JP2011146555A - 半導体素子の駆動方法及びその半導体素子を備えた電力変換装置 - Google Patents

半導体素子の駆動方法及びその半導体素子を備えた電力変換装置 Download PDF

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Rie Taguchi
理恵 田口
Makoto Kuwabara
誠 桑原
Tomoyuki Shoji
智幸 庄司
Yoshikuni Hattori
佳晋 服部
Shoji Mizuno
祥司 水野
Takeshi Yamamoto
剛 山本
Masakiyo Sumitomo
正清 住友
Hirotaka Saikaku
拓高 西角
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Abstract

【課題】トランジスタとダイオードが半導体基板に混在している半導体素子の駆動方法であって、電力損失が抑制される駆動方法を提供すること。
【解決手段】駆動方法は、ダイオードD2を介して還流電流が流れているときに、トランジスタTr2のゲート電極24にゲート電圧Vg(Tr2)を印加するゲート電圧印加工程を備えている。ゲート電圧Vg(Tr2)は、第1電圧V未満に設定されている。第1電圧Vは、ダイオードD2に逆方向電圧が印加されているときのトンジスタTr2の閾値電圧である。
【選択図】図6

Description

本発明は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在した半導体素子を駆動する方法に関する。本発明はまた、そのような半導体素子を備えた電力変換装置にも関する。本発明は特に、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置、交流電力を直流電力に変換する電力変換装置、電圧値を変換する電力変換装置に関する。
例えば、ハイブリッド車両又は電気車両に搭載される交流モータを駆動するために、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置の開発が進められている。この種の電力変換装置は、直流電源の正極性側に接続される高圧側配線と直流電源の負極性側に接続される低圧側配線の間に設けられているインバータ回路を備えている。インバータ回路は、単相ユニット回路の複数個が並列に接続された構成を備えている。
図10に、インバータ回路に設けられている単相ユニット回路の概要を示す。図10に示されるように、単相ユニット回路は、直流電源112の高圧側配線112Hと低圧側配線112Lの間に直列に接続されている一対の半導体素子110a,110bを備えている。高圧側半導体素子110aと低圧側半導体素子110bの接続点がモータ118に接続されている。各半導体素子110a,110bは、トランジスタTr1,Tr2と、そのトランジスタTr1,Tr2に逆並列に接続されているダイオードD1,D2を備えている。この種のインバータ回路では、PWM制御を利用して、高圧側のトランジスタTr1と低圧側のトランジスタTr2のオン/オフが切換えられ、モータ118に供給される電流の大きさ及び極性が制御される。図10には、高圧側のトランジスタTr1と低圧側のトランジスタTr2のオン/オフが切換えられる様子の一例が示されている。
図10(a)に示されるように、高圧側のトランジスタTr1がオンであり、低圧側のトランジスタTr2がオフのとき、トランジスタTr1を介してモータ118に向けて電流が供給される。次に、図10(b)に示されるように、高圧側のトランジスタTr1がオフすると、トランジスタTr1を介した電流の供給が停止される。このとき、モータ118に蓄積されたエネルギーにより、低圧側のダイオードD2に順方向電圧が印加され、そのダイオードD2を介して還流電流が流れる。次に、図10(c)に示されるように、高圧側のトランジスタTr1がオンすると、低圧側のダイオードD2に逆方向電圧が印加され、ダイオードD2を介した還流電流が遮断される。
低圧側のダイオードD2を介して還流電流が流れている状態(図10(b)であり、以下、状態(b)という)では、ダイオードD2内に多量の正孔が蓄積される。次に、高圧側のトランジスタTr1がオンした状態(図10(c)であり、以下、状態(c)という)に移行すると、蓄積されていた正孔がダイオードD2内から消失するのに伴って、ダイオードD2に逆回復電流が流れる。電力損失を低減するためには、この逆回復電流を小さく抑えることが肝要である。
ところで、絶縁ゲート構造とダイオード構造を半導体基板内に混在させた半導体素子が開発されている。例えば、図10に示される例では、高圧側半導体素子110aのトランジスタTr1とダイオードD1が同一の半導体基板に混在して形成されており、低圧側半導体素子110bのトランジスタTr2とダイオードD2が同一の半導体基板に混在して形成されている。非特許文献1には、この種の混在型の半導体素子110a,110bにおいて、逆回復電流を低減させる技術の一例が開示されている。
