JP2009184768A - マンコンベア手摺駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】手摺速度の調整を正確に容易に実行できるマンコンベア手摺駆動装置の提供。
【解決手段】マンコンベア手摺駆動装置は、フレームと、フレームに対して回転可能に設けられた回転軸と、回転軸上で軸方向に摺動可能かつ回転軸と共に回転可能に設けられ、マンコンベアの手摺に接触して手摺を駆動するテーパした駆動ローラと、回転軸上で駆動ローラに関連してフレームに設けられ、駆動ローラの回転を許容しながら、回転軸上の軸方向位置を調節可能に設定する位置調整装置とを備えている。
【効果】手摺速度の調整を正確に容易に実行できる。
【選択図】図2
【解決手段】マンコンベア手摺駆動装置は、フレームと、フレームに対して回転可能に設けられた回転軸と、回転軸上で軸方向に摺動可能かつ回転軸と共に回転可能に設けられ、マンコンベアの手摺に接触して手摺を駆動するテーパした駆動ローラと、回転軸上で駆動ローラに関連してフレームに設けられ、駆動ローラの回転を許容しながら、回転軸上の軸方向位置を調節可能に設定する位置調整装置とを備えている。
【効果】手摺速度の調整を正確に容易に実行できる。
【選択図】図2
Description
この発明はマンコンベア手摺駆動装置に関し、特にエスカレータ等のマンコンベアの移動手摺の速度調整装置を備えたマンコンコンベア手摺駆動装置に関するものである。
従来のマンコンベアの手摺駆動装置は一般に、手摺駆動用の動力入力軸によって駆動される手摺駆動ローラと圧接ローラとの間に手摺ベルトを挟持して手摺ベルトを駆動するものである。手摺速度と踏段速度とを等しくすることは重要であり、手摺速度を調整するための機構として、手摺駆動ローラをテーパ形状とし、動力入力軸上で軸方向に移動できるようにして、手摺ベルトに接触する部分の手摺駆動ローラの実効径を変えることができるようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
このような従来のマンコンベア手摺駆動装置においては、テーパ形状の手摺駆動ローラが動力入力軸に固定ボルトで固定されている。手摺速度を調整する場合には、マンコンベアを停止させた状態で、この固定ボルトを緩め、手摺駆動ローラを動力入力軸上で必要な距離だけスライドさせ、固定ボルトを締め付け、マンコンベアを起動し、手摺速度をチェックするという煩雑で時間の掛かる作業が必要である。また、手摺速度が正しく調整されなかった場合には、この調整作業を繰り返し行わなければならない。
手摺速度は踏段速度との僅かな違いでも乗客には不快に感じられ、時にはマンコンベア上の乗客の姿勢に影響を与えることもある。また据付段階での調整で適正な手摺速度が実現できたとしても、一定時間の運転後には、手摺の滑りや各部の経年変化などにより、手摺速度にずれが現れる。さらに、マンコンベアが長い場合には手摺速度のごく僅かなずれが出口側では大きく現れる。従って、マンコンベアにおける手摺速度の調整は繰り返し行わねばならない重要な課題である。
従ってこの発明の目的は、手摺速度の調整を正確に容易に実行できるマンコンベア手摺駆動装置を提供することである。
この発明のマンコンベア手摺駆動装置は、フレームと、上記フレームに対して回転可能に設けられた回転軸と、上記回転軸上で軸方向に摺動可能かつ上記回転軸と共に回転可能に設けられ、マンコンベアの手摺に接触して手摺を駆動するテーパした駆動ローラと、上記回転軸上で上記駆動ローラに関連して上記フレームに設けられ、上記駆動ローラの回転を許容しながら、上記回転軸上の軸方向位置を調節可能に設定する位置調整装置とを備えたことを特徴とするマンコンベア手摺駆動装置である。
この発明のマンコンベア手摺駆動装置によれば、手摺速度の調整を正確に容易に実行できるという効果が得られる。
実施の形態1.
