JP2011147900A - 液体定量吐出装置の液体吐出構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】グリススプレーディスペンサのディスペンサヘッド2にギヤポンプ27を一体に組み込む。ギヤポンプ27の一対のギヤ29,30が回転すると、流入口側(イン側)に吸引圧が発生し、流出口側(アウト側)に吐出圧がそれぞれ発生する。これにより、グリスタンク内のグリスがギヤポンプ27により引き込まれ、ギヤポンプ27で昇圧された後、グリスがディスペンサヘッド2の吐出口から高圧吐出される。
【選択図】図6
Description
本発明では、前記ワークに対する前記液体の塗布パターンを切り換える塗布パターン制御手段を備えたことを要旨とする。
この構成によれば、ギヤポンプを吐出ヘッドの平面方向に沿う向き、つまり横向きに倒して配置するので、吐出ヘッドにギヤポンプを組み込むにしても、吐出ヘッドをヘッド高さ方向において小型サイズに済ますことが可能となる。
この構成によれば、一般的な液体定量吐出装置において吐出ヘッドには、その高さ方向に若干の部品配置スペースが存在する現状がある。よって、本構成のように、ギヤポンプとその駆動源とヘッド部とを吐出ヘッドの高さ方向に配置するようにすれば、元々存在する空きスペースを部品配置スペースとして有効利用することが可能となり、装置の小型化に有益となる。
この構成によれば、ギヤポンプが吐出口の直近に配置されるので、ギヤポンプで昇圧した液体を直ぐに吐出口から吐出することが可能となる。よって、昇圧後の液体を、圧力損失を少なく抑えて高圧吐出することが可能となる。
図1に示すように、グリススプレーディスペンサ1は、ディスペンサヘッド2からグリスを高圧で吐出して、グリスをワーク3に塗布する工作機械の一種である。ディスペンサヘッド2には、グリスを貯留するグリスタンク4が配管5を介して接続されている。配管5は、耐圧性の高い鋼管ではなく、例えば汎用的な管材が使用されている。なお、グリスが液体に相当し、グリススプレーディスペンサ1が液体定量吐出装置に相当し、ディスペンサヘッド2が吐出ヘッドに相当し、グリスタンク4が液体貯留室に相当する。
エア源がフィルタレギュレータ7を介してグリスタンク4に供給されると、グリスタンク4内のグリスが、エア源からの圧力により押し出されてディスペンサヘッド2に供給される。このグリスは、上部マニホールド20のグリス流通路22に流れ込み、ギヤポンプ27の流入口37の手前まで至る。そして、この状態でギヤポンプ27が回転すると、上部マニホールド20のグリス流通路22内のグリスがギヤポンプ27の流入口37に流れ込み、各ギヤ29,30のそれぞれの歯の間に入り込む。このとき、ギヤ29,30の回転に伴って、グリスがギヤ29,30の回転方向に導かれ、ギヤ29,30の回りを一周してギヤポンプ27の流出口38に搬送される。
(1)グリススプレーディスペンサ1のグリス高圧供給装置として、グリスを高い定量性で吐出できるという特性を有するギヤポンプ27を使用したので、使用環境下の温度変化(例えば朝夕や季節の違い)を要因にグリスの稠度が変化しても、グリスを精度よく吐出することができる。また、相対的に安価な部品であるギヤポンプ27を使用するので、グリスを高圧吐出する装置として高価な高圧供給装置を使用せずに済む。よって、グリススプレーディスペンサ1に要する部品コストも低く抑えることができる。
・液体は、グリスに限定されず、グリス以外の材質を使用してもよい。
・1つのワーク3にグリスを塗布する際、その途中で塗布パターンを他のパターンに切り換えることも可能である。
・肉取り部39は、グリスの流入口37側のみに設けられることに限定されず、流出口38側に設けてもよい。また、これら肉取り部39は、必ずしも必要ではなく、省略してもよい。
・ギヤポンプ27は、ディスペンサヘッド2に対して平面方向Rに配置されることに限定されず、例えばディスペンサヘッド2の平面方向Rに対して直交する方向、つまり縦向きに配置してもよい。
・各塗布パターンでワーク3へのグリスの塗布位置を変える場合、ディスペンサヘッド2を移動させるのか、或いはワーク3を搬送させるのかは、適宜変更可能である。
・ヘッド搬送機構13及びワーク搬送機構17は、種々の構造のものが採用可能である。
(イ)請求項1〜6のいずれかにおいて、前記塗布パターン制御手段は、前記液体を前記供給口から単に高圧吐出する点塗布を実行する点塗布実行手段と、前記液体を前記供給口から吐出する際にエアもともに噴出することにより、前記液体をスプレー状に吐出するスプレー塗布を実行するスプレー塗布実行手段とを備えた。この構成によれば、点塗布とスプレー塗布との2種類の塗布パターンにより、ワークに液体を塗布することが可能となる。
Claims (6)
- 液体貯留室の液体を吐出ヘッドの吐出口から高圧で吐出してワークに前記液体を塗布する液体定量吐出装置の液体吐出構造において、
前記吐出口から前記液体を高圧で吐出させる装置としてギヤポンプを使用するとともに、当該ギヤポンプを前記吐出ヘッドに一体に組み込んだ
ことを特徴とする液体定量吐出装置の液体吐出構造。 - 前記ギヤポンプには、一対のギヤを収納するハウジングが設けられ、当該ハウジングにおいて前記液体が流入する箇所には、当該液体の流れ込みを促進する肉取り部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体定量吐出装置の液体吐出構造。 - 前記ワークに対する前記液体の塗布パターンを切り換える塗布パターン制御手段を備えた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体定量吐出装置の液体吐出構造。 - 前記ギヤポンプは、前記吐出ヘッドの平面方向に沿う向きに配置されている
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の液体定量吐出装置の液体吐出構造。 - 前記ギヤポンプと、当該ギヤポンプの駆動源と、前記液体を吐出するヘッド部とを、当該吐出ヘッドの高さ方向に沿って配置した
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の液体定量吐出装置の液体吐出構造。 - 前記ギヤポンプは、前記吐出口の直近に配置されている
ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の液体定量吐出装置の液体吐出構造。
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JP2010012208A JP2011147900A (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 液体定量吐出装置の液体吐出構造 |
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