JP2011145572A - スプリング、レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及びカメラ付き携帯電話 - Google Patents

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【課題】カメラのレンズ駆動装置に用いられ、環状の内周側部と、環状の外周側部と、内周側部と外周側部とを連結する複数の腕部とから構成されているスプリングにおいて、スプリングの弾性力や弾性力の方向について設計の自由度が高いスプリング、レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及びカメラ付き携帯電話を提供する。
【解決手段】カメラのレンズ駆動装置に用いられ、環状のヨークの内周に配置されたレンズ支持体をヨークに対して移動自在に保持するスプリング9であって、スプリング9は、環状の内周側部9bと、環状の外周側部9aと、内周側部9bと外周側部9aとを連結する複数の腕部9cとを有し、内周側部9bと外周側部9aとの一側面に各腕部9cを配置し、腕部9cの一端部37を内周側部9bの一側面に固定し、腕部9cの他端部39を外周側部9aの一側面に固定してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、オートフォーカスカメラ等のカメラのレンズ駆動装置に用いられるスプリングに関する。
特許文献1には、携帯電話に組み込まれるオートフォーカスカメラ等のカメラのレンズ駆動装置において、環状のヨークの内周に配置されたレンズ支持体を移動自在に支持するスプリングが開示されている。
この特許文献1に記載のスプリングは、環状の内周側部と、環状の外周側部と、内周側部と外周側部とを連結する複数の腕部とから構成されている。特許文献1にはこのスプリングの製造方法について、具体的な記載はないが、一般的には金属板のプレス(打ち抜き)やエッチングにより、外周側部、内周側部及び腕部を一体に形成したスプリングを製造している。
特開2008−310237号公報
しかし、従来技術では、金属板のプレスやエッチングによりスプリングを製造しているので、外周側部と、内周側部と、腕部とは、同じ材質で且つ同じ厚みとなるから、腕部の弾性力(ばね定数)や弾性の方向が制限されるという問題がある。特に、腕部の弾性力によりレンズ支持体に作用する付勢力が決まるが、腕部の材質、厚みや形状が制限されることにより、スプリング設計の自由度が小さくなるという問題がある。
特に、レンズ支持体が光軸方向(Z方向)のみならず、光軸に直行する面(XーY)方向にも移動自在とした場合には、腕部の弾性力や弾性の方向についても所定の仕様に設計することが要求されている。
そこで、本発明は、カメラのレンズ駆動装置に用いられ、環状の内周側部と、環状の外周側部と、内周側部と外周側部とを連結する複数の腕部とから構成されているスプリングにおいて、スプリングの弾性力や弾性力の方向について設計の自由度が高いスプリング、レンズ駆動装置、オートフォーカスカメラ及びカメラ付き携帯電話の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、カメラのレンズ駆動装置に用いられ、環状のヨークの内周に配置されたレンズ支持体をヨークに対して移動自在に保持するスプリングであって、スプリングは、環状の内周側部と、環状の外周側部と、内周側部と外周側部とを連結する複数の腕部とを有し、内周側部と外周側部との一側面に各腕部を配置し、腕部の一端部を内周側部の一側面に固定し、腕部の他端部を外周側部の一側面に固定してあることを特徴とするスプリングである。
腕部の一端部と他端部を内周側部や外周側部の一面への固定は、溶接(レーザ溶接やスポット溶接)、接着及び半田付け等によりおこなう。
