方法について、図9を用い説明する。なお、図9では、フレーム10に対するローラ軸12cの一方の端部12aについてのみ、模式的に図示している。
ベルトコンベヤ1の駆動時においては、リンクプレート22のX軸方向右側の端は、カム20のカム本体部20dにおける接続部分20gに当接した状態となっている。ただし、ベルト14の蛇行調整のため、カム本体部20dにおける円弧部分20fに当接した状態となる場合もある。
10.ベルト14の蛇行調整
ベルトコンベヤ1におけるベルト14の蛇行調整方法について、図10を用い説明する。なお、以下ではヘッドローラ12でのベルト14の蛇行調整について説明するが、テールローラ13でも同様にベルト14の蛇行調整を行うことができる。
あるいは、カム20,21の回転により、一方の端部12a,12bの押し込み度合いを緩めることによっても、ヘッドローラ12の軸芯の補正が可能となる。
11.ベルトコンベヤ1の優位性
本実施の形態に係るベルトコンベヤ1では、カム20,21をY軸周りに回転させることで、ヘッドローラ12におけるローラ軸12cの各端部12a,12bを溝部10c,11c中で移動させ、同様に、カム39,・・を回転させることで、テールローラ13におけるローラ軸の各端部を溝部10c,11c中で移動させることができる。そして、カム20,21の回転角が図9(a)に示す状態にあり、カム39,・・の回転角がこれに相当する状態にあるときには、ローラ軸12cの各端部12a,12bはカム本体部20d,・・からの押圧力を受けてX軸方向左側奥に押し込まれ、テールローラ13のローラ軸の各端部もカム本体部からの押圧力を受けてX軸方向右奥に押し込まれた状態となる(図1および図9(a)を参照)。よって、ベルトコンベヤ1の駆動時には、カム20,21を図9(a)に示す状態とし、カム39,・・をこれに相当する状態としておくことで、ヘッドローラ12のローラ軸12cおよびテールローラ13のローラ軸にガタつきを生じることがない。
また、カム20,21の回転角が図9(b)に示す状態にあり、カム39,・・がこれに相当する状態にあるときには、ヘッドローラ12におけるローラ軸12cの各端部12a,12bが、カム本体部20d,・・からの押圧力の解除により、溝部10a1,11a1の各底部分まで移動自在の状態となり、同様に、テールローラ13におけるローラ軸の各端部が、カム39,・・のカム本体部からの押圧力の解除により、溝部10a2,11a2の各底部まで移動自在の状態となる。この状態とすることにより、ヘッドローラ12およびテールローラ13をそれぞれZ軸方向上方に取り外すことが可能となる。
[実施の形態2]
1.外観構成
実施の形態2に係るベルトコンベヤ2の外観構成について、図11を用い説明する。
駆動ローラ63には、スプロケット65が接合されている。また、フレーム60,61の各々には、脚部材66,67,・・と、ガイド68,69が取り付けられている。なお、図11では、図示を省略しているが、スプロケットには、チェーンなどを介して回転動力源(モータなど)が接続されている。
なお、フレーム60,61に対するカム71,・・の取り付け、および従動ローラ62の構造などに関しては、上記実施の形態1と同様である(図5〜図10を参照)。
本実施の形態に係るベルトコンベヤ2では、カム60,61をY軸周りに回転させることで、従動ローラ62におけるローラ軸の各端部を、フレーム60,61におけるX軸方向に延設された溝中で移動させることができる。そして、カム71,・・の回転角が、図9(a)に示すのと同様の状態にあるときには、従動ローラ62のローラ軸の各端部はカム71,・・のカム本体部からの押圧力を受けてX軸方向左側奥に押し込まれた状態となる。よって、ベルトコンベヤ2の駆動時には、カム71,・・を図9(a)に示すのと同様の状態としておくことで、従動ローラ62のローラ軸にガタつきを生じることがない。
また、カム71,・・の回転角が図9(b)に示すのと同様の状態にあるときには、従動ローラ62におけるローラ軸の各端部は、カム71,・・のカム本体部からの押圧力の解除により、フレーム60,61のZ軸方向に延設された溝部60a,61aの各底部分まで移動自在の状態となる。この状態とすることにより、従動ローラ62をZ軸方向上方に取り外すことが可能となる。
以上のように、本実施の形態に係るベルトコンベヤ2でも、周辺および附帯する装置や機器の取り外しを最小限に留めることで、容易にベルト64の交換が可能であり、さらにベルト14の蛇行調整を容易に実施可能である。
上記実施の形態に係るベルトコンベヤ1,2では、カム20,21,39,71,・・のカム本体部20d,・・とヘッドローラ12、テールローラ13、従動ローラ62の各ローラ軸12c,・・における各端部12a,12b,・・との間に、リンクプレート22,23,・・(図5、図9を参照。)が介挿される構成としたが、必ずしもリンクプレートを介挿させる必要はない。ただし、リンクプレート22,23,・・を介挿させる構成とする場合には、カム20,21,39,71,・・の取り付け位置とヘッドローラ12、テールローラ13、従動ローラ62の各ローラ軸12c,・・の位置との関係での、設計の自由度を高くすることができ、また、フレーム10,11,60.61の上端あるいは下端からカム20,21,39,71,・・がZ軸方向にはみ出すことを防止できるという優位性がある。