図11に、非特許文献1に開示される技術が適用された場合のタイミングチャートを示す。VgはトランジスタTr1,Tr2に印加されるゲート電圧であり、Ifは低圧側半導体素子110bを流れる電流であり、Vは低圧側半導体素子110bの両端間の電圧である。図11に示されるように、状態(b)では、ダイオードD2を介して還流電流が流れている。タイミングt3において、状態(b)から状態(c)に切換わると、低圧側半導体素子110bに逆回復電流が流れる。
非特許文献1の技術は、図11に示されるように、状態(b)において、低圧側半導体素子110bのトランジスタTr2にゲート電圧Vg(Tr2)を一時的に印加し、トランジスタTr2を一時的にオンさせることを特徴としている。通常、状態(b)では、トランジスタTr2はオフであり、ダイオードD2を介して還流電流が流れている。状態(b)において、トランジスタTr2を一時的にオンさせることにより、ダイオードD2を介して供給される正孔を遮断し、ダイオードD2内に蓄積していた正孔を消失させる。これにより、図11の100aに示されるように、逆回復電流のQrrが低減され、さらに、100bに示されるように、サージ電圧も低減される。
Zhenxue Xu, Bo Zhang and Alex Q. huang, "Experimental demonstration of the MOS controlled diode (MCD)", IEEE 2000, Vol.2, p. 1144-1148
非特許文献1の技術では、状態(b)において、トランジスタTr2を一時的にオンさせ、ダイオードD2を介した電流の流れを完全に遮断させることを特徴としている。すなわち、状態(b)において、絶縁ゲート構造を介した電流のみを流れさせ、ダイオード構造を介した電流を完全に停止させることを特徴としている。
ところが、絶縁ゲート構造によるMOS動作は、電流値の増加に依存して素子両端に加わる電圧値も増加する。したがって、図11の100cに示されるように、低圧側半導体素子110bの両端間の電圧値が増加する。このため、非特許文献1の技術では、トランジスタTr2をオンさせている期間(t1〜t3)の電力損失が増大するという問題がある。
本明細書で開示される技術は、電力損失が抑制される駆動方法を提供することを1つの目的としている。本明細書で開示される技術はさらに、そのような駆動方法で駆動される電力変換装置を提供することを他の1つの目的としている。
本明細書で開示される技術では、蓄積した正孔を消失させるために、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加することを特徴としている。さらに、印加されるゲート電圧が、ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧未満に設定されていることを特徴としている。非特許文献1の技術でも、蓄積した正孔を消失させるために、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加している。しかしながら、印加されるゲート電圧は、ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧以上に設定されており、その点で本願明細書に開示される技術と相違する。本発明者らの検討の結果、印加されるゲート電圧がダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧未満であっても、蓄積した正孔を十分に消失させ得ることが判明した。一方で、上記範囲のゲート電圧に設定することにより、素子両端間の電圧の増加が抑えられる。これにより、本明細書で開示される駆動方法では、蓄積した正孔を消失させるとともに、素子両端間の電圧の増加も抑えられ、電力損失が抑えられる。
すなわち、本明細書で開示される1つの駆動方法は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子に用いられる。この駆動方法は、ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加工程を備えている。ここで、ゲート電圧は、第1電圧未満に設定されていることを特徴としている。第1電圧は、ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧である。
本明細書で開示される駆動方法では、ゲート電圧印加工程で印加されるゲート電圧が第2電圧以上に設定されているのが望ましい。第2電圧は、ダイオード構造に順方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧である。この態様によると、ゲート電圧印加工程では、絶縁ゲート構造を介した電流とダイオード構造を介した電流の双方が流れ、正孔消失効果と素子両端間の電圧増加の抑制効果の双方を良好に得ることができる。
