JP2011140412A - ガラス母材延伸装置及びガラス母材の延伸方法 - Google Patents

ガラス母材延伸装置及びガラス母材の延伸方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス母材を加熱し軟化させて延伸させた際にガラスロッドに曲りを生じさせず、延伸後の曲り除去加工を行う必要の無いガラス母材延伸装置を提供する。
【解決手段】送り出し機構部3でガラス母材を加熱炉5内に送り込み、加熱炉5でガラス母材を軟化させながら引き取り切断機構部7で加熱炉5の出口からガラス母材を送り込み速度よりも速い速度で引き出すことにより小径のガラスロッドに延伸させる。加熱炉5の出口直下に、延伸して小径とされたガラスロッドの芯を、送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7の軸芯Cに一致させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス母材を加熱し軟化させて引き延ばすことで小径のガラスロッドとするガラス母材延伸装置及びガラス母材の延伸方法に関する。
例えば、光ファイバを製造するには、焼結されたガラス母材を加熱炉に送り出し、このガラス母材を加熱炉で加熱し軟化させながら延伸させて小径(所定直径)のガラスロッドとする延伸工程を行っている。
延伸工程では、先ず図5に示すように、焼結後のガラス母材101の両端に石英製の支持棒である上部ダミー棒102と下部ダミー棒103を接合する。そして、図6(A)に示すように、下部ダミー棒103に引き取り装置104を装着する。次に、図6(B)に示すように、ガラス母材101を延伸装置の加熱炉105を貫通させて上昇させる。
次に、図6(C)に示すように、加熱炉105から上方へ突出した上部ダミー棒102に送り出し装置106を装着させると共に、加熱炉105から上方に飛び出たガラス母材101を取り囲むようにシールドパイプ107を装着する。そして、加熱炉105の温度を上昇させて、前記ガラス母材101を加熱して軟化させる。
次に、図6(D)に示すように、送り出し装置106でガラス母材101を加熱炉105の入口から所定の速度で加熱炉105内に送り込み、該加熱炉105でガラス母材101を加熱し軟化させながら、引き取り装置104で加熱炉105の出口からガラス母材101を送り込み速度よりも速い速度で引き出す。
その結果、図6(E)に示すように、ガラス母材101は元の直径よりも細くなった小径(所定直径)のガラスロッド101Rとなる。延伸加工が終了した後は、図6(F)に示すように、送り出し装置106を取り外し、ガラスロッド101Rを延伸装置から搬出させる。
ガラス母材101の有効長さが長い場合は、引き取り装置104で一度に引き延ばすことができないため、図7(A)に示す引き取り装置104に代えて図7(B)で示すキャタピラ構造の引き取りキャタピラ装置108を使用し、加熱して軟化したガラス母材101を引っ張る。
そして、延伸されたガラスロッド101Rが所定の長さとなったところで、図7(C)に示すように、切断装置109でガラスロッド101Rを切断する。次に、切断されたガラスロッド101Rは、図7(D)に示すように延伸装置から搬出してターレットに受け渡す。次いで、図7(E)に示すように残りのガラス母材101を延伸する。そして、延伸終了後のガラスロッド101Rを、図7(F)に示すように下降させて延伸装置から搬出する。
ところで、延伸して製造されたガラスロッド101Rの中には、曲りが生じ、弓なりになったものが生じる場合がある。その原因は、下部ダミー棒102及び上部ダミー棒103をガラス母材101に接合する際に互いの軸芯がずれて接合された場合やガラス母材内部に残留歪み或いは残留応力がある場合等である。そのため、加熱炉105でガラス母材101を加熱して軟化させると、次第に延伸して伸ばされたガラスロッド101Rが弓なりになる。
この課題を解決するために、ガラス母材を加熱炉で加熱して軟化させた後に、軟化したガラス母材を一対のピンチローラで挟み込んで引き取る(引き延ばす)ようにした技術が開示されている(例えば、特許文献1、2等に記載)。
特開2005−225749号公報 特開2006−206395号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、本願出願人が実際にピンチローラで軟化したガラス母材を挟み込んで引き取ってみたが、ピンチローラとの間でガラス母材が滑ってしまい、該ガラス母材を所望の引き取り速度で引き取ることができない。そのため、特許文献1、2に記載の技術では、ガラス母材を所定の径に延伸することは困難である。また、ガラスロッドに曲りが生じると、延伸後に別工程で曲り除去加工を行う必要が生じるため、製造工程が増えてしまう。
