JPH11319674A - 接着剤螺旋状スプレー塗布装置におけるノズル装置およびガンユニット - Google Patents

接着剤螺旋状スプレー塗布装置におけるノズル装置およびガンユニット

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JPH11319674A
JPH11319674A JP10152042A JP15204298A JPH11319674A JP H11319674 A JPH11319674 A JP H11319674A JP 10152042 A JP10152042 A JP 10152042A JP 15204298 A JP15204298 A JP 15204298A JP H11319674 A JPH11319674 A JP H11319674A
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adhesive
nozzle
pressurized air
truncated cone
hole
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Takayuki Mende
隆行 免出
Shoji Hidaka
昇二 日高
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SAN TOOL KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 接着剤孔11と複数個の加圧空気孔12とを有するノズ
ルベース1の下面に、複数個の加圧空気孔12よりの加
圧空気流による旋回加圧空気流を円錐台周面に沿って旋
回流下させる円錐台2連設し、前記円錐台2の下面に連
続し、中心に円錐台2の接着剤孔21に連続する接着剤
孔31を形成し、側面視でV状に切欠してその周面に互
いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右一対の傾
斜垂下面Qを形成し、その下面を傾斜垂下面Qの下端が
存在する方向の短軸と存在しない方向の長軸とをもつ非
円形とした形状のノズル突起3を含むことを特徴とする
ノズル装置。本願第2発明は、本願第1発明におけるノ
ズル突起に、前記傾斜垂下面の先端部端部に接着剤孔を
露出させ傾斜垂下面Qの一部に接着剤露出面Pを形成す
る。本願第3発明は、本願第1発明のノズル装置を、ガ
ンユニットのガンベースに、ノズル突起の下面の長軸方
向を変更自在に装備することで、螺旋状スプレーパター
ンを断面楕円形の長軸楕円形の長軸方向を選択自在とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤の螺旋状スプレ
ー塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】接着剤の螺旋状スプレー塗布装置に関し
て、特開昭63−283774号、特開昭60、特開昭
63−283774号が公知であり、ノズルの接着剤孔
より吐出された糸状溶融接着剤に、接着剤孔と同心配置
の複数個の加圧空気孔より吐出された加圧空気流による
旋回加圧空気流を作用させることで、吐出された糸状溶
融接着剤を旋回かつ延伸させてスパイラル状とし、接着
剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを形成する接着
剤螺旋状スプレー塗布装置を開示している。更に、特開
平2−227154号、特開平3−146160号に
は、吐出された糸状溶融接着剤にの接着剤ファイバーに
旋回加圧空気流を作用させることで形成された接着剤フ
ァイバーの螺旋状スプレーパターンに、二次的旋回加圧
空気流を作用させることにより、接着剤ファイバーの螺
旋状スプレーパターンを円形旋回より楕円形旋回に矯正
する技術思想が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平2−22
7154号、特開平3−146160号は、接着剤ファ
イバーの螺旋状スプレーパターンを円形旋回より楕円形
旋回に矯正する技術思想を開示するものではあるが、円
形旋回の接着剤ファイバーに二次的旋回加圧空気流を加
圧空気流を作用させる必要があることで、ノズル装置の
構造が複雑となる問題点がある。また、所望の楕円形旋
回の螺旋状スプレーパターンを得るためには、二次的旋
回加圧空気二次的旋回加圧空気流を調整制御する必要が
あり二次的旋回加圧空気流の供給機構を変更すべくノズ
ル先端部を取替える必要がある。本発明は、ノズル装置