本明細書で開示される駆動方法では、還流電流が流れているときに印加されるゲート電圧が、その還流電流が遮断された後に逆回復電流が流れているときに印加されてもよい。上述したように、還流電流が流れているときに印加されるゲート電圧は、還流電流によって蓄積した正孔を消失させるために印加される。このため、還流電流が遮断して逆回復電流が流れるときには、そのようなゲート電圧を印加する必要がない。すなわち、蓄積した正孔を消失させるためには、還流電流が流れているときに、ゲート電圧を短期間だけ一時的に印加すればよい。しかしながら、短期間の一時的な印加は、タイミング制御が難しいという問題がある。本明細書で開示される駆動方法では、印加されるゲート電圧が、第1電圧未満に設定されている。すなわち、印加されるゲート電圧が、ダイオード構造に逆回復電流が流れているとき(ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているとき)の絶縁ゲート構造の閾値電圧未満に設定されている。このため、ダイオード構造に逆回復電流が流れているときに第1電圧未満のゲート電圧が印加されても、トランジスタがオンすることがない。したがって、第1電圧未満のゲート電圧は、半導体素子の正常な動作を妨げることがない。本明細書で開示される駆動方法によると、比較的に長期間のゲート電圧の印加が可能となり、タイミング制御が容易となる。
本明細書で開示される駆動方法は、次のように表現することができる。すなわち、本明細書で開示される駆動方法は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子に用いられる。この駆動方法は、ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加工程を備えている。ここで、ゲート電圧は、絶縁ゲート構造を介した電流とダイオード構造を介した電流の双方が流れるように設定されている。
本明細書で開示される技術は、電源の一方の極性に接続される第1配線と電源の他方の極性に接続される第2配線の間に接続されている電力変換装置に具現化される。1つの電力変換装置は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子と、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加装置とを備えている。ゲート電圧印加装置は、ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの絶縁ゲート構造の閾値電圧未満に設定されているゲート電圧を絶縁ゲート構造のゲート電極に印加する。
本明細書で開示される他の1つの電力変換装置は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子と、絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加装置とを備えている。ゲート電圧印加装置は、ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、絶縁ゲート構造を介した電流とダイオード構造を介した電流の双方が流れるように設定されているゲート電圧を絶縁ゲート構造のゲート電極に印加する。
本明細書で開示される技術によると、電力損失の増加が抑制される駆動方法を提供することができる。本明細書で開示される技術はさらに、そのような駆動方法で駆動される電力変換装置を提供することができる。
本実施例の電力変換装置の構成の概要を示す。 本実施例の電力変換装置を構成する半導体素子の一例の断面図を模式的に示す。 本実施例の電力変換装置を構成する半導体素子の他の一例の断面図を模式的に示す。 本実施例の電力変換装置を構成する半導体素子の他の一例の断面図を模式的に示す。 本実施例の電力変換装置のオン・オフ動作を示す。 本実施例の電力変換装置のタイミングチャートの一例を示す。 本実施例の電力変換装置を構成する半導体素子内の正孔濃度を示す。 印加するゲート電圧と正孔密度の関係、及び印加するゲート電圧と素子両端間の電圧の関係を示す。 本実施例の電力変換装置のタイミングチャートの他の一例を示す。 従来の電力変換装置の概要、及び従来の電力変換装置のオン・オフ動作を示す。 従来の電力変換装置のタイミングチャートを示す。
本願明細書で開示される技術の特徴を整理しておく。
(第1特徴) 電源の一方の極性に接続される第1配線と電源の他方の極性に接続される第2配線の間に接続されている電力変換装置であって、第1半導体素子と第2半導体素子が直列に接続されている直列回路を備えている。第1半導体素子と第2半導体素子の接続点が負荷に接続されている。第1半導体素子は、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在した混在型半導体素子である。第2半導体素子も絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在した混在型半導体素子である。電力変換装置は、第1半導体素子の絶縁ゲート構造と第2半導体素子の絶縁ゲート構造にゲート電圧を印加するゲート電圧印加装置を備えている。ゲート電圧印加装置は、第1状態、第2状態及び第3状態を形成する。