請求項2に記載の発明は、内周にレンズを支持するレンズ支持体と、レンズ支持体の外周に配置した第1環状コイルと、レンズ支持体の外周に周方向に90度の間隔をあけて配置した複数の第2環状コイルと、内周側にレンズ支持体を配置した環状のヨークと、外周側をヨークに固定し内周側をレンズ支持体に固定したスプリングと、ヨークに固定した第1マグネットと第2マグネットと、各コイルへの通電を制御する制御部とを備え、スプリングは請求項1に記載のスプリングであり、第1マグネットは第1環状コイルに対面して配置し、第2マグネットは各第2環状コイルに対面して配置してあり、制御部はレンズ支持体を光軸方向へ移動するときには第1環状コイルに電流を流し、レンズ支持体を光軸と直交するX―Y方向に移動するときには所定の第2環状コイルに電流を流すことを特徴とするレンズ駆動装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレンズ駆動装置と、レンズ支持体のレンズの結像側に設けた画像センサとを備えることを特徴とするオートフォーカスカメラである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のオートフォーカスカメラを搭載したことを特徴とするカメラ付き携帯電話である。
請求項1に記載の発明によれば、各腕部は、環状の内周側部及び環状の外周側部とは別体に製造できるから、腕部の材質、断面形状、厚み、平面形状について、内周側部や外周側部の制限を受けずに自由に設計できる。したがって、スプリングの弾性力(ばね定数)や弾性の方向について設計の自由度が高い。
腕部は線材(バネワイヤー材)を使用して所定の平面形状(S字形状やW形状等)に加工できるから、製造が容易であると共に平面形状に限らず立体的な形状に加工することもできる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の作用効果を奏すると共に、レンズ支持体をレンズの光軸方向(Z軸方向)のみならず、光軸に直行するXーY方向へも移動自在に設けているので、スプリングには、Z方向、XーY方向に対する付勢力が要求される。この場合、Z方向とXーY方向では異なる付勢力(ばね定数)が付与されることが要求されるが、請求項1に記載のスプリングを用いることにより、例えば、腕部の断面形状等を長方形や楕円等の所定の形状にすることで、Z方向とXーY方向では異なる付勢力にすることができる。即ち、スプリングの腕部の平面形状を複雑にすることなく、容易にZ方向とXーY方向で異なる付勢力に設定できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の作用効果を奏するオートフォーカスカメラを提供できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の作用効果を奏するカメラ付き携帯電話を提供できる。
本発明の実施の形態にかかるスプリングの斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるスプリングの分解斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の水平断面図である。 本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置であって、図7のA−A断面図である。 第1実施の形態に係るレンズ駆動装置における、レンズ支持体と駆動部との関係を示すブロック図である。 第1実施の形態に係るレンズ駆動装置の外観を示す斜視図である。
以下に、添付図面の図1〜図7を参照して本発明の第1実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態に係るレンズ駆動装置1は、携帯電話に組み込まれるオートフォーカスカメラのレンズ駆動装置である。
このレンズ駆動装置1は、図3に示すように、環状のヨーク3と、レンズ支持体5と、ヨーク3の光軸方向前側に配置されるフレーム7及び前側スプリング(スプリング)9と、ヨーク3の後側に配置されるベース8及び後側スプリング11とを備えており、後側スプリング11とヨーク3との間にはスペーサ(絶縁材)15が配置されている。
図3及び図4に示すように、ヨーク3は略四角筒形状を成しており、ヨーク3の4つの各角度にはその内周側に第1マグネット17が固定されている。