の構造を複雑化することなく接着剤ファイバーの螺旋状
スプレーパターンを円形旋状スプレーパターンを円形旋
回を楕円形旋回に変形自在とすることを課題とする。ま
た、楕円形旋回の長軸方向を変更自在として塗布巾を選
択自在とすることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、中心に
接着剤孔11と、該接着剤孔11と同心配置した複数個
の加圧空気孔12とを、有するノズルベース1と;該ノ
ズルベース11の下面に連設し、ノズルベース1の接着
剤供給孔11に連続する接着剤孔21を有する中心に有
し、上端周縁をノズルベース1の下面の複数個の加圧空
気孔12の下端よりも内心側に位置する逆向き円錐台形
状で逆向き円錐台周面を有し、複数個の加圧空気孔12
よりの加圧空気流による旋回加圧空気流を円錐台周面に
沿って旋回流下させる円錐台2と;円錐台2の下面に連
続し、中心に円錐台2の接着剤孔21に連続する接着剤
孔31を形成し、側面視でV状に切欠してその周面に互
いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右一対の傾
斜垂下面Qを形成し、その上面を円錐台2の下面とほぼ
同一ないし小さい面積の円形とし、その下面を傾斜垂下
面Qの下端が存在する方向の短軸と傾斜垂下面Qの下端
が存在しない方向の長軸とをもつ非円形とし、一部切欠
した変形円錐体または変形円筒体の形状であるノズル突
起3と;を含む構成とすることを特徴とするノズル装置
を提供する。本願第2発明は、本願第1発明におけるノ
ズル突起に、前記傾斜垂下面の先端部端部に接着剤孔を
露出させ傾斜垂下面Qの一部に接着剤露出面Pを形成し
たことを特徴とすることを特徴とする、接着剤螺旋状ス
プレー塗布装置におけるノズル装置を提供する。 本願
第3発明は、本願第1発明のノズル装置を、ガンユニッ
トのガンベースに、ノズル突起の下面の長軸方向を変更
自在に、装備することで、螺旋状スプレーパターンを断
面楕円形の長軸楕円形の長軸方向を選択自在としたこと
を特徴とする、接着剤螺旋状スプレー塗布装置における
ガンユニットを提供する。
【0005】
【作用】複数個の加圧空気孔より吹出る加圧空気流は、
円錐台に沿って流下する。加圧空気孔が偏心しているこ
とで旋回加圧空気流となって、ノズルの接着剤孔より吐
出された糸状溶融接着剤ビートに作用して、螺旋状の接
着剤ファイバーが形成される。この際、本願第1発明に
おいては、旋回加圧空気流は円錐台に円錐台に沿って旋
回流下してノズル突起の傾斜垂下の傾斜垂下面に接触す
ることで、旋回方向を偏向させる。その結果、接着剤フ
ァイバーの接着剤ファイバーの螺旋状スプレーパターン
は断面楕円形となる。本願第2発明においては、本願第
1発明に加えて、ノズル突起の接着剤孔を流下する溶融
流下する溶融接着剤に旋回加圧空気流を局部的に接触さ
せることで、ノズル突起の接着剤孔を流下する溶融接着
剤を予備延伸させる。その結果、接着剤ファイバーの螺
旋状スプレーパターンを断面楕円形で、且つ高速旋回さ
せる。本願第3発明においては、本願第1発明により接
着剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを断面楕円形
としたノズルユニットを、ガン本体のガンベースに対
し、回動させることで、ノズル突起の下面の長軸の下面
の長軸方向を変更する。その結果、螺旋状スプレーパタ
ーンを断面楕円形の長軸方楕円形の長軸方向を所望方向
へ変更する。即ち、所望方向を長軸とする断面楕円形の
螺旋旋状スプレーパターンで螺旋状スプレー塗布する。
長軸とする断面楕円形の螺旋状スプレーパターンで螺旋
状スプレー塗布する。
【0006】
【実施の態様】ノズル装置Aを図1ないし図10を参照
して説明する。ノズル装置Aは、ノズルベース1と円錐
台2とノズル突起3とより構成されている。ノズルベー
ス1は、中心に接着剤孔11と、該接着剤孔11に対し
同心配置した複数個の加圧空気孔12が形成されてい
る。前記複数個の加圧空気孔12は、ノズルベース1に
傾斜角αでかつ回転角(偏心角)βで形成されている。
円錐台2は、前記ノズルベース11の下面に連続し、ノ
ズルベース1の接着剤供給孔11に連続する接着剤孔2
1が中心に形成されている。円錐台2は逆向き円錐台形
状で逆向き円錐台周面23を有し、その上端周縁22は
ノズルベース1の下面の複数個の加圧空気孔12の下端
よりも内心側に位置している。ノズルベース1の複数個
の加圧空気孔12よりの加圧空気流による旋回加圧空気
流を円錐台周面23に沿って旋回流下させるべく、上記
のごとく逆向き円錐台形状としている。ノズル突起3
