JP2011146402A - 光源装置、画像表示装置及びテレビ受像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、これらを電気的に接続させることが出来る光源装置、画像表示装置及びテレビ受像装置を提供する。
【解決手段】複数の光源が基板2の一面に並設された光源ユニットを保持する板部61及び基板2は、板厚の方向に貫通する開口23,68を有し、板部61の一面に沿う方向への相対移動及び抜止めを可能に前記板厚の方向から前記開口23,68の夫々に挿入され、板部61の一面に沿って光源の並設方向へ光源ユニットを摺動可能に板部61に保持する抜止軸体9を備える構成とした。
【選択図】図17
【解決手段】複数の光源が基板2の一面に並設された光源ユニットを保持する板部61及び基板2は、板厚の方向に貫通する開口23,68を有し、板部61の一面に沿う方向への相対移動及び抜止めを可能に前記板厚の方向から前記開口23,68の夫々に挿入され、板部61の一面に沿って光源の並設方向へ光源ユニットを摺動可能に板部61に保持する抜止軸体9を備える構成とした。
【選択図】図17
Description
本発明は、光源装置と、該光源装置を備えた画像表示装置、テレビ受像装置に関する。
例えば、液晶テレビジョンのような画像表示装置には、画像が表示される液晶パネルの直下における平面上にバックライトの蛍光管を配置するいわゆる直下型と、導光板の2辺又は1辺にのみ蛍光管を設置し、前記導光板に入射させた光を前記液晶パネルに照射させるエッジライト型とがある。しかし、このように蛍光管を用いる直下型及びエッジライト型には、蛍光管による温度上昇が均一でないという問題、及び光の利用効率が低いという問題を抱えていた。
斯かる問題に対し、最近は、バックライトとして蛍光管の代わりに、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が用いられている。しかし、発光ダイオードの利用においては、供給する電流量に対する発光量が低いことから、発光量に対して発熱量が高くなり、高い発熱量によって発光ダイオードの寿命が短縮するという問題が生じていた。
特許文献1では、複数の固定発光素子と、これらに駆動電流を供給する回路と、前記複数の固定発光素子から発する熱を伝えるための熱伝導膜とを備える実装基板を、該実装基板を配置すべきフレームにネジにて固定することによって、前記熱伝導膜から伝わった熱を前記フレームに伝えることが出来る表示装置が開示されている。
表示画面の大きさに比べて室内の占有面積が小さい液晶表示装置は、限られた室内空間を有効に利用することができることから、一般に広く普及している。液晶表示装置は、前キャビネットの内側に配置された映像を表示する液晶表示パネルに、後キャビネットに収容してある光源から光を照射して、映像を表示するように構成されている。従来、光源には冷陰極蛍光管が使用されてきたが、画面の明るさの部分的な制御及びいわゆる動画ブレを抑制するための高速点滅制御などを容易に行うことができることから、近年ではLEDを使用することが多い。
特許文献2には、後キャビネットに放熱板を配置し、LEDを一面に実装したLED基板を前記放熱板にビス止めした表示装置が開示されており、該表示装置はLED基板にて発生した熱を放熱板に伝導させて、LED基板を冷却する。
表示装置は、画像を表示する表示面を正面側に有する表示パネル(例えば液晶表示パネル)と、表示パネルの背面側に配されて、表示パネルを照明する光源装置(いわゆるバックライト)と、表示パネル及び光源装置を収容するキャビネットとを備える。キャビネットには、排熱口が形成されている。
光源装置は、マトリクス状に並置されて支持部材に支持されている複数枚の回路基板を備えている。各回路基板には、発光部(例えば発光ダイオード)が実装されている。
光源装置は、マトリクス状に並置されて支持部材に支持されている複数枚の回路基板を備えている。各回路基板には、発光部(例えば発光ダイオード)が実装されている。
各回路基板は、複数本のリベットによって支持部材に固定されている。リベットとしては、例えばプッシュリベットが用いられる(特許文献3参照)。このために、回路基板及び支持部材には、夫々対応する位置に、プッシュリベットが挿通される挿通孔が形成されている。
一般に、プッシュリベットは白色を有する。何故ならば、発光部が発生させた光を、表示パネル側へ反射する必要があるからである。
一般に、プッシュリベットは白色を有する。何故ならば、発光部が発生させた光を、表示パネル側へ反射する必要があるからである。
また、発光ダイオードが実装された回路基板が粘着材にて支持板に固定されているものも知られている構造も公知である(特許文献4参照)。
一方、消費者の要求の多様化に対応して、様々な大きさの表示部を有する画像表示装置が製造・販売されている。様々な大きさの表示部を有する画像表示装置の量産においては、基板に例えば適宜の数の発光ダイオードが実装された光源ユニットを基本単位として既製部品化しておき、これら光源ユニットを組み合わせることによって、表示部の大きさの変化に対応している。
なお、斯かる場合、光源ユニット間の電気的接続においても、着脱が容易であるいわゆるコネクタを用い、前記光源ユニットの組み込み作業における作業性の向上を図っている。例えば、前記光源ユニットの基板にはメスの端子を設け、前記コネクタにはオスの端子を設けることによって、容易に光源ユニット間の電気的接続が可能になる。
しかしながら、前記コネクタを使用可能な基板間の間隔は決められており、例えば、寸法誤差、加工誤差等により基板同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合には接続ができないという問題が生じていた。また、特許文献1の表示装置ではこのような問題を解決することが出来ない。
また、光源ユニットを備える画像表示装置にあっては、基板を保持する保持板に基板が取付けられた後、該基板に実装されている光源が発生する熱によって基板の膨張が発生し、そのために、基板にゆがみが生じたり、基板が反り易いなどの問題がある。基板がゆがんだり、反ってしまうと、基板と保持板との接触が悪くなり、光源の熱を十分に放熱することができなくなる場合がある。
特許文献2に記載の表示装置にあっては、LED基板を放熱板にビス止めしているため、ビスの締め付け力によってLED基板が反り返り、LED基板と放熱板とが離反して、LED基板を充分に冷却させることができない。
特許文献3における挿通孔は、回路基板及び支持部材夫々を貫通している。このため、発光部が発生させた光が、プッシュリベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射した場合に、挿通孔を通過して支持部材の背面側へ無用に入射した光が、キャビネットの排熱口から外部へ漏れ出ることがある。
このような光漏れは、光源装置、延いては光源装置を備える表示装置の品質を低下させることにつながる。
このような光漏れは、光源装置、延いては光源装置を備える表示装置の品質を低下させることにつながる。
挿通孔に起因する光漏れを抑制するために、挿通孔の内径と、プッシュリベットの挿通孔に挿通される部分の外径とを略一致させることが考えられる。ところが、この場合には挿通孔にプッシュリベットを挿通させることが困難になるため、回路基板の取付作業の能率が悪化する。
また、プッシュリベットを取り付けた後に、プッシュリベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙を密閉することも考えられる。しかしながら、これは製造工程の増加につながる上に、空隙の確実な密閉が困難であるため、現実的ではない。
また、プッシュリベットを取り付けた後に、プッシュリベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙を密閉することも考えられる。しかしながら、これは製造工程の増加につながる上に、空隙の確実な密閉が困難であるため、現実的ではない。
回路基板に発光ダイオードが実装されている特許文献4のような従来の光源装置では、発光ダイオードが発する熱によって回路基板の温度が上昇し、回路基板が支持体に対して反った場合には、回路基板と支持体との接触面積が減少し、放熱性が低下するという問題がある。
また、特許文献4のように粘着材にて回路基板が固定されたものにあっては、熱膨張によって回路基板が反った場合、粘着材が剥離することが考えられる。この際、剥離が回路基板側で発生するか、支持体側で発生するのか不明である。この特許文献4では回路基板が反ったときの状況を想定しておらず、放熱効果が半減することが考えられる。
また、特許文献4のように粘着材にて回路基板が固定されたものにあっては、熱膨張によって回路基板が反った場合、粘着材が剥離することが考えられる。この際、剥離が回路基板側で発生するか、支持体側で発生するのか不明である。この特許文献4では回路基板が反ったときの状況を想定しておらず、放熱効果が半減することが考えられる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてされたものであり、その主たる目的は、複数の光源が基板の一面に並設された光源ユニットを保持する板部及び基板に、板厚の方向に貫通する開口を設け、板部の一面に沿う方向への相対移動及び抜止めを可能に前記板厚の方向から前記開口の夫々に挿入され、板部の一面に沿って光源の並設方向へ光源ユニットを摺動可能に板部に保持する抜止軸体を備えることにより、基板同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、これらを電気的に接続させることが出来る光源装置、画像表示装置及びテレビ受像装置を提供することにある。
また、抜止軸体の少なくとも一部が、光を吸収し易い色を有することにより、光漏れを抑制することができる光源装置、画像表示装置及びテレビ受像装置を提供することにある。
本発明に係る光源装置は、複数の光源が基板の一面に並設された光源ユニット及び該光源ユニットを保持する保持板を備える光源装置において、前記保持板及び基板は、板厚の方向に貫通する開口を有し、前記保持板の一面に沿う方向への相対移動及び抜止めを可能に前記板厚の方向から前記開口の夫々に挿入され、前記保持板の一面に沿って前記光源の並設方向へ前記光源ユニットを摺動可能に前記保持板に保持する抜止軸体を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは抜止軸体にて保持板の一面に沿って摺動可能に保持されているので、例えば、光源ユニットを組み込む際に、必要に応じて摺動させ、位置を変更することが出来る。よって、保持板に並置される複数の光源ユニットの基板同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、これらを電気的に簡易に接続させることが出来る。しかも、光源ユニット及び保持板と別個に形成された抜止軸体が、基板及び保持板の開口へ挿入されることにより、該抜止軸体が抜止めされ、光源ユニットを保持することができ、また、抜止め状態で光源ユニットを摺動させることが可能であるため、光源ユニットの保持及び位置変更を簡易に出来る。
本発明にあっては、光源ユニットは抜止軸体にて保持板の一面に沿って摺動可能に保持されているので、例えば、光源ユニットを組み込む際に、必要に応じて摺動させ、位置を変更することが出来る。よって、保持板に並置される複数の光源ユニットの基板同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、これらを電気的に簡易に接続させることが出来る。しかも、光源ユニット及び保持板と別個に形成された抜止軸体が、基板及び保持板の開口へ挿入されることにより、該抜止軸体が抜止めされ、光源ユニットを保持することができ、また、抜止め状態で光源ユニットを摺動させることが可能であるため、光源ユニットの保持及び位置変更を簡易に出来る。
本発明に係る光源装置は、前記抜止軸体は、前記開口の夫々のうち、一方の開口の縁部に係合する係合部を有し、該係合部が可撓であることを特徴とする。
本発明にあっては、係合部が開口へ挿入される際に、該係合部が撓み、挿入後に係合部が弾性復元することにより該係合部が開口の縁部に係合して抜止めされるため、光源ユニットを開口のアキシャル方向へ押付ける操作にて該光源ユニットを保持することができ、光源ユニットの保持をより一層簡易に出来る。
本発明にあっては、係合部が開口へ挿入される際に、該係合部が撓み、挿入後に係合部が弾性復元することにより該係合部が開口の縁部に係合して抜止めされるため、光源ユニットを開口のアキシャル方向へ押付ける操作にて該光源ユニットを保持することができ、光源ユニットの保持をより一層簡易に出来る。
本発明に係る光源装置は、前記抜止軸体は、前記開口の内面と対向する位置又は前記保持板の前記開口よりも外側に配される部分に低反射色を有することを特徴とする。
本発明にあっては、抜止軸体の、開口内面と対向する位置又は保持板の開口よりも外側に配される部分が、光を吸収し易く、反射及び透過し難い色の低反射色であるため、光源が発生した光が前記開口に入射したとしても、この光は前記低反射色部分にて反射するのが低減することができ、開口から光が漏れるのを防ぎ得る。
本発明にあっては、抜止軸体の、開口内面と対向する位置又は保持板の開口よりも外側に配される部分が、光を吸収し易く、反射及び透過し難い色の低反射色であるため、光源が発生した光が前記開口に入射したとしても、この光は前記低反射色部分にて反射するのが低減することができ、開口から光が漏れるのを防ぎ得る。
本発明に係る光源装置は、前記抜止軸体は、一端に小径頭部を有し、他端側にラジアル方向への撓みが可能な可撓部を有する可撓筒、及び前記小径頭部と軸長方向に対向する大径頭部を一端に有し、前記可撓筒内への嵌入により前記可撓部を撓ませるピンを有することを特徴とする。
本発明にあっては、基板及び保持板の開口に可撓筒が嵌入された後、該可撓筒内にピンが嵌入されることにより、可撓部がラジアル方向へ撓み、該可撓部の一部が開口の縁部に係止され、光源ユニットを保持することができる。この際、可撓筒の小径頭部及びピンの大径頭部が基板の一面に接触し、基板に作用する力が小径頭部及び大径頭部にて分散されるため、基板の反りを低減でき、ビス止めする場合に比べて基板と保持板との接触面積を大きくすることが出来る。
本発明にあっては、基板及び保持板の開口に可撓筒が嵌入された後、該可撓筒内にピンが嵌入されることにより、可撓部がラジアル方向へ撓み、該可撓部の一部が開口の縁部に係止され、光源ユニットを保持することができる。この際、可撓筒の小径頭部及びピンの大径頭部が基板の一面に接触し、基板に作用する力が小径頭部及び大径頭部にて分散されるため、基板の反りを低減でき、ビス止めする場合に比べて基板と保持板との接触面積を大きくすることが出来る。
本発明に係る画像表示装置は、上記の発明の光源装置と、該光源装置からの光を用いて画像を表示する表示パネルとを備えていることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、前記表示パネルの裏側には前記光源装置が配設され、該光源装置からの光を用いて前記表示パネルに画像を表示させる。
本発明にあっては、例えば、前記表示パネルの裏側には前記光源装置が配設され、該光源装置からの光を用いて前記表示パネルに画像を表示させる。
本発明に係るテレビ受像装置は、テレビ放送信号を受信して前記表示パネルに画像を映す上記の発明の画像表示装置を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、テレビ放送信号を受信して表示パネルに画像を映すことができる。
本発明にあっては、テレビ放送信号を受信して表示パネルに画像を映すことができる。
本発明によれば、光源ユニットを、該光源ユニットを保持する保持板の一面に沿って摺動可能に、該保持板に保持するので、例えば、寸法誤差、加工誤差等により基板(光源ユニット)同士が所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、電気的に光源ユニット同士を接続させることが出来る。
また、本発明によれば、基板に設けた開口及び保持板に設けた開口に抜止軸体を挿入し、基板を保持板に固定する。ビス止めの場合は基板に局所的な締付力が作用するが、抜止軸体を使用した場合には、基板に作用する力は抜止軸体が有する大径の頭部にて分散される。そのため基板が反り返ることはなく、基板と保持板との接触面積はビス止めする場合に比べて大きくなり、基板の冷却効果を高めることができる。
また、本発明によれば、抜止軸体が、開口に起因する光漏れを抑制することができる。この結果、光源装置、延いては光源装置を備える画像表示装置の品質を向上させることができる。また、開口に起因する光漏れを抑制するために、開口の内径と、抜止軸体の開口に挿通される部分の外径とを一致させる必要がない。このため、開口に抜止軸体を挿通させることが容易である。つまり、本発明の抜止軸体を用いることによって、基板を保持板に固定する際の作業性が悪化することはない。また、抜止軸体を固定した後に、抜止軸体と基板及び保持板夫々との間の空隙を密閉する必要がない。このため、光源装置の製造工程が増加することはなく、また、密閉することができなかった部分から光漏れすることを防止することができる。
また、本発明によれば、表示部の他側に、発光素子が配置され、放熱性に優れた直下型の光源装置を備えた画像表示装置が提供される。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。説明は、本発明に係る光源装置を備え、前側に表示面を有し、略直方体をなす表示部を備える薄型の画像表示装置を例として説明する。画像表示装置は、光源装置を含む液晶表示装置を搭載し、テレビ放送信号を受信して画像を映すテレビ受像装置を含む。図1はテレビ受像装置の概略構成を示す分解斜視図、図2は液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
テレビ受像装置は、液晶表示装置Bと、該液晶表示装置Bを挟むようにして収容する表裏両キャビネットC,Dと、電源Eと、チューナFと、スタンドGとを備えて構成される。液晶表示装置Bは、全体として横長の方形(矩形状)をなし、縦置き状態で収容されている。この液晶表示装置Bは、図2に示すように、表示パネルである液晶パネルHと、外部光源であるバックライト装置A(光源装置)とを備え、液晶パネルH及びバックライト装置Aなどが枠状のベゼルJなどにより一体的に保持されるようになっている。
(実施の形態1−1)
図3は本発明の実施の形態1−1に係る光源装置を備える画像表示装置の構成を示す断面図、図4は光源装置の一部を分解した模式的斜視図、図5は本発明の実施の形態1−1に係る画像表示装置の光源装置の光源ユニットの構成を示す斜視図である。