そこで、本発明は、ガラス母材を加熱し軟化させて延伸させた際にガラスロッドに曲りを生じさせず、延伸後に曲り除去加工を行う必要の無いガラス母材延伸装置及びガラス母材の延伸方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、送り出し手段でガラス母材を加熱炉の入口から所定の速度で加熱炉内に送り込み、加熱炉でガラス母材を軟化させながら、引き取り手段で加熱炉の出口からガラス母材を送り込み速度よりも速い速度で引き出すことにより小径のガラスロッドに延伸させるガラス母材延伸装置であって、前記加熱炉の出口直下に、延伸して小径とされたガラスロッドの芯を、前記送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させる芯出し手段を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガラス母材延伸装置であって、前記芯出し手段は、前記加熱炉の出口から引き出されるガラスロッドを、その長手方向と直交する方向から挟み込むように配置された一対のガイドローラからなることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のガラス母材延伸装置であって、前記ガイドローラは、少なくとも前記ガラスロッドと接触する部位が耐熱性織布からなることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、送り出し手段でガラス母材を加熱炉の入口から所定の速度で加熱炉内に送り込み、加熱炉でガラス母材を軟化させながら、引き取り手段で加熱炉の出口からガラス母材を送り込み速度よりも速い速度で引き出すことにより小径のガラスロッドに延伸させるガラス母材の延伸方法において、前記加熱炉の出口から引き出されるガラスロッドを、加熱炉の出口直下に設けた一対のガイドローラで挟み込むように接触させて、前記ガラスロッドの芯を、前記送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させることを特徴としている。
本発明のガラス母材延伸装置によれば、延伸して小径とされたガラスロッドの芯を、送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させる芯出し手段を、加熱炉の出口直下に設けることで、曲がり始めるガラスロッドの芯を、加熱炉の出口直下にて直ちに芯出し手段にて強制的に送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させることができる。したがって、ガラスロッドの曲りを強制でき、延伸後に別工程で曲り除去加工を行う必要が無くなる。
図1は本実施形態のガラス母材延伸装置を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図である。 図2は本実施形態のガラス母材延伸装置における加熱炉の出口直下に設けた芯出し手段周辺部を示す要部拡大図である。 図3は本実施形態のガラス母材延伸装置の芯出し手段を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。 図4は本実施形態のガラス母材延伸装置の芯出し手段を構成するガイドローラの断面図である。 図5はダミー棒を両端に接合したガラス母材の平面図である。 図6はガラス母材を延伸する延伸工程を順次示す工程図である。 図7はガラス母材の有効長が長い場合の延伸工程を順次示す工程図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のガラス母材延伸装置は、図1に示すように、下部ベース1に固定されたスタンド2の上部に設けられた送り出し手段である送り出し機構部3と、スタンド2の中間高さ位置に固定された中間ベース4に設けられた加熱炉5と、加熱炉5の出口直下に設けられた芯出し手段であるガイドローラ6と、このガイドローラ6の下方であってスタンド2に設けられた引き取り手段である引き取り切断機構部7及び引き取りキャタピラ機構部8と、スタンド2の下端に設けられたロッド受け取り機構部9とを備えて構成されている。
送り出し機構部3は、スタンド2に対して上下動自在に取り付けられた可動部材10と、この可動部材10に取り付けられた延長棒11とからなる。可動部材10は、スタンド2の上部に高さ方向に沿ってスライド自在に駆動制御されている。この可動部材10のスライド速度(押し出し速度)は、図示を省略した制御機構部にて制御されている。延長棒11は、基端部を可動部材10に固定すると共に先端部を下方へ向けて取り付けられている。この延長棒11は、図5で示したガラス母材101の両端に取り付けたダミー棒のうち上部ダミー棒102に接して、前記ガラス母材101を加熱炉5へ押し出す機能をする。
加熱炉5は、上下方向に貫通した貫通孔に挿入させたガラス母材101を加熱させるヒータ等を備えている。この加熱炉5では、ガラス母材101を加熱させて軟化させるようになっている。加熱炉5の上部には、炉内に酸素が侵入しないように該炉を守るためのシールドパイプ12が設けられている。