は、円錐台2の下面に連続し、円錐台2の接着剤孔21
に連続する接着剤孔31が中心に形成されている。該ノ
ズル突起3は、円錐台2の先端部を加工するこによって
形成することができるが(例えば、円錐台2の先端部側
面の一部を切除することで円錐台2の先端部の断面形状
を円形の一部を除去した変形筒部とする。円錐台2の先
端部を切除して円錐台形状とし円錐台先端に変形筒部を
連続した形状とする。)、円錐台2の先端側に一部を露
出させて細管3aを埋め込むことによっても形成でき
る。
【0007】ノズル突起3には、本願第1発明を実施す
るための傾斜垂下面Qおよび本願第2発明を実施するた
めの接着剤露出面Pを形成するものであるが、図1ない
し図5に示す第1実施例では、円錐状突起2の先端部を
V字状に切除してU状開口32とU状開口の周囲に傾斜
平面33を形成して、それぞれ接着剤露出面P、傾斜垂
下面Qとする。即ち、側面視でV状に切欠してその周面
に互いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右一対
の傾斜垂下面Qを形成し、その上面を円錐台2の下面と
ほぼ同一ないし小さい面積の円形とし、その下面を傾斜
垂下面Qの下端が存在する方向の短軸と傾斜垂下面Qの
下端が存在しない方向の長軸とをもつ非円形とし、一部
切欠した変形円錐体または変形円筒体の形状であるノズ
ル突起3を構成する。
【0008】図6ないし図10に示す第2実施例では、
円錐台2の接着剤孔21に細管3aを挿入して、細管3
aのうち円錐台2の先端より突出する部分でノズル突起
3を構成し、細管3aの先端部をV字状に切除してU状
開口32とU状開口の周囲に傾斜平面33を形成してそ
れぞれ接着剤露出面P、傾斜垂下面Qとする。
【0009】図5は第1実施例におけるノズル突起3
を、図10は第2実施例におけるノズル突起3(図10
参照)を拡大して示し、ノズル突起3の接着剤露出面
P、傾斜垂下面Qを示し、U状の加圧空気流接触面Qの
上端は円錐台2の先端に連続している。V字状に切除す
る先端角度γは小さい方がこのましいが、30度以下で
はV字の先端の2つの爪が強度的に弱くなり損傷しやす
くなる。反対に90度以上では本発明の効果が乏しくな
るので、この先端の角度は45度前後が好ましい。接着
剤孔21の吐出孔の口径は、主として接着剤の粘度との
関係で選択される。即ち吐出孔の口径は小さい方が延伸
しやすく旋回速度も上がるが、小さすぎると接着剤を押
し出すための圧力が高くなりすぎて装置の負担が大きく
なる。したがってこの口径は接着剤の粘度、吐出量、装
置の耐圧強度などを勘案した上で選択され、一般的には
0.4mmないし0.6mmが好ましい。
【0010】図11に示す第3実施例においては、ノズ
ル突起3a’は、傾斜平面33の先端と、円錐台2とノ
ズル突起3a’との接続部と、の間には筒状面34が存
在している。第2実施例および第3実施例においては、
細管3aを円錐台2の先端に連設しているが、円錐台2
の先端部に変形筒部を形成する(円錐状突起2の先端部
を切除して円錐台形状とし円錐台先端に変形筒部を連続
した形状の加工品とするか、筒状部分を円錐状突起2の
先端延長部分に形成した形状の成形品)ことで、円錐状
突起2と変形筒部3とを一体化製品とすることができ
る。図12に示す第4実施例においては、ノズル突起3
bは、本願第1発明を実施するための傾斜垂下面Qを形
成するための平面33は存在するが、本願第2発明を実
施するための接着剤露出面Pを形成するためのU状開口
32は存在しないものである。
【0011】本発明は、接着剤スプレー塗布に際して
は、複数個の加圧空気孔よりの加圧空気流は加圧空気孔
が偏心していることで旋回流となって円錐状突起に沿っ
て旋回流下し、ノズルの接着剤孔より吐出された糸状溶
融接着剤ビートに作用して、螺旋状の接着剤ファイバー
が形成される。この際、加圧空気流は、円錐状突起の接
着剤露出面で流下中の溶融接着剤に接触して、溶融接着
剤に延伸作用を与える。その結果、螺旋状の接着剤ファ
イバーを高速に旋回させる。円錐状突起に沿って旋回流
下する加圧空気流が加圧空気流接触面に接触すること
で、加圧空気流の旋回方向を偏向させることで、旋回加
圧空気流を断面楕円形となし、接着剤ファイバーの螺旋
状スプレーパターンを断面楕円形とする。かくして、接
着剤は細い糸状となりながら高速に旋回して本質的に楕
円状に堆積する。従って被塗布物を低速で移動させても
塗布幅の両端部と中央部との塗布量に差が著しく小さく
なる。また、従来のノズルと比較して接着剤が延伸し易
くなるためより高速で旋回させることが可能となる。更
に、接着剤の粘度と旋回延伸のための気体の圧力を整え