本発明に係る画像表示装置1は、画像を表示する表示面を前側に有する表示部70(液晶パネルH)と、該表示部70の後側に配されている光源ユニット10を含む光源装置A(バックライト装置)と、表示部70の周縁部及び光源装置Aの後側を隠蔽するキャビネット71(C,D)とを備えている。
図3は本発明の実施の形態1−1に係る光源装置を備える画像表示装置の構成を示す断面図、図4は光源装置の一部を分解した模式的斜視図、図5は本発明の実施の形態1−1に係る画像表示装置の光源装置の光源ユニットの構成を示す斜視図である。
本発明に係る画像表示装置1は、画像を表示する表示面を前側に有する表示部70(液晶パネルH)と、該表示部70の後側に配されている光源ユニット10を含む光源装置A(バックライト装置)と、表示部70の周縁部及び光源装置Aの後側を隠蔽するキャビネット71(C,D)とを備えている。
表示部70は、表示面を有する表示パネル72と、該表示パネル72の後側に配されている光学シート73とを有する。表示パネル72の周縁部は、前保持枠体74と、後保持枠体75とにより前後に挾着保持され、パネルモジュールを構成しており、後保持枠体75が後述する保持体6の周縁部に取付けられている。
光学シート73は、光源が発光した光を拡散する比較的厚肉の拡散板と、反射偏光板、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シートが積層された積層体である。
保持体6は板部61及び該板部61の周縁に連なる枠部62を有し、該枠部62に前記拡散板の周縁部を支持している。
キャビネット71は、表示部70の周縁部前側を隠蔽するキャビネット前分体71aと、光源ユニット10の周縁部及び後側を隠蔽する深皿形状のキャビネット後分体71bとを有し、保持体6の枠部62に雄螺子により取付けられている。
本発明に係る光源装置Aは、光源ユニット10を備えている。光源ユニット10は、表示部70の後側に装着されるもので、碁盤目のように並置される複数の発光ダイオード1と、該発光ダイオード1を一面2aに並設して実装してあり、格子状に並置される複数の発光ダイオード基板2と、該発光ダイオード基板2の一面2aに取付けられて発光ダイオード1の頂部と対向し、該発光ダイオード1が発光した光を拡散させる複数のレンズ3と、他の光源ユニット10間の電気的接続のための接続部21,22とを備えている。
また、光源装置Aは、レンズ3がその内部に配される貫通孔41を有して発光ダイオード1が発光した光を反射させる反射シート4と、光源ユニット10同士を電気的に接続するコネクタ5と、光源ユニット10を保持する保持体6とを備えている。反射シート4は光源ユニット10の発光ダイオード基板2の一面2aに載置されている。
光源ユニット10は、5つの発光ダイオード1が一列に実装されたもの及び6つの発光ダイオード1が実装されたもの2種である。これらは夫々の長手方向に直線状に併置されており、コネクタ5によって接続されている。複数の光源ユニット10、10、…10は保持体6の板部61に取り付けられ、保持されている。
発光ダイオード基板2は図4及び図5に示すように短冊状をなし、略矩形をなす保持体6の一面6aに長手方向及び幅方向に離隔して並置されている。発光ダイオード基板2の一面2aには複数の発光ダイオード1を長手方向に適宜間隔を離隔して実装してあり、一面2aの長手方向両端部には接続部21,22が夫々設けられている。
併置された2種類の光源ユニット10、10同士は、夫々の接続部21がお互い隣り合うように配置されており、隣合う2つの接続部21,21同士がコネクタ5にて接続されている。2種類の中、一方の光源ユニット10は発光ダイオード基板2の接続部22を介して、後述する第2コネクタにて電源回路基板に接続され、他方の光源ユニット10は発光ダイオード基板2の接続部22を介して、後述する第3コネクタにて制御回路基板に接続されている。
図6は本発明の実施の形態1−1に係る画像表示装置の光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す一部を拡大した断面図である。発光ダイオード1は、上述したように、発光ダイオード基板2の長手方向に離隔して例えば5個、又は6個実装されており、発光ダイオード1夫々に対応して5個、又は6個のレンズ3が接着剤にて一面2aに取付けられている。
レンズ3は、発光ダイオード1の頂部と離隔して対向し、該発光ダイオード1が発光した光を四方に拡散させるための半球状をなす透光部31と、該透光部31の周面の一部から外方へ突出し、反射シート4における貫通孔41の周縁部一面と対向して該反射シート4が一面2aと離隔する方向へ偏倚するのを防ぐための凸部32と、透光部31の一面2aと対向する面から発光ダイオード基板2へ向けて突出し、凸部32の発光ダイオード基板2に対する位置を決める3つの位置決め突起33とを有し、該位置決め突起33の先端が一面2aに接着剤にて取付けられている。
透光部31は、貫通孔41よりも若干小径に形成され、凸部32は貫通孔41の縁を超える長さに形成され、該凸部32と一面2aとの間に反射シート4の貫通孔41の周縁部を介在させ、反射シート4の発光ダイオード基板2に対する浮き上がりを防ぐようになしてある。
位置決め突起33は、凸部32と発光ダイオード基板2との間の距離を、反射シート4の厚さよりも若干長くし、反射シート4の熱膨張を吸収することができるようになしてある。
反射シート4は、高反射性を有し、保持体6に対応して略矩形をなす一枚の合成樹脂シートからなり、レンズ3夫々に対応する箇所に貫通孔41が開設され、コネクタ5に対応する箇所に第2貫通孔42が開設されている。貫通孔41の縁には放射方向へ切り込まれたスリット43が設けられている。
貫通孔41は透光部31よりも若干大径の丸形をなし、碁盤目状に配し、透光部31が内部に配されている。スリット43は凸部32の中央と対応する箇所に配され、凸部32の長さよりも長く形成されている。第2貫通孔42は、略矩形をなし、コネクタ5が挿通されている。
保持体6は金属板を成形してなり、略矩形をなす平板状の板部61及び該板部61の周縁に連なる枠部を有し、板部61の一面6aに発光ダイオード基板2を長手方向及び幅方向に並べて収容保持してある。なお、保持体6は光源ユニット10からの伝導される熱を大気中に放熱する放熱板としての役割を兼ねている。板部61は保持板を構成する。
板部61には、発光ダイオード基板2と当接する箇所に、後述する発光ダイオード基板2の掛止部20が掛止する掛止スリット63を複数設けている。掛止スリット63は、板部61の長手方向を長径方向とする長孔の形状を有している。なお、掛止スリット63の形状は、長孔に限るものでなく、板部61の長手方向に伸びるスリット状であってもよい。掛止スリット63は開口を構成する。
また、板部61の一面6aには、掛止スリット63を有する凹部64を設けている。凹部64は、板部61の一面6aから反対側に向けて凹設され、一面6a側に開口を有し、底側に掛止スリット63が設けられている。凹部64の前記開口及び掛止スリット63は、発光ダイオード基板2の他面2bの面積より小さく、発光ダイオード基板2が板部61に保持された際には、発光ダイオード基板2によって、凹部64の前記開口及び掛止スリット63が覆われるように構成されている。従って、外部の埃が掛止スリット63を通って侵入することを防止できる。
なお、凹部64の前記開口の大きさは、たとえ、発光ダイオード基板2(光源ユニット10)を摺動させ、位置を変更させる操作の後においても、常に発光ダイオード基板2が凹部64の前記開口を覆う状態を保つことが出来る大きさである。
以上においては、掛止スリット63を有する凹部64が設けられている場合を例として説明したが、これに限るものでなく、凹部64を省略し、掛止スリット63のみを設けた構成であっても良い。ただし、斯かる場合、掛止スリット63の大きさは、発光ダイオード基板2より小さく、かつ、発光ダイオード基板2(光源ユニット10)を摺動させ、位置を変更させる操作の後においても、常に発光ダイオード基板2が掛止スリット63を覆う状態を保つことが出来る大きさである必要がある。
板部61における他面の長手方向一端部には、第2コネクタにて発光ダイオード基板2のドライバに接続され、該ドライバに電圧を供給する電源回路基板が取付けられており、長手方向他端部には、第3コネクタにて発光ダイオード基板2のドライバに接続され、該ドライバを制御する制御回路基板が取付けられている。また、板部61における他面の長手方向中央部には前記表示部に電圧を供給する電源回路基板、前記表示部の表示面に表示される画像を処理する端子回路基板、前記表示部を制御する制御回路基板等の複数の回路基板が取付けられている。
図7は本発明の実施の形態1−1に係る画像表示装置の光源ユニット10が保持体6に保持された状態を説明する断面斜視図、図8は図7から保持体6を省略した場合を示す断面斜視図、図9は図7のI −I 線による断面図である。
発光ダイオード基板2の他面2bには、光源ユニット10を保持体6に保持させる複数の掛止部20,20,…20を複数個所に設けている。掛止部20は金属製であり、弾性変形可能である。掛止部20は発光ダイオード基板2の他面2bに固定されている矩形板状の基台20aと、該基台20aの一側縁から発光ダイオード基板2の厚み方向に突設され、その端部がフック状に折り曲げられた圧接片20bとを有している。基台20a及び圧接片20bは一対形成されている。つまり、掛止部20の圧接片20bの端部には、常に基台20a(発光ダイオード基板2の他面2b)方向への弾性復元力が働くように、構成されている。
以下、保持体6に光源ユニット10が保持された状態を詳しく説明する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20を掛止スリット63に引っ掛け、掛止する。斯かる場合、発光ダイオード基板2の他面2bは、凹部64の周縁部6cと当接し、掛止部20の圧接片20bの端部は、掛止スリット63の周縁部65と当接した状態にて保持されている。つまり、上述したように、掛止部20の圧接片20bの端部には、常に発光ダイオード基板2の他面2b方向への弾性復元力が働いており、圧接片20bが当接している掛止スリット63の周縁部65に、図9の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20を掛止スリット63に引っ掛け、掛止する。斯かる場合、発光ダイオード基板2の他面2bは、凹部64の周縁部6cと当接し、掛止部20の圧接片20bの端部は、掛止スリット63の周縁部65と当接した状態にて保持されている。つまり、上述したように、掛止部20の圧接片20bの端部には、常に発光ダイオード基板2の他面2b方向への弾性復元力が働いており、圧接片20bが当接している掛止スリット63の周縁部65に、図9の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。
更に、掛止スリット63を板部61の一面6a上でなく、一面6aから凹部64の深さだけ、前記弾性復元力の方向と反対方向に移動した位置の凹部64の底に設けることによって、弾性復元力(圧接力)の方向とは反対方向に更に掛止部20を変形させる結果になり、より強い圧接力を掛止スリット63の周縁部65に加えることが出来る。
このような構成を有することから、実施の形態1に係る画像表示装置の光源ユニット10は、保持体6に保持された状態にて掛止スリット63の長径方向、即ち、複数の発光ダイオード1の並設方向に、板部61の一面6aに沿って摺動することが可能であると共に、摺動前後において、光源ユニット10を保持体6に静止させることが出来る。従って、例えば、寸法誤差、加工誤差等が原因で、隣り合う発光ダイオード基板2(光源ユニット10)同士が、コネクタ5による電気的接続が可能な所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、電気的に隣り合う発光ダイオード基板2(光源ユニット10)同士をコネクタ5にて接続させることが可能である。
なお、光源ユニット10の発光ダイオード1から発する熱は、発光ダイオード基板2を介して保持体6に直接伝導され、また複数の掛止部20,20…20を介して保持体6に
伝導される。保持体6に伝導された熱は、保持体6を介して大気中に放散される。
伝導される。保持体6に伝導された熱は、保持体6を介して大気中に放散される。
(実施の形態1−2)
図10は実施の形態1−2に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
図10は実施の形態1−2に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
発光ダイオード基板2の他面2bには、光源ユニット10を保持体6に保持させる複数の掛止部20,20,…20を複数個所に設けている。掛止部20は金属製であり、弾性変形可能である。掛止部20は、板材を屈曲成形することにより得られる。例えば、短冊状の板材の長手方向の中心を基準に相互対称するように折り曲げて、短手方向が発光ダイオード基板2の長手方向に沿うように、他面2bに固定されている。
すなわち、掛止部20は、長手方向の中心部である基台20cと、該基台20cの対向する両縁に連設され、発光ダイオード基板2から離隔する方向に伸びる一対の圧接片20d,20dとからなる。一対の圧接片20d,20dは相互対向しており、一方の圧接片20dの端部はその伸び方向に対して反対方向に折り返され、抜け止め20eが形成されている。なお、上述したように、掛止部20は短冊状の板材を屈曲成形してなるので、反屈曲方向、換言すれば、一対の圧接片20d,20dが相互離反する方向への弾性復元力が働く。
以下、実施の形態1−2において、保持体6に光源ユニット10が保持された状態を詳しく説明する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20の一対の圧接片20d,20dの間の間隔を狭く挟持して、掛止スリット63に挿入する。その後、挟持を解除した場合、前記弾性復元力が働き、一対の圧接片20d,20dが相互離反する方向に夫々移動し、掛止スリット63の縁と当接して掛止スリット63の縁に図10の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。斯かる際、前記一方の圧接片20dの抜け止め20eは掛止スリット63の周縁部65と当接し、掛止部20が掛止スリット63から抜けることを防止する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20の一対の圧接片20d,20dの間の間隔を狭く挟持して、掛止スリット63に挿入する。その後、挟持を解除した場合、前記弾性復元力が働き、一対の圧接片20d,20dが相互離反する方向に夫々移動し、掛止スリット63の縁と当接して掛止スリット63の縁に図10の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。斯かる際、前記一方の圧接片20dの抜け止め20eは掛止スリット63の周縁部65と当接し、掛止部20が掛止スリット63から抜けることを防止する。
このような構成を有することから、実施の形態1−2に係る画像表示装置の光源ユニット10は、保持体6に保持された状態にて掛止スリット63の長径方向、即ち、複数の発光ダイオード1の並設方向に、板部61の一面6aに沿って摺動することが可能である。また、摺動前後において、光源ユニット10を保持体6に静止させることができると共に、掛止部20が掛止スリット63から抜けることが防止できる。従って、例えば、寸法誤差、加工誤差等が原因で、隣り合う発光ダイオード基板2(光源ユニット10)同士が、コネクタ5による電気的接続が可能な所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、一方又は両方の発光ダイオード基板2(光源ユニット10)を摺動させ、コネクタ5にて接続させることが可能である。
なお、光源ユニット10の発光ダイオード1から発する熱は、発光ダイオード基板2及び複数の掛止部20,20…20を介して保持体6に伝導される。保持体6に伝導された
熱は、保持体6を介して大気中に放散される。
熱は、保持体6を介して大気中に放散される。
以上においては、掛止部20が弾性変形可能な短冊状の板材を屈曲成形してなる場合を例として説明したが、これに限るものでない。例えば、一対の圧接片20d,20dは同一の形状・寸法でなくても良い。また、基台20cを省略し、2つの圧接片20d,20dのみを夫々分離して発光ダイオード基板2の他面2bに対向配設しても良い。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−3)
図11は本発明の実施の形態1−3に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
図11は本発明の実施の形態1−3に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
発光ダイオード基板2の他面2bには、光源ユニット10を保持体6に保持させる複数の掛止部20,20,…20を複数個所に設けている。掛止部20は金属製であり、弾性変形可能である。掛止部20は、板材を屈曲成形することにより得られる。例えば、短冊状の板材の長手方向の中心を基準に相互対称するように折り曲げて、短手方向が発光ダイオード基板2の長手方向に沿うように、他面2bに固定されている。
詳しくは、掛止部20は、長手方向の中心部に形成した扁平な基台20fと、該基台20fの対向する両縁に連設され、発光ダイオード基板2から離隔する方向に伸びる一対の圧接片20g,20gと、夫々の圧接片20g,20gの端部に設けられた抜け止め20h,20hとからなる。一対の圧接片20g,20gは相互対向し、対向する内向きに彎曲している。抜け止め20h,20hは、圧接片20g,20gの端部を、これの伸び方向に対して反対方向に折り返した後、さらに、前記伸び方向に折り曲げることにより形成されている。なお、上述したように、掛止部20は短冊状の板材を屈曲成形してなるので、反屈曲方向、換言すれば、一対の圧接片20g,20gが相互離反する方向への弾性復元力が働く。
