JP4781483B1 - 導光板装置、光源装置、表示装置及びテレビ受像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】並置される複数の導光板を備える導光板装置において、導光板内部の光拡散を阻害することなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができる導光板装置、該導光板装置を備える光源装置、画面の中央部分の輝度分布を均一化することができる表示装置、及びこれを含むテレビ受像装置を提供する。
【解決手段】略矩形をなし、一短辺側の側面から入光した光を一面から出光する複数の導光板42を長辺側の側面が対向するように複数列に支持体41に支持させてあり、隣合う導光板42間に、隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部に係合して該導光板42を保持する保持体22,23を設け、導光板42の長手方向中央部が反るのを防ぎ、光の導光板42内部での拡散を均等化させることができるようにした。
【選択図】図9
【解決手段】略矩形をなし、一短辺側の側面から入光した光を一面から出光する複数の導光板42を長辺側の側面が対向するように複数列に支持体41に支持させてあり、隣合う導光板42間に、隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部に係合して該導光板42を保持する保持体22,23を設け、導光板42の長手方向中央部が反るのを防ぎ、光の導光板42内部での拡散を均等化させることができるようにした。
【選択図】図9
Description
本発明は側面から入光した光を一面から出光する導光板を備える導光板装置、これを備える光源装置、これを備える表示装置、及びこれを含むテレビ受像装置に関する。
液晶テレビジョン等の薄型と称される液晶の表示装置は、映像を表示する表示面を表側に有し略直方体をなす表示部と、該表示部の裏側に配され、表示部に光を照射する光源部とを備え、該光源部及び前記表示部の間に、拡散板及びプリズムシート等の光学シートが配されている。
表示部は、略直方体をなす液晶表示パネルを有する。液晶表示パネル自身は発光するものでないため、表示面に映像を表示するための光源が必要であり、この光源としてバックライト装置が用いられている。
バックライト装置は、表示部の裏側に導光板を配し、導光板の側面側に光源を配するエッジライト方式と、表示部の裏側に拡散板を配し、該拡散板の裏側に光源を配する直下ライト方式とが一般に採用されている。
バックライト装置のエッジライト方式は、導光板の側面から入光した光を、導光板内を拡散させながら導光板の一面から出光するため、拡散板の裏側に光源が配される直下ライト方式に比べて表示装置の表裏厚さを薄くすることができ、薄型化を促進する点でエッジライト方式を採用するのが有利である。
エッジライト方式のバックライト装置は、液晶表示パネルに対応する大きさの導光板が採用される導光板単一タイプと、短冊形をなす複数の導光板が並置される導光板群タイプとが採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のバックライト装置は、両端に入光側面を有し、短冊形をなす複数の導光板が並置されている導光板群と、該導光板群を支持する支持体と、複数の発光素子が一列に実装され、導光板の両端と対向する位置に配された回路基板とを備え、各回路基板の発光素子が照射した光を各導光板の両端の入光側面から入光させ、一面から出光するように構成されている。
ところで、特許文献1のような導光板群タイプのバックライト装置にあっては、並置される複数本の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)を備えるバックライト装置の光学設計を流用することができるため、光学設計を簡易にでき、また、並置された導光板ごとに点灯タイミングを制御することができるため、動画性能を向上することができる。よって、導光板単一タイプのバックライト装置よりも。導光板群タイプのバックライト装置が有利である。
また、導光板単一タイプのバックライト装置は、導光板の四辺部を支持体に保持することができるため、益々大型化されつつある液晶テレビジョンのように大型の表示装置に採用される場合においても、導光板の中央側を支持体に保持しなくとも導光板の中央側が厚さ方向へ反ることは殆どない。
しかし、導光板群タイプのバックライト装置は、大型化に伴って導光板が比較的長くなり、導光板に厚さ方向への反りが発生し易くなるため、大型の表示装置に採用される場合、並置される導光板夫々の長手方向両端部を支持体に保持した上、導光板の中央側を支持体に保持する必要がある。
導光板の中央側を支持体に保持するには、導光板の中央部に、保持用の変形部、欠除部、孔等を設け、前記変形部又は欠除部に係合する雄螺子にて保持したり、前記孔に挿入される雄螺子にて保持したりすることが考えられる。
しかし、側面から入光した光を、内部で導光板全体に拡散させながら一面から出光する導光板の中央側に変形部、欠除部、孔等があると、光の導光板内部での拡散が不均等になるため、導光板群タイプのバックライト装置が採用された大型の液晶テレビジョンにあっては、視聴者がもっとも注視する画面の中央部分の輝度分布が不均一となり、輝度むらが発生し易くなる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は並置される複数の導光板を備える導光板装置において、導光板内部の光拡散を阻害することなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができる導光板装置、該導光板装置を備える光源装置、画面の中央部分の輝度分布を均一化することができる表示装置、及びこれを含むテレビ受像装置を提供することにある。
本発明に係る導光板装置は、略矩形をなし、一短辺側の側面から入光した光を一面から出光する複数の導光板を、該導光板を支持する支持体に長辺側の側面が対向するように並置してある導光板装置において、隣合う前記導光板間に配され、隣合う導光板の少なくとも一方の長辺側の側面部に係合して該導光板を保持する保持体を備えることを特徴とする。
この発明にあっては、隣合う導光板間に配されている保持体が、隣合う導光板の一方の側面部に係合しているため、導光板の長手方向中央側に変形部、欠除部、孔等を設けることなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができ、光の導光板内部での拡散を均等化させることができる。また、隣合う導光板間に配されている保持体が、隣合う導光板の両方の側面部に係合しているため、導光板の長手方向中央側に変形部、欠除部、孔等を設けることなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができ、しかも、隣合う二つの導光板を一つの保持体が保持しており、導光板に対する保持体の個数を低減できるため、保持体による光むらの影響を抑制でき、導光板の光特性を高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記導光板における前記一面の長辺側に、該長辺側の側面から窪む係合凹所を全長にわたって有し、該係合凹所に前記保持体が係合している構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、一短辺側の側面から入光した光を、一面の非係合凹所及び係合凹所から出光されることができ、一面の係合凹所から出光される出光方向を、非係合凹所から出光される出光方向と異ならせることができるため、隣合う導光板間の光むらを低減することができ、しかも、導光板の厚さ以内に保持体を配することができ、保持体に影響されることなく導光板装置の薄型化を図ることができる。