第1マグネット17は、図4に示すように、各々前側から見た平面が略三角形状を成し、内周側がレンズ支持体5の外周に沿った円弧状を成している。内周側と外周側とで磁極を異にしており、例えば内周側の面をN極とし、外周側の面をS極としてある。
四角筒形状のヨーク3の4つの側面の内周には、各々第2マグネット18が固定されている。第2マグネット18は、図4に示すように、内周側端に補助ヨーク18aが固定されており、内周側と外周側とで異なる磁極としている。例えば、内周側をN極とし、外周側をS極としている。
図3〜図5に示すように、レンズ支持体5は、略円筒形状であり、その内周側にレンズ(図示せず)が固定されている。レンズ支持体5の外周面には周方向全周に亘って巻回した第1環状コイル19が設けてある。第1環状コイル19は、全体として帯状をなし、レンズ支持体5の外周面に配置してあり、ヨーク3の角部に対応する位置では第1マグネット17に対面している。
第1環状コイル19の外周面には、4つの第2環状コイル16a、16b、16c、16dが周方向に等間隔(90度の間隔)で配置されている。各第2環状コイル16a〜16dは各々側面視矩形を成しており、矩形の環の内側には第2マグネット18が配置されている。図4に示すように、各第2環状コイル16a〜16dは、各々周方向の右側辺部24及び左側辺部26がフレミングの左手の法則により、レンズ支持体5の半径方向に推力E、Fを作用するようになっている(図6参照)。
図3及び図5に示すように、第2環状コイル16a、16b、16c、16dの各前側辺部22は、第1環状コイル19の前端19aよりも前側に食み出して且つ第1環状コイル19の径方向内側に位置している。本実施の形態では、第2環状コイルの前側辺部22は全て第1環状コイル19の前端19aから食み出し且つ第1環状コイル19の外周面よりもその径方向内側に位置している。
図6に示すように、第1環状コイル19は、Z駆動部32に接続されており、各第2各環状コイル16a〜16dはX―Y駆動部33に接続されており、各々駆動部32、33から所定値の電流が通電されるようになっている。
尚、本実施の形態では、第2環状コイル16a及び16cと、16b及び16dとが直列に接続されており、X方向及びY方向で共に2つの環状コイル16a及び16c、16b及び16dで同方向に駆動するようになっている。
例えば、Z駆動部32では、レンズ支持体5をフォーカス位置へ移動(光軸方向への移動)する場合には、第1環状コイル19に通電する電流Aを流す。
同様に、手振れ補正をする場合には、X―Y駆動部33では、第2環状コイル16a及び16cに電流Eを流してX方向にレンズ支持体5を移動させ、第2環状コイル16b及び16dに電流Fを流してY方向にレンズ支持体を移動させる。これにより、レンズ支持体をX―Y方向に移動して手振れ補正を行う。
尚、図6では符合A、E、Fは流した電流に基づいて生じる推力の方向と大きさを示している。
図3に示すように、前側スプリング(スプリング)9は、組み付け前の自然状態が平板状であり、平面視矩形の環状を成す外周側部9aと、外周側部9aの内周に配置され平面視円弧形状の内周側部9bと、外周側部9aと内周側部9bとを連結する4つの腕部9cとで構成されている。
前側スプリング9は、前側から見た斜視図を図1に示し、図1の分解斜視図を図2に示すように、外周側部9aと、内周側部9bと、4つの腕部9cとは、別体に製造されており、外周側部9aと内周側部9bとの前側面(一側面)に腕部9cを配置して、腕部9cの内周側端部(一端部)37を内周側部9bに固定し、腕部9cの外周側端部(他端部)39を内周側部9bに固定している。固定方法は、本実施の形態では、例えば、溶接により固定している。
外周側部9aと内周側部9bとは、金属板(銅板)をプレスやエッチングすることにより製造してあり、腕部9cは、線材(ワイヤー材)を所定形状に曲げて形成した後切断することにより製造している。
腕部9cを製造する為の線材は、断面が丸型のものを用いており、本実施の形態では、断面の直径は外周側部9a及び内周側部9bの板厚よりも寸法が大きいものを用いている。線材の直径や材質は、要求される弾性(ばね定数)や弾性の方向により自由に設計できるものであり、断面正方形、長方形、楕円形状等の形状、寸法及び材質は、要求される仕様により設定される。