以下、実施の形態1−3において、保持体6に光源ユニット10が保持された状態を詳しく説明する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20の一対の圧接片20g,20gの間の間隔を狭く挟持して、掛止スリット63に挿入する。その後、挟持を解除した場合、前記弾性復元力が働き、一対の圧接片20g,20gが相互離反する方向に夫々移動し、掛止スリット63の縁と当接して掛止スリット63の縁に図11の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。斯かる際、抜け止め20h,20hは、夫々の対向面に対する反対面が掛止スリット63の周縁部65と当接し、掛止部20が掛止スリット63から抜けることを防止する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20の一対の圧接片20g,20gの間の間隔を狭く挟持して、掛止スリット63に挿入する。その後、挟持を解除した場合、前記弾性復元力が働き、一対の圧接片20g,20gが相互離反する方向に夫々移動し、掛止スリット63の縁と当接して掛止スリット63の縁に図11の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。斯かる際、抜け止め20h,20hは、夫々の対向面に対する反対面が掛止スリット63の周縁部65と当接し、掛止部20が掛止スリット63から抜けることを防止する。
このような構成を有することから、実施の形態1−3に係る画像表示装置の光源ユニット10は、保持体6に保持された状態にて掛止スリット63の長径方向、即ち、複数の発光ダイオード1の並設方向に、板部61の一面6aに沿って摺動することが可能である。また、摺動前後において、光源ユニット10を保持体6に静止させることができると共に、掛止部20が掛止スリット63から抜けることが防止できる。従って、例えば、寸法誤差、加工誤差等が原因で、隣り合う発光ダイオード基板2(光源ユニット10)同士が、コネクタ5による電気的接続が可能な所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、一方又は両方の発光ダイオード基板2(光源ユニット10)を摺動させ、コネクタ5にて接続させることが可能である。
なお、発光ダイオード1から発する熱は、発光ダイオード基板2及び複数の掛止部20,20…20を介して保持体6に伝導される。保持体6に伝導された熱は、保持体6を介
して大気中に放散される。
して大気中に放散される。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−4)
図12は本発明の実施の形態1−4に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
図12は本発明の実施の形態1−4に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。
発光ダイオード基板2の他面2bには、光源ユニット10を保持体6に保持させる複数の掛止部20,20,…20を複数個所に設けている。
詳しくは、掛止部20は、他面2bに一面が固定された矩形板材の基台20iと、該基台20iの他面にて、基台20iの厚み方向に突設されたバネ部20jと、バネ部20jの端部に連設された圧接片20kとを有している。
圧接片20kは弾性変形可能な金属製であり、棒状をなしている。なお、圧接片20kはその一端部がフック状に折り曲げられており、他端はバネ部20jの端部に連設されている。また、バネ部20jはコイルバネであり、バネ部20jの突設方向における長さが、保持体6の凹部64の深さDより短くなるように構成されている。
従って、バネ部20jがその突設方向に引っ張られた場合は、圧接片20kを発光ダイオード基板2の方向に付勢する弾性復元力が圧接片20kに働くこととなる。なお、これに限るものでなく、コイルバネのバネ部20jの端部を屈曲成形して圧接片20kを形成して良い。
以下、実施の形態1−4において、保持体6に光源ユニット10が保持された状態を詳しく説明する。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20を掛止スリット63に挿入し、圧接片20kを掛止スリット63の周縁部65に引っ掛け、掛止部20を掛止スリット63に掛止する。この際、バネ部20jがその突設方向に引っ張られた状態になるので、圧接片20kは、その一端部が掛止スリット63の周縁部65に当接した状態で、発光ダイオード基板2の方向に付勢する弾性復元力を受ける。すなわち、該弾性復元力によって、圧接片20kは、当接している掛止スリット63の周縁部65に図12の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。なお、圧接片20kが掛止スリット63の周縁部65に引っ掛かっている状態では、常に弾性復元力が圧接片20kに働くので、掛止部20が掛止スリット63から抜けることが防止できる。
組み込み作業において、光源ユニット10の掛止部20を掛止スリット63に挿入し、圧接片20kを掛止スリット63の周縁部65に引っ掛け、掛止部20を掛止スリット63に掛止する。この際、バネ部20jがその突設方向に引っ張られた状態になるので、圧接片20kは、その一端部が掛止スリット63の周縁部65に当接した状態で、発光ダイオード基板2の方向に付勢する弾性復元力を受ける。すなわち、該弾性復元力によって、圧接片20kは、当接している掛止スリット63の周縁部65に図12の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。なお、圧接片20kが掛止スリット63の周縁部65に引っ掛かっている状態では、常に弾性復元力が圧接片20kに働くので、掛止部20が掛止スリット63から抜けることが防止できる。
このような構成を有することから、実施の形態1−4に係る画像表示装置の光源ユニット10は、保持体6に保持された状態にて掛止スリット63の長径方向、即ち、複数の発光ダイオード1の並設方向に、板部61の一面6aに沿って摺動することが可能である。また、摺動前後において、光源ユニット10を保持体6に静止させることができると共に、掛止部20が掛止スリット63から抜けることが防止できる。従って、例えば、寸法誤差、加工誤差等が原因で、隣り合う発光ダイオード基板2(光源ユニット10)同士が、コネクタ5による電気的接続が可能な所定の間隔以上に離れている場合、又は所定の間隔以上に近づいている場合においても、一方又は両方の発光ダイオード基板2(光源ユニット10)を摺動させ、コネクタ5にて接続させることが可能である。
なお、発光ダイオード1から発する熱は、発光ダイオード基板2及び複数の掛止部20,20…20を介して保持体6に伝導される。保持体6に伝導された熱は、保持体6を介
して大気中に放散される。
して大気中に放散される。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−5)
図13は本発明の実施の形態1−5に係る画像表示装置の光源ユニット10が保持体6に保持された状態を説明する断面斜視図であり、図14は図13のII−II線による断面図である。
図13は本発明の実施の形態1−5に係る画像表示装置の光源ユニット10が保持体6に保持された状態を説明する断面斜視図であり、図14は図13のII−II線による断面図である。
発光ダイオード基板2の他面2bには、光源ユニット10を保持体6に保持させる複数の掛止部20,20,…20を複数個所に設けている。掛止部20は金属製であり、弾性変形可能である。掛止部20は発光ダイオード基板2の他面2bに固定されている矩形板状の基台20aと、該基台20aの一側縁から発光ダイオード基板2の厚み方向に突設され、その端部がフック状に折り曲げられ、該端部が基台20aと対向配置する圧接片20bとを有している。
圧接片20bの前記端部で基台20aと対向する一面には、掛止部20(圧接片20b)の滑りを規制する滑り止め凸部20mが突設されている。滑り止め凸部20mは半球形状をなしており、掛止部20が掛止スリット63に掛止された場合、滑り止め凸部20mは後述する滑り止め凹部66に当接する。
基台20a、滑り止め凸部20m及び圧接片20bは一対形成されており、滑り止め凸部20mを含む掛止部20の圧接片20bの端部には、常に基台20a(発光ダイオード基板2の他面2b)方向への弾性復元力が働くように構成されている。すなわち、掛止部20が掛止スリット63に掛止された場合、圧接片20bは当接している掛止スリット63の周縁部65に、図14の矢印方向の圧接力を加え、光源ユニット10を保持体6と接した状態にて静止させる。
また、掛止スリット63の周縁部65には、掛止部20(圧接片20b)の滑りを規制する滑り止め凹部66,66,66,66を複数箇所に設けている。詳しくは、掛止部20が掛止スリット63に掛止された場合、掛止部20の滑り止め凸部20mと当接する位置に、滑り止め凸部20mに倣う形状の滑り止め凹部66が複数箇所に形成されている。
従って、掛止部20が掛止スリット63に掛止された場合は、掛止部20の滑り止め凸部20mが掛止スリット63の周縁部65の滑り止め凹部66と係合し、掛止部20の上下左右方向への滑りを規制する。このような状態において、所定以上の力が掛止部20(又は、発光ダイオード基板2)に与えられた場合は、滑り止め凸部20mが滑り止め凹部66から脱離して係合が解除されるので、前記力の方向に発光ダイオード基板2を摺動させることができる。
以上の実施の形態1−5の説明においては、滑り止め凹部66が窪みである場合を例として説明したが、これに限るものでなく、例えば、掛止スリット63の周縁部65を厚み方向に貫通する孔や滑り止め凸部であっても良い。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、詳しい説明を省略する。また、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−6)
図15は実施の形態1−6に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、板部61に掛止スリット63が開設され、発光ダイオード基板2に掛止部20が固定される代わりに、発光ダイオード基板2に掛止スリット23が開設され、板部61に掛止部60が固定される構成としたものである。
図15は実施の形態1−6に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、板部61に掛止スリット63が開設され、発光ダイオード基板2に掛止部20が固定される代わりに、発光ダイオード基板2に掛止スリット23が開設され、板部61に掛止部60が固定される構成としたものである。
短冊状をなす発光ダイオード基板2の長手方向両側には長孔状の掛止スリット23が設けられている。掛止スリット23は開口を構成する。
板部61の発光ダイオード基板2と対向する箇所には、掛止スリット23に挿入される掛止部60が固定されている。
掛止部60は略L字形をなし、弾性変形が可能な金属板製であり、一端が板部61に固定され、他端側の圧接部60bが発光ダイオード基板2の一面2aと対向し、該発光ダイオード基板2を板部61に圧接するように構成されている。また、掛止部60の一面2aと対向しない表面、及び掛止スリット23の縁部には高反射材が塗布され、掛止部60による輝度むらを回避するようになしてある。圧接部(圧接片)は係合部を構成する。
この実施の形態にあっては、発光ダイオード基板2が板部61に載置される際、該発光ダイオード基板2の掛止スリット23に掛止部60が挿入され、発光ダイオード基板2を幅方向へ若干移動させることにより、圧接部が撓みつつ発光ダイオード基板2の一面2aに圧接され、圧接部の弾性復元力により発光ダイオード基板2に摺動抵抗が加えられる。この摺動抵抗に打ち勝って発光ダイオード基板2を摺動操作することにより、発光ダイオード基板2を掛止部60に対して掛止スリット23の長手方向へ摺動させることができる。なお、掛止部60夫々の圧接部60bは、保持体6が縦姿勢となるように配された場合、上向きとなるように配することが好ましい。このように配置することにより、発光ダイオード基板2の自重により保持体6から外れることを抑制することができる。
板部61に固定される掛止部60は、実施の形態1−1乃至実施の形態1−5のいずれかの掛止部であればよい。
他の構成においては、実施の形態1−1乃至実施の形態1−5と同様であり、実施の形態1−1乃至実施の形態1−5と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
他の構成においては、実施の形態1−1乃至実施の形態1−5と同様であり、実施の形態1−1乃至実施の形態1−5と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−7)
図16は実施の形態1−7に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、弾性変形が可能な掛止部20を有する代わりに、非可撓の抜止凸部8を有する構成としたものである。
図16は実施の形態1−7に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、弾性変形が可能な掛止部20を有する代わりに、非可撓の抜止凸部8を有する構成としたものである。
短冊状をなす発光ダイオード基板2の長手方向両側には長孔状の掛止スリット23が設けられている。掛止スリット23は開口を構成する。
板部61の発光ダイオード基板2と対向する箇所には、掛止スリット23に挿入される抜止凸部8が取付けられる複数の取付孔67が開設されている。
抜止凸部8は、取付孔67に螺入される小径軸部8a、該小径軸部8aに段部8bを経て連なり、掛止スリット23に相対移動を可能に挿入される大径軸部8c及び該大径軸部8cに連なり、掛止スリット23の縁部に係合して発光ダイオード基板2に摺動抵抗を加える抜止部8dを有する段付雄螺子であり、抜止軸体でもある。
この実施の形態にあっては、発光ダイオード基板2が板部61に載置された状態で、発光ダイオード基板2の一面2a側から掛止スリット23へ抜止凸部8が挿入され、小径軸部8aが取付孔67に螺入されることにより、抜止凸部8が板部61に固定され、抜止部8dは掛止スリット23の縁部に係合し、発光ダイオード基板2の板部61と離隔する方向への移動、換言すると抜出しが阻止される。また、大径軸部8cは掛止スリット23内に配され、大径軸部8cに対して発光ダイオード基板2が摺動可能となる。抜止部8dによる摺動抵抗は、発光ダイオード基板2を摺動操作した際に該発光ダイオード基板2を摺動させることができ、摺動操作を止めた際には発光ダイオード基板2を静止させることができる程度である。
以上のように抜止凸部8は板部61に固定されるため、該抜止凸部8が熱伝導性の高い材料で形成されることにより、発光ダイオード基板2の熱をさらに効率的に放熱することができ、発光ダイオード基板2の膨張をより一層抑制することができる。また、発光ダイオード基板2及び保持体6の間にシート状の熱伝導体が設けられることにより、発光ダイオード基板2の熱をさらに効率的に放熱することができる。
抜止凸部8としての段付雄螺子は、板部61に固定される他、発光ダイオード基板2に固定される構成であってもよい。この場合、発光ダイオード基板2には、小径軸部8aが螺入される取付孔が開設され、板部61には掛止スリットが開設される。また、抜止凸部8が発光ダイオード基板2に固定される構成にあっては、掛止スリット23内に配される大径軸部8cが低反射材で構成されるか、又は大径軸部8cが低反射色を有する構成とすることにより、発光ダイオード基板2が摺動する際に、発光ダイオードが発光した光が掛止スリットから支持体6の他面側に達するのを回避することが可能となる。また、抜止凸部8は、段付雄螺子に代えて、該段付雄螺子と同形状の段付ピンであってもよい。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−8)
図17は実施の形態1−8に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、発光ダイオード基板2又は保持体6に固定される掛止部20、抜止凸部8にて光源ユニット10を摺動可能に保持する代わりに、発光ダイオード基板2及び保持体6とは別個に形成された抜止軸体9にて光源ユニット10を摺動可能に保持するように構成したものである。
図17は実施の形態1−8に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、発光ダイオード基板2又は保持体6に固定される掛止部20、抜止凸部8にて光源ユニット10を摺動可能に保持する代わりに、発光ダイオード基板2及び保持体6とは別個に形成された抜止軸体9にて光源ユニット10を摺動可能に保持するように構成したものである。
短冊状をなす発光ダイオード基板2の長手方向両側には長孔状の掛止スリット23が設けられている。掛止スリット23は開口を構成する。
板部61の発光ダイオード基板2と対向する箇所には、掛止スリット23に挿入される抜止軸体9が嵌入される複数の嵌入孔68が開設されている。
抜止軸体9は、一端に小径頭部91aを有し、他端側に径方向への撓みが可能な可撓部91bを有する可撓筒91、及び小径頭部91aと軸長方向に対向する大径頭部92aを一端に有し、可撓筒91内への嵌入により可撓部91bを撓ませるピン92を有する。
可撓筒91は、嵌入孔68よりも若干大径の筒部91c及び該筒部91cの一端に連なり、掛止スリット23の幅よりも大径の小径頭部91aを有し、筒部91cの複数の周方向位置にスリット91dが設けられ、該スリット91d間の部分が可撓部91bになっている。可撓部91bの内側は若干小径に形成され、可撓筒91内に嵌入されたピン92の外周部が可撓部91bの内側に当接し、該可撓部91bが径方向外方へ撓むようになっている。
ピン92は、柱形部92bの一端に、小径頭部91aよりも大径の大径頭部92aが設けられている。
この実施の形態にあっては、発光ダイオード基板2が板部61に載置された状態で、発光ダイオード基板2の一面2a側から掛止スリット23及び嵌入孔68へ可撓筒91が挿入され、可撓筒91の小径頭部91aが発光ダイオード基板2の一面2aに接触した後、発光ダイオード基板2の一面2a側から可撓筒91内にピン92が嵌入される。この際、ピン92の先端部が可撓部91bの内側に当接し、可撓部91bが径方向外方へ撓み、嵌入孔68の縁部に掛止され、可撓筒91の抜出しが阻止されるとともに、ピン92の可撓部91内面との接触抵抗によりピン92の抜出しが阻止され、また、ピン92の大径頭部92aが発光ダイオード基板2の一面2aに接触する。
このように可撓筒91の小径頭部91a及びピン92の大径頭部92aが発光ダイオード基板2の一面2aに接触するため、抜止軸体9から発光ダイオード基板2に作用する応力が小径頭部91a及び大径頭部92aにて分散され、頭部が小径の場合に比べて発光ダイオード基板2の幅方向の全体を押すことになり、発光ダイオード基板2のゆがみ、反りを回避しつつ、該発光ダイオード基板2を摺動させることができる。