この発明にあっては、一短辺側の側面から入光した光を、一面の非係合凹所及び係合凹所から出光されることができ、一面の係合凹所から出光される出光方向を、非係合凹所から出光される出光方向と異ならせることができるため、隣合う導光板間の光むらを低減することができ、しかも、導光板の厚さ以内に保持体を配することができ、保持体に影響されることなく導光板装置の薄型化を図ることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記保持体は光反射性を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板から出光された光が保持体に当たったとき、該光を保持体にて反射させることができるため、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、導光板から出光された光が保持体に当たったとき、該光を保持体にて反射させることができるため、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記保持体は、前記支持体又は該支持体と前記導光板との間に配される中間部材に一端が固定され、隣合う前記導光板間に配されている基片及び該基片の他端部から隣合う導光板側へ延出されている二つの爪片を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、隣合う導光板間に配されている基片に二つの爪片が設けられているため、爪片又は基片を撓ませて導光板を保持することが可能であり、比較的長い導光板を備える場合であっても、導光板の並置作業性を高めることができる。
この発明にあっては、隣合う導光板間に配されている基片に二つの爪片が設けられているため、爪片又は基片を撓ませて導光板を保持することが可能であり、比較的長い導光板を備える場合であっても、導光板の並置作業性を高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記二つの爪片は、一の爪片の先端部から他の爪片の先端部にかけて凸に湾曲している構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板の一面から出光された光が保持体の爪片に当たり難くなり、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、導光板の一面から出光された光が保持体の爪片に当たり難くなり、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記二つの爪片は、一の爪片の先端部から他の爪片の先端部にかけて前記一面と平行的になっている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板の一面から出光された光が保持体の爪片に当たり難くなり、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、導光板の一面から出光された光が保持体の爪片に当たり難くなり、保持体による光むらの影響をより一層抑制でき、導光板の光特性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記支持体は板状をなし、該支持体にその一面が対向し、他面が前記導光板に対向する中間板を備え、該中間板の前記他面に複数の前記保持体を設けてある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、中間板を板状の支持体に載置し、導光板を中間板に載置することにより、導光板の複数箇所を保持体にて保持することができるため、並置される導光板の個数が比較的多い場合においても、導光板の並置作業性を高めることができる。
この発明にあっては、中間板を板状の支持体に載置し、導光板を中間板に載置することにより、導光板の複数箇所を保持体にて保持することができるため、並置される導光板の個数が比較的多い場合においても、導光板の並置作業性を高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記支持体は第1孔が貫設されており、該第1孔の縁部から前記第1孔に被さるように前記中間板側へ突出する第1凸片を有し、前記中間板は、前記第1凸片が挿入される第2孔が貫設されており、該第2孔の縁部から前記第2孔に被さるように前記支持体側へ突出して前記第1凸片と前記中間板の厚さ方向に対接する第2凸片を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、中間板を板状の支持体に載置し、該中間板の第2凸片を第1孔に挿入することにより、該第2凸片が第1凸片と対接し、中間板の厚さ方向への移動及び面に沿う方向への摺動を規制することができ、中間板を支持体の適正位置に簡易に取付けることができ、導光板の並置作業性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、中間板を板状の支持体に載置し、該中間板の第2凸片を第1孔に挿入することにより、該第2凸片が第1凸片と対接し、中間板の厚さ方向への移動及び面に沿う方向への摺動を規制することができ、中間板を支持体の適正位置に簡易に取付けることができ、導光板の並置作業性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記第1凸片は、前記第2凸片と対接する対接面と反対側の面が、前記中間板の前記他面に略沿う位置となるように配してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、中間板の他面と第1凸片の中間板側面との間の段差を僅少にすることができるため、導光板から出光された光の反射性を高めるべく、中間板と導光板との間に比較的広幅の光反射板が介在される場合、光反射板の厚さ方向への撓みをなくすることが可能であり、第1凸片による光むらの影響をなくし、導光板の光特性をより一層高め得る。
この発明にあっては、中間板の他面と第1凸片の中間板側面との間の段差を僅少にすることができるため、導光板から出光された光の反射性を高めるべく、中間板と導光板との間に比較的広幅の光反射板が介在される場合、光反射板の厚さ方向への撓みをなくすることが可能であり、第1凸片による光むらの影響をなくし、導光板の光特性をより一層高め得る。
また、本発明に係る導光板装置は、前記第2凸片は、前記第1凸片と対接する対接面と反対側の面が、前記支持体の前記中間板と反対側の面に略沿う位置となるように配してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、板状をなす保持体の中間板と反対側面及び第2凸片の第1凸片と反対側面間の段差を僅少にすることができ、中間板が支持体に取付けられることによる厚さの増加をなくすることができ、全体の薄型化を図ることができる。
この発明にあっては、板状をなす保持体の中間板と反対側面及び第2凸片の第1凸片と反対側面間の段差を僅少にすることができ、中間板が支持体に取付けられることによる厚さの増加をなくすることができ、全体の薄型化を図ることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記中間板及び導光板の間に配され、前記保持体が挿通される挿通孔を有する光反射板を備える構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板から出光された光の反射性を高めるべく、中間板と導光板との間に光反射板が介在されるとき、中間板に光反射板を載置することにより、保持体が挿通孔から抜け出すため、光反射板に導光板を載置することにより、該導光板を保持体にて保持することができ、光反射板で邪魔されることなく導光板を簡易に組込むことができ、導光板の並置作業性をより一層高めることができる。