第1状態は、第1半導体素子の絶縁ゲート構造がオンであり、第2半導体素子の絶縁ゲート構造がオフであり、第1半導体素子の絶縁ゲート構造を介して負荷に電流を供給する。第2状態は、第1半導体素子の絶縁ゲート構造がオフであり、第2半導体素子の絶縁ゲート構造がオフであり、第2半導体素子のダイオード構造を介して還流電流が流れる。第2状態は、第1状態に続いて形成される。第3状態は、第1半導体素子の絶縁ゲート構造がオンであり、第2半導体素子の絶縁ゲート構造がオフであり、第1半導体素子の絶縁ゲート構造を介して負荷に電流を供給する。第3状態は、第2状態に続いて形成される。ゲート電圧印加装置は、第2状態において、第2半導体素子の絶縁ゲート構造にゲート電圧を印加する。そのゲート電圧は、第1電圧未満に設定されている。第1電圧は、第2半導体素子のダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの第2半導体素子の絶縁ゲート構造の閾値電圧である。
(第2特徴) 第1特徴において、ゲート電圧印加装置が第2状態で印加するゲート電圧が、第1電圧未満であり、且つ第2電圧以上であるのが望ましい。第2電圧は、第2半導体素子のダイオード構造に順方向電圧が印加されているときの第2半導体素子の絶縁ゲート構造の閾値電圧である。
(第3特徴) 第1特徴において、第1半導体素子は高圧側配線に接続されており、第2半導体素子は低圧側配線に接続されている。
(第4特徴) 第1特徴において、第1半導体素子は絶縁ゲート構造を有するMOSFET又はIGBTであり、第2半導体素子も絶縁ゲート構造を有するMOSFET又はIGBTである。
(第5特徴) 第1特徴において、電力変換装置は、2相インバータ回路又は3相インバータ回路を備えている。
図1に、電力変換装置10の構成の概要を示す。電力変換装置10は、直流電源12の直流電力を交流電力に変換し、その交流電力を交流モータ18に給電する。電力変換装置10は、直流電源12の高圧側配線12Hと低圧側配線12Lの間に設けられているインバータ回路を備えている。インバータ回路は、2個の半導体素子14a,14bが直列に接続されている単相ユニット回路14と、2個の半導体素子16a,16bが直列に接続されている単相ユニット回路16を備えている。単相ユニット回路14,16は、高圧側配線12Hと低圧側配線12Lの間で並列に接続されている。単相ユニット回路14の高圧側半導体素子14aと低圧側半導体素子14bの接続点が交流モータ18の一方の給電点に接続されており、単相ユニット回路16の高圧側半導体素子16aと低圧側半導体素子16bの接続点が交流モータ18の他方の給電点に接続されている。各半導体素子14a,14b,16a,16bは、トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4と、そのトランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4に逆並列に接続されているダイオードD1,D2,D3,D4を備えている。各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4のゲート電極22,24,26,28は、ゲート電圧印加回路20に接続されている。ゲート電圧印加回路20は、PWM制御を利用して、ゲート電極22,24,26,28に印加するゲート電圧のタイミング及び大きさを制御することができる。
図2に、半導体素子14aの断面図を模式的に示す。なお、他の半導体素子14b,16a,16bも、半導体素子14aと共通の形態を備えている。図2に示されるように、半導体素子14aは、縦型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、n型のドレイン領域31と、そのドレイン領域31上に設けられているn型のドリフト領域32と、そのドリフト領域32上に設けられているp型のボディ領域33と、そのボディ領域33上に選択的に設けられているp型のボディコンタクト領域34と、そのボディ領域33上に選択的に設けられているn型のソース領域35と、ボディ領域33を貫通してソース領域35とドリフト領域32に接する絶縁トレンチゲート36を備えている。絶縁トレンチゲート36は、トレンチゲート電極36aと、トレンチゲート電極36aを被覆するゲート絶縁膜36bを備えている。半導体素子14aは、n型のソース領域35とp型のボディ領域33とn型のドリフト領域32と絶縁トレンチゲート36で構成される絶縁ゲート構造を有するトランジスタTr1を備えている。半導体素子14aはさらに、p型のボディ領域33とn型のドリフト領域32で構成されるpnダイオード構造を有するダイオードD1を備えている。すなわち、半導体素子14aは、絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している。なお、図3に示されるように、半導体素子14aは、ドリフト領域32がp型コラム32aとn型コラム32bで構成されるスーパージャンクション構造であってもよい。また、図4に示されるように、半導体素子14aは、ドレイン領域31がp型の部分領域31aとn型の部分領域31bで構成されていてもよい。図4の半導体素子14aは、いわゆる縦型のコレクタショート型IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。