また、抜止軸体9の可撓筒91が低反射材で構成されるか、又は可撓筒91が低反射色を有する構成とすることにより、発光ダイオード基板2が摺動する際に、発光ダイオードが発光した光が掛止スリット23、嵌入孔68から支持体6の他面側に達するのを回避することが可能となる。
以上のように抜止軸体9は小径頭部91a及び大径頭部92aが発光ダイオード基板2の一面2aに接触するため、抜止軸体9が熱伝導性の高い材料で形成されることにより、発光ダイオード基板2の熱をさらに効率的に放熱することができ、発光ダイオード基板2の膨張をより一層抑制することができる。また、発光ダイオード基板2及び保持体6の間にシート状の熱伝導体が設けられることにより、発光ダイオード基板2の熱をさらに効率的に放熱することができる。
抜止軸体9は、可撓筒91及びピン92を有する2部材である他、可撓性を有する1部材であってもよい。この場合、掛止スリット23及び嵌入孔68に嵌入される軸部の一端に頭部を有し、他端に可撓の抜止部を有し、抜止部側から嵌入孔68に嵌入される際に、抜止部が撓み、嵌入後に抜止部が弾性復元して嵌入孔68の縁部に掛止され、抜止めされる。
また、抜止軸体9は発光ダイオード基板2の一面2a側から嵌入される他、板部61の他面側から嵌入される構成としてもよい。この場合、可撓の抜止部が、発光ダイオード基板2に開設されている掛止スリット23の縁部に掛止される。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
他の構成においては、実施の形態1−1と同様であり、実施の形態1−1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1−9)
図18は実施の形態1−9に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、発光ダイオード基板2及び保持体6の間に熱伝導体30が固定されている構成としたものである。
図18は実施の形態1−9に係る画像表示装置おいて、光源ユニット10が保持体6に保持された状態を示す要部断面図である。この実施の形態は、発光ダイオード基板2及び保持体6の間に熱伝導体30が固定されている構成としたものである。
熱伝導体30はカーボン含有シートからなり、短冊状をなす発光ダイオード基板2の他面2b全面に亘って貼り付けてある。カーボン含有シート9は発光ダイオード基板2よりも熱伝導性に優れており、カーボン含有シート9の熱伝導率は発光ダイオード基板2の熱伝導率より大きい。
この実施の形態にあっては、発光ダイオード1にて発生する熱を発光ダイオード基板2からさらに効率的に熱伝導体30へ放熱することができ、この熱伝導体30から保持体6へ放熱することができるため、発光ダイオード基板2の膨張をより一層抑制することができ、膨張による発光ダイオード基板2の摺動をより一層抑制することができる。
熱伝導体30は発光ダイオード基板2の他面2b又は支持体6の一面6aに適宜の固定手段により固定される。熱伝導体30が発光ダイオード基板2の他面2bに固定される構成において、熱伝導体30は、短冊状をなす発光ダイオード基板2の他面2bに全面接触する大きさに形成され、掛止部20、抜止凸部8、抜止軸体9のいずれかにて発光ダイオード基板2の長手方向両端部が板部61に保持され、また、発光ダイオード基板2の一部が雄螺子等にて固定される。発光ダイオード基板2が摺動可能であれば、該発光ダイオード基板2の反りは発生しないとも考えられるが、実際には、摺動時に発光ダイオード基板2のゆがみが一部に発生し、発光ダイオード基板2の反りと同様の問題が発生するため、発光ダイオード基板2の一部が固定されることにより、該発光ダイオード基板2のゆがみを抑制することができる。
(実施の形態1−10)
図19は光源ユニットの他の構成を示す背面図、図20は光源ユニット部分の他の構成を示す断面図、図21は熱伝導体を有する光源ユニット部分の他の構成を示す断面図、図22は複数の光源ユニット10が並置されている構成を示す模式的正面図である。
図19は光源ユニットの他の構成を示す背面図、図20は光源ユニット部分の他の構成を示す断面図、図21は熱伝導体を有する光源ユニット部分の他の構成を示す断面図、図22は複数の光源ユニット10が並置されている構成を示す模式的正面図である。
以上説明した実施の形態では、短冊状をなし、複数の発光ダイオード1が一列に配されている発光ダイオード基板2を備える構成としたが、その他、図19、図22に示すように矩形をなし、複数の発光ダイオード1が複数列に配されている発光ダイオード基板2を備える構成であってもよく、発光ダイオード基板2の形態は特に制限されない。
この実施の形態は、一面に複数の発光ダイオード1が複数列に配されている発光ダイオード基板2の四角部他面に掛止部20が設けられ、発光ダイオード基板2の四角部に対応する箇所には掛止スリット63が開設されている。掛止部20夫々の圧接片20bは同方向を向き、発光ダイオード基板2が一方向へ摺動操作されることにより、掛止部20が掛止スリット63に掛止されるように構成されている。発光ダイオード基板2は2方向に離隔して複数列に配され、列上で隣合う発光ダイオード基板2同士がコネクタ5にて接続されている。
発光ダイオード基板2と保持体6との間にはシート状の熱伝導体30を設けてもよい。この場合、図19に示す発光ダイオード基板2と同形状の熱伝導体30が発光ダイオード基板2の他面2bに固定され、該熱伝導体30の掛止スリット63と対応する箇所に掛止部20が設けられる。掛止部20は熱伝導体30を突抜けて発光ダイオード基板2に固定されてもよい。また、掛止部20に代えて、抜止凸部8,抜止軸体9を用いてもよい。
実施の形態1−6乃至実施の形態1−9は、実施の形態1−1乃至実施の形態1−10のいずれかと組み合わせる構成としてもよい。
以上においては、画像表示装置を例として説明したが、これに限るものでなく、例えば、携帯電話機、プロジェクター、PDA等においても適用可能であることは言うまでもない。
また、以上においては、発光ダイオード基板2が複数の掛止部20,20,…20、段付雄螺子、抜止軸体のいずれかによって保持体6に保持される場合を例として説明したが、これに限るものでなく、掛止部20、抜止凸部8、抜止軸体9を共用するように構成しても良い。
(実施の形態2)
図23は表示装置の構成を略示する縦断面図である。図において1は液晶を備える矩形の表示パネルであり、該表示パネル1は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を表示するように構成されている。表示パネル1は、前保持枠体2と後保持枠体3とによって、その周縁部が挟持されており、矩形枠状の前キャビネット4に収容されている。該前キャビネット4は前保持枠体2及び後保持枠体3の周囲に配置されている。前キャビネット4は矩形の開口を備えており、該開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。表示パネル1の後側には、後述するLED9の光を表示パネル1へ向けて集光する複数の光学シート5が設けてある。
図23は表示装置の構成を略示する縦断面図である。図において1は液晶を備える矩形の表示パネルであり、該表示パネル1は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を表示するように構成されている。表示パネル1は、前保持枠体2と後保持枠体3とによって、その周縁部が挟持されており、矩形枠状の前キャビネット4に収容されている。該前キャビネット4は前保持枠体2及び後保持枠体3の周囲に配置されている。前キャビネット4は矩形の開口を備えており、該開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。表示パネル1の後側には、後述するLED9の光を表示パネル1へ向けて集光する複数の光学シート5が設けてある。
該光学シート5の後側にはLED9の光を均一に拡散する拡散板6が設けてある。該拡散板6は、深皿型の放熱板7の縁部分にて支持されている。放熱板7の前面には複数のLED基板8が並設してあり、該LED基板8の後面には、熱伝導性物質、例えば金属からなる膜状の放熱パターン8aが形成してある。
該LED基板8の前面には複数のLED9、9、・・・、9が実装されており、各LED9、9、・・・、9の前側に、光を拡散させるレンズ10、10、・・・、10がそれぞれ配置してある。該レンズ10の周縁部にはLED基板8側に突出した三つの突起10a、10a、10aが周方向に並設してあり、該突起10aの先端がLED基板8の前面に接着剤によって取付けられている。
前記放熱板7の左右には深皿型の反射シート11を支持する支持台(図示せず)が各別に設けてある。該反射シート11の底面には、前記レンズ10を挿入する複数の孔11aを開設してある。各レンズ10は前記孔11aを通って前側へ突出している。
放熱板7の後側には深皿形の後キャビネット12が設けてある。該後キャビネット12の縦及び横寸法と前キャビネット4の縦及び横寸法は略同じであり、後キャビネット12の縁部分と前キャビネット4の縁部分とは互いに対向する。前キャビネット4及び後キャビネット12の縁部分には、図示しない係合凸部及び係合凹部がそれぞれ設けてあり、該係合凸部及び係合凹部を係合させて、前キャビネット4を後キャビネット12に固定している。なお後キャビネット12には制御基板(図示せず)が収容してあり、該制御基板からの出力信号に基づいて、LED9及び表示パネル1が駆動するようにしてある。
図24は放熱板7に固定したLED基板8を略示する正面図、図25はリベット(抜止軸体)によって放熱板7に固定されたLED基板8を略示する拡大縦断面図である。
前記放熱板7は矩形状をなし、図24に示すように、短冊形をなすLED基板8が、放熱板7の前面にて、放熱板7の長手方向及び幅方向に離隔して並置されている。LED基板8の前面の長手方向両端部には接続部81、82がそれぞれ設けられている。接続部81、81同士は、長手方向において互いに対向しており、コネクタ90によって接続されている。また放熱板7の長手方向端部に位置する接続部82は電線(図示せず)を介して駆動基板(図示せず)に接続されている。
前記放熱板7は矩形状をなし、図24に示すように、短冊形をなすLED基板8が、放熱板7の前面にて、放熱板7の長手方向及び幅方向に離隔して並置されている。LED基板8の前面の長手方向両端部には接続部81、82がそれぞれ設けられている。接続部81、81同士は、長手方向において互いに対向しており、コネクタ90によって接続されている。また放熱板7の長手方向端部に位置する接続部82は電線(図示せず)を介して駆動基板(図示せず)に接続されている。
LED基板8には、LED基板8の長手方向に沿って複数の基板孔8b、8b、・・・、8bが等間隔に並設してある。該基板孔8bは前記長手方向に延びる楕円状をなす。前記放熱板7には、図25に示すように、前記基板孔8bに対応する位置に複数の貫通孔7aが開設してある。該貫通孔7aの直径は、楕円状をなす基板孔8bの短径と略等しい。
基板孔8b及び貫通孔7aには、例えば金属又は炭素からなるリベット20が挿入してあり、該リベット20によってLED基板8が放熱板7に固定されている。リベット20は受けリベット(可撓筒)22と、挿入リベット(ピン)21とを備える。
受けリベット22は、前記基板孔8bの短径よりも大きな直径の環状をなす掛止部22a(小径頭部)を備えており、該掛止部22aの外周部分が基板孔8bの縁部分に掛止している。掛止部22aの内周部分には、複数の弾性部22bが周方向に並設されている。該弾性部22bは掛止部22aの軸方向にそって突出し、基板孔8b及び貫通孔7aに挿通している。弾性部22bの軸方向の寸法は、基板孔8b及び貫通孔7aの軸方向の寸法よりも大きく、弾性部22bの突出端部は貫通孔7aから軸方向に延出している。
弾性部22bの突出端部には、掛止部22aの径方向内側に延出した当接部22cが弾性部22bと一体に設けてあり、該当接部22c、22c間には隙間が空いている。
弾性部22bの突出端部には、掛止部22aの径方向内側に延出した当接部22cが弾性部22bと一体に設けてあり、該当接部22c、22c間には隙間が空いている。
当接部22cの内側には後述する挿入軸21bが当接しており、該挿入軸21bの当接によって弾性部22bは外側に湾曲して、弾性部22bが貫通孔7aの縁部分に接触している。そのため、掛止部22aと弾性部22bとの間でLED基板8及び放熱板7が前後に挟持されている。
前記挿入リベット21は、前記掛止部22aよりも大径の頭部(大径頭部)21aを備えており、該頭部21aの中心部には頭部21aに直角な挿入軸21bが設けてある。該挿入軸21bの先端部分には、先端に向かうに従って挿入軸21bの径が小さくなるようにテーパ21baが形成してある。頭部21a付近の挿入軸21bの直径は、前記掛止部22aの内径と略同寸であり、挿入軸21bを挿入していない場合における前記当接部22c間の寸法よりも大きくなっている。
次にリベット20によるLED基板8の放熱板7への固定について説明する。図26A,図26Bはリベット20によるLED基板8の放熱板7への固定について説明する説明図である。
LED基板8を放熱板7に固定する場合には、まず基板孔8bが貫通孔7aの上に位置し、且つ接続部81、81を互いに接続できるように、LED基板8を放熱板7上に配置する。前述したように基板孔8bは長手方向(横方向)に延びる楕円状に形成されており、接続部81、81を接続するための横方向への調整は容易に行うことができる。
次に受けリベット22をLED基板8側から基板孔8b及び貫通孔7aに挿入し、図26Aに示すように、掛止部22aを基板孔8bの縁部分に掛止させる。このとき受けリベット22には挿入リベット21が挿入されていないので弾性部22bは軸方向に沿って延び、基板孔8b及び貫通孔7a内に配置される。
次に受けリベット22をLED基板8側から基板孔8b及び貫通孔7aに挿入し、図26Aに示すように、掛止部22aを基板孔8bの縁部分に掛止させる。このとき受けリベット22には挿入リベット21が挿入されていないので弾性部22bは軸方向に沿って延び、基板孔8b及び貫通孔7a内に配置される。
次に図26Bの白抜矢符にて示すように、挿入リベット21の挿入軸21bを掛止部22aに挿入し、挿入軸21bの先端部分を当接部22c間の隙間に差し込む。挿入軸21bの先端部分にはテーパ21baが形成してあるため、前記隙間が徐々に押し広げられて、図26Bの矢印にて示すように、弾性部22bは外側へ湾曲し、貫通孔7aの縁部分に当接する。そして頭部21aが掛止部22aに接触するまで、挿入リベット21を受けリベット22に挿入し、弾性部22bと掛止部22aとの間に適当な圧力を作用させて、LED基板8と放熱板7とを密着させる。
本発明に係る表示装置にあっては、LED基板8に設けた基板孔8b及び放熱板7に設けた貫通孔7aにリベット20を挿入し、LED基板8を放熱板7に固定する。ビス止めの場合はLED基板8に局所的な締め付け力が作用するが、リベット20を使用した場合には、LED基板8に作用する力はリベット20が有する大径の頭部21aにて分散される。そのためLED基板8が反り返ることはなく、LED基板8と放熱板7との接触面積はビス止めする場合に比べて大きくなり、LED基板8を確実に冷却させることができる。また放熱のためのパターンを介してLED基板8にて発生した熱が放熱板7へ効率的に伝導する。
また等間隔に配置された複数の前記貫通孔7a及び基板孔8bにリベット20を挿入することで、LED基板8を放熱板7にムラなく接触させることができる。また、リベット20を一方向へ押圧することによりLED基板8を固定することができるため、捩込み操作が必要なビス止めに比べて組立て作業性を向上させることができる。また、保守点検時においても、リベット20挿入側から該リベット20を抜出すことができるため、保守点検の作業性を向上させることができる。また、特開2008−262949号公報に記載されているように圧入ピンにてLED基板が固定されるものに比べてLED基板を安価にすることができる。
またLED基板8同士の接続及びLED基板8の寸法誤差などを考慮して、LED基板8の位置決めを行いつつ、LED基板8を放熱板7に固定することができる。
また基板孔8bの縁部分に掛止部22aを掛止させた状態で弾性部22bを基板孔8b及び貫通孔7aに挿入し、挿入軸21bを掛止部22aに挿入して当接部22cに当接させる。このとき弾性部22bは弾性変形によって径方向外向きに湾曲し、湾曲した弾性部22bは貫通孔7aの縁部分に接触するので、掛止部22aと弾性部22bとによってLED基板8及び放熱板7が適当な圧力で挟持される。
また前記リベット20を炭素又は金属にて構成することで、LED基板8にて発生した熱をリベット20を介して放熱板7に効率よく伝導させることができる。
以上説明した実施の形態2では、挿入リベット21及び受けリベット22を有するリベット20にてLED基板8を固定する構成としたが、その他、挿入リベットタイプのリベット30にてLED基板8を固定する構成としてもよい。図27A及び図28Aは他のリベット30にて固定する例を示す拡大断面図、図27B及び図28Bは他のリベット30にて固定された状態を示す拡大断面図である。図27Aのリベット30は、軸部30aの一端に連なる頭部30b及び軸部30aの他端から頭部30b側へ延出され、可撓性を有する抜止部(係合部)30cを有し、合成樹脂材にて一体に成形されており、抜止軸体を構成している。
リベット30が基板孔8b及び貫通孔7aに挿入される際、抜止部30cが軸部30aの周面側へ撓み、該抜止部30cが基板孔8b及び貫通孔7aを抜出たとき、弾性復元力にて抜止部30cが復元し、該抜止部30cが貫通孔7aの縁部に掛止される。
図28Aのリベット30は、軸部30aの一端に連なる頭部30b及び軸部30aの他端から末広がりに延出され、さらに先細に延出された略菱形をなす可撓の抜止部(係合部)30dを有し、合成樹脂材にて一体に成形されており、抜止軸体を構成している。
リベット30が基板孔8b及び貫通孔7aに挿入される際、抜止部30dが撓み、該抜止部30dが基板孔8b及び貫通孔7aを抜出るとき、弾性復元力にて抜止部30dが復元し、該抜止部30dが貫通孔7aの縁部に掛止される。
リベット30を備えるものにあっては、リベット20を備えるものと同様に組立て作業性を向上させることができ、しかも、リベット20に比べて安価にできる。