引き取り切断機構部7は、加熱炉5で加熱されて軟化したガラス母材101を下方へ引っ張ると共に、所定長さに延伸したガラスロッド101Rを切断する機能をする。この引き取り切断機構部7は、加熱炉5の下方においてスタンド2の高さ方向に沿ってスライド自在に駆動制御されている。引き取り切断機構部7のスライド速度(引き取り速度)は、前記した制御機構部にて制御される。ガラス母材101を延伸する際には、送り速度よりも引き取り速度を速くし、それら両速度を制御機構部で調整することによってガラスロッド101Rの直径を決定する。
引き取りキャタピラ機構部8は、ガラス母材101の有効長が長い場合に、前記引き取り切断機構部7に代えて使用される。この引き取りキャタピラ機構部8は、複数のローラに掛けられたキャタピラを加熱して軟化したガラス母材101に対してその両側から挟み込んで下方へ引っ張るように構成されている。かかる引き取りキャタピラ機構部8は、前記引き取り切断機構部7と同様、前記した制御機構部にてガラス母材101の引き取り速度が制御される。
ロッド受け取り機構部9は、延伸されて所定の直径とされたガラスロッド101Rを受け取るための装置である。
芯出し手段であるガイドローラ6は、図2に示すように、加熱炉5の出口直下に設けられている。このガイドローラ6は、延伸して小径とされたガラスロッド101Rの芯を、送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7(引き取りキャタピラ機構8を含む)の軸芯Cに一致させる機能をする。
ガイドローラ6は、図3に示すように、加熱炉5の出口から引き出されるガラスロッド101Rを、その長手方向と直交する方向から挟み込むように配置されている。かかるガイドローラ6は、加熱炉5の出口から引き出されるガラスロッド101Rと接する部位をV字形状とした、いわゆるV字ローラとされている。そして、ガイドローラ6は、回動軸13を回転中心としてローラーガイド部材14に回転自在に取り付けられている。
例えば、ガイドローラ6は、図4に示すように、ガラスロッド101Rと接触する部位を耐熱性織布15で形成し、その他の部位16をセラミックで形成している。ガラスロッド101Rと接触する部位を耐熱性織布15とするのは、ガラスロッド101Rと接触した時に、該ガラスロッド101Rの表面に傷が付かないようにするためである。この他、ガイドローラ6は、ローラ自体を全て耐熱性織布15のみで形成したローラ構造としても良いし、或いは、冷却機構を内蔵した金属に耐熱性織布15をガラスロッド101Rとの接触面に形成したローラ構造であってもよい。冷却機構としては、例えばローラ本体内に冷却媒体を入れ、その冷却媒体でローラ自体を冷却する。
以上のように構成されたガラス母材延伸装置を使用してガラス母材101を延伸するには、前記した図5で示したように、ガラス母材101の両端に上部ダミー棒102と下部ダミー棒103を接合する。次に、ガラス母材101の下部ダミー棒103を引き取り切断機構部7に装着させた後、加熱炉5を貫通させてガラス母材101を上昇させる。そして、加熱炉5の上方へ突き出た上部ダミー棒102を送り出し機構部3の延長棒11に接触させる。
前記ガラス母材101を延伸装置にセットし終えたら加熱炉5を加熱させた後、送り出し機構部3でガラス母材101を下方へ送ると共に、引き取り切断機構部7で送り速度よりも速い速度でガラス母材101を引き取る。ガラス母材101の有効長が長い場合は、引き取り切断機構部7に代えて引き取りキャタピラ機構部8でガラス母材101を引き取る。
送り出し機構部3では、可動部材10を下方へ移動させ、その可動部材10の先端に取り付けた延長棒11でシールドケース12内に収納された上部ダミー棒102を押す。すると、この延長棒11で押されたガラス母材101は、加熱炉5の入口から所定の送り速度で加熱炉5内に送り込まれる。そして、ガラス母材101は、加熱炉5で加熱されて軟化する。また、ガラス母材101は、引き取り切断機構部7で加熱炉5の出口からガラス母材101を送り込み速度よりも速い速度で引き出されることにより、延伸されて元の直径よりも小さな直径とされた小径(所定の直径)のガラスロッド101Rとされる。
前記加熱炉5で加熱されて軟化したガラス母材101は、上部ガイド棒102及び下部ガイド棒103とガラス母材101との接合時に生じた芯ずれ或いはガラス母材101に残留歪み又は残留応力があると、加熱炉5の出口から曲がって出てくる。本実施形態のガラス母材延伸装置では、加熱炉5の出口直下に設けた芯出し手段であるガイドローラ6が、加熱炉5の出口から引き出されたガラスロッド101Rを、送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7(引き取り切断機構部7に代えて使用した時の引き取りキャタピラ機構部8)の軸芯Cに一致させる。