この発明にあっては、導光板から出光された光の反射性を高めるべく、中間板と導光板との間に光反射板が介在されるとき、中間板に光反射板を載置することにより、保持体が挿通孔から抜け出すため、光反射板に導光板を載置することにより、該導光板を保持体にて保持することができ、光反射板で邪魔されることなく導光板を簡易に組込むことができ、導光板の並置作業性をより一層高めることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記導光板は、二つの短辺側の一方が前記支持体に固定されており、前記導光板の他方が長辺の長さ方向へ伸縮するのを可能に前記導光板の位置を決める位置決め部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板の長手方向一端側が支持体に固定され、他端側が位置決め部にて伸縮を可能に位置決めされているため、熱により導光板が長手方向へ伸び縮みする際、該導光板の伸び縮みを位置決め部にて吸収することができ、導光板が反るのを防ぐことができる。
この発明にあっては、導光板の長手方向一端側が支持体に固定され、他端側が位置決め部にて伸縮を可能に位置決めされているため、熱により導光板が長手方向へ伸び縮みする際、該導光板の伸び縮みを位置決め部にて吸収することができ、導光板が反るのを防ぐことができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記位置決め部は、前記導光板の長辺側の両側面と係合することが可能に配してある二つの凸部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、熱により長手方向へ伸び縮みする導光板の伸び縮みを二つの凸部にて案内することができ、伸び縮みに影響されることなく導光板を適正位置に保持することができる。
この発明にあっては、熱により長手方向へ伸び縮みする導光板の伸び縮みを二つの凸部にて案内することができ、伸び縮みに影響されることなく導光板を適正位置に保持することができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記位置決め部は、前記導光板を厚さ方向へ貫通し、前記長辺の長さ方向に長い長孔及び該長孔に相対移動を可能に嵌入されている凸部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、導光板を厚さ方向へ貫通する長孔に凸部が嵌入されているため、位置決め部に影響されることなく隣合う導光板の側面間の寸法を短縮することができ、隣合う導光板の側面間部分での光むらを軽減することができる。
この発明にあっては、導光板を厚さ方向へ貫通する長孔に凸部が嵌入されているため、位置決め部に影響されることなく隣合う導光板の側面間の寸法を短縮することができ、隣合う導光板の側面間部分での光むらを軽減することができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記導光板及び支持体の間に配されている光反射板を備え、前記保持体は前記光反射板と一体である構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、光反射板を支持体に支持することにより、保持体を適正位置に配することができるため、保持体を有することによる組込作業工程の増加をなくすることができる。
この発明にあっては、光反射板を支持体に支持することにより、保持体を適正位置に配することができるため、保持体を有することによる組込作業工程の増加をなくすることができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記光反射板の前記支持体との対向面に係止爪が一体に設けられ、該係止爪が挿入により係止される係止孔が前記支持体に開設されている構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、光反射板を支持体に載置し、係止爪を係止孔に挿入することにより光反射板を適正位置に保持することができるため、支持体に対する導光板の位置ずれを防ぐことができる。
この発明にあっては、光反射板を支持体に載置し、係止爪を係止孔に挿入することにより光反射板を適正位置に保持することができるため、支持体に対する導光板の位置ずれを防ぐことができる。
また、本発明に係る導光板装置は、前記係止孔は前記係止爪を前記光反射板に沿う方向へ移動させるための長孔であり、前記係止爪が移動した位置に前記光反射板を止める止部を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、光反射板を支持体に載置し、係止爪を係止孔に挿入した状態で光反射板を長孔の長手方向へ摺動させることにより、係止爪が長孔内を移動し、該係止爪が長孔の縁部に係止され、光反射板が厚さ方向へ移動するのを防ぐことができるとともに、止部にて光反射板の摺動を防ぐことができ、支持体に対する光反射板の位置ずれを防ぐことができる。
この発明にあっては、光反射板を支持体に載置し、係止爪を係止孔に挿入した状態で光反射板を長孔の長手方向へ摺動させることにより、係止爪が長孔内を移動し、該係止爪が長孔の縁部に係止され、光反射板が厚さ方向へ移動するのを防ぐことができるとともに、止部にて光反射板の摺動を防ぐことができ、支持体に対する光反射板の位置ずれを防ぐことができる。
また、本発明に係る光源装置は、光源と、各光源が放射した光が前記一短辺側の側面から入光されるように前記導光板が配されている上述した発明の導光板装置とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、導光板が並置され、隣合う導光板間に保持体が配され、該保持体が、隣合う導光板の一方の側面部又は両方の側面部に係合しているため、導光板の長手方向中央側に変形部、欠除部、孔等を設けることなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができ、光の導光板内部での拡散を均等化させることができる。また、隣合う二つの導光板を一つの保持体が保持しており、導光板に対する保持体の個数を低減できるため、保持体による光むらの影響を抑制でき、導光板の光特性を高めることができる。
この発明にあっては、導光板が並置され、隣合う導光板間に保持体が配され、該保持体が、隣合う導光板の一方の側面部又は両方の側面部に係合しているため、導光板の長手方向中央側に変形部、欠除部、孔等を設けることなく導光板の長手方向中央側を支持体に保持することができ、光の導光板内部での拡散を均等化させることができる。また、隣合う二つの導光板を一つの保持体が保持しており、導光板に対する保持体の個数を低減できるため、保持体による光むらの影響を抑制でき、導光板の光特性を高めることができる。
また、本発明に係る表示装置は、一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に前記導光板の一面が前記一側へ向くように配されている上述した発明の光源装置とを備えることを特徴とする。
この発明にあっては、液晶テレビジョンのように大型の表示装置における表示部の中央側に配される導光板の反りを防ぐことができるとともに、光の導光板内部での拡散を均等化させることができ、視聴者がもっとも注視する画面の中央部分の輝度分布を均一化することができ、並置された導光板にて輝度むらが発生するのを防ぐことができる。
また、本発明に係るテレビ受像装置は、テレビ放送信号を受信する受信部を備え、該受信部がテレビ放送信号を受信して前記表示面にテレビ画像を表示する上述した発明の表示装置を含むことを特徴とする。
この発明にあっては、テレビ放送信号を受信して表示面にテレビ画像を表示することができる。
この発明にあっては、テレビ放送信号を受信して表示面にテレビ画像を表示することができる。
本発明によれば、並置される複数の導光板の反りを防ぐことができるとともに、光の導光板内部での拡散を均等化させることができ、導光板の光特性を高めることができる。また、液晶テレビジョンのように大型の表示装置における表示部の中央部分の輝度分布を均一化することができ、並置された複数の導光板にて輝度むらが発生するのを防ぐことができる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。説明は、前側に表示面を有し、略直方体をなす表示部を備える薄型の表示装置を例として説明する。表示装置はバックライト部を含む液晶表示装置を搭載し、テレビ放送信号を受信する受信部を備え、該受信部がテレビ放送信号を受信してテレビ画像を前記表示面に表示するテレビ受像装置を含む。図1はテレビ受像装置の概略構成を示す分解斜視図、図2は液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