また、以上説明した実施の形態2では、リベット20、リベット30にてLED基板8を固定する構成としたが、その他、ビスにてLED基板8を固定する構成としてもよい。この場合、貫通孔7aに螺入される小径軸部、該小径軸部に段部を経て連なり、基板孔8bに挿入される大径軸部及び該大径軸部に連なり、LED基板8の縁部に係合してLED基板8に抵抗を加える頭部を有する段付ビスとする。この形態にあっては、ビスからLED基板8に作用する応力を制限することができるため、LED基板8のゆがみ、反りを回避することができる。また、ビスの頭部が挿入リベット21の頭部21aのように大きく形成され、熱伝導性の高い材料でビスが形成されることにより、LED基板8の熱をさらに効率的に放熱することができ、LED基板8の膨張をより一層抑制することができる。
なお実施の形態2に係る表示装置は、挿入軸21bをLED基板8側から挿入しているが、放熱板7側から挿入する構成であっても良い。またリベット20は合成樹脂で構成されていても良い。
リベット30が基板孔8b及び貫通孔7aに挿入される際、抜止部30cが軸部30aの周面側へ撓み、該抜止部30cが基板孔8b及び貫通孔7aを抜出たとき、弾性復元力にて抜止部30cが復元し、該抜止部30cが貫通孔7aの縁部に掛止される。
図28Aのリベット30は、軸部30aの一端に連なる頭部30b及び軸部30aの他端から末広がりに延出され、さらに先細に延出された略菱形をなす可撓の抜止部(係合部)30dを有し、合成樹脂材にて一体に成形されており、抜止軸体を構成している。
リベット30が基板孔8b及び貫通孔7aに挿入される際、抜止部30dが撓み、該抜止部30dが基板孔8b及び貫通孔7aを抜出るとき、弾性復元力にて抜止部30dが復元し、該抜止部30dが貫通孔7aの縁部に掛止される。
リベット30を備えるものにあっては、リベット20を備えるものと同様に組立て作業性を向上させることができ、しかも、リベット20に比べて安価にできる。
また、以上説明した実施の形態2では、リベット20、リベット30にてLED基板8を固定する構成としたが、その他、ビスにてLED基板8を固定する構成としてもよい。この場合、貫通孔7aに螺入される小径軸部、該小径軸部に段部を経て連なり、基板孔8bに挿入される大径軸部及び該大径軸部に連なり、LED基板8の縁部に係合してLED基板8に抵抗を加える頭部を有する段付ビスとする。この形態にあっては、ビスからLED基板8に作用する応力を制限することができるため、LED基板8のゆがみ、反りを回避することができる。また、ビスの頭部が挿入リベット21の頭部21aのように大きく形成され、熱伝導性の高い材料でビスが形成されることにより、LED基板8の熱をさらに効率的に放熱することができ、LED基板8の膨張をより一層抑制することができる。
なお実施の形態2に係る表示装置は、挿入軸21bをLED基板8側から挿入しているが、放熱板7側から挿入する構成であっても良い。またリベット20は合成樹脂で構成されていても良い。
(実施の形態3−1)
図29は、本発明の実施の形態3−1に係る光源装置1を備える表示装置7の部分的な構成を示す縦断面図である。図29の左右方向は、表示装置7、延いては光源装置1の前後方向に等しい。
図30は、光源装置1が備える回路基板2と支持部材6とを固定している部分の構成を示す水平断面図である。図30の上下方向は、表示装置7、延いては光源装置1の前後方向に等しい。
図29は、本発明の実施の形態3−1に係る光源装置1を備える表示装置7の部分的な構成を示す縦断面図である。図29の左右方向は、表示装置7、延いては光源装置1の前後方向に等しい。
図30は、光源装置1が備える回路基板2と支持部材6とを固定している部分の構成を示す水平断面図である。図30の上下方向は、表示装置7、延いては光源装置1の前後方向に等しい。
図29に示すように、表示装置7は、表示部70、キャビネット71、前側枠体72、及び後側枠体73と、光源装置1とを備えている。
以下では、まず、光源装置1の構成について説明する。
図29及び図30に示されているように、光源装置1は、複数枚の回路基板2,2,…、リベット3,3,…(抜止軸体)、反射シート4、及び支持部材6を備えている。
以下では、まず、光源装置1の構成について説明する。
図29及び図30に示されているように、光源装置1は、複数枚の回路基板2,2,…、リベット3,3,…(抜止軸体)、反射シート4、及び支持部材6を備えている。
各回路基板2は、左右方向に細長い矩形板状になしてあり、少なくとも正面2aは、高反射色である白色を有する。
回路基板2の正面2aには、長手方向に適長離隔して、複数個の発光部21,21,…が実装されている。各発光部21は、発光ダイオードを用いてなる。回路基板2には、発光部21,21,…を駆動する図示しないドライバが実装されている。
回路基板2の正面2aには、長手方向に適長離隔して、複数個の発光部21,21,…が実装されている。各発光部21は、発光ダイオードを用いてなる。回路基板2には、発光部21,21,…を駆動する図示しないドライバが実装されている。
また、回路基板2の正面2aには、発光部21,21,…に一対一対応で、複数個のレンズ23,23,…が備えられている。各レンズ23は円形状になしてあり、発光部21の頂部に対向して配置されている。レンズ23は、発光部21が発生させた光を拡散させる。
各回路基板2の右端部及び左端部には、図示しない第1及び第2の接続部が実装されている。
各回路基板2の右端部及び左端部には、図示しない第1及び第2の接続部が実装されている。
支持部材6は、金属板を成形してなる矩形板状であり、矩形平板状の平板部61と、平板部61の周縁に連なる枠部62とを有している。
支持部材6は、回路基板2,2,…を支持する。このために、平板部61の正面6aには、回路基板2,2,…が、マトリクス状に並置された状態で、固定されている。この結果、発光部21,21,…はマトリクス状に配置されている。
支持部材6は、回路基板2,2,…を支持する。このために、平板部61の正面6aには、回路基板2,2,…が、マトリクス状に並置された状態で、固定されている。この結果、発光部21,21,…はマトリクス状に配置されている。
支持部材6の右端部には、回路基板2,2,…夫々のドライバに給電する図示しない電源回路基板が取り付けられている。支持部材6の左端部には、回路基板2,2,…夫々のドライバの動作を制御する制御回路基板が取り付けられている。
左右方向に隣り合う回路基板2,2においては、左側に配置されている回路基板2の第1の接続部と、右側に配置されている回路基板2の第2の接続部とが、第1及び第2の接続部同士を橋絡する第1のコネクタを介して電気的に接続されている。
また、平板部61における最右端の回路基板2,2,…に実装されている第1の接続部夫々は、図示しない第2のコネクタを介して、電源回路基板に電気的に接続されている。
更に、平板部61における最左端の回路基板2,2,…に実装されている第2の接続部夫々は、図示しない第3のコネクタを介して、制御回路基板に電気的に接続されている。
各コネクタは、高反射色であるクリーム色を有する。
更に、平板部61における最左端の回路基板2,2,…に実装されている第2の接続部夫々は、図示しない第3のコネクタを介して、制御回路基板に電気的に接続されている。
各コネクタは、高反射色であるクリーム色を有する。
反射シート4は合成樹脂シートからなり、反射シート4の少なくとも正面4aは、高反射色である白色を有する。また、反射シート4は、支持部材6の形状に対応する矩形状になしてあり、更に、レンズ23,23,…の配置位置に対応する位置に、円形状の貫通孔41,41,…が形成されている。
そして、反射シート4は、回路基板2,2,…の正面2a,2a,…に接触し、貫通孔41,41,…の内部にレンズ23,23,…が配された状態で、支持部材6に固定されている。
そして、反射シート4は、回路基板2,2,…の正面2a,2a,…に接触し、貫通孔41,41,…の内部にレンズ23,23,…が配された状態で、支持部材6に固定されている。
次に、図29に示す表示装置7の構成について説明する。
光源装置1は、表示部70を照明すべく、表示部70の背面側に配されている。
表示部70は、矩形状になしてあり、表示パネル701と光学シート702とを備える。
表示パネル701は、例えば液晶表示パネルであり、表示パネル701の正面は、画像を表示する表示面7aを構成している。
光源装置1は、表示部70を照明すべく、表示部70の背面側に配されている。
表示部70は、矩形状になしてあり、表示パネル701と光学シート702とを備える。
表示パネル701は、例えば液晶表示パネルであり、表示パネル701の正面は、画像を表示する表示面7aを構成している。
光学シート702は、表示パネル701の背面に対面して、表示パネル701とレンズ23,23,…との間に配置されており、発光部21,21,…が発生させた光を拡散させる。光学シート702は、比較的厚肉の拡散板と、反射偏光板、プリズムシート、又は拡散シート等を用いてなる比較的薄肉の合成樹脂シートとが積層された積層体である。
表示パネル701は、表示パネル701の周縁部が前側枠体72と後側枠体73とに前後に挟持されることによって、パネルモジュールを構成している。
表示パネル701は、表示パネル701の周縁部が前側枠体72と後側枠体73とに前後に挟持されることによって、パネルモジュールを構成している。
後側枠体73は、支持部材6の枠部62に取り付けられており、光学シート702は、後側枠体73と枠部62とに前後に挟持されている。
キャビネット71は、正面開口から表示面7aを露出させ、表示面7a以外を隠蔽した状態で、パネルモジュール、光学シート702、及び光源装置1を収容している。キャビネット71には、排熱口711,711,…が形成されており、キャビネット71の内部で発生した熱が、外部へ排出され易いようにしてある。
キャビネット71は、正面開口から表示面7aを露出させ、表示面7a以外を隠蔽した状態で、パネルモジュール、光学シート702、及び光源装置1を収容している。キャビネット71には、排熱口711,711,…が形成されており、キャビネット71の内部で発生した熱が、外部へ排出され易いようにしてある。
支持部材6の平板部61の背面における左右方向中央部には、複数個の回路基板が取り付けられている。これらの回路基板は、表示パネル701に給電する電源回路基板、表示面7aに表示すべき画像を画像処理する画像処理回路基板、及び表示パネル701の動作を制御する制御回路基板等である。
次に、反射シート4と回路基板2,2,…と支持部材6との固定について詳細する。
まず、リベット3について説明する。
図31A,図31Bは、リベット3の外観を示す平面図である。図31A,図31Bにおけるリベット3の向きは、図30におけるリベット3の向きと対応する。
リベット3は、プッシュリベット状のものであり、図31Aに示すようなピン本体30と、図31Bに示すような筒状部材5とを備える。ピン本体30は、高反射色である白色を有する。筒状部材5は、高吸収色である黒色を有する。図31A,図31Bにおいては、黒色を有する部分をハッチングで示している。
図32は、筒状部材5の構成を示す水平断面図であり、図31Bに対応する。
まず、リベット3について説明する。
図31A,図31Bは、リベット3の外観を示す平面図である。図31A,図31Bにおけるリベット3の向きは、図30におけるリベット3の向きと対応する。
リベット3は、プッシュリベット状のものであり、図31Aに示すようなピン本体30と、図31Bに示すような筒状部材5とを備える。ピン本体30は、高反射色である白色を有する。筒状部材5は、高吸収色である黒色を有する。図31A,図31Bにおいては、黒色を有する部分をハッチングで示している。
図32は、筒状部材5の構成を示す水平断面図であり、図31Bに対応する。
ピン本体30は、円盤状の頭部31と、円柱状の軸部32とからなる。軸部32は、頭部31と軸部32とが同軸に配された状態で、頭部31の背面中心部に突設されている。また、頭部31の背面には、後述するフランジ51が嵌合する図示しない穴が形成されている。このようなピン本体30は、白色の合成樹脂を用いて一体成形されてなる。
筒状部材5は、円環状のフランジ51と、4本の開閉脚部521,521,…を有する開閉部52とからなる。フランジ51(又は開閉部52)は、筒状部材5の一端側(又は他端側)に配されている。フランジ51の外径は、頭部31の外径よりも十分に短い。開閉部52の軸長方向の長さ(即ちフランジ51からの突出量)は、回路基板2の厚み及び平板部61の厚みの合計よりも十分に長い。このような筒状部材5は、黒色の合成樹脂を用いて一体成形されてなる。
開閉部52は、筒状部材5の一端側から挿入された軸部32の軸長方向の相対移動に伴って、径方向に開閉する。
このために、開閉脚部521,521,…は、筒状部材5の中心軸を中心に対称形状になしてあり、夫々の基端部分が可撓制を有する。つまり、開閉脚部521,521,…は、正面視放射状に開閉可能に構成してある。
フランジ51の径方向中央部分には、軸嵌合孔50が形成されており、各開閉脚部521の基端部分は、フランジ51の背面の軸嵌合孔50周縁部に配されている。
このために、開閉脚部521,521,…は、筒状部材5の中心軸を中心に対称形状になしてあり、夫々の基端部分が可撓制を有する。つまり、開閉脚部521,521,…は、正面視放射状に開閉可能に構成してある。
フランジ51の径方向中央部分には、軸嵌合孔50が形成されており、各開閉脚部521の基端部分は、フランジ51の背面の軸嵌合孔50周縁部に配されている。
軸嵌合孔50の内径は、軸部32の外径と略等しい。
軸部32が筒状部材5に挿入されていない場合、開閉脚部521,521,…の基端部分内面同士の径方向の離隔距離は、軸部32の外径と略等しい。また、軸部32が筒状部材5に挿入されていない場合、開閉脚部521,521,…の先端部分内面同士の径方向の離隔距離は、軸部32の外径よりも大幅に短い。このため、軸部32が誤って開閉部52側から筒状部材5に挿入されてしまう不都合を防止することができる。
軸部32が筒状部材5に挿入されていない場合、開閉脚部521,521,…の基端部分内面同士の径方向の離隔距離は、軸部32の外径と略等しい。また、軸部32が筒状部材5に挿入されていない場合、開閉脚部521,521,…の先端部分内面同士の径方向の離隔距離は、軸部32の外径よりも大幅に短い。このため、軸部32が誤って開閉部52側から筒状部材5に挿入されてしまう不都合を防止することができる。
軸部32は、フランジ51側から筒状部材5に挿入される。挿入された軸部32の先端が、軸嵌合孔50を通過し、開閉脚部521,521,…の基端部分を経て、開閉脚部521,521,…の先端部分へ押し込まれると、軸部32が開閉脚部521,521,…を径方向外側へ押し広げる。この結果、開閉部52が開く。
逆に、軸部32が、開閉脚部521,521,…の先端部分から引き抜かれると、開閉脚部521,521,…の弾性復元力によって、開閉部52が閉じる。
開閉部52が滑らかに開閉するように、開閉脚部521,521,…の内面の基端部と先端部との境界部分は、テーパ状になしてある。
逆に、軸部32が、開閉脚部521,521,…の先端部分から引き抜かれると、開閉脚部521,521,…の弾性復元力によって、開閉部52が閉じる。
開閉部52が滑らかに開閉するように、開閉脚部521,521,…の内面の基端部と先端部との境界部分は、テーパ状になしてある。
ここで、少なくとも閉じている開閉部52の径方向の最大寸法は、夫々が頭部31の外径以下である。また、開いている開閉部52の径方向の最大寸法は、後述する挿通孔63の内径よりも十分に長い。なお、開いている開閉部52の径方向の最大寸法が、頭部31の外径を超過していても、格別の問題はない。
図30に示すように、支持部材6には、平板部61を貫通して、複数個の挿通孔63,63,…が形成されている。各挿通孔63の内径は、閉じている開閉部52の径方向の最大寸法よりも適宜に長く、開いている開閉部52の径方向の最大寸法よりも十分に短い。
また、回路基板2には、回路基板2の固定位置に形成されている挿通孔63,63,…に対応する位置に、正面2a及び背面を貫通する挿通孔22,22,…が形成されている。各挿通孔22の内径は、挿通孔63の内径以上であり、フランジ51の外径よりも短い。
また、回路基板2には、回路基板2の固定位置に形成されている挿通孔63,63,…に対応する位置に、正面2a及び背面を貫通する挿通孔22,22,…が形成されている。各挿通孔22の内径は、挿通孔63の内径以上であり、フランジ51の外径よりも短い。
更に、反射シート4には、挿通孔22,22,…に対応する位置に、正面4a及び背面を貫通する挿通孔42,42,…が形成されている。挿通孔42の内径は、フランジ51の外径以上である。ただし、挿通孔42には、内径が頭部31の外径未満であるものと、図示はしないが、内径が頭部31の外径以上であるものとが存在する。
その内径が頭部31の外径未満である挿通孔42にリベット3が取り付けられる場合には、リベット3は、反射シート4と回路基板2と支持部材6とを固定する(図30参照)。一方、その内径が頭部31の外径以上である挿通孔42にリベット3が取り付けられる場合には、リベット3は、回路基板2と支持部材6とを固定する。
図33は、回路基板2と支持部材6との固定手順を説明する水平断面図であり、図30に対応する。
表示装置7の光源装置1を製造する場合、製造者は、各回路基板2を固定位置に配置して、回路基板2に形成されている挿通孔22,22,…と、支持部材6に形成されている挿通孔63,63,…とを位置合わせする。
リベット3は、軸部32が筒状部材5に挿入されており、且つ、筒状部材5の開閉部52が閉じた状態で準備されている。
表示装置7の光源装置1を製造する場合、製造者は、各回路基板2を固定位置に配置して、回路基板2に形成されている挿通孔22,22,…と、支持部材6に形成されている挿通孔63,63,…とを位置合わせする。
リベット3は、軸部32が筒状部材5に挿入されており、且つ、筒状部材5の開閉部52が閉じた状態で準備されている。
次いで、製造者は、リベット3の頭部31を摘持し、軸部32を挿通孔22,63にこの順に挿通させる(図33参照)。ただし、この時点で軸部32を挿通させるべき挿通孔22,63は、頭部31の外径以上の内径を有する挿通孔42に対応するものである。
軸部32は筒状部材5に挿入されているため、挿通孔22,63には、開閉部52も挿通される。このとき、フランジ51が回路基板2の正面2aに当接することによって、回路基板2に係止する。筒状部材5は、フランジ51と回路基板2との当接によって、容易に位置決めされる。
軸部32は筒状部材5に挿入されているため、挿通孔22,63には、開閉部52も挿通される。このとき、フランジ51が回路基板2の正面2aに当接することによって、回路基板2に係止する。筒状部材5は、フランジ51と回路基板2との当接によって、容易に位置決めされる。
そして、製造者は、頭部31が回路基板2の正面2aに当接するまで、頭部31を回路基板2側へ押し込む(図33に示す白抜矢符参照)。このとき、開閉部52が開く。このため、開いた開閉部52は、平板部61の背面当接することによって、支持部材6に係止する。