るとノズル先端で接着剤が2つに分流し、より細い糸状
となって楕円状に旋回する。従って被塗布物を高速で移
動してもきめの細かい塗布が可能となる。
【0012】つぎに、本発明の、3つの原理、効果を説
明する。1つめはコアンダー効果として知られている。
それは気体が高速で噴出するときその近傍にある壁面に
沿って流れようとする性質である。本発明では旋回と延
伸のために噴出された気体が初めはノズル中央の円錐状
突起に沿って流れ、次いで一部の気体はV字状をした先
端の斜面に沿って流れる。V字斜面により多く接触した
気体がより強く偏向することと左右対称形であることか
ら、本発明では気体は自ら短軸の極めて小さい楕円形に
旋回することになる。なおV字斜面の部分が長いほど、
即ちV字の角度が小さいほどコアンダー効果が安定して
作用する。
【0013】2つめは接着剤が高速の気流と接触するポ
イントに着目し、そこに接着剤の助走区間を設けたこと
により、延伸を容易にし高速の旋回を可能にしている。
接着剤がその吐出孔から押し出される速度は通常、毎秒
数cmぐらいである。一方、これに接触する気流の初速
度は毎秒200〜300mである。接着剤はこの気流か
ら延伸作用を受けて最終的には毎秒数十mの速度まで延
伸される。このように接着剤は吐出孔を出た瞬間にいき
なり急激な延伸作用を受けるわけで、こうした環境では
接着剤は強い抗張力を発揮し延伸力が軽減されてしま
う。しかし本発明においては、接着剤は吐出孔先端に設
けられたU字状のくびれた部分で気流との接触が始ま
り、接着剤がノズルの先端の爪を離れるまでに既にある
程度の延伸が行われる。このようにU字にくびれた部分
で接着剤を助走させることにより、その後の延伸を強力
に行わせることができ、高速旋回を可能にする。
【0014】3つめは、粘性流体の流れにおいて最も基
本的な性質であって、理論式ではクエットの流れ、ポア
ズイユの流れ、などがあるが、言葉で言うと <粘性流
体は静止壁面の近づくほどその速度が小さくなる> と
いうことである。本発明においては、1つの接着剤吐出
孔から出た接着剤はU字にくびれた部分の谷底で最初に
高速の気流と接触して強力な延伸作用を受ける。しかし
このとき接着剤はまだV字をなす2つの爪状の部分で部
分的に静止壁に接触している。したがって接着剤はその
粘度と周囲の気流による延伸力との関係によって、ある
時は図13のように流れ、ある時は図14のように流れ
るのである。高速で移動する被塗布物に よりきめ細か
い塗布を行う場合には図14のように接着剤が2つに分
流する条件で使用する。
【0015】
【実験例】実験例1 第2実施例のノズルにおいて、エアー孔の直径0.5m
m、エアー孔の数12個、エアー孔のピッチ直径4.5
mm、エアー孔の傾斜角30度、エアー孔の回転角22
度、円錐状突起の基部の直径2.7mm、円錐状突起の
高さ2mm、円錐状突起の広がり角50.8度、細管の
内径0.5mm、細管の外径0.8mm、細管の先端角
度45度、細管の突き出し長さ1.0mmのノズルを使
用した。接着剤は合成ゴム系のホットメルトで160℃
における粘度が4Pa-s(パスカル秒)のものを使用し、
160℃で20g/min吐出した。旋回延伸用にはエアー
を温度180℃で、流量0.8N−m3/Hrで供給し
た。被塗布物としてはポリエステルフィルムを使用し、
ノズルの下方30mmの位置において毎分50mの速度
で走行させた。塗布された接着剤のパターンを図15に
示す。塗布幅は23mmであった。接着剤は幅方向、走
行方向ともに均一に塗布されており、巾方向の両端部で
接着剤が盛り上がってはいなかった。
【0016】実験例2 被塗布物のフィルムの走行速度を毎分150mとした。
その他の条件は実験例1と全く同じとした。塗布された
接着剤のパターンを図16に示す。塗布幅は23mmで
あった。塗布幅の中央部における目の細かさを評価する
方法として、塗布幅の中心線を区間L=50mmで横切
る糸数nを数え、Lをnで割ったものを「目の開き」と
呼ぶこととする。本実験例では、目の開きは1.6mm
であった。
【0017】実験例3 被塗布物のフィルムの走行速度を毎分300mとした。
その他の条件は実験例1と全く同じとした。塗布された
接着剤のパターンを図17に示す。塗布幅は23mmで
あった。目の開きは3.2mmであった。
【0018】実験例4 旋回用エアーの流量を1.1N-m3/Hrに増した。塗
布幅の調整のためのノズル先端から塗布されるフィルム
までの距離を25mmとした。その他の条件は実験例3
と全く同じとした。塗布された接着剤のパターンを図1
8に示す。塗布幅は23mmであった。目の開きは2.