テレビ受像装置は、液晶表示装置Bと、該液晶表示装置Bを挾むようにして収容する枠体C及びカバーDと、電源Eと、チューナFと、スタンドGとを備えて構成される。液晶表示装置Bは、全体として横長の方形(矩形状)をなし、縦置き状態で枠体C及びカバーD内に収容されている。この液晶表示装置Bは、図2に示すように、表示パネルである液晶パネルHと、外部光源であるバックライト部Jとを備え、液晶パネルH及びバックライト部Jなどが枠状のベゼルなどの保持枠体K,Lにより一体的に保持され、パネルモジュール(表示部)を構成するようになっている。
実施の形態1
図3は本発明に係る表示装置の構成を示す正面図、図4は表示装置の一部を省略した横断平面図、図5は表示装置の一部を省略した縦断側面図、図6は透光パネル後面側の構成を示す背面図、図7は導光板部分の構成を示す正面図である。
図3は本発明に係る表示装置の構成を示す正面図、図4は表示装置の一部を省略した横断平面図、図5は表示装置の一部を省略した縦断側面図、図6は透光パネル後面側の構成を示す背面図、図7は導光板部分の構成を示す正面図である。
この表示装置はテレビ画像を表示する表示面1aを前側に有する表示パネル1と、該表示パネル1の前面に貼付けにより積層されているガラス板製の透光パネル2と、該透光パネル2の周縁周りを覆う環体3と、表示パネル1の後側に配されている光源部4と、該光源部4及び表示パネル1の間に配されている拡散板5と、該拡散板5に積層されている光学シート6と、該光学シート6及び表示パネル1の間に配され、表示パネル1の周縁部後面と対向する枠体7と、光源部4の後側を覆うカバー8とを備え、表示パネル1の前側に表示されるテレビ画像を透光パネル2の前方から視認することができるように構成された液晶テレビジョン、換言すれば液晶表示装置である。尚、表示パネル1及び透光パネル2が表示部を構成している。
表示パネル1は略直方体をなし、前面及び後面に偏光板が接合されている。
透光パネル2は、表示パネル1よりも厚く、表示パネル1よりも大形の略直方体をなし、周縁部後面に、筒形ボス91又は92を有する結合体9が周方向に離隔して複数取付けられている。
結合体9は、図4に示すように略矩形又は略L字形をなし、透光パネル2の周縁に沿って四辺部に配される板部93と、該板部93に一端部がカシメ加工され、長さが短い第1の筒形ボス91又は長さが長い第2の筒形ボス92を有し、板部93が両面テープ94等の取付手段により透光パネル2の周縁部後面に取付けられ、筒形ボス91,92が後方へ向けて突出している。
結合体9は、略矩形をなす板部に第1の筒形ボス91が設けられている第1の結合体9aと、略矩形をなす板部に第2の筒形ボス92が設けられている第2の結合体9bと、略L字形をなす板部に第1の筒形ボス91が設けられている第3の結合体9cとを有し、第1の結合体9aは、透光パネル2における下辺部の長さ方向中央側に配され、第2の結合体9bは、透光パネル2における上辺部の中央側及び両側辺部の長さ方向中央側に配され、第3の結合体9cは、透光パネル2の四つの隅部に配されている。
環体3は、透光パネル2の周面とラジアル方向へ離隔して対向し、略直方形をなす覆環部31と、該覆環部31の後側から中央側へ延出され、透光パネル2の周縁部後面に対向し、雄螺子30にて板部93に取付けられる延出凸部32と、覆環部31及び延出凸部32からラジアル方向外方へ先細に突出する先細突部33とを有する合成樹脂製である。
延出凸部32は環状をなし、周方向へ離隔した複数の位置には、結合体9の第1の筒形ボス91が挿入される貫通孔32aが開設され、板部93に受止められている状態で筒形ボス91に螺入される雄螺子30にて結合体9に取付けられるようになしてある。
先細突部33は、環体3の前縁及び後縁から厚さ方向中央に向けて先細に突出する断面略V字形をなし、環体3の周縁部が視認されたとき、該環体3の厚さが薄く見えるようになしてある。先細突部33の元側後面には、前方へ窪む環状凹所34及び保持溝35が全周に亘って設けられ、環状凹所34に、カバー8の嵌入口部が後方から嵌入され、防塵性を高めてある。
光源部4は、透光パネル2の周縁部後側に取付けられ、該透光パネル2の周縁部を支持する皿形状の支持体41と、短冊形をなし支持体41内に上下に複数列に並置された導光板42と、該導光板42の後側に配された光反射板43と、導光板42の両端側に上下に配された光源としての複数の発光ダイオード44(発光素子)と、短冊形をなし導光板42の両端側に配される発光ダイオード44を一面に実装してある発光ダイオード基板45と、該発光ダイオード基板45及び導光板42間に配されたリフレクタ46と、各発光ダイオード基板45の他面に対接する放熱体47とを備える。
支持体41は、金属板を横方向に長い略矩形の浅皿状に成形してなり、透光パネル2よりも若干小形に形成された板部41aを有する。支持体41内には、板部41aよりも小形に形成された光反射板43が載置され、該光反射板43に導光板42が上下複数列に並置されている。支持体41の後面には、電源回路基板等の複数の回路基板20が取付けられ、また、後面下部にはスタンド10が取付けられる。
支持体41内の横方向両側部には発光ダイオード基板45及び放熱体47が上下に長くなるように載置され、該発光ダイオード基板45に実装されている発光素子としての発光ダイオード44が導光板42の一端及び他端と対向し、放熱体47が枠部内面と対向している。
板部41aにおける外周部の第2の筒形ボス92と対向する位置には挿通孔41bが開設され、該挿通孔41b周りが枠体7の一部を介して筒形ボス92の先端に対向し、挿通孔41bから筒形ボス92内に螺入される雄螺子21にて透光パネル2に結合されるようになしてある。また、外周部の挿通孔41bと偏倚した位置には、嵌入孔41cを有する凸形結合部41dが一体成形され、該凸形結合部41dにカバー8が取外し可能に結合されている。
板部41aには光反射板43を取付けるための複数の係止孔41eと、光反射板43の摺動を規制するための止孔41fとが開設されている。係止孔41eは隣合う導光板42の間に上下に長くなるように開設された長孔である。
図8は導光板保持部分の構成を示す縦断側面図、図9は導光板保持部分の構成を示す拡大縦断側面図、図10は導光板固定部分の構成を示す拡大縦断側面図、図11は導光板位置決め部分の構成を示す拡大縦断側面図である。
光反射板43は、板部よりも若干小形の矩形をなし、横方向に長い合成樹脂製の厚板部材43aと、高反射性を有し、厚板部材43aの前面に重なり合う薄板部材43bとからなる。尚、光反射板43が中間部材を構成している。
厚板部材43aは高反射性を有し、横方向一端部で上下に離隔した位置には、導光板42の一端部を取付けるための複数の取付孔43cが開設されており、横方向中央部で前面の上下に離隔した位置には、導光板42の中央部を支持体41に保持する第1及び第2の保持体22,23が一体成形されており、横方向他端部で前面の上下に離隔した位置には、熱により導光板42が長手方向へ伸縮するのを可能に導光板42の並置位置を決める位置決め凸部24が一体成形されている。また、横方向中央部で後面の上下に離隔した位置には、係止孔41eに挿入係止される係止爪43dが一体成形されている。また、厚板部材43aの後面には止孔41fに嵌入係止される凸状の止部43eが一体成形されている。
薄板部材43bには、取付孔43cに対応する複数の嵌入孔と、第1及び第2の保持体22,23が挿通される複数の挿通孔と、位置決め凸部24が挿通される複数の挿通孔とが開設されている。