尚、前側スプリング9の外周側部9aはフレーム7とヨーク3との間に挟持されており、内周側部9bはレンズ支持体5の前端に固定されている。
後側スプリング11は、組み付け前の自然状態が平板状であり、平面視矩形の環状を成す外周側部11aと、外周側部11aの内周に配置され平面視円弧形状の内周側部11bと、外周側部11aと内周側部11bとを連結する4つの腕部11cとで構成されているが、前側スプリング9と異なり、外周側部11aと内周側部11bとが2つに分離されている。
後側スプリング11は、本実施の形態では、一枚の金属板をプレスやエッチングにより、外周側部11aと内周側部11bと腕部11cとを一体に形成してあるが、前側スプリング9と同様に、これらを別体に製造して腕部を接着固定するものであっても良い。
後側スプリング11の外周側部11aはベース8と後側スペーサ15との間に挟持されており、内周側部11bはレンズ支持体5の後端に固定されている。
本実施の形態では、前側スプリング9と後側スプリング11とにより、レンズ支持体5が前後方向(Z方向)及びX―Y方向に移動自在に支持されている。
そして、レンズ支持体5が前方に移動すると、レンズ支持体5は、前側スプリング9及び後側スプリング11の前後方向の付勢力の合力と、第1環状コイル19及び第1マグネット17との間で生じる電磁力とが吊り合う位置で停止する。
レンズ支持体5がX―Y方向に移動する場合には、前側スプリング9及び後側スプリング11のX―Y方向のスプリングの合力と、第2環状コイル16a〜16dと各対応する第2マグネット18との間で生じる電磁力とが吊り合う位置で停止する。
次に、本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置1の組立て、作用及び効果について説明する。まず、前側スプリング9と後側スプリング11とを製造する。前側スプリング9は、金属板(銅板)をプレスやエッチングすることにより外周側部9aと内周側部9bとを個別に製造し、線材(ワイヤー材)を所定形状に曲げて形成した後切断することにより腕部9cを製造する。そして、図1及び図2に示すように、外周側部9aと内周側部9bとの前側面(一側面)に腕部9cを配置して、腕部9cの内周側端部(一端部)37を内周側部9bに溶接固定し、腕部9cの外周側端部(他端部)39を内周側部9bに溶接固定する。
後側スプリング11は、金属板(銅板)をプレスやエッチングすることにより外周側部9aと内周側部9bと腕部9cとを一体に形成したものを製造するが、図3に示すように2つに分離された部分毎に製造する。
レンズ駆動装置1の組立ては、図3に示すように、ベース8に、後側スプリング11、後側スペーサ15、第1環状コイル19と第2環状コイル16a〜16dを外周面に固定したレンズ支持体5、各4つの第1マグネット17及び第2マグネット18を内周側面に固定したヨーク3、前側スプリング9、及びフレーム7をこの順序で組み付けて固定する。
第1環状コイル19と第2環状コイル16a〜16dを固定したレンズ支持体5と、第1マグネット17及び第2マグネット18を内周面に固定したヨーク3との組み付けは、ヨーク3の内周にその後側から前側に向けてレンズ支持体5を挿入する。このとき、図3に一点鎖線で抜き出して示すように、第2環状コイル16a〜16dの前側辺部22は第1環状コイル19の前側端から前側に食み出して径方向内側に配置しているので、前側辺部22が第2マグネット18に抵触することなく、第2環状コイル16a〜16dの環の内側に挿入でき、レンズ駆動装置の組み付けを容易に行うことができる。
そして、第1環状コイル19は各々入力端と出力端とを後側スプリング11を介してZ駆動部32に接続し、第2環状コイル16a〜16dは、対向するコイル16aと16c、16bと16dを直列に接続した後、X―Y駆動33に入力端と出力端とを接続する。
本実施の形態に係るレンズ駆動装置1の駆動は、Z駆動部32が画像センサ31から受ける高域成分(コントラスト)のピークを比較しつつ、合焦点位置へレンズ支持体5をZ方向へ直線移動する(図6参照)。
レンズ支持体5のZ方向への直線移動の際には、第1環状コイル19に電流値Aを流すことにより生じるマグネット17との間で生じる電磁力と、前側スプリング9及び後側スプリング11との付勢力の合力とが吊り合う位置で停止する。