図1〜図4はこの発明のマンコンベア手摺駆動装置の一実施形態を示す図であり、図1はマンコンベア手摺駆動装置の正面図、図2は図1のマンコンベア手摺駆動装置の線II−IIに沿った断面図、図3は図1のマンコンベア手摺駆動装置の分解斜視図、図4は図1のマンコンベア手摺駆動装置の位置調整装置を示す斜視図である。
図1〜図4はこの発明のマンコンベア手摺駆動装置の一実施形態を示す図であり、図1はマンコンベア手摺駆動装置の正面図、図2は図1のマンコンベア手摺駆動装置の線II−IIに沿った断面図、図3は図1のマンコンベア手摺駆動装置の分解斜視図、図4は図1のマンコンベア手摺駆動装置の位置調整装置を示す斜視図である。
図1〜図4において、この発明のマンコンベア手摺駆動装置1は、図2に示すマンコンベアトラス2に固着されたフレーム3を備え、フレーム3には回転軸4が回転可能に取り付けられていて、回転軸4にはマンコンベアの手摺5に接触して手摺5を駆動するテーパした駆動ローラ6が設けられている。
フレーム3は、マンコンベアトラス2に取り付けられて固定された基板部7と、基板部7から直角に手摺5の下方に延びて手摺5を越えた位置で立ち上がった側壁8を持つ軸受板9とを備えている。基板部7と軸受板9とは手摺5の下方に、手摺5に沿って延びて図示の例では4つの駆動ローラ6を収容する溝型の空間を形成している。軸受板9の側壁8と、基板部7の側壁8に対向する部分にはそれぞれ4つの軸受10が軸受押さえ11によって取り付けられていて、回転軸4を回転自在に支持している。
回転軸4は、一端が軸受板9の側壁8によって支持されており、他端は基板部7を貫通して延びている。4つの回転軸4の他端には手摺駆動用のスプロケット12がそれぞれ設けられていて、駆動スプロケット13および中間スプロケット14を巡って掛け回されたスプロケットチェーン15によって駆動されるようにしてある。駆動スプロケット13には同軸に駆動力入力用の手摺駆動用スプロケット13aが設けてあり、例えば踏段駆動用の動力をスプロケットチェーン16から受け取ることができるようにしてある。
フレーム3にはまた、圧接ローラ支持腕17がボルト18によって固着されていて、圧接ローラ支持腕17の先端には、押さえバネ19と軸受枠20とを介して圧接ローラ21が設けられている。図示の例では2つの圧接ローラ支持腕17にそれぞれ2つの圧接ローラ21が設けられ、4つの駆動ローラ6のそれぞれに対応した圧接ローラ21が設けられている。圧接ローラ21はC字型断面の手摺5の両側の円弧状の側壁部分5aを連結するほぼ平坦な板状の主面部5bの内側面に接触して内側主面上を転動し、手摺5を駆動ローラ6に圧力下で接触させている。
手摺駆動装置1のフレーム3は、マンコンベアトラス2に対して駆動ローラ6のテーパ角度に対応する角度θだけ傾斜して取り付けられていて、駆動ローラ6のテーパした駆動表面が手摺5のほぼ平坦な主面部5bに平行に接触するようにしてある。即ち、圧接ローラ21は手摺5およびマンコンベアトラス2に対して傾きの無い水平な姿勢で取り付けられていて、フレーム3に対してはテーパ角度θだけ傾斜している。これによりテーパした駆動ローラ6の駆動面に対して手摺5を常に正対させておくことができ、手摺の走行経路が左右にぶれることを防ぐことができる。
このように、手摺駆動装置1は、テーパした駆動ローラ6のテーパ傾斜面が水平になるようにマンコンベアトラス2に支持され、手摺駆動用スプロケット13aの傾きとマンコンベア駆動機のスプロケット(図示してない)とのずれは、両スプロケット間のチェーンによって吸収される。このような角度θをもってフレーム3をマンコンベアトラス2に取り付けるための構造は様々な公知の方法でよい。図示はしてないが、例えば長さの異なる支持部材をマンコンベアトラス2とフレーム3との間に例えばボルトで固定することにより容易に実現できる。
回転軸4の表面にはスプラインが形成してあって、駆動ローラ6の中心のスプライン孔に係合しており、駆動ローラ6は、回転軸4上で軸方向に摺動可能であるが常に回転軸4と共に回転するようにしてある。即ち、駆動ローラ6は、回転軸4にスプライン係合している。
マンコンベア手摺駆動装置はまた、回転軸4上で駆動ローラ6に関連してフレーム3に設けられ、駆動ローラ6の回転を許容しながら、駆動ローラ6の回転軸4上の軸方向位置を調節可能に設定する位置調整装置22を備えている。
位置調整装置22は、回転軸4上で駆動ローラ6と同軸に設けられ、駆動ローラ6と共に軸方向に移動する環状のガイド溝23と、ガイド溝23内に挿入され、ガイド溝23の軸方向移動を阻止しつつ回転可能にガイド溝23を保持するガイド24と、ガイド24を支持し、フレーム3に対して位置調整可能に支持されて、駆動ローラ6の回転軸4上の軸方向位置を調整する調整機構25とを備えている。