第1の保持体22は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下両側へ突出する爪片22a,22aを有する略T字形をなし、導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片22aが導光板42の短辺側の側面部に係合するように構成されている。また、保持体22の先部は、爪片22a,22a夫々の爪先の間が出光面42bに対して凸に湾曲している。
第2の保持体23は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下一側へ突出する爪片23aを有する略J字形をなし、第1の保持体22の上側及び下側に導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片23aが導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部に係合するように構成されている。
位置決め凸部24は厚板部材43aの前面から前方へ突出しており、導光板42の長手方向他端側における長辺側の側面と係合することが可能に上下に離隔して配され、導光板42の並置位置を決めることができるように構成されている。
係止爪43dは厚板部材43aから後方へ突出する基片の先側が一方へ屈曲する略L字形をなし、係止孔41eに挿通された状態で光反射板43が板部41aに沿う方向へ摺動されることにより、係止爪43dが係止孔41e内を移動し、係止孔41e周りに係止されるように構成されている。
導光板42は、短辺側の両端に入光側面42aを配し、厚さ方向一面に出光面42bを配してある。一面の長辺側には全長にわたって窪む係合凹所42c,42cを有し、断面略T字形に形成され、一面の出光面42bが拡散板5と対向し、他面が光反射板43と対向している。
導光板42の長手方向一端部には取付孔43cに対応する段付の貫通孔42dが開設され、該貫通孔42dの大径孔部から取付孔43cに嵌入される雄螺子25にて導光板42の長手方向一端側が光反射板43に取付けられる。導光板42の長手方向他端側は、上下に離隔して配されている位置決め凸部24,24間に挿嵌され、位置決め凸部24,24にて相対移動を可能に保持される。
並置方向中央側に配される導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部は第1の保持体22の爪片22a,22aに係合し、並置方向両側に配されるの導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部は第2の保持体23の爪片23aに係合するように構成されている。また、導光板42は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材を押出し成形してなる長尺の導光板を所定の長さに切断することにより形成されている。
発光ダイオード基板45は短冊形をなすアルミニウム材にて放熱性を高めてあり、複数の発光ダイオード44が長手方向に離隔して一列に実装されており、他面が放熱体47に結合され、発光ダイオード44から発光ダイオード基板45に伝熱された熱を放熱体47から放熱させるように構成されている。放熱体47の複数箇所には嵌入孔47aが開設されており、また、放熱体47は複数本の雄螺子にて支持体41に固定される。
リフレクタ46は、導光板42の入光側面及び発光ダイオード基板45と対向し、発光ダイオード44と対向する位置に入射孔が開設され、該入射孔に発光ダイオード44が配され、発光ダイオード44が放射した光が入射孔を経て導光板42の入光側面に入光されるように構成されている。
拡散板5は導光板42の出光面42bから出光された光を拡散するもので、表示パネル1に対応して略直方形に形成され、導光板42の出光面42bに載置されている。
光学シート6は、導光板42にて拡散された光を偏光する反射偏光シート、プリズムシート、拡散シート等の比較的薄肉で、透光性及び可撓性を有する合成樹脂シートからなり、表示パネル1に対応して略矩形に形成されている。
枠体7は、表示パネル1の周縁部後面に対向する矩形の環状板部71及び該環状板部71の外縁側で、第2の筒形ボス92に対向する位置に突設された嵌合筒部72を有する合成樹脂製である。環状板部71前面の内縁側に、表示パネル1の周縁部に接触する防塵帯が接着剤により貼付けられ、環状板部71後面の内縁側に、光学シート6の周縁部に接触する防塵帯が接着剤により貼付けられている。また、枠体の両側における環状板部71には嵌入孔47aに対応する挿通孔が開設され、該挿通孔から嵌入孔47aに挿入される軸体26にて枠体7が放熱体47に結合されるように構成されている。また、嵌合筒部72には、筒形ボス92が嵌入される大径孔及び該大径孔と段部を経て連なる小径孔を有し、筒形ボス92の先端が段部に当接し、枠体7を受止めている。
カバー8は、支持体41後側を覆う略矩形の深皿形をなし、前方へ開放された嵌入口部を有し、該嵌入口部が環状凹所34に嵌入されている。また、カバー8には凸形結合部41dと対向する複数の筒形ボス81が突設され、該筒形ボス81から凸形結合部41dの嵌入孔41cに螺入される雄螺子82にて支持体41に結合されている。
スタンド10は、支持体41の下部後面に設けられているスタンド取付部に複数本の雄螺子にて取付けられ、透光パネル2の下縁よりも下方へ突出している支柱と、該支柱の下端に結合されているベースとを有する。
以上のように構成された液晶表示装置の組立ては例えば次の(1) 〜(9) の工程で行う。
(1) 作業台上に前面を上向にして平置きされた支持体41内の両側部に、放熱体47が結合されている発光ダイオード基板45及びリフレクタ46が載置され、支持体41内の両側の発光ダイオード基板45,45間に光反射板43が載置される。光反射板43は、係止爪43dが係止孔41eに挿入された状態で板部41aに沿って摺動されることにより、係止爪43dが係止孔41eの周りに係止され、止部43eにて摺動が阻止される。また、放熱体47は雄螺子にて板部41aに固定される。
(2) 光反射板43に複数の導光板42が平行に並置される。上下方向中央側の導光板42は、長手方向中央部が二つの第1の保持体22,22間に配置され、該保持体22,22の爪片22aにて係合凹所42cが長手方向への相対移動を可能に保持される。上下方向両側の導光板42は、長手方向中央部が第1及び第2の保持体22,23間に配置され、該保持体22,23の爪片22a,23aにて係合凹所42cが保持される。また、各導光板42の長手方向一端側における貫通孔42dから取付孔43cに雄螺子25が螺入され、導光板42の一端部が光反射板43に固定される。また、各導光板42の長手方向他端部が、二つの位置決め凸部24,24間に配置され、長手方向への相対移動を可能に保持される。
(3) 導光板42上に拡散板5が載置され、該拡散板5上に光学シート6が載置される。
(4) 光学シート6上に枠体7が載置され、該枠体7の周縁部が軸体26にて放熱体47に取付けられる。
(5) 表示面1aに透光パネル2が貼付られている表示パネル1及び透光パネル2が、該透光パネル2が下側となるように作業台上に平置きされ、該透光パネル2の周縁部後面に環体3が載置され、第1の筒形ボス91に螺入される雄螺子30にて第1の結合体9aに結合される。
(6) 枠体7が下側となるように支持体41が反転され、この反転状態で表示パネル1の上側に載置される。
(7) 支持体41の挿通孔41bから第2の結合体9bの筒形ボス92内に雄螺子21が螺入され、透光パネル2が支持体41に結合される。
(8) 支持体41の上向きになっている板部41aに電源回路基板等の複数の回路基板20が雄螺子にて取付けられ、また、板部41aにスタンド10が雄螺子にて取付けられる。
(9) 支持体41の上側からカバー8が被嵌され、筒形ボス81から凸形結合部41dの嵌入孔41cに雄螺子82が螺入され、カバー8が取付けられる。