また、レンズ支持体5のX―Y制御は手振れ量を、ジャイロモジュール等によりX方向の手振れ量の大きさを信号として受け、X方向の第2環状コイル16a、16cに信号量に比例した電流を通電してレンズ支持体5をX方向に移動する。
同様にY方向においても、手振れ量に比例した信号をジャイロモジュール等より受けて、それに比例した電流値をY方向の第2環状コイル16b、16dに通電してレンズ支持体5をY方向に移動する。
尚、図4に示すように、第2環状コイル16a〜16dでは、右側辺部24と左側後辺部26とによりレンズ支持体5にX、Y方向の推力を生じさせているので、前側辺部22に磁界が作用しなくても問題はない。
本実施の形態によれば、前側スプリング9において、各腕部9cは、外周側部9a及び内周側部9bと別体に製造できるから、腕部の材質、断面形状、厚み、平面形状について、内周側部9bや外周側部9aの制限を受けずに自由に設計できる。したがって、前側スプリング9の弾性力(ばね定数)や弾性の方向について設計の自由度が高い。
腕部9cは線材(バネワイヤー材)を使用して所定の平面形状(S字形状やW形状等)に加工できるから、製造が容易であると共に平面形状に限らず立体的な形状に加工することもできる。
本実施の形態では、レンズ支持体5をレンズの光軸方向(Z軸方向)のみならず、光軸に直行するXーY方向へも移動自在に設けており、少なくとも前側スプリング9は、各腕部9cを、外周側部9a及び内周側部9bと別体に製造しているから、Z方向とXーY方向では異なる付勢力(ばね定数)を付与することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、腕部9cは、金属製線材を加工して製造することに限らず、カーボン材(例えば、カーボンナノチューブ)や樹脂材等の線材を加工するものであっても良い。
後側スプリング11を設けずに、前側スプリング9のみでレンズ支持体5を移動自在に支持するものであっても良い。
レンズ駆動装置1は、ズームレンズを備えて、ズーム機能を合わせ持つものであっても良い。
1 レンズ駆動装置
3 ヨーク(筺体)
5 レンズ支持体
9 前側スプリング(スプリング)
9a 外周側部
9b 内周側部
9c 腕部
16a〜16d 第2環状コイル
17 第1マグネット
18 第2マグネット
19 第1環状コイル
37 内周側部(一端部)
39 外周側部(他端部)

Claims (4)

  1. カメラのレンズ駆動装置に用いられ、環状のヨークの内周に配置されたレンズ支持体をヨークに対して移動自在に保持するスプリングであって、スプリングは、環状の内周側部と、環状の外周側部と、内周側部と外周側部とを連結する複数の腕部とを有し、内周側部と外周側部との一側面に各腕部を配置し、腕部の一端部を内周側部の一側面に固定し、腕部の他端部を外周側部の一側面に固定してあることを特徴とするスプリング。
  2. 内周にレンズを支持するレンズ支持体と、レンズ支持体の外周に配置した第1環状コイルと、レンズ支持体の外周に周方向に90度の間隔をあけて配置した複数の第2環状コイルと、内周側にレンズ支持体を配置した環状のヨークと、外周側をヨークに固定し内周側をレンズ支持体に固定したスプリングと、ヨークに固定した第1マグネットと第2マグネットと、各コイルへの通電を制御する制御部とを備え、スプリングは請求項1に記載のスプリングであり、第1マグネットは第1環状コイルに対面して配置し、第2マグネットは各第2環状コイルに対面して配置してあり、制御部はレンズ支持体を光軸方向へ移動するときには第1環状コイルに電流を流し、レンズ支持体を光軸と直交するX―Y方向に移動するときには所定の第2環状コイルに電流を流すことを特徴とするレンズ駆動装置。
  3. 請求項1に記載のレンズ駆動装置と、レンズ支持体のレンズの結像側に設けた画像センサとを備えることを特徴とするオートフォーカスカメラ。
  4. 請求項3に記載のオートフォーカスカメラを搭載したことを特徴とするカメラ付き携帯電話。
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