つまり、筒状部材5は本発明の実施の形態における係止部として機能する。
フランジ51は、頭部31の背面に形成されている穴に嵌合するため、回路基板2の正面2a側では筒状部材5は隠蔽される。
つまり、筒状部材5は本発明の実施の形態における係止部として機能する。
フランジ51は、頭部31の背面に形成されている穴に嵌合するため、回路基板2の正面2a側では筒状部材5は隠蔽される。
回路基板2及び平板部61は、頭部31と、開いた開閉部52とによって挟持される。この結果、回路基板2が支持部材6に固定される。しかも、開閉脚部521,521,…の弾性復元力によって、開閉部52は径方向に軸部32を挟持する。従って、筒状部材5からピン本体30が無用に脱離することが抑制される。
以上のようにして全ての回路基板2,2,…を支持部材6に固定した後で、製造者は、反射シート4を支持部材6に重ね置く。このとき、製造者は、反射シート4の背面と回路基板2,2,…の正面2aとを接触させ、且つ、頭部31の外径以上の内径を有する挿通孔42の内部に、既に挿通孔22,63に取り付けられているリベット3の頭部31が配されるようにし、しかも、頭部31の外径未満の内径を有する挿通孔42と、まだリベット3が取り付けられていない挿通孔22,63とを位置合わせする。
次いで、製造者は、リベット3の頭部31を摘持し、図33に示すように、軸部32を挿通孔42,22,63にこの順に挿通させる。このとき、挿通孔42,22,63には、開閉部52も挿通される。この場合にも、筒状部材5は、フランジ51と回路基板2との当接によって、容易に位置決めされる。
そして、製造者は、図33に示す白抜矢符のように、頭部31が反射シート4の正面4aに当接するまで、頭部31を回路基板2側へ押し込む。このとき、開閉部52が開き、頭部31と開閉部52とによって反射シート4、回路基板2及び平板部61が挟持される。この結果、反射シート4が回路基板2及び平板部61に固定される。
フランジ51は、挿通孔42の内部に配され、しかも頭部31によって被覆される。このため、回路基板2の正面2a側では筒状部材5は隠蔽される。
フランジ51は、挿通孔42の内部に配され、しかも頭部31によって被覆される。このため、回路基板2の正面2a側では筒状部材5は隠蔽される。
なお、リベット3の頭部31の頂部に、光学シート702の背面に先端部が接触することによって光学シート702の撓みを抑制する柱状部が突設されていてもよい。柱状部は、高反射色である白色を有することが望ましい。
以上のような光源装置1による場合、発光部21,21,…が発生させた光は、直接的に、又は、リベット3の頭部31、回路基板2、若しくは反射シート4等に反射することによって、表示部70に入射する。
たとえ、発光部21,21,…が発生させた光が、リベット3と反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が、挿通孔42,22,63を通過して支持部材6の背面側へ入射することが抑制される。何故ならば、筒状部材5が、空隙に入射した光を反射せず吸収するからである。
たとえ、発光部21,21,…が発生させた光が、リベット3と反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が、挿通孔42,22,63を通過して支持部材6の背面側へ入射することが抑制される。何故ならば、筒状部材5が、空隙に入射した光を反射せず吸収するからである。
この結果、キャビネット71の排熱口711,711,…から表示装置7の外部へ光が漏れ出ることを抑制することができる。
つまり、光源装置1、延いては表示装置7の品質を向上させることができる。
しかも、リベット3の取り扱いは、従来のプッシュリベット状のリベットと同様であるため、リベット3を使用することによる製造工程の増加及び煩雑化を防止することができる。
また、筒状部材5は、回路基板2の正面2a側には露出していないため、表示部70に入射させるべき光を無用に吸収してしまう不都合は生じ難い。
つまり、光源装置1、延いては表示装置7の品質を向上させることができる。
しかも、リベット3の取り扱いは、従来のプッシュリベット状のリベットと同様であるため、リベット3を使用することによる製造工程の増加及び煩雑化を防止することができる。
また、筒状部材5は、回路基板2の正面2a側には露出していないため、表示部70に入射させるべき光を無用に吸収してしまう不都合は生じ難い。
本実施の形態で例示したように、高反射色(又は高吸収色)は白色(又は黒色)が最適である。しかしながら、光を反射し易く、吸収及び透過し難い色(又は光を吸収し易く、反射及び透過し難い色、即ち低反射色)であれば、白色(又は黒色)に限定されるものではない。
また、リベット3においては、頭部31の背面(即ち回路基板2に対面する面)に、例えば黒色の塗料が塗布されていてもよい。更に、回路基板2及び/又は平板部61の頭部31によって隠蔽されている部分に、例えば黒色の塗料が塗布されていてもよい。或いは、挿通孔22,63の内面に、例えば黒色の塗料が塗布されていてもよい。以上のような場合、表示部70側への光の反射を阻害することなく、光漏れを抑制する効果を向上させることができる。
なお、従来のプッシュリベットには、フランジの外径が頭部の外径よりも大きく、部材同士を固定する場合には、フランジに形成されている穴に頭部が嵌合される構成のものも存在する。
このようなプッシュリベットに、本実施の形態のリベット3のような光漏れ抑制効果を付与するためには、ピン本体を白色とし、更に、筒状部材のフランジを白色とし、開閉部を黒色とすることが考えられる。又は、筒状部材を白色とし、更に、ピン本体の頭部を白色とし、軸部を黒色とすることが考えられる。このような筒状部材又はピン本体は、例えば二色成形によって製造すればよい。
このようなプッシュリベットに、本実施の形態のリベット3のような光漏れ抑制効果を付与するためには、ピン本体を白色とし、更に、筒状部材のフランジを白色とし、開閉部を黒色とすることが考えられる。又は、筒状部材を白色とし、更に、ピン本体の頭部を白色とし、軸部を黒色とすることが考えられる。このような筒状部材又はピン本体は、例えば二色成形によって製造すればよい。
(実施の形態3−2)
図34A,図34Bは、本発明の実施の形態3−2に係る光源装置1が備えるリベット3の外観を示す平面図である。図34A,図34Bは、実施の形態3−1の図31A,図31Bに対応する。
本実施の形態における光源装置1、及び光源装置1を備える表示装置7は、実施の形態3−1の光源装置1及び表示装置7と略同様の構成を有する。以下では、本実施の形態と実施の形態3−1との差異を説明し、その他、実施の形態3−1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図34A,図34Bは、本発明の実施の形態3−2に係る光源装置1が備えるリベット3の外観を示す平面図である。図34A,図34Bは、実施の形態3−1の図31A,図31Bに対応する。
本実施の形態における光源装置1、及び光源装置1を備える表示装置7は、実施の形態3−1の光源装置1及び表示装置7と略同様の構成を有する。以下では、本実施の形態と実施の形態3−1との差異を説明し、その他、実施の形態3−1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態におけるリベット3は、プッシュリベット状のものであり、図34Aに示すようなピン本体30と、図34Bに示すような筒状部材5とを備える。図34A,図34Bおいては、黒色を有する部分をハッチングで示している。
筒状部材5は、実施の形態3−1における筒状部材5と同様の構成である。
図34Aに示すように、ピン本体30は、高反射色である白色を有する頭部31と、軸部33とを一体に備えている。軸部32は、実施の形態3−1における軸部32に対応するが、軸部32とは異なり、高吸収色である黒色を有する。
このようなピン本体30は、白色の合成樹脂及び黒色の合成樹脂を用いて頭部31及び軸部33を二色成形することによって製造される。
筒状部材5は、実施の形態3−1における筒状部材5と同様の構成である。
図34Aに示すように、ピン本体30は、高反射色である白色を有する頭部31と、軸部33とを一体に備えている。軸部32は、実施の形態3−1における軸部32に対応するが、軸部32とは異なり、高吸収色である黒色を有する。
このようなピン本体30は、白色の合成樹脂及び黒色の合成樹脂を用いて頭部31及び軸部33を二色成形することによって製造される。
なお、製造者は、実施の形態3−1のピン本体30を準備し、軸部32に黒色の塗料を塗布するか、又は、軸部32に黒色のシートを貼付することによって、本実施の形態のピン本体30を製造してもよい。
以上のような光源装置1による場合、実施の形態3−1と同様の効果を得ることができる。しかも、光漏れを抑制する効果は、実施の形態3−1におけるそれよりも改善されている。何故ならば、軸部33及び筒状部材5の両方が、リベット3と反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々との間の空隙に入射した光を反射せず吸収するからである。
なお、フランジの外径が頭部の外径よりも大きい従来のプッシュリベットに、本実施の形態のリベット3のような光漏れ抑制効果を付与するためには、ピン本体の頭部及び筒状部材のフランジ夫々を白色とし、更に、ピン本体の軸部及び筒状部材の開閉部夫々を黒色とすることが考えられる。このようなピン本体及び筒状部材は、夫々、例えば二色成形によって製造すればよい。
(実施の形態3−3)
図35は、本発明の実施の形態3−3に係る光源装置1が備える回路基板2と支持部材6とを固定している部分の構成を示す水平断面図である。図35は、実施の形態3−1の図30に対応する。
図36A,図36Bは、光源装置1が備えるリベット3の外観を示す平面図である。図36A,図36Bにおいては、黒色を有する部分をハッチングで示している。図36A,図36Bにおけるリベット3の向きは、図35におけるリベット3の向きと対応する。
図35は、本発明の実施の形態3−3に係る光源装置1が備える回路基板2と支持部材6とを固定している部分の構成を示す水平断面図である。図35は、実施の形態3−1の図30に対応する。
図36A,図36Bは、光源装置1が備えるリベット3の外観を示す平面図である。図36A,図36Bにおいては、黒色を有する部分をハッチングで示している。図36A,図36Bにおけるリベット3の向きは、図35におけるリベット3の向きと対応する。
本実施の形態における光源装置1、及び光源装置1を備える表示装置7は、実施の形態3−1の光源装置1及び表示装置7と略同様の構成を有する。以下では、本実施の形態と実施の形態3−1との差異を説明し、その他、実施の形態3−1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
図36Aに示すように、本実施の形態におけるリベット3は、高反射色である白色を有する頭部31と、夫々が高吸収色である黒色を有する軸部34及び突出部35,35とを一体に備えている。軸部34は、実施の形態1の軸部32に対応する。
突出部35,35は夫々鉤状になしてあり、軸部34の先端部分から径方向に、互いに逆方向に突出している。突出部35,35の先端部分同士の離隔距離は、挿通孔22,63の内径よりも長く、挿通孔42の内径よりも十分に短い。ただし、各突出部35は可撓性を有し、軸部34側へ撓むことが可能である。各突出部35の先端と頭部31の背面との離隔距離は、反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々の厚みの和に等しい。
突出部35,35は夫々鉤状になしてあり、軸部34の先端部分から径方向に、互いに逆方向に突出している。突出部35,35の先端部分同士の離隔距離は、挿通孔22,63の内径よりも長く、挿通孔42の内径よりも十分に短い。ただし、各突出部35は可撓性を有し、軸部34側へ撓むことが可能である。各突出部35の先端と頭部31の背面との離隔距離は、反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々の厚みの和に等しい。
突出部35,35が挿通孔22,63へ挿入された場合、挿通孔22,63の内面に圧迫されて、突出部35,35は自身の先端部分が互いに接近するように撓む。このとき、突出部35,35は挿通孔22,63を通過することができるようになる。
以上のようなリベット3は、白色の合成樹脂と黒色の合成樹脂とを用いて頭部31と軸部34及び突出部35,35とを二色成形することによって製造される。
以上のようなリベット3は、白色の合成樹脂と黒色の合成樹脂とを用いて頭部31と軸部34及び突出部35,35とを二色成形することによって製造される。
表示装置7の光源装置1を製造する場合、製造者は、リベット3の頭部31を摘持し、頭部31が反射シート4の正面4aに当接するまで、軸部34及び突出部35,35を挿通孔42,22,63にこの順に挿通させる。挿通孔22,63を通過中の突出部35,35は、撓んで小型化しており、挿通孔63の通過後に、突出部35,35の形状が、弾性復元力によって元の形状に戻る。この結果、突出部35,35は平板部61の背面に係止される。つまり、突出部35,35は本発明の実施の形態における係止部として機能する。
このとき、頭部31と突出部35,35とによって反射シート4、回路基板2及び平板部61が挟持される。この結果、反射シート4と回路基板2と支持部材6とが固定される。
本実施の形態におけるリベット3の変形例としては、図36Bに示すようなものが考えられる。
リベット3は、高反射色である白色を有する頭部31と、夫々が高吸収色である黒色を有する軸部36及び突出部37,37とを一体に備えている。このようなリベット3は、白色の合成樹脂と黒色の合成樹脂とを用いて頭部31と軸部36及び突出部37,37とを二色成形することによって製造される。
リベット3は、高反射色である白色を有する頭部31と、夫々が高吸収色である黒色を有する軸部36及び突出部37,37とを一体に備えている。このようなリベット3は、白色の合成樹脂と黒色の合成樹脂とを用いて頭部31と軸部36及び突出部37,37とを二色成形することによって製造される。
軸部36は、径方向に離隔配置されている2本の可撓軸361,361からなり、可撓軸361,361は、互いに接近する方向に撓むことが可能である。
突出部37,37は夫々爪状になしてあり、可撓軸361,361の先端部分から径方向に、互いに逆方向に突出している。各突出部37には、突出量が可撓軸361の先端側から基端側へ徐々に増加するようなテーパが形成されている。突出部37,37の離隔距離は、挿通孔22,63の内径よりも長く、挿通孔42の内径よりも十分に短い。各突出部37の先端と頭部31の背面との離隔距離は、反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々の厚みの和に等しい。
突出部37,37は夫々爪状になしてあり、可撓軸361,361の先端部分から径方向に、互いに逆方向に突出している。各突出部37には、突出量が可撓軸361の先端側から基端側へ徐々に増加するようなテーパが形成されている。突出部37,37の離隔距離は、挿通孔22,63の内径よりも長く、挿通孔42の内径よりも十分に短い。各突出部37の先端と頭部31の背面との離隔距離は、反射シート4、回路基板2、及び支持部材6夫々の厚みの和に等しい。
突出部37,37が挿通孔22,63へ挿入された場合、挿通孔22,63の内面に圧迫されて、突出部37,37が互いに接近するように可撓軸361,361が撓む。このとき、突出部37,37は挿通孔22,63を通過することができるようになる。また、突出部37,37は挿通孔22,63を通過した後で、可撓軸361,361の形状が、弾性復元力によって元の形状に戻る。この結果、突出部37,37は平板部61の背面に係止される。つまり、突出部37,37は本発明の実施の形態における係止部として機能する。
以上のような光源装置1による場合、実施の形態3−1と同様の効果を得ることができる。
なお、突出部35,37は必ずしも黒色を有する必要はない。しかしながら、突出部35,37が黒色を有している方が、突出部35,37が白色を有している場合よりも光漏れ抑制効果は向上される。また、突出部35,37を軸部34,36と異なる色にすべき積極的な理由はない。むしろ突出部35,37が軸部34,36と同色である方が、リベット3の製造工程は簡易になる。
また、リベット3の変形例としては、図37A、図38Aに示すようなものが考えられる。図37A及び図38Aは他のリベット30にて回路基板2を固定する例を示す拡大断面図、図37B及び図38Bは他のリベット30にて固定された状態を示す拡大断面図である。図37Aのリベット3は、軸部34の一端に連なる頭部31及び軸部34の他端から頭部31側へ延出され、可撓性を有する抜止部(係合部)38を有し、合成樹脂材にて一体に成形されている。また、頭部31は高反射色に形成され、軸部34及び抜止部38は低反射色に形成されている。
リベット3が挿通孔22,63に挿入される際、抜止部38が軸部34の周面側へ撓み、該抜止部38が挿通孔22,63を抜出たとき、弾性復元力にて抜止部38が復元し、該抜止部38が挿通孔63の縁部に掛止される。
図38Aのリベット3は、軸部34の一端に連なる頭部31及び軸部34の他端から末広がりに延出され、さらに先細に延出された略菱形をなす可撓の抜止部(係合部)39を有し、合成樹脂材にて一体に成形されている。また、頭部31は高反射色に形成され、軸部34及び抜止部39は低反射色に形成されている。
リベット3が挿通孔22,63に挿入される際、抜止部39が撓み、該抜止部39が挿通孔22,63を抜出るとき、弾性復元力にて抜止部39が復元し、該抜止部39が挿通孔63の縁部に掛止される。
また、リベット3の変形例としては、図37A、図38Aに示すようなものが考えられる。図37A及び図38Aは他のリベット30にて回路基板2を固定する例を示す拡大断面図、図37B及び図38Bは他のリベット30にて固定された状態を示す拡大断面図である。図37Aのリベット3は、軸部34の一端に連なる頭部31及び軸部34の他端から頭部31側へ延出され、可撓性を有する抜止部(係合部)38を有し、合成樹脂材にて一体に成形されている。また、頭部31は高反射色に形成され、軸部34及び抜止部38は低反射色に形成されている。
リベット3が挿通孔22,63に挿入される際、抜止部38が軸部34の周面側へ撓み、該抜止部38が挿通孔22,63を抜出たとき、弾性復元力にて抜止部38が復元し、該抜止部38が挿通孔63の縁部に掛止される。
図38Aのリベット3は、軸部34の一端に連なる頭部31及び軸部34の他端から末広がりに延出され、さらに先細に延出された略菱形をなす可撓の抜止部(係合部)39を有し、合成樹脂材にて一体に成形されている。また、頭部31は高反射色に形成され、軸部34及び抜止部39は低反射色に形成されている。