2mmであった。実験例2、実験例3および後記の比較
例2においては接着剤の糸が1条のループで構成されて
いるが、本実験例では2条のループで構成されており、
ノズルの先端で接着剤が分流しているのが確認できる。
【0019】比較例1 従来のタイプのノズルを使用した。即ち、実験例1のノ
ズルの先端からV字状の細管を取り去ったものと等し
く、中央部の円錐状突起の高さは2mm、先端は直径が
0.8mmの円形で、その中央に口径0.5mmの円形吐出孔を有
している。塗布幅調整のためのノズル先端から塗布され
るフィルムまでの距離を18mmとした。その他の条件
は実験例1と同じとした。塗布された接着剤のパターン
を図19に示す。塗布幅は22mmであった。実験例1
と比較して、接着剤は塗布幅の両端で厚く盛り上がって
おり、中央部と比較し明らかに不均一な塗布になってい
た。
【0020】比較例2 被塗布物のフィルムの走行速度を毎分150mとした。
その他は比較例1と同じ条件にした。塗布された接着剤
のパターンを図20に示す。塗布幅は26mmで、目の
開きは3.1mmであった。実験例2と比較して、目の
開きが大きく均一な接着を求めるには不十分である。
【0021】つぎに、本願第3発明を説明する。本願第
3発明は、前記ノズル装置Aのノズルベース1と、ガン
ユニットBのガンベース4とを、横断面視で回動方向の
相対位置を変更自在とするものであるが、図21および
図22に示す本願第3発明の実施例においては、ノズル
ベース1を螺着してノズルベース1と一体化した回動調
節ブロック5を設け、該回動調節ブロック5の筒部51
をガンベース4の内室41に挿入しリング52を装着す
ることにより、回動調節ブロック5とガンベース4とを
嵌合状態とすることで、ノズル装置AをガンユニットB
に対し回動自在としている。
【0022】回動調節ブロック5には、ガンユニットB
の弁機構bに通じる接着剤孔51およびガンベース4の
加圧空気室42に通じる加圧空気孔52が形成されてい
る。また、回動調節ブロック5の周面には回動操作用の
凹部55が形成されている。ガンユニットBの弁機構b
にはホットメルト接着剤供給用ホースCを介してホット
メルト接着剤が供給され、加圧空気室42には加圧空気
供給用ホースDを介して加圧空気が供給される。
【0023】本願第1発明においては、前述の原理にも
とづき、ノズル突起3の傾斜垂下面Qに接触させて旋回
方向を偏向させることで、図23に示すごとく、傾斜垂
下面Qの存在するノズル突起3の周面については、螺旋
旋状スプレーパターンはHaよりHbに変化して楕円形
となるが、螺旋旋状スプレーパターンの楕円形の長軸方
向はノズル突起3の傾斜垂下面Qの存在しない方向、楕
円形の短軸方向はノズル突起3の傾斜垂下面Qの存在す
る方向となる。従って、図24を参照して、ノズル突起
3の傾斜垂下面Qの方向を選択することで、螺旋旋状ス
プレーパターンの楕円形の長軸方向を塗布基材の搬送方
向と平行とすることで、塗布巾はLaの最短、長軸方向
を塗布基材の搬送方向と直交方向とすることで、塗布巾
はLcの最大となる。長軸方向を塗布基材の搬送方向と
45度の交差方向とすることで、塗布巾はLbの中間と
なる。
【0024】図25および図26に示すごとく、塗布ラ
イン上に塗布基材の搬送方向と直交方向または交差方向
に架設した支持体6に多数のガンユニットBを装備する
ことで、塗布巾を拡大することができ、図25aにおい
てノズル突起3の傾斜垂下面Qの方向を選択、および図
25bのごとく異なる方向の傾斜垂下面Qを有するもの
を組合わせることで、種々の塗布パターンを得ることが
できる。更に、図26に示す千鳥状に2列配置したガン
ユニットBのノズル突起3の傾斜垂下面Qの方向の異な
るものの組合わせ等により、より均一な塗布、模様塗布
パターンによる部分塗布の選択等により塗布基材に応じ
た塗布の要求に応じることができる。
【0025】
【発明の効果】本願第1発明は、旋回加圧空気流は円錐
台に円錐台に沿って旋回流下してノズル突起の傾斜垂下
の傾斜垂下面に接触することで、旋回方向を偏向させる
ことで、接着剤ファイバーの接着剤ファイバーの螺旋状