図示の例では、ガイド溝23は、回転軸4に嵌められた駆動ローラ6とは別体の断面U字型の環状体26のU字の内側面であるが、後に詳しく説明するように、ガイド溝23は駆動ローラ6に固着しておいても良いし、ガイド溝23を駆動ローラの端面あるいは周面に彫り込んで一体に設けられた環状溝としても良い。
また、ガイド24がガイド溝23内で転動するガイドローラ27を備えているが、ガイド溝23内を摺動するスライダとしても良い。
位置調整装置22の調整機構25は、ガイド24を支持してフレーム3に対して位置調整可能に支持された基板28と、一端で基板28に開口29、穴30および止め輪31によって結合され、他端でフレーム3の基板部7のネジ穴32に通された引き寄せボルトであるネジ部33と、フレーム3の基板部7に固着されてネジ部33に螺合した止めナット34とを備えていて、基板28に設けられて、フレーム3にねじ係合し、駆動ローラ6の回転軸4上の軸方向位置を調整するねじジャッキを構成している。ネジ部33の先端部には角断面部が設けてあって適当な工具を係合させて回転できるようにしてある。
基板28にはまた、基板28の移動方向に延びたガイド片35が設けられている。ガイド片35は、軸受板9に設けられたガイド受け36内に挿入されていて案内されている。基板28にはさらに2つのねじ穴37が設けられていて、軸受板9に設けた長孔38を通って延びた蝶ボルト39がねじ係合している。
このような位置調整装置22は、複数の駆動ローラ6に対して1つずつ設けることもできるが、この例では、4つの駆動ローラ6に対して共用の1つの位置調整装置22だけが設けられている。位置調整装置22は、1枚の基板28に、1つの調整機構25と、複数のガイド24とを備えていて、基板28のガイド24が4つの駆動ローラ6のそれぞれの位置調整を一箇所で調整できる。
基板28にはまた、基板28に固着されてフレーム3の基板部7を貫通した目盛りゲージ40が設けられていて、基板28のフレーム3の基板部7に対する位置、即ち駆動ローラ6の手摺5に対する位置をゲージで読み取ることができるようにしてある。目盛りゲージ40の位置および構造は、基板28とフレーム3との間の相対位置を知ることができれば、他の様々な位置に変更できる。
フレーム3の基板部7には、蝶ボルト39に手や工具を届かせるための調整穴41と、調整機構25に手や工具を届かせるための調整穴42が設けられている。
このようなマンコンベア手摺駆動装置1を備えたマンコンベアにおいて、手摺速度を調整する場合には、まず目盛りゲージ40を読んで、調整前の駆動ローラ6のフレーム3に対する位置を記録しておき、蝶ボルト39を緩め、調整機構25の止めナット34を緩め、引き寄せボルトであるネジ部33を先端の角断面部を利用して回転させる。
ネジ部33を引き寄せ方向に回転させれば、基板28がねじジャッキにより基板部7に近づく方向(図2で右側)に引き寄せられて、基板28に固着されてガイド溝23に係合したガイド24によって、ガイドローラ27と環状体26を介して4つの駆動ローラ6がそれぞれ回転軸4上でスプラインに沿って基板部7の方向に同時に移動させられる。このため、手摺5は、駆動ローラ6上を軸方向に相対的に小径部分側に移動して駆動ローラの小径部分によって駆動されることになり、手摺速度が調整前よりも遅くなる。
ネジ部33を突き離し方向に回転させれば、基板28がねじジャッキにより基板部7から遠ざかる方向(図2で左側)に押しやられて、ガイド24が環状体26とともに駆動ローラ6を回転軸4上で基板部7から遠ざかる方向に移動させられる。このため、手摺5は、駆動ローラ6上を軸方向に相対的に大径部分側に移動して駆動ローラ6の大径部分によって駆動されることになり、手摺速度が調整前よりも早くなる。
手摺速度は、駆動ローラ6の手摺5を駆動する部分の直径に比例するため、駆動ローラ6の回転軸4上の軸方向位置によって定まり、この軸方向位置を目盛りゲージ40で読んで手摺速度を決定することができる。手摺速度は最終的には踏段速度と等しいのが望ましいが、等しくできない場合には手摺速度が踏段速度よりも僅かに早い方が良い。
手摺速度を踏段速度と比較して速度の差が満足のできる範囲内に無いときは、再度調整機構25を作動させて駆動ローラ6を移動させてチェックし、この工程を満足できる結果が得られるまで繰り返す。
満足できる手摺速度が実現できたら止めナット34と蝶ボルト39とを締めつけて基板28すなわち駆動ローラ6のフレーム3に対する軸方向位置を固定して調整作業を終了する。
このような調整作業はマンコンベアの運転停止状態で行っても、運転継続状態で行っても良いが、調整作業の容易さ、作業時間の長さなどの点から、マンコンベアを停止させずに調整作業をすると好都合である。
実施の形態2.