リベット3が挿通孔22,63に挿入される際、抜止部39が撓み、該抜止部39が挿通孔22,63を抜出るとき、弾性復元力にて抜止部39が復元し、該抜止部39が挿通孔63の縁部に掛止される。
今回開示された実施の形態3は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、リベット3、光源装置1又は表示装置7に、実施の形態に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
また、本発明の効果がある限りにおいて、リベット3、光源装置1又は表示装置7に、実施の形態に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
(実施の形態4)
図39は本発明に係る光源装置の構造の主要部を示す断面図、図40は同光源装置の一部の平面図、図41は同光源装置の一部を分解した平面図、図42は同光源装置の一部部材の平面図、図43は発光ダイオード基板の構成を示す斜視図、図44は固定具の一例を示す断面図である。
図39は本発明に係る光源装置の構造の主要部を示す断面図、図40は同光源装置の一部の平面図、図41は同光源装置の一部を分解した平面図、図42は同光源装置の一部部材の平面図、図43は発光ダイオード基板の構成を示す斜視図、図44は固定具の一例を示す断面図である。
光源装置は、複数の発光ダイオード1が一面2aに実装され、離隔して並置される複数の発光ダイオード基板2と、該発光ダイオード基板2の一面2aに取付けられて各発光ダイオード1の頂部と対向し、該発光ダイオード1が発光した光を拡散させる複数のレンズ3と、該レンズ3が内部に配される貫通孔41を有し、発光ダイオード基板2の一面2aに載置されて発光ダイオード1が発光した光を反射させる反射シート4と、発光ダイオード基板2の他面2b側に位置し、複数の発光ダイオード基板2を支持する支持体6とを備える。
発光ダイオード基板2は合成樹脂製であり、一面2aに回路部を有し、幅に対する長さの比が大きい矩形状(短冊状)をなす。発光ダイオード基板2夫々の一面2aには複数の発光ダイオード1が長手方向に略同一間隔で離隔して一列に実装してある。発光ダイオード基板2は一面2a側のみに導電部を有する片面基板である。複数の矩形状の発光ダイオード基板2が長手方向を同一方向に揃え、長手方向及び幅方向に離隔し、略矩形をなす支持体6の一面6aに並置されている。
各発光ダイオード基板2の他面2bには、全面に亘ってカーボン含有シート9(熱伝導体)が貼り付けてある。カーボン含有シート9は発光ダイオード基板2よりも熱伝導性に優れており、カーボン含有シート9の熱伝導率は発光ダイオード基板2の熱伝導率より大きい。発光ダイオード基板の例として、例えばパナソニック電工(株)製のCEM−3レベルのガラスコンポジット銅張積層板では、熱伝導率が0.4〜1.0W/mK、厚さは1.0mm又は1.6mmである。カーボン含有シートの例として、例えば大塚電機(株)の高熱伝導グラファイトシートでは、シート面方向の熱伝導率が150〜400W/mK、厚さ方向の熱伝導率が3.5〜10W/mK、厚さは0.05〜0.51mmである。片面にアクリル系の粘着剤が付され、他面にポリエステル系の保護膜が付されている。
図41には、発光ダイオード1が6個実装された発光ダイオード基板2を中央に配し、その両側に発光ダイオード1が5個実装された発光ダイオード基板2を配して一列状に接続された3枚の発光ダイオード基板2を幅方向に発光ダイオード基板2上の発光ダイオード1の実装間隔と略同一の間隔で8列並置した例を示す。一列状に配置された発光ダイオード基板2の列と直交する方向に並ぶ各発光ダイオード基板2は長手方向の寸法が略同一である。そして、全ての発光ダイオード基板2上の発光ダイオード1を2次元に略等間隔で配置してある。
発光ダイオード基板2の一面2aの長手方向の両端部には接続部21,22が設けてある。一列状に並置される3枚の発光ダイオード基板2は、隣り合う発光ダイオード基板2の接続部21,21同士がコネクタ5にて接続されている。また後述のように、列の一方の端に位置する発光ダイオード基板2の接続部22が電源回路基板にコネクタにて接続され、列の他方の端に位置する発光ダイオード基板2の接続部22が制御回路基板にコネクタにて接続されている。
レンズ3は、発光ダイオード1の頂部と離隔して対向し、該発光ダイオード1が発光した光を四方に拡散させるための半球状凹部を有する透光部31と、該透光部31の一面2aと対向する面から発光ダイオード基板2へ向けて突出し、発光ダイオード基板2に対するレンズ3の位置を決める三つの位置決め突起32とを有し、該位置決め突起32の先端が一面2aに接着剤にて取付けられている。透光部31は、反射シート4の貫通孔41よりも若干小形に形成されている。
反射シート4は、高反射性を有し、支持体6に対応して略矩形をなす一枚の合成樹脂シートからなり、レンズ3夫々が配される箇所に、透光部31よりも若干大径の丸形をなし、碁盤目状に配した貫通孔41が開設され、コネクタ5に対応する箇所に、略矩形をなし、コネクタ5が挿通可能な第2貫通孔42が開設されている。
矩形状の発光ダイオード基板2の長手方向の一端部及び他端部に、発光ダイオード基板2を支持体6に支持させるためのリベット8(保持手段)を挿通させる2個の挿通孔2c、2dが開設してある。各挿通孔2c、2dは、発光ダイオード基板2の幅方向に沿った複数のレンズ3の列のうちの隣り合う2列のレンズ3の間に位置している。2個の挿通孔2c、2dの一方の挿通孔2cの基板長手方向の寸法は他方の挿通孔2dの寸法より小さい。具体的には、一方の挿通孔2cは丸孔であり、他方の挿通孔2dは基板長手方向に長い長円形状をなす。一列状に並置された発光ダイオード基板2が接続される端部では寸法が小さい挿通孔2cと寸法が大きい挿通孔2dとが隣り合うように、各発光ダイオード基板2を配置している。
支持体6は金属板を成形してなり、略矩形をなす平板状の板部61及び該板部61の周縁に連なる枠部62を有する。板部61の一面6aに発光ダイオード基板2の他面2b側のカーボン含有シート9が接触する状態で、複数の発光ダイオード基板2を長手方向及び幅方向に並べて収容支持してある。支持体6の板部61には発光ダイオード基板2の各挿通孔2c、2dの位置に対応して貫通孔61aが設けてある。
リベット8は、挿通孔2c、2d及び貫通孔61aに挿通可能な外径g1を有し、一方端に挿通孔2c、2d及び貫通孔61aに貫通不可能なフランジ部81aを設け、他方端の内径g3が一方端の内径g2より小である筒部材81と、該筒部材81の一方端に挿入可能であり、他方端の内径g3より大径の軸部82aと挿通孔2c、2d及び貫通孔61aに貫通不可能な頭部82bとを有する軸部材82とを備えている。筒部材81及び軸部材82は合成樹脂材料で作製される。また、筒部材81の他方端には径方向に沿ったスリット(不図示)を設けてある。
反射シート4には、リベット8が配される箇所に、リベット8が挿通できるように軸部材82の頭部82bの直径よりも大径で、貫通孔41に合体した長孔状の第3貫通孔43が開設されている。
次にリベット8を用いて、一列状に接続された3枚の発光ダイオード基板2を支持体6に支持させる手順を説明する。先ず、支持体6の各貫通孔61aに各発光ダイオード基板2の挿通孔2c、2dを位置合わせし、カーボン含有シート9を支持体6に接触させた後、筒部材81を各発光ダイオード基板2の一面2a側から寸法が小さい挿通孔2cと貫通孔61aとに挿通させ、フランジ部81aを発光ダイオード基板2の一面2aに当接させる。次に、軸部材82の軸部82aを頭部82bが筒部材81のフランジ部81aに当接するまで挿入すると、筒部材81の先端部が軸部材82の軸部82aによって外側に押し広げられる。外側に押し広げられた筒部材81の先端部は軸部材82の軸部82aを内側に押圧して保持するとともに、拡径した筒部材81の先端部は支持体6の貫通孔61aを挿通できないので、各発光ダイオード基板2はリベット8によって支持体6に固定される。
上記のように寸法が小さい挿通孔2cについてリベット8を装着した後、寸法が大きい挿通孔2dについても同様にリベット8を装着して、各発光ダイオード基板2をリベット8によって支持体6に固定させる。これにより、各発光ダイオード基板2の他面側のカーボン含有シート9は全面で支持体6の板部61に接触する。
全ての発光ダイオード基板2の挿通孔2c、2dにリベット8を装着した後、貫通孔41にレンズ3が挿通し、第2貫通孔42にコネクタ5が挿通し、第3貫通孔43に各リベット8を挿通する状態で反射シート4を発光ダイオード基板2に対向させて載置する。
図45は本発明に係る光源装置を備える表示装置の構成を示す断面図である。該表示装置は、前側に表示面72aを有し、略直方体をなす表示部70と、該表示部70の後側に配されている光源装置Aと、表示部70の周縁部及び光源装置Aの後側を隠蔽するキャビネット71とを備える。
表示部70は、表示面72aを有する表示パネル72と、該表示パネル72の後側に配されている光学シート73とを有する。表示パネル72の周縁部は、前保持枠体74と、後保持枠体75とにより前後に挾着保持され、パネルモジュールを構成しており、後保持枠体75が支持体6の周縁部に取付けられている。
光学シート73は、光源としての発光ダイオード1が発光した光を拡散する比較的厚肉の拡散板と、反射偏光板、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉の合成樹脂シートが積層された積層体である。光学シート73の周縁部が支持体6の枠部62と後保持枠体75とによって挾着保持されている。
キャビネット71は、表示部70の周縁部前側を隠蔽するキャビネット前分体71aと、光源装置Aの周縁部及び後側を隠蔽する深皿形状のキャビネット後分体71bとを有し、支持体6の枠部62に雄螺子により取付けられている。
尚、図示は省略するが、板部61の他面6bの長手方向一側部に、コネクタにて発光ダイオード基板2の接続用電極部22に接続され、ドライバに電圧を供給する電源回路基板が取付けられており、板部61の他面6bの長手方向他側部に、コネクタにて発光ダイオード基板2の接続用電極部22に接続され、ドライバを制御する制御回路基板が取付けられている。また、板部61における他面6bの長手方向中央部には前記表示部に電圧を供給する電源回路基板、前記表示部の表示面に表示される画像を処理する端子回路基板、前記表示部を制御する制御回路基板等の複数の回路基板が取付けられている。
次に、発光ダイオード1で発生した熱により発光ダイオード基板2の温度が上昇する場合について説明する。図46は本発明に係る光源装置の動作状態を示す断面図である。発光ダイオード基板2の熱膨張が小さい間は、発光ダイオード1で発生し、発光ダイオード基板2を介してカーボン含有シート9に伝わった熱は、カーボン含有シート9をシート面の方向に伝わり、カーボン含有シート9の前面からカーボン含有シート9に接触した支持体6の金属製の板部61に伝わり放熱される(図39の状態)。この場合、発光ダイオード基板2とカーボン含有シート9とが貼り合わせられており、支持体6とはリベット8にて一部のみ固定されているため、時間が経過し、発光ダイオード基板2の熱膨張が大きくなると、支持体6より熱膨張率が大きい発光ダイオード基板2は、各リベット8の装着箇所付近ではカーボン含有シート9が支持体6の板部61に接触しているものの、リベット8の間の部分では、カーボン含有シート9が板部61から浮いて接触しなくなり、浮いた部分ではカーボン含有シート9から支持体6の板部61への熱伝導は遮断される。しかし、カーボン含有シート9は発光ダイオード基板2に貼り合わせられている状態を保持するため、発光ダイオード1で発生した熱は発光ダイオード基板2からカーボン含有シート9に確実に伝わり、板部61から浮いた部分のカーボン含有シート9の熱はカーボン含有シート9のシート面の方向に伝わり、リベット8の装着箇所でカーボン含有シート9に接触した支持体6の板部61に確実に伝わり放熱される。カーボン含有シート9であるため、シート面に沿う方向への熱移動は極めてスムーズに行われ、放熱効果が高い。また、カーボン含有シート9でない熱伝導体であっても、発光ダイオード基板2と熱伝導体とが固着していることによって、各発光ダイオード1で発生した熱の放熱が均等に行え、一部の発光ダイオード1のみが温度上昇して性能劣化となることを低減できる。なお、発光ダイオード基板2と熱伝導体とが固着とは、例えば両面テープや接着剤を用いて接着したり、蒸着等したりしても構わない。すなわち、発光ダイオード基板2と熱伝導体とが離反しないように保持されていていれば良い。
前述の実施の形態では、発光ダイオード基板2の他面2bにカーボン含有シート9を貼り付けたが、カーボン含有シート9と同様に熱伝導性に優れているカーボン含有塗料の層9を塗布してもよい。カーボン含有塗料の例として、ユニチカ(株)製の熱伝導性塗料は、カーボン系フィラーと熱硬化型バインダー樹脂を主体とする水性塗料である。スクリーン印刷により、発光ダイオード基板に使用する片面銅張プリント基板の裏面に厚さ70〜170μm程度に塗布し、積層プレスにより硬化させて層を形成する。
前述の実施の形態では、矩形状の発光ダイオード基板2の長手方向の両端部にリベット8を挿通させる2個の挿通孔2c、2dを設けたが、発光ダイオード基板2の長手方向の両端部及び両端部より内側部を含む複数箇所に夫々挿通孔を設けてもよい。
前述の実施の形態では、固定具を筒部材81と軸部材82との2つの部材からなるリベット8にて構成したが、固定具は単一の部材からなるリベットでもよく、また、リベット以外に、ビス、ボルトナット等で構成してもよい。
前述の実施の形態では、本発明に係る光源装置を液晶表示装置の表示パネルの照明用に適用したが、液晶表示装置以外の他発光型の表示装置の表示パネルの照明用に適用することができる。
以上説明した実施の形態2乃至実施の形態4では、短冊状をなし、複数の発光ダイオードが一列に配されている発光ダイオード基板を備える構成としたが、その他、矩形をなし、複数の発光ダイオードが複数列に配されている発光ダイオード基板を備える構成であってもよく、発光ダイオード基板の形態は特に制限されない。
また、実施の形態2乃至4は、実施の形態1−1乃至実施の形態1−10のいずれかと組み合わせる構成としてもよい。
また、実施の形態2乃至4は、実施の形態1−1乃至実施の形態1−10のいずれかと組み合わせる構成としてもよい。
本発明の実施の形態においては次の構成を特徴とする。
本発明においては、表示パネルに光を照射するLEDを一面に実装したLED基板と、該LED基板の他面に接触する放熱板とを備える表示装置において、前記LED基板に設けた基板孔と、前記放熱板における前記基板孔に対応する位置に設けた貫通孔と、該貫通孔及び基板孔に挿通され、前記LED基板を前記放熱板に固定するリベットとを備えることを特徴とする。
本発明においては、表示パネルに光を照射するLEDを一面に実装したLED基板と、該LED基板の他面に接触する放熱板とを備える表示装置において、前記LED基板に設けた基板孔と、前記放熱板における前記基板孔に対応する位置に設けた貫通孔と、該貫通孔及び基板孔に挿通され、前記LED基板を前記放熱板に固定するリベットとを備えることを特徴とする。
この構成にあっては、LED基板に設けた基板孔及び放熱板に設けた貫通孔にリベットを挿入し、LED基板を放熱板に固定する。ビス止めの場合はLED基板に局所的な締め付け力が作用するが、リベットを使用した場合には、LED基板に作用する力はリベットが有する大径の頭部にて分散される。そのためLED基板が反り返ることはなく、LED基板と放熱板との接触面積はビス止めする場合に比べて大きくなる。
本発明においては、前記LED基板の他面に放熱のための熱伝導性部材を設けてあることを特徴とする。
この構成にあっては、放熱のための熱伝導性部材、例えば金属膜からなるパターンを介してLED基板にて発生した熱が放熱板へ効率的に伝導する。
この構成にあっては、放熱のための熱伝導性部材、例えば金属膜からなるパターンを介してLED基板にて発生した熱が放熱板へ効率的に伝導する。
本発明においては、複数の前記貫通孔及び基板孔が前記放熱板及びLED基板に等間隔でそれぞれ設けてあることを特徴とする。
この構成にあっては、等間隔に配置された複数の前記貫通孔及び基板孔にリベットを挿入し、LED基板を放熱板にムラなく接触させる。
この構成にあっては、等間隔に配置された複数の前記貫通孔及び基板孔にリベットを挿入し、LED基板を放熱板にムラなく接触させる。
本発明に係る表示装置は、前記LED基板は短冊状をなし、複数の前記LED基板が互いの長手方向端部が対向するように並設してあり、前記LED基板の両端部に電気的な接続を行う接続部を備え、前記基板孔は、前記LED基板の長手方向に延びる長孔であることを特徴とする。
本発明にあっては、LED基板に設けた接続部同士の接続及びLED基板の寸法誤差などを考慮して、LED基板の長手方向への位置決めを行いつつ、LED基板を放熱板に固定する。
本発明にあっては、LED基板に設けた接続部同士の接続及びLED基板の寸法誤差などを考慮して、LED基板の長手方向への位置決めを行いつつ、LED基板を放熱板に固定する。
本発明に係る表示装置は、前記リベットは、環状をなし、前記貫通孔又は基板孔の縁部分に外周部分が掛止する掛止部と、該掛止部の周方向に沿って配置してあり、該掛止部の内周部分から軸方向に突出した複数の弾性部と、突出した前記弾性部の端部から掛止部の径方向内側へ延出した当接部と、前記掛止部に前記弾性部と反対側から挿入され、前記当接部に当接する挿入軸とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば基板孔の縁部分に前記掛止部を掛止させた状態で弾性部を基板孔及び貫通孔に挿入し、挿入軸を掛止部に挿入して当接部に当接させる。このとき弾性部は弾性変形によって径方向外向きに湾曲し、湾曲した弾性部は貫通孔の縁部分に接触するので、掛止部と弾性部とによってLED基板及び放熱板が挟持される。
本発明にあっては、例えば基板孔の縁部分に前記掛止部を掛止させた状態で弾性部を基板孔及び貫通孔に挿入し、挿入軸を掛止部に挿入して当接部に当接させる。このとき弾性部は弾性変形によって径方向外向きに湾曲し、湾曲した弾性部は貫通孔の縁部分に接触するので、掛止部と弾性部とによってLED基板及び放熱板が挟持される。
本発明に係る表示装置は、前記リベットは炭素又は金属からなることを特徴とする。
本発明にあっては、前記リベットを炭素又は金属にて構成することで、LED基板にて発生した熱をリベットを介して放熱板に効率よく伝導させることができる。
