JP2011138276A - 情報入力装置及び情報入力方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハードキー12の誤操作の履歴を情報記憶部14に格納しておき、情報記憶部14に履歴を格納した誤操作の回数が所定の回数を超えると、誤操作されたハードキー12の検知部13による検知を無効にする。
【選択図】図3
Description
図1は、この発明の実施の形態1による情報入力装置の構成を概略的に示すブロック図である。図1において、実施の形態1による情報入力装置10は、画像表示部(入力部)11及びハードキー(入力部)12を入力手段として有しており、検知部13、情報記憶部(記憶部)14、制御部15及び表示制御部16を備える。画像表示部11は、タッチパネルで構成され、ソフトキーボタン(以下、タッチキーと呼ぶ)を表示する構成部である。また、ハードキー12は、画像表示部11に表示したタッチキーに隣接して配置される。
このため、例えばタッチキー11aを押下しようとして、近傍にあるハードキー12に誤って触れてしまい、操作者が意図しないB群のキーが有効になってしまうことがある。このような誤操作を回避するため、本発明では、誤操作の履歴をとり、当該履歴に応じて規定した所定の条件を判定基準として当該条件を満たす場合にはB群のキーが押下されても操作無効とし、次に押下されたA群のキーを有効とする。
図3は、実施の形態1の情報入力装置による動作の流れを示すフローチャートであり、キー操作による情報入力時における誤操作判断及びキー操作の無効化処理を示している。なお、情報入力装置10の構成については、図1を参照する。
先ず、操作者がハードキー12を操作すると(ステップST101)、検知部13は、操作されたハードキー12を検知するとともに、当該ハードキー12が操作されてからの経過時間を計測する。
このようにすることで、操作者の癖や操作者からのボタンの配置の視差により、操作者が操作したいタッチキー11aではなく、操作者が意図しない隣接するハードキー12に触れてしまう誤操作を繰り返すと、先に触れてしまったハードキー12の検知が無効にされ、後に操作したタッチキー11aの操作検知が先に有効になる。これにより、操作者の意図した操作が進行しているように見せかけることができ、操作者の操作の煩わしさを軽減することが可能である。
この実施の形態2による情報入力装置は、上記実施の形態1で図1を用いて示した構成と基本的に同一であるが、誤操作の回数が減少した場合にはキー検知の一時的な無効化を解除する点で異なる。従って、実施の形態2による情報入力装置の構成については、図1を参照することとする。
図4は、この発明の実施の形態2の情報入力装置による動作の流れを示すフローチャートであり、上記実施の形態1で図3を用いて説明した誤操作判断でハードキー12の検知が一時的に無効にされている場合を示している。
操作者がタッチキー11aを操作すると(ステップST201)、検知部13は、操作されたタッチキー11aを検知する。制御部15は、検知部13によって検知された当該タッチキー11a付近に一時的に検知を無効にしているハードキー12(当該タッチキー11aに隣接して検知が一時的に無効にされているハードキー12)が存在するか否かを判定する(ステップST202)。ここで、今回操作されたタッチキー11a付近に一時的に検知を無効にしているハードキー12がなければ(ステップST202;NO)、ステップST201の処理に戻る。
上記実施の形態1では、操作者が先に誤って触れてしまったハードキー12の検知を無効にするが、操作者が繰り返し誤操作を行わなくなっていった場合、先に押下したハードキー12が無効のままでは返って使い勝手が悪くなる。
そこで、上述のようにハードキー12の操作検知の無効を解除して、通常通りのキーの検知を行うようにすることで、操作者の操作の癖に常に合わせて、キーの操作検知の無効又は有効を制御することが可能である。
(1)(A群)がハードキー12で(B群)がこれに隣接するタッチキー11a
(2)(A群)がタッチキー11aで(B群)がこれに隣接するタッチキー11a
(3)(A群)がハードキー12で(B群)がこれに隣接するハードキー12
Claims (7)
- 情報入力用の複数のキーボタンを有する入力部と、
前記入力部のキーボタンが誤操作された履歴が格納される記憶部と、
前記入力部のキーボタンに対する操作を検知するとともに、検知したキーボタンの操作が誤操作であると、当該キーボタンの誤操作の履歴を前記記憶部に格納する検知部と、
前記記憶部に履歴を格納した誤操作が所定の回数を超えると、誤操作されたキーボタンの前記検知部による検知を無効にする制御部とを備えた情報入力装置。 - 前記検出部は、前記入力部のキーボタンが操作されてから前記入力部の他のキーボタンが引き続き操作されるまでの時間間隔が所定値より短く、最初に操作された前記キーボタンと引き続き操作された前記他のキーボタンとが隣接しており、かつ最初のキーボタンの操作による処理がキャンセルされ、前記他のキーボタンの操作が再びなされると、前記最初のキーボタンが誤操作されたものと判定し、当該キーボタンの操作履歴を誤操作の履歴として前記記憶部に格納し、
前記制御部は、前記記憶部に履歴を格納した前記キーボタンの誤操作が所定の回数を超えると、当該キーボタンの前記検知部による検知を無効にすることを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。 - 前記検知部は、前記入力部のキーボタンが正しく操作された誤操作なしの履歴を前記記憶部に格納し、
前記制御部は、前記記憶部に履歴を格納した正しい操作が所定の回数を超えると、当該正しく操作されたキーボタンの近傍に、前記検知部による検知が無効にされたキーボタンが存在する場合、当該キーボタンの検知の無効を解除することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報入力装置。 - 前記検知部は、操作者別に前記履歴を前記記憶部に格納することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の情報入力装置。
- 前記複数のキーボタンは、前記入力部を構成するタッチパネルに表示したソフトキーボタン群と、当該ソフトキーボタン群の近傍に配置された前記入力部のハードキー群とから構成されることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の情報入力装置。
- 情報入力用の複数のキーボタンを有する入力部、記憶部、検知部及び制御部を備えた情報入力装置の情報入力方法において、
前記検知部が、前記入力部のキーボタンに対する操作を検知するとともに、検知したキーボタンの操作が誤操作であると、当該キーボタンの誤操作の履歴を前記記憶部に格納するステップと、
前記制御部が、前記記憶部に履歴を格納した誤操作が所定の回数を超えると、誤操作されたキーボタンの前記検知部による検知を無効にするステップとを備えたことを特徴とする情報入力方法。 - 前記検知部が、前記入力部のキーボタンが正しく操作された誤操作なしの履歴を前記記憶部に格納するステップと、
前記制御部が、前記記憶部に履歴を格納した正しい操作が所定の回数を超えると、当該正しく操作されたキーボタンの近傍に、前記検知部による検知が無効にされたキーボタンが存在する場合、当該キーボタンの検知の無効を解除するステップとを備えたことを特徴とする請求項6記載の情報入力方法。
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