図5〜図7に示すマンコンベア手摺駆動装置51は、マンコンベアトラス2に対してフレーム3が傾斜無しで水平に取り付けられている。即ち、図6において、マンコンベア手摺駆動装置51の基板部7がマンコンベアトラス2に平行に固定されている。即ち、マンコンベア手摺駆動装置51は、テーパした駆動ローラ6の回転軸4を水平になるように、マンコンベアトラス2に対して直角にし、各チェーンスプロケットをマンコンベアトラス2に対して平行にして支持されている。また手摺5はマンコンベアトラス2によって支持されているのでその主面部5bはマンコンベアトラス2に対して直角で、水平に保持されている。
図5〜図7に示すマンコンベア手摺駆動装置51は、マンコンベアトラス2に対してフレーム3が傾斜無しで水平に取り付けられている。即ち、図6において、マンコンベア手摺駆動装置51の基板部7がマンコンベアトラス2に平行に固定されている。即ち、マンコンベア手摺駆動装置51は、テーパした駆動ローラ6の回転軸4を水平になるように、マンコンベアトラス2に対して直角にし、各チェーンスプロケットをマンコンベアトラス2に対して平行にして支持されている。また手摺5はマンコンベアトラス2によって支持されているのでその主面部5bはマンコンベアトラス2に対して直角で、水平に保持されている。
フレーム3をマンコンベアトラス2にこのように取り付けるための構造は様々な公知の方法でよい。図示はしてないが、例えば長さの等しい支持部材をマンコンベアトラス2とフレーム3との間に例えばボルトで固定することにより容易に実現できる。
このように駆動ローラ6のテーパした駆動面が角度θだけ傾斜しており、回転軸4および手摺5の主面部5bは水平でマンコンベアトラス2に直角であるため、手摺5は傾斜してテーパした駆動ローラ6上を幅方向即ち駆動ローラ6の回転軸4の軸方向に移動しようとする。このような手摺5の幅方向の移動を防ぐために、マンコンベア手摺駆動装置51は案内ローラ装置52を備えている。
案内ローラ装置52は、図5に示すようにマンコンベア手摺駆動装置1の本体の手摺5の移動方向に見て前後に1つずつ配置されており、図示してない支持装置によりマンコンベアトラス2によって支持されている。案内ローラ装置52は、手摺の主面部5bを外側(図6で下側)から支持する支持ローラ53と、手摺5の両側の湾曲した側壁部分5aを外側から支持する一対のサイドローラ54と、これら支持ローラ53およびサイドローラ54をそれぞれの軸回りに回転可能にU字型配置に支持する枠体55とを備えている。
図5〜図7に示すマンコンベア手摺駆動装置51のその他の構成は、図1〜図4に示すマンコンベア手摺駆動装置1の構成と同様である。
このマンコンベア手摺駆動装置51においては、駆動ローラ6のテーパ駆動面により手摺5を幅方向に移動させようとする力が作用するが、この力は案内ローラ装置52によって受け止められるので、手摺5が駆動ローラ6上で幅方向(駆動ローラ6の軸方向)に移動してしまって所定の駆動速度が得られなくなるようなことがない。
またフレーム3はマンコンベアトラス2に対して傾斜しておらず、垂直および水平を合わせて取付られているので、様々なチェーン15、16、スプロケット12、13、13a、14および軸類等の機構要素をコンパクトに配置することができ、据付に必要なスペースを大きくしてしまうことがない。
以上に説明した実施の形態はこの発明を実施するための例を過ぎず、様々な変形および変更が可能であり、またそれぞれの実施の形態の特徴を適宜選択組合せることもできる。例えば、ガイド溝23を駆動ローラ6の端面あるいはテーパした周面に一体に設けることもできるし、ガイド溝23を形成する環状体26は駆動ローラ6に対して回転するものでも、回転できないものでも良い。
ガイド溝23を持つ環状体26が駆動ローラ6に対して軸方向に動くものにする場合には、駆動ローラ6の軸方向両端面側にガイド溝23を配置して、これらのガイド溝23を共にガイド24によって軸方向に移動しないようにすることもできる。この場合軸方向両側に環状の側壁のあるガイド溝23を形成る環状体26は必ずしも必要なく、基板28から回転軸4に向かって延びて駆動ローラ6の両端面に接するガイドを用いることもできる。
3 フレーム、4 回転軸、5 手摺、6 駆動ローラ、22 位置調整装置、23 ガイド溝、24 ガイド、25 調整機構、26 環状体、27 ガイドローラ、28 基板、30 ねじ係合、40 目盛りゲージ、52 案内ローラ装置。
Claims (12)