本発明にあっては、前記リベットを炭素又は金属にて構成することで、LED基板にて発生した熱をリベットを介して放熱板に効率よく伝導させることができる。
リベットは、高反射色を有する頭部と、該頭部に突設されている軸部とを備え、夫々に前記軸部が挿通される挿通孔が形成された部材同士を固定するリベットにおいて、前記頭部よりも前記軸部の側に配され、前記部材に係止する係止部を備え、該係止部及び前記軸部の内、少なくとも一部が、低反射色を有することを特徴とする。
リベットは、前記係止部は、その軸長方向に交差する方向の寸法が、前記頭部の前記軸部の軸長方向に交差する方向の寸法以下であって、その一端側から前記軸部が挿入され、挿入された前記軸部の前記軸長方向の相対移動に伴ってその軸長方向に交差する方向に開閉する開閉部をその他端側に有する前記低反射色の筒状部材であり、前記頭部と開いた前記開閉部との間で挟持することによって前記部材同士を固定するようにしてあることを特徴とする。
リベットは、前記軸部は低反射色を有することを特徴とする。
リベットは、前記係止部は、前記軸部の先端部分から前記軸部の軸長方向に交差する方向に突出する突出部であり、該突出部と前記頭部との間で挟持することによって前記部材同士を固定するようにしてあり、少なくとも前記軸部は低反射色を有することを特徴とする。
リベットは、前記頭部及び軸部は、合成樹脂を用いて、前記頭部は高反射色を有し、前記軸部は低反射色を有するように二色成形されてなることを特徴とする。
光源装置は、リベットの軸部が挿通される挿通孔が形成されており、発光部が実装されている回路基板と、前記軸部が挿通される挿通孔が形成されており、前記回路基板を支持する支持部材とを備える光源装置において、前記回路基板は、本発明のリベットの頭部が前記回路基板の側に配置されるように前記リベットを用いて、前記支持部材に固定されていることを特徴とする。
表示装置は、一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に配された本発明の光源装置とを備えることを特徴とする。
以上のリベットを備える構成にあっては、頭部、頭部に突設されている軸部、及び係止部を備えるリベットが、高反射色と低反射色とを有する。高反射色とは、光を反射し易く、吸収及び透過し難い色であり、例えば白色である。低反射色とは、光を吸収し易く、反射及び透過し難い色(即ち高吸収色)であり、例えば黒色である。以下では、低反射色を有する部分を、高吸収部分という。
更に詳細には、リベットの頭部は、高反射色を有する。そして、軸部及び係止部の内、少なくとも一部は、高吸収部分である。
更に詳細には、リベットの頭部は、高反射色を有する。そして、軸部及び係止部の内、少なくとも一部は、高吸収部分である。
光源装置は、発光部が実装されている回路基板と、回路基板の支持部材とを備え、回路基板はリベットを用いて支持部材に固定されている。
このために、回路基板及び支持部材夫々には、リベットの軸部が挿通される挿通孔が形成されている。また、リベットは、頭部が回路基板側に配された状態で、回路基板と支持部材とを固定している。リベットの係止部は、回路基板及び/又は支持部材に係止される。
以上のような光源装置は、一側に表示面を有する表示部と共に表示装置に備えられ、表示部の他側から光を照射する。
このために、回路基板及び支持部材夫々には、リベットの軸部が挿通される挿通孔が形成されている。また、リベットは、頭部が回路基板側に配された状態で、回路基板と支持部材とを固定している。リベットの係止部は、回路基板及び/又は支持部材に係止される。
以上のような光源装置は、一側に表示面を有する表示部と共に表示装置に備えられ、表示部の他側から光を照射する。
リベットの頭部は回路基板側に配されているが、頭部は高反射色を有するため、発光部が発生させた光を表示部側へ反射させ易い。
一方、高吸収部分は、頭部と回路基板との間に配されているか、挿通孔の内部に配されているか、又は、支持部材側に配されている。このため、高吸収部分が、発光部が発生させた光の表示部側への反射を阻害することはない。
つまり、リベットは、少なくとも従来のリベットと同等の機能を有する。
一方、高吸収部分は、頭部と回路基板との間に配されているか、挿通孔の内部に配されているか、又は、支持部材側に配されている。このため、高吸収部分が、発光部が発生させた光の表示部側への反射を阻害することはない。
つまり、リベットは、少なくとも従来のリベットと同等の機能を有する。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は高吸収部分で吸収されるからである。
また、リベットが筒状部材を更に備えている。このようなリベットは、例えばプッシュリベットのようなものである。
筒状部材は、自身の軸長方向に交差する方向の寸法が、頭部の、軸部の軸長方向に交差する方向の寸法以下である。具体的には、例えば、筒状部材が円筒形状をなしており、軸部が円柱状をなしているのであれば、筒状部材の径方向の寸法が、頭部の、軸部の径方向の寸法以下である。
以下では、筒状部材及び軸部夫々の形状に依らず、軸長方向に交差する方向を、径方向という。
筒状部材は、自身の軸長方向に交差する方向の寸法が、頭部の、軸部の軸長方向に交差する方向の寸法以下である。具体的には、例えば、筒状部材が円筒形状をなしており、軸部が円柱状をなしているのであれば、筒状部材の径方向の寸法が、頭部の、軸部の径方向の寸法以下である。
以下では、筒状部材及び軸部夫々の形状に依らず、軸長方向に交差する方向を、径方向という。
筒状部材の一端側からは、軸部が挿入される。このとき、筒状部材は頭部よりも軸部の側に配される。
更に、筒状部材は、自身の他端側に開閉部を有する。開閉部は、筒状部材の一端側から挿入された軸部の軸長方向の相対移動に伴って径方向に開閉する。
部材同士(具体的には回路基板と支持部材と)は、頭部と、開いた開閉部との間で挟持されることによって、固定される。
筒状部材は、低反射色を有する。
更に、筒状部材は、自身の他端側に開閉部を有する。開閉部は、筒状部材の一端側から挿入された軸部の軸長方向の相対移動に伴って径方向に開閉する。
部材同士(具体的には回路基板と支持部材と)は、頭部と、開いた開閉部との間で挟持されることによって、固定される。
筒状部材は、低反射色を有する。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は筒状部材で吸収されるからである。
ところで、筒状部材は低反射色一色だけを有していても格別の問題はない。このため、筒状部材は、二色以上の色を有する筒状部材よりも簡易に、且つ低コストで製造することができる。
ところで、筒状部材は低反射色一色だけを有していても格別の問題はない。このため、筒状部材は、二色以上の色を有する筒状部材よりも簡易に、且つ低コストで製造することができる。
また、リベットの頭部が高反射色であり、軸部及び筒状部材夫々が低反射色である。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは、頭部及び軸部夫々が高反射色を有し、筒状部材が低反射色を有するリベットに比べて、更に抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は、筒状部材及び軸部の両方で吸収されるからである。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは、頭部及び軸部夫々が高反射色を有し、筒状部材が低反射色を有するリベットに比べて、更に抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は、筒状部材及び軸部の両方で吸収されるからである。
また、リベットの頭部が高反射色であり、少なくとも軸部が低反射色であり、係止部は、軸部の先端部分から径方向に突出する突出部である。
部材同士(具体的には回路基板と支持部材と)は、頭部と、突出部との間で挟持されることによって、固定される。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は、少なくとも軸部で吸収されるからである。
部材同士(具体的には回路基板と支持部材と)は、頭部と、突出部との間で挟持されることによって、固定される。
たとえ、発光部が発生させた光が、リベットと回路基板及び支持部材夫々との間の空隙に入射したとしても、この光が挿通孔を通過して支持部材の背面側へ入射することは抑制される。何故ならば、空隙に入射した光は、少なくとも軸部で吸収されるからである。
また、リベットの頭部が高反射色であり、軸部が低反射色である。このような頭部及び軸部は合成樹脂製であり、二色成形されてなる。
頭部と軸部とを高反射色と低反射色とで色分けする場合には、頭部と軸部とを、高反射色の合成樹脂と低反射色の合成樹脂とを用いて、二色成形によって製造することが最も簡易且つ確実である。
頭部と軸部とを高反射色と低反射色とで色分けする場合には、頭部と軸部とを、高反射色の合成樹脂と低反射色の合成樹脂とを用いて、二色成形によって製造することが最も簡易且つ確実である。
仮に、二色成形以外で製造する場合には、例えば、高反射色を有する合成樹脂を用いて頭部及び軸部を一体に成形し、軸部の表面に、低反射色の塗料を塗布するか、又は低反射色のシートを貼付すること等が考えられる。しかしながら、このような製造工程は煩雑である。しかも、誤って頭部の一部が高反射色に塗られたり、低反射色のシートが部分的に軸部から剥がれたりする虞がある。
或いは、高反射色の合成樹脂を用いて頭部を成形し、低反射色の合成樹脂を用いて軸部を成形し、頭部と軸部とを、例えば接着剤を用いて接合することが考えられる。しかしながら、このような製造工程は煩雑である。しかも、頭部と軸部との接合部分は、応力が集中することによって破壊され易い。
或いは、高反射色の合成樹脂を用いて頭部を成形し、低反射色の合成樹脂を用いて軸部を成形し、頭部と軸部とを、例えば接着剤を用いて接合することが考えられる。しかしながら、このような製造工程は煩雑である。しかも、頭部と軸部との接合部分は、応力が集中することによって破壊され易い。
光源装置は、一面に発光素子が実装された回路基板と、該回路基板の他面側に接触し、該回路基板を支持する支持体とを備えている光源装置において、前記回路基板の他面に、該回路基板よりも熱伝導性に優れた熱伝導体が固着してあり、前記回路基板は、該熱伝導体が前記支持体に接触した箇所で前記支持体に固定してあることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板の一面に実装された発光素子の発光により発生した熱は、回路基板の他面に固着された熱伝導体に伝わり、さらに該熱伝導体と回路基板の他面側に接触して回路基板を支持する支持体との接触箇所から支持体に伝わる。この場合に、熱伝導体は回路基板よりも熱伝導性に優れているので、熱伝導体に伝わった熱は熱伝導体の全体に迅速に伝わり、また、温度上昇により回路基板が支持体に対して反った場合でも回路基板は熱伝導体が支持体に接触した箇所で支持体に固定してあるので、熱伝導体から支持体への熱伝導の経路が確保され、その結果、発光素子の発光により発生した熱を良好に放熱することができる。
光源装置は、前記回路基板は、矩形状をなし、前記発光素子を長手方向に複数個並置し、前記回路基板を前記支持体に固定するための固定具を挿通させる挿通孔を長手方向の複数箇所に有しており、前記固定具は前記回路基板の前記一面の側から前記挿通孔に挿通され、前記支持体に保持されていることを特徴とする。
本発明によれば、発光素子が回路基板の長手方向に複数個並置された矩形状の回路基板の一面の側から複数の固定具が回路基板の長手方向の複数箇所の挿通孔に挿通し、回路基板の他面側に位置する支持体に保持される。この場合に、矩形状の回路基板が温度上昇によって長手方向に反った場合でも、支持体に固定された複数箇所で熱伝導体が支持体に接触しているので、発光素子の発光により発生した熱を良好に放熱することができる。
本発明によれば、発光素子が回路基板の長手方向に複数個並置された矩形状の回路基板の一面の側から複数の固定具が回路基板の長手方向の複数箇所の挿通孔に挿通し、回路基板の他面側に位置する支持体に保持される。この場合に、矩形状の回路基板が温度上昇によって長手方向に反った場合でも、支持体に固定された複数箇所で熱伝導体が支持体に接触しているので、発光素子の発光により発生した熱を良好に放熱することができる。
光源装置は、前記熱伝導体は、カーボン含有シートであることを特徴とする。
本発明によれば、カーボン含有シートを回路基板の他面に貼り付けることによって熱伝導体が形成される。
本発明によれば、カーボン含有シートを回路基板の他面に貼り付けることによって熱伝導体が形成される。
光源装置は、前記熱伝導体は、カーボン含有塗料の層であることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板の他面にカーボン含有塗料の層を塗布することによって熱伝導体が形成される。
本発明によれば、回路基板の他面にカーボン含有塗料の層を塗布することによって熱伝導体が形成される。
表示装置は、一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に配された前記光源装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、一側に表示面を有する表示部の他側に配された前記光源装置に実装された発光素子が発光した光が表示部に入射し、表示部を照明する。
本発明によれば、一側に表示面を有する表示部の他側に配された前記光源装置に実装された発光素子が発光した光が表示部に入射し、表示部を照明する。
(実施の形態1−1乃至10)
1 発光ダイオード
2 発光ダイオード基板
6 保持体
61 板部(保持板)
10 光源ユニット
20 掛止部
20h、20e 抜け止め
20g、20d、20b、20k 圧接片
20j バネ部
23 掛止スリット(開口)
30 熱伝導体
63 掛止スリット(開口)
64 凹部
66 滑り止め凹部(滑り止め)
68 嵌入孔(開口)
72 表示パネル
8 抜止凸部
9 抜止軸体
91 可撓筒
91a 小径頭部
91b 可撓部
92 ピン
92 大径頭部
A 光源装置
(実施の形態2)
1 表示パネル
7 放熱板
7a 貫通孔
8 LED基板
8a パターン
8b 基板孔
9 LED
20 リベット(抜止軸体)
21 挿入リベット(ピン)
21a 頭部(大径頭部)
21b 挿入軸
22 受けリベット(可撓筒)
22a 掛止部(小径頭部)
22b 弾性部
22c 当接部
(実施の形態3−1乃至3)
1 光源装置
2 回路基板(部材)
21 発光部
22 挿通孔
3 リベット
31 頭部
32,33,34,36 軸部
35,37 突出部(係止部)
5 筒状部材(係止部)
52 開閉部
6 支持部材(部材)
63 挿通孔
7 表示装置
7a 表示面
70 表示部
(実施の形態4)
1 発光ダイオード(発光素子)
2 発光ダイオード基板(回路基板)
2a 一面
2b 他面
2c 挿通孔
2d 挿通孔
6 支持体
8 リベット(固定具)
9 カーボン含有シート(熱伝導体)
9 カーボン含有層(熱伝導体)
70 表示部
72a 表示面
A 光源装置
1 発光ダイオード
2 発光ダイオード基板
6 保持体
61 板部(保持板)
10 光源ユニット
20 掛止部
20h、20e 抜け止め
20g、20d、20b、20k 圧接片
20j バネ部
23 掛止スリット(開口)
30 熱伝導体
63 掛止スリット(開口)
64 凹部
66 滑り止め凹部(滑り止め)
68 嵌入孔(開口)
72 表示パネル
8 抜止凸部
9 抜止軸体
91 可撓筒
91a 小径頭部
91b 可撓部
92 ピン
92 大径頭部
A 光源装置
(実施の形態2)
1 表示パネル
7 放熱板
7a 貫通孔
8 LED基板
8a パターン
8b 基板孔
9 LED
20 リベット(抜止軸体)
21 挿入リベット(ピン)
21a 頭部(大径頭部)
21b 挿入軸
22 受けリベット(可撓筒)
22a 掛止部(小径頭部)
22b 弾性部
22c 当接部
(実施の形態3−1乃至3)
1 光源装置
2 回路基板(部材)
21 発光部
22 挿通孔
3 リベット
31 頭部
32,33,34,36 軸部
35,37 突出部(係止部)
5 筒状部材(係止部)
52 開閉部
6 支持部材(部材)
63 挿通孔
7 表示装置
7a 表示面
70 表示部
(実施の形態4)
1 発光ダイオード(発光素子)
2 発光ダイオード基板(回路基板)
2a 一面
2b 他面
2c 挿通孔
2d 挿通孔
6 支持体
8 リベット(固定具)
9 カーボン含有シート(熱伝導体)
9 カーボン含有層(熱伝導体)
70 表示部
72a 表示面
A 光源装置
Claims (6)
- 複数の光源が基板の一面に並設された光源ユニット及び該光源ユニットを保持する保持板を備える光源装置において、前記保持板及び基板は、板厚の方向に貫通する開口を有し、前記保持板の一面に沿う方向への相対移動及び抜止めを可能に前記板厚の方向から前記開口の夫々に挿入され、前記保持板の一面に沿って前記光源の並設方向へ前記光源ユニットを摺動可能に前記保持板に保持する抜止軸体を備えることを特徴とする光源装置。
- 前記抜止軸体は、前記開口の夫々のうち、一方の開口の縁部に係合する係合部を有し、該係合部が可撓である請求項1記載の光源装置。
- 前記抜止軸体は、前記開口の内面と対向する位置又は前記保持板の前記開口よりも外側に配される部分に低反射色を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光源装置。
- 前記抜止軸体は、一端に小径頭部を有し、他端側にラジアル方向への撓みが可能な可撓部を有する可撓筒、及び前記小径頭部と軸長方向に対向する大径頭部を一端に有し、前記可撓筒内への嵌入により前記可撓部を撓ませるピンを有することを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の光源装置。
- 請求項1から4の何れか一つに記載の光源装置と、該光源装置からの光を用いて画像を表示する表示パネルとを備えていることを特徴とする画像表示装置。
- テレビ放送信号を受信して前記表示パネルに画像を映す請求項5に記載の画像表示装置を含むことを特徴とするテレビ受像装置。
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JP2009158165 | 2009-07-02 | ||
JP2009158167 | 2009-07-02 | ||
JP2009158165 | 2009-07-02 | ||
JP2009179777 | 2009-07-31 | ||
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