スプレーパターンを断面楕円形とするものであるから、
断面楕円形の長軸方向の選択および長さを簡単に変更す
ることができて、ノズル先端部を取替えを必要とするこ
となく、塗布巾の選択および塗布パターンの選択変更が
容易である。また、公知技術のごとく、二次的旋回加圧
空気流を加圧空気流を作用させる必要がないので、公知
技術に比してノズル装置の構造が簡単である。本願第2
発明においては、本願第1発明に加えて、ノズル突起の
接着剤孔を流下する溶融流下する溶融接着剤に旋回加圧
空気流を局部的に接触させることで、ノズル突起の接着
剤孔を流下する溶融接着剤を予備延伸させことで、接着
剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを高速旋回させ
ことができ、また、密な塗布パターンを選択することも
できる。本願第3発明は、本願第1発明のノズル装置
を、ガンユニットのガンベースに、ノズル突起の下面の
長軸方向を変更自在に、装備することで、螺旋状スプレ
ーパターンの長軸楕円形の長軸方向を選択自在としとす
ることで、塗布巾の選択および塗布パターンの選択変更
を容易とする接着剤螺旋状スプレー塗布装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるノズルの正面図。
【図2】 同じくノズルの側面図。
【図3】 同じくノズルの断面図。
【図4】 同じくノズルの底面図。
【図5】 同じく変形筒部の拡大斜視図。
【図6】 本発明の第2実施例によるノズルの正面図。
【図7】 同じくノズルの側面図。
【図8】 同じくノズルの断面図。
【図9】 同じくノズルの底面図。
【図10】 同じくの変形筒部の拡大斜視図。
【図11】 本発明の第3実施例によるノズルの変形筒
部の拡大斜視図。
【図12】 本発明の第4実施例によるノズルを示し、
a図は正面図、b図は底面図、c図は変形筒部の拡大斜
視図。
【図13】 本発明によるV字状先端部での接着剤の流
れる図。
【図14】 本発明によるV字状先端部で接着剤が2つ
に分かれて流れる図。
【図15】 実験例1で得られた塗布パターン図。
【図16】 実験例2で得られた塗布パターン図。
【図17】 実験例3で得られた塗布パターン図。
【図18】 実験例4で得られた塗布パターン図。
【図19】 比較例1で得られた塗布パターン図。
【図20】 比較例2で得られた塗布パターン図。
【図21】 本願第3発明の実施例を示すガンユニット
を示す部分断面図。
【図22】 同じく部分正面図。
【図23】 本発明による塗布パターンの説明図。
【図23】 本願第3発明によりる塗布巾の変化示す説
明図。
【図24】 同本発明による塗布パターンの説明図。
【図25】 ガンユニットを多数直線配置する説明図。
【図26】 ガンユニットを多数千鳥状配置する説明
図。
【符号の説明】
A ノズル B ガンユニット P 接着剤露出面 Q 傾斜垂下面(加圧空気流接触面) α 傾斜角 β 回転角(偏心角) γ 変形筒部の先端角度 1 ノズルベース 2 円錐状突起 3 変形筒部 3a 細管 5 回動調節ブロック 11 接着剤孔 12 接着剤孔 13 加圧空気孔 32 U状開口 33 傾斜平面 55 回動操作用の凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるノズルの正面図。
【図2】 同じくノズルの側面図。
【図3】 同じくノズルの断面図。
【図4】 同じくノズルの底面図。
【図5】 同じく変形筒部の拡大斜視図。
【図6】 本発明の第2実施例によるノズルの正面図。
【図7】 同じくノズルの側面図。
【図8】 同じくノズルの断面図。
【図9】 同じくノズルの底面図。
【図10】 同じくの変形筒部の拡大斜視図。
【図11】 本発明の第3実施例によるノズルの変形筒
部の拡大斜視図。
【図12】 本発明の第4実施例によるノズルを示し、
a図は正面図、b図は底面図、c図は変形筒部の拡大斜
視図。
【図13】 本発明によるV字状先端部での接着剤の流
れる図。
【図14】 本発明によるV字状先端部で接着剤が2つ
に分かれて流れる図。
【図15】 実験例1で得られた塗布パターン図。