(1) 作業台上に前面を上向にして平置きされた支持体41内の両側部に、放熱体47が結合されている発光ダイオード基板45及びリフレクタ46が載置され、支持体41内の両側の発光ダイオード基板45,45間に光反射板43が載置される。光反射板43は、係止爪43dが係止孔41eに挿入された状態で板部41aに沿って摺動されることにより、係止爪43dが係止孔41eの周りに係止され、止部43eにて摺動が阻止される。また、放熱体47は雄螺子にて板部41aに固定される。
(2) 光反射板43に複数の導光板42が平行に並置される。上下方向中央側の導光板42は、長手方向中央部が二つの第1の保持体22,22間に配置され、該保持体22,22の爪片22aにて係合凹所42cが長手方向への相対移動を可能に保持される。上下方向両側の導光板42は、長手方向中央部が第1及び第2の保持体22,23間に配置され、該保持体22,23の爪片22a,23aにて係合凹所42cが保持される。また、各導光板42の長手方向一端側における貫通孔42dから取付孔43cに雄螺子25が螺入され、導光板42の一端部が光反射板43に固定される。また、各導光板42の長手方向他端部が、二つの位置決め凸部24,24間に配置され、長手方向への相対移動を可能に保持される。
(3) 導光板42上に拡散板5が載置され、該拡散板5上に光学シート6が載置される。
(4) 光学シート6上に枠体7が載置され、該枠体7の周縁部が軸体26にて放熱体47に取付けられる。
(5) 表示面1aに透光パネル2が貼付られている表示パネル1及び透光パネル2が、該透光パネル2が下側となるように作業台上に平置きされ、該透光パネル2の周縁部後面に環体3が載置され、第1の筒形ボス91に螺入される雄螺子30にて第1の結合体9aに結合される。
(6) 枠体7が下側となるように支持体41が反転され、この反転状態で表示パネル1の上側に載置される。
(7) 支持体41の挿通孔41bから第2の結合体9bの筒形ボス92内に雄螺子21が螺入され、透光パネル2が支持体41に結合される。
(8) 支持体41の上向きになっている板部41aに電源回路基板等の複数の回路基板20が雄螺子にて取付けられ、また、板部41aにスタンド10が雄螺子にて取付けられる。
(9) 支持体41の上側からカバー8が被嵌され、筒形ボス81から凸形結合部41dの嵌入孔41cに雄螺子82が螺入され、カバー8が取付けられる。
以上のように並置される導光板42の長手方向中央部を、導光板42の長辺側に配される二つの保持体22,22の爪片22a、又は二つの保持体22,23の爪片22a,23aにて保持することができるため、保持体22,23による光むらの影響を抑制でき、導光板42の光特性が低下するのを防ぐことができ、また、一つの保持体22が、隣合う二つの導光板42,42を保持するため、導光板42に対する保持体22の個数を低減できる。
並置される導光板42の長手方向一端側が雄螺子25にて固定され、他端側が位置決め凸部24,24にて長手方向への相対移動を可能に保持されているため、熱により導光板42が長手方向へ伸び縮みすることがあっても導光板42の一端側の入光側面42aと発光ダイオード44との間の離隔寸法を保つことができ、また、導光板42の熱による伸び縮みを位置決め凸部24にて吸収することができ、導光板42が反るのを防ぐことができる。また、導光板42の他端側の入光側面と発光ダイオード44との間の離隔寸法は、導光板42の熱による伸び縮み量に対応して予め設定することができ、該離隔寸法を均等化できる。
実施の形態2
図12A乃至図12Cは第1の保持体22部分の他の構成を示す拡大縦断側面図である。図12Aは厚板部材43aと一体に成形される第1の保持体22を、厚板部材43aから前方へ突出する筒形凸部22bとし、該筒形凸部22bの先端部を変形させることにより、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部を保持する構成としたものである。
図12A乃至図12Cは第1の保持体22部分の他の構成を示す拡大縦断側面図である。図12Aは厚板部材43aと一体に成形される第1の保持体22を、厚板部材43aから前方へ突出する筒形凸部22bとし、該筒形凸部22bの先端部を変形させることにより、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部を保持する構成としたものである。
図12Bは第1の保持体22が雄螺子22cであり、厚板部材43aに開設された嵌入孔43gに雄螺子22cを捩込むことにより、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部を保持する構成としたものである。
図12Cは第1の保持体22が鍔付ピン22dであり、厚板部材43aに開設された嵌入孔43gに鍔付ピン22dを嵌入することにより、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部における長辺側の側面部を保持する構成としたものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態3
図13は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は第2の保持体23をなくし、第1の保持体22を上下に離隔して配し、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部を第1の保持体22の爪片22aにて保持する構成としたものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図13は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は第2の保持体23をなくし、第1の保持体22を上下に離隔して配し、上下に隣合う導光板42の長手方向中央部を第1の保持体22の爪片22aにて保持する構成としたものである。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態4
図14は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は第1の保持体22をなくし、第2の保持体23を、横方向へ離隔した二つの位置に導光板42の並置間隔に対応して上下に離隔配置したものである。横方向へ離隔する二つの保持体23,23の一方は爪片23aが上向となり、他方は爪片23aが下向きになっており、上下方向に対して交差する位置の二つの第2の保持体23,23にて導光板42の長手方向中央部を保持してある。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図14は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は第1の保持体22をなくし、第2の保持体23を、横方向へ離隔した二つの位置に導光板42の並置間隔に対応して上下に離隔配置したものである。横方向へ離隔する二つの保持体23,23の一方は爪片23aが上向となり、他方は爪片23aが下向きになっており、上下方向に対して交差する位置の二つの第2の保持体23,23にて導光板42の長手方向中央部を保持してある。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態5
図15は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は位置決め凸部24を、第1及び第2の保持体22,23と同様の構成としたものである。上下方向中央側の位置決め凸部24は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下両側へ突出する爪片を有する略T字形をなし、導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片が導光板42の長辺側の側面部に係合するように構成されている。上下方向端側の位置決め凸部24は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下一側へ突出する爪片を有する略J字形をなし、上下方向中央側の位置決め凸部24の上側及び下側に導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片が導光板42の長辺側の側面部に係合するように構成されている。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