図5に、電力変換装置10の各半導体素子14a,14b,16a,16bのオン/オフが切換わる基本的な様子を示す。電力変換装置10では、図5(a)の電流供給状態と図5(c)の電流供給状態を経時的に繰返すことにより、交流モータ18に交流電力を供給する。図5(b)及び図5(d)の状態は、それらの過渡期間である。図5(a)は、高圧側半導体素子14aと低圧側半導体素子16bがオン状態であり、高圧側半導体素子16aと低圧側半導体素子14bがオフ状態である。この場合、交流モータ18に矢印方向(紙面右向き)の電流が供給される。図5(c)は、高圧側半導体素子16aと低圧側半導体素子14bがオン状態であり、高圧側半導体素子14aと低圧側半導体素子16bがオフ状態である。この場合、交流モータ18に矢印方向(紙面左向き)の電流が供給される。このように、電力変換装置10は、直流電源12の直流電力を交流電力に変換し、交流モータ18に給電することができる。
ここで、図5(a)から図5(c)に移行する期間に着目する。図5(a)に示されるように、高圧側半導体素子14aがオンであり、低圧側の半導体素子14bがオフのとき、高圧側半導体素子14aのトランジスタTr1を介して交流モータ18に向けて電流が供給される。次に、図5(b)に示されるように、高圧側半導体素子14aがオフすると、高圧側半導体素子14aのトランジスタTr1を介した電流の供給が停止される。このとき、交流モータ18に蓄積されたエネルギーにより、低圧側半導体素子14bのダイオードD2に順方向電圧が印加され、そのダイオードD2を介して還流電流が流れる。次に、図5(c)に示されるように、高圧側半導体素子16aがオンすると、低圧側半導体素子14bのダイオードD2に逆方向電圧が印加され、ダイオードD2を介した還流電流が遮断される。
低圧側半導体素子14bのダイオードD2を介して還流電流が流れている状態(図5(b)であり、以下、状態(b)という)では、ダイオードD2内に多量の正孔が蓄積される。次に、高圧側半導体素子16aがオンした状態(図5(c)であり、以下、状態(c)という)に移行すると、蓄積されていた正孔がダイオードD2内から消失するのに伴って、ダイオードD2に逆回復電流が流れる。
図6に、状態(b)から状態(c)に移行するときのタイミングチャートを示す。Vgは低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2と高圧側半導体素子16aのトランジスタTr3に印加されるゲート電圧であり、Ifは低圧側半導体素子14bを流れる電流であり、Vは低圧側半導体素子14bの両端間の電圧である。図6に示されるように、状態(b)では、ダイオードD2を介して還流電流が流れている。タイミングt3において、状態(b)から状態(c)に切換わると、低圧側半導体素子14bに逆回復電流が流れる。
図6に示されるように、本実施例の電力変換装置10は、状態(b)において、低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2にゲート電圧Vg(Tr2)を一時的に印加することを特徴としている。さらに、本実施例の電力変換装置10では、トランジスタTr2に印加されるゲート電圧Vg(Tr2)が、第1電圧Vと第2電圧Vの間に設定されていることを特徴としている。具体的には、第1電圧Vが2Vであり、第2電圧Vが3Vである。
ここで、第1電圧Vとは、低圧側半導体素子14bのダイオードD2に逆方向電圧が印加されているときのトンジスタTr2の閾値電圧である。すなわち、第1電圧Vとは、状態(c)におけるトランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36の閾値電圧である。第2電圧Vとは、低圧側半導体素子14bのダイオードD2に順方向電圧が印加されているときのトランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36の閾値電圧である。すなわち、第2電圧Vとは、状態(b)におけるトランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36の閾値電圧である。図2に示されるように、ダイオードD2は、p型のボディ領域33とn型のドリフト領域32によって構成されている。ダイオードD2に逆方向電圧が印加されているときは、ボディ領域33の電位は接地電位であり、トランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36の閾値電圧は相対的に高くなる(第1電圧V)。一方、ダイオードD2に順方向電圧が印加されているときは、ボディ領域33の電位は上昇するので、トランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36の閾値電圧は相対的に低くなる(第2電圧V)。本実施例の電力変換装置10では、状態(b)において一時的に印加されるゲート電圧Vg(Tr2)が、このような第1電圧Vと第2電圧Vの間に設定されていることを特徴としている。換言すれば、一時的に印加されるゲート電圧Vg(Tr2)は、状態(b)においてトランジスタTr2をオンさせるものの、状態(c)においてトランジスタTr2をオンさせない値である。