【図16】 実験例2で得られた塗布パターン図。
【図17】 実験例3で得られた塗布パターン図。
【図18】 実験例4で得られた塗布パターン図。
【図19】 比較例1で得られた塗布パターン図。
【図20】 比較例2で得られた塗布パターン図。
【図21】 本願第3発明の実施例を示すガンユニット
を示す部分断面図。
【図22】 同じく部分正面図。
【図23】 本願第3発明によりる塗布巾の変化示す説
明図。
【図24】 同本発明による塗布パターンの説明図。
【図25】 ガンユニットを多数直線配置する説明図。
【図26】 ガンユニットを多数千鳥状配置する説明
図。
【符号の説明】 A ノズル装置 B ガンユニット P 接着剤露出面 Q 傾斜垂下面(加圧空気流接触面) α 傾斜角 β 回転角(偏心角) γ 変形筒部の先端角度 1 ノズルベース 2 円錐台2 3 ノズル突起 3a 細管 11 接着剤孔 12 加圧空気孔 21 接着剤孔 32 U状開口 33 傾斜平面 55 回動操作用の凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルの接着剤孔より吐出された糸状溶融
    接着剤に、接着剤孔と同心配置の複数個の加圧空気孔よ
    り吐出された加圧空気流による旋回加圧空気流を作用さ
    せることで、吐出された糸状溶融接着剤を旋回かつ延伸
    させてスパイラル状とし、接着剤ファイバーの螺旋状ス
    プレーパターンを形成する接着剤螺旋状スプレー塗布方
    法において、 中心に接着剤孔11と、該接着剤孔11と同心配置した
    複数個の加圧空気孔12とを、有するノズルベース1
    と;該ノズルベース11の下面に連設し、ノズルベース
    1の接着剤供給孔11に連続する接着剤孔21を有する
    中心に有し、上端周縁をノズルベース1の下面の複数個
    の加圧空気孔12の下端よりも内心側に位置する逆向き
    円錐台形状で逆向き円錐台周面を有し、複数個の加圧空
    気孔12よりの加圧空気流による旋回加圧空気流を円錐
    台周面に沿って旋回流下させる円錐台2と;円錐台2の
    下面に連続し、中心に円錐台2の接着剤孔21に連続す
    る接着剤孔31を形成し、側面視でV状に切欠してその
    周面に互いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右
    一対の傾斜垂下面Qを形成し、その上面を円錐台2の下
    面とほぼ同一ないし小さい面積の円形とし、その下面を
    傾斜垂下面Qの下端が存在する方向の短軸と傾斜垂下面
    Qの下端が存在しない方向の長軸とをもつ非円形とし、
    一部切欠した変形円錐体または変形円筒体の形状である
    ノズル突起3と;を含み、 円錐台周面に沿って旋回流下してノズル突起3の周囲を
    旋回流下する旋回加圧空気流を局部的をノズル突起3の
    傾斜垂下面Qに接触させて旋回方向を偏向させること
    で、接着剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを断面
    楕円形で旋回させたことを特徴とする、接着剤螺旋状ス
    プレー塗布装置におけるノズル装置。
  2. 【請求項2】ノズルの接着剤孔より吐出された糸状溶融
    接着剤に、接着剤孔と同心配置の複数個の加圧空気孔よ
    り吐出された加圧空気流による旋回加圧空気流を作用さ
    せることで、吐出された糸状溶融接着剤を旋回かつ延伸
    させてスパイラル状とし、接着剤ファイバーの螺旋状ス
    プレーパターンを形成する接着剤螺旋状スプレー塗布方
    法において、 中心に接着剤孔11と、該接着剤孔11と同心配置した
    複数個の加圧空気孔12とを、有するノズルベース1
    と;該ノズルベース11の下面に連設し、ノズルベース
    1の接着剤供給孔11に連続する接着剤孔21を有する
    中心に有し、上端周縁をノズルベース1の下面の複数個
    の加圧空気孔12の下端よりも内心側に位置する逆向き