10,11,60,61.フレーム
12.ヘッドローラ
13.テールローラ
14,64.ベルト
18,19,68,69.ガイドプレート
20,21,39,71.カム
22,23.リンクプレート
26,27.軸ピン
24,25,28,29.固定プレート
30,31,32,33.止めねじ
34,35.トラスねじ
36,37.虫ねじ
38.六角レンチ
40.モータベース
41.モータ
42,43.ギア
44、63.駆動ローラ
45.テンションローラ
46.ベンドローラ
47,48.調整ロッド
49,50.ナット
51.接続フレーム
62.従動ローラ
65.駆動スプロケット
66,67.脚部材
Claims (9)
- 各々が長尺状をし、互いに間隙をあけて並設された2本のフレームと、
前記2本のフレームの長手方向に互いに間隔をあけ、各々が前記2本のフレーム間で架設された一対のローラと、
前記一対のローラ間で張設された無端ベルトとを有し、
前記一対のローラの内、一方のローラは、前記2本のフレームに支持されるローラ軸と、当該ローラ軸に対し回転自在に軸支されたローラ本体とを有し、
前記2本のフレームには、互いが対向する側に、前記2本のフレームの長手方向、および前記ベルトの幅方向の双方に対して交差する方向に延び、端部が開口された主溝部が形成されており、
前記主溝部には、その底部分から前記2本のフレームの長手方向に延設され、前記ローラ軸の支持部分に繋がる連絡溝部が連通されており、
前記2本のフレームには、前記ベルトの幅方向に沿って規定される軸周りに回転可能なカム部がそれぞれ取り付けられており、
前記各カム部は、前記軸周りの回転を以って、前記2本のフレームの長手方向において、径変化するカム本体部を有しており、
前記一方のローラにおけるローラ軸の各端部は、
前記各カム部の回転角が第1の状態にあるときに、前記カム本体部からの押圧力により、前記連絡溝部の奥に押し込まれた状態となり、
前記各カム部の回転角が第2の状態にあるときに、前記カム本体部からの押圧力の解除により、前記連絡溝部中を、前記主溝部の底部分まで移動自在の状態となる
ことを特徴とするベルトコンベヤ。 - 前記各カム部には、外方に露出された領域に、前記回転の際に治工具の挿入を受け入れる孔部が設けられており、
前記各カム部における前記孔部は、前記2本のフレームの長手方向、および前記ベルトの幅方向の双方に対して交差する方向に向けて開口されている
ことを特徴とする請求項1に記載のベルトコンベヤ。 - 前記孔部は、その深さ方向の少なくとも一部領域に雌ねじ加工が施されており、
前記雌ねじ加工が施された部分には、虫ねじが螺合されており、
前記各カム部は、前記2本のフレームの各々における対応箇所に植設された軸部に対して、前記虫ねじが緩められた状態で回転自在となり、前記虫ねじが締められた状態で回転が規制される
ことを特徴とする請求項2に記載のベルトコンベヤ。 - 前記各カム部における前記カム本体部と前記ローラ軸の各端部との間には、リンク部材が介挿されている
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のベルトコンベヤ。 - 前記一対のローラ間で張設された前記ベルトに対しては、駆動力を前記ベルトに伝達するための駆動ローラが外接されており、
さらに、前記ベルトに対しては、当該ベルトの張力調整用のテンションローラが内接されており、
前記駆動ローラと前記テンションローラとの間の間隙は、前記ベルトの厚みよりも大きい
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のベルトコンベヤ。 - 前記テンションローラによる前記ベルトの張力調整は、前記テンションローラのローラ軸の各端部が、基準となるベースから押圧力を付加されることによりなされる
ことを特徴とする請求項5に記載のベルトコンベヤ。 - 前記テンションローラは、前記ベースからの押圧力が解除された状態において、前記フレームの長手方向に交差する方向に取り外し自在、または、当該テンションローラのローラ軸を前記フレームの長手方向に対して斜め方向となるように回転させ、前記フレームの長手方向に取り外し自在となる
ことを特徴とする請求項6に記載のベルトコンベヤ。 - 前記テンションローラのローラ軸の各端部には、その外周部に窪み部が形成されており、
前記ベースからの押圧力の付加は、先端部分が前記窪み部に挿入されたロッドが、間に介挿された状態でなされ、
前記テンションローラの取り外しの際には、前記ロッドの先端部分が前記窪み部から外され、且つ、当該テンションローラの取り外しの方向に対し、前記ロッドが斜め方向に傾けられる
ことを特徴とする請求項7に記載のベルトコンベヤ。 - 前記一対のローラは、駆動力の伝達を受ける駆動ローラと、前記駆動ローラに対して前記ベルトを介して従動する従動ローラとであり、
前記一方のローラは、前記従動ローラである
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のベルトコンベヤ。
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