図15は導光板42部分の他の構成を示す正面図である。この実施の形態は位置決め凸部24を、第1及び第2の保持体22,23と同様の構成としたものである。上下方向中央側の位置決め凸部24は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下両側へ突出する爪片を有する略T字形をなし、導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片が導光板42の長辺側の側面部に係合するように構成されている。上下方向端側の位置決め凸部24は、厚板部材43aの前面から前方へ突出する基片の先側から上下一側へ突出する爪片を有する略J字形をなし、上下方向中央側の位置決め凸部24の上側及び下側に導光板42の並置間隔と等しい間隔で配され、爪片が導光板42の長辺側の側面部に係合するように構成されている。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態6
図16は導光板42部分の他の構成を示す正面図、図17は導光板42部分の他の構成を示す縦断平面図である。この実施の形態は二つの位置決め凸部24に代えて、導光板42の長手方向他端部に、厚さ方向へ貫通し、導光板42の長手方向に長い長孔27を設け、長手方向への相対移動を可能に長孔27に嵌入される凸部28を光反射板43に設けたものである。
図16は導光板42部分の他の構成を示す正面図、図17は導光板42部分の他の構成を示す縦断平面図である。この実施の形態は二つの位置決め凸部24に代えて、導光板42の長手方向他端部に、厚さ方向へ貫通し、導光板42の長手方向に長い長孔27を設け、長手方向への相対移動を可能に長孔27に嵌入される凸部28を光反射板43に設けたものである。
凸部28は長孔27の幅寸法より若干小径であり、導光板42の上下位置を決めており、熱による導光板42の長手方向への伸縮を長孔27にて吸収するようになしてある。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
実施の形態7
図18は導光板装置の他の構成を示す縦断側面図、図19は導光板装置の要部の構成を示す拡大断面図、図20は中間板の構成を示す斜視図、図21は中間板の構成を示す正面図、図22は中間板の構成を示す側面図である。この実施の形態は光反射板43の厚板部材43aに代えて、短冊形をなし、保持体22,23が一体成形されている合成樹脂製の複数の中間板48を備え、該中間板48を、長手方向が導光板42の並置方向となるように板部41aに取付け、中間板48と導光板42との間に、薄板部材43bからなる光反射板49を介在したものである。
図18は導光板装置の他の構成を示す縦断側面図、図19は導光板装置の要部の構成を示す拡大断面図、図20は中間板の構成を示す斜視図、図21は中間板の構成を示す正面図、図22は中間板の構成を示す側面図である。この実施の形態は光反射板43の厚板部材43aに代えて、短冊形をなし、保持体22,23が一体成形されている合成樹脂製の複数の中間板48を備え、該中間板48を、長手方向が導光板42の並置方向となるように板部41aに取付け、中間板48と導光板42との間に、薄板部材43bからなる光反射板49を介在したものである。
板部41aの各中間板48と対向する箇所には、中間板48の長手方向(導光板42の並置方向)に離隔して複数の第1孔41gが貫設されており、第1孔41gの縁部から第1孔41gに被さるように中間板48側へ突出する第1凸片41hと、中間板の摺動を規制するための止孔41iとが設けられており、また、板部41aの中央側には、後方へ突出する複数の台座部41jが成形され、該台座部41jに開設されている孔に雄螺子が螺入されることにより、回路基板20が取付けられるようになしてある。
第1孔41gは略四角形をなし、一辺側の縁から他辺側の縁に向けて第1凸片41hが延出されている。
第1凸片41hは、第1孔41gの縁から中間板48側へ変位する基部及41kび該基部41kの先から板部41aの前面と平行的に延出された板状の先部41mを有し、該先部41mにおける厚さ方向の前面が、中間板48の導光板42側の一面48aにほぼ沿う位置となるように配してある。換言すると、第1凸片41hの先部41mと中間板48の導光板側の一面48aとの間の段差が僅少となるように第1凸片41hが形成されている。
中間板48は、長手方向中央部に第1の保持体22が突設され、長手方向両端部に第2の保持体23,23が突設されており、また、止孔41iに嵌入係止される凸状の止部48gが長手方向一端側に設けられている。第1の保持体22における爪部22a,22aは、導光板42の長手方向へ離隔している。
中間板48の長手方向中央部で、第1の保持体22と長手方向へ若干離隔した位置、及び中間板48の長手方向両端部で、第2の保持体と長手方向へ若干離隔した位置には、第1凸片41hが挿入される第2孔48bが貫設されている。中間板48における各第2孔48bの縁部から第2孔48bに被さるように板部41aの後方へ突出し、第1凸片41hと中間板48の厚さ方向に対接する第2凸片48cが設けられている。
第2孔48bは略四角形をなし、一辺側の縁から他辺側の縁に向けて第2凸片48cが延出されている。
第2凸片48cは、第2孔48bの縁から板部41a側へ変位する基部48d及び該基部48dの先から中間板48の板部41a側の他面48fと平行的に延出された板状の先部48eを有し、該先部48eにおける厚さ方向の後面が、板部41aの後面にほぼ沿う位置となるように配してある。換言すると、第2凸片48cの先部48eと板部41aの後面との間の段差が僅少となるように第2凸片48cが形成されている。
光反射板49は高反射性を有し、板部41aに対応する面積を有する1枚の薄肉合成樹脂シートからなり、各中間板48に突設された保持体22,23に対応する挿通孔49aが開設されている。
以上のように構成された導光板装置は、支持体41における板部41aの前面で、導光板42の長手方向へ離隔した複数の位置に、導光板42の並置方向へ長くなるように複数の中間板48が載置され、各中間板48の第2凸片48cが板部41aの第1孔41gに挿入されるとともに、第1凸片41hが第2孔48bに挿入され、この状態で中間板48が板部41aに沿って摺動されることにより、第2凸片48cの先部48eが第1凸片41hの先部41m後面に対接して摺動が阻止され、中間板48が板部41aに取付けられる。次いで、光反射板49が各中間板48に載置されることにより、第1及び第2の保持体22,23が光反射板49の挿通孔49aから抜出し、この状態で複数の導光板42が光反射板49に載置される。この際、導光板42の長手方向へ離隔した複数の位置に、導光板42の並置方向へ長くなるように複数の中間板48が配されているため、各導光板42の長手方向へ離隔した複数箇所の係止凹所42cが保持体22,23の爪片22a,23aにて保持される。
この実施の形態にあっては、短冊形をなす中間板48が保持体22,23を有し、中間板48を支持体41の板部41aに取付けるための第1凸片41h及び第2凸片48cのうち、第1凸片41hは、板状の先部41mが、中間板48の導光板42側の一面48aにほぼ沿う位置となるように配してあるため、導光板42から出光された光の反射性を高めるための1枚の光反射板49が各中間板48に載置されたとき、光反射板49の厚さ方向への撓みをなくすることができ、光反射方向が乱れるのを防ぐことができ、導光板42の光特性を高めことができる。