図7に、状態(b)における低圧側半導体素子14bの内部の正孔濃度を示す。図7(a)は比較例であり、状態(b)においてゲート電圧を印加しない場合の結果である。図7(b)が本実施例であり、第1電圧Vと第2電圧Vの間に設定されたゲート電圧Vg(Tr2)を印加した場合の結果である。図7(c)は比較例であり、第1電圧Vを越えるゲート電圧を印加した場合の結果である。
図7(a)に示されるように、状態(b)においてゲート電圧を印加しない場合、ドリフト領域32内に多量の正孔が蓄積していることが分かる。これにより、状態(b)においてゲート電圧を印加しない場合、逆回復電流のQrrが大きくなり、電力損失が増加する。一方、図7(b)に示されるように、状態(b)においてゲート電圧を印加した場合、ドリフト領域32内の正孔が消失することが分かる。これにより、状態(b)においてゲート電圧を印加した場合、図6の10aに示されるように、逆回復電流のQrrが低減され、さらに、10bに示されるように、サージ電圧も低減される。
図8に、状態(b)において低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2に印加されるゲート電圧とドリフト領域32内の正孔密度の関係、及び状態(b)において低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2に印加されるゲート電圧と低圧側半導体素子14bの両端間の電圧の関係を示す。
図8に示されるように、印加するゲート電圧が大きくなると、正孔密度が減少することが分かる。ここで、正孔密度が減少する現象は、ゲート電圧の大きさに依存して、次の2つの理由によるものだと思われる。ゲート電圧が第2電圧V未満の場合、ゲート電圧がトランジスタTr2のトレンチゲート電極36aに印加されると、絶縁トレンチゲート36近傍の局所的な電子密度は上昇するものの、ボディ領域33内の大部分の電子密度が減少する。これにより、電荷中性条件を満たすために、ボディ領域33内の正孔濃度が減少する。この結果、ドリフト領域32に注入される正孔が減少し、低圧側半導体素子14b内の正孔密度が減少する。また、ゲート電圧が第1電圧V未満であり、且つ第2電圧V以上の場合、トランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36を介した電流が流れることにより、相対的にダイオードD2を介した電流が抑えられ、この結果、低圧側半導体素子14b内の正孔濃度が減少する。
なお、印加するゲート電圧が第1電圧Vを超えると、低圧側半導体素子14bでは、ダイオードD2を介した電流が完全に遮断され、トランジスタTr2の絶縁トレンチゲート36を介した電流のみが流れることになり、低圧側半導体素子14b内の正孔密度は略零になる(図7(c)参照)。一方、印加するゲート電圧が第1電圧Vを越えると、低圧側半導体素子14bの両端間の電圧Vが急激に上昇する。通常、絶縁ゲート構造によるトランジスタ動作は、電流値の増加に依存して素子両端に加わる電圧が増加する特性を有している。そのため、印加するゲート電圧が第1電圧Vを越えて絶縁トレンチゲート36を介した電流のみが流れると、低圧側半導体素子14bの両端間の電圧Vが急激に増加する。なお、このようなゲート電圧は、背景技術で説明した非特許文献1で用いられているものであり、図11の100cに示されるように、低圧側半導体素子14bの両端間の電圧を増加させ、電力損失の増加を招いてしまう。
本実施例の電力変換装置10では、状態(b)において低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2に印加するゲート電圧Vg(Tr2)を第1電圧V未満に設定する。このため、状態(b)において、低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2がオンしないので、低圧側半導体素子14bの両端間の電圧Vが増加しない(図6の10c参照)。一方で、図8に示されるように、状態(b)においてゲート電圧Vg(Tr2)が印加されるので、低圧側半導体素子14b内の正孔密度は減少する。この結果、電力変換装置10では、電圧Vの増加に伴う電力損失の増加を抑制しながら、逆回復特性を改善することができる。さらに、本実施例の電力変換装置10では、印加するゲート電圧Vg(Tr2)が第2電圧V以上に設定されていることを特徴としている。印加するゲート電圧Vg(Tr2)が第2電圧V以上に設定されていると、状態(b)において、絶縁ゲート構造を介した電流とダイオード構造を介した電流の双方が流れる状態が得られる。これにより、本実施例の電力変換装置10では、状態(b)において、絶縁ゲート構造を介したトランジスタ動作によって正孔濃度を顕著に減少させることができる(図7(b)参照)。この結果、図8に示されるように、本実施例の電力変換装置10では、電力損失の増加の抑制と逆回復特性の改善の双方を良好に実現することができる。