すなわち、加熱炉5の出口から曲がって出てくるガラスロッド101Rを、加熱炉5の出口直ぐ下に設けたガイドローラ6で強制的に送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7の軸芯Cに一致させて曲りを無くす。前記ガイドローラ6が加熱炉5の出口から離れた位置にあると、加熱炉5から距離が離れる分、曲りが大きくなる。しかし、ガイドローラ6が加熱炉5の出口真下の位置にあると、曲がろうとするガラスロッド101Rを直に送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7の軸芯Cに一致させて、当該ガラスロッド101Rの曲りを無くすことができる。
延伸されて所定の直径とされたガラスロッド101Rは、ロッド受け取り機構部9に受け取られる。ガラス母材101の有効長が長い場合は、ガラスロッド101Rは切断された後にロッド受け取り機構部9に受け取られる。
以上のようにして構成された本実施形態のガラス母材延伸装置によれば、延伸して小径とされたガラスロッド101Rの芯を、送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7(引き取り切断機構部7に代えて使用した時の引き取りキャタピラ機構部8)の軸芯Cに一致させる芯出し手段を、加熱炉5の出口直下に設けているので、曲がったガラスロッド101Rの芯を、加熱炉5の出口直下にて直ちに芯出し手段にて強制的に送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7(引き取り切断機構部7に代えて使用した時の引き取りキャタピラ機構部8)の軸芯Cに一致させることができる。したがって、ガラスロッド101Rの曲りを強制することができ、延伸後に曲り除去加工が不要となり、製造工程数を減らせコストダウンを図ることが可能となる。
また、本実施形態のガラス母材延伸装置によれば、加熱炉5の出口から引き出されるガラスロッド101Rをその長手方向と直交する方向から挟み込むように配置された一対のガイドローラ6で芯出し手段を構成したので、既存装置にガイドローラ6を設けるだけで済み、装置コストの大幅な増加にならない。
また、本実施形態のガラス母材延伸装置によれば、ガイドローラ6の少なくともガラスロッド101Rと接触する部位を耐熱性織布で構成したので、織布との接触によってガラスロッド101Rの表面を傷付けることを回避することができる。
本実施形態のガラス母材の延伸方法によれば、加熱炉5の出口直下に設けた一対のガイドローラ6で、加熱炉5の出口から引き出されるガラスロッド101Rの芯を、送り出し機構部3、加熱炉5及び引き取り切断機構部7(引き取り切断機構部7に代えて使用した時の引き取りキャタピラ機構部8)の軸芯Cに一致させるので、ガラスロッド101Rの曲りが強制されて曲りが生じない。したがって、曲り除去加工を無くすことができ、製造工程数を減らせる。
本発明は、ガラス母材を加熱し軟化させて引き延ばすことで小径のガラスロッドとするガラス母材延伸装置に利用することができる。
3…送り出し機構部(送り出し手段)
5…加熱炉
6…ガイドローラ(芯出し手段)
7…引き取り切断機構部(引き取り手段)
8…引き取りキャタピラ機構部(引き取り手段)
9…ロッド受け取り機構部
15…耐熱性織布
101…ガラス母材
101R…ガラスロッド
102…上部ダミー棒
103…下部ダミー棒

Claims (4)

  1. 送り出し手段でガラス母材を加熱炉の入口から所定の速度で加熱炉内に送り込み、加熱炉でガラス母材を軟化させながら、引き取り手段で加熱炉の出口からガラス母材を送り込み速度よりも速い速度で引き出すことにより小径のガラスロッドに延伸させるガラス母材延伸装置であって、
    前記加熱炉の出口直下に、延伸して小径とされたガラスロッドの芯を、前記送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させる芯出し手段を設けた
    ことを特徴とするガラス母材延伸装置。
  2. 請求項1に記載のガラス母材延伸装置であって、
    前記芯出し手段は、前記加熱炉の出口から引き出されるガラスロッドを、その長手方向と直交する方向から挟み込むように配置された一対のガイドローラからなる
    ことを特徴とするガラス母材延伸装置。
  3. 請求項2に記載のガラス母材延伸装置であって、
    前記ガイドローラは、少なくとも前記ガラスロッドと接触する部位が耐熱性織布からなる
    ことを特徴とするガラス母材延伸装置。
  4. 送り出し手段でガラス母材を加熱炉の入口から所定の速度で加熱炉内に送り込み、加熱炉でガラス母材を軟化させながら、引き取り手段で加熱炉の出口からガラス母材を送り込み速度よりも速い速度で引き出すことにより小径のガラスロッドに延伸させるガラス母材の延伸方法において、
    前記加熱炉の出口から引き出されるガラスロッドを、加熱炉の出口直下に設けた一対のガイドローラで挟み込むように接触させて、前記ガラスロッドの芯を、前記送り出し手段、加熱炉及び引き取り手段の軸芯に一致させる
    ことを特徴とするガラス母材の延伸方法。
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