    円錐台形状で逆向き円錐台周面を有し、複数個の加圧空
    気孔12よりの加圧空気流による旋回加圧空気流を円錐
    台周面に沿って旋回流下させる円錐台2と;円錐台2の
    下面に連続し、中心に円錐台2の接着剤孔21に連続す
    る接着剤孔31を形成し、側面視でV状に切欠してその
    周面に互いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右
    一対の傾斜垂下面Qを形成し、その上面を円錐台2の下
    面とほぼ同一ないし小さい面積の円形とし、その下面を
    傾斜垂下面Qの下端が存在する方向の短軸と傾斜垂下面
    Qの下端が存在しない方向の長軸とをもつ非円形とし、
    一部切欠した変形円錐体または変形円筒体の形状とする
    とともに、 前記傾斜垂下面Qの先端部に接着剤孔31を露出させ傾
    斜垂下面Qの一部に接着剤露出面Pを形成したノズル突
    起3と;を含み、 円錐台周面に沿って旋回流下してノズル突起3の周囲を
    旋回流下する旋回加圧空気流を局部的をノズル突起3の
    傾斜垂下面Qに接触させて旋回方向を偏向させること
    で、接着剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを断面
    楕円形で旋回させるとともに、ノズル突起3の接着剤孔
    31を流下する接着剤に旋回加圧空気流を局部的に接触
    させ予備延伸させることで、接着剤ファイバーの螺旋状
    スプレーパターンを断面楕円形で高速旋回させたことを
    特徴とする、接着剤螺旋状スプレー塗布装置におけるノ
    ズル装置。
  3. 【請求項3】ノズルの接着剤孔より吐出された糸状溶融
    接着剤に、接着剤孔と同心配置の複数個の加圧空気孔よ
    り吐出された加圧空気流による旋回加圧空気流を作用さ
    せることで、吐出された糸状溶融接着剤を旋回かつ延伸
    させてスパイラル状とし、接着剤ファイバーの螺旋状ス
    プレーパターンを形成する接着剤螺旋状スプレー塗布方
    法において、 中心に接着剤孔11と、該接着剤孔11と同心配置した
    複数個の加圧空気孔12とを、有するノズルベース1
    と;該ノズルベース11の下面に連設し、ノズルベース
    1の接着剤供給孔11に連続する接着剤孔21を有する
    中心に有し、上端周縁をノズルベース1の下面の複数個
    の加圧空気孔12の下端よりも内心側に位置する逆向き
    円錐台形状で逆向き円錐台周面を有し、複数個の加圧空
    気孔12よりの加圧空気流による旋回加圧空気流を円錐
    台周面に沿って旋回流下させる円錐台2と;円錐台2の
    下面に連続し、中心に円錐台2の接着剤孔21に連続す
    る接着剤孔31を形成し、側面視でV状に切欠してその
    周面に互いに対向し上方向かつ中心に向け傾斜する左右
    一対の傾斜垂下面Qを形成し、その上面を円錐台2の下
    面とほぼ同一ないし小さい面積の円形とし、その下面を
    傾斜垂下面Qの下端が存在する方向の短軸と傾斜垂下面
    Qの下端が存在しない方向の長軸とをもつ非円形とし、
    一部切欠した変形円錐体または変形円筒体の形状である
    ノズル突起3と;を含むノズル装置を設け;前記ノズル
    装置のノズルベース1と、ガンユニットのガンベースと
    を、回動方向の相対位置を変更自在として、ノズル装置
    のノズル突起3の下面のの長軸方向を選択自在とし;円
    錐台周面に沿って旋回流下してノズル突起3の周囲を旋
    回流下する旋回加圧空気流を局部的をノズル突起3の傾
    斜垂下面Qに接触させて旋回方向を偏向させることで、
    接着剤ファイバーの螺旋状スプレーパターンを断面楕円
    形とするとともに、前記楕円形の長軸方向を選択自在と
    したことを特徴とする、接着剤螺旋状スプレー塗布装置
    におけるガンユニット。
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