図9に、状態(b)から状態(c)に移行するときのタイミングチャートの他の一例を示す。この例では、低圧側半導体素子14bのトランジスタTr2に印加するゲート電圧Vg(Tr2)が、状態(c)においても印加されていることを特徴としている。
上述したように、トランジスタTr2に印加するゲート電圧Vg(Tr2)は第1電圧Vよりも低い。このため、状態(c)において、トランジスタTr2にゲート電圧Vg(Tr2)が印加されていても、トランジスタTr2はオフ状態となる。このため、電力変換装置10の動作を妨げることはない。上記の例によれば、比較的に長期間のゲート電圧Vg(Tr2)の印加が可能となり、タイミング制御が容易となる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
上記実施例では、2相インバータ回路を備えた電力変換装置を例示した。本明細書で開示される技術は、3相インバータ回路を備えた電力変換装置にも有用である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:電力変換装置
12:直流電源
12H:高圧側配線
12L:低圧側配線
14a,14b,16a,16b:半導体素子
18:交流モータ
20:ゲート電圧印加回路
Tr1,Tr2,Tr3,Tr4:トランジスタ
D1,D2,D3,D4:ダイオード
:第1電圧
:第2電圧

Claims (6)

  1. 絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子の駆動方法であって、
    前記ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、前記絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加工程を備えており、
    前記ゲート電圧は、第1電圧未満に設定されており、
    前記第1電圧は、前記ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの前記絶縁ゲート構造の閾値電圧である駆動方法。
  2. 前記ゲート電圧印加工程で印加されるゲート電圧は、第2電圧以上に設定されており、
    前記第2電圧は、前記ダイオード構造に順方向電圧が印加されているときの前記絶縁ゲート構造の閾値電圧である請求項1に記載の駆動方法。
  3. 前記ゲート電圧は、前記ダイオード構造の前記還流電流が遮断された後に逆回復電流が流れているときも印加される請求項1又は2に記載の駆動方法。
  4. 絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子の駆動方法であって、
    前記ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、前記絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加工程を備えており、
    前記ゲート電圧は、前記絶縁ゲート構造を介した電流と前記ダイオード構造を介した電流の双方が流れるように設定されている駆動方法。
  5. 電源の一方の極性に接続される第1配線と電源の他方の極性に接続される第2配線の間に接続されている電力変換装置であって、
    絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子と、
    前記絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加装置と、を備えており、
    前記ゲート電圧印加装置は、前記ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、前記ダイオード構造に逆方向電圧が印加されているときの前記絶縁ゲート構造の閾値電圧未満に設定されているゲート電圧を前記絶縁ゲート構造の前記ゲート電極に印加するように構成されている電力変換装置。
  6. 電源の一方の極性に接続される第1配線と電源の他方の極性に接続される第2配線の間に接続されている電力変換装置であって、
    絶縁ゲート構造とダイオード構造が半導体基板に混在している半導体素子と、
    前記絶縁ゲート構造のゲート電極にゲート電圧を印加するゲート電圧印加装置と、を備えており、
    前記ゲート電圧印加装置は、前記ダイオード構造を介して還流電流が流れているときに、前記絶縁ゲート構造を介した電流と前記ダイオード構造を介した電流の双方が流れるように設定されているゲート電圧を前記絶縁ゲート構造の前記ゲート電極に印加するように構成されている電力変換装置。

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