第1凸片41h及び第2凸片48cのうち、第2凸片48cは、板状の先部41mにおける厚さ方向の後面が、板部41aの後面にほぼ沿う位置となるように配してあるため、板部41aの後面及び第2凸片48cの第1凸片41hと反対側の面間の段差を僅少にすることができ、中間板48が支持体41の板部41aに取付けられることによる厚さの増加をなくすることができ、全体の薄型化を図ることができる。
このように中間板48が支持体41に取付けられる箇所の厚さの増加をなくすることができるため、中間板48が支持体41に取付けられる箇所と対向する箇所に、支持体41の台座部41jに取付けられる回路基板20における変圧器、電解コンデンサ及びコイル等の高圧側(商用電源電圧側又は一次側ともいう)の電子部品を配することにより、安全規格IEC60065(国際電気標準会議の安全規格)の強化絶縁距離を確保した状態で前記電子部品を板部41aに近寄せることができ、ひいては導光板42の出光面42bから回路基板20の後面までの厚さを短縮することができ、全体の薄型化を図ることができる。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
尚、以上説明した実施の形態1乃至7は、一部の構成を相互に組み合わせる構成としてもよく、各実施の形態の構成に制限されない。
また、以上説明した実施の形態では、表示パネル1の後側に配される光源部4が、導光板42及び該導光板42のエッジ側に配される光源としての発光ダイオード44(発光素子)を有する構成としたが、その他、光源は冷陰極管等のランプであってもよい。
また、以上説明した実施の形態では、導光板42の長手方向両端側に発光ダイオード44を配する構成としたが、その他、導光板42の長手方向一端側に発光ダイオード44が配される構成であってもよい。
また、以上説明した実施の形態では、導光板42と支持体41との間に光反射板43を備え、該光反射板43に保持体22,23及び位置決め凸部24が設けられている構成としたが、その他、光反射板43をなくし、支持体41に保持体22,23及び位置決め凸部24を設ける構成としてもよい。この場合、保持体22,23は金属板製の支持体41に対して着脱可能とするが、その他、合成樹脂製の支持体に対しては保持体を支持体と一体に設けてもよい。また、光反射板43を有する構成においても、保持体22,23は着脱可能としてもよい。
また、光反射板43をなくした場合、導光板42の他面又は支持体41の板部41aが光反射層を有する構成とする。
また、光反射板43をなくした場合、導光板42の他面又は支持体41の板部41aが光反射層を有する構成とする。
また、以上説明した実施の形態では、光反射板43が厚板部材43a及び薄板部材43bを有する構成としたが、その他、いずれか一方だけを有する構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、導光板42の長手方向一端部を雄螺子25にて固定したが、その他、貫通孔に嵌入される鍔付きピンにて固定する構成としてもよいし、また、導光板42の短辺に沿う方向に長い杆状部材にて各導光板42を押付けて固定する構成としてもよく、固定手段は特に制限されない。
1 表示パネル(表示部)
1a 表示面
4 光源部(光源装置)
41 支持体
41e 係止孔
41g 第1孔
41h 第1凸片
49 光反射板
42 導光板
42c 係合凹所
43 光反射板
43d 係止爪
44 発光ダイオード(光源)
48 中間板
48b 第2孔
48c 第2凸片
22,23 保持体
22a,23a 爪片
24 位置決め凸部(位置決め部,凸部)
27 長孔(位置決め部)
28 凸部(位置決め部)
1a 表示面
4 光源部(光源装置)
41 支持体
41e 係止孔
41g 第1孔
41h 第1凸片
49 光反射板
42 導光板
42c 係合凹所
43 光反射板
43d 係止爪
44 発光ダイオード(光源)
48 中間板
48b 第2孔
48c 第2凸片
22,23 保持体
22a,23a 爪片
24 位置決め凸部(位置決め部,凸部)
27 長孔(位置決め部)
28 凸部(位置決め部)
Claims (20)
- 略矩形をなし、一短辺側の側面から入光した光を一面から出光する複数の導光板を、該導光板を支持する支持体に長辺側の側面が対向するように並置してある導光板装置において、隣合う前記導光板間に配され、隣合う導光板の少なくとも一方の長辺側の側面部に係合して該導光板を保持する保持体を備えることを特徴とする導光板装置。
- 前記導光板における前記一面の長辺側に、該長辺側の側面から窪む係合凹所を全長にわたって有し、該係合凹所に前記保持体が係合している請求項1記載の導光板装置。
- 前記保持体は光反射性を有する請求項1又は2記載の導光板装置。
- 前記保持体は、前記支持体又は該支持体と前記導光板との間に配される中間部材に一端が固定され、隣合う前記導光板間に配されている基片及び該基片の他端部から隣合う導光板側へ延出されている二つの爪片を有する請求項1から3のいずれか一つに記載の導光板装置。
- 前記二つの爪片は、一の爪片の先端部から他の爪片の先端部にかけて凸に湾曲している請求項4記載の導光板装置。
- 前記二つの爪片は、一の爪片の先端部から他の爪片の先端部にかけて前記一面と平行的になっている請求項4記載の導光板装置。
- 前記支持体は板状をなし、該支持体にその一面が対向し、他面が前記導光板に対向する中間板を備え、該中間板の前記他面に複数の前記保持体を設けてある請求項1から3のいずれか一つに記載の導光板装置。
- 前記支持体は第1孔が貫設されており、該第1孔の縁部から前記第1孔に被さるように前記中間板側へ突出する第1凸片を有し、前記中間板は、前記第1凸片が挿入される第2孔が貫設されており、該第2孔の縁部から前記第2孔に被さるように前記支持体側へ突出して前記第1凸片と前記中間板の厚さ方向に対接する第2凸片を有する請求項7記載の導光板装置。
- 前記第1凸片は、前記第2凸片と対接する対接面と反対側の面が、前記中間板の前記他面に略沿う位置となるように配してある請求項8記載の導光板装置。
- 前記第2凸片は、前記第1凸片と対接する対接面と反対側の面が、前記支持体の前記中間板と反対側の面に略沿う位置となるように配してある請求項8又は9記載の導光板装置。
- 前記中間板及び導光板の間に配され、前記保持体が挿通される挿通孔を有する光反射板を備える請求項7から10のいずれか一つに記載の導光板装置。
- 前記導光板の二つの短辺側の一方が前記支持体に固定されており、前記導光板の他方が長辺の長さ方向へ伸縮するのを可能に前記導光板の位置を決める位置決め部を備える請求項1から11のいずれか一つに記載の導光板装置。
- 前記位置決め部は、前記導光板の長辺側の両側面と係合することが可能に配してある二つの凸部を有する請求項12記載の導光板装置。
- 前記位置決め部は、前記導光板を厚さ方向へ貫通し、前記長辺の長さ方向に長い長孔及び該長孔に相対移動を可能に嵌入されている凸部を有する請求項12記載の導光板装置。
- 前記導光板及び支持体の間に配されている光反射板を備え、前記保持体は前記光反射板と一体である請求項1から6又は12から14のいずれか一つに記載の導光板装置。
- 前記光反射板の前記支持体との対向面に係止爪が一体に設けられ、該係止爪が挿入により係止される係止孔が前記支持体に開設されている請求項15記載の導光板装置。
- 前記係止孔は前記係止爪を前記光反射板に沿う方向へ移動させるための長孔であり、前記係止爪が移動した位置に前記光反射板を止める止部を有する請求項16記載の導光板装置。
- 光源と、各光源が放射した光が前記一短辺側の側面から入光されるように前記導光板が配されている請求項1から17のいずれか一つに記載の導光板装置とを備えることを特徴とする光源装置。
- 一側に表示面を有する表示部と、該表示部の他側に前記導光板の一面が前記一側へ向くように配されている請求項18に記載の光源装置とを備えることを特徴とする表示装置。
- テレビ放送信号を受信する受信部を備え、該受信部がテレビ放送信号を受信して前記表示面にテレビ画像を表示する請求項19に記載の表示装置を含むことを特徴とするテレビ受像装置。
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