- フレームと、上記フレームに対して回転可能に設けられた回転軸と、上記回転軸上で軸方向に摺動可能かつ上記回転軸と共に回転可能に設けられ、マンコンベアの手摺に接触して手摺を駆動するテーパした駆動ローラと、上記回転軸上で上記駆動ローラに関連して上記フレームに設けられ、上記駆動ローラの回転を許容しながら、上記回転軸上の軸方向位置を調節可能に設定する位置調整装置とを備えたことを特徴とするマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記位置調整装置が、上記回転軸上で上記駆動ローラと同軸に設けられ、上記駆動ローラと共に軸方向に移動する環状のガイド溝と、上記ガイド溝内に挿入され、上記ガイド溝をの軸方向移動を阻止しつつ回転可能に上記ガイド溝を保持するガイドと、上記ガイドを支持し、上記フレームに対して位置調整可能に支持されて、上記駆動ローラの上記回転軸上の軸方向位置を調整する調整機構とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記駆動ローラは、上記回転軸にスプライン係合していることを特徴とする請求項1あるいは2に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記ガイド溝が、上記回転軸に嵌められた環状体であることを特徴とする請求項2あるいは3に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記ガイド溝が上記駆動ローラに固着されたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記ガイド溝が上記駆動ローラに一体に設けられた環状溝であることを特徴とする請求項2あるいは3に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記ガイドが上記ガイド溝内で転動するガイドローラを備えたことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記位置調整装置が、上記ガイドを支持し、上記フレームに対して位置調整可能に支持された基板と、上記基板に設けられて、上記フレームにねじ係合し、上記駆動ローラの上記回転軸上の軸方向位置を調整するねじジャッキを有する調整機構とを備えたことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記基板が1つの調整機構と、複数のガイドとを備えたことを特徴とする請求項8に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記駆動ローラのテーパ傾斜面が水平になるようにマンコンベアトラスに支持されたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 上記回転軸が水平になるようにマンコンベアトラスに支持され、手摺の走行方向に見て手摺駆動装置の前後両側に案内ローラ装置を備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
- 目盛りゲージを備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のマンコンベア手摺駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008025135A JP2009184768A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | マンコンベア手摺駆動装置 |
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ID=41068429
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200474076Y1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-08-20 | 서울메트로 | 에스컬레이터 핸드레일 고무벨트용 가이드유니트 |
EP3753894A1 (en) * | 2020-01-21 | 2020-12-23 | Thyssenkrupp Elevator Innovation Center, S.A. | Handrail driving system for an escalator |
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2008
- 2008-02-05 JP JP2008025135A patent/JP2009184768A/ja active Pending
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